相棒 season 19 #5 収賄疑惑が持たれた衆議院議員・白河達也が受けた“嫌がらせ”の捜査を特命係は押しつけられる。…

出典:EPGの番組情報

相棒 season 19 #5[解][字]

【天上の棲家】
収賄疑惑の国会議員を告発者が脅迫!?
右京(水谷豊)が政治家一族の“女帝”と再会…
事件に隠された恐るべき真実とは!?

◇番組内容
【天上の棲家】
収賄疑惑が持たれた衆議院議員・白河達也が受けた“嫌がらせ”の捜査を特命係は押しつけられる。達也の義母・貴代には、24年前、夫が収賄疑惑のさなかに自ら命を絶った過去があり、当時二課だった右京が、捜査を担当していたという因縁が。そんな中、達也の息子が誘拐されかける事件が発生。さらに“告発者X”を名乗る人物から、達也宛に『会見を開き、罪を告白しなければ、家族を殺す』という脅迫文が…!!
◇出演者
水谷豊、反町隆史、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、浅利陽介、田中隆三、小野了 ほか
【ゲスト】冨士眞奈美、湯江タケユキ、内田裕也 ほか
◇スタッフ
【脚本】斉藤陽子
【監督】権野元
◇音楽
池頼広
◇おしらせ
☆最新情報はツイッターでも!
【ツイッター】https://twitter.com/aibouNow
【番組HP】https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
福祉 – 音声解説

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  19. 白河
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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(記者)帝光地所から多額の現金を
受け取ったというのは

事実でしょうか?

会見のご予定は?

(黒崎健太)今回の口利きは

総理の意向をくんでの事では
ないんですか?

(白河達也)そのような事実は
一切ありません。

報道の内容については

国民の皆さんに
誤解を招かないように

しかるべき時に
しっかりと説明責任を果たします。

(木田 剛)すいません。

ああ… すいません。
お待たせしたようで。

(杉下右京)警視庁特命係の
杉下と申します。

(冠城 亘)冠城です。

時間もありませんので。

あなた方にお願いしたいのは
嫌がらせの犯人捜しです。

夜中に ご自宅の庭に

ゴミを投げ込まれたと
聞いていますが。

ええ。 ひどいもんでした…。

警察へは?
(達也)いえ。

そこまでの事はないと
思ってましたから。

でも そのあと
この 秘書の木田の家もやられて。

(窓ガラスが割れる音)

♬~

嫌がらせの原因に
何か心当たりは?

もちろん これでしょう。

失礼します。

嫌がらせが始まったのは
この記事が出てからですから。

臨海エリアの
国有地払い下げを巡り

帝光地所からの依頼で

売却価格を下げるように
財務局へ口利き。

その見返りとして

2000万円を受け取ったのでは
ないかという疑惑でしたね。

ネタの出どころは

匿名の「告発者X」が持ち込んだ
音声データだと。

まったく
でたらめもいいところですよ。

そもそも 匿名の告発者など
信用できるはずがない。

ですが 収賄疑惑というものは
一度 報じられると

世間は
クロだと考えたがるものです。

そして その結果が
この嫌がらせですよ。

それにしても
嫌がらせの捜査って…。

政治家なら
よくある事じゃないですか。

仕方ありません。 頼まれた以上

警察が動かないわけには
いきませんから。

中園参事官が

「お前らに ぴったりの
仕事があるぞ」って

なんか
怪しいと思ったんですけどね。

君の不満はわかりますが
僕には僕の思いがありますから。

(戸の開く音)

(家政婦)大奥様
警察の方がお見えになりました。

(白河貴代)お通ししなさい。

はい。 どうぞ。

あら あなた…。

お久しぶりです 杉下です。

♬~

24年ぶりですわね。

ええ。

あなたのお顔は
今でも忘れませんよ。

あなたはお若そうだけれど
私の父をご存じ?

大蔵大臣を務められた
白河十蔵先生。

(貴代)そう。

そして 父の跡を継いで
この家に入った私の夫 秀雄は

収賄疑惑の捜査の最中に

自ら命を絶った。

検察の聴取を目の前にして
亡くなったと。

僕が
その事件を担当していました。

今日は 達也さんから

嫌がらせの捜査を
頼まれましたので。

まったく 余計な事を…。

この家に
軽々しく警察を上げるなんて…。

(足音)
(家政婦)大奥様!

(戸の開く音)

お嬢様が…!

警視庁の杉下です。
少しお話を伺いたいのですが。

どうぞ。 怪我の処置は
終わっていますので。

お怪我は大丈夫ですか?

(白河瑞江)ええ。
傷は大した事ないそうです。

公園で襲われたというのは?

広場で遊んでいた大樹を

男が無理やり
連れて行こうとしたんです。

(白河大樹)何? 何? ママ!

(瑞江)大樹?
(大樹)何 何…!?

(瑞江)大樹! 大樹!

♬~

(女性)キャー! 誰か!

(お腹が鳴る音)
お腹すいた?

(大樹)うん。
(お腹が鳴る音)

(お腹が鳴る音)

それ 君の?
違います。

ちょっといい?

右京さん
大樹くんのポケットに…。

「白河達也へ」

「本日 午後7時までに会見を開き

国民の前で
自らの犯した大罪を告白しろ」

「これ以上
言い逃れをするようであれば

お前の家族を」…。

「告発者X」

大樹…!

♬~

(達也)「告発者X」…。

これが大樹のポケットに?

(伊丹憲一)犯人は大樹くんを
拉致しようとしたが失敗して

その脅迫状を残したようです。

クソッ! ふざけやがって。

告発者Xと名乗る人物に
心当たりは?

全く見当がつきません。

(戸の開く音)

どうするつもりなの?

(達也)この脅迫状の事か?
そうよ。

お前は 会見を開けっていうのか?

だって
実際 大樹まで狙われたのよ!

「家族を殺す」って…。
本気としか思えない。

もし収賄が本当なら 会見を開いて
潔く認めるしかないじゃないの!

(貴代)そのぐらいになさい!

お恥ずかしいところを
お見せ致しました。

いえ…。

それで 警察の捜査のほうは
どうなりますの?

(芹沢慶二)ええ… まずは
告発者Xの特定を進めて

それと同時に
公園周辺の聞き込みや

防犯カメラの確認を行います。

よろしくお願い致します。

何もやましい事がないのなら

こんな脅しにのる必要は
ありませんよ。

ただし 身に覚えがあるのなら
取るべき道は一つのはずです。

(木田)先生
まずは幹事長にご相談を。

わかった。

(貴代)瑞江。

いくら捜査一課からの依頼でも

告発者Xの身元を
お話しするわけにはいきません。

情報源の秘匿は 記者の鉄則です。

まあ そう堅い事 言わないで。

あんたも元検事なら
こっちの事情がわかるだろ。

(黒崎)申し訳ないですが。

でもさあ 特命係とは
仲良くしてたじゃない。

(黒崎)
それとこれとは関係ありません。

(出雲麗音)こっちは
人の命がかかってるんですよ。

出雲。
(岡元)刑事さん。

(岡元)すいませんが そのネタ

こいつの
念願の大スクープなんで

余計な圧力
かけないでもらえますかね。

こちらは平身低頭 捜査協力を
お願いしてるだけですが?

だったら

令状 お願いしますよ。

先輩…。

どうも。

(小川)告発者Xが
帝光地所の人間だと?

(小川)そんな事 あり得ませんよ。

そうですか。 記事の内容から

御社の方である可能性が高いと
思ったのですが。

日刊トップもひどいものです。

あの会話自体が
全くの事実無根ですから。

おや 事実無根とまでおっしゃる。

いくら 日刊トップっていっても
虚偽の記事を載せれば

訴えられる事ぐらい
わかってるはずですからね。

(東郷)
仮にその会話が事実だとしよう。

(小川)常務!

だがね あんな若造に
手綱を握られるほど

私は もうろくしちゃいないよ。

若造というのは
白河達也議員の事でしょうか?

我々が今知りたいのは
収賄疑惑の真偽ではありません。

告発者Xの捜索に
ご協力頂きたいと言っています。

(東郷)
だったら うちには関係ない。

お引き取りを。

でしたら 安心しました。

告発者Xは 脅迫事件に
関わっている可能性があります。

もしや こちらにも

被害が及んでいるのではないかと
思ったものですから。

脅迫…?
こちらの事ですので。

では 失礼しましょうか。

(冠城の声)告発者Xどころか
脅迫の件も

帝光地所は知りませんでしたね。

やはり 脅迫を受けているのは
白河議員だけのようです。

(携帯電話の振動音)

おや これは…。

(エレベーターの到着音)

杉下さん
ご無沙汰しております。

3年ぶりになりますね 黒崎くん。

それにしても
高松に飛ばされてたお前が

まさか
日刊トップに転職してるとは。

警視庁に行ったお前に
言われたくないよ。

あっちでも
いろいろあったのか?

いや そうじゃない。
でも 法務省の人間でいる以上

国の言いなりになるしかないと
痛感したりする事もあってな。

法の正義より 事実としての正義を
追いかけたいという事ですね。

さすが 杉下さんだ。
おっしゃるとおりです!

それで 情報交換というのは?

(黒崎)どうぞ こちらへ。

白河議員の告発記事で
捜査一課が動いてますよね。

なるほど。 それで 昔のなじみから
話を聞き出したいってわけ。

ですが 情報交換といっても…。

こちらも
君が告発者Xの正体を話すとは

思っていませんよ。

では まず そちらの情報とは?

収賄周りについてでしたら
お話しできる事があります。

それで結構。
あちらで。

(黒崎)音声データに出てきた
帝光地所の東郷常務は

総理の大学時代からの友人で
親しい仲でした。

じゃあ 白河は
総理の意向を忖度して

口利きしたって事か…。

でも 白河家は
白河十蔵大臣の流れをくむ一族。

総理とは対立派閥だよな。

そう
そこが この収賄の鍵なんだ。

つまり 白河達也は

白河家の婿という窮屈な立場を
飛び出して 総理に忖度し

有力派閥に鞍替えしようと
していたという事ですか?

そのとおりです。

ですが 飛び出すためにも
資金が必要になります。

だから 総理に近づける
この機会に乗じて

帝光地所から賄賂を要求したと
俺は思ってます。

で そちらの情報は?

(速報のチャイム)

(アナウンス)「速報です」

「本日 午後7時より
衆議院議員 白河達也氏が

緊急記者会見を開くと
発表しました」

これだ。

黒崎!
はい。

まもなく会見が始まる模様です。

白河議員は収賄疑惑について
何を語るのでしょうか?

白河議員は
国内最大手である帝光地所から

国有地払い下げの
口利きの見返りとして

現金2000万円を受け取ったと
一部で報じられています。

「この収賄疑惑に関して…」

家族を守るためには
やむなしですかね。

ええ。

「白河議員ですが

自身から
緊急会見を開くという事で…」

ありがとう。

(リポーター)「少なくとも
会見での白河議員の発言が

今後の政治家としての立場を
大きく左右するものであるのは…」

先生 本当によろしいんですか?

他に道があるか?

(カメラのシャッター音)

♬~

先日 一部で報道された
収賄疑惑について

私の口から 皆様に
真実をお話しさせて頂きます。

(カメラのシャッター音)

本日 息子が何者かに襲われ

助けようとした妻が
怪我をしました。

(どよめき)

犯人は 同時に
脅迫状を残しており

そこには 告発者Xの名で

本日 夜7時までに会見を開き
そこで私が罪を認めなければ

家族を殺すとまで
書いてありました。

(どよめき)

♬~

すいません。

(達也)
国民の皆さん 聞いてください。

この脅迫犯を生み出したのは
他でもない

でたらめな告発記事で
世論をあおり 有罪心証を広げた

一部の日刊紙です。

だが 私は 国民の皆様から
この国の未来を託された者として

このような卑劣な脅迫に
屈するわけにはいかない。

収賄など 全くの事実無根。

「私は潔白です」

「断固として戦います!」

(鈴の音)

(達也)戻りました。

(瑞江)どうして
あんな事 言ったのよ!

犯人を怒らせて
また大樹が襲われたら

どうするのよ!

私たち家族は
どうなってもいいっていうの?

瑞江 落ち着け。

今 俺が ここで罪を認めたら

俺は一生 政治家として
表舞台に立てなくなる。

お前 それ どういう事だか
わかんないのか!?

でも 本当に潔白なら

自白をしたって
何も出てこないでしょ?

罪に問われる事だって
ないはずよ!

大奥様!

(貴代)たとえ無実でも
一度でも罪を認めれば

支持者の方たちの信頼を
裏切る事になる。

(貴代)あなたにも
お考えがあるのでしょうけれど

これ以上
白河家の名を汚さぬよう

しっかりとおやりなさい!

ネットには
あなたを応援するコメントが

あふれてます。

世論なんて そんなもんだ。

ドラマチックな事が起きると
すぐ そっちに流される。

家族を守りたいと考えてるなら

何か別のやり方
あったんじゃないですか?

♬~

こちらでしたか。

先代が亡くなったのは
こちらの書斎でした。

(貴代)私 時々 思いますのよ。

もし 主人が生きていたら

立派に この国を
率いてくださっただろうにと。

でしたら ご自身の口で
真実をお話し頂きたかった。

真実?

それは あなたの真実でしょ。

政治家は悪だと
決めてかかっている。

真実は
事実の積み重ねでしかありません。

主人は 崇高な信念と
強い責任感を持つ人でした。

だからこそ あのような
執拗な取り調べを受けて

追い詰められた…。

あなたが殺したのよ。

今回もまた
そうやって あなたは

収賄疑惑から 達也さんの事も
守るおつもりですか?

あなた 最後に私に言った言葉
覚えていらっしゃる?

いずれまた お伺いしますと。

それが 24年経って
またいらっしゃるとは

皮肉なものね。

(中園照生)おい 伊丹!
(伊丹)あっ?

告発者Xとやらの正体は
つかめたのか?

大樹くんが襲われた
公園周辺の防犯カメラを確認して

目撃情報も集めていますが
被疑者の割り出しは まだ…。

じゃあ 日刊トップは?
なんとかならんのか?

再度 協力を要請していますが…
すいません。

断固拒否すると…。

(達也)
「国民の皆さん 聞いてください」

あれ? 課長 まだいたの?

(角田六郎)おう。
白河議員の潔白会見

テレビでも大騒ぎだよ。

「有罪心証を広げた
一部の日刊紙です」

これ見たら

「ああ 本当は 白河は
シロだったんだ」って思う奴が

多いだろうなあ。

どうやら
告発者Xの思いとは反対の事が

起こっているようですねぇ。
うん…。

(青木年男)まだ見てないな?

なんだよ?
いや 別に。

さっさと見せろ。

なんだ? その言い方は。

もう一度 どっかで

お願いの仕方を
教わってきたらどうだ?

君 見せたいから
来たんですよね?

来たんですよね?
見せます。

見せますから…
離れてください。

3分前にアップされたばかりの

とれたてほやほやの
ビッグニュースです。

(達也)「いくら出すって?」

(ボイスチェンジャーの声)
「そういった話はしておりません」

(達也)
「だから それを話してこいって

言っただろ!」

(ボイスチェンジャーの声)「でも それでは

斡旋収賄になってしまうかと」

(達也)「そうじゃないだろ。
これは政治資金だよ」

今度は日刊トップが
反撃開始ってわけか。

でも これで
白河の収賄は決定的だな。

ええ。 潔白だなんて
とんだ嘘っぱち。

何が 「全くの事実無根」だよ。

なんなら
白河が話してた相手の音声

解析しましょうか?
いや 結構。

(青木)ちょっと…。

(達也)「わかったら
さっさと金持ってこい!」

お礼ぐらい言ったら
どうなんです?

どうもありがとう。

ネタ元は 秘書の木田です。

ええ 告発者Xは木田でしたか。

(達也)お前は馬鹿か!

執務室に
カメラを仕掛けられる間抜けが

どこにいる!

申し訳ございません!

これじゃあ せっかくの潔白宣言が
水の泡だろ!

(携帯電話の着信音)

白河です。

幹事長!

申し訳ございません!

(携帯電話の振動音)

♬~

(リポーター)疑惑の渦中にある
白河議員ですが

昨夜から
行方がわかっていません。

どうですかね? これ なんか
もうちょっと動きながら

言ったりしたほうがいいかなとか
思ったんですけど…。

なんか あります? 意見。

どうでしょう…。

(リポーター)特にないなら… いいや。
このまま やっちゃいますね。

疑惑の渦中にある
白河議員ですが…。

(貴代)一体
なんのご用なんですの?

昨夜から 白河議員と木田さんに
連絡が取れないのですが

ひょっとして こちらに

戻ってらっしゃるのではないかと
思いまして。

家には戻っていません。
昨日の夜 出ていったきりです。

父様 いたよ。

(瑞江)大樹… 何 言っているの?

いや だって…。

確認させてもらいます。
失礼します。

ちょ… ちょっと!

♬~

(たたく音)

白河議員! いらっしゃいます?

(たたく音)
白河議員!

♬~

(悲鳴)

♬~

♬~

(伊丹)おい。
(芹沢)ご苦労さまです。

(益子桑栄)死亡推定時刻は
昨夜1時から3時。

自殺か?
(益子)断定はできないが。

死因は中毒死だ。 恐らくは
アルカロイド系の神経毒だろう。

(益子)このボトルが怪しいな。

アルカロイド…。

それは例えば トリカブトのような
毒物でしょうか?

ああ その可能性はある。
調べておく。

お願いします。

右京さん。

(伊丹)
冠城! 勝手に触るんじゃない!

お前は…。

ちょちょ ちょちょ…!

(せき払い)

えー 何 何?

「帝光地所を巡る収賄は

ある人物からの指示で
私が行ったものです」

「そのことで私は
支えてくれた家族や支持者

国民を裏切ってしまった」

「すべては権力に魅せられ

断ることのできなかった
私の責任です」

「自らの過ちを
死んでお詫び致します」

「白河達也」

「ある人物から」って
穏やかじゃねえな。

でも これで
自殺で決まりっすね。

本当にそうでしょうかねぇ。

ええ…?

警部殿 何か 他殺の証拠でも
あるっていうんですか?

いえ それはまだですが

マグボトル以外に毒の容器は
見当たらないようですよ。

であれば 最初から
マグボトルに毒が入っていて

持ち込まれたか あるいは

何者かが
毒の容器を持ち去ったか…。

ああ それと 木田さんの行方は
まだわかっていませんねぇ。

失礼します。

あっ… 表の防犯カメラですが

夜中に白河議員と秘書が
出ていってから今朝まで

人の出入りはありませんでした。

うわ…。

あっ でも
裏口にはカメラがなくて…。

遺書が見つかりました。

そう…。

じゃあ 達也さんは自殺なのね。

いえ そうとも限りませんよ。

その遺書が不自然なんですよ。
不自然?

追い詰められて衝動的に自殺した
っていうならまだしも

遺書には 家族や支持者への
謝罪の言葉までもありました。

だって それは
あって当たり前でしょう。

そうでしょうか?

達也さんは
賄賂を要求しておきながら

会見では さも
自分が被害者のように振る舞い

身の潔白を宣言した。

失礼ながら
そこまで面の皮の厚い人間が

そんな殊勝な遺書を残して
自殺するとは

到底 考えられません。

思えば ここでは
24年前にも同じような事が…。

僕には まるで
呪縛のように思えるのですがねぇ。

呪縛…。

(カメラのシャッター音)

(瑞江)夫は 先ほど
自らの命を絶ちました。

(記者たちのどよめき)

過ちを犯し
国民の皆様を裏切った。

その事は
許されない事だと思います。

ですが… 白河達也は

この国のためにと
志を持って頑張っていました。

その姿を
そばで ずっと見てきたんです。

だからこそ 私は

罪を認めて
やり直してほしかった…。

ママ…?

(瑞江)大樹…。

(瑞江のすすり泣き)

(冠城の声)まさに言葉どおり
「死者に鞭打つな」…。

ええ。 白河議員の死を
美化しようとしているようでした。

どこまで本音かは
わかりかねますが。

いわゆる 内助の功のアピールにも
聞こえましたけど。

(小出茉梨)
今 聞こえてしまいました。

内助の功。

でも
今どき どうなんでしょうね。

今や 家事も育児も分担して
妻が出世する時代。

あら よくご存じで。

周りに優秀な女性が多いのでね。

冠城くんの言うとおり
最近の女性は 実に たくましい。

本当にそうですよね。
女性起業家に経営者

最近では 警察の女性の方とも
ご縁を頂いてますけど

芯の強い方ばっかりで。

その芯の強い人って

誰か わかるような気も
しますけどね。

じゃあ ついでに もうひと言。

女は強いばっかりじゃないですよ。
したたかですからね。

お二人とも
十分に お気をつけになって。

よく覚えておきます。
気をつけます。

♬~

じゃあ… あとは頼みますよ。

かしこまりました 大奥様。

♬~

(伊丹)日刊トップの告発も
大樹くんを襲ったのも

白河議員への脅迫状も

全て お前がやったって
言うんだな?

(木田)はい。

動機は? 日頃の鬱憤晴らし?

いえ そんなんじゃありません。

私は先代からの秘書です。
秀雄先生を尊敬していました。

だから 達也が許せなかった。

それで 収賄の証拠となる
やり取りを録音して

日刊トップに持ち込んだんだな?

はい。

音声データを渡して
全て話しました。

そうすれば
罪を認めるだろうと…。

だが 白河は
認めようとしなかった。

自分には総理がついているから
検察が動くはずがないと。

だから
もっと追い詰めようと…。

最後のひと押しが

大樹くんの事件だったんだな。

(木田の声)
あれで最後にしたかった。

だから 脅しが効くようにと…。

何…? 何? 何?

ママ!
(瑞江)大樹!

何 何…!?
(瑞江)大樹!

ママ!

(女性)キャー! 誰か!

♬~

これも あなたが流したんですか?

(木田)ええ。
達也を悔い改めさせるためには

もう こうするしかないと
思っての事でした。

(伊丹)ゆうべから どこにいた?

有楽町のホテルに。
外へは出ていません。

嘘つけ!

お前が告発者Xだと
白河にバレた。

それで
白河を殺したんじゃないのか?

(木田)それは違います!
じゃあ 誰がやった!?

自殺です!

あいつは やっと
自分の過ちに気がついたんです。

(木田)でも 遅すぎた。

(木田)「達也は
もう 死ぬしかなかったんです」

最後の役目を終えた…
というところですか。

そのようですねぇ。

(角田)木田が出頭したらしいな。
ええ。

自分が告発者Xで

嫌がらせも脅迫も
自分がやったって自白しました。

まだ いれてませんよ
暇じゃないんで。

なんだよ…。 んっ?

って事は
白河議員を殺したのも木田か?

いえ そうではありません。
(携帯電話の振動音)

冠城です。 ええ。

なんだ?

1996年? 24年前か。
なんだよ こんな古い資料 見て。

わかりました はい。

右京さん 白河達也のマグボトルに
入ってた毒物

先代の自殺の時のものと
成分が一致したそうです。

どうもありがとう。

あれ? 24年前って 確か

杉下 二課で白河秀雄の収賄容疑
調べてたんじゃ…。

まさか あんた
まだ諦めてなかったのか?

ええ。 今回で
全て決着がつくかもしれません。

先代が亡くなった時も

あなたは そうやって
花を生けていました。

(貴代)主人も達也さんも
この家を守るために

自ら 命を絶ちました。

私にできる事は

お花を手向ける事ぐらい
でしょうから…。

先ほど 木田さんが
警察に出頭してきました。

嫌がらせも脅迫も
自分がやったと。

そう。

驚かないんですね。

木田さんは 達也さんの死は
自殺で間違いないと。

ですが 自殺などではありません。
達也さんは殺されたんです。

木田さんが出頭したのは

忠誠を尽くす ある人物への疑いを
晴らすためでしょう。

そして その ある人物とは

貴代さん あなたです。

まあ…。

杉下さん。

あなたは
執拗な追及で主人の命を奪い

そして 今度は

達也さんの死にまで
因縁をつけようとなさるの?

因縁などではありませんよ。

僕は 今回の一連の騒動は

この家の呪縛が
生み出したものだと思っています。

呪縛…?

達也さんの死の原因となったのは
彼の2つの行動でした。

1つ目は 達也さんが
帝光地所に口利きを持ちかけた事。

それは 達也さんが総理に忖度し
すり寄るためのものでした。

白河家にとって
総理は いわば 対立派閥の頂点。

達也さんがもくろんだのは
その対立派閥への鞍替えです。

あなたは すぐに

達也さんの思い描く絵図に
気づいたのでしょう。

それは言ってみれば
白河家に対しての反逆です。

もう 白河家から
達也さんを排除するしかない。

そう考えたあなたは

彼の政治生命を絶つ策略を
練ったんです。

(木田)先生! こんなものが…。

(杉下の声)あなたは 木田さんに
告発者Xとして

日刊紙に
達也さんの収賄疑惑を告発させ

さらに 嫌がらせと脅迫で
達也さんを追い込み…。

身に覚えがあるのなら
取るべき道は一つのはずです。

ところが あなたは
思いもよらない反撃に遭った。

達也さんは 脅迫を逆手に取り
その会見で身の潔白を主張した。

そして これが
2つ目の死の原因になりました。

もう これ以上
好きにさせるわけにはいかない…。

そう思ったのでしょうねぇ。

あなたにも
お考えがあるのでしょうけれど

これ以上
白河家の名を汚さぬよう

しっかりとおやりなさい!

その言葉とは裏腹に

達也さんを殺す以外
白河家を守る道はないと考えた。

♬~

(貴代)大丈夫。

全ての責任は
木田に負ってもらいますから。

(杉下の声)
言葉巧みに達也さんを安心させ

家に呼び戻すと…。

♬~

騒ぎが静まるまで
しばらく ここに隠れていなさい。

僕が…?

いいんですか? ここは先代の…。

白河家の当主は
あなたですよ。

ありがとうございます。

さあ あったかいものでも飲んで
ひと息 つきなさい。

はい。

♬~

(杉下の声)毒物を入れた
コーヒーを飲むよう促し…。

(杉下の声)朝を待ったんです。

フフフフ…。

杉下さん あなたは
24年前と少しも変わらないのね。

妄想がお好きなようで。

妄想などではありませんよ。

それと
もうひとつ あの時と同じ事が。

達也さんのマグボトルに
入っていた毒物は

先代である
あなたの夫が飲んだものと同じ

トリカブトでした。

2代にわたり
白河家の名に泥を塗った婿たちに

毒を盛る事ができたのは誰か…
ええ。

それができるのは
あなたしかいないんですよ。

フフ…。

(貴代)白河十蔵の一人娘として
生まれた私が

幼い頃から言われた事
おわかりになる?

なんでしょう?

「お前の使命は 男子を産んで
白河の家を継がせる事だ」…。

けれども 私には
瑞江しか産めませんでした。

でも それは
あなたのせいではないはずです。

普通の家なら
それでいいでしょう。

でも この白河家は

日本の行く末を担うという
崇高な使命があるんです。

使命ですか…。

それなのに
主人に収賄疑惑がかかった。

その疑惑を振り払うために

あなたが先代に
自死を迫ったのでしょうか?

あるいは
あなた自身が毒を盛った。

あら… それは違うって言ったら
信じてくださる?

フフ…。

おかげで 疑惑は立ち消えて

そのあと
瑞江は大樹を授かりました。

でも 達也さんが役に立ったのは
それまで。

欲に駆られて

白河家に泥を塗るような男を
婿に取ったのは この私ですから

責任を取って
後始末をしなければなりません。

後始末って…。

そんなふざけた理由で
人を殺すんですか!?

お黙りなさい!

多くの支持者を持ち
国民に寄与し

世の中を正しく導くという
崇高な使命を持つ。

政治家一族として生きるためには
当然の犠牲ですよ。

先代も達也さんも

自らの死を持って
その過ちを償い

禊ぎを払ったのだと?

全ては 白河家を守るためです。

あなたが奪ったのは

瑞江さん
そして 大樹くんの父親の命です。

ハハハハ…!
しょせんは赤の他人ですよ。

他人に家を汚されるくらいなら

夫だろうと
たとえ 子供の父親だろうと

容赦はしませんよ。

♬~

これが 私の宿命です。

逃げも隠れもしません。

あなたは間違っています。

私たちがいるのは 天上。

残念ながら

あなた方とは
見えてる景色が違うんです。

それこそが呪縛ですよ!

たとえ あなたにとって

政治家一族であろうとする事が
どんなに大事でも

人の命より価値のあるものなど
ありませんよ!

さあ 参りましょう。

♬~

(瑞江)お母様…。

♬~

♬~

♬~

♬~

(松野優太)
首筋にタトゥーがありました。

これって お手柄ちゃいます?

あの男
筋金入りの大嘘つきですよ。

「人は みな役者や」。
シェイクスピアですね。

ふざけるなーっ!!

あなたは 一世一代の
大芝居を打つ決意をしたんですね。