日曜劇場「危険なビーナス」最終話【衝撃の結末!犯人は誰だ?義妹の正体とは…?】[終]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

日曜劇場「危険なビーナス」最終話【衝撃の結末!犯人は誰だ?義妹の正体とは…?】[終]

[字][デ]東野圭吾原作のラブサスペンス!義父が亡くなり伯朗(妻夫木聡)のもとには犯人から連絡が。犯人は誰なのか?そして楓(吉高由里子)の正体は?全ての謎が明かされる

番組内容
矢神家では当主・康治が亡くなり、いよいよ遺産を相続するときが来た。親族が醜い争いを繰り広げる中、伯朗(妻夫木聡)のもとに「母から譲り受けた貴重なものを渡さなければ明人を殺す」と犯人からメールが届く。遂に犯人と直接対決!伯朗は貴重なものを探し出し、明人(染谷将太)を救うことができるのか?犯人は一体誰だ?そして楓(吉高由里子)は本当に明人の妻なのか?全ての謎が明かされ、最後に驚愕の結末が待ち受けるー
出演者
妻夫木聡、吉高由里子、ディーン・フジオカ、染谷将太、中村アン、堀田真由、福田麻貴(3時のヒロイン)、R-指定(Creepy Nuts)、麻生祐未、坂井真紀、安蘭けい、田口浩正、池内万作、栗原英雄、斉藤由貴、戸田恵子、小日向文世
原作
東野圭吾『危険なビーナス』(講談社文庫)

脚本
黒岩勉

音楽
主題歌:back number 「エメラルド」(ユニバーサル シグマ)
音楽:菅野祐悟

スタッフ
演出:佐藤祐市
プロデューサー:橋本芙美、髙丸雅隆、久松大地
公式ページ
◇番組HP
https://www.tbs.co.jp/kikenna_venus/

◇twitter
@kikenna_venus
https://twitter.com/kikenna_venus

◇instagram
https://www.instagram.com/kikenna_venus_tbs/

おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる可能性があります。

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – その他
福祉 – 文字(字幕)

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(伯朗)おふくろは矢神の人間に
殺されたっていうのか?

(明人)母さんが貴重な何かを
隠したというのなら

兄貴にしか見つけられない

(楓)価値ある何かとは
後天性サヴァン症候群の

研究記録だったことが
分かりましたね

小泉の家か…

(勇磨)研究記録は
そこにあるはずだ

あなたは
明人の妻ではないですよね

最強バディは おしまいですか?
君が壊したんだ

(百合華)明君…
近づきすぎたようだね 楓さんに

(波恵)君津は康之介の子供です
遺産を引き継ぐ一人となります

僕が 必ず

弟を連れ戻します

(波恵)では 親族会を始めます

兄は亡くなりました

明人は不在で連絡もないため

遺産を
相続すべき人間がおりません

そこで 康之介の子供達に

均等に分配することにいたします

(ドアが開く)

(牧雄)見つけたぞ

後天性サヴァン症候群の
研究記録だ

どこにあったんです?
我々の父親の部屋だ

康之介の部屋?

(祥子)私が知恵を貸したの

その研究記録は
康之介が自分の手柄として

持っていたんじゃ
ないかしらって

勇磨さん
あなた あれが欲しいんでしょ?

そのために 佐代さんを捨てて

楓さんと手を組んだ

あげる

ただし 正直に話してほしいの

佐代さんが
母さんを殺したんでしょ

さあ 話して!

牧雄さん

その研究記録は偽物ですよね

はい?
あなたは 僕を殺してでも

その記録を手に入れると
言っていました

それほど思い入れがある
研究記録を

そんな恨みのために
渡すはずがない

やっぱりダメだったな あなたの
くだらないアイデアは ハハハ…

牧雄!

(佐代)愚かな人ね

こんな人に遺産を分けるなんて
もったいない

あなたには渡さない!

言いなさい あなたが
私の母を毒殺したんでしょ!

だとしたら?
こうする

あっ!
(隆司)やめなさい!

何をやっているんだよ
もういいじゃないか

百合華のことも考えなさい!

ああ… あ~っ!

いい加減になさい!

矢神家の当主が亡くなったときに
恥ずかしいと思わないのですか?

波恵さんこそ恥ずかしいことを
されているのでは?

君津君のことですよ

康之介から聞いたんです

波恵さんが昔
貧乏な青年と

恋に落ちたことが
あるって

相手の男の名前は 君津修平

それって確か 君津のお父さん

もしかして 彼の母親は…

波恵叔母様?
それしか考えられません

なるほど それで彼に
遺産を譲ろうとしたってわけか

いいえ 君津の父親は

康之介です

康之介のDNAデータと照合しました

間違いありません

でも 彼は波恵さんと
駆け落ちした男に育てられたはず

修平さんとの生活は幸せでした

矢神の家を捨てて
このまま生きていくつもりでした

でも ある日 突然

別の女性を連れてきて

この人と結婚すると
言いだしたんです

私は この屋敷に戻るほか
ありませんでした

《(康之介)
あんな男のことは忘れろ》

でも 修平さんが結婚した相手は

康之介の愛人でした

康之介が 私を引き離すために
あてがったのです

そんな…

結局 この家は全て

康之介の邪念に
引きずられているんです

ここに集まっている
康之介の子供達が

矢神家を腐らせている

だから これを用意しました

(祥子)それは… あのときの

波恵さんが 母さんに毒を?

私が 毒を盛った相手は

父・康之介です

少しずつ

本当に ほんの少しずつだけ

この毒を 父のお茶に
しのばせ続けました

もちろん それが
死因かどうかは分かりません

ただ 康之介が亡くなったとき

私には 手応えがありました

ああ ついに やってやったって

(波恵)そして 今日

康之介の子供を
根絶やしにするために

十分な致死量を
入れることにしたんです

この お茶に

でも

やめました

《ありがとう お父さん》

(波恵)
伯朗さんが 明人を呼び戻して

あの子が
遺産を譲り受けるというのなら

まだ 矢神家には
存在価値があると思ったから

どうして

明人は 兄と禎子さんに
育てられた子供です

ここにいる人達のように
曲がってはいません

伯朗さんを見て
私は改めて そう感じました

こんなメールが届きました

「あなたのお母さんが譲り受けた
貴重なものを見つけてください」

「明人さんと交換します」

「警察に連絡したら
明人さんを殺します」

僕は 必ず研究記録を見つけて

明人を助け出します

勇磨と楓さんにも手伝ってもらう

(波恵)伯朗さん…
お前にしては いい判断だ

時間がない 人手がいる

楓さんに
だまされているかもしれませんよ

そのときは

バカな自分を 思いきり笑いますよ

今から
小泉の家に行ってくる

(順子)えっ? でも
あそこは もう更地でしょ?

いや 本当は建物が残っていたんだ

どういうこと?
とにかく あの家に

隠されているものを
急いで探さないといけない

どこかに
秘密の隠し場所とかなかった?

そんな場所は
ないと思うけど

じゃあ おふくろが貴重な何かを

康治さんから譲り受けたって話は
聞いてない?

うん

フラクタル図形とか
後天性サヴァン症候群とか

あと これ

親父が
最後に描いてた絵については?

これ 何で
ここだけ写真がないの?

誰かが持ち去ったんだと思う

それって 明人君かも

えっ?
(順子)妙な絵の写真を

持ってきたことが
あったのよ

土の中は考えませんでした

どうして
信用してくれたんですか?

僕は どうしても君のことが

悪い人だと思えないんだ

ただ 僕が

女性に弱いからだけじゃない

僕は ずっと 君のことが

お義兄様

それ以上は…

すまない

宝探しは終わりだ

康治さんの筆跡に間違いない
本物だ

どこにあった?
あの天井裏だ

僕が確認したときには なかった

そんなこと言ってる場合か
そうですよ お義兄様

早く犯人に連絡を

(シャッター音)

何してる?
記録を撮影するなとは

言われていない
(携帯着信)

犯人からか 何て書いてある?

動物病院だ 行こう

向こうで落ち合おう
研究資料は俺が持ってく

持ち逃げするつもりじゃ
ないだろうな

俺も鬼じゃない
明人の命を助けるよ

これで ついに
犯人と対峙できますね

どうしたんですか? お義兄様

いや 随分あっさり
見つかったなと思って

天井裏に あったことが
気になってるんですか?

本当に この間 来たときは
あそこには何もなかったんだ

じゃあ 誰かが最近
置いてったんですかね

どうしたんですか?

君は

あの家が残っていることを

勇磨以外の誰かに話したか?

いいえ 勇磨さん以外 誰にも

どうしたんですか?

家の中に誰か…

そんなことしたら 中の人に…
それでいいんだ

僕と順子叔母さんの会話を
聞いていたんですね

それで 小泉の家が残っている
ことを知った叔父さんは

先回りをして
研究記録を天井裏に隠した

僕らが それを見つければ
すぐに帰ると思ったから

僕らが いなくなったあとに
自分が本当に欲しかったものを

ゆっくり探そうと
思ったんですよね

「寛恕の網」を

(憲三)やっぱり 君も 頭がいい

(憲三)明人君が
これを持ってきたとき驚いたよ

《これって
数学と関係あんのかな?》

《うん? どれどれ》
《(明人)何だか法則性が…》

(憲三)見た瞬間 鳥肌が立った

《う~ん 僕には
絵のことは さっぱりだよ》

(憲三)それは ウラムの螺旋の
表現方法を変え

より 緻密にした絵に見えた

ウラムの螺旋?
1963年

数学者のスタニスワフ・ウラムに
よって発見された

素数を順番に
螺旋状に並べた図形だよ

ウラムって

もしかして 康治さんが

「あきとにうらむな」と
言っていたのは

(憲三)おそらく 明人に

ウラムの螺旋の絵を
処分させろとか

言いたかったのだろうね

これですね ウラムの螺旋って

全然違うだろう
一清さんが描いた「寛恕の網」は

ウラムの螺旋と違い
曖昧なところが一切なく

完璧な法則性を持っていた
それは つまり

素数の分布に
法則性があることを示す

人類にとって画期的な発見に
つながるものに違いなかった

きっと 本物が
ここにあるはずだと思ってね

順子さんの鍵で こっそり
忍び込んで探すようになった

(憲三)でも 見つかったのは
例の研究記録だけだった

それで 「寛恕の網」が

矢神家にあると考えた

康治さんから この家は壊して

更地にしたという連絡が
来たからね

だけど さすがに矢神家に
忍び込むわけにはいかない

ところが その絵を手に入れる
千載一遇のチャンスが やってきた

遺産相続?

この絵は 禎子さんの遺品として

伯朗君に渡されるだろうからね

でも 明人君の存在が邪魔だった

大人になった彼なら

「寛恕の網」の価値に
気づくかもしれないと思った

その絵を
明人の目に触れさせることなく

僕に引き取らせること

それが
叔父さんの計画だったんですね

そうだよ

だけど

楓さんの出現も

この家が残っていたことも

何もかも誤算だらけだった

牧雄さんの存在も
想定外だったんですね

(憲三)康治さんと一緒に
研究をしていた牧雄さんは

「寛恕の網」の価値を
すでに知っていて

探しているのかも
しれないと思った

それで 待ち合わせをしていた
伯朗君のあとをつけて 牧雄さんを

おふくろを殺したのも

叔父さんだったんですか

おふくろを殺したのも

叔父さんだったんですか

この家に忍び込んで
絵を探しているときだよ

《(禎子)探しているのは》

《「寛恕の網」ですか?》

《憲三さんだったんですね》

《順子に話してください》

《なら 私が連絡します》
《許してくれ》

《順子さんにだけは
言わないでくれないか》

《あの絵は処分します》
《ダメだ!》

《そんなことしたらいけない》
《あの絵には》

《素数の配列の秘密が隠されていて
持っていては危険だって》

《康治さんに聞かされていました》

《素数は》

《セキュリティシステムの
暗号に使われていて》

《あの絵があれば 世界中の暗号を
破ることができるかもしれない》

《僕は そんなことには使わない》

《ただ 数学者として純粋に
素数の謎を解きたいだけだ》

《人を狂わせるような絵は》

《持っていては
いけなかったのかもしれませんね》

《順子に連絡します》
《頼む》

《それだけは
やめてくれ 頼む!》

気づいたら 禎子さんが倒れていた

(憲三)すぐに救急車を呼べば
助かっていたかもしれない

だけど 僕は

禎子さんを風呂場まで運び

服を脱がせて
湯船に寝かせて お湯を入れた

途中で意識が戻ったら
中止にしよう

そう 頭の片隅で思っていた

だけど

目を覚ますことはなかった

明人を今すぐ解放してください

これ以上
僕の家族を壊さないでくれ

分かった

ちょっと待っててくれ

(物音)

何やってるんですか

ちょっ ちょっ…

あっ!

動かないで

お義兄様

素数の秘密を解くことは
全ての数学者達の

いや 人類の夢なんだ

「寛恕の網」があれば
その夢が きっとかなう

人の命より 数学のほうが
大事だというんですか

すでに 禎子さんの命を奪ってる

叔父様も死にますよ
絵が見つからなければ

この家のどこかに隠されている
絵と一緒に死ぬつもりだった

もう やめてくれ
そんなことしても

絵は見つからない
いや 君なら見つけられる

えっ?
明人君が言ってた 兄貴なら

母さんが譲り受けた貴重なものを
きっと見つけることができるって

何で?
兄貴は 僕よりも

母さんに愛されていたからと

探してくれ!

無理だ もう この家は
さんざん探して

君ならできるって
彼は言ってたんだ

君ならできるんだよ
いいから早く見つけてくれ!

お義兄様
ああ

叔父さん 早く
僕は いい

ふざけるな! 早く!

あっち あっち
早く立って!

早く!
はい!

ここに…

≪あっ

あそこだ

あっ!

お義兄様?

うわっ!

何やってんだよ!

明人
逃げようよ

でも 絵が
絵なんか どうでもいいじゃないか

早く

(ノック)

≪失礼します

明人
ごめん 待たしちゃって

どうぞ お座りください

一睡もしてないの?
眠れるわけがないだろ

それより
どういうことなのか教えてくれ

10月2日

父さんの容体が
悪化したと知らされて

僕は急いで帰国したんだ

2人の男性が待ち受けていた

彼らは 警視庁の人間だった

サイバー犯罪対策課が
交流サイトで見つけたんです

矢神明人さんを拉致監禁すれば

成功報酬を
支払うというオーダーを

依頼人の正体を突き止めるために

我々は 明人さんに
ある提案をしました

僕を実際に
拉致監禁したように見せかけて

相手の出方をうかがおうって

その提案に乗ったのか?

条件付きで
条件?

そもそも 僕が帰国するのを
知っていたのは親戚の人間だけ

となれば 依頼人は 彼らの中の
誰かである可能性が高い

そう考えたとき 僕の中に

一つの仮説が ひらめいた

おふくろの死か

母さんが死んで以来
僕は ずっと

矢神家の誰かに殺されたんじゃ
ないかと疑い続けていた

そこで警察に 母さんの死の
再捜査をしてほしいと

頼んでみたんだ

真相を究明するには
関係者の内部に

深く立ち入る必要がありました

そこで 潜入捜査が
行われることが決定しました

(ノック)

≪どうぞ

そこで 潜入捜査が
行われることが決定しました

(ノック)

≪どうぞ

警視庁捜査一課 特殊犯捜査係の

古澤楓です

嘘だろ…

兄貴には 心配や迷惑をかけて

ふざけんなよ
探っていたのは矢神の連中だろ

俺には最初から 本当のこと言って
くれてもよかったんじゃないのか

明人さんから
そのような提案は あったのですが

秘密の共有者は
極力 少なくするのが

潜入捜査の鉄則ですので
我々が拒否しました

なら 勇磨は?

勇磨さんには
盗聴されちゃったんだ

(明人)
僕と楓さんが話しているのを

《そういうことか》

それで 研究記録が見つかった
ときは譲るという条件で

捜査に協力するように
お願いしたんだ

なら 牡蠣のことで
乗り込んでいったときって…

《うせろ 負け犬》

(明人)あのときは まさに
捜査会議をしていたところだった

じゃあ
実家の焼き鳥屋のお母さんは?

あれは 私の先輩の捜査員です

もともと 私の行きつけのお店で

ご主人に事情を話して
使わせてもらいました

じゃあ さっき
小泉の家に明人がいたのは?

兄貴と楓さんを つけてたんだよ

そして ついに
兄貴が真相を暴いてくれた

よかったのかよ そんなんで

お前が いない間に
康治さんは亡くなったぞ

うん

最期に会えないかもしれないって

覚悟はしていた

でも 母さんのためだから
父さんも許してくれると思う

それに

兄貴が みとってくれたって
楓さんから聞いたから安心したよ

とにかく お前が無事でよかった

心配かけて ホントに ごめん

康治さん 最後まで
お前に会いたがってたぞ

すぐに行ってやれ

ありがとう

じゃあ また

聞きたいことが
山のようにあるけど

とりあえず
一番聞きたいことを尋ねます

全部 芝居だったんですか?

はい

明人を思って泣いたのも
怒って 僕を引っぱたいたのも全て

はい

はあ~っ 全然笑えないな

怒ってますよね

怒ってるっていうか

理解できないんです

僕は あなたと
ずっと一緒にいましたよね

怒ったり 喜んだり

数え切れないほど言葉と気持ちを
交わしたつもりでした

あれは一体 何だったんですか?

私は 明人さんの妻に
なりきりました

もし ホントの妻だったらどうするか
などということは考えず

ただ 自分は妻なんだと
思い込んでいました

あなたの頬を叩いたときは

そういう状態だったように
思います

思いますというのは
自分でも よく分からないからです

潜入捜査をしているときは

そうやって
本能のようなもので動きます

手島さんには
ひどいことをしてしまいました

本当に申し訳ございませんでした

大変な お仕事ですね

お勤め ご苦労さまです

《これ お義母様の形見ですよね?》

《こんな大切なものを
いいんですか?》

《いいに決まってるだろ
明人の お嫁さんなんだから》

《君は絶対に悪い人じゃない
このまま最後まで信じ抜こうって》

《僕にとっても大切な人なんだよ》

《傷つける人間は
絶対に許しません!》

《最強タッグなんだろ? 僕達は》

これからもさ

たまに 一緒に お酒飲んだり

困ったことがあったら
色々 相談に乗ってね

今でも

憲三さんのこと
嫌いにはなれないの

いいんじゃないかな それで

ごめんね

ごめんね お姉ちゃん…

(池田)どうだ?
そろそろ 元美ちゃんと

素敵なディナーでも
楽しんでくれば?

余計なことは
言わないでくださいよ

うちの養子に入るって話

こっちも そろそろ
本気で考えてもらえると助かるな

(蔭山)私も かまいませんよ
(池田)へっ?

(蔭山)素敵なディナー

副院長が本当に 楓さんのことを
忘れていたらですけど

忘れるも何もないよ

あんな人は
この世にいなかったんだから

(池田)
は~い 決まりだな えっ へへへっ

蔭山さん

何で私からの電話
無視するんですか?

あっ すいません

もう関わらないほうが
いいのかなと思いまして

勝手に決めないでください
そんなの無責任です

蔭山さん

あなたは私のこと
大嫌いでしょうけど

私は あなたのこと大好きでした

すみません お願いします
は~い

毎度どうも
ありがとうございました

今度 副院長と
デートすることになりました

楓さんからもらった
このスカーフをして

めいっぱい
おしゃれしていこうと思います

副院長は
前から気になる存在でしたけど

楓さんが現れてから
余計 気になるようになりました

それは 副院長と あなたが
一緒になるのが

嫌だったからだと思います

矢神楓という人間は
本当に いなかったんですか?

私には どうしても あれが全て
全部 嘘だったとは思えません

いいのかよ 初七日に

喪主が外に出てきて

(明人)
大丈夫だよ 今日は身内だけだから

警察から 憲三叔父さんの
供述内容 少し聞いた

俺は いい 聞きたくない

いや 兄貴は
知っておいたほうがいいと思う

母さん 話してたみたいなんだ

《人を狂わせるような絵は》

《持っていては
いけなかったのかもしれませんね》

《なら 何で あの絵を今まで》

《一清さんに言われたんです》

《あの絵は
伯朗との最後の思い出だから》

《あの「寛恕の網」だけは》

《伯朗に渡してあげてほしいって》

《あの子の幸せな思い出は》

《とっておいて
あげたかったんです》

(明人)兄貴は

ホントに
母さんに愛されてたんだね

俺は ずっと お前に嫉妬してた

おふくろの愛情を
全て取られたと思って

僕も一緒だよ

兄貴が うらやましかった

だけど 違ったみたいだな

おふくろは 俺達のことを
平等に愛してくれていた

ああ

伯朗さん
波恵おば様が捜してましたよ

ああ 分かった ありがとう

いや あの

百合華と結婚を前提に
付き合うことになった

よろしくお願いします
お義兄様

おめでとう
うん

兄貴も早く いい人 見つけなよ
誰かいないの?

偉そうに

明人

俺は これからも一生

手島のままで いくことに決めた

でも

お前とは ずっと兄弟だからな

伯朗さんに お渡しする遺品です

(波恵)警察から戻ってきました

大事な思い出の品ですよね

楓さんとの

前よりも 波恵さんの本心が
少し見えるような気がしますよ

でしょうね

伯朗さんのせいで 恥も外聞もなく

全て
さらけ出してしまいましたから

この家の人間 全員が

何だかんだで 風通しが
よくなったのかもしれませんね

遺産は全て 明人が受け継いだが

研究記録は 俺が手に入れた

どんなビジネスに化けるか
今から楽しみだよ

僕には関係のない話だ

お前は何か手に入れたのか?

昔から逃げてばかりで
戦おうとしない

そんな お前が
俺は本当に嫌いだった

欲しいものがあるなら
自分の力で 手に入れろ

負け犬

こちらのお部屋でございます

あっ 大丈夫です

失礼いたします

ごめん 蔭山君
今日のディナーなんだけど

中止にしてくれないかな
やっぱり僕は 楓さんのことが…

何で…

あっ

ホントは ずっと
こうしたかったんです

<なんてことが起きるはずがない>

ごめん 蔭山君
今日のディナーなんだけど…

何で…

ごめんなさい
蔭山さんに お願いして

やっぱり もう一度
伯朗さんに お会い…

ホントは ずっと こうしたかった

これ 現実だよね

任務でもありません

あっ

何か急に すみません

いえ

改めまして 手島伯朗です

あっ 初めまして
古澤楓といいます

あ~っ
あんな大胆なことできるんですね

君に言われたくないよ

私 ホントは臆病なタイプですよ

嘘だ

お楽しみに

何なんだよ もう
はい 選びましょう

<なんてことが起きることも ある>