二月の勝者 -絶対合格の教室ー#03[解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

二月の勝者 -絶対合格の教室ー#03[解][字][デ]

中学受験界に舞い降りた最強で最悪の塾講師、黒木蔵人。過激な言動で常に周囲を圧倒する。現代の中学受験のリアルを描き、そこに見えてくる家族問題や教育問題に切り込む。

出演者
柳楽優弥 井上真央 加藤シゲアキ 池田鉄洋 瀧内公美 今井隆文 加治将樹 住田萌乃 寺川里奈 高岡早紀 岸部一徳 ほか
番組内容
桜花ゼミナールが誇る、女子成績トップの前田花恋(田中絆菜)が名門塾ルトワックへの転塾を準備していることが分かり、桜花の講師たちは動揺する。そんな中、校長の黒木蔵人(柳楽優弥)は「放っておきましょう」の一言だけ。
以前、自分が他の生徒に行ったマンツーマン指導を妬んでいた花恋の様子を思い出した佐倉麻衣(井上真央)は、それが原因で花恋が転塾を考えたのではないかと責任を感じる。
監督・演出
【演出】国本雅広
原作・脚本
【原作】
高瀬志帆「二月の勝者-絶対合格の教室-」
(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)
【脚本】
成瀬活雄
音楽
【音楽】
小西康陽
【主題歌】
「沈丁花」DISH//
(ソニー・ミュージックレコ-ズ)
【テーマソング】
「未来へ」NEWS
(Johnny’s Entertainment Record)
制作
【プロデューサー】次屋尚、大塚英治
【企画プロデューサー】高明希
【制作協力】ケイファクトリー
【製作著作】日本テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 花恋
  2. ルトワック
  3. 桜花
  4. 前田
  5. 前田花恋
  6. 転塾
  7. ママ
  8. 紗良
  9. 樹里
  10. ンガ
  11. 先生
  12. 大変
  13. 生徒
  14. 歌子
  15. 今日
  16. 飯田
  17. クラス
  18. 黒木先生
  19. 子供
  20. 彼女

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(鳴き声)

ンガ~! ンガンガ!

ンガ~!
ンガ~! ンガ~!

ンガ~!

(マンモスの鳴き声)

(佐倉麻衣) あぁ ンガ… はっ。

(鳴き声)

あぁ~~!

あ~っ!

うっ…!
(せき込み)

うわっ!

≪ンガ ンガ ンガ! ンガ…≫
ンガ ンガ…。

(黒木蔵人) 落ちこぼれ

ダッサ~!

ハァ…。

よし。

<6年の新学期が始まり

私は最下位のRクラスを
担任することに>

Rの生徒に
一生懸命にならないでください。

Rクラスは お客さんですから。

<しかし 塾講師の仕事に
戸惑う私は…>

先生には

できない子供の気持ちが
分からないんですか?

私が一番 分からないのは

あなたです。

<落ちこぼれた子供の
弱点ばかりに気を取られ

本当に見つけてあげないと
いけないのは

その子の長所なのに…>

私は誰一人として できない子だと
思ったことはありません。

<悔しいけど
何も言い返せなかった>

(歌子) え~ 次に上杉海斗君

第一志望は東央中学。

(歌子) 去年 ルトワックから
転塾して来た生徒で

一見すると 学習意欲が
なさそうに見えますが

一人で頑張れる強い心を
持っており

この1年で偏差値は
上昇傾向にあります。

(橘) では最後に2月の選抜テスト
上位9名のΩクラスです。

全教科トップの島津 順君

第一志望は開成です。

本人のやる気もさることながら

母親の熱意も桜花のトップかなと。

面談の要望も頻繁で
連絡も密です。

僅差でNo.2は 前田花恋さん

第一志望は桜蔭。

(前田花恋)佐倉先生!
おかしくないですか!?

マンツーマンで勉強教えるなんて
ひいきだよ 絶対!

(橘) 非常に学習意欲が高く

しかも 負けず嫌いで
それが表に出るタイプなので

周囲の塾生とのトラブルが多く
これ 要注意です。

母親は…。

もういいですか?

はい?

資料に書かれていることを
読み上げるだけなら

各自が それに目を通せば
済む話では。

いや しかし これは
年度始め恒例の

塾生たちの情報を共有する
大事な会議です。

恒例ですか。

そういう くだらない
マンネリの打破を

本年度の目標として
いただきたいですね。

しかし 我々は…。
≪大変です!≫

(木村) 大変です! 大変です…!
何が大変だ!

大変なのは 大事な会議に
遅刻してる君だろうが!

すいません! いや でも 僕
見ちゃったんです!

何? 悪い夢でも見たの?

違います ルトワックのビルに
入って行く前田花恋親子をです。

(前田麗子)前田です

(灰谷 純)お待ちしておりました
ご案内いたします

(橘) 本当か!? 寝ぼけて
見間違えたんじゃないのか!?

いやいや…
間違いなく前田花恋でした。

まさか…。

転塾か!?

このたびは ルトワック吉祥寺校に
ご興味を示してくださり

誠に ありがとうございます。

(黒木の声) 現状に
不満を持っている保護者は

子供が その塾に合っていない
のではと考えがちです。

年度の途中で受け入れてくれる
塾は少ないし 効率的じゃ ない。

つまり 転塾するなら
6年になる3月

今がラストチャンスです。

そうでしたか 成績の悪い子に
合わせて授業を進めるなんて

うちでは あり得ませんから
ご安心ください。

花恋さん ちょうど
6年のS1クラスが授業中です。

見て行かれますか?
はい!

(飯田)
問2は… じゃあ 細川さん。

(細川) ブーメラン形だから
全部 足して100度。

(飯田) 正解!
最後の問3 分かる人… 高山君。

(高山) 折り返した所の角度は
等しいのと 四角形の内角の…。

S1 トップ中のトップ…。

(飯田) 角度の問題 苦手な子は…。

ルトワック吉祥寺校には
御三家を狙うSクラスが

成績順に3つもあります。

花恋さんの成績なら
入塾していただければ

Sクラスへの編入をお約束します。

やった ママ!
ルトワックのSクラスだよ!

日本一のクラスだよ!

いかがですか お母様。

私としては この子にとって
一番 勉強しやすい環境であれば

…と思っています。

それは 申し分ないかと。

まずは体験授業

Sクラスに席を用意して
お待ちしております。

一緒に頑張りましょうね
花恋さん。

はい!

何も転塾の恐れがあるのは
前田花恋さんだけではありません。

親御さんたちは
「もしかしたら うちの子なら

あの憧れの御三家に

あの有名国立校に
届くかもしれない」

そう思って
なけなしの大金を払い

あわよくばと夢を抱いて
この塾に通わせて来た。

しかし 現実は違った。

(黒木の声) 全く上がらない成績
増えて行く月謝

ここまで金をつぎ込んでは
もう引くに引けない状況。

そんな時 もし自分が親だったら
どうしますか?

私なら転塾させますね。

じゃあ
黒木先生 どうするんですか。

前田花恋は
うちの大切な金の卵です。

何か手はあるんですか?

放っておきましょう。

(講師たち) えっ!?

何もしなくて結構です。

何もしないなんて
そんなわけにはいかないでしょ!

授業の時間です
皆さん よろしくお願いします。

(橘) ん…。

(橘) 何なんだよ…。

黒木先生。

何でしょうか?

前田さん… もしかして
私のせいでしょうか。

マンツーマンで勉強教えるなんて
ひいきだよ 絶対!

こっちは いつも 質問の
順番待ちして並んでるのに

私のせいで あの子は…。
あなたのせいだとして…。

一体 あなたに
何ができるんですか?

♬~

♬~

(華鈴) 先生 今日
前田さん どうしたんですか?

えっ?

(樹里) 今日は用事があるから
休むって言ってたよ。

何の用事か言ってたか? 前田は。

えっ?
塾には連絡なかったんですか?

あ… いやいや うん あの

授業 始めるぞ!

では まず
場合の数の小テストから始める。

俺たちにはな 死活問題なんだよ。

死活問題?

(歌子) 成功報酬のこと。

(橘) しんちゃん!
(マスター) はい? はいはい 速いね。

まぁ 保護者には
言えないことだけど

うちらのボーナスは
生徒の合格実績の

ポイントに応じて
支給される契約なの。

御三家に生徒が合格すれば

他の校舎より
ポイントは ずっと大きいの。

前田さんは十分に狙える子だから
もう 転塾された日には…。

今年なんて
一人も御三家 行けてなくて

ボーナス ペラッペラ
だったんだから 吉祥寺校は。

(はなをかむ音)

橘先生んとこなんて
お子さん まだ小っちゃいし

これから お金もかかるし
生活が懸かってますからね。

うぅ…。
なるほど。

泣かない 泣かない。
(木村) ≪大変です!≫

大変です! 橘先生!
(橘) な な… 何だよ!

僕たち見たんです!
(歌子) 今度は何見たの?

黒木先生が…。

(せいら)も~う 黒ちゃんに
会えるなんてラッキー

雰囲気 違うけど
黒木先生だよね

(あおい)はい
(ガイアママ)待ってたよ~

キャバクラ!?
何だよ あいつ こんな時に

不謹慎だろ!
ですよねぇ しんちゃん ビール!

何飲む?
(あおい) あっ 私も。

大体おかしいだろ
金の卵が転塾しそうって時に

「放っとけ」って。 あっ!
何だよ!

もしかして スパイ?
スパイ!?

シ~!

桜花の優秀な生徒を
ルトワックに吸い上げて

うちをたたきつぶす。

ルトワックの陰謀っすよ。
陰謀って 君 怖いこと言うねぇ。

クソ~!
(歌子) びっくりした。

あれ?

ところで 君たちは どうして?

いや 別に ごはんでもして
帰ろうかって ねっ。

(あおい) 木村先生がごちそうして
くださるとおっしゃるので。

はい。
君も不謹慎だろ こんな時に。

(木村) え?
(橘) そんな モジャモジャ の頭して。

(樹里) ねぇ 花恋 聞いてよ
今日 うちの学校の男子がさ

先生のこと 「お母さん!」って
呼んじゃって もう…。

えっ そうなの?

はい 今 直江さんと一緒に。
じゃあ ちょっと 俺…。

放っておきましょう。

はい!

速っ… えっ?

(樹里)
あ~ 今日のお弁当もかわいい!

いいなぁ
いつもママの手作り弁当で。

別に普通っしょ。

ねぇ ちょっと あんた

Aクラスの上杉海斗だよね?

あんた ルトワックにいたんだよね
何でやめて こっち来たわけ?

(上杉海斗) 何だよ いきなり
お前に関係ないだろ!

出来のいい双子の弟が ルトワックの
S1にいるっていうのはホント?

(子供たち) はい!
じゃあ 上杉陸斗。

(上杉陸斗) はい!

2つの相似比は5:2だから

5分の12かける 5分の2で

EFの長さは 25分の24です。

(樹里) ねぇ 花恋 見て
このポーチ かわいいでしょ。

うん かわいいね。

この間 お母さんにおねだりして
買ってもらったんだ~。

(花恋) えっ いいな!
前田さん。

いいの? 無視しちゃって。

(花恋)
マンツーマンで勉強教えるなんて
ひいきだよ 絶対!

私 間違ったこと
一つも言ってないし。

(樹里) だよね。

やったげる。

いつもありがとう。
任せて。

(華鈴)
樹里ちゃん家 美容院だもんね。

私 桜花 もう無理かも…。

(華鈴:樹里) え?

あなたのせいだとして

一体 あなたに
何ができるんですか?

(歌子)
しっかりとした いいお母さんよ。

しかも 女医さん。

そうなんですね…。

(歌子) 結構 思ってることとか
はっきり言うタイプ。

確か お父さんも医者 だけど
海外に単身赴任中だったと思う。

働きながら
中学受験 支えてくのって

毎日 大変だと思う。

夜勤で朝帰りの日も
あるみたいだし。

でも 娘さんのためにできること
精いっぱい頑張ってると思う。

だから 私から見ると
完璧なお母さんだと思うな。

お母様は転塾のこと
どう思ってるんでしょうか。

あぁ どうだろ…。

でも あのお母さんなら
黙って ここをやめちゃう

…ってことは
しないと思うんだけどな。

大騒ぎになってるんじゃ
ないですか?

何のことでしょう。

桜花のトップ 前田花恋が
ルトワックに転塾となれば

あなたの面目も丸つぶれ

そして 桜花の将来にも
大きな影を落とす。

あぁ…。

心配してくださり感謝します。

強がらないでください。

桜花のシステムや指導方針は

前田花恋には… あっ いや

成績優秀な生徒には合わない。

それが証明されたようなものです。

その答えを出すのは
まだ早いと思いますが。

♬~

(麗子) 花恋 まだ起きてたの?

おかえり。

ちょっと頑張り過ぎじゃないの?

勉強は 遅くとも11時までって

決めてあるでしょ?

しっかり寝ないと
体こわしちゃうよ。

(花恋) うん 分かってる。

でも 明日から
ルトワックの授業始まるし

予習しときたかったの。
そう。

日本一のルトワックで
絶対1番になるんだ 私。

桜花だって 合格実績
それなりに良かったじゃない。

知らないの? ママ。
(麗子) 何が?

これ。
ん?

(花恋)
桜花の全校合わせての実績だし

吉祥寺校は今年
御三家 ゼロだったんだから。

そうなの?
(花恋) ママ 情弱。

それに 合格実績って
延べ人数だし

一人で たくさん合格した子の
受かった学校名

全部書いちゃってんだから。

へぇ~…。

そんな すごい子がいるんだね。

まぁ 来年は私が
それをやるんだけどね。

もう片付けなさい。

あと1問だけ。

こんにちは。
(警備員) こんにちは。

(警備員) こんにちは。

では みんなにとっては
簡単だと思うけど

旅人算と
出会い算の問題からやるぞ。

このプリント
できた人から手を挙げてね。

行くよ よ~い スタート。

♬~

(山崎) はい! できたよ。

山崎君が1番か
どうやって解いたか解説して。

(山崎) ダイヤグラム使いました
ダイヤグラムだと

問題が可視化されるんで
解法も すぐひらめきました。

いいね じゃあ 次の問題できた人。

吉野さん。
(吉野) はい。

(吉野) 三角形の比を使って
時間の比は タロウ君 対 ハナコさん

イコール 2:3で
道のりが一定だから

逆比で2人の速さの比は
3:2です。

全体の量に
気を付けさえすれば

単なる計算問題というわけです
今日は ここまで。

水溶液の濃さの求め方を
復習しておいてください。

(樹里) 先生!

はい。

花恋 やめちゃうんですか?

さぁ…。

(ドアが閉まる音)

そっか 樹里ちゃんにも
連絡ないんだ。

(樹里) あんたのせいだからね。
えっ?

今日も来てないんだよ 花恋。

私の目標なの。

花恋がいない桜花なんて
つまんない!

あっ ちょっと 直江さん…。

(樹里) 花恋がやめたら
私もやめるから!

ハァ…。

(ベル)

はい 桜花ゼミナールです。

前田花恋さんのお母様。

はい… はい 分かりました
お待ちしております。

来るって?

今 駅っておっしゃってたので
間もなくかと…。

うわ~ どうしよっかな これ~!

いやいや 黒木校長が放っておけ
って言ってましたよね。

放っておいたら 相手が来ることに
なっちゃったんだから

これ 放っておけないよね!

はっ。
桂先生は授業中。

はっ。
校長は本部へお出掛けです。

こんな時に~。

え~ どうしよう 転塾の話
俺が突き付けられるわけ?

あっ あの 私
前田さんのお母様には

お会いして
おわびしたかったので

私が。
(橘) いえ

Ωクラス担任は私ですので
私が責任を持って…。

そうですか。

それでは お2人に
対応をお願いします。

(木村:橘) え?

(麗子) 花恋から
その話は聞いていました。

なので 花恋さんが
転塾を希望されたのは

私のせいかもしれません。

申し訳ありませんでした。

いえ… 佐倉先生のせいでは
ないと思います。

え?

あの子
学校では 先生や同級生と

うまく行ってないっていうんです。

はい 先生! 解けました!

他に分かる人いるかな?

また前田だよ
何 頭いいアピールしてんだよ

塾行ってるんだし
できて当然じゃん

こないだも テスト
100点取ったって自慢してた

ホントうざい

(麗子) でも 桜花では
仲のいい友達も たくさんできて

とても楽しく通っていたんです。

ですので 今回 転塾したいと
花恋が言いだした時には

私も 少し驚いたんです。

6年になって
受験を目前にして

毎晩 遅くまで根を詰めて
勉強をしています。

心配ではあるんですけど
受験するのは本人ですし…。

今までもそうして来ましたが

私は あの子の考えを
尊重したいんです。

はい。

親としても できる限り
フォローしてやりたいんです。

あの…。
はい。

あのですね これは まだ
正式ではないんですが

桜花では 特待生システムを
導入しようと思っております。

今の花恋さんの成績でしたら

それに該当することに
なるのではと。

そうですか。

そうすれば 授業料の出費を

大幅に抑えられることに
なるのではないかと。

今日からルトワックの体験授業に
参加させていただいていて

それで こちらを
お休みさせていただいたんです。

そうだったんですね。

あの子が体験授業を終えて

どう判断するか
決めればいいと思ってます。

はい。

桂先生の言ってた通り

考え方や
前田さんとの向き合い方も

とてもしっかりした
お母様でした。

でしょ? あのお母さんが

佐倉先生のせいじゃ ない
って言ってんだから

あんまり気にすることないわよ
それに まぁ 分かんないけど

前田花恋みたいに
競争心があって気が強い子は

ルトワックのほうが
向いてるのかも だから

うちじゃ 物足りなかったんじゃ
ないかなって。

まぁ どこの塾も

そうやって ニーズと偏差値で
すみ分けしてるし。

(マスター) おかえり 紗良。
(紗良) ただいま~。

(紗良) あっ こんばんは~。
おかえり。

おかえり。
あら 弓道やってるの?

はい あっ もしかして…。

ちょっとだけね。
え~ そうなんだ? 似合いそう。

今度 一緒にやりません?
いい弓道場 見つけたんです。

近くで。
ぜひ いや…。

でも 私 できるかな
ここんとこ やってなかったから。

やった 弓仲間できた!

ダメよ そんな簡単に大人誘って。

このお方たちはね
お忙しいの! 失礼よ。

いえいえ 今度 誘ってね。
はい。

お風呂 入って来る じゃあ。
うん。

(歌子) しんちゃん ワインお願い。
(マスター) 赤ね。

(歌子) 赤!
(マスター) ハハハ… まったく。

(飯田) 前田さん。
(花恋) はい。

(飯田) 山田君。
(山田) はい。

(飯田) 頑張ったね。

(飯田) 最高点は96点が2人。

やった!

この教室の最低点は62点です。

平均は78点
平均以下の生徒は

テキストの問題をもう一度
よく復習しておくように。

ウソでしょ…。

私がビリって。

ここ いつも
私が使ってる席なんですけど。

ちょっと もしかして S3の子?

早くしてよ。

(飯田) 振り子の周期は
振り子の長さにだけ依存する。

重さとか 他のことは
関係ないと覚えたら楽だよ。

ありがとうございます。
先生 ここ…。

あれ? 君 新入生かな。

え…。

ごめん 名前 何だっけ。

♬~

(ノートに書く音)

花恋。
ちょっと 何するの!?

まだ起きてたの?
もう1時過ぎてるよ。

分かってるよ
でも これ やっとかないと

ルトワックは桜花より進んでて
私だけやってない単元があるの。

花恋。
Sクラスは3つあるの。

私は 一番下のS3クラスで
絶対に負けたくない。

私 ルトワックで
1番になりたいの。

だから…。

ママの話も聞いて。

あなたの気持ちも分かる。

でも このままじゃ
体こわしちゃう。

これは ママじゃなくて

医師としての忠告よ。

ルトワックに
置いてかれちゃうよ…。

落ちこぼれになんかなりたくない。

ねぇ お願い ママ。

もう少しだけ…。

お願い! ママ!

ママが お風呂に入ってる間に

終わらせるのよ。

うん。

♬~

♬~

あれ… 何だっけ…。

前田さん?

どうしたの こんな時間に。

(花恋) 別に…。
学校は?

関係ないでしょ
桜花は もうやめるんだから。

あっ ちょちょ… ちょっと待って。
何!?

私を桜花に連れ戻したいわけ?
そうじゃ ないの。

私がやめちゃうと
都合が悪いんでしょ。

桜花の合格実績が
上げられないから。

私は 桜花のために
勉強してるわけじゃないから!

分かってる 前田さんには
ルトワックに移っても

頑張ってほしいって思ってる。
えっ…。

この間 前田さんのお母さんに
会ったの。

桜花まで来てくれて。

前田さんのこと
とても信頼していて

前田さんが選ぶ道を
全力でフォローしたいって

そう言ってた。

だから 私も前田さんの考えを

大事にしたいって思ってる。

あっ ねぇ 学校は…。

どうした? この傷。

関係ないじゃん!

ちょっと… 前田さん!

♬~

随分と手荒なことを
するじゃないですか。

おたくの女性講師は。

何のことですか?

人目だってあるのに

うちに転塾しようとしてる生徒を
強引に連れ戻そうとするなんて。

え?

そうでしたか。
無論

前田花恋のほうが
突っぱねた様子でしたけどね。

苦戦してますよ 前田花恋は。

どんなに優秀な子でも
転塾して いきなり

うちのレベルとシステムに
ついて来ることは難しい。

あぁ…。

あの子はルトワックでは
育てられないと?

そうは言ってません。

昨日 前田の母親が
面談に来ましたよ。

勉強に熱が入り過ぎて
体が心配だと。

せっかく本人は やる気なのに

母親がストップをかける
パターンですね。

まずは母親に うちの方針を
理解していただき

意識改革をしてもらう必要が
ありそうです。

まぁ このまま
育たないようであれば

切ってしまうしかありませんが。

あなたが ルトワックで
やって来たようにね。

かつて ルトワックのSクラスで
双子の弟と成績を争った

上杉海斗
伸び悩んだ末に切り捨て

退塾させたのは
あなたでしたよね?

彼は今 桜花に
いるそうじゃないですか。

因縁ですね。

黒木先生。

実は あの…

お昼に 学校も行かないで
公園にいる前田花恋さんを

見掛けまして…。

すみません 何もするなと
言われていたんですけど…。

声を掛けたんですね。
はい。

それで…。

彼女の様子は?
何か気になる点でも?

そうなんです… 彼女の脚に

何かで引っかいたような傷痕が…。

傷痕?

もしかして
自傷行為ではないかと…。

勉強中 鉛筆かシャーペンで
引っかいたのか…。

学校に勤めていた時
そういうの見たことあるんです。

もし そうだとしたら…。

そろそろなのかもしれませんね。

どういう意味ですか?
いえ。

佐倉先生

彼女の母親に いつでも連絡取れる
ようにしておいてください。

あっ はい。

♬~

(自転車のベル)

黒木先生?

はい。

何これ。

何で甘酒?

甘酒はね
飲む点滴といわれるくらい

疲労回復効果があるんだ。
はあ…。

ん? おいしいかも。

自覚ないの?

ものすごく顔色悪いけど。

別に 何ともないもん。

今から飛ばしてると
2月まで持たないよ。

何で そんなこと言うわけ?

あんたも

私がルトワックに行ったの
面白くないんでしょ。

私 自分で頑張りたくて
やってることなのに

何で止められなきゃいけないの!

ハァ…。

ホントに そうだよね。

え?

勉強ができる子は
何で褒めてもらえないんだろ。

リレーの選手に選ばれたら
すっごく褒めてもらえるのに。

合唱コンクールでピアノ弾いたら
クラスのヒーローなのに。

クラスで一番 足が速いとか

1番に
逆上がりできた子みたいに

クラスで一番 勉強できる子を
褒めてくれればいいのに。

文化祭で劇の主役に
選ばれた子みたいに

運動会で応援団のリーダー
やった子みたいに

私を褒めてって 思うよね。

はい 先生! 解けました!
また 前田だよ

塾行ってるんだし
できて当然じゃん

どう? ルトワックは。

え?

あそこはレベルが高い
授業も生徒たちも。

そして 優秀な生徒だけが
優遇され 残って行く。

(飯田)この教室の最低点は
62点です

私がビリって

ここ いつも
私が使ってる席なんですけど

早くしてよ

ごめん 名前 何だっけ

何で箱ティッシュ
持ち歩いてるわけ?

花恋にはトップが似合ってる。

え?

その他 大勢の中なんて
花恋の居場所じゃ ない。

花恋は女王になれる所でしか
輝けない。

花恋は女王様だ。

少なくとも 僕や桜花にとって。

花恋の席 まだ空けて待ってるよ。

(ドアが開く音)

(麗子) 花恋?

心配してたのよ? 花恋!

ごめん 黒木先生に
甘酒おごってもらってたから。

(麗子) 大事な話があるの。

話は後にしてくれない?
宿題 早く片付けないと。

花恋! ママの話を聞いて!

ママが あなたのこと

どれだけ心配してたのか

分かってほしいの!

何でママが泣くの?

私 ママを
泣かせるようなことした?

私…

何か悪いことした?

(泣き声)

何で?

何で~…。

(泣き声)

(麗子) 花恋。

(泣き声)

こんなことまでして…。

ママ~。
花恋。

(泣き声)

♬~

♬~

樹里! 華鈴!
花恋!

よかった~!
もう がっかりだったよ!

ルトワックなんか
マジ 大したことなくて。

さすが花恋 そう来なくっちゃ!
ほら 授業始まるよ!

今日は 水の状態変化の
テストをやるぞ。

「全て選びなさい」には
注意をして…。

(黒木の声) 今朝 前田花恋さんの
お母様から電話がありました。

今日から また
よろしくお願いします

…とのことでした。

あの… どうやって
あの子を説得したんですか?

何も説得などしていません。

一番元気に泳げる池を
教えてあげたまでです。

どういうことでしょうか?

競争をあおり 子供を追い込む
ルトワックのやり方は

彼女にとって
必ずしも合っていない。

褒めて伸ばす桜花のほうが
彼女には適している。

だったら なぜ先生は すぐに
転塾を止めなかったんですか?

無理に止めたところで
頭が良く 自尊心の強い彼女は

納得しない。

不安や いら立ちの原因を
取り除くことは

できなかったでしょう
やらせてみて

気付くのを待つか
誰かを頼るのを待つか。

誰か…。

彼女の母親は
受験生の親として理想的です。

子供の自立心を尊重し
それを最大限にサポートして行く。

ただし

相手は6年生
たかが11~12歳の子供です。

失敗や間違いを起こします。

その子が欲しいものと
必要なものは

必ずしも一致しない。

育つ環境を見まがえず
提供して行く。

大人たちが その経験から

慎重に子供たちの手を
引いてやらなければならない。

助かりましたよ。

あなたが
タイミングを教えてくれて。

タイミング?

タイミングって… えっ…。

もしかして先生は 前田さんが
ここまで追い詰められるのを

待ってたと?

はい それが 何か?

そんな…。

私は 医者でも母親でも
ありません。

彼女を第一志望に合格させる。

私の仕事は それだけです。

(キーボードを打つ音)

今日のテストの結果は…。

花恋が ぶっちぎりのトップだ!

やった~!
(樹里) やるね 花恋!

さすが 桜花のかがみ! アハっ
桜花の誇り!

桜花の宝~!
(拍手)

ごめんね~。
(昴) 前田花恋 恐るべし!

(順) マジかよ…。

島津 あんたの時代は終わったね。

ホントよかった
帰って来てくれて!

あっ そういえば ここのさ

透明な氷を作るために
取り除く物質なんて

どう考えたらいいわけ?
もう そんなの…。

え~っと それはね…。

僕も教えて!

(花恋) あぁ 分かったから。

まず透明にするには

氷の中の白い泡みたいなものが
なくなればいいわけでしょ?

はい 電車組 集まってください!

やっぱりさ 花恋がいないと
この塾 つまんない。

フフ…。

いや~ マジで助かったよ~。
え?

前田花恋 戻って来てくれてさ~。

何か 前より ちょっと
いい子になった気がしません?

(平松) いやいや
そんな急に変わらないでしょ。

だけど 何か他の生徒に 解き方
教えてあげたりしてましたよ。

ふ~ん…。
(あおい) しかも

サディスティックに
「国語もテクニックよ!」。

(朽木)森先生 やり過ぎ やり過ぎ。
あっ 失礼しました。

(橘) しかし 黒木校長
ラッキーだったよな。

今回 な~んにもしてねえもんな。

(木村) 大変です! 大変です!

大変です! 大変です~。
(歌子) また?

(橘) で?

うちのAクラスの
今 成績急上昇中の上杉海斗

その上杉海斗は 元々
ルトワックに通ってたんですよ。

(あおい)
そんなことは 皆さんご存じかと。

うん で 実は
そっくりの双子の弟がいて

名前は 陸斗っていうんですけど
そっちはまだ ルトワックにいて

トップのS1クラスなんですよ。

皆さん ご存じかと。
(木村) ん~?

で えっと その… 今 うちにいる
上杉海斗の成績が悪くて

ルトワックをやめさせたのは

当時 ルトワックにいた
黒木という噂なんです。

ほぉ~ で?

だから 黒木はルトワックの
スパイかと思ってたんですけど

成績急上昇中の上杉海斗を

ルトワックから桜花に
送り込んだってことは…。

黒木は ルトワックの
スパイじゃなくて

桜花のスパイだったということに
なるのかなとか…。

え?

何か?
いえ…。

(木村) 橘先生 さっき
何か言ってました?

校長が 黒木校長がって…。

(紗良) どうだ。

(白柳) 痛たたた 痛いな~。

ちょっと待った。
いや 待ったなしだからね じいじ。

厳しいなぁ 紗良の攻めは。
(紗良) フフフ…。

まったく 誰に似たのかな。

白13の2 コスミ。

(白柳) さすが 形勢逆転の

妙手ですね。

(紗良) ちょっとズルいよ 先生!

社長 吉祥寺校の
年間収支計画書です。

お時間ある時に
目を通しておいてください。

分かりました。

そろそろ行きますよ 紗良さん。
(紗良) は~い。

あぁ そうそう 黒木先生。
はい。

これ あちらのみんなで
食べてください。

いつもありがとうございます。

それにしても
鮮やかな逆転 お見事でしたね。

囲碁に逆転の妙手なし。

勝負は全て必然です。

お先に失礼します。
はい。

(紗良) いってきま~す。
(マスター) いってらっしゃ~い。

(白柳) はい いってらっしゃい。
イェイ!

何か飲んで行かれますか?
おとうさん。

いや 桜花の先生たち来ちゃうと
あれだからね 行きます。

(マスター)
まぁ ステキな上着ね~ はい。

ありがとう。

絶対 来てね ホントだよ?

早く来てね 分かった?

♬~

(カーテンを開ける音)

ん! 遅いよ 黒ちゃん!

これ 紗良のおじいちゃんから。

さすが! 太っ腹。

みんな! 紗良ちゃんの
おじいちゃんからもらいました~。

(一同) お~!

オカリナちゃん ここ教えて。
ここ?

ティアラちゃん 消しゴム借りるね。
いいけど 自分の持ってないの?

(ガイアママ) ねぇ 黒ちゃ~ん

ここ 何回やっても
分かんないんだよね~。

ここ。

紗良 出番だ。

OK 行こう。
ありがと~う。

黒ちゃん サイコロの確率
分かんないんだけど。

2回とも奇数になるのは9通り

ということは
偶数になる確率は36分の27。

約分して。

4分の3か。
そう。

余事象を使えばよかったんだね。
ホントだ。