相棒 season 20 #15[解][字] …のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

相棒 season 20 #15[解][字]

第15話「食わせもの」
伝説の詐欺師が再び登場!
全てを疑え!だまし合いの攻防戦!!
特命係が複雑に絡み合う“嘘”と“事件”を暴く!!

◇番組内容
都内マンションで男性の転落死体が発見された。事故が起きた時の映像を見つけた青木は、5年ほど前に特命係が詐欺で逮捕した平井が映り込んでいると気付く。ある日、平井が管理人を務めるマンションに不審な2人組が姿を見せていた。麻薬の密輸に空き部屋を利用したらしいが、麻薬がマンション内で消えてしまい、平井を脅して麻薬を探させようとしていた。特命係はマンションを訪れるが、右京は早くも何かを見抜いている様子で…!?
◇出演者
水谷豊、反町隆史、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、浅利陽介 ほか
【ゲスト】風間杜夫 ほか
◇スタッフ
【脚本】山本むつみ
【監督】橋本一
◇音楽
池頼広
◇おしらせ
☆最新情報はツイッターでも!
【番組HP】https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/
【Twitter】https://twitter.com/aibouNow
【Instagram】https://www.instagram.com/aibougram_official

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
福祉 – 音声解説

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 平井
  2. 美月
  3. 桜田
  4. 工藤
  5. 杉下
  6. 荷物
  7. 相川
  8. 管理人
  9. 伊丹
  10. 佳枝
  11. 警察
  12. 詐欺師
  13. 住民
  14. お宅
  15. 仕事
  16. 親子
  17. 水漏
  18. 大丈夫
  19. お父さん
  20. 刑事

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(ざわめき)

(カメラのシャッター音)

(伊丹憲一)心臓付近を
刺されたのが 致命傷ってとこか。

(芹沢慶二)財布も携帯もなし。

身元がわかるものは
ありませんでした。

目撃情報も まだ出ていません。

強盗殺人ですかね?
あるいは… 喧嘩?

(伊丹)いずれにしろ

善良な 一市民ってわけじゃ
なさそうだな…。

♬~(平井貞夫)
「ヨーエ サノ マガショ」

♬~「エーンヤコラ マーガセ」

…って。

なっ?

分別ぐらい
きちんとできないもんかねえ!

(スケートボードの走行音)
(平井)コラッ!

敷地内 スケボー禁止だ!
何遍言ったら わかるんだ!

(守岡修人)うっせえわ!

悪ガキ!
(村山佳枝)ちょっと!

おはようございます…。
(佳枝)あれ なんとかしなさいよ!

飛び出してきて
危ないったらありゃしない。

注意はしてるんですがね…。

やめさせるのが
管理人の仕事でしょ!

♬~

(桜田美月)おはようございます。

ああ 間に合った!
収集車 行っちゃったかと思った。

そんなに慌てなくても…。

収集車ぐらい
私が引き留めておきますから。

ありがとうございます。
ええ。 アハハハッ…。

(佳枝)鼻の下 伸ばしちゃって!

ああ…。

仕分け 大変ですね。

ご苦労さまです。
いえ いえ。

桜田さんみたいにね きちんと
分別してくれる人ばかりだと

助かるんですけどね。
いえいえ 私なんて…。

(悲鳴)

なんだろう?
えっ…。

どうしました?

あっ… あれ。

♬~

死んでる…。

(杉下右京)
動画投稿サイトですねぇ。

これが何か?
(青木年男)一昨日

マンションの敷地内で
転落死体が発見された時の様子を

住民が撮影したものです。

(冠城 亘)
見せたいものって これ?

お前 悪趣味だな…。
黙って見とけ。

(平井)「撮らない… 撮らないで…」

(青木)ほら この男!

(角田六郎)あっ… この顔!
見覚えあるね。

ああ 青空らくだの会の
平井貞夫さんですねぇ。

ら… くだの会?

忘れたとは言わせないぞ
冠城亘。

たとえ出来心でも
姦淫は大罪ですよ。

そんなつもりじゃ…。

犯した罪は 善い行いをする事で
あがなうしかありません。

♬~

あったなあ~ そんな事。

事件が早期解決できたのは
君のおかげだよ。

(青木)ちょっと…!
(角田)あの詐欺師のおっさん

無事に出所したのか。 よかったな。

(青木)あいにく 僕は
根に持つタイプだ。

愚弄した人間は 一生許さない!

君 このマンションの住所
わかりますか?

もちろん 特定済みです。

今に きっと 何かやらかす。
必ず 尻尾…。

板橋区城又町ですね。

行ってみましょう。
右京さん これ

事件ですか?
自殺とか事故じゃなくて?

♬~

(青木)人の話は 最後まで聞け!!
(角田)どうした?

♬~

(工藤丈治)こんにちは。
えりも不動産です。

購入ご検討のお客様を
ご案内してきました。

(平井)ああ 5階の空きの部屋ね。
(工藤)はい…。

(平井)はい どうぞ。
(工藤)失礼します。

(2人)ない。

(相川達彦)確かに
ここに送ったのかよ?

(工藤)ああ。 置き配指定で。

配達予定の通知メールも来てる。

(相川)どうなってんだよ!?

(ドアの開く音)
(たたく音)

(桜田成一)
コラッ! 何してる!

人んちの前でコソコソと。
お前ら 泥棒か?

わたくし
不動産会社の者でして…。

(美月)お父さん! もう
一人で出ちゃ駄目。 危ないから。

あの… 父が何か失礼な事でも?

(相川)お宅に 間違って
荷物 届いてませんか?

(美月)いえ うちには何も…。
どんな荷物ですか?

(工藤)いや… いいんです。
きっと 何かの手違いですから。

(桜田)盗まれたのか?

だったら 警察を呼びなさい
警察を。 な。

(美月)もういいから。 入ろう。
(桜田)うん…。

(舌打ち)
もうろくじじいが。

…で?

ブツは どこだ?

(ノック)

はい。 なんです?

宅配便の事で ちょっ…。

あれ!?

平井さん?

あっ…
おお お前 工藤か!

アハハハッ… 久しぶりだな!

もう出所してたのか。
シーッ!

その話は シーッ!

(工藤)あんたが管理人とは…
ついてるなあ 俺たち!

(平井)えっ?

この人 同業者。 俺の昔なじみ。

ふ~ん 詐欺師ねえ。

(平井)
空き室宛てに荷物を送った?

(工藤)そう やばい荷物。

見つかると やばい。
なくなると もっとやばい。

(平井)という事は つまり…。

(相川)白い粉だよ。
末端価格3000万円分。

元売から
空き家に送らせるようにしてる。

安全な受け渡しのためにね。

(平井)お前
いつから ヤクザなんかに…。

クスリで稼ぐなんて 下の下だぞ。

(工藤)俺は ただ
不動産詐欺で磨いた腕で

謝礼を頂いているだけさ。

この人は 回収した荷物を
組に届ける運び屋。

(平井)よりによって なんで
うちのマンションなんだよ。

(工藤)管理が甘くて

住民の意識が低い所は
仕事しやすいだろ。

確かに。

なんで そんなやばい話
俺にペラペラ打ち明けるんだよ。

(相川)あんたに…

荷物を捜させるためさ。

(工藤の声)送り状の品名は 人形。

腹の中に 白い粉が詰まってる。

(平井)そういう話は ちょっと…。

(相川)荷物は ここで消えた。

捜し出す責任
そっちにあるだろ!

(平井)そんな むちゃな…。

(工藤)ここの住民

あんたがマエ持ちって
知ってるのかい?

ここ… ですね。

第一城谷レジデンス。
結構 年季入ってますね。

築40年といったところでしょうか。

(平井)まずいなあ…。

これ 勝手に見るの
規約違反なのに…。

(ノック)

うわっ!

お久しぶりです。 杉下です。
その節は どうも。

あっ… な… なんで
あなた方が ここに!?

こちらで転落事故があったと
聞いたもので。

ああ…。

ここですか?
遺体が発見されたのは。

(平井)はい。 駆けつけた時には
もう 事切れていました。

夜明け前に飛び降りたようです。

落ちたのは どの辺りから?

(平井)屋上らしいですよ。

乗り越えた時の靴跡が

手すりに残っていたと
警察の人が。

それじゃあ 自殺?

そうですよ。 手すりを乗り越えた
跡があるんですから。

決めつけるのは
どうでしょうねぇ…。

亡くなったのは
こちらの住民ですか?

違うんです。 無関係。
身元は まだ不明みたいですが。

じゃあ 外部の人が
わざわざ このマンションで?

死に場所を求めていたんでしょう。

こんな住宅には

飛び降りるのにちょうどいい
崖など ありませんからね。

ほら あの裏口から入って
外階段を上っていったんですよ。

防犯カメラの映像は見ましたか?

えっ?

裏口から入る様子

防犯カメラの映像で
確認したんじゃありません?

カメラは 入り口と
エレベーターの中だけで…。

今どきにしては
セキュリティー 甘いですね。

平井さん。

いつから こちらの管理人に?

1カ月前。

いきなり こんな事故に遭って
ツイてないですよ。

警察は ご遺体は運んでいくけど
後片付けは こっちの仕事でしょ。

染み込んだ血を いくら拭っても
拭っても 落ちなくて…。

ああ~ 気味悪い!

臨終の祈り 捧げました?
昔取ったきねづかで。

神様を利用するのは
もう こりごりです。

はい。 では 続きは中で。
はい。 そうしましょう。

えっ…? まだ… まだ 何か?

杉下さん 何 調べてるんです?

自殺ですよ。
殺人事件なんか起きてませんよ。

ええ それは もちろん。

(平井)私も忙しいんでね。
この辺で…。

お時間は取らせません。
ほんの2つか3つ確認を。

(美月)ああ こんにちは。

アハハハッ… どうも。

今日も公園ですか?
はい。

いいお天気で気持ちいいね。
(桜田)うん。

ああ… あんた…
どちらさんでしたっけ?

もう 嫌だ…。
また そんな事 言って。

桜田さん 娘さんですよ。
美月さん。

美月?

ああ… ああ そうだな。
(美月)もう。

美月だ…。

(美月)ちょっと 椅子 直そうか?
ああ…。

(美月)ちょっと ごめんね…。

お手伝いしましょうか?

ああ… いえ 大丈夫です。

(美月)じゃあ いってきます。

いってらっしゃい。
車に気をつけて。

仲の良い親子のようですねぇ。

いい娘さんですよ。

お父さん 大丈夫ですかね?

(平井)年を取ったら
そりゃ 誰だって…。

でも 幸せですよ
あんな娘さんがいるんだから。

うん。

ああ… ところで 近頃

不審人物が出入りするような事は
ありませんでしたか?

ありません!!

杉下さん 勘弁してくださいよ。
困るんですよ こういう事は。

(スケートボードの走行音)
(佳枝)危ないでしょう!!

あっ 来た…。

(佳枝)邪魔よ!
こんな所で 立ち話 して。

すいません。
すぐ終わりますから。

変な人を中に入れないでね!

住民に昔の事 知られたら

せっかく決まった仕事が
パアになっちゃう!

無論 口外はしません。
変な目で見られるじゃないですか。

(平井)「刑事が訪ねてきてる」
なんて噂になったら。

しかし 我々を見て
刑事だなんて思う人は

めったにいませんよ。

刑事って こうやって
嫌~な目つきしてません?

うたぐり深い。

(伊丹)被害者は
覚せい剤の売人か。

目黒昭夫 46歳。

仕入れた覚せい剤を
末端の売人に売る

いわゆる「中卸」だ。

(芹沢)見た目は 一般企業の
中間管理職って感じっすね。

(伊丹)稼ぐ奴は
地味にコツコツ働いてんだ。

売人といえどもな。

(芹沢)クスリの仕入れ先は
どこですか?

(角田)翁門会だ。

もっとも
最近は 組をすっ飛ばして

元売から直接仕入れてたって
情報も上がってるがな。

(伊丹)それで もめたか…。
行くぞ。

はい。
どうも。

(田淵)第一城谷レジデンスか…
おすすめはできないですねえ。

立地の良さを考えると

お得な物件だと思うのですがねぇ。

格安には訳があるというか…。

投身自殺があった話は
聞いてます。

おや ご存じでしたか…。
事故物件ですか?

ああ… 俺 そういうの
気にしないんで!

君はよくても 奥さんになる人は
気にするかもしれませんねぇ。

ああ 甥が ようやく
身を固める事になって。

この年で 初めて
実家を出るものですからね

相談に乗ってるんです。
フフフフッ…。

人生の一大事ですからねえ。

でしたら
新居選びは より慎重に!

えーっと…。

こちらなんて 新婚さんに
おすすめの物件なんですが。

あっ どうも これ
立地が ちょっとねぇ…。

実は… 城谷レジデンス

管理人が
コロコロ変わるんですよ。

この前の人なんか
3日で辞めちゃって。

管理人が居着かない物件は要注意。
…というと?

管理会社がいい加減だ
って事です。

給料も相場より安いから
いい管理人は来ない。

まあ 住人も問題ありですが。

ご近所トラブルは
避けたいですねぇ。

…ですよね。

あそこは
ゴミ出しもいい加減だし

悪ガキ連中が 敷地で
スケボー乗り回したりするんで

苦情が ひっきりなしで。
おやおや。

築年数が古いと

一人暮らしの高齢者の
ちょっとしたトラブルなんかも。

暴力沙汰とか?

ボヤ騒ぎとか その程度ですが。

城谷レジデンスのボヤ
あれ いつだっけ?

桜田さんのとこですか?
確か 2カ月前だったかと。

桜田さんって… さっき。
ええ。

先ほど お目にかかりましたよ。

お嬢さんが一緒でした。

一人にしておけないんで
同居する事にしたんでしょう。

ラッキーですよ。
家族と連絡取れない事

ザラにありますから。
なるほど。

これで
話のつじつまが合ってきました。

右京さん
本当は何を探ってるんです?

その前に…。

杉下です。
君に調べてほしい事があります。

あとにしてください。
今 昼休みなんで!

調べて頂きたいのは

年末に六本木で起きた 「闇カジノ
偽装摘発事件」の事なんです。

闇カジノ?

大至急でお願いします。
お前

特命係の机とお湯 勝手に
使ってんだろ? 少しは手伝え。

千里眼かよ…!

所轄のほうも
あたっておきましょうかねぇ。

そろそろ 転落死体の身元が
判明する頃かもしれません。

闇カジノと転落死
何か関係があるんですかね?

それは 道々 説明します。

あんた あの管理人と
つるんでんじゃねえだろうな?

えっ?

横取りして 他で捌こうったって
そうはいかねえぞ。

そんなやばい橋 誰が渡るか。

中卸の目黒の事 知ってるだろ?

あんたも気をつけな。

(カラスの鳴き声)

さっきの親子…。

(美月)ほら
湖のとこ すごいきれいだよ。

お父さん 日が気持ちいいねえ。
(桜田)ああ。

(工藤)おい 見ろ!

(相川)あっ…? あれ…。

クソじじい…。 とぼけた顔して
ネコババしやがったな…!

気をつけろ! コラッ!!

下手に騒ぎを起こすと
こっちも まずい。

あいつを使って…
なんとかするか。

突然で申し訳ありません。

下の階で水漏れですって?
(平井)はい。

天井に
水のシミがジワーッと こう。

でも うち
水があふれたりしてませんよ?

一応 点検させてください。
管理会社の指示なもので。

どうぞ。
あっ じゃあ…。

(美月)散らかってますけど。
(平井)はい。

♬~

(平井)お邪魔します。

ああ お客さんか。
(美月)管理人さん。

(工藤)キッチンのシンクの下
拝見していいですか?

ああ どうぞ。
(工藤)ああ…。

(平井)あっ 5階は
日当たりがいいですね!

やってますねえ ベランダ菜園。

(水を流す音)
(美月)ああ ごめんなさい…。

本当は いけないんですよね?
(平井)いや 構いませんよ。

みんな やってますから。
(美月)すみません…。

(平井)あの 緑のあれは
なんですか?

(美月)ああ あれは えー…。
(桜田)小松菜だ。

(美月)元々
父が育てていたんです。

私は あんまり…。
(平井)そうですか。

あっ あっちが…
あれはニラかな?

(桜田)葉ネギだよ。
(平井)ああ~!

(美月)あっ 今 お茶でも…。

(平井)いえいえ ちょっと…
お構いなく!

住民にごちそうになるとね
いけないって

会社が厳しいんですよ。
ご時世ですかね。 アハハハッ…。

(工藤)洗面所も
拝見していいですか?

どうぞ…。 あっ シンクの下
片付けましょうか?

(工藤)大丈夫です。
さっと見るだけですから。

問題ありませんでした。
よかった。

洗面所の水栓
ちょっと緩んでいましたので

それを直してもらいました。
ありがとうございます。

あっ…。
いやいや いやいや…!

代金なんか とんでもない!
アハハハッ…。

では 失礼致します。
ありがとうございます。

流しの水栓
うちも緩んでるんだけど

直してくれる~?

(平井)そ… それは…。

タダなんでしょう?
やってよ!

すいません。 このあと
修理の予約が入ってますので…。

ごめんなさい。 失礼します。

(佳枝)何よ!? 不公平ね!

では 転落死した方の身元は
判明したのですね。

(大原)はい。 今朝
ご家族と連絡が取れまして。

事件性は ないんですか?
今のところは 何も。

家族の話では

職場でトラブルがあって
休職中で

ひどく塞ぎ込んでいたようです。

そうでしたか。 ああ…

あのマンションと
何か関わりは?

特には ないようですが…。
あの 何か不審な点でも?

ああ いえ…。
状況がわかれば それで。

(工藤)必ず どこかに隠してる。

盗ったのは 娘のほうかもな。
(平井)馬鹿言え!

どう見ても善良な親子だろ。

お前の目は曇ってる。
それで よく詐欺師が務まるな。

今夜中にブツを渡さないと
こっちの身が危ないんだよ…。

えっ?

定時を過ぎたら
防犯カメラのスイッチを切れ。

あとは こっちでやるから。

やるって…。 まさか
手荒なまねしないだろうな?

まあ…。

サツにたれ込もうなんて
考えるなよ。

あんたも仲間なんだから
水道点検詐欺の。

いやいや いやいや
やっぱり駄目だよ…。

勝手に防犯カメラ切ったりしたら
仕事 クビになっちまう。

殺されるよりマシだろ!
えっ?

あの運び屋… 人を殺ってるぞ!

(殴る音)
うっ!

(組員)おい!
うっ…。

(組員)おい! コラッ! おい。
ああっ?

つべこべ言ってねえでなあ

さっさとブツ持ってこい!
おい!

ああ…。
(携帯電話の着信音)

(携帯電話の着信音)

俺だ。

取り返したか?

…はあ?

(伊丹)誰だ? あいつ。

売人のリストには
載ってませんでしたね。

(携帯電話の振動音)

はい 伊丹。

(出雲麗音)「目撃情報 出ました。
事件当夜 現場近くで若い男が

目黒と言い争っているのを
見た人がいます」

「男は 30代前半

細身で スポーツバッグを
持っていたそうです」

ん? スポーツバッグ?
あっ…。

(平井)はあ…。

(工藤の声)サツに
たれ込もうなんて考えるなよ。

あんたも仲間なんだから。

仕方ない…。

いやあ~ でも…!

んん…!

(うめき声)

(相川)うわあ~!

(美月)ああ…!

ああ…!

やりかねないぞ あいつら…。

はあ…。

う~ん…。

(『夕焼け小焼け』のチャイム)

5時か。

どうすりゃいいんだ…。

そうか! 駆け落ち!

(平井の声)ここは逃げの一手だ!

(平井)さあ 美月さん
行きましょう。

(美月)でも
父を置いていくわけには…。

(平井)お父さんは

私の知り合いの刑事さんが
保護してくれます。

心配いりません。
(美月)でも…。

(平井)あなたの身に
危険が迫っているんです。

私のような前科者の言う事は
信用できませんか?

そんな事…。

だって
罪は もう償ったのでしょう?

はい。 きれいさっぱり。

さあ。

いけませんよ。
また犯罪に手を染めては。

あっ…。

(平井)杉下さん。

正当な理由なく
防犯カメラの電源を切る行為は

威力業務妨害罪に問われる
可能性があります。

してませんよ 私 そんな事。

他に 何か ご用でも?
もう業務終了なんですが。

所轄で聞いてきました。

転落死体の身元 判明しました。

投稿された動画が拡散されて
家族の目に留まった事が

身元特定に繋がったそうです。

そりゃよかった。
仏さんも浮かばれるでしょう。

早くお知らせしたほうが良いと
思いましてね。

あなたも気がかりでしょうから。

ハハハ… いや それは どうも
ええ わざわざ。

こちら トラブルが続きますねぇ。

いやいや トラブルなんか…。

他には 別に。

504号室の桜田さん。

あのお宅で
何か問題が起きているのでは?

水のトラブルでしょ。

住民の方 怒ってましたよ。

不公平よ!

504号室だけ
タダで直すなんて。

私 管理会社に文句言ってやるわ!

それは その…
下の階で水漏れがありまして。

おや 妙ですねぇ。

4階では
水漏れ事故など起きていないと

住民の方が言っていましたが。

通報があったんです。
でも それ 実は間違いで。

間違い?
その通報 どのお宅から?

どのお宅というのじゃなくて…

ええ… 共有部分で。

廊下の天井とか。

そうです そうです。
水がポタポタポタッ。

では 通報は間違いではなくて

水漏れは
実際に起きていたのですね?

水漏れというほどじゃなくて…

ポタッぐらい。

壁の中の配管が
破損してる可能性ありますね。

放っておくと深刻な漏水事故が
起きかねませんねぇ。

知り合いに いい業者がいるんで
紹介しましょうか?

安くやってくれると
思うんですけどね。

あっ それはいい。
では 現状の写真を撮って

見てもらってはどうでしょうね?
平井さん 案内してくださいな。

いや その…
業務時間が過ぎてるんで。

残業は禁止なんですよ!
明日にしてもらえませんか?

では あとひとつだけ。

どうして 桜田さんの部屋だけ
調べたのですか?

水漏れの原因は
他の部屋にあるかもしれないのに

504号室だと特定できる理由が
何かあったのでしょうか?

えー…。

水漏れの点検ではなく
他の事 調べに行ったとか。

あのお宅には もっと深刻な問題が
あるのではありませんかねぇ。

例えば
犯罪に関わるような事が…。

いいえ! 何もありません。
神様に誓って。

(工藤)流しの下に
レンチを置いてきた。

忘れ物を受け取るのを口実に
ドアを開けさせる。

(相川)隠し場所の見当は
ついてるのかよ?

ああ。
下見で大体の目星はつけた。

(携帯電話の振動音)

俺だ。 カメラは切ったか?

(平井)「それどころじゃない。
今日は やめておけ」

今さら 何 言ってる。

(平井)今日
二度も刑事が訪ねてきた。

飛び降りの件かと思ったけど
そうじゃない。

奴ら 何かつかんでるぞ。

あんた なんかしゃべったのか?

(平井)うまくごまかしたさ。

とにかく 今夜は よせ。

多分 近くで刑事が張ってる。

あっ…。

ふざけんな。
こっちも追い込まれてんだ。

(平井)「わかってる。 手は考えた」

あの親子は本職の悪党じゃない。

くすねたものの
捌くルートはないはずだ。

はした金をくれてやりゃ
ブツを返すだろう。

いくら渡す?

100万もあれば。

一応 渡すだけだ。
金は すぐに巻き上げる。

うまくやろうじゃないの。

詐欺師は詐欺師らしく。
フフフフ…。

メイン料理に必要なのは

ボリュームとバランス。

そんな力強いサラダが好きだ。

ごま油の香りに ガーリックのうま味。

(平井の声)話がついた。

明日10時

あの親子は
いつもどおり 公園に行く。

女が
ブツが入った紙包みを落とすから

拾うふりして
金を入れた包みと すり替えろ。

《まるでガキの使いだな》

昨日の水道修理 どこの業者!?

誰だ? あの女。

(佳枝)うち 前に

高値 ふっかけられた事
あるんだけど

最初はタダって言ったのよ!!

あれ 今思えば 詐欺だわ。

お宅 大丈夫?

はい…。

邪魔だな。 早くどけよ。

よし。

お父さん 寒くない?
(桜田)大丈夫。

はい どうぞ。

ありがとうございます。

用事も済んだし 帰ろうか。
(桜田)うん。

なんですか?

あなた 今 紙包みを拾って

自分のものと
すり替えましたよね?

はい?

故意に すり替えたなら
窃盗罪に当たりますけど。

言いがかりは やめてください。
なんだ? あんたたち。

警視庁の杉下です。

冠城です。

バッグの中
改めさせてもらいますよ。

イテテテ…。

離せよ! 危ない…。
痛い 痛い 痛い…。

離せって…。

おい それ…。 わかった。

なんだ? それ。

ご覧のとおり 砂糖ですよ。

甘いもん 好きですか?

(桜田)今日もよかったね。
(美月)いい一日だったね。

無事に済んだか…。 よかった。

(スケートボードの走行音)

あっ!

また あの悪ガキ。
ここはスケボー禁止だぞ。

悪ガキじゃない! あいつだ!

♬~

いかん!

♬~

やめろ!

(平井)美月さん 離れて!
こいつは危険です!

ああ…!
(相川)どけ!

あっ 痛っ! ああ 痛い!

逃げなさい! 早く!

♬~

(芹沢)いい加減にしろ!

(ナイフの落ちる音)
(相川)ああ…。

(伊丹)相川達彦。

傷害罪で現行犯逮捕!

それに銃刀法違反な!

これ 目黒殺しの凶器と
一致するんじゃねえのか?

目黒昭夫殺害の件で
話を聞かせてもらうぞ。

桜田さん お怪我ありませんか?

大丈夫です。

これは なんだい?
映画の撮影かい?

ああ… 似たようなもの。

平井! お前 裏切ったな?

(せき払い)

あなた方のほうこそ

桜田さんを襲うとは
約束が違うのではありませんか?

そんな事だろうと思って

捜査一課と連携して
備えておいたけど。

(相川)クソッ…!

(平井)そういう事なら
言っておいてくださいよ。

出しゃばって
つまらない怪我しちゃったよ。

ん!
(工藤)見損なったぞ! 平井。

自分が助かるために
昔の仲間を売るとはな!

平井さんが協力してくれたのは
自分のためではありませんよ。

桜田さん親子を守るためです。

あなた方に手を貸した事も
全て話してくれました。

何が起きているのか
打ち明けてくれたら

お力になれると思いますがねぇ。

困ってる時は
警察を頼ってくださいね。

(杉下の声)あなたをだまそうと
提案したのも我々です。

落とし物を拾うふりをして
すり替える。

昔からよくある

ありふれた詐欺の手口に
過ぎませんがね。

チッ…。

詐欺師がカモられちゃ
おしまいか。

すまん。

(伊丹)じゃあ あとは こっちで。

(芹沢)
余罪 たくさんありそうだなあ。

(麗音)こちらは どうします?
彼は 我々のほうで。

(芹沢)おい。

ご協力ありがとうございました。

怖い思いさせて すいません。

ああ いえ。
私は 言われたとおり

預かった包みを
落としただけですから。

ですが あなたは
実に堂々とやってのけた。

大したものです。

ああ でも 佳枝さんが来た時は
どうしようかと思いましたけど。

ああ。 あれは不測の事態でした。

奥さん。
背中に なんかついてますよ。

あっ ガムだ。 ガムだな これ。

(佳枝)あら 嫌だ。
どこでついたのかしら?

こびりつかないうちに
取っちゃいましょう。

向こうでね 取りましょう。

それ 古典的な詐欺の手口です。

背中の汚れで注意を引きつけ
相手を引っかけるやつ。

とっさにやるなんて…

杉下さん やっぱり才能あるな。

恐縮です。

大丈夫ですか?
手 血 出てますよ。

痛い…!
あっ これ かすり傷です。

こんなもんね つばつけときゃ…
ペッ。

痛い!
(美月)駄目です。

痛いよ すごく痛い。
(美月)痛いですよね。

駄目です 駄目です。
こんな私のために

怪我させてしまって…。

手 貸してください。

あっ 痛い…。

応急処置。

ありがとう。

あっ…。

(平井)じゃあ 私は
この人たちと行きますんで。

はい。

お宅のほうは もう安心ですから。
(携帯電話の振動音)

ありがとうございました。
青木くんからです。

杉下です。

でも
くれぐれも用心してください。

例の荷物
まだ見つかってませんから。

はい。

どうもありがとう。

杉下さん それじゃ。

その前に。
例の荷物の行方は

あなたがご存じですよね?

梅田真知さん。

えっ?

梅田真知? 誰です?

桜田美月さんの本当の名前です。

この動画に映っているあなたを
見た時に

見覚えがある気がしましてね。

昨日 お目にかかって
確信しました。

あなたは 3カ月前に
警察官になりすまして

闇カジノの摘発を装って
売上金を巻き上げた

梅田真知さんだと。

えっ!?

これがカジノの監視カメラに
映ってた映像です。

「警察です。 全員動かないで」

「違法営業の証拠品
全て押収します」

「そこ 動かないで!」

これ 私じゃありませんよ。

君 なりすまし詐欺の常習犯だね。

まあ いい腕してるけど

警察官になりすましたのは
失敗ですね。

警察は メンツ潰されるの
何より嫌いますから。

何を言うんですか!

美月さんは 桜田さんのお嬢さんで
ここで一緒に暮らしてるんだよ。

越してきたのは
2カ月ほど前の事ですねぇ。

闇カジノ偽装摘発事件を
起こしたあと

捜査の手を逃れるために

別人になりすます事に
したのでしょうねぇ。

ええ 全くの一般人に。

桜田さんがボヤを出した事を
どこかで耳にして

娘さんと何年も
音信不通である事を調べ出し

美月さんになりすまして
家に入り込んだ。

杉下さん! それはあんまりだよ。
何を証拠に?

この人が
梅田真知さんである事が

顔認証システムで特定できました。

さっきの電話は
その知らせだったんですよ。

本物の美月さんと
連絡が取れてます。

今 宮崎に住んでいるそうです。

嘘だろ?

荷物を横取りしたのも
あなたですね?

恐らく 隠し場所は…

その中。

初めてお会いした時
車椅子の座り心地が悪そうで…。

座面のクッションが
妙に ゆがんでいるのが

気になりました。

(美月)ちょっと 椅子 直そうか?
ああ…。

(美月)ごめんね…。

(杉下の声)
そのクッションカバーの中に

荷物を折り畳んで隠し

段ボールと人形は
公園のゴミ箱に捨てた。

そう考えると
全てのつじつまが合うんですよ。

今 清掃業者 あたってるから

捨てた人形と段ボール
すぐ見つかると思います。

(梅田真知)な~んだ。

何もかも お見通しか…。

あ~あ… ついてないなあ…。

(真知)悪いのに
目ぇつけられちゃった。

それじゃあ…。

ごめんね。

おっちゃん
詐欺師のくせに人がいいから

だましてるの
気がとがめちゃった。

(真知)フッ…。

奪った荷物 渡してもらえますか?

あんなもの 盗らなきゃよかった。

(桜田)お前たち…
何を言ってるんだ!

美月は 俺の娘だ。

たった一人の大事な娘だぞ。

娘に手を出すな!

娘は渡さん。

どこにもやらんぞ!

あのね…。

もうお芝居しなくていいよ。

娘の顔が
わからないほどじゃない事

私 気づいてたから。

ちょっとごめん。

お父さんさ もう年なんだし

意地張らないで
娘さんと仲良くしたほうがいいよ。

折り合いが
悪いのかもしれないけど

親子なんだから うまくやんなよ。
ねっ?

誰が あんな娘と…。

偽者で何が悪いんだ?

よく世話してくれて
楽しかったんだよ。

それで十分なんだよ。

(桜田)お前たちが
余計な事しなけりゃ…

この先も うまくやれたんだ。

参ったな…。

この俺とした事が

素人さんにまで
だまされてたわけか。

馬鹿どもが…。

♬~

ああ…! もう 危なっかしくて
見てられないよ。

部屋まで送らせてもらって
いいですか?

ここで お待ちしてます。

お父さん。

♬~

♬~

(冠城の声)結局 みんな 何かに
なりすましてたって事ですかね。

桜田さんのお芝居は
僕も見抜けませんでしたねぇ。

一番の食わせものは
あのお父さんかな。

詐欺師をだます右京さんを
出し抜いた。

ええ。 お見事でした。

青木も たまには役に立ちますね。

右京さんが
あの動画を見なかったら

工藤も女詐欺師も
捕まらなかったでしょうから。

まあ 平井には気の毒でしたけど。

しかし 彼は起訴猶予でしょうし

恐らく 管理人の仕事を失う事も
ないはずですよ。

仕事より
もっと大切なものをなくしました。

恋です。

平井 美月さんに
本気で惚れてたようなんで。

まあ 片思いでしたけど。

恋ですか…。

(小出茉梨)あら 珍しい。

お二人で 恋のお話ですか?

まあ まあ まあ…。

右京さんに この手の話 しても
無駄ですけどもね。

それもそうですね。

君 時々 無礼な事 言いますねぇ。
まあ まあ まあ…。

さあさあ 温かいうちに どうぞ。

杉下さん もう一本
おつけ致しましょうか?

お願いします。

そのうち
平井 励ましに行きますか。

ええ。 そうしましょう。

いずれ また 近いうちに。
ああ…。

俺が殺してやった。

発見時の状態が
気になっていました。

(麗音)イニシャルハンカチです。

警察なんかに わかるはずがない。

奥さんにも
動機があるように思えますね。

全く別の真相があるような
気がしてならないんですよ。