[終]<オトナの土ドラ>・さくらの親子丼 #10【断ち切って、未来へ】[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[終]<オトナの土ドラ>・さくらの親子丼 #10【断ち切って、未来へ】[字]

親への憎しみを捨て、前に進むには…。子ども達、そして父親の呪縛から逃れられない雪乃(新川優愛)にさくら(真矢ミキ)が伝えた言葉とは?怒涛の展開がやまない最終話!

番組内容
さくら(真矢ミキ)、多喜(山崎静代)は、拓真(後藤田しゅんすけ)から同窓会に行きたいと相談されるが、身の安全を守るため、外出許可はできないと伝える。その際さくらは、拓真の首を絞めて自殺を図った母親の意識が戻ったことも伝え、いずれにしても居場所が分からないようにすると約束する。母の容態に驚く拓真だったが、実は同窓会の狙いと母親の事件の真実には誰も気づいておらず…。
番組内容2
その夜、サプライズで拓真と朝子(倉島颯良)の誕生日パーティーが行われる。二人にはさくらからあるプレゼントが用意されていた。一方、雪乃(新川優愛)は父からの連絡で、無理な相談を持ち掛けられ…。桃子(名取裕子)たちは、雪乃から思いがけない決心を表明される。
出演者
真矢ミキ 
新川優愛 
山崎静代 
鶴見辰吾 
名取裕子 
ほか
スタッフ
【企画】
市野直親(東海テレビ)

【企画協力】
古賀誠一(オスカープロモーション)

【プロデューサー】
河角直樹(東海テレビ) 
中頭千廣(東海テレビ) 
浦井孝行(アップサイド) 
岸川正史(アップサイド)

【原作・脚本】
清水有生

【演出】
谷川功

【音楽】
富貴晴美

【主題歌】
「sign」lol-エルオーエル-(avex trax)

【協力】
オスカープロモーション
スタッフ2
【制作】
東海テレビ 
アップサイド
ご案内
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【公式サイトURL】
https://www.tokai-tv.com/io/oyakodon2020/

【公式ツイッター】
@tokaitv_dodra

【YouTube】
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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(生徒たち)《うわ。 ぼろぼろだ。
かわいそうに》

♬~

≪(笑い声)

♬~

(百合子)《あんたが
弱過ぎるからでしょ》

《いじめられたくなかったら
強くなりなさいよ》

♬~

(拓真)バン。 バン。

(多喜)中学の同窓会か。

(拓真)参加の返事
出してあったんです。

クラスの みんな
心配してると 思うから

安心させたいんです。

(多喜)ごめんね 拓真君。
ハチドリの家の ルールで

そういう場所に 行くことは
許可できないんだ。

(拓真)そうですか。 分かりました。
あしたは 欠席します。

(さくら)あっ。 ちょっと待って。
ねえ。

いずれ 分かることだから

話しておくね。
はい。

(さくら)昨日 お母さんの意識が
戻ったの。

(拓真)えっ?

今は 脳挫傷の後遺症で
記憶は 戻ってないし

言葉も 出ないみたいだけど。
(拓真)そうですか。

でも 少しずつ 記憶は
戻るかもしれないって。

(多喜)心配ないよ。 仮に
お母さんの記憶が 元に戻っても

あなたの居場所は
分からないように してあるから。

はい。

♬~

♬~

≪(百合子)《あんた!
何する気なの?》

(拓真)《んっ!》
(百合子)《拓真! 拓真!》

(拓真)《やめっ!》

(拓真)《あいつら 殺す前に
お前 殺してやろうか?》

(百合子)《やめて》

(拓真)《強くなれって 言ったの
あんただろ!》

(百合子)《拓真…》

《復讐の邪魔したら
殺すからな》

≪拓真君。

(拓真)はい。

≪ご飯 できたわよ。
(拓真)はい。

はいはい。 はいはい。
はいはいはい。 進んで。 はいはい。

何か やったんじゃない?
あんたたち。

この辺に 椅子があるから。
(隼人)ここ 椅子。 ここ 椅子。

何だろね?
何 やったんだろね?

(一同)♬「ハッピーバースデー
トゥ ユー」

♬「ハッピーバースデー
トゥ ユー」

♬「ハッピーバースデー ディア
朝子 & 拓真」

♬「ハッピーバースデー
トゥ ユー」

(一同)おめでとう。
(朝子)マジ?

(拓真)そっか。 忘れてた。
(朝子)私も。

(みどり)いいから
早く ろうそく 消せよ。

(朝子)えっ?
はい。 はい。 せーの。

それじゃあ。 それじゃあ。
せーの!

桃子先生。 はい。

(一同)朝子ちゃん。 拓真君。
おめでとう。

(夏美)おめでとう。
(隼人)何で お前 泣いてんだ?

(夏美)うち こういうの
やってみたかったんだよ。

いいもんだね。

(隼人)だからって お前が
泣くことは ねえだろ。

(夏美)だって こういうの
幸せな子が やるやつでしょ。

ファミレスとかで。
うち 絶対 やんないと 思った。

(隼人)だから 泣くのは
朝子たちだろうがよ。

(みどり)っていう
隼人も 泣いてるし。

(隼人)えっ?
(夏美)みどりも 泣いてんじゃん。

(みどり)泣いてねえよ。

(夏美)朝子。 拓真。 よかったね。

ありがとう。 こういうの
初めてなんだ。 うれしいよ。

(朝子)どうも。
はい。 それじゃあ これは。

スタッフの みんなから
2人に プレゼントです。

開けて。

(隼人)何だ これ?
オルゴール。 開けてみて。

(♬『さくら』)

(夏美)あっ。
うち これ 知ってるよ。

(みどり)『さくら』だ。
そう。 『さくら』

あっ。 あっ。 私の テーマ曲。

いつまでも さくらを
お忘れなく みたいな。

(隼人)どんだけ 自分
アピールすんだよ?

(桃子)はーい。 お待たせしました。
桃子の マジックショー。

(一同)イェイ!
(桃子)はい。 はーい。

これ 空っぽですね。 ほら。
はい。

そこに このスカーフを
入れます。

(桃子)入りましたね。
入りましたね。

(一同)ええー!?

(桃子)あれ あれ あれ あれ…。

(桃子)うまくいった。
おめでとう。

今日は おでんよ!

(一同)イェイ!
おいしそう! これが うまい!

(隼人)おでんかよ!
(夏美)お誕生パーティーなのに。

(桃子)文句がある子は
食べなくて よろしい。

いただきます!
(一同)いただきます!

♬~

(♬『さくら』)

(壊れる音)

♬~

(拓真)《捜してんの これ?》

(百合子)《お願いだから
やめて!》

(拓真)《復讐の邪魔したら
あんたを 殺すよ》

(百合子)《どうしても やるなら
警察に 通報する》

(拓真)《フッ。 どうぞ。
でも そしたら…》

《僕は ここで 死ぬから》

(百合子)《一緒に 死ぬから!
許して 拓真! ああー!》

(絶叫)

(刑事)昨日の夜
塾帰りの 高校生を 襲い

財布を奪って 逃げたところを
逮捕しました。

(雪乃)それで 被害者の方の
おケガは?

(刑事)蹴られた際に 肋骨が 骨折。
全治 1カ月の診断が 出ました。

(雪乃)そうですか。

(刑事)あなたを
弁護士として 指名したので

連絡させてもらいました。

(太一)あの がきがね
先に殴ってきたの。

俺 ちょっと
道 聞いただけなのによ。

だからさ これ
正当防衛なの。

(雪乃)人の財布 取り上げて
何が 正当防衛よ。

(太一)ホントだって。
信じてくれよ。 雪乃。

(雪乃)弁護を お断りします。

(太一)何だって?

(雪乃)断ると 言ったんです。

(太一)お前 何 言ってっか
分かってんのか?

親だぞ 親。 親に向かって
どんな口 利いてんだ? てめえは。

(太一)俺がいたから お前
生きてこられたんじゃねえか。

俺が…。 俺が
どんな つらい思いをして

お前を育てたか 分かってんだろ?
分かってるよな?

頼むよ 雪乃。
助けてくれよ。

たった2人の 親子じゃねえかよ。
なあ? 雪乃。 なあ。

もしもし。

☎(桃子)多喜さん?
桃子です。

今 警察から 連絡があって

ネットで 拳銃を販売してた
グループが 摘発されたらしいの。

で その購入者の中に 拓真君の
名前が あったらしいのよ。

よく 捜して。

どう?
(多喜)ありませんね。

何で あの子 拳銃なんか!

(多喜)気が付きませんでした。
どこ 行ったんですかね?

ねえ? 中学の同窓会ってさ?

(多喜)確か
杉並区の 松ヶ根中学です。

ねえ。 これ 見て。

(多喜)私 中学 行ってきます。
桃子先生に 連絡 お願いします。

分かった。

バカ…。 バカ…。

♬~

♬~

♬~

そのまま ずっと 寝てろよ。

(♬『さくら』の着信音)

(一同)《朝子ちゃん。 拓真君。
おめでとう》

(♬『さくら』の着信音)

(看護師)マナーモードにしてって
言ってるのに。

(悲鳴)

(隼人)おい。 急に 畑 行くって
何 これ?

マジ 意味 分かんねえんだけど。

(朝子)拓真 何か あったの?
さくらたち 変だったよ。

(源一)何にも ねえよ。
ほら。 急ぐぞ。

ええ。 自分から こちらに
戻ってまいりまして。

今は 落ち着いております。

はい。 私が 責任を持って

本人を連れて
出頭いたしますんで。

中学のとき 何度も死のうと
思いました。

でも このまま 死んだら

あいつらが
ただ 喜ぶだけだと 思って。

どうせ 死ぬなら
復讐してからに しよう。

あいつらだけじゃない。
母親も 同じです。

あの人が 僕の味方に
なってくれたことなんか

一度も なかった。
復讐してやろうと 思いました。

母親と あいつら 殺したら
自分も 死ぬつもりだったけど…。

僕 生きてたいと 思った。
ここの みんなと。

だから 撃てませんでした。

ここに 帰ってきてくれて
ありがとね。

源さんが 直してくれたの。

(♬『さくら』)

≪(ドアの開く音)

(桃子)それじゃあ 行きましょう。

待って。

どうぞ。

(拓真)いただきます。

♬~

力になってあげれなくて
ごめんね。

ごめんね。

ねえ? いい?
罪を償ったら

必ず ここに 帰ってくんだよ。
みんなで 待ってるからね。

♬~

♬~

(桃子)逮捕される直前にね
あの子 私に 言ったのよ。

僕 ハチドリの家に来て
よかった。

みんなに会えて よかったって。
そうですか。

(桃子)もう 何が 悲しいって

子供に 手錠 かけられるの
見るほど

つらいもの ないわよ。
ホントに。

(真希)これ
お店から サービス。

元気 出して。 桃子先生。
(桃子)ありがとう。

(多喜)えっ? 不用心やな これ。

♬~

(桃子)出ていきなさい!

(伸也)おう。 朝子。 久しぶりだな。
元気そうじゃねえか。

(朝子)何で?

(伸也)やくざを なめちゃ
いけねえよな。

これくらいの 隠れ家
捜す気になりゃ 軽いもんだ。

ねえ? 先生。
(朝子)何しに来たの?

(伸也)お前を 迎えに来たんだよ。
ハハハ。

他に 何の用が あるってんだよ?
こんなところに。

私 帰らない。
(伸也)ふぅん。

(桃子)本人が 帰らないって
言ってるんです。

それでも どうしても
連れて帰るって いうんなら

警察に 通報しますよ。
(伸也)そうですか。

(伸也)だけどね 先生。

(男性)うおー!
(男性)どけや。

(伸也)うちにはね こういう
血の気の多い 若え者が

いっくらでも いるんだよ。
ここで暮らす がきたちに

何するか
分かったもんじゃねえよな。

恐喝ですよ! 今のは。
(伸也)朝子!

どうするよ?

お前の 答えしだいじゃ
面倒なことに なるぞ。 ここは。

困りましたね。
(多喜)あの父親 また 来ますよ。

(桃子)こうなると ここで
シェルター 続けていくのは

難しいかも しれないわね。

あっ。 雪乃先生。
ちょうどよかった。 今ね…。

(雪乃)桃子先生。
(桃子)えっ?

(雪乃)お話があります。
(桃子)何?

私 ハチドリの家の担当を
辞めさせていただきます。

(桃子)えっ?

(雪乃)父は 私が 小さいときから
暴力団の組員でした。

酒乱で 母に 暴力を振るい
母は 私を置いて 家を出ました。

荒れた 父の暴力は
今度は 私に 向かったんです。

(太一)《見つけた》

(雪乃)私のような子供を
一人でも 助けたい。

そう 思って
弁護士になりました。

以前 桃子先生は
おっしゃいました。

小さいころに 虐待を受けた人が
シェルターに 関わるのは 難しい。

冷静に 子供と 親を
見ることが できないと。

(桃子)ええ。

だから 自分の身の上を
隠していました。

ごめんなさい。
(桃子)それで あなたは

お父さんの弁護を
引き受けるつもりなの?

はい。
雪乃先生。

父を 見捨てられません。

子供を 襲うような人間を
弁護する以上

ここで 子供たちを
守ることなんか できません。

雪乃さん。
あなた 間違ってますよ。

あなたが お父さんの弁護を
することは

何にも おかしいことは
ありません。

そのことは ハチドリの家に
関わることについて

何の問題も ないわ。

だけど あなた自身
あなたを 虐待した

お父さんの呪縛から
逃れられていないことが

とっても 疑問に思うわ。

そんな人が 虐待を受けた子供を
冷静に守れるとは 思えないもの。

(桃子)そういう人には
今までも 辞めてもらいました。

自分みたいな子を 助けたい。

あなたが 今でも
そう 思うなら

まず あなた自身が
父親から 自立することです。

父親の呪縛を 断ち切りなさい。

よいしょ。 桃子先生 あんな
突き放した言い方 したけど

ここで あなたみたいな境遇を
乗り越えてきた人は

何人も いるのよ。
ねえ? 覚えてる?

あなたが ここに 初めて来たとき。
(雪乃)はい。

あなた 担当してた 梨花ちゃんに
ものすごく のめりこんじゃって。

さっき あなたの話 聞いて
その理由が よく 分かったわ。

梨花ちゃんは
あなた そのものだったのね?

お父さんを 憎み続けるのって
苦しかったでしょ?

ちょっとだけ 私のこと 話すね。

私 息子が 殺されたの。
えっ?

あの子が 高校生のとき

バイト先の レストランで
お客に ナイフで刺されてね。

育児ノイローゼの母親が
赤ちゃん 刺そうとしたの。

それを 止めに入って
息子が 刺された。

母親は 17歳だった。

で その子についた 弁護士が
桃子先生。

えっ…。

犯人を 死刑にしてほしい。

憎しみの塊になってた 私に
桃子先生は 言ったわ。

人は 悲しみの中で
生きていけるけど

苦しみの中では
生きていけないって。

誰かを 憎み続けて 生きるのは
苦し過ぎるって。

私はね 今でも 息子を
殺した犯人を 許せないわ。

うん。 絶対に 何があったって
許さない。

でもね 憎んで 生きるのは
やめたの。

苦しみの中では
生きていけないから。

人は 悲しみの中で
生きていけるけど

苦しみの中では
生きていけない。

そう。

あなたも いつか
お父さんへの憎しみを

捨てられると いいわね。

(多喜)帰ります。
はい。

(雪乃)お疲れさまでした。

(多喜)私は 桃子先生の意見に
反対です。

虐待を受けた人だから
分かることって

あるんじゃないでしょうか?

雪乃先生だから
分かってあげられる子が

ここには いるはずです。
私は そう 思います。

だから 絶対に
辞めないでください。

多喜さん。

ほな また あした。

(隼人)うめえ!
(みどり)うまい!

雪乃。 腕 上げたな。
(夏美)グー!

(雪乃)ありがとう。

(雪乃)あれ?

(雪乃)拓真君が 逮捕ですか?
ホント ごめん。

何か 昨日から ばたばたしてて
雪乃先生に 話せてなかった。

ごめん。
あっ。 いえ。

それで 朝子ちゃんは?
うん…。

朝子ちゃん。
ちょっと いいかな?

(雪乃)えっ…。

(♬『さくら』)

≪(雨音)
≪(雷鳴)

♬~

♬~

♬~

≪(ドアの開く音)

♬~

≪(朝子)ねえ?
(雪乃)うん?

ありがとう。

(朝子)無茶だよ。
こんな 雨なのに。

(雪乃)お父さんに 頼んだんだけど
会わせてもらえなかったから。

(朝子)これ 私のだけど。

(雪乃)大丈夫だよ。
(朝子)大丈夫じゃないよ。

着替えて。
(雪乃)ありがとう。

(朝子)マジ?
(雪乃)えっ? ああ。 これ?

小さいとき 父親に入れられたの。
あなたと おんなじ。

(雪乃)おいしい。

母親は 私が 8歳のときに
買い物に行くって いって

そのまま 帰ってこなかった。

それから ずっと 父親と
2人で 暮らした。

やくざで 何度も 警察に
捕まるような ろくでなしの父親。

(雪乃)そんな 父親だったけど
私には 絶対的な存在だった。

殴られても 蹴られても
無理やり 入れ墨を入れられても

この人から 離れたら 私は死ぬ。
そう 思い込んでた。

5年生になって
初めて 友達が できて

その子の家に 遊びに行ったの。
優しい お父さんが いてね。

一緒に 絵を描いたり

ゲームとかして
遊んでくれたんだ。

そのとき その お父さんが
作ってくれたのが オムライスだった。

オムライス。

生まれて初めて 食べたんだ。
おいしかったなぁ。

私の 思い出の味なんだよね。

あのとき 初めて 知ったの。

世の中には 優しい お父さんが
いるんだって。

それが きっかけで
父親に 反抗するようになって

ますます 虐待が ひどくなった。

私にとって
学校が 唯一の逃げ場だった。

あっ。
プールある日 休んだけどね。

(朝子)同じ。
必ず ずる休みした。

でも 体育の着替えで
背中 見られちゃって

いきなり 周りに
人が いなくなった。

誰も 口 利いてくれなかったな。

私も。
朝 教室に入ると

黒板に チョウチョが
いっぱい かいてあったりして。

何度も 教室から 逃げだした。

(雪乃)そうなんだね。
私たち おんなじだったんだね。

驚いた。 雪乃さんって 超 幸せに
やってきた人だと 思ってたから。

ずっと 苦労の連続でした。

ねえ? 朝子ちゃん。
これから どうするの?

(朝子)分からない。

(雪乃)本当は この家に
帰りたくなかったんでしょ?

ハチドリの家のことなら
心配しなくて いいよ。

そんなことより 私は あなたに
自分を 大切にしてほしい。

約束するよ。
私は あなたを 一生 守るから。

一緒に 帰ろ。
≪(ドアの開く音)

(伸也)どういうことだ?
弁護士先生。

ふっ。 人さまの うちに
勝手に上がりこんで

娘 連れ出そうと するなんてよ。
立派な 誘拐じゃねえか。

(雪乃)朝子ちゃんを
私たちに 帰してください。

(伸也)朝子は 自分の意思で
ここへ 帰ってきたんだぜ。

そうだよな?
(雪乃)本当に それで いいの?

(伸也)しつけえな。 いいって
言ってんだろうが。 こいつが。

(雪乃)朝子ちゃん。

私は ハチドリの家に
帰りたい。

分かった。
一緒に 帰ろう。

(伸也)何 てめえ
勝手なこと 言ってんだ? こら。

(雪乃)お願いします。
朝子ちゃんの幸せを

考えてあげてください。
(朝子)雪乃さん。

ふざけたこと
言ってんじゃねえぞ こら。

朝子はな 俺の娘なんだ。

こいつの幸せは
俺が 考えてんだよ。

てめえに 指図される
筋合いはねえ。

(雪乃)どうして?

どうして そんなに
朝子ちゃんを 苦しめるの?

小さいときから 殴って 蹴って
無理やり 入れ墨まで 入れて。

何が 幸せよ?
子供は 親の持ち物じゃないわ。

(伸也)てめえ!

(朝子)やめてよ!
雪乃さん? 雪乃さん?

(雪乃)放して!
やめてください!

♬~

(伸也)どけ!

♬~

(雪乃)やめなさい!
(割れる音)

何だよ? 姉ちゃん。

(雪乃)放せ!
(伸也)この野郎!

♬~

(朝子)マジか。
(伸也)何だ? こいつ。

(雪乃)ああ!
朝子。

(朝子)はい。
(雪乃)帰るよ。

(朝子)ちょっと待って。

(朝子)ああー!

行こう。

よいしょ。

(朝子)めちゃくちゃだよ。
あんなことして。

(雪乃)うん。 やっちまった。

(朝子)めちゃくちゃだけど
うれしかった。

私のために 雨の中
待っててくれて

土下座して
命 懸けて 戦ってくれて。

本当 言うと
かなり 怖かった。

(朝子)これから どうなるの?
(雪乃)さあ? 器物損壊罪。

場合によっちゃ 傷害罪。
もしかしたら 住居侵入罪。

ああ。
こりゃ 弁護士資格 剥奪だな。

(朝子)マジで?
(雪乃)それでも いいよ。

朝子が あの親を 断ち切れたら。
私は それで いい。

(朝子)初めてだよ。
こんな バカな大人 見たの。

(雪乃)ねえ? 朝子。
(朝子)何?

私も 断ち切るよ。
(朝子)何を?

♬~

また やらかしたんだってね?

(多喜)どうしたんですか?
桃子先生 大激怒ですよ。

朝子ちゃんの お父さんから
電話が 入ったんだって。

(朝子)そうなんだ。

えっ? 2人とも 何? その顔。
いい女が 台無しじゃない。

さくらさん 私…。

話は 後。
朝ご飯 まだでしょ?

はい。
よし。

♬~

[それから 朝子ちゃんは 再び
ハチドリの家の住人に なりました]

[朝子ちゃんの父親は

桃子先生の事務所に
乗り込んでくるなり

ハチドリの家のことは
口外しないから

娘を よろしく 頼むと
頭を下げたそうです]

[雪乃先生は 朝子ちゃんの家で
大暴れした件で

こっぴどく 桃子先生に
叱られたようですが

なぜか 朝子ちゃんの お父さんから
訴えられることはなく

むしろ 肝の据わった
立派な弁護士だと

お褒めの言葉を 頂き
元気に 働いています]

[あっ そうだ。 お父さんの弁護は
断りましたが

桃子先生に お願いしたみたい]

[そして 拓真君が
家庭裁判所の審判で

保護観察処分となり イブの日に
ハチドリの家に 帰ってきました]

♬~

おかえり。

(一同)おかえり。 おかえり。
おかえり 拓真。 おかえり。

(桃子)おかえりなさい。
(拓真)ただいま。

[真由子ちゃんは
海外で開発された 治験薬が

劇的に効いて
この調子だと 来年の夏ごろには

退院できるかも
しれないそうです]

[希望ちゃんの裁判は 結局
敗訴に 終わってしまいましたが

希望ちゃんは
施設から 学校に通い

たくさんの友達と
仲良く 暮らしています]

[そして 私は…]

(岡林)
さくらさん。 メリー クリスマス。

メリー クリスマス。

(岡林)これ 私たちで焼いた
クッキーです。 皆さんで どうぞ。

うれしい。
ありがとうございます。

私たち?

(岡林)紹介します。
濱田 美彩子さんです。

(美彩子)初めまして。
美彩子です。

どうも。 さくらです。
(岡林)実は このたび

美彩子さんと
結婚することに なりまして。

えっ? 結婚?

(岡林)
お恥ずかしい話なんですが

お見合い倶楽部で
出会いましてね。

お… お見合い倶楽部?
(岡林)前に お話ししたでしょ。

料理教室に 通ってるって。
そこの先生なんです。

ああ。 そうですか。
それは それは。

(岡林)それじゃ すてきな イブを。
(美彩子)失礼いたします。

じゃあ。

うわ!?
だから 言ったでしょ。

私と 一緒に お見合い倶楽部
入ろうって。 ねえ。

あっ。 わあー。

♬~

(みどり)さくら。 メリー クリスマス。
メリー クリスマス。 メリー クリスマス。

(隼人)さくらさん。
ハッピー クリスマス。 イェイ。

(一同)メリー クリスマス。