【ドラマ10】タリオ 復讐(ふくしゅう)代行の2人 真実(浜辺美波)は黒岩(岡田将生)と共に、巨大詐欺事件の首謀者と…

出典:EPGの番組情報

【ドラマ10】タリオ 復讐(ふくしゅう)代行の2人 [終](7)[解][字]

真実(浜辺美波)は黒岩(岡田将生)と共に、巨大詐欺事件の首謀者と疑われ行方をくらました父(遠藤憲一)の謎を追う。父は正義の士なのか?それとも悪の首謀者なのか?

番組内容
真実(浜辺美波)は黒岩(岡田将生)と共に、巨大詐欺事件の首謀者と疑われ、行方をくらました父の謎を追うことに。そしてかつて父(遠藤憲一)の同僚だった弁護士・鮫島(いとうせいこう)を訪ね、思わぬ情報を手に入れる。果たして父はぬれぎぬを着せられた正義の士なのか?それとも悪の首謀者だったのか?シリーズ最大の事件に二人が挑む。
出演者
【出演】浜辺美波,岡田将生,いとうせいこう,徳井優
原作・脚本
【作】蒔田光治

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  18. 回想
  19. 自分
  20. 情報屋

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(真実)
<私の父は とても厳格な弁護士だった。

12年前 父は突然 大きな投資詐欺事件の
容疑者として追われる身となった。

その時 逮捕されたのは
多くの投資家から崇拝される

日本経済界の大立者 橘 道三>

(橘)本当の首謀者は 白沢です。

<父こそが 本当の黒幕だと
彼が証言したためだ。

今にして思えば
私の法と正義への思いなんて

ただ 父さんに もう一度会いたいという
それだけのことだったのかもしれない。

私には秘密兵器がある。 幼い頃
父さんが教えてくれた忍者の記憶術>

(正弘)真実にな
白沢家に伝わる巻物を授けよう。

筒?
筒じゃないよ。 この中にはな

戦国の世を生き抜いた忍者たちの知恵が
詰め込まれてるんだ。

シュッ シュ~ッ…。

(正弘)そうね。

例えば これな
絶対に忘れたくないことがあったらな

体のどこかに
ちょっとだけ痛みを与えて覚えるんだ。

人は痛みとともに覚えた記憶は忘れない。

真実の好きな食べ物は何だ?
ナポリタン!

真実の好きな食べ物は…。 あっ!
あっ!

覚える度に 毛抜いてたら
髪の毛 なくなっちゃうよ。

じゃあ 今日は特別に。
真実の好きな食べ物は ナポリタン。

痛っ! 汚い~。
でもな これで 父さん

真実の好きな食べ物 一生忘れない。
真実も 何か考えてみろ。

おお!

<父が消息を絶った12年後
服役していた橘 道三が出所。

だが 私が真実を問いただす前に

正義の士を名乗る暴漢に
殺害されてしまったのだ。

私にとって 運命の一日が始まった。

真相は もはや闇の中…
と思われた時

私は かつて
父の親友だった

鮫島良平という
弁護士と再会した>

お久しぶりです 鮫島さん。
(鮫島)驚いたよ。

私を覚えていてくれたとはね。
はい。

よく おうちに
遊びに来て下さいましたよね。

その度に お土産に
お菓子を持ってきて下さって。

回想 よかったね。
ものすごい直すなあ。

お待たせいたしました。
すいません ナポリタンとコーヒー下さい。

かしこまりました。
ナポリタン…。

鮫島さんは 事件のあと ずっと

詐欺被害者の救済に
あたってたんですよね。

あの詐欺事件のあと
ファンドに残された金を見つけ出して

被害者の救済に充てようと思ったんだ。

だが いくら捜しても 金は見つからない。

そのほとんどが 政界や裏社会に
流出してしまっていた。

それに 君のお父さんが
関わっているらしいんだ。

父は そいつらのことを
探っていただけなんじゃないですか。

君のお父さんは間違いなく 詐欺の黒幕だ。

君も
うすうすは気付いていたんじゃないか。

熱っ! そうじゃなかったら
なぜ逃げる必要がある。

金の流れを証明する記録を
彼は持っているはずだ。

まさか 橘 道三を殺したのって…。

私は 背後にいるのは
君のお父さんだと思っている。

どうしても 私の話を信じたくなければ
これ以上は もう何も言わない。

だが 一度でも弁護士を志した人間なら
君に正義の心があるのなら

私の言いたいことは 分かるよね?

(黒岩)へえ~ 正義の士ね…。

(ノック)
はいは~い。

(ノック)
はいはいはい!

(ノック)
はいはいはい! はいはい! はいはい!

はいはい。 ちょっと 何だ何だ。 ちょっ…
おいおいおい ちょっ… 何 何だ これ。

何してんすか!
(明義)あっ どうも。

こちら 復讐代行業をやっていると聞いて
参りました。

私 橘 明義と申します。
伯父の橘 道三は ご存じでしょう。

あっ 昨日 正義の士とかを名乗る暴漢に
殺された…。

あの男の背後には
全てを仕切っている黒幕がいて

彼は そいつに命じられて
伯父を殺したんです。

その黒幕を見つけ出して
復讐して頂きたいんです。

コーヒー おいれしますね。

(ザマ)ヤンバルカレー お待たせ。
本当に来たんだ。 ありがとう。

あっ
カレーの上にのってる海のぶどうは…。

はい。
何だ 騒がしいな。 どこにいる?

今 カレー食べようと思って。
カレー!?

よく聞け。 とんでもない依頼が来た。

興味ありません。
いいから来い!

お前が聞いたら 怒りが爆発するはずだ。

怒れば でかい噴火山タ~イ。

食べて。
あの これ お持ち帰りできますか?

はい?
お持ち帰りできますか?

私は 伯父から話を聞いておりました。

12年前 黒幕は
伯父と こう約束したそうです。

「全ての詐欺を自分がやったことにしろ。
最後まで口を割らなかったら

出所したあと 自分が隠匿した金の中から
いくばくかをお前に渡す。

一生 安泰に暮らせるだけの金だ」。
(おなかが鳴る音)

あの~ あれ 食べてもいいですか?

どうぞ。
やった。 昼から何も食べてなくて。

で その黒幕とやらについての手がかりは
何か?

恐らくは
政界の上層部とつながっている人間です。

多くの金は 巧妙にルートを隠蔽されて

政界の大物たちに流れていたと
いわれています。

ただ一つ 奇妙なことが。
去年 津笠町で

子どもが行方不明になった事件
あったでしょう。

伯父は 獄中のテレビで
偶然 それを見たらしく

この事件に関するニュースを
全部録画してほしいと言ってきたんです。

どう思う?
え?

お前 変だぞ。
お前なら 真っ先に怒りだす話じゃないか。

とりあえず
DVDのチェックしといてくれ。

無視か。
お前が無視するなら 俺も無視する。

♬~

「ここは 4日前から
行方が分からなくなっている

津笠町の小学1年生…」。
何だ こりゃ。

何の意味があるのか さっぱり分からん。

単に このリポーターの
ファンだったわけじゃあるまいな。

「今日は午前6時から
およそ60人態勢で捜索にあたっており

警察は事件と事故の両面から
捜査を行って…」。

(シャッター音)

どうした?
何でもないです。

「事件と事故の両面から
捜査を行っています。

何らかの理由で
通学路付近の森に入った可能性も…」。

熱っ! お父さんの居場所が分かった?

はい。 そこにヒントが。

これから その場所に行ってみようと
思います。

よし。 私も。
待って下さい。

私一人で行かせて下さい。
しかし…。

父が悪人だったとしたら
私が 必ず父を連れて帰り

正当な罰を受けさせます。

再就職でもするつもりか?
黒岩…。

どうも様子がおかしいと思ってな。
こんなところで何してる?

黒岩さんには関係ありません。

待てよ。

何かあるなら 俺に言え。

俺は そんなに頼りない人間か?

私は 黒岩さんを責められるような
人間じゃないんです。

正義だの法律だの そんなこと偉そうに
言えるような人間じゃないんです。

何言ってんだ。 訳を…。

おい!

そうこ… あっ そうか。

ほんの1年前に 確実に父がいた街。

すいません。
はい。

シュッ シュ~ッ…。

この人 見たことありませんか?
ちょっと分かんないですね。

じゃあ… シュッ シュ~ッ…。

この場所をご存じないですか?
ああ 裏の向井さんちの山ね。

お宅の会社 問題あるんじゃないかと
思いましてね。 はあ?

こちらで 美術館巡りをする橘
そして 次号で 殺される橘。

それも まるで待っていたかのような
見事なアングルだ。

橘が殺されること
あらかじめ分かってたんでしょ。

だったら まずは警察に言わないと。
何の話でしょうか。

どこぞの情報屋が持ち込んだんでしょ。
実は そいつの名前が知りたいもので。

言えるわけないでしょ。

言えるわけがない。 ははあ~。

やっぱり いたというわけですか。
今日のところは引きあげましょう。

あ~っ!
おい! …っと 失礼。

情報屋というのは これですか?

いいえ。

ちょちょちょっと…。 これですか?
ちょっ…。

ああ ここまでは問題ない。
ブツは預かった。

こんなものが世の中に漏れたら
大変なことになるからな。

ああ。 はいはい。

よっしゃ よし よし よし よし。

ん?

漏れたら大変なことになるって これかよ。
うそだろ!?

「もし この毒物に触れた場合
1時間以内に解毒剤を投与しないと

死に至ります」って!

俺は 今までよくやってきた。
俺はできるやつだ。

頑張れ 丹次郎! 3 3 6 1 2。

ああっ!
あなた 一体 何を…! 助けてくれ!

今すぐ解毒剤を!
助けてくれ! 早く あっ これ おい。

あれ? あれ? あった…。
早く それを! 早くしろ!

何してる!
その前に一つ聞きたいことがある。 あ!?

あんた 週刊文潮に
橘が殺害されるという情報を売ったな。

どこから その情報を手に入れた?
それと 正義の士とやらが何者なのか。

フフフフフッ…。
読めたぞ あんたも情報屋か。

これが猛毒だなんて うそだろう。
それはどうでしょうかね。

くだらん脅しはよせ。
ちょっと汗ばんできたようですね。

悪い兆候だ。 呼吸が乱れてきた。
うそだろ?

うそ? 本当? もうすぐ分かる。

もう こんなところ いるわけないか。

行ってきます。
はい どうぞ。

ほう 真実君のいとこ?
はい。

真実は 一体 何しに ここに?

それは 弁護士としての守秘義務が…
あっついな!

すいません!

先生は 橘 道三の詐欺事件の
被害者救済のために

動いておられますよね。 はい。
実は私も詐欺の黒幕を捜しているんです。

で ちょっとした手がかりを
つかんだもので

ご協力をお願いできないかと。
ほう それは…。

正義の士が なぜ 橘 道三を殺したのか。

モモネさん。
はい。

今川焼き 買ってきてくれるかな?
は~い。

ある情報屋から白状させたネタです。

情報屋のところに 一人の男がやって来た。

男は これが どこかの写真誌に載るよう
手配してくれ

手配してくれるなら 橘を殺す時間と
場所を教えようと情報屋に言った。

彼こそが 正義の士だった。

つまり 正義の士は その写真誌を見て
橘の出所と居場所を知り

犯行に及んだと
思わせたかったわけですね。 はい。

ある弁護士が近づいてきて
借金を帳消しにする代わりに

橘の殺害を命じたのだと。

とにかく 刑期を終え 出所するまでの
奥さんと子どもの生活は保障する。

だが 本当のことをしゃべったら
どうなるかは分かってるな。

家族が人質とは…。 その弁護士は

黒幕とつながっている可能性が高い
というわけですね。

先生なら
弁護士業界の横のつながりを通じて

見つけ出すことができるんじゃないかと
思いまして。

すぐ調べてみましょう。
情報屋から聞き出した話をもとに

探ってみます。 では。
あっ ちょっと。

そこまでご存じなら
真実君が なぜ ここに来たのかも

お話ししておいた方がいいでしょう。

今回の事件の黒幕は
恐らく 彼女の父親です。

はあ?
真実君は 父親に会いに行ったんです。

ちょっと待って下さい。
そんな危険なところに彼女を?

どうしても一人で行きたいというもので。
あなたも 十分に気を付けることだ。

これ以上 深入りすると
あなたの身にも危険が及ぶ。

あっ そうだ。

何か分かりましたら
こちらに連絡を下さい。 では。

(呼び出し音)

すいません。 シュッ シュ~ッ…。

この男性 見たことありませんか?
あ? 岸田さんかな?

ああ 人違いですね。 どうも。
はい。

シーハンター?

あの すいません。

すいません。
はい。

シュッ シュ~ッ…。

こんにちは。
…こんにちは。

何か? ああ 従業員募集の方ですね。

ちょ… ちょっと待って下さい。
社長に すぐ電話するんで。

<驚いたことに
父は 私のことが分からなかった。

確かに 最後に会ったのは
私が まだ8歳の時。

でも 本当に分からなかったのか。
それとも とっさにそんなふりをしたのか>

今 いくつ? …あっ 二十歳。

<男は 岸田と名乗っていた。

私は 倉庫の従業員募集に応募。
働かせてもらうことにした>

(柴崎)佐倉真実… 聞いたことあるな。

ああ これ使ってね。

おい すごい新人入ったぞ。
えっ マジっすか!

佐倉真実です。
ちょっと 女の子じゃん。

女子か。
これで人手不足も緩和される。

待望のプラスワンですね!

岸田さん いろいろ教えてあげて。

<私には
父と再会した喜びも感激もなかった。

ただ
この男への憎しみでいっぱいだった。

一緒にいれば
必ず どこかでボロを出すはずだ。

仕事が終わると 一緒に寮まで歩いて帰る>

荷物持とうか?
あっ 大丈夫です。

ラムネとラムネ。
どうも。

<男は私に ラムネをおごってくれた>

何か?
いえ…。

<私に気付いた様子は全くない。

演技なのか。
演技だとしたら大したものだ>

さえば寮? さえば寮…。

もしかして 私が子どもの頃から
正義の味方を演じてたのだろうか。

こんばんは。 あっ。
どうしたの? こんばんは。

どうぞ。
失礼します。

あっ ちょちょちょちょ… 待ってね。

はい どうぞ。

本当は お酒でもあればいいんだろうけど
僕は 下戸でね。

あっ 下戸って言っても分かんないか。

私も下戸です。
あっ 本当に。

僕なんかね 一口飲んだら
もうグロッキーだよ。

どうぞ。

回想 アハハハッ…!
(正弘)本当ですか… 本当ですか。

あっ!

先生? 何が?
いや 何がって。 先生!

ぐるっと回ってる… 先生!
あ~…。

岸田さんは ここに来る前は何を?
まあ いろいろかな。

奥さんやお子さんはいらしたんですか?

そんなことが気になるのかい?
いや…。

ああ もう こんな時間か。

女の子が 遅くまで
こんなとこにいちゃいけない。

はい…。

おやすみ。
おやすみなさい。

お疲れさまです。 お疲れさまです。
お疲れさまでした。

(くしゃみ)

岸田さん 鼻毛出てますよ。
鼻毛? どっちに?

右から。
右から?

痛っ! ナポリタン。
ナポリタン?

あいにく
ここにはね 魚しかないですからね。

そういう意味で言ったんじゃないと
思うよ。

(泣き声)

お嬢ちゃん どうした?

遊んでたら 家の鍵をなくしちゃったの。
そりゃ 一大事だな。

ちょっと寄り道していいかな?
もちろんです。 一緒に捜しましょう。

うん。 じゃ 一緒に捜そうか。
どの辺だ? 遊んでたの。

あ~ あれ作ってたの? うん。
ふ~ん。

あ~ あった あった あった。

はいよ。
違う。 違う? 鍵だよ これ。 え?

あっ…。

鍵 あった! これ?
それ!

はい。
ありがとう。

よかったね。 あ~ ごめん ごめん ごめん。

気を付けてね!

よかったね。

これ どうしようか?
いや…。

君は ゆうべ
僕のこと いろいろ聞いたよね。

奥さんや子どもはいるのかとか。

実を言うとね… 何も覚えてないんだ。

自分は誰なのか
どこで生まれて何をしていたのか。

記憶喪失ってことですか。
うん…。

12年ぐらい前にね
僕は崖から落ちたらしくて

ひん死の状態で港に流れ着いたところを
助けられたんだ。

ただ その時
服に いろいろ入ってたものがあってね。

それを見る限り
僕は とんでもない悪人だったようだ。

まあ 今じゃ
何一つ覚えてないんだけどね。

そんなの 勝手すぎます。

忘れたからといって
罪が消えたわけではないでしょ。

うん そうだね。

多分 僕は こんなところで のうのうと
生きてる資格なんてない人間なんだよ。

岸田さんは
なぜ 子ども捜しのボランティアを?

う~ん… なぜかな。

昔 悪いことをした償い…。

本当言うとね さっき 俺 あの
なくした鍵を見つけてあげた時

あの子 すっごい喜んでたろ?
僕は それを見て とてもうれしくなった。

君も ちょっと うれしかったろ。
まあ…。

人っていうのは 誰かを幸せにすることで
自分も幸せになれる。

きっと そんなふうに
できてるんじゃないかなと思うんだ。

でも 時には誰かを憎まなきゃ
ならないことってありますよね。

許しちゃいけないことってありますよね。

そうだろうね。 君の言うとおりだよ。

僕にも
君くらいの娘がいたような気がすんだ。

ちょっと理屈っぽくて。
でも 僕の娘だったら…

君より もうちょっと美人だったかな。
はい?

ハハハッ 冗談だよ。

はい?
冗談。

<この男は どこまで本気なのか。

この男への憎しみが消えてしまうことが
私には怖かった。

悪人ではないのかもしれないという

一抹の希望を持ってしまうことが
怖かった>

雨降るなんて聞いてねえぞ~。

もしもし?
黒岩さんですか。

以前 経営のご相談でお世話になった
小泉です。

近々また ご相談に乗って頂けないかと…。

小泉さん… 覚えておりませんが。

ハハ… だいぶ前の話だったもので。

今 仕事の都合で
ホテル 刈織瑠尼屋に泊まっております。

そちらでよろしければ。
(不通音)

(おなかが鳴る音)

(ノック)
は~い。

買い物へ行ってくるけど
何か買ってきてほしいものある?

大丈夫です。
(おなかが鳴る音)

あれ… 大丈夫じゃなさそうだけど。

じゃあ ナポ…。
ナポ?

ナポウオムレツ。
ナポウオムレツ…?

あっ 納豆オムレツ? 分かった。

納豆オムレツ。

痛っ! 納豆オムレツ 納豆オムレツ。

どうしたの? いや こいつ海岸で部屋の鍵
なくしちゃったみたいなんすよね~。

しょうがないだろ。
もしかして これかな?

あっ これです。 よかった。
でも 何で持ってんすか?

ねっ 何で持ってんすかって。
…すいません。

岸田さん ありがとうございます。

びっくりした~。
ちょっと殴られるかと思ったよ。

動くな! …なんつって。

♬~

これって…。

ん? んん? んん んんん…?

あっ 軍手か。

鮫島さん。 はい。

もしもし?
真実君 無事だったかね。

はい。 父は やはり 鮫島さんが捜していた
記録を隠し持ってました。

やはり…。
あと 遺書らしきものも。

今 君は どこだ?
津笠町のシーハンターで働いています。

働いて… 働いてる!? 何で?
まあいいか。

津笠町なら 近くに私の弁護士仲間がいる。

漁協があるはずだ。
そこで待ち合わせよう。

はい。
この時間なら無人なはずだ。

そこで待っていてくれ。
無人…?

(イルカの鳴き声)

白沢真実さんですよね?
合言葉は?

混沌の。
荒武者。

私 弁護士の南田のぞむと申します。

大事な資料です。

よろしくお願いします。
お預かりします。

お任せ下さい。

(イルカの鳴き声)

あ~ お願い 助けて 助けて!
えっ えっ? 何 何 何 何 何…!?

死んじゃう 死んじゃう 死んじゃう!
えっ 何 死…。

ちょっと待て待て! 何 何 何?
そ そ… 痛っ!

死んじゃう 死んじゃうよ~。
脱ぐの!? 脱ぐの!?

ちょっ… 待って! ちょ… え~っ!?

黒岩賢介さん?
はい。

やめて~ 誰か 助けて~!
や… 何 何なん 何なんだよ ねっ 教えて。

何なんだよ~!

黒岩賢介が突然 私のことを…。

俺たちのエリカをさんざん ひどい目に…。
俺たちのエリカ?

あわしてくれたみてえだな。
エリカ? この野郎!

おい ちょっと ちょっと。

展開が雑すぎる!
おりゃ~。 俺たちのエリカを!

あの マミタソってさ 元ヤン?
髪 染めてるし。

これ 生まれつきです。 うそでしょ。
もともとです。

いや これ 生まれつきなんてある~?
もともと。

まあ 僕の頭は生まれつきですけどね。

(柴崎)そんな生まれつきないよ。
誰が生まれつきだよ。 言ってねえから…。

(テレビ)「鮫島先生!」。
シュッ!

「捜査関係者からの報道にも
ありましたが…」。

<これで ようやく真実が明らかになる。 私は そう思った>

「投資詐欺事件との関連性は
見受けられません。

橘氏が亡くなったことにより
投資詐欺事件の真相究明は

ほぼ不可能になってしまったと
考えております」。

なぜ…。
なぜ? どうした?

(メールの着信音)

もしもし? 黒岩さん。 …黒岩さん?

無事か?
はい。

あ~ よかった。
で お父さんには会えたのか?

父は あの事件の黒幕でした。

黒幕は お前のお父さんじゃない。

鮫島だよ。
え?

俺も 鮫島の事務所を訪ねたんだ。

別れ際 やつは 俺に こう言った。

[ 回想 ]
あなたも 十分に気を付けることだ。

これ以上 深入りすると
あなたの身にも危険が及ぶ。

あれは 人を心配している人間の
言葉じゃなく 脅している人間の言葉だ。

だから とっさに 誰にも教えていない
携帯の番号の入った名刺を

鮫島に渡しておいたんだ。 で 昨日
その番号に突然電話がかかってきた。

俺は そいつに
わざと自分の居場所を教えたんだ。

そしたら 突然 訳の分からない男たちに
襲われた。

間違いなく やらせたのは鮫島だ。

俺の その番号を知っているのは
世界で 俺と鮫島だけなんだよ。

黒岩さん 大丈夫なんですか?
当たり前田のスープレックス。

逆に ボコボコにしてやった。
いわゆる 逆ボコってやつだ。

面白くないです。

で お父さんは?

12年前 崖から海に落ちて
記憶をなくしたと。

それと かばんに
遺書らしきものを持っていました。

「私は とんでもない罪を犯してしまった。
罪を悔い命を絶つ」。

これって まさか…。
そうこ!

いや あっ そうか そうこ そうか
そういうことだ。

お前のお父さんは12年前
投資詐欺の真相を探っていた。

邪魔になった鮫島たちは
お前のお父さんが黒幕だと橘に言わせ

自殺に見せかけて殺そうと
崖から突き落としたんだ。

その時 その遺書を持たせたんだろう。

やつらは お前のお父さんが 最近になり
どこかで生きていることに気付いた。

だから
お前を使って捜させようとしたんだ。

お父さんは 鮫島が探していたものを
持っていたのか?

鮫島は
金の流れの記録と言っていましたが

多分 父がつかんだ 彼らにとって
都合の悪い資料だったんだと思います。

私 それを鮫島に渡してしまいました。
鮫島は もう処分して…。

お前のお父さんは
何一つ悪いことはしていない。

お前と同じ… 正義の味方だよ。

(テレビ・鮫島)
「もうこれ以上 私からお答えすることは
ありません。 失礼するよ」。

(テレビ・記者)
「鮫島先生 もう少し お願いします」。

あ…。
どうした? 私 父さんの居場所を

鮫島に教えてしまった。
お父さんを連れて 今すぐ逃げろ!

まさか辞めるんじゃ…。

うちは 人手不足なんだ。
行かないでくれ~!

回想 机の乱れは 心の乱れ。

人は
痛みとともに覚えた記憶は忘れない。

それはな お父さんが初めて
お母さんにプレゼントした指輪だ。

人っていうのは 誰かを幸せにすることで
自分も幸せになれる。

きっと そんなふうに
できてるんじゃないかなと思うんだ。

メニメヲ ハニハヲ
目には目を 歯には歯を。

♬~

何じゃ こりゃ…。

開いてる。

お父さん… 岸田さん!

岸田さん… 岸田さん… 岸田さん。
(柴崎)待ってくれ~ 辞めないでくれ~!

大丈夫ですか?
大丈夫 大丈夫。

岸田さん!
大丈夫です。 ほんのかすり傷です。

突然 誰かに襲われて。

僕みたいなもん襲っても
金めのものなんて 何もないのに。

かすり傷じゃないでしょ!
今 救急車 呼んできます。

すいません。

ごめんなさい。 私のせいで。

私が信じなかったせいで…。

何で 君が謝るんだ。

襲われた時 君がいなくて本当よかった。

♬~

私… これから
やらなきゃいけないことがあるの。

もう戻れないと思う。

今まで 楽しかったよ。

君さ 何か覚える時
こうやって… しっぺする癖あるよね。

実はさ 僕にもあるんだ。

僕は 何かを覚えようとする時
こうやって… 髪の毛引っこ抜く。

忍者の記憶術。

僕は これを
昔 誰かに教えたような気がすんだ。

もしかしたら… 間違ってたらごめんよ。

もしかしたら…

君は 僕の娘じゃないかな。

もしかしたら… 君は僕に会いに…。

ここに来てくれたんじゃないかな。

もしかしたら…
君はナポリタンが好きなんじゃないかな。

♬~

そんなわけないじゃないですか。

おじさんの娘だったら
こんな美人なわけないじゃないですか。

そうか。

そりゃそうだよね。 ハハッ…。

そりゃそうだ。
≪(サイレン)

(柴崎)救急来た! すぐ出してくれた。
すいません。

本当大丈夫?
大丈夫です 大丈夫です。

今 ストレッチャー出してると思うから。
(正弘)そうっすか。

[ 回想 ]
(正弘)多分 僕は こんなところで

のうのうと生きてる資格なんてない
人間なんだ。

(鮫島)君のお父さんは 詐欺の黒幕だ。

黒岩さん。
こういう時は 「さん」付けだな。

何 バカなことやってる。
こんなもの どこから持ってきた!

あんなやつ殺してどうする!

いいか
お前は 俺と一緒にいちゃいけない。

俺といるから
こんなバカなこと考えるんだ。

お父さんのところに戻れ。

お前の本当の相棒は お前のお父さんだ。

黒岩…。

俺は 所詮 薄汚れた しがない詐欺師だ。

だが…
この世には汚れちゃいけないものがある。

早く行くんだ。

でも… 父さん 記憶なくしてるし。
ごのしの言…。

会っても何話したらいいか。

ごし ごし しの ごの しの
四の五の言ってないで さっさと行け!

♬~

これさえ見せれば…。

また3人か~。 もう~。
あの~。

あっ マミタソ。
お~ 帰ってきてくれたのね。

岸田さんは?
それがね

どこかに行っちゃったみたいなんだ。
また プラスワン欲しいな~。

<私は 父さんと歩いた同じ道を歩いた。

父さんは 私に大切なことを
教えてくれたんだと

その時 気付いた。

当たり前のことなのに
バカな私が少しも考えなかったことだ。

正義とは 悪を倒すことじゃない。
みんなを幸せにすることだ>

回想 人っていうのは

誰かを幸せにすることで
自分も幸せになれる。

きっと そんなふうに
できてるんじゃないかなと思うんだ。

(ザマ)黒ちゃん カレーです。
(テレビ)「昨夜 投資詐欺事件

被害者弁護団の団長を務める
鮫島良平氏の事務所が

窃盗被害にあったことが分かりました。

投資詐欺事件との関連は
今のところ不明です」。

(山口)ご苦労。 被害は?

山口警部。 犯人は
金庫をこじあけようとしたものの失敗し

何もとらずに逃げ出したようですよ。
まぬけなやつですね。

山口さん 机の上に こんなものが。

これ もしかしたら…。

ラムネ。
どうも。

<結局 父は見つからなかった>

(テレビ)「シカが逃げ込んだ防水路は
行き止まりになっており

引き続き
シカの救出・捕獲が続いています。

目撃されたシカは大型のオスで
地元では シシ神さまと…」。

別冊「江戸時代の勉強法」ふろく?

回想 真実にな
白沢家に伝わる巻物を授けよう。

うそだろ。

(テレビ)
「鮫島良平弁護士が 弁護団の資金を

不法に横領していたことが分かりました。
鮫島弁護士は

さまざまな不正と戦う姿で
世に知られてきました。

その裏の顔は 弱者を食い物にする

正義とは程遠いものであることが
明らかとなりました。

それと関連して 警視庁は8日前

鮫島弁護士の事務所に
窃盗が入った事件について

付近の防犯カメラを分析した結果

本日 犯人と思われる男の映像を
公開いたしました。

警視庁が公開した防犯カメラ映像には

マスクをかぶった男が 事務所に
入っていく姿が捉えられていました。

男は身長180cmほどで 細身の体格です」。
混沌の荒武者か。

(テレビ)「警視庁が男についても
情報提供を呼びかけています」。

ギギガガ。 お前 黒岩だろ。
平田じゃないのか?

はあ~ あった。

ああ 橘さん。
黒幕は鮫島だった。

黒岩さんが
彼を失脚させてくれたんですよね。

お約束どおり報酬の方を。

報酬は…

結構です。
え?

コンサルの方でも何か…。
動くな! うわ~ びっくりした!

電話 切っちゃったじゃないか。

鮫島に何した?
ギギガガかぶって忍び込んだろ?

俺は
鮫島の事務所に盗みに入るふりをして

実は 何もとらずに逃げたんだ。

代わりに 適当に でっちあげたメモを
置いてきた。

それを見れば 鮫島が政界の大物たちを

脅そうとしてるんじゃないかと
思うような仕掛けになってる。

鮫島を危険人物と思った
政界の大物たちは

横領事件をでっちあげて やつを葬った。

「うそつけ。 こっちには証拠がそろ…」。
声 出てます。

なるほど 見事なものだ。

政界の大物たちが
でっちあげた証拠でしょう。

私に反論などできるはずがない。

大体 何が詐欺の被害者だ。
みんな 強欲だっただけじゃないか。

それが損した途端に被害者ですか。

あれ? お前 まさか 俺のこと
通報しようとしてないだろうな。

残念ですが 今回は見逃してあげます。
俺は しばらく姿を消す。

あんな防犯カメラの映像が
公開されたからですか。

マスクの入手経路で すぐに足がつく。

ストロングマシーンが
何号までいたと思ってんだ。

そう簡単にはつかまらないさ。
じゃあ 何で?

俺とお前は一緒にいちゃいけないって
言っただろ。

そうでしたっけ?

お前は…

いつか必ず 弁護士に戻れ。

いいな。

分かりました。

痛っ! 痛い! 痛い!

まだいたのか。 ちょうどよかった。
気仙沼に行くぞ。

はあ? 気仙沼で撮るドラマの
ボランティアエキストラに

父さんが映ってたんです。
何だって? いいから乗れ!

は? 乗れ。
ちょっ… 待って。

お前一人で行けばいいだろ。
なっ おい なっ おい 何 お~い。

何で 俺が一緒に…。

分かった! 父さんの記憶を戻す方法が。

父さんの髪の毛を
全部抜いてしまうんです。

そうすれば 全ての記憶が戻るはずです。
それ 聞いてないから。

何で
俺が一緒に行かなきゃいけないんだ?

1人で捜すよりも 2人で捜した方が
早いに決まってるからです。

更に言うと 黒岩さんのような悪党でも
人の役に立つことができる。

お前な。 感謝の気持ちは
見つかってからでいいですから。

感謝するのは お前の方だろ。
あっ 電車代 貸しといて下さい。

感謝しろ 今すぐ感謝しろ
全身で感謝しろ!

ありがとうございました。
何で過去形だ~!