二月の勝者 -絶対合格の教室ー#06[解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

二月の勝者 -絶対合格の教室ー#06[解][字][デ]

中学受験界に舞い降りた最強で最悪の塾講師、黒木蔵人。過激な言動で常に周囲を圧倒する。現代の中学受験のリアルを描き、そこに見えてくる家族問題や教育問題に切り込む。

出演者
柳楽優弥 井上真央 加藤シゲアキ 池田鉄洋 瀧内公美 今井隆文 加治将樹 住田萌乃 寺川里奈 月船さらら 岸部一徳 ほか
番組内容
桜花ゼミナールに制服姿の大森紗良(住田萌乃)がやってくる。Aクラスの不登校児・柴田まるみ(玉野るな)に、自分が通っている二葉女子学院の話をする。自由な校風に興味を持つが、まるみにとってかなりの難関校。まるみは授業前の自習室に姿を見せるようになったり、夏合宿に初めて参加意思を示し受験勉強に火がついてくる。そんな努力の甲斐もあり、まるみはΩ選抜テストの結果AクラスからΩクラスに昇格するのだが…。
監督・演出
【演出】久保田充
原作・脚本
【原作】
高瀬志帆「二月の勝者-絶対合格の教室-」
(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)
【脚本】
成瀬活雄
音楽
【音楽】
小西康陽
【主題歌】
「沈丁花」DISH//
(ソニー・ミュージックレコ-ズ)
【テーマソング】
「未来へ」NEWS
(Johnny’s Entertainment Record)
制作
【プロデューサー】次屋尚、大塚英治
【企画プロデューサー】高明希
【制作協力】ケイファクトリー
【製作著作】日本テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 樹里
  2. 歌子
  3. 紗良
  4. 黒木先生
  5. 柴田
  6. 一緒
  7. 花恋
  8. 頑張
  9. 子供
  10. 勉強
  11. ママ
  12. 夏合宿
  13. 二女
  14. 自分
  15. 木村
  16. ドア
  17. 学校
  18. 五十嵐
  19. 算数
  20. 授業

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(佐倉麻衣)
えっ 紗良ちゃん 何で?

(紗良)
黒木先生のお手伝いで ちょっと。

(歌子) 黒木先生と紗良ちゃん
知り合いなの?

はい。

(佳苗) ちょっと 二女?
(理衣沙) えっ マジ!?

(直江樹里) 二女? えっ…。

うらやまし~い。

(黒木蔵人) 紗良さん。

(歌子) え?
あ?

わざわざ申し訳ない。
全然 平気です。

今日 学校行く用事あったんで
その帰りだし。

あの子が柴田まるみさんです。

紗良。

大丈夫。

(紗良) 柴田まるみさん?

(柴田まるみ) は… はい。

(紗良) すご~い キレイな教室。

(まるみ) そうですか?
(紗良) うん。

私が通ってた塾はね
この半分くらいの広さで

床に座布団 敷いて
テーブルで勉強してたから。

それがまた面白かったんだけどね。

時々 足がしびれるから

しびれるまでに この問題 解くぞ
って頑張ってみたりとか。

そしたら 解き終わったと思ったら
ひっくり返ったりしてね。

その塾で黒木先生と出会って

中学受験も
そこで教えてもらってたの。

懐かしいなぁ。

(まるみ) 二葉女子学院ですよね
その制服。

あっ そう。

今日は制服だけど
別に着なくてもいいんだ。

私服でもいいし 自由なの。

制服だけじゃなくて
基本的に自由って雰囲気。

みんな 一人一人が
違う人間なわけだし

それが当然って感じ。

だから みんな ひとのことに
口出ししたりしないし。

っていうか
ひとと違うほうが面白いし

カッコいいじゃん。

(紗良) 雨 やんだね あっ…。

虹 出てる ほら。

(まるみ) ホントだ。
(紗良) 虹って

日本では7色だけど
イギリスやアメリカでは6色

アフリカでは8色なんだって。

へぇ~。

同じ虹なのに不思議だよね。

(チャイム)
あっ チャイム鳴った 行こう。

よし これで夏合宿も
6年生 全員参加。

あっ 1人除いてか。

柴田まるみさんですか?

うん。

去年もね 生まれてこの方 一度も
外泊なんてしたことないから

心配で参加させられません
ってお母様が。

そうなんですね。

でも 不登校っていっても
塾には ちゃんと来てるわけだし

成績も そこそこいいし。

無理に参加させないほうが
ってことですかね。

(歌子) …と思うけどね。

(鳥のさえずり)

(柴田美佐子)
まるみ! 塾 何時に行く?

宿題やった?
やってな~い!

まるみ!

今 下りる!

(匠) 電車Aと電車Bが
トンネル内で通過するのは…。

ん~ 考え方は正しいんだけど

ここ 計算間違い。

(匠) うぅ…。

でも 図は完璧だよ この調子。

(勇人) おっ 珍しいな お前。

(王羅)
母ちゃんが「行け行け」うるさくて。
なるほど~。

よっこいしょういちさんと!
静かに。

(順) お前 そんなん いちいち
計算してたら 30秒 損するって。

(海斗) ん?
覚えちゃえよ。

円周率の12かけは
「皆 牢屋」って。

(海斗) へぇ~。

こりゃ ダメだ。

(海斗) 分かった 覚えるよ。

あの… ここ いいですか?

(光) あ… はい どうぞ。

♬~

あっ そう! 柴田さんが。

初めてだと思います。

無理せずマイペースで
勉強できればって

親御さん 言ってたんだけどなぁ。

この間 紗良ちゃんが来たのと
関係あるんですかね。

(朽木) 油に浮かべても
やることは特に変わらないよ。

ここな 比率は0.9となる
ここだけが注意点だから なっ。

これが1と3との違い
はい じゃあ 次のページ。

授業 始まってますよ。

あっ すいません
ちょっとトイレに…。

あの そ… 相談…。

相談してもいいですか?

もちろん。

その… 二葉女子学院って…。

あっ いや
私なんか 無理ですよね。

二葉女子学院。

いいじゃないですか。
え?

目指せるんですか?

この志望校は
まるみさん自身の考えですか?

何か… ひとと違ってても

そういうほうがカッコいい
学校だって。

二女は個性を大切にしてくれる

素晴らしい学校です。

ただし 偏差値は65
大変な努力が必要です。

家の方とも相談して

第一志望校として目指しませんか。

は… はい!

まずは Ωクラス選抜テストを
受けてみてください。

はい ありがとうございます。

♬~

(マスター) はい お待ち~!
(歌子) おいしそ~う!

いただきます。

(歌子) しんちゃん。
(マスター) ん?

何で黙ってたの?
(マスター) え?

あっ そうなの! ついさっき
生きのいいアジが

入って来たから メニューボード
間に合わなくて ごめん!

(歌子) そうじゃなくて。
は?

う~まっ…。

紗良ちゃんと黒木先生のこと!

あぁ~。
(歌子) 「あぁ~」じゃなくてさ。

いや 別に
隠してたつもりないわよ。

(五十嵐) どうも。
(灰谷 純) あぁ どうも。

(五十嵐) 灰谷先生が
おっしゃってたように

あの「スターフィッシュ」って所

塾でした。

(灰谷の声) やっぱり そうですか。

(五十嵐の声) はい。

ただ 受験に
特化したものではなくて

いろんな年齢の

子供も大人も通ってて

しかも 無料で
やってるみたいなんですよ。

無料?
(五十嵐) はい。

無料塾ですか…。

はい。
(店員) いらっしゃいませ。

(五十嵐) コーヒー。
(店員) かしこまりました。

すみません こんなことまで
調べていただいて。

いやいや 私もですね

お付き合いさせていただく方の
ことは

一応 身辺を調べさせていただいた
ほうがいいと思いましてね。

あの部屋なんですけどね

吉祥寺の繁華街で 家賃と維持費
相当かかると思うんですよ。

ええ。

タダで運営できるものですかねぇ。

なるほど。

(五十嵐)
下衆の勘繰りですけどね。

(歌子) ふ~ん。

紗良ちゃんって不登校だったんだ。

だから 柴田さんと。

だから 黒ちゃん先生は
紗良にとって

うちら親子にとって
恩人みたいなものなのよ。

(歌子) なるほどね。

でも うちらにとって黒木先生は
勤め先の校長であり上司。

そして ここは

うちらにとっての憩いの場。

分かってる。

(キーボードを打つ音)

♬~

(キーボードを打つ音)

(美佐子) ≪入るよ≫
(ドアを開ける音)

(美佐子) まだ勉強してるんだ。

(まるみ) うん。

ママ。

(あおい) 先ほど柴田まるみさんの
お母様から電話があって

夏合宿のことで。
(歌子) うん。

不参加にしてたけど
参加に変更したいと。

えっ?

あっ そう。
(あおい) はい。

大丈夫かなぁ。

<黒木先生の大仕掛け

Ωクラス選抜テストが始まった>

(歌子) 始め!

(橘) では 理科 始め!

♬~

(木村)
はい 社会 終了! ペン 置いて。

<選抜の結果は
夏合宿で発表される>

はい やめ!

じゃあ 前に送ってください。

(木村) 終わった。

何かさぁ…。

ですよね…。

あぁ 確かに…。
えっ 何? 何すか?

(歌子)
誰がΩに上がるかは ともかく

みんな学力 上がってるよね?

そう思います。
驚いたね。

あっ…。

やっぱり 目標を明確に持ってると
伸びが違いますね。

Ωクラス選抜テストの結果は

夏合宿の初日
クラス替え表として

合宿会場に張り出して発表します。

夏合宿の初日から
新クラスで授業を行ってください。

(講師たち) はい。

子供たちの部屋割りも
私が決めますので。

(橘:木村) はい…。

はい。
はい。

(紗良) よし。

自由奔放で いつも自分らしく

そういう人だったって
お父さんが言ってた。

亡くなったお母さん?
うん。

私はお母さん似だって
いつも言われる。

そうなんだ。
うん。

私が不登校で
学校行かなくなった時も

お父さんは 「紗良が紗良らしく
いてくれたら それでいい」

…って言ってた。
うん。

でも 勉強のことは心配してたよ。

漢字も読めない 足し算もできない
大人になったら困りものだぞって。

それで 家の近くで

無料で勉強を教えてくれる人が
いるって聞いて

そこで 勉強
教えてもらうことになって。

それが…。

黒木先生。

無料で…。

そしたら 中学受験してみないか
って勧められたの。

うん。

黒木先生が教えてくれたの。

自分の力で

自分の居場所を
見つけることができるって。

そっか。
うん。

紗良ちゃん ありがとね。
え?

柴田まるみさん 頑張ってるよ。

あっ よかった。

すごいね。

え?

紗良ちゃんと会っただけで
柴田さん

あんな前向きになるなんて。

私は黒木先生に言われて

まるみちゃんに会って
自分の話をしただけ。

そっか…。
うん。

黒木先生って

私たちには… いや

私にはかもしれないけど

いろいろ話してくれない
っていうか…。

本当のこと言ってくれない
っていうか…。

えっ そうですか?
え?

私は 本当のことしか言わない
ってイメージですけど。

佐倉さんさ

黒木先生の秘密 知ってる?

秘密? 何だろう…。

あのね あの人

ど近眼なの。
えっ?

多分ね これくらい近寄らないと

ひとの顔 見えてないんだよ。

そうなの?
うん。

あとね

八重歯があるの。
えっ?

今度 笑わせてみてよ 見えるから。

そんなことできないよ~。
え?

(橘) おはよう はいはい。
<そして

桜花ゼミナールの
夏合宿の日がやって来た>

(橘) 早く 早く…!

(白柳) そうですか 紗良が。

はい 不思議な力を持った子です。

時に私も及びません。

じゃあ 私の囲碁と同じですね。

あっ そろそろ出発しますので。

はい。

橘先生 これを。

Ω選抜テストの結果を反映した
クラス分け表と部屋割りです。

はい。

(クラクション)

頑張ってね!

頑張れよ!
頑張ってね~!

(白柳) 無事 出発しましたねぇ。
はい。

6年 31名 全員参加

素晴らしい。

はい。

ん? 黒木先生は
参加されないんですか?

私は バスが苦手なので。

あ…。

(白柳) 個別指導塾ですか。

塾に通わせて受験はさせたい
しかし

集団塾での勉強法やシステムに
向かない性質の子もいます。

さすが 一人一人へのケアが
行き届いてますね。

いえ ここの生徒の
補習塾としてではなく

別塾として
登記していただきたいんです。

ほう…。

これは
事業計画書と収支計画書です。

なるほど。

ダブルインカムですね。

金額も高めの設定ですし。

ここも 上も

黒木先生にお任せします。

必要な税務上の手続きなどは
私のほうにお任せください。

ありがとうございます。

(子供たち)
♪~ がんばれ がんばれ 受験生

♪~ 負けるな 負けるな 受験生

(あおい) 何度失敗しても
くじけずに立ち上がることは?

(由美里) 七転び八起き。

♪~ ララララララ

♪~ ララララララ

♪~ ララララララ ララ

(橘) 王羅! 走行中に
席を立つんじゃないぞ!

(王羅) は~い。

(木村) お~ 来た来た…。

いや お疲れですね。
(歌子) おはよう おはよう。

(あおい) はい みんな降りて来て。

頼んだ。
確かに。

(あおい) 自分の荷物 取って。
(秀道) うわ マジか!

(翼) リゾート!

(珠洲) あっ 先生 黒木先生は?

後から
いらっしゃるみたいですよ。

(香梨奈) 桂先生 先に来てたんだ。
そうだよ おはよう。

(香梨奈) おはようございます。
はいはいはい みんな聞いて!

フロントの前に クラス分け表と
部屋割りが張ってあります。

(子供たち) お~。

♬~

(順) うわ マジで
Ωに上がって来やがった。

俺に感謝しろよな。

(樹里) 花恋 花恋… 花恋!

Aクラスから女子1人
Ωに上がってる!

部屋も私らと同じ!
(花恋) お~ マジか どの子?

(樹里) あ~ あの子 あの子。

(花恋) え? あんな子いたっけ。

ねぇねぇ 髪 すごいキレイだよね。
えっ?

「まるみ」っていうの?
かわいい名前だよね。

私 直江樹里 部屋も一緒だよ。

えっ あっ はい…。

(樹里) いつも 1つ結びなの?

いつも朝 ママがやってくれて…。

えっ! じゃあ ここにいる間は
できないじゃん。

そんじゃあ 私に結ばせて。

あっ うん…。

やった! かわいいゴム
いっぱい持って来てんだ 行こう!

ねぇねぇ 花恋
「まるみ」っていうんだって。

(花恋) よろしくね。
(まるみ) よろしくお願いします。

う~ん… 大丈夫かなぁ。

あの子たち部屋も一緒なんですね。

(歌子) うん
くろっきーコーディネートね。

うん…。

でも よかったですね。

柴田さんも上杉君もΩに上がれて。

(歌子) そうね。

(橘) あ~ 惜しい もう一回!
銀 目指せよ!

おし! 進めるヤツは どんどん…。
(骨が鳴る音)

進め… あっ…。

OK… 前田花恋…。

もちろん 正解…。

シールは金 よいしょ…。

はい 樹里
お前 素晴らしいな 大正解。

もちろんシールは金 おめでとう。

(橘) おし! はい まるみ。

うんうん… 頑張った はい。

シールは

銅。

どんどん行け… はい 来た。

翼が… お~ 大正解 シールは金。

「おずおずと」っていうのは
恐れためらうこと。

(真千音)
桂先生 いつもと違うね 服装。

(智弘) あのジャージー ダサくね。

(歌子) 誰!? おしゃべり ん?

給料が上がらないのに

物価だけが上がったら
嫌だよね。

そこで 富山県のおばちゃまたちの
パワーが炸裂して…。

米騒動。
(木村) そう。

それがきっかけで…。

(太郎) うわっ びくった…。

原 敬内閣になって行ったって
わけなんだよね~。

いただきま~す。
いただきます。

あ~ おいしそう。

(昴) やった! カレーだよ!

(一真) 俺 昨日食ったばっかだよ。
(昴) あっ そうなのか。

どうぞ。
(2人) ありがとうございます。

夏期合宿ですか。

はい。

ルトワックほど
大規模ではありませんが

やることは同じです。

あなたも参加しますか?

ご冗談を。

お誘いいただきたいのは

スターフィッシュのほうです。

やっと話を聞く気になって
いただけましたか。

たどり着きましたよ。

あなたがルトワック時代から

ず~っと隠し通して来た場所に。

あなたが
ルトワックを辞めたのは

あんな塾のためだったんですか。

あんな?

あの塾が

あなたに どれだけの価値が
あるっていうんですか。

一体… あの塾で
何をやってるんですか。

私は星を拾って投げてるだけです。

は…?

これを。

ちょっと。

(橘) よし。

(ドアが閉まる音)

(理衣沙)♪~ かごめ かごめ

…って歌が聞こえて来たんだって。

(紫) え~ 怖い それで?

(理衣沙)
で そ~っと後ろを振り返ると…。

(ドアが開く音)
(子供たち) キャ~!

キャ~!

ほら! もう寝なさい!
(子供たち) はい…。

(車のドアを閉める音)

(まるみ) Ωの人って 歴史とか
もうあんなに頭に入ってるんだね。

うん… 暗記ものって
がっつり覚えようとしないで

隙間時間にやってるって感じかな。
(まるみ) え?

(樹里)
うちはね 実はママが腐女子なの。

ほら 武将がイケメンのゲーム
あるじゃん。

いっつも
その話 聞かされてたから

樹里も自動的に
覚えちゃったっていうか。

そうなんだ…。
社会も好きだけど

樹里が断トツに好きなのは算数。

パズル解いてるみたいで
断トツ 楽しい!

楽しい…。
うん。

ほら 授業 始まるよ。

ほい 完成。
見せて。

まあまあだね。

ありがとう 直江さん。

ってか さん付け禁止!
「樹里」でいいよ。

♬~

≪何やってるんですか?≫

小テストの結果 出たよ。

≪おっ 12位!≫
≪あった おっ≫

≪えっ≫
≪私 紫に負けたんだけど≫

(歌子)
合宿終わったら親御さん呼んで

子供たちの目標校を決める
面談が始まるの。

恐らく 黒木先生の作戦は…。

柴田さんに 紗良ちゃんと同じ

偏差値65の二女を狙わせようと。

多分ね。

黒木先生は狙えるって
踏んでるんですね。

(歌子) あの子のお母さんは
不登校に理解のある

偏差値40くらいの
中学 見つけたから

そこでって言ってたんだけどね。

まぁ 本人がいつまで
今のモチベーション 保てるかだなぁ。

あら 森ちゃん!
その美容液 良さそうね これ。

ちょっと あら いい匂い!

(木村)
俺たち 4人部屋に4人って

子供たちと
同じ扱いじゃないっすか。

黒木だけ1人部屋だし。
ごめんな 俺 いびき うるさいわ。

あ~あ 女の先生たち 何して…。

あれ どこ行くの? 平松先生。

(平松) あっ 寝る前にトイレに。
一緒に行きますよ。

(平松) いや 大丈夫です。
怪しいなぁ。

私 算数とか
全然みんなについて行けない。

直江さんみたく
早く計算できないし。

そうそう 最近 これ聴きながら
問題解いてると

超ノリノリで超進むんだ
♪~ ラララ…

あんなテンションで
偏差値72に乗せるヤツ

嫌になっちゃうね。
72?

そういえば まるみって
志望校ってどこなの?

えっ。

(樹里) あっ 聞くからには
自分の 先に言わなきゃね。

樹里はね…。

(まるみ) えっ!

えっ 何?

えっ もしかして まるみも?

やった マジ? うれしい
まるみと一緒!

花恋 花恋!
まるみと志望校一緒だったよ!

(花恋) よかったね。
(樹里) うん!

(橘) このように分割された
正六角形の中の三角形は

全て同じ面積になるというのは
みんな頭に入っているかな。

もちろん めちゃめちゃ
キレイだから すぐ覚えた。

キレイ…。

(橘) では この赤い部分は
いくつになると思う?

え~と じゃあ… 柴田。

え…。

同じ規則になっているぞ~。

3分の1が繰り返されてるから…。
えっと…。

≪授業に全然
ついて来てないよね≫

(橘) ゆっくり考えて。

まず じゃあ
青い部分だけ考えてみたら

分かりやすいかもな 3分の1だ。

(樹里) まるみ どうしたの?
ううん 何でもない。

戻ろう。
うん。

(太郎) お前 何やってんだよ!
えっ 似てない? これ。

(太郎) えっ 誰? 佐倉先生…。

ちょっと 何…。

(机をたたく音)
(王羅) 似てる…。

(礼央) もう何なの?
勉強しないなら 合宿来ないでよ!

≪そうだよ!≫
あ~ ごめん ごめん!

あっ 黒木先生。

シ~。

<3泊4日の夏合宿特訓が
終わろうとしている>

(橘)
34時間も勉強したことになる。

この合宿で頑張った自分の力を
信じてください。

では 3日間の小テストの表彰を
したいと思います。

算数 第1位 直江樹里!

来た~!
(橘) 国語 第1位 前田花恋!

よし!
(橘) 理科 第1位 馬場亜蘭!

(拍手)
(橘) 社会 第1位 島津 順!

樹里 頑張った~ おめでとう
花恋は なんと…。

(平松)
まだスイカ取ってない子たち

ほらほら どんどん取りに来て!

♪~ ファイト ファイト 受験生
エイ エイ オー!

♪~ ラララララ…

(花火が打ち上がる音)

(花火の破裂音)

あ~ すご~い キレ~イ!

<受験まで残り5か月

この子たちにとって
これからが いよいよ本番だ>

(木村) せ~の…。

(一同) た~まや~!
(花火の破裂音)

♬~

♬~ (橘のいびき)

♬~

(ドアが開く音)

(まるみ) ≪ただいま≫
(ドアを閉める音)

(美佐子) おかえり まるみ!

Ω おめでとう!

ママ…。

(美佐子) 合宿 頑張ったね。

お腹すいてるでしょ。

まるみの大好きなハンバーグ
用意して待っ…。

(美佐子) どうしたの?

何があったの?

ママ…。

私 やっぱり…。

二女なんて夢見てバカだった。

私なんかが受かりっこない。

うわっ… おはようございます。

どうされました?
今日 お休みにしたはずですが。

いや クラス替えもありましたし
少し準備したいこともありまして。

それは ちょうどよかった。

柴田まるみさんですが…。
はい。

あなたも夏合宿で見て
お気付きかと思いますが…。

柴田さん お友達もできて

今までにない雰囲気でした。

私は あの2人の
掛け合わせによる

大きな化学反応に
期待してます。

化学反応…。

タイプの違う2人の
混ぜ合わせ です。

そんな…。

あの…。
はい。

いや もちろん
黒木先生のことですから

柴田さんの実力や性格を
見越してのことなんでしょうけど。

私には 少し苦しそうに見えて…。

(ベル)

はい
桜花ゼミナール吉祥寺校です。

はい… あっ 少しお待ちください。

(ボタンを押す音)

柴田まるみさんのお母様からで
これからお会いできないかと。

(美佐子) まるみを

ΩクラスからAに
戻していただけないでしょうか。

昨日 夏合宿から帰って来まして
すぐに 授業について行けないと

泣きだしまして…。
そうですか。

あの子のほうから私に
そんなこと言って来るのは

初めてだったんです。

このところ 家でも熱心に
勉強するようになってて

合宿先から Ωクラスに上がった
って連絡があった時は

うれしそうな声だったんですけど。

それに あの子

二葉女子学院を受けたいって
言いだしまして。

はい。

でも まるみは そんな難関の
名門校じゃなくていいんです。

あの子に合った

分相応の学校に行ってくれれば
いいと思ってます。

そうですか。

不登校のあの子が

こうやって こちらの塾には
毎日 通ってくれています。

だから あまり無理を
させたくないと思ってます。

お母様のお気持ちは
受け止めました。

まるみさんにとって
最善の策を考えましょう。

ありがとうございます。

ご家庭でのまるみさんの様子が
伺えてよかったです。

まるみさんはΩに上がって以来

クラスでも友達ができて
生き生きしている印象でしたので。

友達?

はい。

そうなんですか?

授業も 休み時間も
いつも その子と一緒で

とっても仲良くされてます。

あの子に お友達なんて…。

そうでしたか。

すいません…。

環境の変化は
いいことばかりではなく

精神的負担がかさむのも事実です。
はい。

お母様に弱音を吐いたことも
成長の一つ。

そうお考えになってみては
いかがでしょうか。

もう少し様子を見させて
いただいてもいいですか。

ご安心ください。

私たちが しっかり
サポートいたしますので。

はい…。

お願いいたします。

♬~

中学受験は本人よりも
親のほうが先に根を上げます。

子供は大人が思ってるより
タフなものです。

ですが この夏合宿で

理科 社会は 遊び感覚で覚え

算数の難問を鼻歌交じりで解く

あの直江樹里の天才っぷりに
打ちのめされたのも

また事実でしょう。

柴田さん このまま直江さんから
離れて行くんでしょうか。

秘策があります。

え?

≪何で席が決まってんの?≫

≪何か 黒木先生が
決めたらしいよ≫

≪え~ 私
廊下側がよかったのに≫

(樹里) お~ 花恋 早いね。

えっ 何 何?

あっ! まるみと隣になった!

あらためて シクヨロ!

(歌子) は~い みんな
合宿の疲れは取れたかな?

それでは今日は まず
漢字テスト やってもらうよ。

(子供たち) は~い。

はい やめ! 鉛筆置いて。

では 隣の人と交換して
お互い採点してください。

シクヨロ~。

すごい… 満点だ。

ん~ どれどれ?

よいしょ。

直江さんの漢字テスト
採点する時の注意点なんだけど

はね とめ はらいが
めちゃくちゃなの。

だから きちんと採点すると…。

ほら。

うぇ~…。

今は採点 緩くなって来たけど
学校によってはバツになるからね。

だから 丁寧にって。

丁寧か…。

でいうと まるみの答案
めっちゃキレイ! ねっ 先生。

(歌子) ホントだ。

あっ 全部 埋めてある
直江さんよりも

ほら 柴田さんのほうが
点数 取れてるよ。

(樹里) はぁ…
さすがに分かって来た 私も。

まるみの几帳面さを
見習わなきゃってさ。

あそこ。

(まるみ) 美容院?

さぁ 入って入って。

ただいま。
(直江杏里) おかえり。

(杏里) ありがとうございます。

うちのパパとママ
2人とも美容師なんだ。

し… 柴田まるみです。

いつも樹里が ありがとね。

えっ いや…。
(樹里) こっち こっち。

ここは
樹里の勉強部屋にしてんだ。

ママたちのお仕事する場所も
すぐそばだし。

すごい…。

勉強してる。
(樹里) フフ…。

あっ ママ
樹里 トイレ行って来る。

(杏里) うん。

どうぞ。
ありがとうございます。

よく来てくれたね。

あの子 マイペースだし
調子 狂わない?

全然…。

樹里はね
学校ではね 浮いちゃってて。

私が調子ぶっこいて
樹里の髪染めたり

かわいくて派手な格好させたり
してるからかもしんないんだけど。

それが テレビか何かでね

制服でも私服でもいい
学校があるって。

みんな自分の好きな格好
してるから

ひとと違っても
いろいろ言われないんだって。

急に受験したいって言いだして。

(樹里) 何 何? 何の話?

まるみちゃんと一緒に 二女
行けたらいいねって話してたの。

ママ 行けるといいねじゃなくて
行くんだって。

(杏里)
はいはい じゃ ごゆっくりね。

はい。

あっ そうそう こういうの

まるみに見てもらえたら
うれしいな。

とめとか はね。

あっ でも 樹里だけ見てもらうの
あれだから

まるみは 算数やるといいかも。

(樹里) ほい できた まるみは?

(まるみ)
やっぱり算数は楽しくないな…。

そういや 私も国語は嫌かな。

私たちって まるっきり逆だね!

そもそも…。

そもそも 何で
まるっきり逆の私なんかと…。

(樹里) え?

私 樹里と違う。

頑張っても頑張っても
全然できるようになれない。

そんなの あとちょっとじゃん。

樹里の国語とは違うよ。

(樹里) まるみだって…。
一緒にしないで!

えっ 待って まるみ!

♬~

待って! まるみ!

(樹里) 一緒にしないでって

そんなの
こっちが言いたいセリフだよ!

私なんて 全然できないもん!

最初から一緒じゃ ないよ!

だから そういうんじゃなくて…。

樹里は5年の時からΩなの!

それ以来ずっと
もう2年間 今の位置なの!

そんなこと分かってる!

まるみみたいな できない子と
一緒にされたら嫌なことくらい!

そんなこと わざわざ…。
違う違う! そうじゃなくて!

まるみは違う! だって…

一人でコツコツ
自習できることとか

嫌な科目も逃げずにやるとか

本気出したら すぐ何人も抜いて
Ωに上がって来たこととか…。

まるみは… まるみは…

伸びしろしかないじゃん!

そんなの…。

樹里だって まだまだ
伸びるとこあるのに…。

だから…

そっくり そのまま返すよ!

(泣き声)

分かった。

私 二女 目指す。

樹里と一緒に 二女 行きたい!

樹里も まるみと一緒に

二女 行きたい!

♬~

皆さん おはようございます。
(講師たち) おはようございます。

夏期講習も あとわずかです。

9月には 第3回統合判テストの
結果を受け

親御さんと
志望校選びの面談を始めます。

10月から
志望校別特訓も行います。

まずは
面談の日程を段取ってください。

(橘:歌子) はい。
以上です。

(樹里) 8分の1は?
(まるみ) 0.125。

おぉ じゃあ 8分の3!
0.375!

(樹里) おぉ! じゃあ…。

黒木先生。

(まるみ) 0.625!
(樹里) おぉ! じゃあ…。

活発なのは似合わないと
周囲に見えた柴田さん。

実際は直江さんのように
なりたいと憧れていた。

それは

憧れの天才の側も同じです。

♬~

♬~