極主夫道#5【知られざる夫婦の結婚秘話!大恋愛の隠された真実が明らかに】龍(玉木宏)が行方不明になってしまった。…
出典:EPGの番組情報
極主夫道#5【知られざる夫婦の結婚秘話!大恋愛の隠された真実が明らかに】[解][字][デ]
玉木宏×川口春奈×志尊淳が強烈カチコミ!史上最強の専業主夫が降臨!伝説の極道“不死身の龍”が足を洗い、主夫の道を極める!個性溢れるメンバーが大暴れする痛快劇!!
出演者
龍…玉木宏美久…川口春奈
雅…志尊淳酒井タツキ…古川雄大
大前ゆかり…玉城ティナ
田中和子…MEGUMI
佐渡島幸平…安井順平
太田佳世…田中道子
向日葵…白鳥玉季
井田昇…中川大輔
岡野純…片岡久迪
遠野誠…水橋研二
立花ユキ…新津ちせ大城山國光…橋本じゅん
虎二郎…滝藤賢一江口雲雀…稲森いずみ
江口菊次郎…竹中直人〈第5話ゲスト〉
YOU
正名僕蔵
番組内容
龍(玉木宏)が行方不明になってしまった。美久(川口春奈)が電話をしてもつながらない。一方、江口(竹中直人)は、龍を天雀会に戻すため、向日葵(白鳥玉季)を利用して、龍と美久を別れさせる作戦を思いつく。江口の企みを知った田中(MEGUMI)は怒り、向日葵を全力で守ると息巻く。雅(志尊淳)は雲雀(稲森いずみ)に問い詰められ、江口の作戦をすべて白状。龍が行方不明になっていると聞き、必死に捜し始めるが…
監督・演出
【監督】瑠東東一郎
原作・脚本
【原作】おおのこうすけ「極主夫道」(新潮社刊)
【脚本】宇田学
音楽
【音楽】瀬川英史
【主題歌】Da-iCE「CITRUS」(avex trax)
制作
【チーフプロデューサー】前西和成
【プロデューサー】中山喬詞 小島祥子 清家優輝
【共同プロデューサー】池田健司
番組HP
【番組ホームページ】
https://www.ytv.co.jp/gokushufudo/
番組公式SNS
【番組公式Twitter】@gokushufu_drama
【番組公式Instagram】@gokushufu_drama
【番組公式LINE】https://lin.ee/d5BOlPrジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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- 上司
- 大事
- ケジメ
- 一緒
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(上司) 旦那さん 元ヤクザでしょ。
(上司) プレゼンする社員の夫が
元ヤクザって知られたら
先方の印象 悪くなるでしょ?
(美久) でも 何で会社に警察や
元極道を引き連れて来るのよ。
(向日葵) そんなに仕事 大事なら
会社に泊まって やれば?
それなら そうさせてもらう。
(龍) 美久!
(向日葵) 龍とママ 別居中だから。
(雅) 別居!?
夫婦の問題や。
(上司) あなたは 彼女のそばに
いないほうがいい。
タッちゃんは?
(向日葵)
それが まだ帰って来ないの。
(岡野) 龍を見つけたっていう
連絡が来やした。
(大城山) 誰でもいい
塀の中 入って来いや。
♬~
(衝突音)
ぐあ…!
向日葵!
ん?
うわ~! 痛い 痛い 痛い…。
ん~!
(車のドアの開閉音)
(女性) やだ やだ やだ…!
大丈夫ですか!?
どこのヒットマンや?
ヒットはしたけど… 違います!
あ~…。
せやったら ええわ。
いや ちょっと
やっぱり病院 行きましょう。
注射 嫌いやねん!
ちょっと… ちょっと待って!
(井田) あっ!
あのシャツと帽子…
不死身の龍だ!
(組員) おい!
(組員) おら!
≪ぐあ…!≫
おら! おら…!
(井田) やったぞ!
(岡野) おい 龍。
(井田) あれ? 髪 染めた?
(虎二郎) あ~!
(組員) あっ… おい!
(井田) 剛拳の虎!
退散! 退散! 退散!
あ~…。
ヒック。
♪~ タマ取れ タマ取れ
ナイスボール ナイスボール
≪うあ~!≫
何だ?
≪あ~~!≫
井田!
(虎二郎の泣き声)
うぅ~!
(岡野) うっ!
剛拳の虎!
気持ちよく飲んどったのに
何で わしに刺客を送ったんじゃ!
し… 刺客!?
ま… 待って! 待って!
おりゃあ!
♬~
うっ。
(頭が当たる音)
(組員) うっ!
あぁ!
(倒れる音)
いらっしゃいませ 勘違いです。
ジャッキー虎二郎と戦いたい人
一歩…。
後ろに下がれ。
そんなぁ!
ホア~!
あ痛ったぁ!
(虎二郎の泣き声)
みんなで飲もうや~。
(泣き声)
(佐渡島) 被害者が歩いて
どこかに行った?
(女性) はい 本当なんです
あの辺りまで吹っ飛んで。
(酒井) そんなに吹っ飛んでたら
普通は命がないでしょう。
でも 本当なんです。
(佐渡島) んなわけないでしょ
お嬢ちゃん。
ウソついたら ためにならんよ?
ホントです!
おい 8m飛ばされた人間が
立ち上がって歩く?
歩かない。
ハハハ 多分 石だと思う もう…。
(武田鉄矢のモノマネ)
ひとの話を聞きなさいよ
このバカチンが~!
びっくりした。
ハァ… ハァ…。
あかん…。
ハァ ハァ…。
車 強いわ…。
ハァ…。
(呼び出し音)
(呼び出し音)
もう! 向日葵ほったらかしで
どこに行ってんのよ。
えっ 何これ? どうしたの?
椅子がガタガタしてたから
私のと一緒に合わせて
作ったみたい。
ハァ… 何で電話 出ないのよ。
龍 ママに愛想 尽かせて
出てったんでしょ?
えっ? そんなことないよ。
だって お弁当 届けてくれたし。
最後の弁当かもねぇ。
しばらく
そっとしておいてあげたら?
家事も掃除もできないママと
一緒にいたら疲れるでしょ?
何よ 偉そうに…。
大丈夫? 家には私が戻ってます。
(バイクのエンジン音)
しばらくは連絡を取らないほうが
いいって向日葵に言われたの。
(バイクのエンジン音)
でもさぁ タッちゃんが
向日葵を置いて
(バイクのエンジン音)
帰って来ないなんて どうかん…。
(バイクのエンジン音)
どう考えても おかしいと思って。
(バイクのエンジン音)
心配してるから
元気かどうかだけ返事して。
(バイクのエンジン音)
あ痛ったぁ~!
あぁ… あかん。
気ぃ失うてた…。
1時か… あぁ。
向日葵。
お?
(留守電:美久) 大丈夫?
家には私が戻ってます。
しばらくは連絡を
取らないほうがいいって…。
(バイクのエンジン音)
タッちゃんが向日葵を置いて
帰って来ないなんて どうか…。
(バイクのエンジン音)
「帰って来ないなんて どうか…」?
(留守電が切れた音)
どうかしてる…?
♬~
♬~
♬~
わ~!
わ~!
(2人) あ~!
ワレ 何しとんじゃ?
朝から うるさいねん 起こすなや。
じゃけぇ ワレ 何しとんじゃ?
鉄の塊と戦うたんや。
わしゃぁ 戦車でも勝てるわい。
俺は戦闘機でも負けへん。
わしゃぁ 軍艦でも
いわしたるけぇのぉ!
ロボットのデカいやつでも
ガチコンいわしたるわい!
ワリャ 商売の邪魔じゃ!
家に帰れ おら!
帰る家がないんや。
何?
ざまぁみぃ!
極道がカタギの女と結婚して
そう簡単に
うまく行くわけなかろうが!
ハハハ…。
やかましい!
ワレ 何しとんじゃ こら!
独身の世界へ
ようこそ。
ハッ!
龍は?
一応 留守電 入れた。
返事は?
なし。
おやっさん アニキは姐さんと
そう簡単に別れないと思いますよ。
まぁ 今はケンカして
ちょっと微妙な距離なのかも
しれないっすけど…。
いつもは 何よりも
大事に思ってますから。
向日葵ちゃんのことも。
(江口菊次郎) そうか…。
そこを うまく使やぁ いいんだよ。
どういうことっすか?
ガキ引っ張って来て
ありもしねえ龍の悪口を
グチグチ ネチネチ
吹き込むんだよ。
そしたらガキも
龍のこと嫌いになって
別れるしかねえだろ。
いや 大人げなっ!
俺はそんなことできませんよ。
この役立たずが!
いいよ! 俺が勝手にやるから!
あっ! お~!
大丈夫っすか?
あ~… これ
重たくて動かないやつっすね。
痛~い。
お… おんぶしましょうか?
(江口) いらねえ!
(太田) あいつら…!
(田中) あのタコ坊主は
ホントに汚いヤツだね!
会長!
こうなったら
全力で向日葵ちゃんを守るわよ!
(2人) お~!
1回だけだ… 1回。
(麺をすする音)
ズルズル ズルズルうるせぇな
あっち行ってろ お前。
すいません 食います?
1回… 電話してんだろ こっちは。
1回だけだ…。
(江口雲雀) あんた!
びっくりした。
(江口) だっ!
1回だけ 何やってもらうんだい?
白状しな!
何でもありません
足! 足 上げて…。
(雲雀) どこぞの女に
手ぇ出してんじゃないだろうね?
正直に言いな。
1階だけ… 平屋じゃ ない
1階建てに住んでるって話だよ。
高校の同級生から電話があって。
えっ いや 姐さん 違います。
(江口) 関係ないの~ あぁ!
おやっさん ウソ…。
あんた… もし女だったら
全身の毛 抜くからね!
おぉ…。
えぇ…。
(江口) 恐ろしや…。
抜くんすか?
あっ…。
だ~!
あ~ 痛った! あ痛った!
おやっさん 痛いっす!
痛ってぇ… 何すか!
うぅ… お~。
(雲雀) 雅。
(江口) うぅ…。
雅‼
わぁ~!
♬~
(江口) そこ どけ。
(田中) どくわけないでしょ!
向日葵ちゃんは
絶対に渡さないわよ。
(江口) 界面活性剤みたいな
ツラした女どもが!
(田中) あんた そんなこと いいと
思ってんのよ? 女性にね
ひどいわよ それは男尊女卑…。
(江口) え? だって おめぇ…。
(ユキ) めっちゃ もめてるよ。
あら~ 向日葵ちゃ~ん!
君が向日葵ちゃんか。
はじめまして
江口菊次郎と申します。
(太田) こんな極道のこと
相手にしなくていいんだよ?
(田中) 見ないほうがいいわよ
こんなおじさんなんか。
てめぇら
いいかげんにしろよ おら!
あんたこそ
いいかげんにしなさいよ!
姐さん。
雅君 どうしたの?
えっ 向日葵に?
うちの旦那はね
龍に どうしても
戻って来てほしいらしいんだ。
だからって
向日葵 関係ないでしょ。
いいかげんに
していただけませんか。
あたいはね
姑息なことして
筋の通らない形で
龍が こっちの世界に
戻って来るのは
おかしいと思ってんだ。
だから…
あんたに話をしに来たんだよ。
アニキには電話してるんですけど
全然 出てもらえなくて…。
姐さんから
直接 言ってもらえませんかね。
タッちゃん… 家 出てったの。
えっ。
私が留守電に残しても
折り返しがなくて。
雅君の電話にも出ないんじゃ…。
私から離れたくて
ホントにどこかに行ったのかもね。
そうなのかい…。
姐さん!
俺がアニキを必ず見つけ出します。
困ったもんだねぇ…。
(ドアの開閉音)
龍なら出てったよ。
(江口) 何だと!?
どうして!?
電話もつながらない。
向日葵 お前 今すぐ連絡しろ。
無理だよ タコ坊主。
お前まで…。
あんたたちがヤクザに戻そうとか
余計なことしたからじゃないの?
何 言ってんだ この人間モドキが。
正真正銘の人間よ この化け物!
ちょっと!
ちょっと!
言い争ってる場合じゃないっす。
このままだと… ホントに
アニキがどっかに行っちゃいます。
もう みんなで協力して
アニキを捜しませんか?
こんなババアと そんなこと
できるわけねえだろう!
こんな化け物と一緒には無理よ!
化け物? この妖怪が!
一緒に? 無理 無理…。
お願いします 握手してください
2人とも!
(江口) 冗談じゃねえよ…!
仲直りしてください。
龍のためだ! 龍のためだ!
もう…。
早くしろ~!
うわぁ!
離せや! もう!
わぁ~!
来る思うたわ。
営業中ですか~?
閉店しております。
もうかりまっか?
ぼちぼちでんな~!
ほな また来るわ。
またのお越しを
お待ちしております。
ハァ…。
(田中) 何で真ん中から張るのよ
こっちから…。
(江口) 真ん中から張ろうが
関係ねえだろうが!
こう斜めに張って…。
(田中) やりがちね!
(酒井) 行方不明?
(佐渡島) 指名手配犯みたいだな
どう見ても。
何か胸騒ぎがしますね。
胸騒ぎが止まりません!
取りあえず 今回 お前の胸騒ぎは
いったん無視しようと思う。
何で? 何で!?
♬~
(美久の母)
あなた一人で育てられるの?
(母) 子どもを育てるっていうのは
そんな簡単なことじゃ ないの。
いろんなこと犠牲にしてでも
守って行かなきゃいけないの。
私は産みたい。
どんな理由があったとしても
この子に罪はないでしょ。
私一人でも育てる。
あなたがそう言うなら…。
♬~
(店員)
美久さん 就職活動どうですか?
この間 決まりかけたんだけど
就業時間とか休みとか
全然 融通 利かなそうで
結局ダメになったの。
シングルマザーって
そういうとこ大変なんだなぁ。
(ドアベル)
いらっしゃい…。
い… いらっしゃ…。
2名様ですか? ご案内します。
こちらでよろしいですか?
窓際じゃダメっすか?
雅!
はい!
店員さんに迷惑掛けたら あかん!
すいません…。
姉ちゃん ここでええわ。
すいません…。
ご注文が決まりましたら
お呼び…。
いちごパフェ。
えっ?
旗 立ってるからな。
あぁ…。
姉ちゃん!
はい。
早せい!
すいません…。
姉ちゃん!
はい。
早せい!
すいません!
姉ちゃん!
はい。
早せいや!
何で あの人 いつも
私ばっかり呼ぶんだろう?
美久さんに
気があるんじゃないですか?
姉ちゃん!
ほら!
はい ご注文どうぞ。
カレイの煮付け定食。
はい。
カレーライス。
はい。
よし…!
少々 お待ちください。
おっす。
はい。
今日は早かったな。
決まりましたよ。
何しとんねん。
すいません。
あの… クーポンはお持ちですか?
クー… ポン? マージャンか?
違います。
違います。
えっ。
帰りにレジで見せてください
定食が100円引きになります。
何やて!?
シ~!
こんな便利なもん
世の中にあるんか。
初めて知ったわ ありがとうな。
少々お待ちください。
おっす。
へぇ~ すごいっすね。
お待たせしました
カレーライスです。
子持ちか。
嫌いやないで。
えっ?
腹 割ってみんと
分からへんこともあんねや。
失礼します。
おっす。
姉ちゃん!
はい。
ケッコンや
ケッコンについて話 しようか。
結婚?
ああ。
子持ちだとか 結婚だとか
本気で言ってます?
お?
いいかげんな言葉で ひとの心
もてあそばないでください。
♬~
おぉ! 危ない。
あ? あんた ファミレスの…。
おう。
糖分 足りてへんのとちゃうか?
腹 割って話していいですか?
(店員) 最近 あの人
来なくなりましたね。
何か言ったんですか?
うん…。
あ… そうだったんですね。
わぁ!
えっ!?
(店員) えっ…。
ケジメつけて来たで。
♬~
(振動音)
(美久の声) 「色々ごめん
椅子 ありがとうね。
クマちゃんが持ってたバラ
あの時のことを思い出したよ。
たっちゃん
ちゃんとケジメをつけなきゃね」。
ちゃんとケジメなぁ…。
(江口)
全然 見つかんねえじゃねぇか!
(田中) 何すんのよ あんた!
1週間以上たってんのに
もう どこ行ったのかしら?
さっき聞いたよ!
言ってないわよ!
ナポリタン2皿を…。
ピ~ピ~ ピ~ピ~
騒ぐんじゃないよ。
すいませんね ホントに。
うるせぇんだ お前ら。
(田中) は? 「お前ら」って誰よ
私しか喋ってないじゃない…。
(ゆかり) ん? あれ? この人…。
えっ! あ~!
このインスタ あいつのなの?
ヤバ! えっ ヤバいんだけど。
(遠野) ゆかりちゃん…?
え~!
うるせぇんだ! お前!
おい かずお!
(遠野) はい はい! はい…。
従業員の教育がなってないぞ!
すいません!
そうよ なってないのよ!
あんた ギャ~ギャ~ うるさいのよ!
あ? 何すか?
ゆかりちゃん メンチ切らないで!
(田中) あんた 何なのよ。
おい! おい おい…
寄って来んのか お前はよ!
黙らっしゃい!
もう捜すのも やめたらどうだい?
龍は惚れた女のために
全てをささげて
命 懸けて この世界を去ったんだ。
あんたが
一番 よく知ってるじゃないか。
(ドアベル)
あっ! ハァ ハァ…。
(江口) どうした?
皆さん…。
アニキが車にひかれたみたいです。
(江口) 何だと?
その場から
いなくなったみたいで…。
雅 ホントかい?
(太田) 死んでないですよね?
不死身の龍が
死ぬわけえねえだろうが!
(雲雀) こうしちゃいらんないよ。
おめぇら! 行くぞ。
はい!
(江口) 雅 勘定 頼むぞ。
えっ?
姉ちゃん いい根性してんな。
えっ 8200円!?
(ゆかり) ねぇ ねぇ ちょっと。
えっ?
今 みんなが話してた人って
この人じゃないの?
アニキ!
この鯛を釣ったのが6日前で…。
これが5日前で…。
で これが4日前。
そして これが3日前っす。
ほう!
ワレ ホンマに極道か?
この写真 見て 気付かんかのぉ?
えっ?
(虎二郎) この3つの掛け軸に
酒 鯛とくりゃあ
何か分からんのか?
そうじゃ これは
盃事じゃ。
おそらく
日本最大の山ノ守一家じゃろう。
あいつは 極道に戻る気じゃ。
俺たちの知らない所で
盃事を進めてた…。
こりゃ もたもたしとられんのぉ。
(ゆかり) ねぇ ねぇ ねぇ。
スマホ まだ?
あぁ ごめん ごめん はい。
指紋。
あぁ…。
(上司) わざわざお越しくださり
ありがとうございます。
(女性) こちらへどうぞ。
失敗 許されないからね 頼むよ。
いろいろと
ご迷惑をお掛けしました。
失礼します。
(上司)
では 始めさせていただきます。
♬~
ん? どうかしました?
(上司) 何やってんだ?
プレゼンの前に
話したいことがあります。
何 言ってんだ?
うちの旦那は
元極道です。
(上司) またまた! こいつ いつも
冗談ばっかり言うんですよ。
冗談じゃ ありません
ホントに元極道なんです。
おい!
静かにしろよ 喋ってんだろ?
極道の道から足を洗い
旦那は一生懸命 生きています。
悪い人だったかもしれません。
人に迷惑を掛けて来た人生
だったかもしれません。
でも 今は
家族のために
命を懸けてくれてるんです。
♬~
彼は立派な主夫です。
私にとって 最高の家族です。
私は 誰にも彼を否定させません。
お前!
私の旦那は!
元極道の不死身の龍じゃ!
何か文句あんのか?
主夫 ナメたらあかんで。
お疲れさまでした。
ハァ… すっきりした。
(クライアント) 待ってください。
私たちは
あなたのプレゼンが聞きたくて
ここに来たんです。
ありがとうございます。
この匂い…。
お勤め ご苦労さまです。
うん。
メシ食う前に 話があんねん。
俺らにとって大事な話や。
(江口の声) 何てこった…。
俺のほうで調べたら
アニキは邦衛神社の
鶴の間を押さえてました。
そこで盃事が行われるのは
間違いありません。
おたくら 極道でしょ?
その会 たたきつぶせないの?
そんな単純なことじゃねえんだよ。
会長さんたちは 今すぐにでも
手を引いたほうがいいわ。
いや でも 龍さんが…。
もう どうしようもねえな。
俺は…。
俺は 命を懸けてでも
この盃事をぶっ壊しますよ。
雅。
こ… こんなバカな俺でも
アニキは いつでも
俺をそばに置いてくれて
かわいがってくれました。
今も昔も
アニキがやることに
反対したことは ありません。
でも今回の件に関しては
間違ってます!
あんなに大事にしてる家族を
捨ててまで
俺は極道に戻って来てほしいとは
思いません。
そんなのアニキらしくないです。
♬~
おやっさん 姐さん。
お世話になりました!
♬~
(江口) 待て! 雅!
親より先に死ぬのは親不孝だ。
それに…。
龍も 大事な わしの子だ。
このわしが 守ってやらねえとな。
ハァ…。
いっちょ やるかい。
姐さん… おやっさん…。
(田中) 待ちな タコ坊主。
(江口) えっ ここで タコ坊主?
私たちも加勢するよ
龍さんは誰にも渡さない なっ?
チッ… ん。
行くぞ!
(一同) っしゃ~!
♬~
よっしゃ~!
(田中) おら!
♬~
え~い! 突入~!
(一同) お~!
(祝詞)
えっ どういうこと?
龍! おめでとう。
何や? どないしたんですか?
驚いたでしょう。
知ってたんだぞ~。
いや しれっとウソついてる…。
サンライズ!
いや サプライズ。
おめでと~う! はい はい
皆さん じゃあ 座りましょう
中に行って どうぞ どうぞ
フゥ~ フゥ~!
(田中) やぁ おめでた~い
フゥ~ フゥ~ 龍さん。
♬~
♬~
しっかし また何で急に
式 挙げることにしたんすか?
ケジメつけたいって
美久からメール来てな。
おぉ。
えっ?
タッちゃん そのメール
私 自分のこと言ってたんだけど。
お?
式 挙げたいってことちゃうんか?
うん。
「ケジメ」言うたから てっきり
式 挙げるいうてんのかと思たわ。
あ~ あ~…。
龍よ!
ありがとうございます。
あんなクソガキが…。
ええ男になったのぉ。
うちで預かるには条件がある
極道の世界はな
世間様と違って
子が命を懸けて親を守るんだ
だが わしらは違う
親が子を守る
今日からお前は
わしらの大事な家族だ
お前さんの命
わしが命懸けで守ってやる
いつかお前も
そう思える人間をつくれるぐらい
大きくなれ
はい
会長のおかげですわ。
まぁな。
ないと思います。
いや いつも一緒にいるんすけど
やってることが コ…。
「コ」? 「コ」何だよ?
何でもないっす。
正直に言ってみろ 怒んねえから。
コスいんすよ。
何だと この野郎!
あ痛ってぇ! 痛ってぇんだよ!
あっ すいません。
「痛てぇんだよ」とは 誰に…。
何やってんだよ!
このコスタコ坊主が!
そうだよ
俺はコスいタコ坊主だよ。
バカ野郎!
痛ってぇな!
何だよ てめぇ… おっ。
あっ すいません すいません。
デッカく行こうぜ。
あんたがデッカくなりな。
2人とも 末永く お幸せに。
おす。
ありがとう。
アホが。
ねぇ。
ん?
今日はこんな日だから
正直に話していい?
おう。
覚えてる?
ファミレスで出会った時のこと。
ああ。
最初はさ 嫌だったけど
実は途中から
いつも呼んでくれるから
うれしかったんだよ。
おう
おう
姉ちゃん!
はい
んで いきなり「子持ちでもいい」
って言ってくれるし
結婚は迫って来るし。
子持ちか
嫌いやないで
失礼します
おっす
子持ちって珍しいんすか?
カレイはオスかメスか
見分け つけへんからな
ケッコンや
血痕について話 しよか
いいかげんな言葉で ひとの心
もてあそばないでください
何か勘違いしてません?
あの人
勘違い?
アニキが言ってるケッコンを
プロポーズだと
思ったんじゃないですか?
あ?
ダメですよ そういうの~
ねぇ 何で私と?
おう
糖分
足りてへんのとちゃうか?
腹 割って話していいですか?
おう
私 大学時代に子供ができて
妊娠を知った相手の男性は
私から逃げて行きました
でも 私は娘を産んだんです
生まれて来たら
本当にいとおしくて
産んでよかったって
心から思ったんです
一人で育てんのは大変やな
私にとっては
大事な家族なんです
命を懸けてでも
娘を守ることは
母親としての役目です
だから
誰かを好きになるとか
誰かと一緒になるとか
考えないようにしてます
♬~
なんちゃって
♬~
そもそも極道の妻になんて
なれませんから
でも
気持ちはうれしかったです
♬~
♬~
会長
渡瀬一家 壊滅させて来ます
事 済ましたら
破門にしてください!
俺にも 命 懸けて
守りたい人間ができたんです
そうか
できちまったか
♬~
どうしたんですか? そのケガ
ケジメつけて来たで
家族になりたいねん
えっ?
ええかげん ちゃうで
あんたと 娘さんの命
俺に守らせてくれへんか
♬~
♬~
♬~
私 あの時ね
すっごい うれしかった。
ねぇ 私のどこがよかったの?
全部やな。
も~う!
あっ!
肩 こわれたがな…。
龍君のために
インターネットで調べたの。
お?
(美久の父)
お母さん? お母さん!
既に お覚悟は十二分に
おありのことでしょうが
主夫業の世界は
たとえ白いものでも
黒いと言われたら
その胸の中に全てをのみ込んで
承服せざるを得ない
厳しい世界です。
いかの修業にも耐え抜いて
一家のため 美久 向日葵のため
立派な男となる決意が
固まりましたら
その盃を一気に飲み干し
懐中深く お納めください。
お心遣い ありがとうございます。
しかと さように
納めさせていただきます。
(拍手)
(父) お母さん
そういうのやるなら言ってよ~。
(母) だって~。
(父)
でも すっごくカッコよかった。
(母) お父さん お父さん…。
本日は お忙しい中
ありがとうございます。
不思議な縁を持ちまして
妻 美久と出会い
主夫をやらせてもろてます。
こないな楽しいことに
出合わせてくれた美久には
心からの感謝しかありません。
美久と向日葵のためやったら
いつ いかなる時でも
鉄砲玉になる覚悟でございます。
いや やめてよ。
今日から また粉骨砕身
愛をもって2人のために
主夫道に邁進する所存です。
めおとになり まだ2年。
ご厄介かけがちな
若輩者でございますが
向後万端
よろしくお願いいたします。
(拍手)
タッちゃん。
お?
これからも よろしくね。
おう。
♬~
あっ クレープ屋のおじさん。
あ。
いいこと教えてあげる。
(ゆかり) 予想 外れたみたいね。
(虎二郎) うっ…!
えかったの~ぉ!
(ゆかり) フフっ。
ブタ ブタコ お迎えに来たよ。
お義父さん 自分が準備しますわ。
君は座ってなさい 私がやろう。
私も手伝うわ。
あかんて!
(父) よっ!
美久! お義父さん!
お義父さん! 美久!
お義父さん! 美久!
美久!
(何かを落とす音)
お義父さん!
(母) 2人とも! 座りなさい!
(美久:父) はい…。
(母) どいて 美久 もう。
おいしいね~。
う~ん おいしく出来たね。
ねっ やればできるでしょ?
(向日葵)
フフっ いや やってないし
ほとんど おばあちゃんだし。
ホントよね~。
(父)♪~ タラッタ ラッタラッタ
うさぎのダンス
お義母さん さすがですわ。
家族まとめるのは大変よ 龍君。
しっかり
主夫 やらせていただきます。
お願いします。
おす。
タッちゃん。
ん?
何や?
ありがとう。
おう。
フフ…。