テレビ朝日開局60周年記念 2夜連続ドラマスペシャル 逃亡者 第1夜[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

テレビ朝日開局60周年記念 2夜連続ドラマスペシャル 逃亡者 第1夜[解][字]

テレビ朝日がワーナー・ブラザース・インターナショナル・テレビ・プロダクション(WBITVP)と手を組んで、不朽の名作サスペンスを超大型スケールで蘇らせる。

詳細情報
◇番組内容
妻殺しの罪で死刑判決を受けた医者の加倉井一樹(渡辺謙)の乗った護送車が、テロリストの手により横転。加倉井は、葛藤の末、そこから脱走を決意して逃亡者となる。死刑囚確保のために臨場した保坂刑事(豊川悦司)ら警視庁特別広域捜査班は、ベテランの勘と最新科学捜査アイテムで加倉井に迫るが…逃亡と追走の激しい戦いが始まる!
◇出演者
渡辺謙、夏川結衣、三浦翔平、杉本哲太、原沙知絵、藤本隆宏、岩男海史、篠井英介、宇梶剛士、村田雄浩、山本學、稲森いずみ、余貴美子、豊川悦司
◇原作
Created by Roy Huggins
◇脚本
【日本語版脚本】吉本昌弘
◇監督
和泉聖治
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎(テレビ朝日)
【プロデューサー】藤本一彦(テレビ朝日)、神田エミイ亜希子(テレビ朝日)、山形亮介(角川大映スタジオ)、石塚紘太(角川大映スタジオ)
◇おしらせ
☆『テレビ朝日開局60周年記念 2夜連続ドラマスペシャル 逃亡者』
12月6日(日)よる9時から「第2夜」放送!

☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/tobosha/
☆Twitter
 https://twitter.com/toubousha_ex

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

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  20. 防犯カメラ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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〈いよいよ スタート〉

♬~

(刺す音)

♬~

♬~

(加倉井陽子)
あっ あっ…! 来ないで!

来ないで! 来ないで!

嫌ーっ!

あっ あっ…。 嫌… 嫌っ!

嫌ーっ!

♬~

嫌っ! 来ないで!

嫌っ… 来ないで!
嫌っ! 嫌ーっ!

♬~

嫌っ… 嫌っ!

(刺す音)

ああっ…。

♬~

(荒い息遣い)

あっ…。

(荒い息遣い)

(パトカーのサイレン)

(サイレン)

(大牟田哲也)お疲れさまです。
(浅野和志)おお。

鑑識は?
(大牟田)もう終わります。

(大牟田)2階が奥さんで
1階が家政婦です。

お疲れさまです。

聞き込み。
はい。

玄関や窓を破り
押し入った形跡はありません。

顔見知りの犯行か…?

♬~

鑑識 終わりました。 どうぞ。
(浅野)おう。

♬~

凶器は 同じ刃物でしょうね。

(大牟田)殺される直前
警察に通報しています。

医者のかみさんだったな。
(大牟田)はい。

(浅野)亭主は?
(大牟田)書斎のほうに。

なんて言ってるんだ?

帰宅して暴漢と鉢合わせになり
殴られて気絶したと…。

ふーん…。

失礼します。

被害者のご主人の
加倉井一樹さんです。

失礼します。

お話は署のほうで…。
(加倉井一樹)はあ…。

ああ…。

♬~

(リポーター)都心にある
閑静な高級住宅街で

女性2人が
血を流して倒れているのを

この家に住む
帝都医科大学付属病院の外科医

加倉井一樹さんが

帰宅した際
発見したという事です。

2人の女性は
駆けつけた警察官により

その場で死亡が確認されました。

死亡した女性は

加倉井一樹さんの妻
陽子さん 50歳と

この家の家政婦 山本治美さん
67歳である事がわかりました。

あっ 今 車が出てきました。

中には 加倉井一樹さんが
乗っていると思われます。

今 車が出てきました。

なお 加倉井夫妻は
昨夜 夫婦そろって

帝都医科大学の恩師を祝う
パーティーに

出席していたとの事です。

♬~

(宮島光彦)車をありがとう。
年かな… 忘れ物が増えた。

お互いさまだ。
体力も落ちてきた。

(宮島)まったくだ。
ジムだけじゃな。

そうだ
年末は 俺たち山岳部OBだけで

燕岳に登ろうって話が出てる。
いいな。

冬の北アルプスか。

ああ。 どうだ? 久しぶりに。
うん。

あっ すみません 勝手に…。

先生の所には?
いえ まだ…。

(宮島)そうですか。
一緒に行こう。 山の話はあとだ。

(宮島)先生! 加倉井が…。
(沢村八郎)ああ 加倉井。

先生 ご無沙汰しました。

こちらこそ。
陽子さんも来てくれたのか。

(陽子)この度は
おめでとうございます。

(沢村)ありがとう。

無駄に長く生きてしまった
という感じだよ。

先生 そろそろ
ごあいさつの時間です。

(宮島)どうぞ。

♬~

♬~

先生の教室の最後の教え子だよ。

なかなかの美人だろ?
タイプだ? なあ?

もう酔ってるのか?

本当に嬉しく思っております。
ありがとう。

(拍手)

(携帯電話の振動音)

失礼。

もしもし?

一体 どうした?

(浅野)それで
そのパーティーの会場で

急な手術を頼まれた
っていうんですね?

ええ…。

石森っていう
大学で同期だった男に…。

担当してる患者の容体が急変した。

俺は こんな酔った状態で
オペなんて無理だ。

お前にしかできん。
頼む 加倉井。

どうしたの?

ああ… 緊急の手術だ。

すぐに行くと伝えてくれ。
恩に着る。

車で行く。 悪いが
先にタクシーで帰っててくれ。

あっ はい。

(沢村)ちょっと
楽をさせて頂きたいと

思っておりますので
どうぞよろしくお願い致します。

♬~

石森先生に言われて…。
私も手伝います。

よろしく頼む。

血管処理の時に

エンドステープラーのゴールドを
使う事になるから

準備しておいてくれ。
わかりました。

♬~

(美里)
加倉井先生 このままいくと

IVCより手前ですが
いいですか?

思ったよりも出血が多いな。

でも 一刻を争う。
このままいこう。

ちょっとペース上げます。
(美里)わかりました。

(浅野)
手術は無事に終えたわけですね。

そうです。

で 事件についてですが

何か 仕事関係で
トラブルとかは?

病院の関係者
手術をされた患者さんとかとの…。

いえ… ありません。

奥さんは どうです?

おかしな電話があったり
SNSとかで

変な男につけ狙われた
っていう話は?

ないはずです。
そんな話は聞いた事も…。

しかし 犯人は
あなたの家を知ってたんですよ。

窓を割ったり
玄関をこじ開けられたりした

形跡はなかった。

そんな事を言われても
心当たりは…。

手術を終えて
病院を出たのは何時でしたか?

えー… 11時半ぐらいかと…。

家に着いたのは?

12時を回っていたと思います…。
正確な時間ではありません。

山本さん…?

山本さん!

(物音)

2階に男が隠れていて
争いになった…。

はい。

陽子!

しっかりしろ!
あっ…。

(物音)

やめて! やめて…!

その首の引っかき傷は
その男にやられたんですか?

いや…
妻を抱き上げた時に 妻に…。

男との格闘の前? あと?
どっちですか?

前だったと…。

その男と転がり落ちたんですよね
階段から。

そうです。

♬~

(頭を打ち付ける音)

義手…。

男の左腕が義手でした。

恐らく ひじから下が…。

義手だったっていうんですか?
ええ…。

家では
そんな話 出ませんでしたが…。

今 思い出しました。
さっきは ちょっと混乱してて…。

(ノック)
(捜査員)失礼します。

♬~

鑑識からの報告です。

現場のゲソ痕は

加倉井のものしか
ありませんでした。

それに 凶器と思われるナイフが
玄関横の花壇から…。

鑑識からの報告書です。

♬~

凶器のサバイバルナイフから
加倉井の指紋が検出されました。

それと 亡くなった奥さんの爪に
加倉井のものと思われる皮膚が…。

♬~

♬~

(せき払い)

奥さんは お金持ちだったとか…。

実家は裕福でした。

生命保険は?
入ってました。

受取人は?
私だと…。

この事件で あなたは損をしない。

いや むしろ金になる。

私が…?

私が 妻を殺したと…

私が 家政婦を殺して
妻を殺したと!?

何を言ってるんですか…。

私が家に戻ると 2階に男がいた。

そいつと格闘になった。
義手の男です!

そう言ってるのは あんただけだ!

いかにも争ったように

壁や階段に跡をつけるのは
1人でもできる。

だがな 先生

家に残された足跡は

あんたのものしか
なかったんだよ!

そんなはずはない…。
故障した防犯カメラも

この日のために
修理しなかったんじゃないのか?

故障してた…。

(浅野)あなた
奥さんの死因を知らないとでも?

奥さんも家政婦も
刺殺されたんだよ。

そして その凶器は

あなたの家の花壇に
捨てられていた。

サバイバルナイフからは
あなたの指紋が検出されたんだ。

違う!

私は そんな…。
その義手の男を捜してください!

そうしたら すぐにわかるんだ!

あの男が…
あの男が妻を殺したんだ!

♬~

(リポーター)1年前 妻と家政婦を
殺害した罪に問われた

帝都医科大学付属病院の
元外科医師

加倉井一樹被告の公判が
今日 ここ東京地裁で行われます。

「加倉井被告は逮捕以来
犯行を否認し続けています」

「注目の公判は
まもなく開廷されます」

(細田博之)浅野刑事

事件当夜の被害者の家の状況を
述べてください。

ドアの鍵は壊されていなかった。

捜査では
外部からの押し込みの形跡は

ありませんでした。

凶器は このサバイバルナイフ
だったんですね?

ええ。 ナイフから
被告人の指紋が検出されました。

そして 妻の爪から
まあ わずかですが

加倉井の皮膚が検出されました。

被告人が妻と家政婦を殺したと…。

加倉井夫妻の夫婦仲は
冷め切っていた。

その事は 家政婦の山本治美さんも
よく知っていた。

だから 妻だけでなく
山本さんも殺害して…。

違う…。

私は やっていません。

(細田)証人と
殺された山本治美さんとの

関係は?

(池田和恵)
山本治美は 私の叔母です。

加倉井さんのお宅で
家政婦をやっておりました。

(細田)加倉井夫妻の夫婦仲で
何か聞いていた事はありますか?

ご夫婦の関係が
ぎくしゃくしていたと

叔母は言ってました。

いつ離婚しても
おかしくないって…。

恐らく 奥様が
離婚に応じなかったんだろうとも

言ってました。

皆さんに 加倉井有罪の証拠を
お聞かせします。

まさに 動かぬ証拠です。

2015年11月16日 月曜日 0時10分。

被害者からの110番の音声です。

(ボタンを押す音)

(警察官)「はい こちら警視庁です」
「(陽子の荒い息遣い)」

(警察官)「もしもし?
事件ですか? 事故ですか?」

助けて…。

(警察官)「どうしました?」

(陽子)「私 殺される…」

(警察官)
「もう一度 言ってください」

私… 殺される…。

(警察官)「もしもし? 暴漢が
まだ 家の中にいるんですか?」

「もしもし?」

「(足音)」

「陽子…」
(陽子)「あなた…」

「陽子!」

(陽子)「やめて! やめて…!
やめて!」

(ボタンを押す音)
(細田)以上です。

♬~

♬~

(裁判長)
主文。 被告人を死刑に処す。

♬~

(銃声)

(銃声)

(銃声)

(銃声)

(高田栄太)やばいな。
服に鉛のにおい付いちゃうよ。

(近藤俊也)ハア…。 着任早々
こんな所に呼び出しか…。

(近藤)おい
班長って どんな人なんだ?

(鴨井 航)公安にいた事ぐらいしか
知らない。

(高田)彼に聞いても無理だよ。

先週まで
FBIで研修してたらしいから。

だろ?
ああ。

FBI 本当か?

(銃声)

全員そろったのか?

保坂だ。

(近藤)あなたが班長の…。
失礼しました!

本日付で 刑事部より着任しました
近藤俊也と…。

あいさつはいい。
すぐに訓練を始めろ。

はい。
(高田)これからっすか?

(高田)やります。 いや~
撃ちたくて仕方なかったんですよ。

新設された
特別広域捜査班で働けるって

最高ですよね。

俺はノンキャリアだ。
おべっか使っても意味はない。

よし!

(鴨井)班長 チームは
全部で5人と聞きました。

まだ4人しかいません。

(銃声)

そろってます。

テロリストを
無傷で確保しようと思うな。

やるか やられるか。
それが俺たちの仕事だ。

(銃声)
(銃声)

(銃声)
(銃声)

(銃声)

♬~

(せき)

(天地寛治)
加倉井一樹 嶋岡正彦 中村文平。

以上3名を これより
名古屋東拘置所へ移送致します。

(天地)よし!

前へ進め!

♬~

(嶋岡正彦のせき)

(嶋岡のせき)

(中村文平)俺は 生まれ故郷で
首つられるわけか…。

(天地)おい 勝手に話すな。

独り言だよ。

まさか 爆弾テロの奴と

女房殺しの先生と一緒とは
思わなかったな。

(串田紘一)
しゃべるなと言ってるだろ!

(中村)わかったよ。
クソ面白くもねえ…。

彼に
水をやってもらえませんか?

到着までは駄目だ。

さっきから
変なせきをしてるんです。

ただのせきじゃないと思うんです。

まだ 医者やるつもりかよ!
ハハハハハ!

黙ってろ!

(天地)到着すれば
嫌というほど飲ませてやる。

(嶋岡)いらねえよ。

それより 寝かせてくれ。
眠りゃ治る。

(せき)

(せき)

(警報音)

♬~

(せき)

(嶋岡のせき)

(せき)

♬~

♬~

♬~

なんだ? どうなってるんだ?

なんだ? 渋滞か?

(池谷浩二)無線が今…。

この先で7~8台の
玉突き事故が起きたようです。

(天地)上からの指示は?
(池谷)いや 何も…。

まもなく 北杜インターです。
どうしますか?

どうするって…
指示が出るのを待て。

(池谷)でも この少し先の
北杜インターで降りて

10キロ先の
長坂中央インターから乗れば

事故渋滞を迂回できますよ。

迂回か…。

(嶋岡のせき)

よしわかった。 そっち行け。
(池谷)はい。

♬~

♬~

そっちへ向かった。

♬~

♬~

変だな…。

おい Uターンできる場所があれば
元の位置に戻れ。

(池谷)わかりました。

♬~

(銃声)

♬~

♬~

(男)嶋岡さん!

♬~

(嶋岡)ああ…。
(男)しっかり!

ああっ…。

(中村)おい… おい…
俺も連れてってくれよ。

(銃声)

行くぞ。

♬~

ああ…。

ああっ…。

♬~

(息を吐く音)

うっ… ああっ…! うっ…。

ああ… くっ…。

(串田のうめき声)
大丈夫か?

今そっち行くから ちょっと待て。

♬~

うわあっ…! ああっ…!

ううっ… ああっ…。

おい 手伝ってくれ。

うるさい! それどころじゃない!

早く手当てしないと!

うるせえっつってんだろ!

燃料が漏れてる。
爆発するぞー!

ああっ… あっ…!

おい 見殺しにするつもりか!

(串田)ううっ…。

ああっ… ああっ!

♬~

うっ… わあっ…!

うっ…!

(串田)わあーっ! ああっ…。

♬~

やめろ!

やめろ。

(せき)

そのせき 一度 病院で
ちゃんと診てもらったほうがいい。

(男)余計なお世話だ この野郎!

♬~

(串田のうめき声)

(串田)ううっ… 痛い…!

(銃声)

(爆発音)

♬~

(パトカーのサイレン)

♬~

(サイレン)

♬~

ひでえな こりゃ。

♬~

特別広域捜査班の者です。

(村西和昭)特別広域捜査班?

見てのとおり まるで戦争だ。
クソッ!

(弥生)生存者は?

重傷の刑務官4名を
病院へ搬送した。

死亡者は2名。
刑務官1人と囚人が1人だ。

しかし なんで

拘置所の移送バスが
こんな所で…。

誘導されたんだ。

誘導?

高速の玉突き事故も
恐らく 嶋岡の仲間の仕業だ。

考えればわかるだろう。
何?

嶋岡の確認は?
嶋岡?

東京拘置所に
問い合わせをしてないのか。

…まだだ。

おい ここは山梨県警の管轄だ。
俺が指揮を執る。

広域捜査班だかなんだか…。
今すぐ嶋岡を手配しろ。

アジトも探れ。
はい。

(捜査員)生存者だ!
生存者がいたぞ!

(捜査員)刑務官です!

大丈夫ですか? 大丈夫ですか?

(鴨井)意識は?
(捜査員)あります。

♬~

バスから脱出し

死刑囚の嶋岡正彦と加倉井一樹が
逃走するのを見ていたそうです。

加倉井? 外科医だった男か。

はい。
加倉井の手錠も見つかりました。

(天地)どうする事も
できませんでした。

襲撃したのは嶋岡の仲間です。

私の部下を殺し 手錠の鍵を奪った
一部始終も見ていました。

部下は
運転手を含めて5人だったな。

(天地)はい。

あんた 手錠の鍵は?

…はい。

ない…。

嶋岡に鍵を渡したのは
あんた以外にいない。

(天地)私は そんな…!

ああ あの…
恐らく 気絶している間に鍵を…。

一部始終を
見ていたんじゃないのか?

あんた 部下を見殺しにして
自分だけ助かったのか。

奴らは
ライフルを持ってたんだよ。

あの時は
ああするしかないだろう!

あっちで詳しい話を。
正直に お願いします。

加倉井も嶋岡と一緒でしょうか。

一緒かどうかは関係ない。

まずはテロリストの嶋岡の確保だ。
医者は そのあとでいい。

襲撃から約1時間。

すぐに200キロ圏内 全ての道に
非常線を張らせます。

200キロ!? おい ちょっと待て。

そんな広範囲の検問には
近隣の県警との連携が必要だ。

それに
渋滞が起きれば苦情も殺到する。

上と相談せんとだな…。

どこを向いて
捜査しようとしてるんですか。

相手は
無差別テロを起こした死刑囚だ。

ここは山梨県だ。
東京じゃねえんだよ!

あんたは引っ込んでてくれ。
何!?

30キロ圏内でいい。

Nシステムに引っかかる高速を
嶋岡は移動しない。

近くに必ずアジトがある。

手を広げるのは
FBI仕込みかもしれんが

日本じゃ通用しない。
しかし…。

嶋岡が考えてる事は
大体 察しがつく。

道路を封鎖し
30キロ圏内の農家はもちろん

鳥小屋 豚小屋
廃屋になった家に至るまで

くまなく捜索しろ!

(嶋岡のせき)

(男)嶋岡さん
足 怪我したんですか?

いや 昔 撃たれた古傷だ。

あの公安の刑事に会ったら
今度は生かしちゃおかない。

(せき)

♬~

本部には 30キロ圏内
全ての防犯カメラの映像を

解析するように伝えました。

♬~

(キーボードを打つ音)

顔認証システムを使えば
嶋岡の行方を追えます。

嶋岡は歩き方に特徴があるので
歩容認証も併用しました。

ドヤ顔する事か?
山道に入られたら終わりだ。

やつを飛ばせ。
はい。

(作動音)

(飛行音)

(高田)おお~!
(近藤)動いた 動いた。

(飛行音)

(鴨井)遠隔で
約20キロ四方 飛ばせます。

(高田)すげえ!

街は まだ無理だけど
こういうとこなら問題ないよね。

(近藤)だが 気をつけろよ。

すげえな これ…。
(高田)おお… アハハハ…。

(パトカーのサイレン)

♬~

(ラジオ)「次のニュースです」

「死刑囚を移送中のバスが
何者かに襲われ

死刑囚2人が逃走するという
事件が発生しました」

「今日 午前8時頃
東京拘置所から

名古屋東拘置所へ向け出発した
移送バスが

山梨県 早川町の県道を走行中
何者かに銃で狙撃され

バスは そのまま横転し
炎上しました」

「これにより

バスを運転していた 池谷浩二さん
中村文平死刑囚の2人が死亡」

「刑務官の吉田浩一さん…」

(飛行音)

班長 見てください。

嶋岡のグループかもしれません。

ズームしろ。
(鴨井)はい。

(キーボードを打つ音)

(鴨井)嶋岡だ…。

(キーボードを打つ音)

(鴨井)場所は
ここから約10キロ先です。

管轄の所轄に連絡しろ。
はい。

急げ!
了解!

♬~

(ラジオ)「続いて
交通情報をお知らせします」

「まず 高速道路の状況です」

「今日 午前8時頃
北杜インター付近で起きた

車8台による玉突き事故で

下り線は
北杜インターから長坂中央間

全面通行止めとなっており
復旧の見通しは立っていません」

ううっ…。

(ラジオ)「玉突き事故と同時刻に
早川町の県道で起きた

移送バス襲撃事件で
死刑囚の2人が逃走しており

現場から30キロ圏内 全ての道路で
検問が行われています」

「国道508号線…」

(ラジオ)「国道508号線 上り
飯富町3丁目付近を先頭に

飯富街道入り口付近まで
12キロ程度 渋滞しており

通過に
約1時間以上かかっています」

(パトカーのサイレン)

(ラジオ)「櫛田街道 南行き
原4丁目付近を先頭に

新名入り口付近まで
10キロ程度 渋滞しており

通過に 約1時間かかっています」

「県道119号線 根岸辻を先頭に…」

♬~

♬~

(スキール音)

(衝突音)

大丈夫ですか?

すいません… ハンドルが急に…。

わかりました
それ以上 話さないで。

怪我してる 救急車だ!
はい!

落ち着いてください。
すぐに呼びますから

このまま
じっとしていてください。

痛みますか?
大丈夫です。

(警察官)すぐ呼んできますからね。

ああ… ああ…。

♬~

(嶋岡のせき)

♬~

(阿部)山梨県警です。
今 周囲の住民を避難させます。

どのぐらい時間がかかる?
30分もあれば。

俺の合図で煙幕弾を撃ち込め。
はい。

住民の安全は?

潰れたドライブインの周りの
どこに住民がいるっていうんだ。

周辺を包囲すれば
どうでしょうか?

その間に逃げたらどうする。

♬~

班長 むちゃです。

どんな武器を持ってるか
わからないのに

自爆でもされたら
どうするんですか。

自爆される前に制圧すればいい。

5分後に出発する。
はい。

前と全然変わってない。

やばい人だって ガチ思う。

うっ…。

うっ…。

♬~

(嶋岡のせき)

♬~

はい。

(鴨井)おい。
待って 待って 待って…。

(弥生)貸して。

(銃声)

(男)逃げろ 逃げろ!

(銃声)

(銃声)

(銃声)

♬~

(近藤)確保!

確保して! 早く!

うっ… うわっ…!

うわっ…! うわーっ!

(銃声)

♬~

(近藤)うっ… なんだ こいつは。
頼んだ。

♬~

うっ…。
(銃声)

確保!

♬~

(鴨井)確保!

♬~

(せき)

お前 何やってんだ!

銃を捨てろ。

助けて…。

保坂を呼んでこい!

俺の足をこんなにした
公安の保坂を呼んでこい!

(銃声)
(嶋岡)うわっ…!

ああっ…! ああっ…。

俺を呼んだか?

(鴨井)班長! やめてください。

嶋岡を連れて行け。

(近藤)さあ… さあ 立つんだ!

(近藤)おい!
(嶋岡のせき)

てめえは絶対許さねえ…。

(近藤)救急車呼べ!
(嶋岡)絶対許さねえ…。

嶋岡を知ってたんですか?

奴は 昔 俺が逮捕した。

公安の保坂を呼んでこい!

(銃声)
うわっ…!

てめえ…!
俺を呼んだか?

あなたという人は…。

大丈夫ですか?

(看護師)こちらです。
患者さん 中入ります。

♬~

(看護師)起き上がれますか?
はい… すいません…。

(看護師)ご苦労さまです。

すいません ちょっと
傷の具合 見せてくださいね。

ああ…。

松原先生は まだオペの最中?
はい。

ただ 30分後には終わると
先ほど連絡が…。

あっ… じゃあ
向こうのオペが終わり次第

すぐ こっちに
取りかかってもらうように

伝えてくるから
麻酔の準備 お願いね。

わかりました。
じゃあ すぐ戻りますね。

心配いりませんよ。

♬~

♬~

(息を吐く音)

(ステープラーの発射音)
うっ…!

(ステープラーの発射音)
あぁっ…!

♬~

山梨県警からです。

森で発見された血痕が
加倉井のものと一致しました。

場所は?

♬~

この場所へ向かえ。

(近藤)わかりました。

(サイレン)

(サイレン)

(サイレン)

(サイレン)

(看護師)いい天気ですね。
(患者)そうですね。

(いびき)

♬~

うっ…。

♬~

♬~

こんにちは 佐藤です。

うちの人 起きてるかしら?

先ほど お薬を増やしましたので
今 寝てると思いますよ。

起こすと うるさくて…。

見てみましょうか。

あっ… いいわ。

寝てたら 洗濯物だけ取って
また来ますから。

♬~

♬~

(引き出しを開く音)

(いびき)

♬~

♬~

(物音)

♬~

♬~

(サイレン)

事故ですか?
あっ はい!

いや 軽トラが

自分たちの目の前で
急に小屋に突っ込んだんですよ。

怪我をした運転手は
病院に搬送済みです。

(鴨井)よかった
大きな事故にならなくて。

その運転手の身元は?

えっ? あっ… 車の登録先は
この町の農家の…。

同じ人間かと聞いてるんだ。
えっ…?

(エレベーターの到着音)

(看護師)はい 降ります。
少しガタガタします。

♬~

♬~

(サイレン)

乗ってく?

(サイレン)

(サイレン)

♬~

私も嫌いなんだ 警察。

♬~

いなくなったって
どういう事ですか?

こちらが聞きたいくらいですよ。

(医師)自分で手当てして
いなくなったんですよ。

(近藤)自分で?

(近藤)自分でやったって事か?
(高田)さすが 元外科医。

至急 応援を要請し
くまなく院内の捜索だ。

はい!
それと 町を封鎖しろ。

どんな情報でも全部
俺に上げろと伝えるんだ。

はい!

(近藤)班長。

♬~

(岩井)すみませんね。

(岩井)どうしたの?

弟が酔っ払って
動けないっていうから

迎えに行ったのよ。
昼間っから いい身分でしょ?

(岩井)うらやましいなあ。

申し訳ない。 免許証の確認だけ
お願いします。

はい。

(岩井)ありがとうございます。

(倉島)奥さん
エンジン 切っててくれるかな。

エンジン。

ああ… はいはい。

(鴨井)班長 加倉井です。

さっぱりした顔しやがって…。

すぐに この画像を
手配書の写真と差し替えろ。

(岩井)職質 氏名 生年月日から
総合1件 願いたい。

送ります。 どうぞ。

(無線)「山梨本部 了解。
しばらく待たれたい」

(無線)「山梨本部から
地域課 岩井」

(近藤)この女 人質ですかね?

可能性は十分に。

いや 医者や看護師に確認させたが
彼女が診察を受けた形跡はない。

お見舞いに来た人って事?

今 入院中の患者に
確認してもらってる。

車で病院に来てるのかどうか
防犯カメラを確かめろ。

(鴨井)それが
防犯カメラの前に鳥の巣が…。

だったら
町の防犯カメラを

全てチェックしろ。
はい。

♬~

時間 取らせましたね。
ご苦労さま。

どうも。
気をつけて帰ってください。

(エンジンをかける音)

ああ ちょっとバックしないと
出れないね。

♬~

(ノック)

米本さん 後ろのタイヤ
そろそろ替え時だよ。

(米本花江)どうも…。

一つ お聞きしてもいいですか?

あの病室の方とは
どういう…?

人って いろんな事情が
あるもんじゃない?

あなたも
いろいろあるでしょう?

この国で 一人で生きていく
っていうのは大変な事なのよ。

♬~

コーヒーでもいかがですか?

あの女…

人質だと思うか?

♬~

一つ 聞いてもいいか?

ええ。

公安の頃も
あんな感じだったのか?

(ため息)

標的にされて
逃げ切れた犯人はいなかった。

あの人にとって 犯人が
どんな人間かなんて関係ない。

フッ…。

どうした?

犯人だけじゃなく どんな人間にも
興味なんかないのかもしれない。

(飛行機の飛行音)

(花江)よく飽きないわねえ…。

お茶。

久しぶりに見ました。

こんな空があるのを
忘れてました。

いや… 見る余裕すらなかった。

ここには お一人で?

息子がいるけど
東京で暮らしてる。

30までには戻るって
言ってたくせに…。

あなた 家族は?

あなたも大変そうねえ。

(笛吹きケトルの鳴る音)

あっ… いけない。

(笛吹きケトルの鳴る音)

(電話)

(事務員)はい
青木弁護士事務所でございます。

どちら様ですか?

少々お待ちください。

青木先生 1番にお電話ですが。

(青木)誰?

(事務員)鈴木と言ってもらえば
わかると…。

鈴木?
(事務員)はい。

はい お電話 代わりました。

「先生 加倉井です」

あなた
今 どこにいるんですか!?

申し訳ありません。
それは言えません。

自分が何をしてるか
わかってますか?

すぐに自首するべきです。

「このまま終わるわけに
いかないんです」

先生も
信じてくれたじゃありませんか。

私は 陽子を殺していない。

だからといって
どうしようって…。

自分の手で
陽子を殺した男を探します。

そんな… 無理だ!

無理でも…

無理でも
やらなきゃいけないんです!

先生… 裁判の時の資料を

見せて頂くわけにいきませんか?

決して
ご迷惑はかけませんから。

お願いします!

…わかりました。

私は今も
あなたの無実を信じてます。

また連絡します。

♬~

(柱時計の時報)

(近藤)班長…。

(鴨井)町を
くまなく捜していますが…。

人質になった女性の身元は?

(鴨井)それも まだ…。

隠れようとしない奴ほど
見つからない。

加倉井は 身を隠していない
という事ですか?

あの女が
この町の人間でないとしたら

加倉井は もう 町の外だ。

人質を脅したまま
この町を出るのは不可能です。

至る所に検問が。
(無線の受信音)

はい 広域捜査班。

加倉井が?

加倉井が 担当の弁護士に
電話をかけてきました。

(鴨井)なんだって?
逃亡の協力を依頼してきたそう。

(弥生)場所は 特定できてませんが
発信した基地局は…

ここ。

(高田)この基地局がカバーしてる
地域に 人質と加倉井が。

(鴨井)すぐ所轄に連絡して
住所を聞きます。

加倉井は 病院で
金を盗んだんだったな。

ええ。 特別室の患者の
財布と貴金属を。

♬~(真矢)
≪ハグキプラス≫ プレミアム もう試してみた?

≪やりたいことは いっぱい≫

≪お口のケアしたいことも…≫

いっぱい! だから 一緒にケアできるなら

歯ぐき含めて 全部お願い!

ぜ~~~~~~んぶ お願い!

≪「ハグキプラスプレミアム」!≫

≪歯ぐき活性化しながら…≫

≪「ハグキプラスプレミアム」≫

(藍)お姉ちゃん、 待ってや~

♬~いつの間にか ライバルみたい

♬~二人の違いが 差に見えて

髪、 切ってよ

♬~だからなのか 違うからなのかな

♬~二人いることが

♬~支えになる
<ひとのときを、想う。 JT>

ああ…。

お茶。

生活のために あんな事を?

一度
警察に捕まった事があってね。

やってもいないのに 万引き。

いくら違うって言っても
聞いちゃくれないし

正直に言わないと

息子の勤め先に言うぞとまで
脅されて…。

結局 私じゃないって
わかったんだけど。

ひと言も謝らないで
「帰っていい」って…。

あの時 ふっと
何か抜けてったんだよね。

旦那が死んで
死に物狂いで働いて…。

息子を育てて 大学にも上げて…。

でも… なんだか
そんなの関係ないやって

なんか…
馬鹿らしくなっちゃって。

だけど 息子さんの事を考えたら
もう これ以上は…。

僕が言える立場ではありませんが。

そろそろ 潮時?

あなた自身のためにも…。

わかった。

病院の防犯カメラに
加倉井と一緒に映っていた女性の

住所がわかりました。

(サイレン)

♬~

(携帯電話の振動音)

(雷鳴)

♬~

それから

家政婦で勤めていた叔母が
こんな話もしてました。

奥様 ようやく
子供ができたそうなんですが

かわいそうに 妊娠して3カ月で
流産してしまったそうなんです。

それで 産婦人科医の先生が

加倉井さんに
お電話でお伝えしたところ

仕事が忙しいからと言って

迎えにも来なかった
という話です。

叔母は言ってました。

奥様が
病院から帰ってきてからも

いたわりの言葉も
あの人は かけていなかったって。

奥様が一人で泣いてるのも
知らないだろうって…。

(陽子の声)私のせいよ…。

この子が いなくなったのは…。

♬~

陽子…。

でも 考えるの。

もし この子が生まれていたら
私たち どうなってたかって…。

変われたのかな? 私たち…。

(雷鳴)

♬~

(犬のほえる声)

♬~

(雷鳴)

♬~

お願いします。

(藤田)先生 お願いします。

(携帯電話の振動音)

「(呼び出し音)」
出ません。

誰も出ません。

弁護士事務所の電話番号が

向こうに
表示されているはずですが

加倉井 出ません。

いったん切って
かけ直してみてください。

(花江)「もしもし…」

米本花江が電話に。

突入だ。

でも
加倉井が出させた可能性も…。

聞こえなかったのか?
突入しろ。

突入?
マジで?

(近藤)よっしゃ!
(鴨井)行くぞ!

♬~

警察だ!
警察だ!

異状なし!

風呂場 異状なし!
2階 異状なし!

♬~

ああーっ! ああーっ!
ああーっ!

(鴨井)安心してください。
警察です。

人質保護!
(鴨井)大丈夫ですか?

ああーっ!
(鴨井)怪我はありませんか?

(高田)怪我なし。
(花江)ああーっ!

(パトカーのサイレン)

(弥生)怪我は?

(高田)ないみたいだけど 念のため
救急車を呼んでおくよ。

(近藤)加倉井は
どこにもいません。

(弥生)あなたを脅した男は?

知りません…。

車に乗り込んできて

7時ぐらいだったと
思うんですけど

携帯電話を使ったあと
出ていきました。

(弥生)あなたの車は
表の1台だけ?

(花江)はい。

車を持っていかれたら
どこにも行けないって言ったら

諦めて…。

(弥生)どうして すぐ警察に
連絡しなかったんですか?

(花江)脅されたんです。

警察には
明日になったら言えって。

約束を破ったら

東京の息子の家族がどうなるか
わからないぞって言われて…。

この財布は?

わ… 私のじゃありません。

加倉井のですか?
加倉井?

あなたを脅した男よ。

ええ… そうだと思いますけど。

病院で盗まれた財布だとしたら

金を抜き取らずに逃げたのは
おかしくないか?

私に聞かれても…。

あんただから聞いてる。

この財布を盗んだのは
あんただな?

馬鹿な事 言わないでください。

なんなら 指紋を調べようか?
加倉井の指紋は出ない。

病室で加倉井に会ったあんたは
人質のふりをして 奴を利用した。

防犯カメラに映ってても

加倉井に脅されたと言えば
怪しまれずに済む。

加倉井が何者かを知ったあとは

警察に連絡する選択肢があったが
あんたは何もしなかった。

捕まった加倉井が

あんたが盗みを働いている事を
言う恐れがあるからだ。

だから ここから逃がした。

本当ですか?

加倉井は どこだ?

加倉井は この近くに?

あんたは 加倉井が弁護士に
電話した事も知っているはずだ。

弁護士が
もし 加倉井に協力すれば

脅しのネタになる。

弁護士から 金を
引っ張るつもりだったんだろう。

(雷鳴)

タダで言わせる気?

司法取引ってもんが
あるでしょうが!

ふざけんな。

(雷鳴)

(雨音)

(弥生)班長!

寝室の窓が開いてました。
加倉井 裏山に逃走したようです。

山狩りだ。
(鴨井)はい。 行くぞ 高田。

(高田)山狩り!
とりあえず裏山! 走って!

(捜査員たち)はい!

(雷鳴)

本降りになりそうね…。
山狩りも大変ね。

連れて行け。
はい。

♬~

♬~

登れ 登れ!
(捜査員たち)了解!

♬~

(鴨井)油断するなよ!
(捜査員たち)はい!

加倉井のデータが
届いています。

山育ちで 大学は山岳部か…。

山は お手の物らしいな。

どうして加倉井は
ここまでして…。

死刑になりたくないからだろう。

でも 自分の手で犯人を捕まえると
弁護士に言ったそうです。

それって…。

お前の弱点だ。
余計な事は考えるな。

俺たちは 奴を確保するだけだ。

たとえ… 死体だろうがな。

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

(犬のほえる声)

♬~

(犬のほえる声)

まさか… ここに加倉井が?

クソッ…。

♬~

♬~

危ねえな この野郎!

♬~

おおっ… おおーっ!
違うんです…!

ちょっと… 待って…!

♬~

♬~

(犬のほえる声)

♬~

(無線の受信音)

(無線)「現在追跡中の
加倉井一樹らしき男が

車を盗んだ模様」

加倉井らしき男が
車を盗んだようです。

(鴨井)18キロ先です。
ヘリを出せ。

要請しても
到着まで 30分かかります。

ドローンで追跡します。

車を。
(弥生)はい。

(サイレン)

(近藤)ハア ハア…。

ひどい格好。
(近藤)うるさい!

♬~

(サイレン)

♬~

♬~

♬~

奴だ。

班長 加倉井が向かう先には
トンネルがあります。

出口で待ち伏せろ。
(弥生)はい。

(サイレン)

出口にパトカーが到着するまで
15分かかりそうです。

駄目だ 逃がすな。 ドローンを

出口の前で ホバリングさせろ!
(鴨井)はい。

♬~

(衝突音)

(クラクション)

♬~

(クラクション)

♬~

(パトカーのサイレン)

(弥生)「警察です。
車両から降りないでください」

トンネル内に
脱走した凶悪犯が隠れています。

車の外には出ず しっかり
ドアをロックしてください。

(弥生)「繰り返します。
車両から降りないでください」

加倉井は?
まだ…。

油断するな。
見つけ次第 確保。

抵抗すれば 射殺する。

射殺?

押さえるのは死体でいい。

人です! 車から降りました!

(女性)「駄目 駄目! 聡太!」

駄目!

♬~

♬~

(パトカーのサイレン)

(警察官)行くぞ!
(警察官)行くぞ!

加倉井はいないようですね。

班長 まさか…!

うっ…!

♬~

(近藤)ちょっと… 班長!
(弥生)班長!

(近藤)行くんですか?

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

(鴨井)加倉井は!?

(弥生)まさか
加倉井 ここから…!?

(一同)あっ!
班長!

やばいよ。 救護の応援を!
(弥生)静かに。

♬~

行くわよ。
えっ…?

(水路に飛び込む音)

ちょっ…!
(水路に飛び込む音)

クソッ…。 うっ…!
(水路に飛び込む音)

嘘だろ!? おい!

ぐっ…!
(水路に飛び込む音)

うわあ…!

うっ…。

♬~

♬~

うっ…。

♬~

加倉井!

戻ってこい!

死刑のほうが
よっぽど楽に死ねる。

私は… 妻を殺していない!

私は 陽子を殺していない!!

俺の知った事か!

♬~

(銃声)

そこを動くな 加倉井!

♬~

うわっ!

救援 要請します。
その必要はない。

♬~

(撃鉄を起こす音)

♬~

陽子~!!

自分で落ちやがった…。

射殺したも同然です。
班長の望みどおり 加倉井は…。

まだだ。

ダイバーを呼べ。 加倉井を捜す。

マジですか…?

ほっといたって
死んで 魚の餌になりますよ!

だったら その魚を捕まえろ。

♬~

♬~

ううっ…。

♬~

♬~

(近藤)班長!

班長の銃 見つかりました。

(銃声)
うわっ…!

まだ使える。

♬~

バイク!

(エンジンをかける音)
おい こら! 待て!

警察 警察!
おい! くそじじい! おい!

俺のバイク お願いします!

♬~

加倉井が生きてました。

10分前の防犯カメラの映像です。

(キーを打つ音)

バイクを盗まれたという入電も
同時に入ってます。

場所は?
双葉峠のドライブイン。

加倉井は
静岡方面に向かってます。

すぐに道路を封鎖しろ。
はい。

(鴨井)高田!
(高田)はい!

(鴨井)加倉井が生きてた! 戻れ!

(鴨井)急げ!
(高田)はいはいはい!

(近藤)急げ!
(高田)はい!

あんな所から飛び降りて
死んでないって… 不死身かよ。

執念かもね。

(サイレン)

(クラクション)
(クラクション)

♬~

(無線)「加倉井のバイクは

現在 東名高速
県道111号付近の側道を

静岡方面へ移動中」

「現在 PCが追尾中」

「神奈川 山梨 静岡に対して
広域緊急配備を発令」

(クラクション)

♬~

(サイレン)

♬~

(無線)「富士バイパス付近の
検問を突破」

「静岡方面へ逃走中」

8キロ先 富士バイパスを南下中!
(近藤)了解!

♬~

♬~

広域捜査班だ!

ドライバーは?

(近藤)何分前だ?

(近藤)なんで わからないんだ!

いません! 加倉井はいません。
ドローン 飛ばします。

急げ。
(鴨井)はい。

(近藤)班長。

♬~

(高田)ちょっと…!
保坂さん!

♬~

♬~

班長…
戻って 周辺 捜しましょう。

♬~

あの男が…
あの男が妻を殺したんだ!

〈テレビ朝日開局60周年記念

『逃亡者』〉

あの殺人は
俺を陥れるためだった。

(鴨井)加倉井は
どこに逃げたんでしょうか。

奴は 東京に舞い戻ってきている。

〈そして

(浅野)どんな事があっても
加倉井を見つけるんだ。

彼が捕まる事はない…。

加倉井は
あなた方より 頭が切れる男だ。

(菅野小百合)犯人は もっと近くに
いるのかもしれません。

どけ!

(弥生)
加倉井と名乗る男から電話です。

あなたが 私に言った言葉を
覚えていますか?

何が言いたい?

〈果たして

見つけたよ。 陽子を殺した男を。

〈このあと
『逃亡者』の見逃し配信が

ABEMAとTELASAでスタート〉

〈事件の唯一の手掛かりは…〉

自分の手で
陽子を殺した男を探します。

〈もう一度 あのシーンを

アベマ・テラサで振り返ろう〉

無実を証明したいんだ。

〈果たして 真犯人は 一体…?〉

謎は 私が解きます。

〈さらに