ドクターX ~外科医・大門未知子~ #7[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ドクターX ~外科医・大門未知子~ #7[字]

森本光(田中圭)が医療系インフルエンサーになって東帝大に帰ってきた!未知子(米倉涼子)に対して「これからの医者の武器はメスじゃない。影響力だ」と大口を叩くが…!?

◇番組内容
失敗しない外科医・大門未知子(米倉涼子)に憧れるも、腕も自信も到底およばなかった外科医・森本光(田中圭)が帰ってきた!自らの動画配信がバズり、今では“医療系インフルエンサー”として多大な影響力をもつ存在となった森本は、東帝大病院のブランディング強化を目論む蜂須賀(野村萬斎)と手を組み、精力的な広報活動を展開。未知子に対しても「これからの医者の武器はメスじゃない。影響力だ」と大口を叩くが…!?
◇出演者
米倉涼子、野村萬斎、勝村政信、鈴木浩介、杉田かおる、一ノ瀬颯、宮本茉由、岸部一徳、西田敏行 
【ゲスト】田中圭
◇ナレーター
田口トモロヲ
◇脚本
小峯裕之
◇演出
高橋貴司
◇音楽
沢田完

【主題歌】Ado『阿修羅ちゃん』(ユニバーサル ミュージック)
◇スタッフ
【エグゼクティブプロデューサー】内山聖子(テレビ朝日)
【プロデューサー】大江達樹(テレビ朝日)、峰島あゆみ(テレビ朝日)、大垣一穂(ザ・ワークス)、角田正子(ザ・ワークス)、多湖亮太(ザ・ワークス)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/
☆Twitter
 https://twitter.com/DoctorX_tvasahi
☆Instagram
 https://www.instagram.com/doctorx_official/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

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キーワード出現数ベスト20

  1. 森本
  2. オペ
  3. 加地
  4. 安江
  5. 蛭間
  6. Dr
  7. 大臣
  8. 大門先生
  9. 本当
  10. 自分
  11. 手術
  12. 榎本
  13. 我慢
  14. 東帝大学病院
  15. 病院
  16. 武器
  17. お母さん
  18. 医者
  19. 影響力
  20. 榎本環境大臣

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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メッツェン。
はい。

(蜂須賀隆太郎の声)当院は

外科と内科を統合して

メディカルソリューション本部を
体制として

再スタートを切りました。

目指すべきは 内科主導の
先進的な次世代医療。

それを いま一度
確認させて頂きたい。

(蝶子)これは 本院の今週の
外科オペのスケジュールです。

オペが ぎっしり!

本来なら 前時代的な外科手術は
極力減らすべきもの。

どういう事か ご説明頂けますか?

(加地秀樹)はい。

これまで コロナ対応を優先させ

多くの患者様にオペの延期を
お願いして参りましたが

先日から その延期分のオペを
再開させました。

今は 緊急度の高いオペが
立て込んでいる状況です。

(寒蝉勇次)はい! 影響力のない
一般人をメスで切る事に

もはや
なんのメリットもありませんよ。

(加地)なんだ? お前は いつも…。
(原 守)メリット? あなたね…。

(蛭間)まあまあ…。
(原)メリット デメリットの話…。

(蛭間)待ちなさいよ。
はい 座って 座って。

ヘッヘッヘッヘ…
まあ あの

私からですね
言わせて頂きますと

蜂須賀本部長
私の思いとしては…。

いま一度

当院の運営方針について
確認致しましょう。

ああ… では 当院の事実上の
まあ トップである私の…。

ポイントは3つ。
(蛭間)ああ…。

あっ! スクリーンでやっちゃう?
いいんじゃね?

蛭間院長代理 完全に
蚊帳の外じゃないですか。

なんか 悲しくなってきた。
うん…。

1つ 感染研究センターの設立を
主軸とした

未来型の予防医療の確立。

2つ 不要な外科オペの徹底削減。

そして 3つ 広報活動の強化!

(足音)

新しく生まれ変わった
東帝大学病院を

広く世間に知らしめ
その影響力を強化する。

それこそが急務な課題。

そう 大事なのは
ブランディングです!

(扉の開く音)

蜂須賀本部長…!

皆さんに ご紹介致します。

どうぞ こちらへ。

我らが東帝大学病院の

ブランディング戦略を
支えてくださる

医療界のインフルエンサー。

Dr.森本です!

(拍手)

森本先生 どうした?
あか抜けねえな…。

あのDr.森本?
えっ…!?

すごい! 本物?

皆さん こんにちは
Dr.森本です。

なんか 風格が出てきて
なんか かっこ良くなったね。

どうぞ よろしく!
よろしくお願いします。

(蛭間)なんだ?
この疎外感っちゅうのは…。

〈これは
一匹狼の女医の話である〉

〈2021年

100年に一度の
パンデミックの嵐が吹き荒れ

世界中で医療崩壊が起きた〉

〈日本の白い巨塔は
火事場の馬鹿力を発揮し

なんとか
その荒波を乗り越えていた〉

大門先生! お久しぶりです。

相変わらず ご活躍のようで。

さすが 僕がリスペクトする
ドクターです。

襟 変だけど。

驚いてるようですね…。
まあ 無理もありません。

あの頃と僕は
まるで別人ですからね。

あんた 何年 外科医やってるの?
失格!

(森本)どうか お願いします。
僕は 四織さん 救いたいんです。

だったら 自分でやったら?

もう僕は あなたに泣きつくような
駄目医者じゃない。

僕は その気になれば

この病院をのみ込むほどの
影響力を手にしたんです。

大門先生にも
思い知らせてあげま…。

いない…。
(院内放送のチャイム)

はあ…。 今に わかりますよ。

〈そんな中

どこの医局にも属さない
フリーランス

すなわち
一匹狼のドクターが帰ってきた〉

名前 なんだっけ?

ExTuber?

(神原 晶)そう。
森本光先生 懐かしいわよね。

今は 大出世してるみたいよ。
ほら…。

「Dr.森本の
元気モリモリチャンネル」

「Dr.森本です」

「今日はですね 意外とNGな

食べ合わせ ワースト3を…」

チャラ~。

フォロワー数50万超えの
医療系エクスチューバー。

若者を中心に
人気に火がついて

今では 幅広く
支持されてるみたいよ。

(七宮安江)
はい メンチカツ定食!

お待ちどおさま。
おいしそう!

最近 晶さんさ
ご飯 作ってくれないし。

だから 忙しいのよ…。
だから 怪しいんだってば。

(安江)ねえねえ あなたたちさ

あのDr.森本の知り合いなの?

私ね ほら ファンなのよ~!
サインもらってきてくれない?

(七宮萌香)ちょっと お母さん!
もう… すみません。

初めはね この子が見てるのを
横から のぞいてたんだけど

ためになるし 面白いし。
顔もいいのよね~。

おばちゃん
このメンチカツ 超おいしいよ。

ちょっと 聞いてんの? もう…。

ん? おばちゃん どうしたの?

(萌香)お母さん?
(安江)ううん。 なんでもないの…。

大丈夫? ちょっと触るよ。

なんでもないっつってんのに
大げさな…!

お母さん だから 病院
行きなって言ったでしょ。

大丈夫よ…。

おばちゃん ちょっと検査しよう。

(森本)「オープン!」

「おー! すげー!!」

これの どこが面白いんだよ。
本当に なあ…。

子供の道具に乗っかってさ
影響力つけようってんでしょ。

(蛭間)
何 食ってんだよ プリンなんか。

ねえ 優衣ちゃん あの…

お客様は まだ
お見えになってませんかね?

もう 下に
お見えになってます。

ええ~!?
それ 早く言ってよ。

〈例えば この女〉

〈群れを嫌い 権威を嫌い
束縛を嫌い

専門医のライセンスと
叩き上げのスキルだけが

彼女の武器だ〉

(ノック)
はい! どうぞ。

失礼します。
(蛭間)はい。

(榎本宗七)いやあ 蛭間先生。
ハハハッ… どうも。

ようこそ いらっしゃいました
榎本環境大臣。

蛭間でございます。

私もね… 「お世話になる」
そういう思いですよ。

テレビの国会中継で
見たとおりだなあ。

いいお声だ。
また お上手で。

よろしくお願い致します。
お願いします。 どうも。

〈外科医 大門未知子〉

〈またの名を ドクターX〉

♬~

失礼します。
(安江)あっ…。

おばちゃん…。
はい はい。

胃がん ステージⅢ。
あら~。

もっと早く検査受けてれば
よかったのに。

そうは言ってられない
ご時世じゃない。

病院の皆さんだって
大変だったわけだし。

まだ今は
我慢 我慢と思ってね。

明日 オペするから
今から入院ね。

そんな 困るわよ。
お店だってあるのに…。

あのねえ…。
(安江)何よ~。

失礼致します。 七宮安江様。

ただ今 大門先生が申し上げた
手術の件ですが

恐縮ながら
延期とさせて頂ければと…。

なんでよ?
(原)ご承知のとおり

昨今は 医療の現場が混乱し
オペの順番待ちが

発生している状況でして。
何 言っちゃってんの?

さっきは 明日なら オペ室
空いてるって言ったじゃん!

事情が変わったんだよ…。
だから?

つい先ほど 緊急入院の患者様が。
何よ?

(はなをかむ音)

(蛭間)この度は 手術のご決断
誠にありがとうございます。

(榎本)私もね このままでは
いけないと思っていたので

助かりましたよ。
(榎本・蛭間の笑い声)

こうね 頭の中に
おぼろげに浮かんできたんです。

おおっ 何がでしょう?

「オ」 「ペ」の2文字がね。

おお~ ハッハッハ…。

「オペラ」かとも思ったんですが
「オペ」でしたね。

ユーモアセンスと直感力。
素晴らしい!

ねえ?
ねえ! ねえ!

(蛭間)ところで 大臣ね あの…
手術が成功した暁にはですね

我が東帝大に
まあ グリーンエコロジー認証を

授けてくださるという件
なんでございますけれども…。

いやいや あの…
まあ それが目的でね

手術お誘いしたわけじゃ
ございませんので…。

ハッハッハ…
いやあ この病院は

環境についても
よく考えていらっしゃる。

植物も たくさんあるし。
ああ…。

私は 環境大臣として

お力になれると…
思っていますよ。

ありがとうございます!
(ドアの開く音)

ちょっと!

緊急入院って なんの病気なのよ?

(向島太一)なんだ? 君は。
失敬じゃないか。

はあ?
アルバイトの大門未知子 出て行け。

そっちが
オペの横入りしたんでしょ!

(向島)ちょっと 君!
(加地)失礼致します!

おい 大門。
勝手に大臣の部屋に入るな。

(原)どうも
ご無礼をお許しください。

さあ さあ さあ 行きますよ。
大臣なの? あんた…。

本当に もう…!
申し訳ございません。

(キャスター)「榎本環境大臣が本日から

東帝大学病院に緊急入院した事が
わかりました」

「詳しい病状などに関しては
明らかにされておらず

東京で開催される…」

蛭間院長代理ですね。
勝手な事を…。

すぐに情報を集めます。

(噴霧音)

自由奔放なお方だ…。

あれ? おばちゃん…。

ここの患者は?
(川咲桃子)退院されました。

えっ!?

はい お待ちどおさまでした。
待ってました!

おばちゃん ご飯おかわり。
(安江)はいよ。

いやあ しかし
何もなくて よかったよ。

うちの娘が大げさなだけだから。
おかわり まだいいね。

はい いらっしゃい!
…あら。

「あら」じゃないわよ!
なんで 勝手に退院してるのよ。

長期入院なんて
そんな お金も暇もないわよ。

それに 手術の日 決まったら
連絡くれるって言ってたし。

そんな事 言ってたら
また先延ばしになるの。

ニュース見たわよ。
えっ?

お国のために働く大臣が
優先なのは当然。

そういう大事な人を
先に やってもらって

私は最後でいいの。
でもね…。

何? 今 私 手術
今日明日中にしなきゃ

死ぬの? 違うでしょ?
放っておいたら 死ぬんだよ。

大丈夫!
今は まだ 我慢 我慢。

何? それ。
Dr.森本の生配信が

これから始まるのよ。 ほら もう
用がないんだったら 帰った…。

ああ もう…。
(安江)ああ… ねえ ねえ ねえ。

それよりさ なんか食べていく?
あっ 食べるか…。

おばちゃん おかわり まだ?
(安江)ああ ごめんね~

遅くなっちゃって。

ほらね このとおり。
元気モリモリ! イエーイ!

なんだよ? それ。

Dr.森本の
元気モリモリチャンネル~!

(拍手)
ありがとうございます。

というわけで
本日は 特別生配信!

東帝大学病院 メディカルソリューション
本部長の蜂須賀先生に

次世代型医療について
お伺いしたいと思います。

「こちら 東帝大学病院では

最先端の医療体制で
治療に臨んでいるんですよね」

「はい。 まず オンライン診療で
幅広い…」

うわあ すごっ!
2万人が見てるってよ。

人気エクスチューバーを利用して
PRを図るなんて

さすが 蜂須賀本部長
最先端ですねえ。

(蟻原)Dr.森本は
若手医師たちの間じゃ

カリスマですから。
(加地)そうなの?

(リサ)ほら 見てください。

この動画なんて
100万再生 超えてますから。

(加地)「新しいバイクを買ってみた」

これ 医者と関係ねえじゃねえか。

(原)しかも
モーニングルーティン動画が40万回再生。

「Dr.森本の
モーニングルーティン」

「はい これ!」

(矢島)すごいですよねえ!

(加地)何?

お前たちはさ
エクスチューバーに憧れてるの?

俺みたいなスーパードクターに
憧れてるんじゃねえのか?

(4人)…はい。
(加地)えっ? えっ?

収益だって すごいんですよ。

Dr.森本の この総再生数なら
収入は

多分 億…。

(加地・原)億!?
(矢島)夢がありますよねえ。

カリスマ
エクスチューバーですから。

なんか
嫌になってきちゃったな…。

これは駄目だ~!
もうさ

森本が こんな動画で
億の金 稼いでる間に

俺たちは
月給だけで せっせとオペだぜ。

なんか 腹立ってきた。

「この度 東帝大学病院の
公式チャンネルを

開設させて頂きます」
「それは ビッグニュースです!」

何が 公式チャンネルだよ…。

もう 私に無断で
勝手な事ばっかりやりやがって

この 蜂須賀! 蜂須賀!

今に見てなさいよ あなた ねえ。

明日 大臣のオペが
無事に終わったらね

病院の権力構造が
鮮やかに変わりますから。

そうだ…。
あの 大臣のね 病状については

超極秘事項なんでね

情報漏洩だけは
気をつけてくださいね。

(優衣)承知しました。

元気…。
(3人)モリモリ~!

(カメラのシャッター音)

ありがとうございます!
(森本)ありがとうございます。

(女性たち)頑張ってください!

大門先生!

大門先生…!

どうですか? これが
僕の 今の医師としての姿です。

あっ… よければ 僕のチャンネル
出演してくださいよ。

致しません。
医師免許いらないでしょ?

もう… 大門先生は
考えが古いですよ。

…古い?

医者が オペで救える数には
限りがあります。

(森本)けど 僕のように
情報を広く発信すれば

何千 何万という人たちを
情報で救う事ができる。

これからの時代

医者の武器は メスじゃない
影響力ですよ!

あんた 何 言っちゃってんの?

まあ 大門先生には
理解できないでしょうね。

これが 次世代のドクターです。
浅い。

Dr.森本ですよね…?

ほらね。 こうやって
僕に影響されたファンの人たちが

続々と来るんです。

怖っ。

あなたのせいで…
あなたのせいで お母さんは!

ちょっと
何? 何? 何? 何…。

「皆さ~ん」

「今は 我慢 我慢」

この動画を見たから お母さんは
「病院に行くのは やめよう」って。

痛っ…。 だって これ…
これは…。

(萌香の声)お母さんは

元々 自分の事は
後回しにする人なんです。

(割れる音)

我慢 我慢…。

(萌香)大ファンのあなたに
こんな事 言われたら

我慢するに
決まってるじゃないですか!

お母さんに
もしもの事があったら…

私 あなたを許しませんから!

影響力が武器?

その武器で人殺すんだ。

(少女)大坂さんと話した。

(大坂)
テニスとともに生きていける私は 幸せだ。

でも テニスがすべてではない。

はっとした。

幸せではない人や 不公平を見て

黙っていることはできない。

私の情熱を 世界中の人たちに届けたい。

きっと 理想は 現実になる。

世界を 元気に。 くらしを 理想に。

(蝶子)蜂須賀本部長。

榎本環境大臣の病状を
入手しました。

これは…。

(ため息)

(ドアの開く音)

ああ すいません。
夜は まだ これから…。

(安江)えっ…?

ちょっと 嘘…。

(安江)
Dr.森本に会えるなんて…

病気になるのも悪くないね。

あの… 本当に
すいませんでした!

僕の不用意な発言のせいで
病気の発見を遅らせてしまって。

オペのスケジュールは
僕が責任を持ってやりますから。

違うのよ。
あなたのせいじゃないの。

座って。
(森本)えっ…。

自分の体の事ぐらい
自分が一番わかりますから。

重たい病気だろうなって事ぐらい
わかってましたよ。

じゃあ どうして…?

(安江)この店ね

旦那から受け継いで

娘と2人で
切り盛りしてたんだけど

コロナの影響で…

経営が にっちもさっちも
いかなくなっちゃってね。

お酒も提供できなくなると
売り上げが結構下がっちゃって

お客さんも離れていって。

しかも… 協力金?

手続きに不備があるって言われて
もらえなかったのよ。

もう この店 おしまいなの。

だからね…
恥ずかしい話だけど

私の生命保険が下りれば

あの子も少しは楽な暮らしが
できるかなあと思ってさ。

そういう事。

そんなの…

そんなの駄目ですよ!
手術受けなきゃ駄目です!

希望を捨てちゃ駄目ですって!

あんたは やっぱり
優しいお医者さんだね。

違うんです…。

僕は…。

あの 僕は…。

うっ…!

(森本)安江さん?

安江さん!!
安江さん 大丈夫ですか!?

(萌香)お母さん!!
(森本)安江さん!

(萌香)お母さん!!
(森本)救急車 呼んでください!

(萌香)はい…。
(森本)安江さん 聞こえてますか?

潰瘍底から出血してる。

(加地)今は
容体が安定してるが

播種が生じたら
取り返しがつかなくなるぞ。

もう オペは
先延ばしにできないからね。

けど 本人が
手術を受けるつもりはないと…。

えっ?

本人が
オペを拒絶してるんじゃな…。

そもそも オペ室の空きが。

どうしようもないじゃないか。

じゃあ あんたが説得してよ。

影響力が武器なんでしょ!

(森本)でも あの…。

影響力が武器なんでしょ。

♬~

僕には無理なんですよ…。

説得できなかったか…。

僕は 本当は…

誰からも必要とされない
なんの取りえもない

駄目な医者なんですよ~!

(森本の声)気づいたら
自分の事ばっか話してて

自分でも引くぐらい泣いちゃって。

(森本)ごめんなさい…!

僕は 誰かに影響を与えるとか

そういう
大層な人間じゃないんですよ。

うん 知ってる。
うん… ごめんな。

本当は 慰めてやりたいんだけど

「そうは言っても こいつ
めちゃくちゃ稼いでるんだよな」

って気持ちが邪魔して
慰める気になれないんだよな。

(原)それ わかります。
(森本)なんですか? それ。

(加地)俺さ エクスチューバーとは
仲良くなれないわ。

(森本)ああっ ちょっと…。

(原)それ わかります。
そんなふうに言わないでください。

ここは ちゃんと
おごりますから…。

だから そういうのもさ なんか
「億稼いだから 当然だよ!」って

こっち 思っちゃう自分がさ
なんか いるんだよね。

もっと高い店にすりゃ
よかったよなあ。

(原)そうですよね。
いつも来てますもんね。

はい。 本当は
これも逃げただけなんです。

ここ数年 実家の病院
手伝ってたんですけど

コロナで
経営が立ち行かなくなって。

なんとか 当面の金稼がなきゃって
もがいて

ExTubeを始めて…。

「ズン! チャチャッ!
ズン! チャチャッ!」

「ズン! チャーン!」

(森本の声)そしたら
たまたま動画がバズって…。

内心じゃ ホッとしてたんです…。

自分が駄目な医者だっていう
事実から逃げられるから。

でも 本当は ずっと苦しくて…
後ろめたくて…。

だからって そんな
泣き言 言われても… なあ?

…って お前が泣いてんのかよ!
今 泣くとこ あった?

森本先生もさ 苦労してたんだね。

(森本)はい。

うわあ~ もう 簡単な奴。

僕 思うんだけど
結局さ 人間っていうのは

自分の持ってる武器で
戦うしかないんだよね。

(原)僕 そう思うな。

あの あの…

僕の武器って
なんなんでしょう?

それは…。

加地先生… ねえ…。
うん…。

もう! どうせ 僕なんか
なんの取りえもないですよ!

(蛭間)今日一日で
登録者数1万人超えとは

さすが蜂須賀本部長ですな。

これこそブランディングです。

東帝大ブランドの
いい宣伝になります。

しかしね…。
ハハッ こんなもん

しょせん 子供が見る
おもちゃ動画ですよ。

今どきのおもちゃも
侮れませんよ。

榎本環境大臣はですね

明日のオペ
無事成功すればですね

まあ グリーンエコロジー認証を

我が東帝大病院に
授けてくださるそうです。

そうなればですね

日本を牽引する存在に
なるわけですね。

それこそが まあ 本当のブランド
というものじゃないですか?

ハハハ…。

環境大臣の病状は
かなり重いんですか?

いやいや 大した事はありません。

我が東帝大病院の
外科にかかれば

もう なんの事はありません。
ハハハハハ…。

さすがは院長代理。

肩書にふさわしい
お仕事をなさる。

(2人の笑い声)

(神原)未知子 大変!

早く来て! 早く!!

もう!
なんなのよ 朝から 晶さん…。

何 何… 早く これを見て!
こっち こっち!

もう うるさいな~…。
これ これ これ!

(キャスター)「昨日
東帝大学病院に緊急入院した

榎本環境大臣の病状ですが

副鼻腔炎であるとの情報が
入ってきました」

副鼻腔炎?

しかも かなり軽い症状みたいよ。
時々 鼻水が出るんだってよ。

え~っ?

(キャスター)「もし 事実だとすれば

環境サミットを控えた
このタイミングでの入院に対し

批判は免れないでしょう」

一体 どこから
情報が漏れたのでしょうねえ。

(キャスター)「花岡副大臣が
代理を務める予定で

環境サミットに向けて調整が…」

院長代理!
蛭間院長代理!

榎本大臣の容体が

軽度の副鼻腔炎だという
情報がありますが…。

もし それが事実なら
環境サミットを前にした

逃亡ともいえるのでは
ないでしょうか。

アハハハハ…。

榎本環境大臣は
重篤な病を抱えておられて

緊急オペの必要性が
出て参りまして…。

「それで まあ
入院されたという事ですね」

「ご覧頂いたとおり
榎本環境大臣は重病であると

病院の幹部が明らかにしました」

これはこれで
問題じゃないですか!

そうなんですよね。
ちょっとまずい事になりましたね。

(向島)重病説が流れた以上

今さら 軽い副鼻腔炎でしたとは
言えないでしょう!

アハハハハ…。
(榎本)君 君。

(向島)はい!

今さら 本当の事を言っても
大炎上するでしょうし

もう どう転んでもアウトですよ!

(ノック)
(蛭間)はい。 おお…。

ちょっと どういう事なの?
(蛭間)えっ?

副鼻腔炎なら
ちゃっちゃと済ませて

おばちゃんのオペ やらせてよ!
いや 今 ちょっと

複雑な問題
話し合ってるからね…。

一般人の事なんて
どうだっていいんだよ!

これは 一国の未来がかかった
問題なんだ!

一般人?

じゃあ こいつは 何人なのよ?

私は 大臣だ!

バカなの?

何 言ってんの あんた。

今 あんたが 「なにじんなの?」
って聞いたから

「だいじんだ」
って答えたんじゃないの。

こっちは命に関わる問題なの!

私もね 最近 鼻の通りが悪くて

何を言っているのかわからないと
言われる機会が増えてね。

これは
政治家としての命に関わるんだよ。

全く意味わかんない。
言ってる事がペラペラなんだよ!

確かに 英語はペラペラだ!
ハハハハハ…!

おばちゃんのオペ 先やるわ。

ちょ ちょ… 待て! 待て 大門!
落ち着きなさい!

今ある 全ての問題を

私が同時に
ソリューション致しましょう。

3 2…。

東帝大学病院公式チャンネルを
ご覧の皆様 こんにちは。

「本日は
榎本環境大臣の病状について

説明させて頂きます」

「榎本大臣の病名は

胃がん ステージⅢです」

やっぱり重病だったんだ。

「今回の手術は非常に困難であり

とはいえ 今後の医療の発展に
役立ちたいという

大臣の強い意向により
よって…」

大臣の緊急手術を

ご覧のチャンネルにて
生配信させて頂きます!

(加地)生配信?
(原)一体 どういう事ですか?

さあ あんたたち オペ行くよ。

オペ?
俺たちも?

♬~

(蝶子)すでに 5万人の視聴者が
集まっています。

まだまだ上がりますよ。

(蜂須賀の声)ですから

大臣は 軽い病状がバレて
評判が崩れるのを防ぎたい。

大門先生は
自分の患者のオペがしたい。

当院は 実績を上げ

世間に広くアピールしたい。
はい。

これらは 皆
同時に解決できる問題なのです。

すなわち…。

(加地)替え玉外科手術…。

こんな作戦を行動に移すなんて

蜂須賀本部長 恐るべしだな。

(蛭間)まさか
大臣のオペのふりをして

おばちゃんのオペをするとは…。
ハハハハ…。

そして 執刀医は…。

(蝶子)えっ?
大門未知子じゃないんですか?

(蛭間)神様 仏様

大門未知子様!

(雀野義人)
バイタル 安定しています。

はい…。

(森本の声)大門先生。

安江さんのオペ
よろしくお願いします。

致しません。
えっ? なんで?

本人の要望なので。

えっ? えっ…?

頑張ってね。

頑張ってね?

患者さん 入ります。

あっ…。

安江さん どうして?

お母さんが

Dr.森本がオペするなら
受けてもいいって。

私は あなたにお願いしたいの。
よろしくお願いします。

(加地)よりによって
お前を指名するとはなあ。

まあ 腹くくるしかないだろ。

(森本)はい…。

(息を吐く音)

(加地)大丈夫か?
(森本)はい…。

(森本)ただ今より
幽門側胃切除を始めます。

メス。
(戸田結衣)はい。

(息を吐く音)

(息子)<母は… どんな人だったんですか?>

(父)<厳しくて 優しい人でした>

<矛盾してますね>
<人はみんな 矛盾しているものです>

<ともみさんも矛盾していますか?>
<矛盾だらけです>

<そんな人が先生でもいいんですか?>

<みんな ホッとするんじゃないでしょうか>

<僕も 先生になれるかもしれないですね>

<ほら 小さな希望が生まれましたよ>

(女性)配信なの? これ。

すげえな これ。

モノポーラ。

(蝶子)あっ…
動画がトレンド入りしました。

日本中が注目しています。

大門未知子じゃなくて
大丈夫なんでしょうか?

♬~

(森本)エネルギーデバイス。
(結衣)はい。

(加地)出血しやすいから
慎重にな。

(森本)はい。

汗。
(柿谷亜矢)失礼します。

(加地)もう?
(森本)すいません…。

♬~

(加地)腫瘍が膵尾部に
浸潤してる。

膵臓も合併切除する
必要があるぞ。

えっ?

♬~

♬~

森本

お前 いつものパターンを
期待してるだろう?

えっ?

大門は来ない。

あいつは急きょ
別のオペに入る事になった。

えっ?

このオペ
お前がやりきるしかないんだ。

…はい。

膵尾部ごと切除します。

(森本)汗。
(亜矢)失礼します。

(加地)また?

(原)局部麻酔 完了。
それでは 始めますよ。

(榎本)私は全身麻酔でと
お願いしたはずだが…。

オペ室 空いてないんだから
わがまま言わない。

(榎本)しかし 怖い…。
大臣 怖がってらっしゃるから。

ちゃっちゃとやるよ。
(原)大臣に

「ちゃっちゃ」とか言わない。
痛かったら言ってくださいね。

ああ 痛い…!
痛くない。

(榎本)死ぬーっ!
死なない!

(榎本)ああ ああ…!
大げさだな~ もう。

(原)ファイトでーす。
動くと鼻血出すんだから…。

(原)はいはい ファイトでーす。
おお 見えた 見えた 見えた…。

(榎本)ああ…
ああ~っ! ああ~っ! ああ…!

次に幽門側を切除します。
リニアステープラー。

(結衣)はい。

これは…?

腹膜播種…!

(森本)そんな…!

(蟻原)えっ これって…
大丈夫なのか?

(蝶子)もし このオペが
失敗なんて事になったら

東帝大病院の評判は
地に落ちます!

(加地)網嚢に播種があるんじゃ
切除は無理だ。

取りきれない。

無理って… 失敗って事!?

(加地)森本… 閉じよう。

♬~

インオペします。

(森本)1-0モノフィラメント。
(結衣)はい。

♬~

(加地)大門!

見せて。

最悪の展開だ。
播種が生じていた。

うん…。

予想どおり。 時間どおり。

代わって。
(森本)えっ?

代わる!

(榎本)ど… どうなってるんだ?

もし このオペが失敗したら
私はどうなるんだ?

これは
大臣の手術という事ですので

その場合は…

亡くなって頂くという事に…。

冗談じゃない!

助けてくれ! 私を殺すな!

(森本)もう これ以上は…。
大門先生…。

腫瘍は
ブルゼクトミーで取りきる。

ブルゼクトミー?

病巣が散らばった網嚢を
破らないように包みながら

胃と脾臓 膵臓を
一塊にして切除…。

網嚢を包んで取るなんて
無理ですって。

強引に切除すれば
膵液瘻の危険があります。

むちゃですって!

私 失敗しないので。

そうでした…。

急ぐよ。 リニアステープラー。
はい。

ボーッとすんな。
はい!

モノポーラ。
(結衣)はい。

8/8に下げて。
(亜矢)はい。 下げました。

はーい。

♬~

横行結腸間膜前葉を剥離。

メッツェン。
はい。

網嚢は破けやすいから
術野展開は慎重にね。

(加地)了解。

♬~

優しくね。

切除完了。 再建するよ。

モノポーラ。
(結衣)はい。

♬~

血圧120の80
心拍数80でサイナス。

終了。

(加地)お疲れ。
(雀野)お疲れさん。

♬~

お母さん。

(森本)手術は 無事成功しました。

Dr.森本が
がんを取り除いてくれたって。

そう…。
なんとお礼を言ったらいいか…。

違うんです…。

えっ?

本当は 僕じゃないんです。

腫瘍の切除が困難で

僕なんかじゃ
到底 力の及ばない

スーパードクターの力を
借りたんです。

僕は… 僕は…。

フフッ…。

やっぱり あなたは
私が見込んだとおりの人ね。

(安江)
素直で 正直で 真っすぐで…。

だから
そのスーパードクターの力も

借りられたんじゃない?

森本先生
ありがとうございました。

♬~

(あくび)

大門先生!

あの… ありがとうございました。

おかげで 気づいたっていうか…。

一人一人の患者と向き合う事こそ
医者の仕事だって。

僕 実家の病院
もう一度 頑張ってみます。

ちゃんと
患者と向き合ってみます。

やめといたら?

えっ?

だって
あんた オペ下手なんだし。

あんたの取りえっていったら…

バカ正直なとこぐらいなんだから。

ありがとうございます!

なんだ? あいつは…。

(カメラのシャッター音)

大臣のがんは
見事 切除致しました。

(記者たち)おお…!

ですが
早期発見がなされていれば

当院のケミカルサージェリーで

切らずに治せたであろう事を
思うと

それが残念でなりません。

東帝大学病院の内科的治療は
素晴らしく進んでいるそうで…。

画期的かつ先進的で
そしてエコロジー。

ちゃっかり宣伝しやがって…。

その新体制を評価し
東帝大学病院に

グリーンエコロジー認証を
授けたいと思います。

(記者たち)おお…!
ありがとうございます!

では…。

蛭間院長代理。
えっ?

お納めください。
私? えっ…?

今回の治療は
蛭間院長代理の

ご尽力があったからこそです!
いやいや いやいや…。

それは それは どうも どうも…。
ありがとうございます。

院長代理の蛭間でございます。
ハハハ… どうも よろしく…。

あなたに感謝を伝えたい。

ああ… ありがとうございます。

おめでとうございます!

(拍手)

アハハハハ…。

(拍手)

メロンです。

契約書です。

契約… えっ?
請求書じゃなくて…?

今回のオペの請求は
蜂須賀本部長に致しました。

蛭間院長代理は
ただの置物でしたしね。

はあ…。 で これは?

(神原)この度 神原名医紹介所は

神原名医&名エクスチューバー紹介所
として

再スタートを切りました。

お互いの取り分に関しまして…。

あの… 僕 エクスチューバー
やめる事にしたんです。

やめる?
はい。

僕が欲しいものは
お金でも人気でもなくて

医者としての
誇りと自信だって事に

気づいたんで…。

ほう…。

(森本)す… すいません…。

(安江)本当にバカな子だね。

まあ そんな あなたが
好きなんだけどね。

ジャジャーン!
森本スペシャル。

うわあ すっげえ!

(萌香)これからも 応援してます!

はい。
(安江)ところで 大門先生は?

ん?

〈群れを嫌い 権威を嫌い
束縛を嫌い

専門医のライセンスと
叩き上げのスキルだけが

彼女の武器だ〉

突然のお誘いにもかかわらず
ありがとうございます。

こっちこそ助かった。

最近 うちのシェフがサボってて。

うん…
この肉… この肉 うま~い!

よかった。
ナイフさばきも お美しい。

うん 野菜も うまっ!

グレート。

ん?
フフッ…。

(汽笛)
うん…!

この世のどこかに

ドクターXと呼ばれる
伝説の医者がいる。

もし 本当にいるのなら

語り合ってみたいものです。

医療の未来について。

はあ… おいしかった。

ハッチ ごちそうさま。

あっ…!

おおっ…!

〈外科医 大門未知子〉

ありがとう…。

〈またの名を
ドクターX〉

(城之内博美)
全然 変わってないね。

(八神さつき)もう長くない事は
自分でも よくわかってるの。

私に切らせて。
(博美)この患者のオペはできないわ。

いつまでも
ハチ野郎の犬でいいの?

(さつき)これも運命だね。
言ったでしょ?

私 しつこいって。
(博美)さつき!

〈『Doctor-X』を
最初から一気に見るなら

TELASAで〉

〈『ドクターY』
『ドクターエッグス』も見放題〉