【土曜時代ドラマ】子連れ信兵衛2(6)「約束の白い花」[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

【土曜時代ドラマ】子連れ信兵衛2(6)「約束の白い花」[解][字]

小商いを狙った窃盗現場に出くわした信兵衛(高橋克典)は、客の鉄平(向井康二)に弟子にしてくれと懇願される。信兵衛は鉄平が実は窃盗団の一人であることを察する。

番組内容
小商いを狙った窃盗現場に出くわした信兵衛(高橋克典)。客の鉄平(向井康二)に、なぜか弟子にしてくれとまとわりつかれる。一方、信兵衛から鶴之助の母にと申し込まれた美玖(黒谷友香)は、気持ちを固めることができずにいる。信兵衛は鉄平が実は窃盗グループの一人であることを察する。金をためて、ある約束を守りたいと訴える鉄平に、罪を償うようにと諭す信兵衛。しかし鉄平は、井戸端の白い花を見たとたんに表情を変えて…
出演者
【出演】高橋克典,左とん平,小島梨里杏,宮田俊哉,鶴田忍,黒谷友香,向井康二,小川あん,新井康弘,長谷直美,中村嘉葎雄
原作・脚本
【原作】山本周五郎,【脚本】いずみ玲
音楽
【音楽】栗山和樹

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – 時代劇

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 鉄平
  2. 旦那
  3. 鶴坊
  4. 約束
  5. 大丈夫
  6. 仲間
  7. 美玖
  8. 一緒
  9. 親分
  10. ハハハハハ
  11. 伊代吉
  12. 一味
  13. 松村様
  14. 鶴之助
  15. 美玖殿
  16. 本当
  17. 連中
  18. 源吉
  19. 江戸
  20. 差配

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。





ABEMA



NHK
created by Rinker
¥1,320 (2021/09/24 22:46:54時点 Amazon調べ-詳細)

(太鼓の音)
あた~り~!

(鉄平)そろそろ 退け時だな。

まだ いいじゃない はい。
ゆっくりしてって。

いらっしゃい。

(悲鳴)

(鉄平)何だい お前さんたちは!
誰か助けて!

(伊代吉)黙れ! 死にてえのか?

おとなしくしてりゃ
血を見るようなまねはしねえ。

分かった。 みんな 大丈夫だ。
おいらが ついてるからな。

やめて! 返して!

(勘太)あ~ えい。

♬~

兄ぃ。 ほい ほい。

♬~

(信兵衛)おっ どうした?
何があった?

泥棒です! 泥棒が入ったんです!

泥棒!?

おい ちょっと待て!
何だ お前 どこ行くんだい?

あっしは 店の者じゃねえもんで。

だからって
帰っていい訳ねえだろう。

見たまんまを お役人に話すんだ。

♬~

<俺は松村信兵衛。

木挽町の裏長屋に住む
貧乏浪人だ。

長屋のみんなの手を借りて
男手一つで 子育てに奮闘中。

おっ 鶴坊 今日も ご機嫌だね>

(鶴之助の声)

男は3人 そろって
二十歳かそこいらだったんだな?

おあしの置き場所へ
まっしぐらに。 まるで

様子を知っているみたいに。
おまけに 私たちの

くし かんざしまで。
(源吉)え? また同じ手口か。

何だい 「また」って。

ほかにもあったのかい
似たような事が。

ほっかむりをした若い3人組の男
ここ しばらく あちこちで

小銭を盗んで回ってるんです。

小銭?
(源吉)大きな店には寄りつかず

狙うのは 年寄りや女所帯の
小体な店ばかり。

ほかに 少しでも
金になりそうなものがありゃ

根こそぎ持ってっちまう
暴れっぷりで。

店じまいを見計らって
押し込む手口なんですが

どういう訳か いつも一人だけ
客が残っているんですよ。

しかも その客
私たちが駆けつけると

決まって 姿が消えているんです。
う~ん ひょっとすると

そいつも 一味じゃねえかと
にらんでるんですが。

≪や~っ!

や~っ!

あ~っ!

(折笠)珍しい事もあるもんですな。

(美玖)
あ… 見ておられたのですか?

我ながら ふがいない。

お心の乱れと
お見受け致しましたぞ。

ハハハハハ いや 何
人の事は 分かるのです。

なればこそ 大名家の指南役も
務まる訳で。 アハハハハ!

もし 何か
お悩みがあるのでしたらば

某 いかようにも お力添えを。

鶴之助殿の母親になる気は
あるか。

松村様に そう聞かれました。

えっ!?

私と所帯を持ちたいと
あのお方が ご所望なのです。

その ひと言を
待ち望んでいたはずなのに

何か こう…

しっくりこないというか。

どう思われますか? 折笠様。

折笠様?

あっ ああ… さようか。

それは ようござった。

いや めでたい。
こんな めでたい事はない。

アハハハ… アハハハハハハ!

あ~ めでたい!

嫁に来る 嫁に来ない

来る 来ない…。

折笠じゃねえかよ。

あっ!
何やってんだ?

あっ 今 ちょうど
貴殿を訪ねるか訪ねないか

考えてたとこだ。
俺に?

で?
美玖殿との事 聞き申した。

まずは おめでとうござる。
ああ 実は まだ

美玖さんからは
返事をもらってねえんだが。

おお 本来ならば
二つ返事で うけがったはず。

お主 美玖殿が
それほど ためらうのは

何ゆえと思う?

うん…。

お主の頭には 美玖殿を

鶴坊の母親にする事しか
ないからよ!

そりゃ しょうがねえや。
だって 俺は そのために…。

ばかも~ん!
何だよ。

よいか! 所帯円満の極意とは

夫は 妻をいたわり 尊び
いとおしむ事でござる。

美玖殿を 幸せにしてやってくれ。

♬~

おぶんちゃん。

美玖さん。
はい。

いつか 鶴坊の母親になりてえと
言ってくれた気持ち

今も変わりはねえかい?

は?

おぶんちゃん!

はい! は… はい!
ハハハハハ。

どうしたい? ボケっとして。

おやつのだんごの事でも
考えてたか。

もう~ 違いますよ!
ハハハハハ。

あ~ おぶんちゃん。

はい。

おぶんちゃんに いっぺん

ちゃんと話しておかなきゃ
いけねえ事が… うん。

♬~

この長屋に何か?

いてえ…。
松村様 くせ者です!

何?

そこへ お直りなさい!

あれ? おめえは確か…。

それじゃ この店は
あの時の親分さんの?

うん。 そのね 親分ってのが
私の亭主。

いい男でしょ?

何だい おめえ
ここが親分の店だったら

何か具合の悪い事でもあんのか?
とんでもねえ!

おいら お役人や親分さんから
一目置かれてる旦那を見て

すごいお方だなって
心底 ほれ込んだんです。

何言ってんだい お前。
それで 是非にも

旦那の弟子に
してもらいてえと思って。

おいら 鉄平っていいます。
よろしくお願いします!

おめえな 弟子にしてくれ
ったって

旦那 そば屋だよ。

(竹造)
そば屋になりてえんだったら

こっちのとっつぁんに頼むのが
筋ってもんだよ。

(万平)旦那は そば屋としちゃ
新参だからな。

(常)あっ それより やっとうを

教えてもらいてえんじゃ
ねえのかい? (吉)それだ!

面! こいつ
見るからに弱そうだもん。

おめえが言うな。

それだったら
それは この人に教えてもらえ。

えっ 私?
ああ。

折笠が褒めてたぜ。
あんた 教え方がうめえって。

でも 松村様
例のお話がまとまったら

私 いつまでも
道場通いをする訳には…。

うん…。
何なんですか? あの 例の話って。

(信兵衛のせきばらい)

(平七)はい ごめんなさいよ。

おせいさん
何か変わりはありませんか?

どうしたんですか? 差配さん。

不心得者の若造が
あっちこっち 店へ押し入って

悪さしているっていうんでね
差配仲間で

用心の目配りをして
回ってるんです。

親分が にらみ利かせてっから
ここへ入るばか いる訳ねえやい。

ごもっとも。
さて 一杯もらいましょうか。

何だい それが目当てか?

俺も ちょうだい。 おい。
あいよ。

♬~

伊代吉の兄ぃ。

心配してたんだぜ。

おめえが捕まっちまったんじゃ
ねえかと思ってよ。

何で 顔出さねえ?
分け前が欲しくねえのかい。

おいら… おいらは もう…。

まさか 俺っちを売ろうってんじゃ
ねえだろうな。

めっそうもねえ。
(由松)知ってるんだぜ。

おめえが
岡っ引きのやってる店へ行った事。

あれは たまたま
連れていかれただけで…。

何者でえ あのそば屋は。

何だって
チョロチョロ くっついて回ってる?

何 たくらんでやがる?
はっきりしろい。

俺に逆らったら どうなるか
思い知らせてやる。

ああっ… うっ。

おい てめえら そこで
何やってる!?

てめえ そば屋だな。
そば屋で悪いか?

おっ 大丈夫か?

そば屋だろうと何だろうとな
ガキが悪さしてりゃ

見て見ぬふりはできねえんだよ。

食らえ!
(鶴之助の声)

心配ねえぞ。

うっ!

兄ぃ!
兄ぃ!

逃げろ 逃げろ!
覚えてろよ!

大丈夫か?
へえ おかげさまで。

あ? おめえじゃねえよ。

鶴坊 怖くなかったか?
(鶴之助の声)

ああ そうか。 ハハハハハ。

よう あいつら せんだって
矢場へ押し入った連中だな。

黙ってたって
もうネタは割れてんだ。

おめえも
やつらの一味なんだろ?

どうして俺んとこに姿を現した?

正体がバレると
思わなかったのか?

旦那なら おいらを
助けてくれるんじゃねえかって。

あ?
ずっと逃げたくて逃げたくて。

けど 見つかったら
伊代吉の兄ぃに

何されるか分かんねえから。

何だい。 …って事は おめえ

俺を 用心棒にしようって
肚だったのか。

怖かったんです。 おいら
本当に 兄ぃが怖くて…。

ふざけた野郎だぜ。
すいません。

すいません。

ん? うん。

おめえの役割は 店の下調べだな?

狙った店は
大抵 女か年寄りだけの小商い。

男の出入りがねえかどうか
金めのものが どこにあるのか

前もって
探ってやがったんだろう。

いざ押し込もうって時は

店の連中が騒がねえように
なだめ役を。

で 用が終われば

どさくさに紛れて
どろんを決め込む。

嫌だ嫌だと言いながら

よくも そんな卑怯千万なまねが
できたもんだ。

兄ぃしか
頼る相手がなかったんです。

おいら 3年前に
米沢から江戸に出てきて

長え事 右も左も分からなくて…。

何を言ってやがんだ。

まっとうに働こうと思や
いくらだって 手はあったはずだ。

まっとうな稼ぎじゃ
いつまでたっても

約束を果たせねえから。

約束?
助けてやるって

きっと おいらが迎えに行くって
あいつに…。

何でえ 誰だよ あいつって。

一度 口にした約束は
どうあっても守りてえってか。

けどな 汚れた金を
差し出されたところで

その誰かさんだって
決して喜びはしめえよ。

何にせよ おめえには 明日
奉行所へ行ってもらう。

お奉行所へ?

てめえのした事を正直に話して
きっちり 罪を償うんだ。

分かったな?

♬~

(草笛の音)

うわっ。

♬~

あっ!

ハハハハハハハ…。

おい 飯にしようぜ。
顔洗ってきな。

フフフ。

おはよう。

聞いたわよ 何だかんだで
先生んとこへ泊まったって。

駄目!

やっと咲いたの。
踏んだら かわいそうでしょ。

おゆう…。

ん?

おゆう!

ちょっ 待って!
おい どこ行くんだい!

約束します! 旦那に言われた事は
きっと守りますから!

待て 鉄平! 待たねえか!

あの人 あの花を見て
「おゆう」って。

おゆう?

せっかくですから
張見世 のぞいていきましょうよ。

しかし うちは女房がうるさくて。
いやいやいや たまにはね

羽伸ばしたって
罰は当たりませんよ。

そいじゃ ちょいとだけですよ。
あ~ そうそうそう!

いい店があるんですよ いい店が。
さあ 行きやしょ 行きやしょ。

おら!

(悲鳴)

金も持たずに忍び込むたぁ
ふてえ野郎だ!

(ゆめ香)鉄ちゃん!
おゆう!

おゆう! おゆう!

ゆめ香 中入ってろ!

やだ!
おゆう!

鉄ちゃん! 鉄ちゃん!

ふざけやがって。
二度と 面 見せんなよ!

相すいません。 どうも。

♬~

ほか 行こう。

三浦屋がいいですかね。
平七さん さあさあ さあさあ。

えっ 俺の知り合いが 吉原に?

し~っ!

聞こえましたよ 差配さん。
「吉原」って。

おかみさんに言いつけてやる~。

だから
差配仲間の集まりですって。

ふ~ん。
ああ 行ったには違いないんだ。

おかみさ~ん!
ちょっと ちょっと

分かった 分かった 分かった
分かりましたよ。

店賃は もうしばらく
待ちますから。 ね!

あ… アハッ。

すまなかったな。
いえいえ。

で 一体 誰の事だい?

ほら おとつい 丸源にいた
若いやつですよ。

何だか おどおどして
捨てられた子犬みたいな顔した。

鉄平か…。

どうやら 女 会いたさに

からっけつで お女郎屋に
潜り込んだらしいんです。

敵娼は 確か… ゆめ香とか。

助けてやるって…
きっと おいらが迎えに行くって。

あの人 あの花を見て
「おゆう」って。

差配さん すまねえが 俺に
ちょいと金貸してくれねえか。

は?

≪(ゆめ香)お待たせしんした。

ゆめ香でありんす。

あら ご酒もお持ちしんせんで。

ちょいと お待ちなんし。
すぐに お支度を。

要らねえ 要らねえ。
俺 何にも要らねえんだ。

なあ おめえさん 本当の名は
おゆうってんだろ?

どうして わちきの?

俺は 鉄平の知り合いだ。

鉄ちゃんの?
ああ。

あの人 ゆうべ あんなに殴られて
無事なんですか?

分からねえんだ。

おめえさん どこか知らねえか?
あいつの行きそうなところ。

私 江戸へ出てきてからの
鉄ちゃんの事は ほとんど何にも。

するってえと おめえさんも
やっぱり 米沢から?

もう8年になります
米沢を出てから。

幼なじみか 鉄平とは。

ああ… ああっ…。

さあ 行くぞ。

すまねえ。
ごめんね。

達者でな。
ごめんね。

♬~

おゆう 待ってろよ!

きっと おいらが
迎えに行くからな!

鉄ちゃん!
おゆう!

鉄ちゃん!

おゆう!

おゆう!

鉄平のやつ
おめえさんを請け出すために

金を稼ごうと…。

鉄ちゃんだって
よく分かってます。

それが
たやすい話じゃないって事は。

3年前に江戸へ出てきて
あの人は ようやく

はっきりと知ったんです。

ここが どういうところなのか
私が どういう女になったのか。

おあがりなんし。
またにするわ。

♬~

鉄ちゃん。

♬~

会いたい 会いたいと思って
夢中で ここまで来てくれた。

でも 籬の中にいた女は

鉄ちゃんの知ってる おゆうとは
まるっきり違ってた。

そりゃ そうですよ。

色街の水で5年も仕込まれりゃ

何も知らない田舎娘だって
染まらない訳がない。

鉄ちゃんの胸に棲んでた
幼い私は

とうに消えてなくなってたんです。

♬~

真っ白で ちっちゃくて
おゆうみたいだろ?

ありがとう 鉄ちゃん。

おめえさんが
先に大人になっちまったから

鉄平のやつ きっと
びっくりしたんだろうな。

根城が割れたって?
(源吉)ほんの一足違え。

まんまと
逃げられちまったそうですが。

ああ… 連中の正体は?

とっくに ご存じなんでしょう?
先生は。

例の矢場に居残っていた
鉄平って若造

あいつが グルだって事を。

旦那と一緒に
うちの店へ来たそうですね。

女房が そう言ってやした。

やっぱり あいつから割れたのか?

これを持って
押し込みのあった店へ

聞いて回ったんです。

そしたら
どの店でも 口をそろえて

騒ぎがあった時に居合わせた客で
賊が逃げたあと

知らない間に姿を消したって。

一味の頭は 鉄平の兄貴分の
伊代吉って野郎だな。

へえ。

あ… あっ…。

あいつは きっと自訴して出る。

自訴を?
ああ。

鉄平は 必ず約束を守る。
俺は そう信じてる。

ただ 痛めつけられた体で

自力で奉行所まで
たどりつけるもんかどうか…。

あっ ああ…。

あっ ああ…。

兄ぃ。

♬~

あっ…。

♬~

おいら てめえのやった事を
ちゃんと償うって決めたんだ。

頼むから
お奉行所へ行かせてくれ。

こっちの事を
聞いてくれさえすりゃ

別に 引き止めやしねえぜ。

何も難しい話じゃねえ。
俺たちの事は黙っててくれりゃ

それでいいのさ。
おめえが勝手に

仲間集めて盗みに入った。
むちで たたかれようと

石を抱かされようと 死ぬまで
そう言い続けるだけのこった。

そんな…。

石を抱かされるのが怖えかい?
だったら いっそ

ここで喉首をかき切っちまう
ってのは どうだい。

面が割れてるのは おめえだけ。

おめえの口さえ 塞いじまえば
どうにだって言い抜けられる。

♬~

鉄平!

♬~

待ちやがれ!

♬~

よいしょ。 吐くんだ。

鉄平 しっかりしろ。

おい しっかりするんだ。

てめえら よくも こんな
むごたらしいまねを。

俺たちが何をしたって?

そいつは てめえから
死のうとしやがったんだ。

だから 俺たちは みんなで
そいつを止めようと…。

どんな悪さをしてようと

仲間の事は
ほっておけやしねえから。 なあ。

仲間だと?

おめえたちは 今 痛えか?
苦しいか?

本当の仲間ってえのはな

そいつの痛みが そのまま
てめえの痛みになって

一緒に苦しむもんなんだ。

うれしい時には
心の底から一緒に笑い

悲しい時には
一つ思いで 一緒に泣く。

仲間の命は
てめえの命と変わらねえ。

てめえの命を守るように
そいつの命を守ってやるのが

本当の仲間ってもんなんだ。

てめえらなんか仲間じゃねえ。

すっ込んでろ!

♬~

おっ 気が付いたか?

旦那!
おいおい。

動くんじゃねえ。

もう大丈夫だ。
このじいさん こう見えて

腕は確かだからな。

おいら 約束を守れる男に
なりたかった。

旦那との約束を守れたら

今度こそ…
今度こそ おゆうのために…。

おめえの気持ち おゆうは
ちゃんと分かってくれてるぜ。

3人組は
おとなしく お縄になりました。

残るは こいつだけだ。
しかし 旦那 この様子じゃ…。

四の五の言ってる暇はない。
連れてくぞ!

待て!

今 動かしたら
こいつの命はねえぞ。

それでも連れていくか? うん?

いえ 私は そんな…。

案じるには及ばねえ。

この男は 金輪際
逃げも隠れもしやしねえよ。

鉄平は 寄場送りになったよ。

寄場へ?
ああ。

あいつを引きずり込んだ連中が

てめえたちが 無理やり
手伝いをさせただけだと

言ったんだ。
それで 江戸払いを免れた。

それでも 鉄平は

踏みとどまれなかった自分にこそ
責めがあると言ったそうだ。

♬~

誰かが待ってるって
うれしい事ですよね。

私は鉄ちゃんを待って
鉄ちゃんは私を待つ。

いつか会える その日を
心の支えにして生きていけたら。

そうすれば
どんなに つらい務めでも

耐えられるような気がするんです。

鉄ちゃんも そして私も。

うん。

(一同)ありがとうございました!

(鶴之助の声)
あっ…。

美玖さん。

松村様!

よかったら
これから祭りに行かないか?

(泣き声)
お祭りに? ああ。

どうも こいつが
泣きやまねえんだ。

鶴坊に 祭りでも
見せてやろうかと思ってな。

分かりました。
支度をしてまいります。

すまねえな。

(泣き声)
よしよし。

おっ おう 大丈夫かな。
ヘヘ そうだ そうだ。

松村氏。
おう。

また 赤子をだしにする
おつもりか?

だしなんかじゃねえやい!
あのな 誰に何と言われても

そうだ そうだ 俺は やっぱり
この鶴坊あっての俺なんだ。

美玖さんにも
それを分かってもらいてえんだ。

ええ ええ。 お前…。
ええ ええ。 何だ その口は。

(泣き声)
ほら 見ろ お前
泣いちまったじゃないか また。

おう よし よし よし。

♬~

よし いくぞ。
(美玖 信兵衛)せ~の。

うわ~ アハッ アハハハ。
大丈夫か?

鶴之助殿 こちらは どうです?

(あやす声)
おい 駄目だよ。

あっ 鶴坊も来てる。
おじちゃん。

おう どうしたい?

ああ おぶんちゃんと来たのか。
うん。

いけない。 おじいちゃんに
お使い頼まれてたの忘れてた。

みんな 悪いけど
先生に連れてってもらって。

待って下さい おぶん殿!

一緒に参りましょう。

鶴之助殿一人でも
私の手には余るのです。

あの子たちまで置いていかれては
全くもって歯が立ちません。

お願いですから。

♬~

よし それじゃ みんな行くか!

はぐれねえように
ちゃんと 後ろ ついてこいよ。

(子どもたち)は~い!
よし じゃあ行こう。

ヘヘヘ どうだい
にぎやかじゃねえか うん?

ようやく捕らえた駒太郎を
奪い去られるとは。

その浪人者に
心当たりがございます。

阿修羅の一味が 人質をとって
立て籠もったって!

3人が殺されてもいいってのか!?
あ~っ!

鶴坊に
おっかさんを返してやってくれ!

♬~

♬~

♬~