二月の勝者 -絶対合格の教室ー#07[解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

二月の勝者 -絶対合格の教室ー#07[解][字][デ]

中学受験界に舞い降りた最強で最悪の塾講師、黒木蔵人。過激な言動で常に周囲を圧倒する。現代の中学受験のリアルを描き、そこに見えてくる家族問題や教育問題に切り込む。

出演者
柳楽優弥 井上真央 加藤シゲアキ 池田鉄洋 瀧内公美 今井隆文 加治将樹 住田萌乃 寺川里奈 岩崎ひろみ 岸部一徳 ほか
番組内容
9月の模試。受験生たちの夏の成果を期待するが、そう簡単に偏差値は上がらず…。黒木(柳楽優弥)は大切なことは「偏差値を見た親たちをいかに黙らせるか」だという。そんな中、佐倉(井上真央)が担任するRクラス生徒・石田王羅(横山歩)は自習室に来るものの遊んでばかりで、他の生徒に迷惑ばかりかけているありさま。どうすれば王羅が勉強する気になってくれるのかと悩む佐倉だったが、黒木が下した英断とは……。
監督・演出
【演出】国本雅広
原作・脚本
【原作】
高瀬志帆「二月の勝者-絶対合格の教室-」
(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)
【脚本】
成瀬活雄
音楽
【音楽】
小西康陽
【主題歌】
「沈丁花」DISH//
(ソニー・ミュージックレコ-ズ)
【テーマソング】
「未来へ」NEWS
(Johnny’s Entertainment Record)
制作
【プロデューサー】次屋尚、大塚英治
【企画プロデューサー】高明希
【制作協力】ケイファクトリー
【製作著作】日本テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 王羅
  2. 黒木先生
  3. 勉強
  4. 橘先生
  5. 子供
  6. 紗良
  7. ベル
  8. 今日
  9. 石田君
  10. 大内
  11. お願い
  12. 生徒
  13. 先生
  14. 太郎
  15. カード
  16. ホント
  17. ルトワック
  18. お前
  19. ダメ
  20. 拍手

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(黒木蔵人) これを。

(大内礼央)
どうしよう Rに落ちちゃった。

(佐倉麻衣) <少しずつ
かかって来るプレッシャーや

不安と闘いながら

子供たちは この夏を乗り越え

着実に受験生となって行った>

<9月となり

この夏の成果を試す
統一合格判定テストが行われた>

(太郎) 佑星!
(勇人) おっ 佑星。

では 始めてください。

♬~

♬~

♬~

(橘) こんなもんかなぁ~。

(木村)
去年と同じでは マズいんじゃ
ないですか? 橘先生。

御三家ゼロの悪夢!

(橘) だな。

はぁ…。

(歌子) どうした?

みんな 前より勉強量も増えたし
正答率も上がって来て

確実に点数取れるように
なってるんですけどね。

夏の成果は9月には出ません。

全国の受験生全体の学力が
上がっているからです。

この夏 頑張った生徒も
点数は上がっていても

偏差値を見ると横ばい

下がることも
ごく普通の現象です。

それじゃあ 偏差値を上げる
ことなんて この先…。

不可能。

…とは言いませんが

至難の業です。

あなたのRクラスの生徒たちも

学力がアップして来ていることは
認めます。

一部の生徒を除いてですが。

皆さん いいですか。

我々が
心を砕かねばならないのは

上がらない偏差値を見た
お客様たちをいかに黙らせるか。

「黙らせる」って…。

偏差値が上がらないことに
気付いたら 中学受験からの

撤退を考え始めます。

我々の最重要課題は

そんなパニクった
お客様たちを鎮め

いかに受験を いや

この塾をやめさせないかです。

秋は まさに収穫の季節

刈り入れどきです。

日曜特訓 志望校別特訓

お正月特訓。

塾の本気の集金は これからです。

皆さん 明日から
保護者面談が始まります。

このテスト結果に不安を訴える
保護者様へは…。

夏の成果が出るのは秋以降です。

…とでも言ってください。

♬~

♬~

みんな この夏 確実に

点数も学力も 上がってるからね。

だから この調子で頑張ろうね!

≪はい≫
はい。

みんなが頑張ってたのは
ちゃんと見てたから。

はい じゃあ 今日はおしまい。

あっ 保護者面談 始まるから

お家の方と志望校のこと
相談しといてね。

(子供たち) は~い…。

あっ。

石田君! 宿題ノート。

(石田王羅)
あった あった! ありがとう!

(橘) ったくよ~
あいつが言いたいことは

結局 金儲けなんだよ。

子供たち本人より 金が大事だとさ
ったく。

(木村) あっ そうそう
これは 噂なんですけど…。

いいよ もう 君の噂話は。

うちの上の階なんですけど…。

その話だったら聞きたいねぇ。
(木村) えぇ?

うちの塾が
ワンフロア 買い取ったって。

マジ?
(橘) それそれ 俺も聞いたよ。

お茶の水校の仲間から。

橘先生 仲間いるんだ。

いるよ。

気になってたんだよ 実は。
(頼子) 事業拡大ですかねぇ。

(木村) いいですね~。

ダーツバーにしてほしいなぁ
トゥン! トゥン!

(橘) 君はホントに幸せ者だよね。

(あおい) あっ! 私
この間 黒木先生に頼まれて…。

えっ 何 頼まれたの!?
いえ お客様のお茶です。

5階の部屋に5人分。

5階?
はい。

(あおいの声)
フロア図面みたいな紙 広げて

施工業者の人と黒木先生が
打ち合わせしてたんですよ。

(歌子) ふ~ん…。

ねぇ あんたの噂話より
森ちゃん情報のほうが

よっぽどプライムね!
えっ。

(橘)
なるほどね~ 何か企んでんだな。

それで
集金に走ってるってわけか。

なるほど。

(エレベーターの到着音)

<そして 保護者面談が始まった>

(紹子) あくまで

偏差値が高い学校を目指すことに
意義があるんです。

(紹子) ひとに言えないような
学校じゃ 困るじゃないですか。

みんなが 「あっ 知ってる~」って
学校じゃないと。

うちの子
後で伸びるタイプなんです。

今はまだ 本気出してないだけで。

ウフフ…。

(大友秀樹) つまり 真千音の
偏差値が58になればいいんですね。

ええ。
(秀樹) なるほど。

先生のおっしゃることは
よく分かりました。

では そのために
何をすればいいのか アドバイス を…。

(秀美) うちは とにかく

慶応付属系に入らないと
いけないんです。

夫も 夫の父も母も

その祖母も
み~んな慶応出身なんです!

(秀美) だから先生 光も絶対
慶応じゃないといけないんです!

お願いします 先生
お願いします 先生!

(泣き声)

(友美) 無理です~…。

(泣き声)
(歌子) お母様 うんうん うん…。

(ボタンを押す音)

ありがとうございました。

30分の予定が1時間。

泣きたい。

はぁ…。

あ~ 腹へった… あっ。

(リュックを置く音)

(王羅) あった。

(噴き出す音)
キャ~!

お前 何やってんだよ!
(香梨奈) ちょっと何すんのよ。

どうしたの?
(王羅) あ~ 振っちゃってた。

王羅が炭酸ぶちまけた。

あっ 大丈夫?

石田君!
教室は水とお茶以外 ダメでしょ。

あっ そうでした ごめん ごめん
俺も びっくりしちゃった。

≪もう 勘弁してよ≫

(王羅)
あ~ 半分なくなっちゃった!

(朽木) 森先生 知ってます?

王羅が自習室で
炭酸ぶちまけたって。

聞きました 生徒たちが
ワ~ワ~騒いで 大変だったって。

(朽木) ホント
王羅には困ったもんですね。

(石田静枝) あ~ もう10時だよ。

(静枝) 早く食べて!

支度 急ぎなよ 塾の時間でしょ。

朝は自習だから
午後からの授業でいいよ。

あぁ! あ~ ダメだよ
三枝子に怒られちゃうよ。

王羅をちゃんと塾に送り出して
って言われてるんだから。

はいはい!
返事は1回!

はいはいはいは~い!
(静枝) もう…。

(あくび)

はぁ~ 眠い!

(石田三枝子) あっ 王羅!
(王羅) うわっ ヤベっ!

今頃?
(王羅) あっ いってきま~す!

ちゃんと勉強しなさいよ!
はいは~い!

絶対 今日 シュート決めてやるからな。
ウソつけ 昨日 空振ってただろ。

ハハハ…。
うるせぇよ!

おい 笑うなよ!
だって 下手くそじゃん。

あ~ まだ10時半か。

ん?

例えば 9は 3×3だから

3で2回 割れるだろ?

だから…。

(大友真千音)
あっ ベッドみたいなやつ!
そうそうそう。

この解き方で
もう一度 この問題やってみろ。

はい!
(ドアが開く音)

≪キャ~!≫

≪大丈夫?≫

王羅!

どうしちゃったんだよ~!

あの~ 池に はまっちゃって…。

≪臭っせ!≫

石田君… 大丈夫?
大丈夫で~す。

ケガは ない?
ないで~す。

アハハハ…。
(橘) 何で池に はまるかなぁ~。

あっ こんなのだったら
あったんですけど。

助かる… 王羅 借りてはいとけ。

ありがとうございます!

いや しかし こんなにしてまで
捕まえたかったのか

そのザリガニ。
ザリガニ?

一瞬つかんだんだけどさ
逃げちゃってさ

その時に あ~!って
滑っちゃって。

(橘) そりゃ 残念だったな。

でも 池には入っちゃダメって
なってたはずだぞ あの公園。

まぁね~。
(橘) よし。

あっ 私が。
助かる じゃ あそこ干しといて。

はい。

あとさぁ お前さ

そもそも どうしたいの?
中学受験。

(王羅) ん~ よく分かんない
中学とか別に どこでも。

本当は遊びたい。

その気持ちもよく分かるけど。

この先の人生 どの道
点数付けられて生きてくんだよ。

まぁ とにかく 今は
勉強だけは しっかりやっとけ。

何の道に進むにも
プラスにはなるからな。

橘先生。

何だ。

前に僕から取り上げた「トレカ」
返してくれますか?

(電車の警笛)

お前 俺の話 聞いてた?
まぁ 一応。

一応って 何だよ。

まぁ いいや
せっかく朝から来たんだ

ちょっとは自習しとけ。
は~い。

ちょっ…。

すみませんでした
うちのクラスの子が…。

いやいや…。

実のところ
私 石田君には その…。

あいつに手を焼いてるのは
みんな同じですよ。

どうやったら あの子が

みんなと同じように
勉強してくれるようになるか

ちょっと悩んでまして。

そうねぇ…。

橘先生は 優しいんですね。

え?

あっ いや…。

まぁ そりゃ…。

あいつ あれでも 毎日
こうして塾に来てるじゃない。

え?

俺たちは いつの間にか それが
当たり前だと思ってるけど

そもそも小学生が 毎日 塾に来て
座ってるって これ すごくね?

いや まぁ すごいんだよ。

そこから認めてやんないと。

本来の小学生なんて
み~んな あんな感じだぜ。

はい。

でも

ここから先は少し考えないとな。

今 みんな必死に勉強し始めてる。

他の生徒に迷惑掛けるのは
ちょっとな。

♬~

あ~ さっきは ごめんね!

(リュックを置く音)

静かにして。

はいは~い。

あっ シ~。

(灰谷 純) お願いします。
(店員) お預かりいたします。

はぁ…。

(三枝子)
ホントに すいませんでした!

いえ。

下着まで あの…
これ 洗ってお返ししますんで。

あっ いや… 下着は
コンビニで買ったものですので

よろしければ どうぞ。
あっ お支払いします。

いやいや そんな ホント…
どうぞ お座りください。

もう… お恥ずかしいです。

こちらには
お世話になりっぱなしで

本当はもっと 私がいろいろ
面倒見なきゃいけないんですよね。

勉強とかも。

うちは夫と死別して
母子家庭なんです。

はい。

幸い 母がビルを持っていて
そこで夫婦で 鍼灸院を。

今は私が1人で引き継いで
何とかやってます。

おかげさまで仕事は忙しいんです。

でも その分
あの子は保育園っ子で

小学校からは
学童に預けてました。

でも 学童って この地域では
小学3年生までなんですよ。

それで 4年からは
母に見てもらってたんです。

はい。

でも 放課後は
いっつも 独りぼっちで

なかなか お友達もできなくて。

ねぇ 入れてよ!

どんなカード持ってんだよ

ダッセェ!

そんな弱いカードじゃ
仲間に入れてやんねえよ!

やろう やろう!
早く 早く

(三枝子の声)
カードが好きなのはいいんです。

でも 王羅は のめり込んでしまう
ところがあって…。

どんなレアカードが入ってるか
楽しみだな!

スーパーレアカードだと
最高だな!

早く公園行って開けようぜ!
行こう 行こう!

俺には復活のカードがある
復活!

(三枝子の声) そんな時に…。

王羅! 何してんの!

これ おばあちゃんの
お財布じゃない!

ご ごめんなさい…

お母さんね あんたをそんな子に
育てた覚えないからね!

だって おばあちゃん
お小遣い くれないんだもん

え?

すごいカード持ってないと
仲間外れにされちゃうんだよ

カードが欲しいよ!

すごいカードが欲しい!

友達に威張れる
強いカードが欲しいよ…

仲間外れになりたくないよ…

強いカードが欲しい…

母も年ですし

手がかかり過ぎて
他に預ける先も なかなかなくて。

大変失礼な話なんですけど

進学塾が 一番長い時間
子供を預かってくださる

…ってことを知って それで
通わせることにしたんです。

そうだったんですか。

そんな理由で
本当に申し訳ないんですけど。

あっ いえ…。

でも 桜花では お友達もできて

楽しそうに通ってるんです。

先生方には
とても面倒を見ていただいて…。

橘先生には
特に目をかけていただいて。

あんな子ですから

家でも おしゃべりなんですよ。

「橘先生さぁ
怒ると怖いんだけど」って。

「カワウソ君みたいで
楽しい先生だよ~」とかって

そんなこと言ってました。
そうなんですか。

親バカみたいで
恥ずかしいんですけど

あの子の
そんな おバカなところが

私には かわいくて フフフ…。

真っ白のまま
解こうとするんじゃ ない。

いいか 今までやって来たことを
自分で書いて

分かりやすくするんだ。

これは普段から
書く練習をしているかどうか

試されていると思えよ。

(はなをすする音)

(橘) なっ 頭の中だけで考えて
間違える

そんな もったいないことを
するんじゃ ない。

ここは 必ずできてほしい問題だ。

王羅! さっきから
何 ニヤニヤしてるんだ。

ここは大事なとこだからな
ちゃんと聞いとけよ。

は~い。

<どんな形であれ

石田君にとって 桜花は

自分の居場所なんだ>

(メッセージの受信音)

(ゲームの音)
よし OK! よしよし…。

(ゲームの音)
あ~ よし! あぁ~。

おっ 武田
見っけ。
(勇人) おっ どうしちゃったの?

今日 何か面談で教室使ってるから
こっちの自習室 来ただけ。

(勇人) なるほど。

ちょっと うるさいんだけど。
え~。

お前 音 絞っとけよ。
あ~。

(太郎)
あれ? それ 『レジェンドウォーリアー』 ?
当然。

(太郎) 後で 貸してくんね?

(王羅) えっ 今 やる?
(太郎) えっ 今?

(王羅) ちぇ~! ちょっと 今
バッテリー ヤバいかも。

いいかげんにして!

こっちは成績上がりたくて
必死なのに 邪魔すんな!

大体 勉強しないなら
何で塾来てんのよ!

大内!
(礼央) えっ?

何 大声出してんだ 自習中だぞ。

えっ 私は今 男子に…。
言い訳は なしだぞ。

ペナルティーとして 大内は
今日は5年生の自習室に移動だ。

みんなもそうだぞ この時期
みんな必死に勉強している。

他の人の邪魔をするようなことは
許さないぞ。

(ベル)

(あおい) はい
桜花ゼミナール吉祥寺校です。

はい 少々お待ちください。

橘先生。 はい?
お電話です。

大内礼央さんのお母様からです。
大内?

(あおい) はい。

はい 橘です。

えっ 塾をやめようと思ってる?

それは どういうことでしょうか。

(スピーカー:大内成美) Rクラスに
いつも自習中 勉強もしないで

周りに迷惑ばかり掛ける男子が
いるそうじゃないですか!

分かってますよね?

勉強する環境じゃないですよね
そんな子がいる所!

今日も

その子が騒いでたもんですから
うちの子は注意しただけなのに

橘先生に 礼央が悪者にされて
怒られたって

泣きながら電話して来たんです!

これって おかしくないですか?

(橘) それが お母様
そのことでしたら

私が自習室に入った時に
大きな声で話をしていたのは…。

うちの娘が悪いと
おっしゃりたいんですか?

いえいえ… そういうことを
言っているのではなくてですね。

もういいです!

(通話が切れた音)
あっ 大内さん?

取り付く島もなしか…。

いや これ…。

どうすっかな…。

最悪の対応ですね。
え?

仮に大内さんにも
原因があったとしても

お客様の気分を害する正論など

百害あって一利なしなのでは?

いやいや…。

現に私が見たのは
大声を上げている大内でして…。

ですから それを
正論だと言ってるんです。

気分を害させた事実のほうが
問題です。

こんな大切な時期に 本当に
退塾するようなことになったら

どう責任を取るおつもりですか。

まぁ いいでしょう
今後の処遇については

覚悟しておいてください。

えっ…。

橘先生 すみません
Rクラスのことで…。

いえ いいの いいの…。

俺が悪かったんだ。

つい カ~っとなってしまって。

あっ。

大内! 自習室のことだけど…。

待ってくれ! 大内。

俺が悪かった。

事情も聞かずに怒ってしまった。

申し訳ないと思ってる。

だったら どうにかしてよ。

私 あんなヤツがいる教室で
勉強できない。

分かった 分かったから。

♬~

(紗良) 佐倉さ~ん!

あっ 紗良ちゃん!

(紗良) よかった 来てくれて
こっち こっち。

えっ どこ行くの?
いいから いいから。

佐倉さん 今月 お誕生日でしょ?

えっ! うん 何で知ってるの?

この間 弓道場で
会員登録してたでしょ。

その時に
免許証 チラっと見えたの。

え~! 怖~い!

いつの間に…。

♬~

えっ ここ?

そう ほら 早く行こう
みんな待ってる。

みんな?
大丈夫? うん。

みんな…。

あれ?

佐倉先生!

えっ お知り合い?

あ… ルトワックの灰谷先生。

こんばんは。
こんばんは。

どうして あなたがここに?

紗良ちゃんに誘われて…。

先生は?

黒木先生に呼ばれて。

え? 黒木先生?
え?

そっか じゃあ 灰谷先生も
今月 お誕生日なんですか?

あぁ… そうですけど…。

今日は月に一度の
お誕生日パーティーなんです。

はあ…。

もう いいから早く入って。

いらっしゃい。

こんばんは…。

佐倉さん 私が呼んだの。

(手拍子)
♪~ ハッピーバースデー トゥー ユー

♪~ ハッピーバースデー トゥー ユー
ハッピーバースデー ディア

♪~ オカリナちゃ~ん
(オカリナ) ありがとう。

♪~ ディア 佐倉さ~ん

あっ ありがとう。

♪~ ディア 灰谷先生

どうも。

♪~ ハッピーバースデー トゥー ユー

≪おめでと~う!≫
(拍手)

(クラッカーの音)
≪イェ~イ!≫

(マスター) おめでと~う!
(拍手)

おめでと~う! おめでと~う!
(拍手)

(紗良) おめでとう!
(拍手)

(マスター) は~い お待たせ~!

しんちゃん特製
スペシャルスペアリブよ!

≪すご~い!≫
≪いただき!≫

(オカリナ) すご~い! これ
紗良のパパが作ったの?

そうだよ お祝いの時は いつも
このスペシャルスペアリブ。

い~っぱいあるから!
おいしいからって

骨まで食べちゃダメだぞ~。
≪食べないよ~≫

(マスター) あなたに言ってんの。
俺?

くろっきー はい。
おっ ありがとう。

(紗良) マナちゃん 偉いねぇ。
いただきます。

あんな黒木先生 見たの
初めてです。

私もです。

どうぞ。

ありがとう。
ありがとう。

どうして 私は
ここに呼ばれたんでしょう。

え?

それは…。

お誕生日だからじゃ
ないですかね…。

ハハ…。

(紗良) 食べてますか?
うん。

ここが前に話した
黒木先生の無料教室。

今もまだ やってたんだね。

昔は もっと少なかったんだけど
今は こんなにたくさん。

今日 来られなかった人もいるから
もっとかな。

へぇ~。

中学受験とか
高校受験だけじゃなくて

働きながら資格試験の勉強してる
大人の人も来てるんだよ。

紗良さんも まだ通ってるの?

あぁ 今でも黒木先生に
教えてもらったりもするけど

私も ここで教えるの
手伝ったりもしてるんです。

あっ バイトって
これのことだったんだ。

私もそうだったんだけど
この塾に来てる子供たち

みんな 一人親家庭だったり
お金がなかったり

いろんな理由があって
塾に通えない子供たちで。

でも そんなふうに
見えないでしょ? みんな。

≪ハハ…≫
≪アハハ…!≫

≪くろっきー おんぶして≫

おっ くろっきーおんぶの時間か。
≪お~ マナちゃん いいねぇ≫

僕も 僕も。

何だか… みんな家族みたい。

(紗良) うん。

子供に教えるのに
お金取る親なんていないもんね。

(紗良) フフフ…。

(ティアラ)
しんちゃん いつものやって。
≪やって やって≫

OK~!
(拍手)

♪~

[ オペラを歌っている ]
♪~

[ オペラを歌っている ]
♪~ (拍手)

[ オペラを歌っている ]
♪~

では 私は そろそろ…。

あっ じゃあ 私も。

あの塾だったんですね。

何がですか?

あ…。

あの人が
ルトワックを辞めた理由です。

当時 黒木先生が

別で個人塾をやってることを
知ったルトワックの社長が

個人塾を閉めるか
ルトワックを辞めるかの選択を

迫ったそうなんです。

彼は あの塾

スターフィッシュを
続けることを選んで

ルトワックの契約を切られた。

そうだったんですか…。

当時 社長は 黒木先生の塾が
無料塾だったなんて

知る由もなかったと思いますが。

ただ ルトワックの
看板講師である以上

副業は妙な噂のもととなります。

はあ…。

私は 黒木先生がルトワックを辞めた
本当の理由を知りたくて

ずっと追ってたんです。

それが あの塾だった。

やっぱり 私には分かりません。

失礼 ここで。

♬~

あっ 自転車。

ハッ。

あっ 今日は
ありがとうございました。

いえ。

あの… 私

ホントは
来ちゃいけなかったですね。

ここで見たことは…。

分かってます 誰にも言いません。

何か… 黒木先生のお宅に

お邪魔してしまったような
気分でした。

それに

あんなに打ち解けてらっしゃる
黒木先生を見たの…。

(チャイム)
みんな いい?

明日までに提出してね。
(子供たち) は~い。

あっ 式も ちゃんと書くんだよ。

(子供たち) は~い。

(王羅) あっ 太郎
昨日の『漫才大賞』 見た?

(太郎) いや それがさ
勉強して見れなかったんだよ。

何だよ! 面白かったのに。
(太郎) いや 違う違う…。

(王羅)
見ればいいじゃん! 面白いよ。
(太郎) 違う 見たかっ…。

それじゃあ
よろしくお願いします。

あの…
今の石田君のお母様ですよね。

はい お母様とも
話をさせていただき

王羅さんのためにも最善の選択を
させていただきました。

え?

王羅さんが周りの生徒よりも幼く
勉強に向いていないとしても

塾に通わない理由にはなりません。

皆さんに報告しておきます。

石田王羅さんには
この桜花ゼミナールを

退塾していただくことに
なりました。

そんな…。
(橘) はぁ?

ちょっと待ってくださいよ
いくら何でも…。

(木村) しゃ… 社長!

(白柳) よろしいですか?

え~ お気付きになっていた方も
いらっしゃると思いますが

この上の階の5階に

個別指導塾「ブルーミング」を
開校することにしました。

(白柳)
来年度からのつもりでしたが

黒木先生の強いご希望で

今月から
プレ運営することにしました。

新規の生徒さんたちに
来ていただくのも結構ですし

桜花の方に
入塾いただいても構いません。

ということで 石田王羅さんには

上の階に
行っていただくことにしました。

これは
お母様のご希望でもあります。

それでは よろしくお願いします。

(白柳) あっ。

橘先生。
(橘) はい。

本年度いっぱいで…。

(くしゃみ)

失礼。

来年度からは

あなたに ブルーミングの校長を
お願いしたいと思っておりまして。

え?

(白柳) 非常に熱心で
面倒見もいいということで

黒木先生からの推薦です。

条件は 悪くはしませんよ。

あ…。
(白柳) もし よければ

時々 上の階も
気に掛けておいてくださいね。

では。

はい。

(電車の走行音)
(白柳) あぁ…

結構 電車の音が入って来ますね。

えっ。

今度 防音サッシにしますか。

それか 窓をふさいでしまうか。

いや それは… ダメです。

えっ そうですか。

どうですか? 半年 過ぎましたが。

あっ はい。

子供たち みんな
顔つきが変わって来て

受験生らしく
なって来たと思います。

子供たちだけじゃなく

変わったのは
あなたのほうじゃないですか?

受験は
これから追い込みに入ります。

黒木先生を
助けてあげてくださいね。

はい。

あっ いえ 助けられているのは
私のほうでして…。

(電車の走行音)

やっぱり 窓は
このままにしておきますかね。

先日は ご招待いただき
ありがとうございました。

あなたは あの塾を続けるために

日本一の塾と
その生徒たちを見捨てた。

それが答えなんですか。

私には理解できませんでした。

あんな塾を見せられて

あの子供たちを見せられて。

私が ひれ伏して涙するとでも
思ったんですか?

そんなことは思ってません。

では なぜ?

私は あの場所で感じる
居心地や幸せを

あなたにも
感じていただきたかったんです。

幸せ?

恵まれない子たちを
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社会貢献でもしている気分で

それで 幸せ。
それは違います。

いいえ…。

最初は
そうだったのかもしれません。

しかし 今は

私のほうが あの子たちから
多くのものを与えられている

そう感じています。

それは どうしてなのか
あなたに尋ねたかったんです。

あなたは…

あなたは 私の理解者だと
言っていました。

もしそうなら

あなたほどの人なら

それを私に
教えてくれるのではないかと

そう思って あのパーティーに
あなたを招待したんです。

♬~

♬「スマイル スマイル メリーズ」

<こまめに気にしていても 繊細な肌>

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大内さん。

はい。

あの…。

あっ あのことなら
私 もう気にしてないよ。

ママにも言われたんだ
勉強に集中できないのを

他人のせいにばかりしちゃ
ダメだって。

それとね 気付いた。

私 Rに落ちてから
すんごく勉強するようになってる。

自分でも びっくりするくらい。

落ちてなかったら こんなんじゃ
なかっただろうなって。

そっか。

だから 先生たちも言ってたように
この調子で行けばいいんだって

…思ってる。
(はなをすする音)

うん。

もっと頑張るけどね。

じゃあね。

(木村) 橘先生 かわいそうにな~。

(梅原) えっ 何でですか?
えっ だって 昨日 社長に

あんなこと言われて。
(朽木) いや あれは…。

今年いっぱいで
クビってことでしょ?

さっきも あの角で
ひざまずいて泣いてたし。

あんた ホント
何にも分かってなくて あきれる。

え?
あれは

う れ し 泣 き。

うれし泣き。

うれし泣き?

(歌子) 曲がりなりにも校長よ。

今年 叶わなかった 校長よ。

それに社長 言ってたじゃない。
え?

「条件は 悪くしませんよ」。

うん ニヤリって。

あ~ そうか!

(橘の鼻歌)
(指を鳴らす音)

(鼻歌)

♬~

ん?

♬~

石田君…。

橘先生。
ん?

これ
石田君のノートなんですけど。

フフフ…。
えっ これ 俺?

ハハハ… 何だこれ。

あっ!

このノート 石田君に
返さないといけなかった。

うん あっ じゃあ
俺が届けて来るよ。

お願いします。
うん。

(エレベーターの到着音)

王羅!
あっ 橘先生。

いっけねえ!
間違えて4階来ちゃった。

そうだよ
今日から お前は5階だからな。

いけねえ いけねえ。

ホント お前は大物になるよ。

はい 宿題ノート。
ありがとう!

いいか 5階に行ったら
勉強 頑張るんだぞ。

俺は 見てるからな。

はいは~い じゃあね~。

バイバイビ~!

♬~

もう10分も過ぎてますね。

島津さんご両親の面談時間。

何の連絡もありませんか?

はい。

(島津 弘)何やってんだ!
行方不明なんて

お前の監督不行き届きだろ!
(島津優子)すみません!

こちらから電話してみましょうか。

(ベル)

はい
桜花ゼミナール吉祥寺校です。

あの…。
(はなをすする音)

島津 順の母です。

(スピーカーボタンを押す音)

あ… 島津さん
今日は どうされましたか?

(スピーカー:優子) あの…

面談の予定
だったんですけれども

ちょっと 立て込んでまして…
伺える状況じゃなくて…。

もう塾には頼らないと
言ったはずだろ!

いいから 電話を切れ!

(優子) はい…。

分かりました
面談はまた 組み直しましょう。

落ち着かれたら
また ご連絡ください。

はい すいません…。
(受話器を乱暴に置く音)

(通話が切れた音)

どうしましょうか 黒木先生…。

少し時間を置いて
私が もう一度かけてみます。

どうして こんな類題が
解けないんだ!

あの塾にカリスマとやらが
来てから お前は

成績が落ちてるんだ!

(弘) いいから 俺の言う通りに
すればいいんだ。 (ベル)

ひたすら解いて 解きまくれ!
(ベル)

(スピーカー:呼び出し音)

いいか できるまでやれ!
(ベル)

できるまで寝るな!
(ベル)

(優子) もうやめて パパ…。
(ベル)

これ以上やったら 順が倒れちゃう
じゃない! (ベル)

うるさい!
(ベル)

大体 お前が

そうやって甘いから…!
(ベル)

さっきから誰がかけて来てんだ!
もう3回目だぞ!

うるせぇんだよ!

お願い もうやめて…。

お願い! もうやめて!

(大きな物音)
(優子) やめてよ!

やめてよ…! 誰か!

(弘) うるさい!
(ガラスが割れる音)

(通話が切れた音)
まさか…。

黒木先生。

先生!

♬~

♬~ (サイレン)

♬~

≪吉祥寺1 現着≫

≪東京都武蔵野市吉祥寺

上町2の8の3≫

≪現場を確認したところ
争った形跡があり

机などが散乱してるもよう≫