相棒 season 19 #15[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

相棒 season 19 #15[解][字]

【薔薇と髭の不運】
狙われたヒロコママ!!
忍び寄る強盗殺人犯の黒い影…
鉄壁のアリバイに潜む真犯人とは!?

◇番組内容
【薔薇と髭の不運】
ゲイバーのヒロコママが何者かにバッグを奪われそうになり、たまたま殺人事件の聞き込みをしていた麗音はその現場に遭遇。殺された貿易会社社長・速水がヒロコママの店の常連だったことが分かり、昨晩、店を出る直前に愛人と電話をし、その後に撲殺されたことから捜査一課は愛人による犯行と踏んで捜査を開始する。だが、第一発見者の速水の友人・相馬にはアリバイがなく、闇金に手を出していた過去も判明し…
◇出演者
水谷豊、反町隆史
森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、浅利陽介 ほか
【ゲスト】深沢敦 ほか
◇スタッフ
【脚本】児玉頼子
【監督】東伸児
◇音楽
池頼広
◇おしらせ
☆最新情報はツイッターでも!
【ツイッター】https://twitter.com/aibouNow
【番組HP】https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
福祉 – 音声解説

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. ヒロコ
  2. 速水
  3. マロロ
  4. 相馬
  5. 電話
  6. 犯人
  7. 麗音
  8. 部屋
  9. 金庫
  10. 会社
  11. 携帯
  12. 時間
  13. 社長
  14. 長沼郁美
  15. 麻尋
  16. B勘
  17. 伊丹
  18. 警護
  19. 昨日
  20. クビ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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♬~(ヒロコの鼻歌)

(ヒロコ)マロロ 発見~!

キャッ!

嫌っ!

嫌~っ!

もう 本当がっかり。
なんで こんな おかちめんこに?

(冠城 亘)おかちめんこ?
無駄にイケメンは黙ってて。

(出雲麗音)
私 助けてあげたんですよ。

「助けてあげた」?

刑事なんだから当然でしょ。
一般市民よ?

犯人 取り逃がしたくせに。

(杉下右京)何があったのか
説明してもらえますか?

昨夜 起きた事件の目撃者を
捜していたところだったんです。

見覚えないですか?
わかんねえな。

違うか やっぱり。
ありがとうございます。

(ヒロコ)キャッ!

てめえ 殺す気か!

(池澤麻尋)
ヒロコさん 大丈夫ですか!?

いやん! マロロ 助けて~!

はあ… ありがとう マロロ…。

あんた 誰よ!?

(麗音)それで
ひったくり犯を追えなくて。

ひったくりじゃないわよ。

きっと また
私の事を狙ってくるわ。

今朝もね お店から帰る時
背後に気配を感じてたのよ。

おやおや。
あらら。

きっと 私のストーカーよ。
間違いない!

私の命を
独り占めにしたいんだわ!

(伊丹憲一)失礼。 出雲
いつまで 油 売ってんだ?

(芹沢慶二)やっぱ 2人も一緒だ。

店の名前 聞いて
嫌な予感したんすよ。

おやおや?

あんた こちらのお二方と
お知り合いだったの?

私 捜査一課の刑事なんです。

ひったくり事件は
特命係のお二人にお任せして

お前は こっちの捜査に戻れ。

だから
ひったくりじゃないんだってば!

もしかして
昨夜の事件って これ?

そうです。 その事件です。

ここの近くですね。

強盗殺人事件ですか。

被害者は 速水貿易社長の
速水丈二さん。

えっ!? 殺されたのって
速水ちゃんだったの!?

お知り合いですか?

たまに
うちに遊びに来てくれるのよ。

ほら 近くにね
仕事部屋があるもんだから。

でも ゆうべは 自宅に帰るって
言ってたけどな…。

(伊丹)おいおいおい…。
(ヒロコ)何よ!

被害者の速水さん
ゆうべ ここに来たのか?

何時までいたの?
(麗音)誰かと一緒でした?

顔 怖い~!

よく そんな怖い顔できるわね。
私 できない。

ねえ 速水ちゃん 今日って
結婚記念日じゃなかった?

(速水丈二)だから
一息ついてから帰ろうと思って。

愛も薄れると
夫婦って厄介なもんね。

離婚するわけにも
いかないからな。

ねえ そういう時は
プレゼントは大事よ。

ちゃんと用意した?
プレゼント?

デパートで
なんか買って帰るよ。

ちょっと!
もう 7時半になっちゃうわよ。

早くしないと
閉館しちゃうわよ?

(客)ママ ちょっと。
(ヒロコ)あっ ごめんね。

(携帯電話の着信音)

はい 速水です。

またまた~。 うまいんだから。
(速水)えっ?

ホントかよ~。 えっ?

ヒロコママ
ごめん ちょっと 急な用事が…。

ほら 言わんこっちゃない。
やっぱり 奥さんでしょ。

ああ…。 じゃあ 悪いけど。
(ヒロコ)大丈夫よ。

電話かけながら
帰っていったけど。

おい 行くぞ。
はい。

右京さん 無駄にイケメンも
なんとかして! ねっ!

♬~

はいはいはい。

勝手に 現場を
荒らさないでくださいよ。

捜査状況を
教えてもらえませんか?

なんで お前なんかに
教えなきゃなんねえんだよ。

わかりました。

おい 冠城
どこに電話するつもりだ?

いや 刑事部長に
相談してみようかなって。

ああ もう! わかった わかった。
やめろ ほら。 やめとけ。

(ため息)

死因は 頭部殴打による
外傷性くも膜下出血。

(伊丹の声)まず
スタンガンで襲われて

そのあと 大理石の灰皿で… だ。

第一発見者は
ガイシャの友人 相馬和義。

これで 気が済みました?

相馬さんは なぜ こちらに?

(麗音)被害者から
電話で呼び出されたそうです。

その電話が7時34分
で 110番通報が8時3分。

じゃあ その間に殺害された…。

被害者が相馬さんを呼び出した
理由というのは?

愛人との揉め事の仲裁にでも
呼んだんじゃないんですか?

速水さんが店を出る時

かけた電話の相手が
その愛人でしたから。

愛人?

(麗音)長沼郁美という
速水貿易の社員です。

社内でも2人の仲は噂されていて
奥さんも そう証言してます。

(速水十志子)あなた! あなた…!

きっと あの女よ!

あの長沼郁美って女が
主人を殺したのよ!

あなた…!
(芹沢)落ち着いて 落ち着いて…。

その場合の動機は?
嫉妬だよ。

ほら あのヒロコママが
言ってたじゃない。

結婚記念日。
そう それ。

結婚記念日に 自宅に帰る被害者が
許せなかった。

物盗りの犯行に
見せようとしたんだろうな。

確かに 金庫も ピッキングや
こじ開けられた様子が…

なさそうですしねぇ。

愛人なら 暗証番号ぐらい
知ってるでしょうしね。

とにかく 動機は
嫉妬で間違いなさそうだな。

もう一度 長沼郁美に
話 聞きに行くぞ。

はい。

ひとつだけ。

速水さんへの 最初の電話の相手は
わかっているんですか?

あいにく 飛ばしの携帯だったんで
誰かまでは。

ああ… あと もうひとつ。

このクローゼットは
最初から このままの状態で?

うーん… そうですよ。

揉めた時に
開いたんじゃないんですか?

揉めた?
はい そこまで。

あとは ご勝手に。

♬~

右京さん。

ねえ 速水ちゃんを殺した犯人
わかった?

さすがに それは まだ。
あら~ そうなの?

マロロ~!

ヒロコさんを襲った犯人
捕まりました?

それが まだなのよ。
でもね 大丈夫なの。

信頼を置ける刑事さんに
来てもらってるから。

ああ…。
(携帯電話の着信音)

ちょっと すいません。

(麻尋)注文 入っちゃった。

どうしようかな…。

いいや。 拒否。

おや 拒否もできるんですか?

ええ。 注文の入った店の
近くにいる配達員を

ランダムに選んで
送信してくるので

例えば 今みたいな時とか。

いいんですか?
せっかく オーダー入ったのに。

また すぐに入りますから。

では 配達先も
表示されるわけですね?

いえ されないんですよ。

その距離を見て判断する
配達員もいますから。

特に ピーク時には
数をこなしたいところなのですが

料理を
ピックアップしたあとでなければ

配達先の住所が
わからないシステムなんです。

なるほど。

あっ ねえ そういえば

マロロ 昨日の夜
この辺り 配達してたでしょ。

じゃあね。 どうもでした。
はいはーい。 また明日!

あれ?

これって
マロロの愛車じゃないかしら?

えっ?

会いたかったな…。 残念。

(客)ヒロコママ
何 撮ってるの?

ラブレターよ!

(カメラのシャッター音)

何時頃ですか?

そうね…
8時ぐらいだったかしら。

その時間なら…。

ああ 世田谷のほうに
配達に行ってました。

そうなの?

似たような自転車
いっぱい走ってますから。

最近 本当に増えましたよね。

ほら あそこにも。

ヒロコさん その

マロロさんに送った写真
というのを見せてもらえますか?

えっ? いいけど。
ちょっと待ってね。

(ヒロコ)「月がきれいね」って
マロロに送ったの。

これを撮影した時間は?

マロロにメールを送った
ちょっと前だったから…

8時ちょうどよ。

やだ!
『あずさ2号』みたいじゃない!

ショック~!

その時間なら まだ 犯人が
付近にいた可能性ありますね。

ええ。 その犯人が

ヒロコさんに写真を撮られたと
思い込んだとしたら

バッグを奪おうとした事にも
納得がいきますがねぇ。

目的は スマホ。

じゃあ 何よ…。

えっ あの石段のところで
私を狙った犯人って

殺人犯だったって事!?

その時
その場に居合わせたんですよね?

襲った相手 見ませんでしたか?

ああ…
自分が見た時には もう…。

(伊丹)あなたが 昨日の夜
会社にいる姿を

誰も見てないんですよ。

速水社長が
あなたに電話をかけたあと

すぐに ここを出れば
十分に犯行は可能です。

昨日は 速水社長の結婚記念日
だったそうじゃないですか。

自宅に帰ろうとする社長と
揉めたんでしょ。

で その揚げ句に…。

(長沼郁美)本当に
私は会社にいたんです!

社長から急ぎの業務を命じられて
ずっと。

金庫に いくら入ってたんです?

そんな事 私は知りません!

あなたでしょ?
あなたが 主人 殺したんでしょ!?

(伊丹)奥さん! 奥さん!
ちょっと!

見たのよ。 この女が 主人と一緒に
マンションに入っていくのを。

仕事部屋だなんて言ってたけど

本当は この女と会うために
部屋を借りてたのよ。

ちなみに それは
いつ撮影されたものでしょう?

いちいち覚えてないわよ。

つまり 事件のあった
昨日の写真ではない。

でも この女と会うための部屋
なんだから

殺したのも
この女に決まってるわよ!

落ち着け!

ちなみに お二人は
今日の2時頃 どちらに?

自宅にいたわよ。

どちらに?

会社にいましたけど。

今日の2時って なんだよ?
(芹沢)さあ…。

ヒロコママが犯人を見た?

正確には 犯人が
ヒロコさんに写真を撮られたと

思い込んでいるかもしれない
という事ですが。

また 犯人がヒロコさんを襲う
可能性ありますね。

警護が必要かと。
警護って言われたって お前…。

うまくすれば 犯人逮捕に
結びつくかもしれません。

そういう事ですねぇ。

では よろしく。

よろしくって言われても…。

俺? 無理 無理 無理 無理…。

私が行きます。 行かせてください。
お願いします。

なんだ 責任でも感じてんのか。

頼んだぞ。

(ため息)

(チャイム)

相馬和義さんですか?
(相馬和義)ええ…。

警視庁特命係の
冠城と申しますが。

杉下です。

昨日の夜 速水から
相談したい事があるから

すぐに来てくれと
電話がかかってきて

それで タクシーで
新宿の彼の部屋に向かったんです。

(チャイム)

(チャイム)

(相馬の声)しばらく待っても
応答がなかったので…。

(ドアノブを回す音)

(相馬)速水 いないのか?

速水!

しばらくとは
どれぐらいだったのでしょう?

はい?
あっ いえ…。

どれぐらいの間 ドアの前で
待たれていたのかと思いましてね。

えーっと 3分ぐらい?
5分ぐらいだったかな…。

あなたが マンションの前で
タクシーを降りたのが

夜の7時52分。

通報が8時3分。

ドアの前で
5分ほど待ってたとしても

タクシーを降りて部屋に入るまで
10分近くもかかります?

なかなか
エレベーターが来なかったし…。

もしかしたら もっと ドアの前で
待っていたのかもしれません。

その間
一度もドアを開けようとは

思わなかった?
えっ?

急いで来てくれと言われて
駆けつけたのに

応答がないとなると

何かあったのかと すぐにでも
ドアを開けたい気持ちに

なりませんかね?

ああ… すいません。

この人 細かい事 気になるのが
悪い癖で。

電話とかで
手が離せないのかなって。

あいつ いつも 電話に
追われてるところがあったんで。

ああ なるほど。

お二人は
学生時代からのご友人とか。

ええ。 高校からの付き合いで。

昔から
よく助けてもらってました。

今の勤め先も
速水から口を利いてもらって。

海運会社でしたっけ?
はい。

いろいろあって
前の職場を辞める事になって。

で 速水さんからは
どんなご相談を?

それは 会った時に話すと
言われていたので…。

見当もつかない?

ええ…。

ちなみに
今日の2時頃 どちらに?

えっ?

会社 休んでますよね。

ああ… 速水の事がショックで
それで ずっと 家に。

あの それが何か?

念のための確認です。

あっ 確認ですか。

また なんで あんたなのよ~!

チェンジして!
チェンジ チェンジ!

あいにく そういったシステムは
ありません。

ええ~ 細マッチョの
イケメンBGがいい~。

出雲麗音 ただいまより
警護につかせて頂きます。

よろしくお願いします。
(ヒロコ)亘のほうが まだマシよ。

♬~

(角田六郎)暇か?

…じゃなさそうだね。

それ 昨日 新宿で起きたやつか?
ええ。

ヒロコさんが巻き込まれた
可能性がありまして。

ヒロコ?
ああ… あのゲイバーの?

ええ あの。

事件が寄ってくる人間って
いるんだよな。

あっ ここにも 一人いたな。
類は友を呼ぶってやつだ。

相馬和義ですが
海運会社では 営業を主に。

その前の職場は
闇金に 手 出して退職。

ハッ… 闇金に 手 出すって
こいつ よっぽどだね。

やはり 金欲しさに 相馬が…
じゃないですか?

あの空白の時間も
気になりますしね。

だとすれば

この 最初の飛ばし携帯から
電話をかけたのも

相馬という事になりますね。

その飛ばし携帯の奴が
犯人なのか?

そう考えています。

そもそも 被害者は
その電話を受けて

ヒロコさんの店から
慌てて帰ってきてますからね。

ああ なるほど。
おびき出されたって事ね。

わからない事が もうひとつ。

速水さんに金庫を開けさせたのは
誰なのか です。

何? 金庫に 何か問題でも?

ピッキングの形跡もなく

金庫からは 被害者本人の指紋しか
検出されてない。

それなら
刃物かなんかで脅してさ…。

凶器が刃物ならば
その手も考えられるんですけどね。

新人くんのデビューを祝って
乾杯… あら 水がないわ。

ちょっと 麗音! 水 お願いよ!

氷もないわね。 やだ 氷もお願い!
ちょっと待ってね~。

(麗音)ヒロコさん
ちょっといいですか?

ちょっと ごめんね。
何よ~。

麗音 力 強い! もう…。

私 一応
お客という設定なんですけど。

だったらさ しみったれた
お茶なんて飲まないで

ガンガン
お酒 飲んでちょうだいよ。

勤務中なんで。

というか 誰の警護をしてると
思ってるんですか?

別に あなたに警護なんて
頼んだ覚えありませんけど。

何か問題でも?

もう 右京さん この生意気な小娘
亘と交換してちょうだい。

まだ 無駄にイケメンのほうが
マシよ。

その件は さておき
ヒロコさん 少しよろしいですか?

速水ちゃんと長沼っち?

言われてみれば そうね
たまに 2人で来てたけど

なんか いつも
ひそひそと話をしてたし。

じゃあ 2人は
やはり 男女の関係?

でも 速水ちゃんは

絶対に離婚はしないって
いつも言ってたわ。

結局 帰る場所は…
ってやつですか?

違う 違う。
速水ちゃんはね 婿なのよ。

元々 速水貿易は
奥さんのお父様の会社で。

速水ちゃんは
先代が亡くなったあと

社長になったってわけ。

つまり 離婚となれば 速水さんは
社長を解任される恐れがある?

そういう事。

もうひとつ 質問が。

(麻尋)お待たせしました…。

(ヒロコ)あら~!
待ってたわよ マロロ~。

また会いたくて指名しちゃった。

あれ? デリッタロウって
指名できましたっけ?

ああ いや…
ヒロコさんには

良くしてもらってるんで
個人的に直接。

ちゃんと 手数料は
支払ってますから。

マロロさんも
ここのお客さんですね?

ええ。

ママ 品物
ここ置いていいかな?

うん どこでも置いて。

思い出すわ。 マロロが
初めて うちの店に来た時の事。

凍えた子犬みたいでね。
私が守ってあげなきゃって。

凍えた子犬ですか。

ああ… 会社が倒産して

ちょうど デリバリーの仕事を
始めたばかりの頃で。

先行きが見えなくて
不安だったんです。

でも ヒロコさんに…。

大丈夫よ。

世の中にはね 変えられる事と
変えられない事があるんだけど

自分の生き方なら この先
いくらだって変えられるんだから。

ねっ!

そうですか。 それで

ヒロコさんには 特別に
直接 配達を。

ええ。

あっ じゃあ 自分は これで。

ちょっと待って マロロ。
もう 配達終了時間でしょ?

ねえ これ 食べてって。
さあ さあ!

えっ じゃあ 僕のために これを?

冷めないうちに
どうぞ召し上がれ。

ありがとう。

ねえ 質問 もうひとつあるって
言ってたわね。

ゆうべの事ですが 速水さんは
電話をしながら出ていったと

おっしゃいましたね。
うん。

ヒロコさんの事ですから 話が
聞こえちゃったのではないかと。

そうよ。 あのね…。

そう 大至急。

Bカン 全部!

Bカン…。

奥さんにさ 帰りが遅くなるさ
言い訳かなんかしてたのよ。

デパートのB館 全部回ってるから
とか なんか言ってさ。

結婚記念日のプレゼントを
買いに行くって言ってたから。

(客)ママ
いい加減 こっち来てよ。

(ヒロコ)わかったわよ!
うるさいわね あんた。

ストーカーでしょ あんた。

じゃあ しっかり食べてって。
(麻尋)ありがとう。

右京さん Bカンって…。
ええ。

B勘? 間違いないのか?

はい。 恐らく 速水は

長沼郁美に B勘の処分を
命じたのではないかと。

わかった。

(舌打ち)
俺とした事が…。

(伊丹)どうやら
あなたの動機は

嫉妬みたいな 色っぽいものじゃ
なかったようですね。

一昨日の夜 速水が
あなたに電話をかけたのはB勘

つまり
裏帳簿を処分させるためだった。

それを あなたは
チャンスだと思ったはずだ。

金庫には 脱税でもした金が
入ってたんでしょうね。

今だったら
それを盗んでも発覚しない。

そう思って
あなたは犯行に及んだ。

違いますか?

違います。

とぼけたって無駄だよ。

あの金庫に
一体 いくら入ってたの?

知りません!
私は ずっと会社にいたんです。

確かに 社長には

大至急 B勘を破棄するよう
言われました。

そう 大至急。

B勘を全部!

わかった。 とにかくやってみる。

その後
ずっと作業に追われてたんです。

じゃあ 速水が脱税していた事は
認めるんですね?

(ため息)

でも 本当に
社長を殺してなんかいません。

そう言われて 「はい そうですか」
って信じると思う?

アリバイ
証明できてないんだよ?

なぜ 速水さんが 慌てて
ヒロコさんの店から帰ったのか

その理由が
ようやくわかりました。

ええ。 長沼郁美に

大至急 裏帳簿を処分するように
命じたという事は…。

恐らく この飛ばし携帯から
電話をかけた犯人は

税務調査官の名を
かたったのでしょうねぇ。

特別調査が入ると聞けば

速水は 慌てて金庫を自ら開けて
金を移動しようとする。

犯人は そのタイミングを狙った。

問題は その税務調査官の名を
かたった人物は

誰なのか… ですね。

相馬じゃないですか?

相馬の空白の時間は

ヒロコさんが
写真を撮った時間とも一致します。

(伊丹)それは ないな。

残念だが 長沼郁美で決まりです。

金庫には 1億近い現金が
隠してあったようですから

それを狙って…。
その報告をわざわざ?

こう見えて
借りは 必ず返す主義なんだよ。

これ 脱税関係の資料です。

速水は現金だけじゃなくて

マネーロンダリングも
いろいろ やってたみたいですよ。

なるほど。 この美術品などが

そのためのものだったと考えると
納得ができますねぇ。

貴重な資料を どうもありがとう。

♬~

おや…。

何か ありました?

いえ ありませんでした。
はい?

あるはずのものが ないんです。

コインですか。

でも 他に持ち去られたものは
なさそうですが…。

となると
持ち去られたのはコインだけ。

(麗音)
こんなに買い込まなくても…。

(ヒロコ)だって
荷物持ちがいるんですもの!

使わにゃ 損 損。

で その大量のリンゴで
一体 何を作るんですか?

恋するアップルパイよ。

毒リンゴにしか
見えないんですけど。

何ですって?
あっ! ちょちょ… ああ!

ああ! 何やってるんですか!

ヒロコさん 後ろ!

えっ?

やだ マロロじゃない!
何? 私に会いに来てくれたの?

ちょっと 麗音 邪魔。

今 ヒロコさんの事
突き落とそうとしましたよね?

(ヒロコ)はあ? 何 言ってるの?

声をかけようとしただけですけど。

ヒロコさんの背中を
押そうとして…。

ちょっと 麗音
いい加減にしなさいよ!

マロロが
そんな事するはずないじゃない。

でも 確かに 今…。

昨日 私が… ここで襲われた時

マロロは私の目の前にいたのよ?

あんただって
それ 知ってるじゃない。

確認させてください。

おとといの夜7時半から8時の間
どちらにいましたか?

その時間なら…。

(操作音)

(麻尋)リクエストを受けたのが
7時14分。

そこから
料理のピックアップに向かって

世田谷まで配達に。

料理を届け終えたのが
7時58分ですけど。

麗音 あんた クビ。

クビよ! もう。 クビ クビ!

持てるわよ! このくらい。

馬鹿野郎! クビになっただと?

すみません。

ヒロコさんの警護
代わって頂けませんか?

もうさ
そっちの警護 必要ないだろ。

戻ってさ
長沼郁美の裏取りしろよ。

はい。 すみませんでした。

もう あのおかちめんこ!

マロロを疑うなんて 絶対
許してあげないんだから! もう。

手 ちぎれる…。

(ヒロコ)キャーッ!!

何すんのよ!

麗音! …あんた 誰よ!?

あっ! 右京さん。 ねえ!

出雲さんから ヒロコさんが
怪しい男につけられていると

連絡をもらいましてね。

あなたでしたか 相馬さん。

どうして ヒロコさんを狙った?

おとといの夜

見られたらまずい写真を
撮られたと思ったからだろ。

なんの話ですか。

これ。

現場近くのゴミ置き場で見つけた。

恐らく

このコインのショーケースを
捨てに行った姿を

ヒロコさんに撮られたと
思ったのでしょうねぇ。

あなたが
コインコレクターである事は

わかっています。

あなたの部屋には
超音波洗浄機と

粉末のコインクリーナーが
置いてありました。

相馬さん あなたは事件当夜

速水さんから 税務調査が
入る事になったと連絡を受け

あの部屋を
訪ねたんじゃありませんか?

はい。

特別調査が入る事になったから
預かってほしいものがあると。

だから 至急 来てくれと
頼まれて…。

(相馬)速水 いないのか?

速水!

♬~

(相馬の声)そのコイン

元々 私が
持ってたものだったんです。

なかなか手に入らない代物で…。

でも 借金の返済のために
泣く泣く手放して…。

それを まさか
速水が持ってたなんて。

♬~

なるほど。 そういう事だったのか。

(伊丹)…って
何 感心してんだよ。

大体 なんだって俺らがここに。

相馬を捕まえたのは
特命係ですから。

わかってるよ そんな事…。

で ケースだけあると
不自然と思われる。

そう思って 捨てに行ったのか。

はい。 万が一を考えて
近くのゴミ置き場まで。

(男性)ヒロコママ
何 撮ってるの?

ラブレターよ!

(カメラのシャッター音)

あなたが 速水社長の
脱税の一端を担っていた事は

すでに承知しています。

さしずめ
帳簿上のごまかしを条件に

海運会社に口を利いてもらった
ってとこか。

でも 速水を殺したのは
私ではありません!

その時 クローゼットは
開いていましたか?

ク… クローゼット?

あなたが部屋に入った時です。

クローゼットは
開いていましたか?

(相馬の声)閉まってました。

クローゼットは…
閉まってました。

やはり そうでしたか。

事件当夜 税務調査官を装い
速水に電話をかけてきた犯人は

速水が
あの部屋に駆け込んでくるのを

近くで待ち伏せしていた。

(スタンガンの放電音)

(杉下の声)ですが 恐らく
速水は意識を取り戻し…。

(殴る音)

(チャイム)

(相馬)おい 速水 いないのか?

そして 相馬がショーケースを
捨てに行ってる隙に…。

♬~

(冠城の声)
なかなか大胆な奴ですね。

人目がある中で 速水を待ち伏せし
逃げおおせるとは。

確かに あの時間帯は
人通りも少なくありませんし

表で
相馬に出くわす可能性もある。

誰にも怪しまれずに
あの部屋に侵入し

しかも
1億円近い現金を手に逃走。

なおかつ 税務に詳しい人物…。

一人 心当たりがあります。

お待たせしました。
デリッタロウです。

ご注文頂いた 青木さんですか?

あれ? あなた方は…。

配達場所を自由に指定できるとは

本当に便利なシステムですねぇ。

しかも 注文者名は自由。
偽名も可能。

ただし
配達員の指名はできないので

注文時には 誰が配達に来るのかは
わかりません。

ヒロコさんのような
例外を除いては。

ええ。 だから 驚きました。
こんな偶然ってあるんですね。

いえ 偶然ではありませんよ。
えっ…?

うちの優秀な
サイバーポリスマンが

君が その料理を
ここに届けるように仕向けた。

えっ?

(青木年男)この程度の事
この僕にかかれば朝飯前。

君が 今 どこにいるのかは
一目瞭然だ。

♬~

(青木)このマークは君だ。
池澤麻尋。

もし今 すぐ近くにある
ラーメン屋に注文が入れば

配達リクエストは
間違いなく 君に届く。

今 この付近には
君しか配達員はいないからな。

このシステムを利用すれば

そのオーダーを
君が ここに届けに来るよう

仕向ける事も可能という事だ。

なんのために そんな事を…。

あなたが利用した
アリバイ工作を

あなたの目の前で
実践してみせるためですよ。

アリバイを崩すために。

…なんの話ですか?

とぼけても無駄だ。

君が事件当夜 配達したという

世田谷の注文主の携帯を調べたら

犯人が使用した
飛ばし携帯と一致した。

おかしいだろ。

その時間 犯人は
新宿2丁目にいたはずなんだから。

君は その飛ばし携帯で
前もって偽名で登録したんだろ。

あとは 犯行当日

君自身が
そこから注文を入れればいい。

(冠城の声)近くに
他のドライバーがいない店を選べば

確実に
君に配達リクエストが入る。

♬~

だが 料理を届ける必要がない。

君自身が注文者だから

そのまま
すぐにマンションへ向かえば

7時半には現場に到着できる。

ヒロコさんが
B勘の話をした時の

あなたの様子が
気になりましてねぇ。

あなたは 税務関係の事に
詳しいのではないかと。

デパートのB館 全部回ってるから
とか なんか言ってさ。

右京さん
もしかして Bカンって…。

ええ。

あなたは すぐに 裏帳簿の話だと
気づいたのでしょう。

だからこそ あなたは

速水本人に金庫を開けさせる
計画を思いつき

税務調査官を装って

飛ばし携帯から
速水に電話をかけた。

はい。 速水です。

(麻尋)
東新宿税務署の上原と申します。

速水さん あなた
新宿に部屋を借りてますね。

えっ!?

今から そちらの部屋に
税務調査に入らせて頂きます。

(速水)「待ってください」

「今 別の場所にいますので
1時間後にしてもらえませんか?」

わかりました。

では
8時半にお伺い致しますので。

♬~

(解錠音)

(スタンガンの放電音)

♬~

誰だ お前!

うっ! うっ…!

ああーっ…!

よせ…!

♬~

(殴る音)

(チャイム)

デリッタロウの配達員のフリを
していれば

怪しまれずに
マンションへの出入りも可能です。

奪った金も デリバリーバッグに入れて
持ち出せば

それこそ 誰にも怪しまれません。

じゃあ これは僕が。

一つ 言い忘れていた。

君が 3カ月前の
11月10日 13時24分

速水貿易の社長室まで
料理を届けている事は

確認済みだからね。

その時ですね。
速水の脱税に気づいたのは。

そこ 置いといて。
(麻尋)はい。

長沼くん ちょっと来てくれ。
はい。

…ったく
こんな所 置きやがって!

何 ボーッとしてんだよ。
さっさと拭けよ。

えっ…?

さっさと拭けよ ほら!

はい。

(速水)これ 先週の領収書。

こっちのインボイスとB/Lは
B勘のほうにつけといて。

(郁美)社長。

こんな奴に わかりゃしねえよ。

お前 ちゃんと拭いとけよ!

その絨毯 高えんだからな。

速水は 人としても最低でした。
許せなかった…。

脱税してるくせに人を見下す
あいつが許せなかった。

それで 速水の事を調べ

ヒロコさんの店に
行くようになったのか。

(ヒロコ)大丈夫よ。

世の中にはね 変えられる事と
変えられない事が…。

(麻尋の声)脱税した金
ため込んでいるようでした。

どうせ
表に出せないような金ですよ。

だったら 誰が どう使ったって
勝手じゃないですか!

5カ月前まで あなたが

八宮工業の経理担当だった事は
わかっています。

その会社に税務調査が入り
多額の追徴課税を受け

その責任を
あなたが問われた事も。

(経営者)なんのための経理なんだ。

こんなに
追徴課税 払わせやがって!

お前みたいな奴はクビだ!

(麻尋の声)全て 社長の指示に
従っていた事なのに…。

売り上げや経費を
ごまかしていたのは

あいつのほうなんですよ!

世の中 そんな奴らばかりですよ!

全てが金 金 金…!

人の事なんか
これっぽっちも考えない。

だからといって 金を奪っていい
理由にはなりませんよ!

ましてや 人の命を奪うなど…。

あなたが
どれほど大きな罪を犯したのか

これから知る事になりますよ。

ヒロコさんの言葉

自分の生き方だけは
いくらでも変えられる。

ちゃんと受け取るべきでしたね。

♬~

(ヒロコの泣き声)

(ヒロコの泣き声)

ヒロコさん 大丈夫ですかね。

そうですねぇ。 今度
様子を見に行ってみましょうか。

今度とお化けは出ないわよ。

何よ この店。

髭の里は どうなったのよ。

どうなったと言われましても…。

この女に たぶらかされたのね。

(小出茉梨)あら。
どういう意味でしょうか?

あんた ただ者じゃないわね。

あれ? ヒロコさん それは?

えっ? ああ…。

あの おかちめんこに渡しといて。
一応 お礼。

ご自分でお渡しになっては
いかがですか?

嫌よ。 どうして私が

女に
花を贈らなきゃいけないのよ。

じゃあ 頼んだわね。

友情。

(茉梨)友情ですね。

なるほど。 黄色いバラの花言葉。

そういう事ですか。

やっぱり いけすかない女ねえ。

気が変わったわ。
これ あなたにあげる。

ああ…。
どうも お邪魔しました。

ああ…。

アハハッ…。

嫉妬。
え?

黄色いバラには

嫉妬という花言葉もあるんですよ。

ああ… アハハッ。

♬~

(ボイスチェンジャーの声)「あんたの息子を
誘拐した。 身代金は1億」

(影山 将)友達を助けてください。
友達?

誘拐されたのでは?
(小峰裕司)お引き取りください。

(大槻健太)完璧な計画だ。

(安村 剛)やるしかないか。
これは ゲームなんかじゃありません。