火曜ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」♯3禁断の三角関係!友情のハグ!?…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

火曜ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」♯3禁断の三角関係!友情のハグ!?  

[字][デ]清野菜名&坂口健太郎が送る不意キュン必至の偽装夫婦ラブコメディ!好きな人に結婚祝いをされて偽装夫の男心は複雑!?そして大きな仕事のチャンスにハプニング発生!

詳細情報
番組内容
百瀬(坂口健太郎)の好きな人が兄嫁の美晴(倉科カナ)だと知り、明葉(清野菜名)はなぜかモヤモヤ。2人は百瀬の同級生たちが開いてくれる結婚祝いパーティへ。思い出話で盛り上がっているとなぜか麻宮(深川麻衣)が飛び入り参加!明葉のお節介で百瀬は心のシャッターをガッツリ降ろしてしまう。家では気まずい空気が流れる中、明葉に大きなコンペの話が舞い込む。予期せぬ出来事が起こりコンペは思わぬ展開に…!?

出演者
清野菜名、坂口健太郎、倉科カナ、高杉真宙、前野朋哉、中川翔子、笠原秀幸、小林涼子、森永悠希、長見玲亜、深川麻衣、岡田圭右、木野花、田辺誠一 ほか
原作・脚本
原作 有生青春「婚姻届に判を捺しただけですが」(祥伝社「フィール・ヤング」掲載中)
脚本 田辺茂範
音楽
主題歌 あいみょん「ハート」(unBORDE/Warner Music Japan)
音楽 末廣健一郎、MAYUKO
スタッフ
プロデューサー 松本明子、那須田淳、演出 竹村謙太郎、編成 宮﨑真佐子
公式ページ
◇番組HP
http://www.tbs.co.jp/hannoshi_tbs/
◇twitter
https://twitter.com/hannoshi_tbs/
@hannoshi_tbs
◇instagram
https://instagram.com/hannoshi_tbs/

おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – その他
福祉 – 文字(字幕)

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キーワード出現数ベスト20

  1. 美晴
  2. 百瀬
  3. 結婚
  4. 大加戸
  5. 舛田
  6. コンペ
  7. 明葉
  8. ハグ
  9. 今日
  10. デザイン
  11. 偽装結婚
  12. 自分
  13. 相手
  14. アッキー
  15. プレゼン
  16. 仕事
  17. 自由
  18. 同級生
  19. 麻宮
  20. 友達

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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じゃない?
ホントに

(シズカ)「ダメ…」

(明葉)いや いや いや いや…

終止符 打たれても

このあとの親戚付き合いとか
どうすんのって

そりゃ 普通 そうだよな~

兄嫁だもんな…

《偽装までして結婚する理由って》

《(柊)好きな人がいるからです》

《結婚できない相手なんです》

《僕が好きなのは美晴です》

<でも… 百瀬さんと美晴さんと
お義兄さん>

<いつ 誰から
誰を好きになったんだろう?>

<確か 百瀬さんと美晴さんは>

<中学の同級生って
言ってたけど…>

<てことは お義兄さんが>

<美晴さんと会ったのは
あとからで>

<弟から兄に乗り換えたとか?>

ダメだ…

油断すると つい考えてしまう

お互いの私生活には干渉しない

はい!

…って 無理!

兄嫁だよ

偽装結婚しちゃうほど
兄の嫁が好きって

そんな設定 知っちゃったらさ…

電子書籍の一巻だけ無料みたいな

この状況よ

百瀬さんも 私みたいなのが
煩わしいんだろうな~

いるし!

いちゃ まずかったですか?

明かりもつけないで
どうしたんですか?

考え事を
このほうが落ち着くので

ああ…

大加戸さん
はい

さっき 美晴から
電話があったんですけど

美晴さん!?

やっぱり いいです

いや… そこでやめられると

気になって
眠れなくなっちゃうんで

僕と美晴が
中学の同級生ってことは

知ってますよね?
ええ

実は そのときの友人が

僕の結婚を
どこかで聞いたらしく

実家のお弁当屋に
たずねてきたそうで

で まあ… 美晴に

僕達の結婚祝いをしないか
って提案を

いいお友達ですね

僕達は
偽装結婚なんですから

祝われるのは
最小限にとどめたい

そこは賛成です

お金返したら
いずれ離婚するつもりですし

適当な理由を考えて
断っておきます

はい

<同級生…>

<これは もしやの
当時の百瀬さんと美晴さんのこと>

<色々 聞けちゃうチャンス?>

あの~

お祝い 断ったら
美晴さんに

私達の結婚のこと
怪しまれませんかね?

そうでしょうか?
何というか…

こういう
小さな油断の積み重ねが

美晴さんに疑念を
抱かせちゃうんじゃないかと

それは… 否めませんが

私 行ってもいいですよ
そのお祝い

百瀬さんのご家族とも
会ってるんで

何か聞かれたときの
シミュレーションはできてますし

そのための偽装結婚ですし

まあ… 確かに

では お言葉に甘えて
お願いできますか?

はい!
うん?

あっ… いえ

(一同)おめでとう!
ありがとうございま~す!

何か意外です

うちの夫
休み時間も一人で

本読んでるタイプかと
思ったんで

こんな仲いい
お友達がいたなんて

(美晴)一人で本読んでるのは
そうだったけど

ねっ
もう 焼いてくよ

みんなで遊びにいくときとかは
このメンバーだったよね

あっ 花火
見にいったりとか

懐かしい!
ねえ

あと リップスライムのライブ
懐かしい!

柊ちゃんが
リップスライムのライブ!?

柊くん 覚えてる?
帰りに 私 足 捻挫しちゃって

柊くんが
おんぶして帰ってくれたの

そうだっけ?
あった あった!

<当たり前だけど>

<私の知らない
百瀬さんばっかだな>

(麻宮)こら!
ちょっとダメよ

ダメ! こらっ!
もう おとめ

ダ~メ すみません

ゲッ 麻宮祥子

えっ!? 嘘! 何で?

うち この近くなんですけど
何で 二人が?

もも…

あの~ 夫の同級生の方達が
結婚のお祝いを

えっ… 何で 明葉さんが
うちの受付の人と?

えっ? あっ…
先日 ご実家に

お弁当を買いに
いったんです

そしたら 奥様が
お手伝いされていて

そう! そうなんです

《へえ~
あなたが偽装結婚の相手?》

それから
仲よしなんですよね~

へえ…

(麻宮)じゃ
美晴さんの旦那さんが

百瀬さんのお兄さん?

お弁当屋さんのご主人?

旭くんっていうの
旭くん?

<聞き出すの うまいな~>

へえ~ 同級生の兄嫁か~

もしかして 初カレって
旦那さんだったり?

恥ずかしながら 実は…

(麻宮)いや~っ!
≪マジ!?

<根掘り葉掘り
あんた グッジョブだよ!>

じゃ じゃ

お兄さん 一筋で
そのまま結婚まで?

まあ… 色々あったけど

≪色々?

結局 旭くん 一筋で!

≪えっ 色々って何 結局って何?

<色々?>
(美晴)秘密!

<色々 何があったんだい?>

≪教えてくださいよ
麻宮さん お肉 どうぞ

あっ… ありがとうございます

<けん制 入ったか>

私もワイン 飲みたい

ホント?
じゃ グラス持ってくるね

(麻宮)いいんですか?
≪飲みすぎじゃない? 今日

<一筋に至るまでの 色々って何さ>

<まさか
百瀬さん 意外と肉食で…>

<いや… それはないか>

<ということは
百瀬さんの一方的な片思い?>

《(旭)お待たせ 待った?》

《ううん 今 来たとこ》

<ずっと二人のことを
木の陰から…>

《(旭)原宿って初めて》

《モーニングタイムと…》

<自動販売機の陰から…>

<特売の のぼりの陰から…>

<そりゃ こじらせるわ~>

緑のほうが絶対 いいよ

絶対 黄色だよ!
やだ 絶対 やだ

はあ…

何か手伝うことある?

ああっ! 大丈夫?
大丈夫

飲みすぎじゃない?
そうだね

だって
嬉しかったんだもん

柊くんの結婚を こうやって
みんなでお祝いできて

ありがとう

美晴が言いだして
くれたんでしょ

この会
お安い御用だよ!

かわいい かわいい
義理の弟のためだもん

弟だけど 同い年だろ

はい そうでした そうでした

ああ… 俺 やるから
美晴 座ってて

ああっ…
座ってて

優しいな~

弟くんは~!
だ… だから

(麻宮)帰ろっか

今日は 飛び入り参加
楽しかったです

百瀬さん
また 明日 会社で

美晴さんにも
よろしくお伝えください

はい

そこまで送るよ
いいんですか?

お気をつけて
じゃ 俺も

ありがとうございます
またね おとちゃん

おとちゃ~ん

<麻宮祥子 完全に
私より今日の主役だったな>

<おかげで 色々 知れたけど>

もう 美晴 飲みすぎだよ

どうする?

≪美晴んち どこだっけ?

≪百瀬の実家でしょ?
≪あっ そっか

柊ちゃん おんぶしてったら?
えっ?

中学のときみたいに

≪あっ それがいい 百瀬 頼んだ

兄貴に迎えに来てもらう

<もう 何で?>

<そんなんだから お義兄さんに>

<好きな人 とられちゃうんだよ>

柊 ありがとうな

うん あとは よろしく
うん

よし… 行くぞ 美晴

もう 何杯 飲んだのよ

(旭)明日 仕事だよ

ただいま~

あれ?

これ 美晴さんの?

私 間違えて
持ってきちゃった?

百瀬さん…

余計なことはしないでください
えっ…

美晴をおぶって
送っていけと

僕と美晴の距離が

縮まるチャンスとでも
思ったんですか?

いいじゃないですか
送っていくくらい

それ以上
どうなるわけでもないんだし

僕自身が望んでないんです

僕は誰にも
悟られることなく

美晴を思っていたい

ただ それだけです

改めて確認しますが…

この結婚は
外野から余計な干渉や

詮索をされないためのものです

そして 僕にとって

結婚相手である大加戸さんも
外野の一人

それだけは
忘れないでください

これは返しておきます

<私 がっつり
心のシャッターを下ろされた>

(森田)うん よくなってるな
こっちのカーブのほうが

リズム感がある
はい

で 人物は?
(舛田)どうもどうも~

(ひかり)お疲れさまです
はい どうも

舛田さん
主人がお世話になっております

大加戸さん いや…
ちょっと待って

もう 百瀬さんや!

いや でも これを機会に
もう明葉さんでええか

仕事は大加戸でやってるんで
これまでどおり大加戸で

あっ そのパティーンね
インプット完了

は~い
あっ このあとでしたよね

打ち合わせ
はい お願いします

では 私は…
おお えっ?

ちょっと待って えっ?

え~っ これ

大加戸さんのデザイン? これ
はい

このパティーンもできる?

舛田さん いつも
リクエスト多めだから

要素の多いデザインに
なりがちですけど

どっちかといえば
シンプルなデザインのほうが

得意なんで
よかったら 今度ある

埼玉県主催の大型イベントの

トータルデザイン
やってみるか?

トータルデザインですか!?
うん

まあまあ 言うても
企画のコンペ

参加しようと 今
準備してるとこやけどな

それでも どう 興味ある?

ムチャクチャありますけど

私もコンペに参加する
ってことですか?

ベシャリは
この舛田に任せなさい

いや だから
大加戸さんは本番まで

コンペまでに
かっこいいデザイン案を

作ってくれたら
それだけでオッケー

本番は俺の横に座ってるだけで
全然 オッケーやからな

ありがとうございます
決まれば 結構な実績になるぞ

はい! よろしくお願いします

今から緊張する

緊張せんでもええがな
最適な相談相手

家にいるでしょ! 家に

まあ 俺に比べりゃ全然
レベルが違うけどね

(足音)

いいですか?
ええ

実は 今 仕事で…

お仕事なら邪魔しないほうが
いいですよね

心のシャッターは
下りたままか

(携帯着信)

(美晴)「わー! うっかり!」

「柊くん 預かってくれてたんだ」

「旭くん イベントに出店してて」

「帰り夕方だけど
私はお店にいるよ」

おはようございま~す
(ひかり)大加戸

今日 家で作業するって
言ってなかった?

やっぱり 会社のほうが
集中できるんで

ふ~ん

(彩乃)明葉さん
お客さん 来てますよ

(深雪)
誰よ!? あのイケメン!

(唯斗)やっぱ
アッキーの職場だったんだ

えっ!? 何で?
これ

うちの病院に忘れてあった

これ 捜してたの!
ありがとう

デザイナーって言ってたけど
ホントだったんだ

ねえねえ
ちょっと相談があるんだけど

(妻)どうした?
(夫)早く帰ってきてください。

シャンプーしてたら 後ろに気配が…。

そういうときあるから。

≪(猫の鳴き声)ニャーオ!

何かいる! 早く帰ってきてください!

無理だよ メキシコだし。

いつ帰ってきますか?
あした? あした? あしたとか?

No te preocupes!

え? 何ですか?
<部屋があなたを守ります>

<セキュリティ賃貸住宅 「D-room」>
おかえりなさい。

ニャーオ!
ひぃ!
ふふっ。 ただいま。

「飼い主募集のチラシ」
院長に頼まれちゃって

自分で作るのに
デザインのこととか

色々 知りたいんだよね

(せき払い)

まあ 忘れ物
届けてもらったしね

よっしゃ~! ラッキー

前に仕事で受けた

トリミングサロンの
オープン広告

参考になるか分からないけど

お~っ! えっ すごっ!

えっ これ
アッキーが作ったの?

一応 デザイナーですから

え~っ えっ 俺もパソコンで
こういうの作れる?

ソフトの使い方さえ
覚えちゃえば

そこまで
難しくないんじゃない?

それ アッキー 使えるの?
え~っ 教えて教えて

ねっ お願い

何?
ううん

お願い上手だな~って

その性格 うらやましい

よく言われる

私 ダメなんだよね
人にお願いって

色々 余計なこと
考えちゃって

ふ~ん…

何か 誰かに
頼みたいことがあるの?

まあ…

そういえば

この前 言ってた
偽装結婚の友達

うまくやってる?
な… 何で急に!?

別に そんな
慌てることないじゃん

そ… そうだけど

もしかして その友達って

アッキーだったり?
はあ!?

(旭)みちゃる ただいま~

あれ 旭くん もう帰ったの?

うん 何か 意外と弁当
早く完売しちゃって

へえ~
これ 何か 人気の…

うん

シェナンフェ?
みちゃるにお土産

(美晴)フィナンシェ?
(旭)あっ フィナンシェ?

(美晴)え~ 嬉しい! やった

(旭)あっ 何 これ 生春巻き?

(美晴)うん 新しいメニューに
どうかなと思って

味見する?
(旭)うん する する!

(美晴)はい どうぞ

(ドアが閉まる)

どうした?
うん

すいませ~ん
(初恵)は~い

あら 百瀬さん!

甘いもの
お好きですか?

あっ フィナンシェ?
もう 大好き!

元気になられたようで
よかったです

その節は
ご心配をおかけしました

いえいえ
もう このとおり

今日 明葉は?

家で持ち帰った
仕事をしてました

大事な旦那さん
ほったらかして?

もう… あの子らしい

はい
明葉さんらしい?

昔から そう

絵 描いて熱中すると

ご飯も食べないし
お風呂にも入らないのよ

そうなんですか…

僕ら あまり
お互いのことを知らずに

結婚したので…

すいません

別に謝ることないじゃない

相手のこと
何でも分かってたら

結婚なんてできないわよ

夫婦なんて 分かんないから
いいんじゃない?

はい
ありがとうございます

アッキー 嘘 下手すぎ

あなたが いきなり
変なこと言うから

「あなた」じゃなくて唯斗ね

俺だって まさか

核心ついちゃうと
思わなかったし

好きでもない相手と
結婚するなんて

信じらんないって思ってるでしょ
別に

お互いに契約の条件が
見合ったんなら

それで
いいんじゃない?

結婚なんて
契約の一つにすぎないし

愛のない夫婦なんて
いっぱい いるじゃん

どうせ 心のシャッター
下ろされてるしね

心のシャッター?

外野の一人ですから
寂しいもんですよ

(唯斗)アッキー

ちょっと 何!?

元気 出して

ああっ!
うん?

あっ… これは

違うんです!
違う?

あの… これは
そういうんじゃなくて

えっ?

誰?

夫…

夫?

…って 夫!?

邪魔してしまいましたね
先に帰ってますね

あの…

待ってください!

マジか…

(少女)大坂さんと話した。

(大坂)
テニスとともに生きていける私は 幸せだ。

でも テニスがすべてではない。

はっとした。

幸せではない人や 不公平を見て

黙っていることはできない。

私の情熱を 世界中の人たちに届けたい。

きっと 理想は 現実になる。

世界を 元気に。 くらしを 理想に。

あの… さっきの人なんですけど

抱き合っていた彼?

あれは ただのハグです
何でもないです

気にしてませんから

勘違いされるの嫌なんで
あの人は ただの友達です

友達とハグを?
テンション 上がったときとか

気持ち分かり合えたときとか
うわ~って盛り上がって

男とか女とか関係なく

思わず ギュッと
ハグしたりしません?

しません
えっ!?

サッカー見てて
ゴール決まった瞬間とか

二人でサッカー観戦を?
じゃないですけど

そういうテンションのときの
友情のハグ?

そう! 友情のハグ!

<何 私は
必死に弁明してるんだ>

別に かまいませんよ

この結婚が解消されたあと
再婚するしないは

大加戸さんの自由ですし

その下準備を
今していることにも

不満はないので

そこは お互い
自由にやりましょう

自由に?
ええ 大人ですし

(井上)男も女も結婚すると
書類一つで

誰かのものになっちゃうんだから
変な感じですよね~

百瀬さんは
浮気願望とかないんですか?

浮気って感覚が
僕の中にないから

おお 奥さん 愛されてる

おっ 百瀬!
はい

奥さん 順調か?
妻が 何か?

コンペの準備!

何か ええアドバイス
送ったやろな?

コンペ?
いや まだ聞いてないんか!? お前

ああ… はい

ただいま~

人が来るなんて聞いてないけど

美晴さんかな?

≪ひと月ぶり?
もう 急に結婚しちゃうから

<美晴さんじゃない!?>

我慢できなくて
会いにきてくれたんですか?

≪奥さんにとられたくないもん

≪久しぶりに
思いっきりハグさせて!

お好きなだけ どうぞ

マジで?

《そこは お互い
自由にやりましょう》

《大人ですし》

(足音)

大加戸さん お帰りなさい

お客さんですか?
玄関にヒールが

ああ ええ あの 実は…
あっ!

私 今から出かけますんで
お気になさらず

今から?
あっ… え~と

友達と
ああ… 例の彼ですか

ごゆっくり

ご… ご… ごゆっくり?

そういう相手が必要なら
その行為込みで

偽装結婚してくれる相手と
偽装結婚しろ~い!

妻なんだから
女連れ込んでること

怒ったっていいんだよ

結婚してるのに
お互い恋愛は自由にって

何なの この状況!

≪悲しい!

ゲッ! 麻宮祥子!

偶然ですね
聞いちゃいましたよ~

偽装結婚とか言いながら

実は 百瀬さんのこと
好きだったんですね~

はあ!? そんなわけ…
でも

百瀬さんが好きな相手は
美晴さん

絶対に振り向いてもらえない人が
夫なんて…

むなしい!

ホームラン!

(ファンファーレが流れる)

今日は ありがとう
すっごく満たされた

結婚したからって

遠慮しなくて
いいですからね

(坂原)
うん? これ 例のコンペの?

一応 二案
作ってみたんですけど

(坂原)ああ~ B案はねえな

攻めすぎですかね?

お前さ 自分の作風に寄せすぎ

誰も大加戸のデザインなんて
求めてないんだから

もっと こう
クライアントからの

意図をくみ取らないと
すいません

うん
俺はB案のが好きだけどな

社長!

いいんじゃないか?
コンペなんだし

大加戸だって こっちで
いきたいんじゃないか?

いやいやいや
それじゃ勝てないですって

何なら 俺 大加戸の代わりに
やりましょうか?

たぶん 舛田さん
結婚のご祝儀のつもりで

大加戸に
振ってくれたんじゃないか?

えっ?
ただし 大加戸がもらったのは

仕事じゃなくて
チャンスだ

つかみ取れるかは 大加戸次第だ

こっちで考えてみます

コンペ うまくいくといいな
あっ 社長!

このあと
お時間ありますか?

もし よければ
模擬コンペ的なものに

付き合って
もらえないかな~って

あ~ このあと
妻と会うことになってて

おっ… おう

(瑞希)久しぶり

元気そうだな
座れよ 座ってるか

あれ 書いてくれた?
ああ…

あれか あれな あれか…

何だっけ?
ふふ~ん

そうくると思った

おっ 先に注文しろよ

ここのクリームソーダ
おいしいらしいぞ

はい どうぞ

(瑞希)予備もありま~す

クリームソーダは
いいか…

はい
あっ ありがとう

お礼なんかいいのに
そうはいかないって

わざわざ ストール
届けてもらったんだから

あのストール
お気に入りだったんだ

だから… はい!

スコーン!

美晴が作ったの?
そうだよ

柊くんに
食べてもらおうと思って

あっ スコーンに
ジャムつけて食べると

おいしいんだ 知ってた?
ふ~ん

貸して

おお~ 柊くん すご~い

旦那さんがいると
こういうとき助かるよね

あれ…

そう言うと 柊くんが
何か私の旦那さんみたいか

ハハハ… いや
明葉ちゃんがって意味ね

別に 明葉さんは

俺なんか
頼りにしてないと思うけど

そんなことないでしょ

柊くんだって
明葉ちゃんのこと

頼りに思ってるでしょ?

そうなのかな

やっぱり 結婚すると
色んなことが変わるし

うん… それが 全部

いいことばかりじゃ
ないかもしれないけど

私が 旭くんと夫婦
続けられてんのも

やっぱり よかったな
って思うことが

私の中にあるからで

そのよかったことが
少しずつ増えてくのが

夫婦なのかな
…って思うけどな

だから 柊くんと
明葉ちゃんだって

うん…
うん

ただいま~

また~?

ジャムも?
うん

今日は 美晴さんですか…

ジャム たっぷりつけて
うん

あっ 明葉ちゃん お帰り

お邪魔してます
ただいま

お帰りなさい

明葉ちゃんもスコーン食べてね
あっ…

ありがとうございます

じゃ 私 帰るね

ああ… うん 兄貴によろしく
またね また

あっ 大加戸さん

もうすぐ 埼玉県のイベントの
コンペですよね?

舛田部長から聞きました

どうして
言ってくれなかったんですか?

舛田部長から
「アドバイスしてやれ」と

言われました
他人の心配より…

もっと 自分の幸せを考えたら
どうですか?

百瀬さん
言ってましたよね?

「自分は これ以上
不幸になることはない」って

じゃ 幸せは?

百瀬さんは この先

1ミリも
幸せにならないんですか!?

大加戸さん 酔ってます?

酔ってません!
少しは自分の気持ちに

正直になったら
どうですか?

突然 そんな
熱いこと言われても…

僕は 僕の思うように
してるつもりですが

でも 女の人
連れ込んでるじゃないですか

えっ?
好きでもない人を

美晴さんの代わりにして
今までもこれからも

ずっと そうやって
生きていくことが

百瀬さんにとっての
幸せなんですか?

いや…

僕の幸せは 僕が決めます

何が幸せかなんて

他人に決められたく
ありません

もう いいです

いや…

もう 何やってんのよ

(携帯着信)

もしもし 舛田さん!?
私 もう現地についてますけど

☎井上です
井上?

秀伝堂の井上です
舛田のスマホから

代わりに電話しています
舛田さんは?

それが さっき
急な腹痛で運ばれまして

《(舛田)イテテ…》

《≪連絡のつくご家族は?》
《嫁! 嫁!》

《俺やなかったら 連絡つくわ!》

《奥さんに電話して》
《(舛田)イテテ…》

《すいません 通ります!
開けてください》

《イテテ…》
恐らく 盲腸かと

私 これから

舛田さんとコンペに参加する
予定なんですけど

私で代打になるなら
そちらに伺いますけど

さすがに引き継ぎなしでは
ちょっと…

分かりました
連絡 ありがとうございました

☎コンペは!?

事情を説明して辞退するしか…

秀伝堂の舛田で
エントリーしてます

順番 次ですね
あちらでお待ちください

あの…
あっ どうぞ

お世話になっております

<チャンスだったんだけどな~>

<私一人で コンペやってみる?>

≪秀伝堂の方 お願いします
はい

森田デザインの大加戸です

よろしくお願いします

(クライアント)企画提出は
秀伝堂さんとなってますが

はい 今回 一緒に担当しました
プレゼンは私が

(クライアント)そうですか

では お願いします
はい

ふう…

<よし!>

今回のイベントに
あたりまして

「集え若者」を
キャッチコピーに

メインビジュアルを
作成いたしました

それで…

え~と…

ええ~

(クライアント)どうしました?
あっ はい

企画書にもありますように…

書いてあることは結構です
ですよね

<ヤバい… 頭 真っ白>

どうしましょうか

<もう やだ…>

<素人が代理店の人の代わりに
プレゼンをやるなんて>

<到底 無理だったんだ>

申し訳ありません!
う~ん…

失礼します
遅れて申し訳ありません

秀伝堂の百瀬と申します

プレゼンに参加予定でした
舛田ですが

体調不良のため
プレゼンを引き継がせてください

(クライアント)
そういうことでしたか

では お願いします
はい

今回のイベントの最大の目的は
若者の誘致増加です

そこで 我々が着目したのが

スケートボードです

埼玉県が誇る日本最大級の
スケートボードパークで行われる

エキシビションを
このイベントの肝に据えることで

若者からの関心を引こう
と考えています

メインビジュアルに関しましても

あえて
スケートボードが際立つような

インパクトのある
デザインにしました

埼玉=スケートボードの
聖地という印象をつけることで

新しい埼玉のイメージを

獲得することにつながる
と考えています

従来の地域創生の
固いイメージを

スケートボードを
用いて覆し

若者の注目を狙います

本当に
ありがとうございました

上司の穴を埋めただけです

あの…

一つ 聞いてもいいですか?
何でしょう?

どうして 百瀬さんが
プレゼンできたのかなって

質問にも
的確に答えてたし

井上さんは 「引き継ぎなしで
いきなりは無理だ」って

企画書と
大加戸さんのデザイン画は

事前に確認してましたから

それだけで!?

やっぱ すごいですね
代理店の人って

代理店の人間だからといって
その場しのぎの

デタラメだけでは
乗りきれません

ちゃんと
その企画やデザインに

魅力を感じてなければ

説得力のあるプレゼンは
できませんから

デザインにも魅力
感じてくれたんですか?

感じてなかったら
駆けつけません

ありがとうございます

改めて 今日は
ありがとうございました

大加戸さんも
お疲れさまでした

ああ~っ!

おいしいですね~

いいんですか?
飲むのは彼じゃなくて

あの人は 本当に…
百瀬さんの勘違いです

じゃ… 友達

はい

百瀬さんこそ…

お互い
その辺は自由ですから

まあ 別に いちいち

言うことじゃないとは
思いますけど

でも ちょっと
家に連れ込むのはどうかと

あの… それは え~と

私も一緒に
住んでるわけだし

妻とか関係なく

それは もしかして…

おもちに会いにきた
女性のことでしょうか?

おもち?

前に同じマンションに住んでいた
猫好きの方で

僕が長期出張のとき

おもちを
預かってもらってたんです

引っ越してから
会う機会がなくなったので

先日 うちに
えっ?

《≪ひと月ぶり?
もう 急に結婚しちゃうから》

《我慢できなくて
会いにきてくれたんですか?》

《久しぶりに
思いっきりハグさせて》

《お好きなだけ どうぞ》

じゃ… 私も勘違い?

…のようですね

えっ じゃ 私 百瀬さんに

色々 変なこと
言っちゃったかも

「もっと 自分の幸せを考えたら
どうですか?」

うわ~っ!
「百瀬さんは この先」

「1ミリも
幸せにならないんですか?」

大丈夫です 言わなくて

あの言葉…

結構 刺さりました

えっ?

大加戸さんの遠慮ない言葉

好きですよ 僕は

いいですよ 聞いてもらって
美晴とのこと

気になりますよね?

え~と…

何でもかんでもって
わけじゃなく

答えられる範囲でですけど

考えてみたら こんな結婚に

協力してもらってるわけだし

彼女のことは

知っておいてもらったほうが
いいこともあるかなって

百瀬さんが…

心のシャッターをオープンに

常時開放ではないので
あしからずですが

もちろんです!

私も無理やり
こじ開けたりしませんから

話したいことだけで

誰かに話したいと思ったことは
ないですけど…

知ってのとおり

僕は兄貴とは正反対の性格で

家族の中でも
毛色が違うっていうか

だからって 両親や兄貴と

仲が悪いわけじゃないですが…

でも…

美晴が店に来るようになって…

《(美晴)こんにちは》
《(透)あっ いらっしゃい》

《美晴ちゃん これ
一人で食べるんだったら》

《うちで食べてけば?》

《でも…》
《(すみれ)いいわね~》

そのうち 弁当じゃなくて

うちで 一緒に
食事するようになって…

《そうそう
今日の体育でね 柊くん》

《顔面でボールキャッチ
してたんですよ》

《(旭)
運動音痴は俺と似てるな》

《その絆創膏は それでか》

《まあ…》

《この子 そういうこと
自分から話してくれないの》

《じゃ 校内の俳句コンクールで》

《入賞したことも
知らないんですか?》

《そうなの!? えっ どんな俳句?》
《うん》

《もう いいよ》

それから…

家族との会話が増えました

《黒板アート? へえ》

元々 クラスでも
浮いた存在でしたが…

美晴と親しくなったことで

クラスメイトとも
話すようになって…

先日 ああやって

同級生が結婚祝いで
集まってくれたのも…

美晴がいてくれたからで

美晴が
僕の世界を広げてくれたんです

<この人…>

<何てピュアなんだろう>

ただ…

気づいたら
美晴と兄貴は結婚してて…

僕は いつの間にか
義理の弟になってて

でも それで…

美晴が幸せなら僕はいいんです

僕の美晴への思いも
変わることはありません

<私… ちっとも分かってなかった>

<キモくなんかない>

<ストーカーなんかじゃない>

<この人は…>

<ただただ 好きな人を
一途に思い続けているだけ>

<そして…>

<そうやって
思い続けていることに>

<百瀬さん自身が苦しみ続けて…>

あの… 百瀬さん

今だけ ハグしても
いいですか?

えっ?

ハグさせてください

私は…

百瀬さんの味方です

これが…

友情のハグですか

<これは… 友情?>

<違う>

<恋のフラグは立ってしまった>

<友情のハグはできない>

<したくない!>