ワカコ酒スペシャル 飛騨酒蔵めぐり 後編「奥飛騨温泉ほどける心」[字]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
ワカコ酒スペシャル 飛騨酒蔵めぐり 後編「奥飛騨温泉ほどける心」[字]
宮川の朝市で偶然大将に会ったワカコは、逢楽のみんなとみだらしだんごと朝酒をいただく。その後、一緒に飛騨古川の酒蔵めぐりをする大将だったがなにやら訳アリの様子で…
詳細情報
番組内容
宮川の朝市で偶然、大将(野添義弘)に会ったワカコ(武田梨奈)は、青柳(鎌苅健太)たちと合流して、みだらしだんごと朝酒をいただく。その後、飛騨古川の蔵元をめぐるワカコに大将も同行し、一緒に酒蔵めぐりを楽しむが、なにやら訳アリの様子の大将。なんと、昨日グエン(フォンチー)に紹介された哲也(辻本達規)は大将の息子だったのだ。
番組内容続き
ワカコは、哲也とグエン、二人のことが気になりつつ、ひとりで白川郷に観光に向かうのだが…。
出演者
村崎ワカコ(26)…武田梨奈
青柳翔太 御膳所『逢楽』従業員…鎌苅健太
玉木悟 御膳所『逢楽』従業員…堀田勝
石田勝一 御膳所『逢楽』大将…野添義弘
石田哲也 高山の酪農家…辻本達規
グエン・ティ・クィン
蔵元で働くベトナム人研修生…フォンチー
原作・脚本・監督
【原作】新久千映「ワカコ酒」
(月刊コミックゼノン/コアミックス)
【脚本】阿相クミコ
【監督】久万真路
音楽
【エンディングテーマ】
上野優華「星たちのモーメント」
番組概要
村崎ワカコ(武田梨奈)は酒と料理が何より大好きな26歳。偶然見つけた店でも、勇気を出して一歩足を踏み入れる呑兵衛女子である。ワカコは職場での出来事に想いを巡らせたり、他のお客さんたちの会話に耳を傾けたりしながら、酒場での独り呑みの楽しみを満喫している。時にはこれと決めた料理と酒に舌鼓をうち、時にはまったりと旬の料理とお酒を嗜み
番組概要続き
ーそんなワカコの酒との付き合いを優しく見守る友人や会社の同僚、行きつけの店「逢楽」の大将ら、周りの人々。酒と料理がぴったりと合わさった刹那、全身が高揚感に包まれた彼女の口からは、思わず「ぷしゅー」と吐息が漏れる。ワカコ、至福の瞬間である。
関連情報
【公式ホームページ】
www.bs-tvtokyo.co.jp/wakako_zake/【公式Twitter】
@wakakozake_tv
4K制作番組
この番組は4Kで制作しています。BSテレ東4Kチャンネルでは超高精細映像でお楽しみいただけます。ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
テキストマイニング結果
ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20
- グエン
- ワカコ
- 哲也
- 大将
- 飛騨
- 日本酒
- ワカ
- 親父
- 乾杯
- 酒蔵
- 高山
- 彼女
- ベトナム
- 結婚
- 新酒
- お前
- お待たせ
- ホント
- 試飲
- 渡辺
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?
全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから →
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」
他にも、無料お試し期間のある配信サービスがありますので、以下バナーなどからラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。
《ワカコ:有給休暇を使っての
飛騨酒蔵めぐり 2日目。
朝市をやっていると聞いて
早速やってきた》
(ワカコ)あっ…。
《ワカコ:そこで…》
すみません。
はい どうぞ。
ありがとうございます。
えぇっ!
ワカちゃん!
どうして 高山に?
あぁ うちの連中の慰安も兼ねて
研修旅行だよ。
そういえば お店にも
お知らせ貼ってましたもんね。
でも まさか
高山だとは思わなかったです。
まぁまぁ せっかく会ったんだ
散歩でもする?
はい。
うん。
ありがとうございました。
あぁ ありがとうございました。
お気をつけて。
いや~。
ビックリしました。
なに ワカちゃん 旅行?
はい 有給とれたので1人旅です。
あぁ いや
ここは 酒どころだからね。
ワカちゃんらしいチョイスだな。
昨日は 市内の酒蔵
ぜ~んぶ回りました。
全部?
はい。
ハハハハ さすが ワカちゃんだな ハハ。
あっ ちょっと待って。
これ 珍しい野菜ですね。
これね 飛騨の特産の
赤カブと言いまして…。
《大将が作る おいしい料理って
こういう地道な努力の
たまものなんだな。
楽のみんなと
合流した私は 早速…》
あっ なんか いい匂いする。
(青柳)あっ ホントだ
香ばしい匂いがする うん。
あぁ おだんごだ。
頂いてみるかい?
ぜひ。
へぇ~ こっちでは
みだらしだんごって言うんですね。
あっ 日本酒だ。
この辺りの だんごはね
あっさりとした
しょうゆ味だから
酒のさかなにも
いいんじゃないかな。
へぇ~。
飲みたいと思ったでしょ。
いや そ そんな…。
まぁ いいんじゃないの?
旅先の朝酒も。
ホントですか?
あぁ。
ほら。
じゃあ…。
(タマ)すみません。
はい。
だんごと日本酒ください。
はい ありがとうございます。
はい お待ちどおさん。
はい 久寿玉の冷やと…。
ありがとうございます。
カンです。
はい どうも。
ありがとうございます。
あっ ありがとうございます。
みだらしだんごでございます。
あっ はい。
いただきます。
じゃあ 再会を祝して… 乾杯。
乾杯。
乾杯。
乾杯。
くぅ~ 朝からしみる。
いい酒だ。
はい ワカちゃん どうぞ。
あっ。
ありがとうございます。
うん。
はい じゃあ 俺たち。
いただきます。
おいしい。
この焦げた しょうゆが最高。
うん。
《あぁ 日本酒にも合う》
ぷしゅ~。
《朝酒を堪能しちゃった》
(バイブ音)
ちょっと ごめんね。
(バイブ音)
哲っちゃんかな。
哲っちゃん?
うん。
大将の息子さん。
こっちで働いててさ
全然帰って来ないから 心配で
俺らをだしに
様子 見に来たんだよ。
そうなんですね。
大将
いいお父さんじゃないですか。
まぁでも 他にも いろいろと
問題はあって…。
んっ?
(戸の開く音)
ワカちゃん 紹介するよ。
これ うちの息子。
はじめまして 村崎ワ…。
(哲也)ワカコさん?
あれ?
はじめまして 石田といいます。
うちの実家も 東京で
居酒屋やってるんですよ
えっ!
えっ? なんだよ
お前たち知り合いだったの?
あの 昨日 偶然知り合って
一緒に ご飯食べたんです。
(3人)えぇっ?
いや 世間は狭いね。
ホントだな。
いや~ 不思議な縁だなぁ。
うわ ビックリした~。
《飛騨の酒蔵を
めぐるという 私に
古川のほうも
めぐってみたいからと
大将が同行することになった。
高山の奥座敷と称される
飛騨 古川。
碁盤のような町割りや
古い町家が 今も残り
散策に ぴったりだ》
あぁ コイが大きいですね。
あっ ワカコさん。
ん?
あの グエンさんのこと
親父には
話さないでもらえますか。
あっ はい でも どうして?
親父 彼女に
会ってくれようとしないんです。
えっ?
高山に来るって言うから
だったら 紹介したい人がいる
結婚も考えてる 外国の人だって
言ったら 黙っちゃって。
でも ちゃんと 自分で
説得しなきゃって思ってるんで
あっ え~と 酒蔵は…。
あっちだったかな。
はい。
ここですね。
うん。
《飛騨に来て 8軒目の蔵元
渡辺酒造店さんへ》
あっ こんにちは。
(渡辺)こんにちは。
おじゃまします。
(渡辺)こんにちは どうぞ。
おぉ~ あぁ すばらしいな。
色おとこ。
(渡辺)そう。
こちらのお酒なんですけれども
純米大吟醸。
こちらのお酒 最高級のロマネ・コンティ
シャンパンを りょうがするような
日本酒を造ってほしい
ということで
最高の日本酒を造り出した。
テイスティングされてみますか?
試飲できるんですか?
はい どうぞ。
ぜひ 大将。
おぉ。
(ワカコ)変わった名前とラベルですね。
(渡辺)ねぇ 私みたいに
色男ですから。
アハハハ いただきます。
いただきます。
~
いや 変わった名前だけど
確かに シャンパンのような
華やかな味わいだね。
うん。
スッキリしてるから お肉料理にも
合いそうですね。
うん。
えっ あれは何ですか?
こちら 世界初 地酒ガチャガチャです。
(2人)え~!
(渡辺)300円入れていただくと
必ず お酒が当たります。
ワンカップから 最高だと純米大吟醸。
じゃあ やります。
えっ あっ いい いい ワカちゃん。
じゃあ ほら やりなよ。
いいんですか?
あぁ いい。
小町桜ワンカップ。
おめでとうございます!
お~。
《9軒目は 蒲酒造場さんへ》
あっ 杉玉が かけ替えられてる。
おぉ これは 新酒が頂けそうだな。
はい。
あっ ワカちゃん あったよ 新酒。
ありました 試飲できるかな。
すみません。
こんにちは。
いらっしゃいませ。
新酒って 試飲できたりしますか?
はい もちろんです。
わあ。
こちらが新酒になります。
おぉ。
いただきます。
はい。
あぁ~ 新酒ならではのフレッシュさ。
ホント おいしいです。
あぁ~ 年に一度の貴重な味。
酒蔵で頂くと 更に味わい深いね。
う~ん この季節に来られて
ホントによかったです。
ありがとうございます。
喜んでいただけると 1年間
頑張ったかいがあります。
お酒も生きてるんですね。
そうです 生きてますね。
《ワカコ:10軒目は 飛騨 神岡の
大坪酒造店さんへ》
~
う~ん 日本酒っぽくない
香りと うまみだね。
はい なんか果実酒みたい。
ワイングラスにも合いますね。
ナウいね。
ですね。
まさか 大将と一緒に
酒蔵めぐりができるなんて
思ってませんでした。
ハハハ いや~ 楽しかったな。
あっ ワカちゃん
この後は どうするの?
私は 白川郷に行く予定なんです
バスを予約してあって。
大将 どうされます?
あぁ もう少し
古川を見てから戻るよ。
今日は これから
息子と飯を食って
それから 器を
仕入れに行こうと思ってるんだ。
渋草焼の茶碗とか小鉢とか。
わかりました じゃあ 私はここで。
じゃあ また 東京で。
はい。
あまり飲みすぎないように。
はい。
では。
いってらっしゃい。
はい。
お願いします。
《ワカコ:大将たちと別れて
白川郷へ》
《高山駅から 高速バスに乗り
1時間ほどで到着》
《ここも 他言語のマップが
充実しているんだね。
では 一度見てみたかった
合掌造りの集落に
向かうとしますか。
ユネスコの世界文化遺産に
登録されている 白川郷》
《時が止まったかのような
美しい風景に見とれてしまう》
~
《300年も前の生活を
のぞくこともできるんだね》
~
《合掌造りの家屋が
100棟以上も残ってるって
すごいことだな》
《さて おなかもすいてきたし
お昼は何を食べよう》
《へぇ~ ここで育ててるんだ》
《おっ 焼き魚
お刺身に 唐揚げまで。
せっかくだから 新鮮な川魚
まとめて頂いちゃいましょう》
こちらの みちや寿司さん
すごくうまいんだ。
親父に食べてもらいたくて。
ありがとうございます。
飛騨は天領だったんですね
富山湾って いい漁場なので
そこから いっぱい
魚を持ってく…。
今でも僕らは 富山から毎日
新鮮な魚を運んでもらえるので
魚には困ることないです。
なるほどね。
お待たせしました
ます園定食です。
ありがとうございます。
こちらこそ。
いただきます。
《まずは ニジマスのお刺身から》
~
《クセがなくて さっぱりしてて
新鮮さが伝わってくるよ。
次は イワナの塩焼きを》
~
《絶妙な焼き加減。
身が軟らかくて おいしいな。
そして アマゴの唐揚げ。
いきのよさが伝わる
きれいな揚げ姿。
カラッと揚がって
骨まで丸ごといけちゃう。
このサックサクの歯応えが
たまらない》
~
《悠久の歴史を
感じながら味わう至福》
ぷしゅ~。
《あぁ なんという
ぜいたくな時》
う~ん この 白子の蒸しずし
うまいですね。
ありがとうございます。
次は 彼から頼まれた
おすしを ご用意します。
~
飛騨トロです。
どうぞ こちらの おしょうゆで
召し上がってください。
これを ぜひ 親父に
食べてもらいたかったんだ。
いただきます。
どうぞ。
うまい こう トロとは違う
コクがある うまみだな。
しかも しつこくなくて
何貫でもいけそうでしょ?
うん。
《大将と哲也さん
ちゃんと話せてるかな》
次のおすしは こちらです。
これは 何かの赤身ですか?
レモンと お塩で
仕立ててありますので
どうぞ だまされたと思って
そのまま召し上がってください。
トマトですか?
はい。
飛騨は トマトの一大生産地なんです。
なんとか トマトを
おすしにしたいと
まぁ だいぶ長い間
やってきたんですけど
やっとで
このかたちになったんです。
高山ならではの力です。
へぇ~。
いや 甘みがあって
身がこう ほろりと崩れて
シャリのすし酢にも よく合う。
いや もう すばらしいですね。
ありがとうございます。
おい どうしたんだよ。
いや 別に…。
頂けよ うまいぞ。
うん。
《大将と哲也さん
うまくいくといいんだけど…》
《あっ 大将たちに
電話してみようかな。
あっ 連絡先知らないんだった》
あっ すみません。
はい。
あの グエンさんって
いらっしゃいますか?
夕方には戻ると思います。
あっ わかりました。
こんにちは。
あっ いらっしゃいませ。
この ヴァイツェン1つください。
ヴァイツェン ありがとうございます。
お待たせしました すみません。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
いただきます。
《フルーティーな香りで おいしい》
グエンさん!
大丈夫? なんか
元気なさそうに見えたけど。
(グエン)なんでもない 平気だよ。
うん。
もしかして
哲也さんと お父さんのこと
関係してる?
なんで知ってるの?
哲也さんと 結婚の約束しました。
哲也さんが 飛騨牛を
育てたいという夢 知ってます。
だから 私 本当は 高山に残って
彼の夢を支えてあげたい。
でも 私が ベトナムで
おじいさんとした約束が
守れなくなってしまう。
約束?
おじいさん ベトナムで
お酒を造っています。
私は そこで 日本酒を造ると
約束しました。
おじいさんは
その日が来るのを楽しみに
支援してくれたんです。
なるほど。
ベトナムで お酒を造るには…。
哲也さんを
諦めなくてはいけません。
どうしたらいいか わかりません。
昨日 哲也さんに
お父さんが来るから
紹介したいと言われました。
それって 私の夢を
諦めろってことですよね?
いや それは…。
私 どうすればいいか
わからなくて
哲也さんとの約束の時間
破ってしまいました。
グエンさん
哲也さんのこと 信じようよ。
えっ?
哲也さんは グエンさんを
お父さんに紹介したがってた。
でも それは 決して
哲也さんの 独り善がりなんかじゃ
ないと思う。
きっと グエンさんの状況や気持ちも
考えてくれているはず。
こうして逃げてても
何も変わらないよ。
とにかく会って話そう ねっ?
うん。
(ワカコ)大丈夫だよ。
ワカコさんは どうして
そんなに優しくしてくれるの?
だって 最初は グエンさんが
優しくしてくれたんだよ。
道で迷ってる私に
声かけてくれて。
あっ 日本のことわざにね
情けは人のためならずっていう
言葉があるの。
なさけ?
うん。
人に親切にしたら
巡り巡って
人からも親切にされるってこと。
だから 私が優しいとしたら
それは グエンさんの優しさが
返ってきたんだと思う。
ありがとう ワカコさん。
ううん。
哲也さん。
ごめんなさい。
俺のほうこそ ごめん。
ワカコさん いろいろ迷惑かけて
すみませんでした。
私は 何も。
大将には?
まだ言えてません。
ワカちゃん まだいたのかい。
あぁ まだ買い出しあったわ。
大将。
哲也さんの話
聞いてあげてください。
お願いします。
親父 グエン・ティ・クィンさんです。
グエンです はじめまして。
彼女は 日本酒造りの
杜氏になりたくて
ベトナムから勉強に来たんだ。
俺 彼女と結婚したいと思ってる。
彼女の夢は ふるさとのベトナムで
日本酒を造ることで
俺の夢は 高山で
理想の飛騨牛を育てることで…。
まだ 今後のこと
ちゃんと決めてないけど
結婚のことを…。
許さん!
親父…。
でも どうしても
彼女と結婚したいんです!
そうじゃない。
今後のことも決めずに
結婚が どうのこうの言ってる
お前の その態度を
許さんと言っているんだ。
えっ?
哲也 そんなんで
彼女を幸せにできんのか?
彼女と日本で暮らそうと
お前が一緒に ベトナムに行こうと
そんなことは
お前に任せる ただ…。
ただ… 2人が幸せになれる道を
お前が ちゃんと考えろ!
それじゃあ…。
あぁ。
はい! はいはい…。
何だよ お前たち。
じゃあ お祝いの乾杯と
いきますか!
(タマ)はい。
ヤギ…。
はい はい はい…。
大将。
タマ…。
この日本酒
グエンさんが造ったんでしょ?
はい。
じゃあ 大将 乾杯の挨拶を。
俺?
え~と それでは 皆さん
ご唱和を…。
硬い硬い… 硬い 硬い。
硬いか…。
2人の幸せに 乾杯。
(ワカコたち)乾杯!
(拍手)
(青柳)よかった。
(タマ)おめでとう。
おめでとう。
おめでとう。
うん ありがとう。
《ワカコ:足を延ばして
予約していた奥飛騨温泉郷へ》
《今頃 大将たち
親子水入らずで飲んでるかな》
《私も 今度は
親を連れてきてあげたいな》
イナゴのつくだ煮です
召し上がってください。
いいですね。
いただきます。
はい。
うまい やさしい味ですね。
ありがとうございます。
俺 いつも
親父すげえなって思ってた。
何だよ やぶから棒に。
いつも おいしい料理を作って
それを喜んで おいしそうに食べる
お客さんの顔を見るのも
好きだった。
俺 親父みたいに 話も
うまくないし 腕もないけど
何か おいしいものを作って
お客さんに喜んでもらえたらって
思ってたら
飛騨牛に出会ったんだ。
これなら 口下手な俺でも
親父みたいに
お客さんに 喜んでもらえるんじゃ
ないかって。
お前が すしを食べさせた意味が
わかったよ。
飛騨牛の握りとか
トマトのすしとか…。
新しいことに
挑戦していきたいってことだろ。
いや まぁ…。
口下手どころか しゃべりすぎだ。
グエンさん…。
こんな息子ですけど
どうか よろしくお願いします。
はい こちらこそ。
おめでとう。
ありがとう。
ありがとうございます。
(青柳/タマ)いただきます。
うめえ~!
うん。
高山ラーメンって黒いんだな。
うん。
でも なんか すっきりキレがあって
うまいっすね。
うん。
うん。
うめえ。
《旅館のお料理って
どれも きれい。
お風呂のあとの1杯が 楽しみで
楽しみで 楽しみだったのだ》
《富山湾でとれた 新鮮な寒ブリを
昆布だしに サッとくぐらせて
ブリしゃぶに。
わぁ~ きれいな霜降り》
《ほんのり温められた
舌が喜ぶ脂の甘み。
そこに ポン酢の酸味が加わって
いくらでも食べられそう》
《これで あとは 飲んで食べて
寝るだけなんて…》
ぷしゅ~。
《なんてぜいたく 大人の至福》
《今日は旅の3日目 最終日。
高山市のお隣にある
下呂市にやってきた。
12軒のうち 11番目に訪れたのは
天領酒造さん》
いらっしゃいませ。
よろしかったら
試飲も やっておりますが
いかがでしょうか。
ぜひ お願いしたいです。
あっ はい。
こちらが どぶろくでございます。
(ワカコ)おぉ。
日本酒と少し
違ったものがありますので。
(ワカコ)いただきます。
どうぞ。
ん~ おいしいです。
すごい お米のうまみが
生きてますね。
そうですね。
甘酒状態になってから 少しだけ
アルコール発酵してますので
お米の味もありますし
甘酒の甘み
それから お酒のおいしさ
すべて ちょっと バランスよくなった
お酒になりまして。
麹が そのまま入ってますので
美容にもいいんじゃないかと。
《最後の酒蔵に行く前に
まだ頂いていない 飛騨の名物を
食べに行くとしますか》
《飛騨は 上質な そばの実の
原産地で
そばどころでもあるんだって。
こちらの法扇さんも
飛騨 荘川のそば粉にこだわった
打ちたてのそばが
味わえるらしい》
お待たせしました
ぬるカンと 刺身こんにゃくです。
こちらは
お通しの煮たくになります。
煮たくって何ですか?
古漬けを煮たものなんですけど
飛騨の郷土料理になります。
ごゆっくりどうぞ。
ありがとうございます。
《では 早速
お通しから頂きます》
いただきます。
《へぇ~ 白菜や大根の漬物を
煮てあるんだね。
お次は 刺身こんにゃく》
《あっさり こんにゃくに
しっかり甘酸っぱい酢みそ。
この食感が たまらないよね》
お待たせしました
とろろざるそばになります。
こちらのとろろは 地元で採れた
自然薯になってます。
へぇ~。
ごゆっくりどうぞ。
《来た来た!
つやつやしてて すごくきれい》
《いただきます》
《鼻に抜ける香りがいい。
そばの味も 食感も
しっかりしてる》
~
《のど越しも爽やかだ》
《そばつゆで味付けした
自然薯を
おそばに たっぷり絡めて…》
《さすが自然薯 粘りが違う》
《そこへ 飛騨の自然が育てた
地酒を迎え入れて…》
ぷしゅっ。
《そして 飛騨の酒蔵めぐりも
いよいよ ラスト。
12番目に訪れたのは
奥飛騨酒造さん》
いらっしゃいませ。
いらっしゃいませ。
ちょっと見てもいいですか?
はい どうぞ どうぞ。
(高木)よろしかったら
若い女性に人気の
スパークリングもございますが
試飲されてみますか?
ぜひ したいです。
はい。
では こちらのほうで
お待ちください。
はい。
お待たせしました。
こちらが 初緑スパークリングになります。
はい どうぞ 飲んでみてください。
いただきます。
ん~ 爽やかな甘みで
飲みやすいですね。
ありがとうございます。
アルコール度も
5度しかないんですけども
あと 瓶内で発酵させてますので
すごく飲みやすいかと思います。
へぇ~。
おいしい。
酒蔵さんごとに
味の個性出るんですね。
はい。
実は 私
12蔵 全部回ったんですけど
ここが最後なんです。
すごいですね お疲れさまでした。
よかったら 最後の締めに
こちらもいかがですか?
自信作なんです。
何て読むんですか?
こちら 初緑
斗瓶囲い大吟醸といいます。
斗瓶って何ですか?
斗瓶とは 搾ったあとのタンクの中で
いちばんいいところを
斗瓶っていう こういう
ブルーの瓶があるんですけど
それに囲いまして 商品化したのが
こちらになります。
へぇ~ じゃあ お願いします。
はい。
どうぞ。
上品で おいしいですね。
ありがとうございます。
《飛騨の12蔵 制覇だ。
どれもこれも
個性的で おいしかったな》
ぷしゅ~。
ありがとうございます。
《楽しかったなぁ。
思い切って 有給使って来て
本当によかった。
飛騨ならではの 郷土料理や
名物料理を囲んだり
地元の人との交流があったり…》
《いろんな出会いがあって
作り手の 熱い思いに触れられた
いい旅だったな》
(クラクション)
(グエン)ワカコさ~ん!
(グエン)ワカコさん。
グエンさん 哲也さんも。
これ 電車の中で食べて。
ありがとう。
あ~ これは うちの蔵の新酒なの。
で こっちは これに
いちばん合う ベトナム料理なの。
えっ グエンさんの手作りってこと?
はい うちの深山菊では
チャン・ガーっていう料理が
ベストマッチングなの。
試してみて。
ありがとう。
本当に いろいろ
ありがとうございました。
こちらこそ
本当に お世話になりました。
ありがとう ワカコ
また遊びに来てね。
うん 必ず。
ありがとう。
またね。
うん また。
じゃあ。
気をつけて。
はい。
バイバイ ワカコ。
《日本酒に いちばん合う
ベトナム料理か》
えっ!
《ほほう これは なかなかワイルドな
見た目じゃないか》
まもなく
1番線に列車がまいります。
危険ですから
黄色い点字ブロックの内側まで
おさがりください…。
ありがとう。
またね!
またね!
ありがとう!
(哲也)ありがとう!
(グエン)ありがとう!
《あっ おいしい
初めて食べる食感だ》
《うんうん 合う。
さすが 杜氏を目指すグエンさんだ。
グエンさん 哲也さん
2人が作った
おいしい日本酒と飛騨牛
楽しみにしてるよ》
ぷしゅ~。