【プレミアムドラマ】一億円のさようなら(6)鉄平(上川隆也)の「はちまき寿司」は順調なスタートを切った。…

出典:EPGの番組情報

【プレミアムドラマ】一億円のさようなら(6)[字]

鉄平(上川隆也)の「はちまき寿司」は順調なスタートを切った。2003年、鉄平(松村北斗(SixTONES))は入院中の母のことを夏代(森田望智)と話していた。

詳細情報
番組内容
鉄平(上川隆也)が始めた「はちまき寿司」は順調なスタートだった。波江(奥貫薫)をつけ狙う怪しい男の気配を鉄平は心配しながらも、ふたりは故郷の町での学生時代の思い出を語り、幸せな気分になる。2003年、鉄平(松村北斗(SixTONES))は入院中の母・美奈代(堀内敬子)のことを夏代(森田望智)と話し合っていた。そして現在、夏代(安田成美)から鉄平に、離婚に承諾するという知らせが届く。
出演者
【出演】上川隆也,松村北斗(SixTONES),森田望智,美山加恋,佐久本宝,石橋菜津美,和田正人,平山祐介,菜葉菜,堀内敬子,奥貫薫,安田成美
原作・脚本
【原作】白石一文,【脚本】渡邉真子,【脚本監修】岡田惠和
音楽
【音楽】fox capture plan

ジャンル : 
ドラマ – 国内ドラマ

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(波江)ねえ あの時
どうして来てくれなかったの?

♬~

ごめんなさい。
ちょっと飲み過ぎちゃったかな。

お茶いれるね。
(鉄平)いや あの… 違うんだ。

ちゃんと説明してなかったから。

何て言うか…
ここに戻ってきた理由があって…。

それが…。

大丈夫。
無理して言わなくていいよ。

お互い いい年だし
いろんなことがあるよね。

でも 鉄平君は昔と全然変わってない。

私は それでいいかな。

なっちゃん…。

ありがとう。

♬~

随分 減ったな。

おはよう。
(莉緒)おはようございます。

天気もよさそうですし
オープン日和ですね。

頑張りましょう。
うん 頑張ろう。

(山下)おっ おはようございます!
おはようございます。

やっぱり 祝い花とか
断らない方がよかったんじゃないかな。

寂しいでしょう。
ない方がいいですって。

花輪も生け花も 枯れたり汚れたりしたら
かわいそうですし

雨の日は 何だか
うら寂しくなっちゃいますから。

そうかな…。
それに
せっかくの はっちーと まっきーが

目立たなくなっちゃうじゃないですか。
うん…。

あれ? 作り置きは
したくなかったんじゃなかったっけ?

はい。 でも 具だけは
ある程度 準備しておかないと

さすがに間に合わないんで。
え~…。

でもさ やっぱり 300本は
多かったんじゃないかな?

強気がすぎるでしょ。 だって
一人2本 買ってくれたとしても

150人お客さんが来るってことだよ?
大丈夫ですって。

私は逆に これじゃ足りないんじゃないか
って思ってますよ。

そうかな…。
もう オーナー
めちゃくちゃ心配性じゃないですか。

当たり前だろ。 この店に いくらかけ…。
米でもとぐか。

米 もう 炊けてます。 あっ そうなの。
はい。

一番乗りだね。 何買う?

9時からですよね?
は… はい。

ちょっと すいません。

おいしそう。
早く食べたいね。

ありがとうございます。
間もなく開店いたしますので

もう少々 お待ち下さい。

来てるよ。 行列出来てる。
よっしゃ! 来た来た来た!

やっぱり 300じゃ足りないかもですね。

急いで仕込みの量 増やします。
ああ うん。

お待たせいたしました。
(山下)いらっしゃいませ。

さあ どうぞお入り下さい。

タコマヨと お好み巻。

あと 玉子。

ありがとうございます。
少々お待ち下さい。

え~っと タコマヨ2 お好み2

それから 玉子2 入ります。
はい。

お待たせいたしました。
こちらのお客様は…。

♬~

お願いします。
はい どうぞ。

お願いします。

お待たせいたしました。
合わせて 900円です。

ありがとうございます。
少々お待ち下さい。

え~ それでは発表します。
(莉緒 山下)はい。

本日の来客数は 156人。
(2人)お~!

そして 売り上げは なんと
12万6, 420円でした。

すごい やった!
すげえ!

いや 本当 表さんと山下君のおかげだよ。
明日からも よろしくお願いします。

(2人)はい。

お疲れっした!
(2人)イエ~イ!

はあ~ でも疲れた。

大丈夫?
ちょっと しびれてます。

悪いね。 調理できるの
表さんしか いないから。

早く習得できるように 頑張るね。

ああ… でも やっぱり オーナーは

会計に専念してもらった方が
いいと思うんです。

そうかな。
調理師学校時代の友達たちに

アルバイト頼めないか
聞いてみても いいですか?

本当? 是非 頼むよ。
はい。

(戸が開く音)
(波江)こんばんは。

あっ なっちゃん。
こんばんは~。

大盛況だったみたいね。

(木)ごはん食べる暇
なかったんじゃないかと思って。

(莉緒)あ~ ありがとうございます。
おなかペコペコです。

悪いね。 板長さんも すいません。
気ぃ遣ってもらっちゃったみたいで。

いえいえ。 気持ちばかりの開店祝いです。

(話し声)

(山下)ちょっと 一緒に飲もうよ。
(有岡)俺 まだ駄目なんです。

(山下)何で?  まだ未成年なんで。
あっ そうなんだ。

順調な滑り出しですね。
はい。 ほっとしました。

でも これからなんですよね。

絶対に成功させて
この地に根ざした店にしないと。

根ざした店か… 難しいですよね。

土地の水が合う 合わないっていうのは

努力では どうにもならないことも
ありますからね。

(夏代)パートで一緒の人に もらったの。
ねえ 食べてみない?

(美嘉)食べる。

あっ ねえ。
もうすぐ おばあちゃんの命日じゃん。

15日でしょ?
今年は お墓参り行かないの?

う~ん… でも 美嘉 大変でしょ。

安定期 入ったから 平気だよ。

とは言ってもね…。

ねえ やっぱり 何かあったでしょ
お父さんと。 ケンカ?

いつものだよね?
離婚とか そういうんじゃないよね?

いいのよ
子どもは そんなこと心配しなくて。

ほら 果物 おじいちゃんと
おばあちゃんにも あげて。

うん。

えっ… 位牌は?

ねえ 位牌 ないんだけど。

[ 回想 ]
俺のおふくろが肝臓がんで死んだ時

その金のこと ほんのちょっとでも
思い出してくれなかったのか?

たった3万2, 000円だよ。

大部屋で ほかの人の せきが
うるさいから眠れないって

やつれてった おふくろの顔…。

俺は忘れられない…。

♬~

肝臓がんのステージ4…。

(美奈代)やだね しんみりして。
だから話したくなかったんだよ。

でも 2年前も手術受けてたなんて

ちっとも気付きませんでした。
すみません…。

何で あんたが謝るの。
今回もバレなきゃ教えないつもりだった?

こうやって 大げさに騒ぐから。

手術っていったって
ちゃっちゃと開けて 切るだけなんだから。

先生が頑張ってくれて 私は寝てるだけ。
楽なもんよ。

そんなこと言ったってさ…。

私は大丈夫。 入院の日は
フラダンス仲間の足達さんが

車出して送ってくれるって言ってるし。

あんたたちは仕事があるでしょ。
さっさと帰りなさい。

お義母さん…。
母ちゃん…。

東京の病院で診てもらおう。
ここで1人じゃ 俺 心配だわ。

うちから通える病院 探すしさ。
手術だって そこで…。

そうですよ!
お義母さんさえよければ

そうして頂けると
鉄平さんも私も安心です。

ありがとう。 でもね

私の家は ここなのよ。

おとうさんのお墓もあるし
ここが終の棲家なの。

やめてよ 終の棲家とかさ…。

私が… 私が ここで暮らします。

えっ?

何言いだすかと思ったら…
子どもたちは どうするの?

それに 夏代ちゃんだって働いてるでしょ。
子どもたちも 当分 こっちで一緒に。

パートは お休みをもらいます。

夏代 いいの?
うん。 私がそうしたいの。 いい?

ありがとう。
ちょ ちょ… 待って。

勝手に決めないで。

分かった。 私が 東京 行くから。
それが一番いい。

そんなにキョロキョロしたら
変な人に思われるわよ。

だって ストーカーに狙われてるなんて
聞いたらさ…。

板長も有岡君も大げさなのよ。
大げさじゃないよ。

夜道で追われたんでしょ?
追われたってほどじゃ…。

それに 常連さんからも
店の周り うろついてる男 見かけたって

証言があったっていうじゃない。
証言って… 刑事ドラマみたい。

笑い事じゃないんだって。
みんな心配してるんだから。

すみません。 ありがとうございます。
ああ いえ。

何か こんなこと 昔もあったよね。
えっ 何だっけ?

ほら 鉄平君と兄の同級生で…。

あっ えっと あれ… 高松宅磨。

そう! あの時も 鉄平君が

ボディーガードみたいに
送り迎えしてくれて。

あいつ気持ち悪かったよね~。
毎日 ラブレター 下駄箱に入れたり

家の前に立ってたこともあったよね。

そう。 駅とか 帰り道とか
よく会うなとは思ってたんだけど

さすがに家の前にいた時は ちょっと…。

あいつも 今で言えば
ストーカーってことになるんだろうな。

でも あのころって 好きな人に
どう 声かけたらいいか分からなくて

でも ちょっとでも顔が見たくて
ああいうこと しちゃうんだろうな。

今思えば かわいいよね。
いやいや いやいや あれはダメでしょ。

男の俺でも ゾッとしたもん。

えっ! じゃあ 私もゾッとされてたの?
えっ 何を?

鉄平君 よく家の近くの図書館で
勉強してたじゃない?

ああ 高校時代ね。
そういえば よく会ったよね。

えっ うそ… もしかして…。

おかげで あの時
人生で一番 成績よかった。

あっ… いや…。

(波江)はちまき寿司 順調そうだね。
うん。 でも 今は

表さんのおばあさんが築いた人気に
あやかってるだけだから。

もっともっと頑張んないと。
(波江)そっか。

それに 今現在 調理を担当できるのが
表さん一人ってのが問題なんだ。

彼女の負担が大きすぎる。
それを なんとかしないと…。

確かにね。 でも もともとは
莉緒ちゃんのおばあさんが

1人でやられてたお店なんだから
無理ではないんじゃない?

とりあえず 今は うまくいってるんだから
焦らなくても…。

いや 何かトラブルがあってからじゃ
遅いんだ。

もしかしたら
店の営業時間を削ってでも

早急に対応するべき
事案なんじゃないかって思ってる。

人を育てるっていうのは
最も難しくて 最も大事な仕事だからね。

あっ… ごめん。
何だか 俺 偉そうだったね。

飲食の素人だっていうのに。
ううん。 ぐっと来た。

ちょっと 言葉 硬かったけど。

だよね。 ハハハハ。
会社員時代の癖かな。

私 やっぱり向いてると思う。
鉄平君 経営者に向いてる。

はちまき寿司は
どんどん大きくなっていくよ。

うん 間違いない。

昔 真逆のこと言われたことあるなあ。

あなたは経営者には向いていない。
サラリーマン向きだって。

奥さん?

ごめん。
何で謝るの?

さっき 結局 何買ったの?
随分 熱心に選んでたけど。

折り紙。
折り紙?

♬~

これでね… ほら…。

箸置き。 お店で出してるの。

へえ~。 うん? そうだったっけ?

ちょっとした遊び心。
まあ 気付かないお客さんもいるけど…。

面目ない。
気付いて面白がってくれる人もいる。

人それぞれでいいの。

あっ 俺も 一枚いいかな?
うん。

へえ~。

フフッ… 何か懐かしいな。

昔さ 娘が よく
折り紙 折ってたんだよね。

うちの奥さんの貧乏性DNAが
コピーされちゃってるから

何度も何度も
おんなじ紙で折ってるんだよ。

いろんな所に折り線ついちゃって
新しいので折ればって言うんだけど

まだ折れるから もったいないって。

あの貧乏性DNAは
孫にも引き継がれるのかな。

よいしょ。 ここをこうしてと…。

完成。 恐竜。            ハハハハ。

かわいいけど
ちょっと箸置きには無理かな。

ゆっくり 背中に
こうやって置けば… 無理かな?

あっ いけるんじゃない?

(シャッター音)
いけた。

あ~! これから?

じゃあね。

(美嘉)じゃあ 発表するよ。

女の子だって!

女の子? え~ そっか 女の子か~。
お父さん喜ぶわ。

あっ… おじいちゃんと おばあちゃんに
報告した?

あっ…。
私 これ買ってきたの。

え~! 私のメール見てないの?

今日 おばあちゃんの命日だから
きんつば買って帰るねって送ったのに。

うそ 全然気付いてなかった。
食べよ。

食べよ食べよ。 お茶いれるね。
うん。

(ドアの開閉音)
(耕平)ただいま~。

お帰り。 どうしたの?
何だ いるんだ。

何よ いるに決まってんじゃん。

いや だって 毎年 欅野に
お墓参り行ってたから 今年も てっきり。

うわっ マジかよ~。

えっ やめて。 いいから 本当に。

ジャ~ン!
あ~あ。

あんたさ あれから大学行ってないの?

うん。

私は卒業した方がいいと思うけどな。

何で?

いや 耕平が やめるって決めたんだったら
それでいいと思うんだけど…。

私ね この子ができて

学校をやめなきゃいけないかも
しれないって思った時

ちょっとだけ 今までの自分が
かわいそうな気がしちゃったの。

ちょっとだけね。 本当に ちょっと。

どういう意味?

あんたほどじゃないけどさ
私も一応 勉強 頑張ってきたわけだし

きっと ちゃんと 道は
つながってくんだって思ってたの。

毎日の ちょっとした積み重ねが
未来の自分に生きていくっていうかさ…。

それが 急に
今までの自分なんか どうでもよくって

全く新しい場所に行かなきゃ
いけない気がしたのね。

この子を産むって決めたのは自分だし
すっごく うれしいんだけど…。

今までの自分のまま…

いや もちろん
成長はしなきゃいけないんだけど

何か 延長線上で
生きていけないかなって思って。

だから 産んでから 頑張って
みんなの力も借りて

絶対卒業したいって思ってる。

意味分かんないか。
あんたと状況違うしね。

いや 分かるかも…。

お母さんの出る幕ないかな。
えっ?

この間の耕平の話を聞いて
お母さんの考えは

美嘉とは理由は違うけど

やっぱり 大学は卒業した方がいいと思う。

あなたのことは 信用してるよ。

中途半端な気持ちで
やめたりするわけじゃない。

どんな場所に行っても

あなたは自分の決めたことは
しっかり頑張る子だって思ってる。

だからこそね
急がば回れなんじゃないかな。

お父さんも お母さんも
「ああ 学生の時に

もっと勉強しとけばよかったな」
って思うこと いっぱいあったよ。

おやじと一緒にされても…。

まあ 考え方は 人それぞれなんだけど

お母さんの考えは こう。

ただ 目の前のことをやれ。 以上。

あとは あなたの判断に任せるから。

母さん…。

でも ちゃんと
お父さんには報告しなさいよ。

ここまでの学費出してくれたのは
お父さんなんだから。

はい。

(山下)はい どうぞ。 お待たせしました。
ありがとうございました。

必ず注文を受けてから
調理を開始するわけですか。

はい。 お客様をお待たせしてしまうのは
申し訳ないのですが

あくまでも注文生産というのが
はちまき寿司の要だと思っています。

作り置きをしないというのが
はちまき寿司の創業者である

現店長のおばあさん
表みゆきさんの こだわりだったそうで

我々も それを守っています。

☎   そうですか。 ありがとうございます。
ああ いえ。

はい はちまき寿司です。
あっ 板長さん。

えっ で… 今日は一体…。

(周子)お願いします。 夫を返して下さい。

今は あなたのことを
愛してるのかもしれません。

だけど それは いっときのことなんです。

今までも そうでした。

私は籍を抜くつもりはありません。

あの 何か誤解をなさっていると
思うのですが…。

うそです!

そうじゃなかったら

この人が こんな小さなお店で
働くはずがないんです。

すみません。
失礼なことを言っているのは謝ります。

もう いいかげんにしてくれよ!
何度も電話で説明しただろ!

女将と俺が何かあるわけない!

女将 申し訳ありません!

じゃあ これは どういうこと?

女将さんは こちらの方とも
おつきあいしてるのよ。

えっ!?
ねえ そうですよね?

(周子)目を覚まして!
(木)違うよ!

これは荷物を届けただけだし

こっちは バイクが来たから
かばって手を出しただけだ!

何だよ! これもこれも全部違うよ!

あっ! ここのところ なっちゃんのこと
追い回してた怪しい男って

この浮気調査の…?

周子が雇った探偵か。
何だよ 余計なことして…。

そういうこと。 よかった すっきりした。
うん。

本当に 主人とは何も?
はい。 神に誓って。

じゃあ 何で帰ってきてくれないの?

妻のことは今でも大切に思っています。

だけど 僕たちの結婚生活は
僕と妻のものではないんです。

どういうことですか?

妻は 割と いいとこのお嬢さんでして…。

彼女のお父さんにしてみれば

僕みたいなのと
大事な娘を結婚させることは

納得がいかなかったんですよ。

でも 子どもができたもんですから
認めざるをえなくて…。

結婚してからは
娘と孫が苦労しないように

本当に よくしてくれました。

結婚式も 家も 僕の仕事も 何もかも全て
彼女のお父さんが用意してくれて…。

ありがたいことだって
分かってるんですよ。

でも どうも息苦しくて…。

つい 外の女に ふら~っとね…。

ちょっとだけ…
ほんのちょっとだけ分かります。

全く褒められたことじゃないですけど。

そんなこと言って。 鉄平さんだって
一度や二度 あるでしょ?

あるわけないでしょ!
そうですか…。

当たり前ですよ。

好きで一緒になったはずなのに

どうして
こんなことになっちゃったんでしょうね。

♬~

手術できない?
(戸川)ええ。

サイズは あまり大きくないのですが
複数個の腫瘍が点在していて

肝臓につながっている門脈まで
広がっているため

現段階での手術は 推奨できません。

あ… お世話になってます。
お世話になってます。

お義母さん 食欲ないですか?
ああ…。

これ あんた食べな。 プリン好きでしょ。

いや 子どもじゃないんだからさ。
それに 俺 食べても しかたないでしょ。

そうですよ。
これは ちゃんと栄養が計算されて

お義母さんに合うように
作られてるんですから

ちゃんと食べないとダメです。
元看護師は 厳しくて やだね。

そうですよ。 厳しいですよ 私は。

(せきこみ)

今日ね 看護師さんに聞いたんだけど

やっぱり お義母さん
あんまり眠れてないみたい。

少し 睡眠薬 出してもらった。
そっか…。

隣の人の せきが気になるのかな?
多分…。

別の部屋に移してもらうとか
できないのかな?

聞いてみたんだけどね 今空いてるの
一番高い個室だけなんだって。

いくら?
今のから 1泊3万2, 000円プラス…。

3万2, 000…。

どうする? 数日のことならいいけど
お義母さんの入院 しばらく続くし…。

実際問題
今のうちの家計じゃ払えないよな。

どこかから工面するしか…。

いや どこかって言ってもさ…。

これから 治療費が
いくらかかるかも分からないし

少しの間 今の部屋で我慢してもらって
ほかの大部屋が空いたら

移してもらえるように頼むっていうのは
どうかな?

うん… 頼むわ。

じゃあ お風呂入ってこようかな。   うん。

(荒い息遣い)

加能さん どうしました? 大丈夫ですか?

私の声 聞こえますか?
すぐに 先生 呼びますね。

想像以上に大きな記事じゃないか。

オーナー すいません。
何で謝るんだ。

だって これじゃ私のお店みたい。
表さんの店だよ。 間違ってない。

俺は金を出してるだけなんだ。
でも…。

宣伝になればいいんだから。
さあ 明日から もっと忙しくなるぞ。

頑張ってくれよ 店長。
はい。

どうせ俺は 金しか出してないよ…。

その金だって 俺のものじゃないし…。

(チャイム)
≪書留です。

は~い。

(兵藤)「奥様は 加能さんの希望ならばと
離婚に承諾なさるそうです。

もろもろの手続きは
私の方で進めますので

加能さんのサインと捺印をして
返送して下さい。

余計なお世話を承知で
最後にもう一度だけ言わせて頂きます。

加能さん
本当に これで よろしいんですか?」。

(波江)鉄平君?

なっちゃん。
どうしたの?

ここも変わったなと思ってね。
そう?

母が生きてた頃は
ここには俺の家があって

欅野は帰ってくる所だった。

何も変わらない おんなじ場所だと
思ってたんだけどな…。

ここ 昔よく来たよね。

あの時も
私 ここで ずっと鉄平君を待ってた。

私 すごく嫌いだったの。

男の人がいないと生きていけない
弱い母が。

だけど 母の再婚が決まって
新潟に引っ越すことになってしまって…。

私は この町が居場所だと思ってたし

母に振り回されるのも うんざりで
一世一代の家出。

でも本当は分かってたの。
抗っても どうにもならないんだって。

だから 最後の思い出に
鉄平君に気持ちを伝えようと思った。

なのに 待っても待っても
鉄平君 来てくれないし

ああ やっぱりダメかと思って…。

それで思い残すことなく新潟に行けたから
結果オーライでした。

マフラーも手袋もつけないで

そんな薄着で風邪でもひいたら
どうするんだって ハラハラしてた。

えっ…?

あの時 俺も… ここに来てた。

なっちゃんが何時間も帰らないから

何かあったら どうしようと思って
遠くから見てた。

どうして?

俺には何もできなかったから。

なっちゃんに
手を差し伸べることができないのに

その場しのぎで なっちゃんのところに
行くのは 違うって思った。

ごめん 今更だよな…。

本当よ。
こんな おじさんと おばさんになって

何 昔話 してんだか…。

昔話は やめよう。

今の話をしたい。

ここで 私と一緒に生きてほしい。

ダメ ですか…?

♬~

♬~

(小声で)だから何で俺まで…。

お願いしますよ。 修羅場回避ですよ。

これまでのことは 全て水に流します。

3年前につきあっていた彼女が
あなたの子どもを産んだのだとしても。

新潟の糸魚川で料亭を開けばいいって
パパが言ってるの。

そこで自分のお店を持てば…。

俺は 帰らない。

どうして?
やっぱり ここに つきあってる人が?

違うよ。 ついでに3年前も
周子が疑っているようなことは何もない。

だったら どうして?

新潟は 俺たちが暮らした家は

何年過ごしても
自分の居場所にはならなかったんだよ。

頑張って なじもうとしたけど
どうにもならなかった。

居場所っていうのは

誰かにお膳立てしてもらって
作るもんじゃないんだろうな…。

こうなる前に どうにかするべきだった…。

ごめん。

「夏代様。

あんな終わり方になってしまったこと
申し訳なかったと思っています」。

俺には秘密にして 木内には金渡して…

一体 何なんだよ!

俺は どれだけ
君の犠牲になればいいんだよ!

「君を傷つける ひどいことを

たくさん言ってしまったこと

今更だけど 謝らせてほしい」。

「中でも 美嘉と耕平のこと」。

美嘉と耕平は 本当に俺の子どもなのか?

「頭に血が上って出ただけの言葉とはいえ
最低だったと思う。

思い出すだけでも
自分で自分が嫌になるよ。

離れていても これからも
あの子たちの父親であることは

変わらないと思っている。

もしも
あの子たちが俺を必要としたならば

いつでも どこへでも
駆けつけたいと思っている。

もっとも 2人とも もう父親の助けなんて
必要としていないのかもしれないけど。

そして もう一つ 母のこと。

俺は 君の財産の存在を知った時

母の入院中に 病室代を出そうと
思わなかったのかと責めてしまった。

だけど あの怒りがお門違いなことは

本当は自分が一番 分かっていたんだ。

俺は 病気の母が
欅野で1人で過ごすのが心配で

自分のそばに呼び寄せた。

だけど 本当は 母は 欅野の地を
離れたくなかったのではないか?

俺の子どもじみたエゴが
母に 慣れ親しんだ自分の居場所で

最期を過ごす幸せを
奪ってしまったのではないか?

そう ずっと後悔していた。

なのに 自分の後悔を

君に八つ当たりで
ぶつけてしまったんだ。

申し訳なかった」。

「今まで ありがとう。

どうか 元気で過ごして下さい」。

うまいですね。
(武田)ちょっと形悪いかな?

(山下)いい感じだね。
(莉緒)ぐっ ぐっと。 そうそうそう…。

(武田)試食お願いします。
(3人)頂きます。

記念すべき…。
(武田)緊張します。

ドキドキ…。 どうですか?
うん。

(山下)初めてにしては 結構いいよ。
(武田)本当ですか?

(山下)練習すれば 絶対大丈夫。
(武田)はい。

聞いてみたんだけどね 今空いてるの
一番高い個室だけなんだって。

いくら?
今のから 1泊3万2, 000円プラス…。

3万2, 000…。

どうする? 数日のことならいいけど
お義母さんの入院 しばらく続くし…。

実際問題
今のうちの家計じゃ払えないよな。

どこかから工面するしか…。

いや どこかって言ってもさ…。

これから 治療費が
いくらかかるかも分からないし

少しの間 今の部屋で我慢してもらって
ほかの大部屋が空いたら

移してもらえるように頼むっていうのは
どうかな?

うん… 頼むわ。

じゃあ お風呂入ってこようかな。   うん。

お義母さん 病室移りましょう。
えっ?

特別個室なら空いてるそうなんです。
ここじゃ体が休まらない。

特別個室って 1泊いくらするの?

いいよ ここで。
そんな高いとこ落ち着かないし。

第一 そんな余計なお金…。

鉄平の会社が変わってから
きついんでしょ?

お金なら あるんです。

私 昔 伯母の財産を相続して…。

本当は 34億 持ってるんです。

ええっ!?

本当なの?

驚いた… あの子は知ってるの?

それは傑作だ。
あの子が聞いたら腰抜かすね。

ず~っと黙ってて すみません。

いつか言わなきゃと
思ってたんですけど

大金すぎて
どうしたらいいか分からなくて…。

ないものだと思って生きた方が
いいんじゃないかと思って…。

不安だったね。

秘密を抱えるのも楽じゃない。

鉄平には黙っておけばいい。

亭主に隠し事の一つや二つぐらい
どこの嫁だって あるもんだよ。

私なんて おとうさんに
50個ぐらい隠し事してたよ。

お義母さん…。
フフフフフ。

だからといって 今 私のために
それを使うのは 遠慮させてもらうよ。

どうしてですか?

私は 十分 よくしてもらってる。

アホな息子と しっかり者の義娘と

かわいい孫たちの
そばにいさせてもらって

これだけで十分。
でも…。

そのお金は
本当に使うべき時に使いなさい。

その時が来たら きっと分かるから。

♬~

お義母さん… 私 決めました。

(皿が割れる音)
すみません!

やべっ 血… 血だ~! うわ~!
ああ ちょっと見せて。

そのままね。
はい。

えっと 救急セットが
部屋にあるはずなんだけど…。

私 取ってくる。

♬~

私は 私の家族を壊した
あなたを許さない。

あなたの帰るところは
私たちのところでしょ。