<オトナの土ドラ>・さくらの親子丼 #07【本当のあなたを知りたい】真由子(井本彩花)は自分の過去を大樹(細田佳央太)に…

出典:EPGの番組情報

<オトナの土ドラ>・さくらの親子丼 #07【本当のあなたを知りたい】[字]

過去がバラされ自暴自棄になる真由子(井本彩花)のためにさくら(真矢ミキ)が起こした行動とは!?そんな中、岡林(鶴見辰吾)が子どもシェルターの存在に気づき始め…。

番組内容
真由子(井本彩花)は自分の過去を大樹(細田佳央太)に話し、大樹への想いを断ち切ろうとしていた。そんな中、さくら(真矢ミキ)は、急性白血病の疑いがある真由子に病院で検査を受けるように促すが「どうせ生きていてもいいことないから」と取り合わない。一方、虹ヶ丘高校の体育館に乗り込んだ不良がフリースクールの子ども達だという噂を聞いた岡林(鶴見辰吾)は、「更生保護施設建設反対」のポスターと署名用紙を持って、
番組内容2
ハチドリの家に。改めてさくらに、フリースクールの存在を聞くが…。
出演者
真矢ミキ 
新川優愛 
山崎静代 
鶴見辰吾 
名取裕子 
ほか
スタッフ
【企画】
市野直親(東海テレビ)

【企画協力】
古賀誠一(オスカープロモーション)

【プロデューサー】
河角直樹(東海テレビ) 
中頭千廣(東海テレビ) 
浦井孝行(アップサイド) 
岸川正史(アップサイド)

【原作・脚本】
清水有生

【演出】
最知由暁斗

【音楽】
富貴晴美

【主題歌】
「sign」lol-エルオーエル-(avex trax)

【協力】
オスカープロモーション
スタッフ2
【制作】
東海テレビ 
アップサイド
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【公式サイトURL】
https://www.tokai-tv.com/io/oyakodon2020/

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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  17. 源一
  18. 裁判
  19. 場所
  20. お前

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(真由子)マジ?
(朝子)うん。

(朝子)真由子の前に 現れるよ。
すてきな彼氏が。

(真由子)よっしゃ!
(みどり)あれ? どした?

明るいじゃん。
何か いいこと あった?

(真由子)うちに 恋の予感だよ。

(みどり)へぇ。 あっ。
もしかして 大樹と会った?

(真由子)ブッブー。
とっくに 終わってます。

で? で?
どんな人?

(夏美)大樹に 全部
しゃべっちゃったんだよ 真由子。

(夏美)過去のこと。

(みどり)ったく。 バカ正直に
話して どうすんだよ?

(隼人)で? 大樹 何だって?
(夏美)分かんない。

真由子 じゃあねって
切っちゃったから。

(みどり)そりゃ 確かに 終わったな。
(夏美)うん。

(みどり)何が
「彼氏が 現れる」だよ。

お前の占い
当たってねえじゃねえか。

(朝子)まだ 分かんないじゃん。
これから 来るかもよ。

(夏美)来ないよ 絶対。
うちらみたいな子は

恋なんか
できっこないってことよ。

(みどり)まっ そりゃ そうだな。
(さくら)はい。

はい はい。

(隼人)あれ?
(みどり)何だよ?

(隼人)何で お前 スマホ
持ってんの?

(夏美)さあ?

んっ。

《真由子ちゃんは
あなたと出会って

生きることに 前向きになれたわ》

《真剣に 人を愛そうとしてんの》

(真由子)《あのね 私…》

(大樹)《少年院にいたって
ホントなの?》

(真由子)《えっ?》

≪(足音)

真由子ちゃん。
朝ご飯 食べないの?

♬~

ありがと。

(真由子)大樹君に チクったの
さくらさんじゃ なかったんだね。

疑って ごめん。

いいのよ。

(さくら)真由子ちゃん。

ちょっといい?

この前の話の続きだけど。

(真由子)この前?
うん。

病院で 検査を受けてほしいって。

(真由子)ああ。 それだったら
もう 元気だから 大丈夫だよ。

ホントに。
うん。

ねえ? 大事な話だから
ちゃんと 聞いて。 ねっ。

この前の検査で
お医者さんに 言われたの。

真由子ちゃん。 急性 白血病の
疑いがあるって。

白血病?
うん。

それって ヤバい病気?
まあ…。 ちょっとね。

そうなんだ。

今は 医学が 進歩してるから

決して
治らない病気じゃないのよ。 うん。

だけど このまま 放っておいたら
真由子ちゃんの場合

命に関わるそうよ。

(真由子)ふぅん。

病院に行こう。
ねっ?

うちは このままで いいや。
えっ?

病院には 行かない。
真由子ちゃん。

(真由子)別に 死んだって
構わないし。

何 言ってんの?
ねえ。 ちゃんと 治療すれば…。

いいんだよ。 死んじゃっても。

生きてても
あんまし いいことないしね。

駄目よ。
そんな 投げやりなこと 言っちゃ。

もう しっかり 病気 治して。
ねっ。 やり直そうよ。

やり直しか。

だったら 死んでから
やり直すよ。

生まれ変わって
幸せになるから。

真由子ちゃん。

(真由子)心配してくれて
ありがと。 さくらさん。

ううん。

(多喜)夏美のスマホ
没収しておきました。

(桃子)まったく 油断も隙も
あったもんじゃないわね。

いつの間に 持ち込んだのかしら。
ホントに。

それで?
真由子さん どうしても

病院には
行きたくないっていうの?

死んでもいい。

生まれ変わって
人生 やり直すんだって。

(桃子)困ったわね。

(多喜)引っ張ってでも
病院に 連れていきますか。

(桃子)そんなことしたら
その日のうちに

病院 抜け出しちゃうわよ。
(多喜)ですね。

(桃子)あんまり 真由子さんを
追い詰めると

彼女 ここからも
出てってしまうわ。

(桃子)もう少し
時間 かけましょう。

でも お医者さんは 一刻も早く
治療すべきと 言ってるんです。

そう。 雪乃さんから
聞いたんだけど

あの子の お兄さん
拘置所に いるんですって?

大学の イベントサークルで

女子学生を 集団レイプして
裁判中です。

《見返り?》
(祐二)《そうだよ!》

《移植したら 俺に どんな
メリットが あるか 聞いてるの》

(祐二)《例えば 俺の裁判が
有利になるとか》

《見返りは 何もないわ。
もし あるとしたら

あなたの妹さんの
命を救えると いうことよ》

(祐二)《ウケる。
おばさん 超 ウケるわ》

(多喜)真由子ちゃんが
入院したところで

そんな くずの 骨髄移植を
受け入れますかね?

(桃子)そうよね。 その兄が

性的虐待の
加害者なんですものね。

そう簡単には 受け入れられないと
思うわ。

(多喜)まったく。
何とか ならないんですかね?

《今は 医学が 進歩してるから

決して
治らない病気じゃないのよ》

《だけど
このまま 放っておいたら

真由子ちゃんの場合
命に関わるそうよ》

(生徒)マジで?
(生徒)ハルカって B組の?

(生徒)援交してんだってよ。
(生徒)でもさ

あいつ 生徒会とか やってんだぞ。
そういうキャラじゃ ないじゃん。

(生徒)俺も そう 思う。
(生徒)ところが

出会い系で 知り合った
変態親父に 動画 撮られて

それが 流出されちゃったの。
(一同)うわー。 ああー。

(生徒)分かんねえな 女って。
あんな 真面目そうなのにさ。

ハルカも 人生 終わったな。
なあ? 大樹。

♬~

大樹君?

どした?

(大樹)真由子さんから
聞いたんです。 彼女の過去。

そう。
(大樹)何か 信じられなくて。

驚いた?

(大樹)そんな子に
見えなかったから。

そんな子って?

(大樹)つまり…。
少年院とか そういう。

この前 バスケの練習で
あなたは 言ってたわ。

誰だって ミスはする。

大事なことは
仲間を信じることだって。

すてきだなと 思ったわ。
あなたの言葉。

真由子ちゃんは 確かに
失敗しちゃったわ。

どうして 失敗しちゃったかは
言えないけど

とっても つらいことが あったの。

だから そこから 逃れようとして
自分を 傷つけたの。

ねえ。 ホントはね
あの子 とっても 優しい子なの。

そのことだけは
大樹君に 分かってほしい。

真由子ちゃんを 信じてあげて。

あなたの チームメートと
同じように。

じゃあね。

♬~

(雪乃)証言は できない?

(峰岸)ええ。
(雪乃)でも 先生は

希望さんが 何度か

足や 腕に あざを
つくってきたことが あったと

おっしゃいました。

父親に 殴られて できた あざだと
希望さんが言ったと。

そのことを 裁判で
証言してもいいって

先生
おっしゃったじゃないですか。

(峰岸)冷静になって 考えてみると
記憶が 曖昧で。

それに 担任教師という
立場ですので

やはり そういう場所に
行くべきではないと。

(雪乃)でも 裁判所には

先生の陳述書を
提出してあるんですよ。

申し訳ありません。
勘弁してください。

(雪乃)先生!

困るんですよ。 こういうことに
巻き込まれるのは。

(桃子)証言 拒否?
困ったわね。

(雪乃)この前は 協力的だったのに
どうしてですかね?

(桃子)いざとなると
勇気がいるものよ。

裁判で 証言するって。

こうなったら 作戦 練り直して
新しい証人を 探しましょ。

(雪乃)はい。
あっ そうだ。

一つ 重要なことが分かったんです。
(桃子)うん? 何?

(雪乃)ずっと
気になってたことなんですけど

たった1円の 慰謝料を 父親は
何で 払おうとしなかったのか?

(雪乃)どうしても
虐待を 認められない

理由が あったんです。
父親には。

(桃子)えっ? 何 これ?

浅尾 真二朗。
希望ちゃんの お父さん?

(雪乃)ええ。 市役所の
ホームページです。

(雪乃)新しく できた
児童会館の 落成式の様子を

紹介してるんですけど
児童援護課長の 父親が

建設を 担当してたんです。
(桃子)まあ。

「子どもたちの笑い声が 聞こえる
町づくり」って。

これじゃ 本人が 虐待
認めるわけには いかないわね。

(真由子)親を訴えたの?

(希望)そうだよ。
裁判 やってるの。

(真由子)へぇ。 子供でも
できるんだ。 そんなこと。

(希望)うん。
(朝子)すごいね 希望って。

(希望)まあね。

(拓真)何で そんなことしてんの?
(希望)えっ?

(拓真)裁判だよ。

(希望)そうね。
やっぱ 復讐だね。

(真由子)復讐?

(希望)みんなの前で
虐待したこと 認めさせるの。

(朝子)復讐ね。
それ ありだね。

で? 希望は 復讐したら
どうすんの?

よく 分かんないけど。
そしたら 人生 やり直す。

そんなんで
やり直せちゃうわけ?

(希望)まだ 10歳だからね。

(真由子)いいね。
やり直せる人は。

(希望)真由子ちゃんだって
やり直せるよ。 まだ若いんだから。

ありがと。

(拓真)それは 違うな。

やり直すための 復讐なんて
あり得ない。

そうなの?

(拓真)復讐は
自分が 死ぬつもりで やるんだ。

(希望)死ぬつもりで?

(朝子)すごいこと 言うな。
あいつ。

♬~

(男性)ここまでで 町内の
半分以上の署名が 集まりました。

(岡林)どうも ご苦労さまです。

後は 西畑地区の方が
まだですね。

あした フリースクールの方に
協力を お願いしてきます。

(女性)フリースクールね。
(岡林)どうかしました?

(男性)岡林さん。
聞いてないんですか?

(岡林)えっ?
(女性)この前

虹ヶ丘高校の 体育館に
不良が 乗り込んだ件ですよ。

(岡林)ああ。 あの パトカーが
来たとかいう?

(男性)暴れたのは あの フリースクールの
子供だそうですよ。

(岡林)えっ?
でも あそこの子は

町内の ごみ拾いにも
参加してくれてるし

息子と 仲良くしてる子も
いるんですよ。

(岡林)私には
いい子に 見えたんですけどね。

(男性)一度 調べた方が
いいんじゃないでしょうか?

(大樹)ただいま。
(岡林)おお。 ちょっと こっち来いよ。

(岡林)この前 学校に 不良が
乗り込んできたって話だが

フリースクールの子なのか?

何で 言わなかったんだよ? お前
知らないって 言ってたよな?

(大樹)あの子たちは 別に

何も 悪くないから。
(岡林)悪くない?

先に 手 出したの こっちだし。

でも 警察に連れていかれたのは
向こうだろ。

悪くないって 言ってんじゃん。
父さんには 関係ない話だから。

(岡林)おい。 ちょっと。
待ちなさい。

どうぞ。
ほい。 どんどん 食べて。

≪(多喜)さくらさん。
はい。

(多喜)岡林さんが 来てます。
えっ?

(多喜)外で待ってもらってますから。
はい。

(口を鳴らす音)

(口を鳴らす音)

(夏美)これって どういうこと?
(朝子)さあ?

(口を鳴らす音)

≪(戸の開く音)
≪お待たせしました。

夜分 すいません。
これを 渡しに来ました。

更生保護施設 建設反対の
署名用紙です。

できたら こちらの皆さんで

近所を 回っていただけないかと
思いましてね。

ああ。
(岡林)あっ。 それから

これ ポスターです。
ぜひ あちらに 張ってください。

すいません。 これは ちょっと。
(岡林)えっ?

あのう。 これは
お引き受けできません。

ごめんなさい。
(岡林)どうしてですか?

ごめんなさい…。

(岡林)こんな施設が できたら
こちらの フリースクールにだって

悪い影響を 与えるんですよ。
とにかく これは…。

さくらさん。
はい。

こちら 本当に
フリースクールなんですか?

えっ?
(岡林)いや。 ちょっと。

こちらのことで 妙な噂がね。

高校に乱入して
暴れた子が いるとか。

はあ。
(岡林)どうなんですか?

フリースクールですよ。
ここ ホントに。

そうですか。
安心しました。

あっ。 ごめんなさい。
片付けが まだ 残ってるんで。

(岡林)失礼しました。 これ 一応
お預けしときますんで

考えておいてください。 じゃあ。

おやすみなさい。
(岡林)おやすみなさい。

♬~

♬~

(岡林)どうも。 精が出ますね。
(源一)ああ。

(岡林)源さんのとこにも
これ お願いしようと思ってね。

(岡林)ところで 西畑の
フリースクールのことなんだけど。

あそこ 本当に
フリースクールなんですか?

(岡林)いやぁ。 妙な話を聞いてね。
この前 あそこの子が

高校で暴れて
警察に捕まったっていう。

(源一)だから 何だ?

(岡林)いや。 本当に
フリースクールなら

それで いいんだけど。

(源一)もし そうじゃなかったら
どうするつもりだ?

いや。 別に。
(源一)それと 一緒に

町から 追い出すのか?
(岡林)私は みんなが

安心して 住める町にしたい。
そう 願ってるだけですよ。

(源一)どうやら
気付かれちゃったみたいだね。

岡林さんですか?

(源一)俺んとこに
聞きに来たよ。

ここが 本当に
フリースクールなのかって。

実は 私も 聞かれたんです。

(源一)そうか。
はい。

(源一)このままだと
面倒なことに なるかもしれんな。

面倒なこと?

下手すると シェルター
やっていけないかも しれんな。

はぁ。 いやいや いやいや…。

やはり これは 協力できません。

ごめんなさい。

(岡林)さくらさんは
更生保護施設の 建設に

賛成と いうことなんですか?

行き場のない 子供たちにとって
必要な場所だと 思ってます。

そうですか。

岡林さん。

これから お話しすることは

決して
口外しないでいただきたいんです。

子供たちの命に
関わることですから。

≪(岡林)分かりました。

私が 働いているのは
フリースクールではなくて

ハチドリの家という
子どもシェルターです。

子どもシェルター?

親の虐待を 受けて
家から 逃げてきた子や

悪い仲間から 逃げてきた子を
避難させてあげる 場所なんです。

驚いたな。

嘘ついて ごめんなさい。

あの家にいる子たちを

親や 悪い仲間から
守ってやるには

あの場所は 隠すしかないんです。

あの家にいる子たちは
いろんな事情で

身も心も
傷ついた子たちなんです。

その 傷ついた羽を
休ませてあげて

傷が癒えたら
家庭や 社会に 戻してやる。

ハチドリの家は
そういうための家なんです。

一つ 教えてくれますか?
はい。

羽を休めて あの家を出た子たちは
どこへ行くんですか?

そんな 訳ありの子じゃ
まともな 行き先は

そう簡単に
見つからないでしょ。

そしたら この町で
うろつくような子が

出てくるかもしれない。
そうなると この町は

どうなります? この町は
子供が たくさん いるんです。

安心して 子育て
できなくなるじゃないですか。

岡林さんは あの子たちを
誤解してます。

私は 一般論として。

ハチドリの家に やって来る子は
何も 特別な子じゃないんです。

どこにでもいる子なんです。

大樹君と 同じなんです。

でも あの子たちは 不幸にも
人生で 一度も

大人に 大切にされたことが
ありません。

だから 自分の心の扉を
閉じてしまったんです。

≪ハチドリの家に来た 子供が
私に言ったことが あります。

「ここにいると
風の音が 聞こえる」

「雨の音が 聞こえる。
夕食の においがする」

「景色に 色がある」

「木漏れ日って 奇麗だね。
初めて 空を見たよ」って。

私たちが 普通に 感じてること。

誰もが
当たり前に 感じてることを

その子は 何も知らないまま
大人になろうと してたんです。

≪子どもシェルターは
そういう 当たり前のことを

感じられるようにしてあげる
場所です。

あの子たちは 悪魔でもない。
怪物でもないです。

≪もう 普通の子供たちなんです。

お願いです。 そのことだけは
分かってあげてください。

分かりました。

ハチドリの家のことは
口外しません。

ありがとうございます。
でも これは 続けますよ。

やっぱり 犯罪者が
町を うろつくなんて

もっての外ですから。
誤解しないでください。

私は ハチドリの家を
認めたわけじゃないんだ。

はあ。

さくらさんとは うまく
やっていける気がしてたんですが。

残念です。

はぁ。

私も 残念ですよ。

せっかく いい感じだったのにね。

真希ちゃん…。
お代わり。

(真希)どうしたんですか?
今日は 荒れてますね。

いいから。 お代わり。
(真希)はい はい。

(桃子)何が いい感じよ。
あーあ。

もう あそこで ハチドリの家
続けられなくなるかも。

そろそろ 引っ越しかな。
いい うちだったのにな。

ねえ ねえ。 大丈夫ですよ。

岡林さん
約束してくれたんですから。

口外しないって。

(桃子)当てになんないわよ。
そんな約束。

どうして ぺらっぺら
ぺらっぺら ぺらっぺら

しゃべっちゃうかな?
機密事項を。

ぺらぺらなんか してないですよ。

あのままだと 岡林さん 本気で
こっちの素性を 調べかね…。

もう。 …かねないから
話したんですよ。

だからって 岡林さんに

話していいってことには
ならないでしょ。

何で その前に 一言
私に 相談してくれなかったかな。

あっ。 あっ。 ねえ。

もしかしてさ やっかんでます?
私と 岡林さんのこと。

はっ?
「はっ?」

あっ。 やだ。 やだ。
桃子先生 やだ。

やだ やだ やだ。
(桃子)ちょっと。

もう 失礼ね。 ホントに もう。
やだ。

(桃子)私はね そんな。 そんな。
そんな 小さい人間じゃないわよ。

まったく 失礼しちゃう。
気分悪いんだから。

お釣り いらないから。
気分 悪いわ!

(真希)ありがとうございました。
(桃子)ああ もう!

(真希)さくらさん 飲み過ぎ。
ねえ。 怒っちゃったな。

(岡林)昨日の さくらさんとの話
お前 聞いてたんだろ?

(岡林)お前と
バスケ やってた子な

あの子 何で あの家に いんだ?
聞いてるか?

(岡林)まあ いいや。 とにかく
あの子とは 関わるな。

(大樹)どうして?
(岡林)聞いただろ? あそこは…。

(大樹)だから 何?
(岡林)えっ?

(大樹)あそこの子たちは
普通の子だって 言ってたじゃん。

俺と同じだって。

(岡林)さくらさんは
ああ 言ったが それは…。

相手のこと
何も分かんないのに

ワルだって
決め付けて いいのかよ?

お前 忘れたのか?

お前の友達を 殺した連中が
隣町で 遊びほうけてんだぞ。

(大樹)あいつらと 真由子さん
関係ないだろ。

(岡林)おい。 待ちなさい。

いいか? あそことは
関わるんじゃないぞ。

(大樹)あの子たちが
何したんだよ?

一生懸命 立ち直ろうと
してんじゃねえか。

やっぱり あそこには
出ていってもらうしかないな。

マジで 言ってんの?
(岡林)ああ。 この調子じゃ

みんなが 悪い影響
受けちまうからな。

ハチドリの家には この町から
出ていってもらう。

最低だよ。 父さん。
(岡林)何だと?

あんた 最低だっつってんだよ!

♬~

(磯部)証人は
被告 浅尾 真二朗氏と

同じ市役所で 働いていますね?

(鎌田)はい。 児童援護課で

浅尾課長の下で
係長をしています。

(磯部)あなたから見て
浅尾氏は

自分の子供を 虐待するような
人間に 思えますか?

(鎌田)浅尾課長は 湘北市において
児童福祉 一筋に勤務され

市内の子供たちに
深い愛情を 注がれ

日々 子供たちのために
汗を かかれております。

そんな課長が
子供を 虐待するなんて。

ましてや ご自分の お子さんを。
考えられません。

(磯部)被告の お子さん
希望さんのことを

被告は 何か
話したことが ありますか?

(鎌田)いつも 希望さんのことを
話されていました。

(鎌田)漢字のテストで
満点を 取ったとか

合唱祭で ピアノを弾いたとか
事あるごとに自慢されていました。

(鎌田)あっ そうだ。
机の上には

いつも 希望さんの お写真を
飾っていました。

(磯部)証人は 被告のことを
ご存じですか?

(石垣)はい。 浅尾課長は

私たちの地域に
子供の遊び場が ないことを

常々 心配しておられ

2年前から 児童会館の建設に
ご尽力いただきました。

(磯部)被告は 子供たちのために

深い愛情を 注いでいたんですね。
(石垣)はい。

(磯部)この写真は
その落成式のときの 写真ですね?

(石垣)そうでございます。

(希望)あんなの 嘘。

私のこと 自慢してたなんて
全部 嘘だよ。

うん。

(希望)裁判 負けちゃうのかな?

大丈夫よ。 こっちは 桃子先生と
雪乃先生が いるんだから。 うん。

≪(子供)飛んだ 飛んだよ。
≪(母)やったじゃん。

(子供)もっと もっと
でっかく 飛ばそう。

(母)いった!
(子供)もっと もっと!

♬~

(磯部)いやぁ。 今日の裁判で
浅尾さんの印象は

かなり よくなったはずです。
それに引き換え 向こうは

証人を 取り下げましたからね。
(小野里)希望の担任か?

(磯部)おっしゃるとおり
市長の お名前を 出して

校長のポストを ちらつかせたら
簡単に 証言 拒否しました。

(小野里)磯部先生。

私は とっくに
市長じゃ ありませんよ。

今の市長は この男だ。

まあ じきに
市長じゃ なくなるがね。

これだけ
マスコミに たたかれたら

持ちこたえられんだろ。
選挙は 近いぞ。

3年前の敵を 取るときが
来ますね。

(小野里)裁判の方 早いとこ
決着 つけてくれよ。

(磯部)しょせん 10歳の子供が
騒いでるだけのことです。

間もなく 片を付けますので
ご心配なく。

(小野里)うむ。 頼むよ。

そっちは どうなんだ?
選挙の準備は 進んでるのか?

(浅尾)はい。 順調に。

(小野里)しっかりしてくれよ。
(浅尾)はい。

ただ今 帰りました。

私の占い 当たったじゃん。
(みどり)ああ。

どしたの?

嘘!?

さくらさん。 こんにちは。
(多喜)「こんにちは」って 何?

どうしたの?

(多喜)いつの間にか
忍び込んでたんです。

えっ?

(多喜)たぶん 誰かが
手引きしたんです。

(真由子)うちじゃないよ。
(みどり)お前か。

(隼人)んなわけ ねえだろ。
何で 俺が こいつ 入れんだよ?

(みどり)じゃあ 朝子?

(みどり)えっ? 拓真?
(拓真)僕じゃないよ。

(みどり)そっか。
あいつだな。

(夏美)うん? 何の話?

(多喜)シェルターは
いろんな事情のある子たちが

暮らす場所なの。 気軽に
遊びに来る場所じゃないの。

(大樹)分かってます。

(多喜)だったら
すぐに 出ていきなさい。

(大樹)嫌です。 僕は 気軽に
遊びに来たわけじゃないです。

(多喜)仕方ない。
実力で つまみ出すか。

じゃあ 何しに来たの?

ここに 入れてほしくて
来ました。

だから ここは…。
(大樹)殴られました。 父親に。

助けてください。
殴られたの?

ハチドリの家を この町から
追放すると 父が言ったんです。

(大樹)反論したら
殴られました。

♬~

(朝子)待ってるよ。 あの子。

(みどり)行ってやれよ。

(夏美)何で?
真由子に 会いに来たんだよ。

もう いいんだ。
終わったから。

(夏美)じゃあ うちが お相手を。
(みどり)やめとけって。 アホか。

(夏美)ほーい。

♬~

大樹君。

お父さんと 話したわ。

あなたを たたいたことは
謝ってた。

つい かっとしてしまった。
反省してるって。

帰って…。 ねっ。
よく 話し合ったら?

帰りません。
大樹君。 あのね…。

さくらさん
言ったじゃないですか。

ここにいる子は
俺と同じだって。

知りたいんです 俺。
ここにいる子が どんな子なのか?

真由子さんが
どんな子なのか?

知って どうしたいの?

(大樹)一緒に 感じたいんです。
風や 雨の音とか

木漏れ日や 空の美しさとか
ご飯の においとか。

泊めるんですか? あの子を。

お父さんには
了承してもらったわ。

桃子先生にも
許可を取ったから。

でも こんなこと
前例ないし。

このままだと
岡林さんは 本気で

ハチドリの家を 追放しようと
するかもしれないの。

ねえ。 ここが どんな場所なのか
分かってもらう必要があんのよ。

ねえ。 大樹君も
興味本位で 来てるんじゃないわ。

ここの子たちのことを
知りたいって 真剣に思ってんの。

お願いします。
許可してください。

ねえ。

ねえ…。

はい。
(大樹)ありがとうございます。

さあ 今日は 新入りさんが
来たんで 恒例の 親子丼よ。

さあ 召し上がれ。
(みどり)えっ? ちょっと待って。

(みどり)新入りって 誰?
(朝子)ここで 暮らすの?

そうよ。
(大樹)岡林 大樹です。 よろしく。

(夏美)よろしくね。

(夏美)痛えな。

≪(ノック)

どうぞ。
(真由子)ありがとう。

大樹君。 真由子ちゃんのことが
知りたくて 来たんだよ。

(真由子)この前 話したよ。 全部。

違う。 大樹君が 知りたいのは
本当の 真由子ちゃん。

じゃあね。
うん。

(隼人)ったくよ。
何で 俺の部屋なんだよ?

≪眠れないの?

(隼人)てめえのせいだろうが。
痛っ。

(大樹)ごめん。

なあ? 隼人。
(隼人)呼び捨てかよ?

(大樹)だって ためじゃん。
(隼人)何だよ?

何で ここに来たの?

くだらねえこと 聞いてねえで
寝ろ。 バカ。

教えてよ。
(隼人)知らねえよ そんなこと。

(割れる音)

(店主)《何 やってんだよ?》
(隼人)《すいません》

(店主)《この役立たず。
何枚 割りゃ 気 済むんだよ?》

(男性)《分かってんのかよ?
おい!》

(男性)《カッコイイじゃねえかよ。
隼人》

(隼人)《ありがとうございます》

(男性)《おい》
(男性)《はい》

(男性)《しっかりやれよ》

《はい》

(隼人)《死ね!》

(一同)《待て!
てめえ どこの組だ?》

♬~

♬~

≪(男性)《おい。 向こう 捜せ》

♬~

(隼人)《毎日のように
親父に殴られて

中学んときに
家出しました》

《それから 何 やっても
うまく いかねえし》

《グレて 少年院 入って》

《だけど 帰るとこ
なかったから…》

(香)《それで
やくざの 鉄砲玉か?》

(香)《お前さ
これから どうすんの?》

(隼人)《よく 分かんねえ》

(香)《ずっと 半端なままで
いく気か?》

《大人は みんな 敵だと
思ってんだろ?》

《だけどさ いるんだよ。
味方になってくれる 大人がさ》

(香)
《やり直してみる気は ねえか?》

《やり直せんの?》

(香)《そりゃ
お前しだいだけどよ》

《力になってくれる人
紹介してやるよ》

《おいしくなーれ。
おいしくなーれ》

♬~

♬~

《ちょっと。 ああ もう。
まったく ひどい顔だね》

《イケメンが 台無しじゃない。
はい。 食べな》

(隼人)《俺…》
《いいから 食べな》

♬~

♬~

《うめえ》

《そう》

♬~

《泣いて いいのよ》

《ねっ。 涙の粒だけね
幸せになれるんだからね》

♬~

(隼人)起きてるか?
(大樹)うん。

(隼人)どうだった?
さくらさんの親子丼は。

(大樹)ああ。 うまかったよ。
何だか ほっこりしてさ。

(隼人)そうか。
(大樹)何で?

お前みたいに
幸せに育ったやつには

ほっこりするんだな。
俺には しょっぱかったぜ。

涙の味が 染み込んでんだ。
さくらさんの親子丼は。

涙の味?

お前には 1mmも
分かんねえよ。

おはよう。

♬~

♬~