<土ドラ>顔だけ先生 #09【マジョリティとマイノリティは共存出来ますか?】[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

<土ドラ>顔だけ先生 #09【マジョリティとマイノリティは共存出来ますか?】[字]

恋の季節…園芸部・森戸朋也(長谷川慎)のお相手は?白熱の生徒会選挙!!投票日当日、生徒が消えた(秘)理由…遠藤(神尾楓珠)は“サンタクロース捕獲装置”を制作中で…!?

番組内容
季節は12月。2年B組ではいい雰囲気のカップルがちらほら。
そんなムードもお構いなしに菊玲学園では生徒会長選挙の開催が間近に迫っていた。最終的な候補者は坂本佑太(綱啓永)と水原みずき(田幡妃菜)。顔が広く友人の多い佑太がリードの様子だが、迎えた選挙当日、想像だにしない出来事が起こる!!学校に誰一人生徒が登校してこなかったのだ―――
番組内容2
そんな中、遠藤(神尾楓珠)は“サンタクロース捕獲装置”を懸命に制作中で…!?
出演者
神尾楓珠 
貫地谷しほり 
三浦涼介 
笠原秀幸 
阿部華也子 

和田聰宏
 / 
八嶋智人

【2年B組】
長谷川慎 
矢吹奈子 
櫻井海音 
綱啓永 
小宮璃央 
景井ひな 
三浦りょう太(※りょう太のりょうは、けものへんに寮のうかんむりなし) 
石井礼美 
前川佑 
あかせあかり
スタッフ
【企画】
市野直親(東海テレビ) 

【脚本】
秋山竜平 

【音楽】
木村秀彬 

【主題歌】
崎山蒼志「風来」(ソニー・ミュージックレーベルズ) 

【演出】
原桂之介 

【プロデュース】
後藤勝利(東海テレビ) 
中頭千廣(東海テレビ) 
池田禎子(スイッチ) 

【制作】
東海テレビ 
スイッチ
ご案内
【公式サイト】
https://www.tokai-tv.com/kaodakesensei/  

【公式ツイッター】
https://twitter.com/tokaitv_dodra  

【公式Instagram】
https://www.instagram.com/dodra_tokaitv/ 

【公式TikTok】
https://vt.tiktok.com/ZSeetqqrD/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  9. 小畑
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  11. 藤嶋
  12. ドローン
  13. 自分
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  15. 反応
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  17. 一緒
  18. 頑張
  19. 森戸
  20. 気付

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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ポニーキャニオン

自分を認めてもらいたければ
他人を否定するのではなく

愛することが
重要だと思うんですよね。

(翼)また駄目だったよ。

(早坂)
ゲイの息子と しゃべってると

情けなくて
涙が出てくるんでしょう?

自分を認めてもらうには
愛が必要なのかな。

危ないなぁ もう。

あっ 亀高先生 お疲れさまです。

また 勝手に
屋上 入ってたんですか?

屋上は 入るというより
出るじゃないですか? 普通。

あなたに
普通を指導されたくない。

今度は 何?
これですか?

サンタクロース捕獲装置です。

ああ もう 12月だもんね。
そうなんですよ。

早くしないと 間に合わなくて。
そうだね。 急がなくちゃ。

うまくいったら 感動するだろうな。
わくわくが止まりません。

ごめん。
やっぱり スルーできない。

何? サンタクロース捕獲装置って。
サンタクロースを 捕獲する 装置です。

う~ん… できれば それ以上の
情報を聞きたいんだけど。

亀高先生
晩ご飯 一緒に どうですか?

んっ?

それって… どういう あれ?

一緒に行けたら うれしいなぁ
っていう あれですけど。

今日は ちょっと先約が。

そうですか。
じゃあ また今度にしましょう。

あっ そうそう これ…。

12月だなぁ。
えっ?

恋の季節。

いやいやいや いやいやいや…。

もう これは… 付き合ってる
ってことで いいんだよね?

付き合ってないよ。
まだ OKしてないもん。

(凛空)イブに告白して
今度こそ 付き合う予定。

ね~っ!
(今日子)ね~。

好きにしてください。

(茂)こっち読むね。

はい チーズ。

(太郎)みんな浮かれちゃって
見てらんないよ。

別に 彼女いなくても
幸せになれると思うけどなぁ。

そうだね~。

(太郎)小林君には
加藤先生がいるじゃないか。

(樹)うん 幸せだよ。

いいね~。
(太郎)いいな~。

えっ!? いつの間に? どんな人?
会わせてよ。

(早坂)おい! しっ!

おとといから。 優しい人。
そのうちね。

気付かなかった。 言ってよ。

だいぶ ハッピーオーラ
出してたと思うけど。

自分が
そういうのから遠のいてると

他人のそれにも気付かないか。

人を鈍い女みたいに
言わないでくんない。

じゃあ 中村先生が 最近

お昼の愛妻弁当のみならず

3時の愛妻スイーツまで
持ってきてるの 気付いてた?

えっ? 気付かなかった。

(早坂)教頭先生が この間から

ニヤニヤ 愛人とメールしてるの
気付いてた?

最低。

(早坂)しかも 相手は 小畑ちゃん。
嘘でしょ!? 全然 気付かなかった。

ってか 小畑先生って
遠藤先生推しじゃなかった?

ライバルがいなくなったんだから
チャンスじゃん。

いや 私は…。
誰かに先越されてからじゃ遅いよ。

だから そういうんじゃない
って言ってんでしょ。

頑張って。

(涼介)立候補を取り下げます。

どうしたの? 木村君。

あんなに
やる気満々だったのに。

だって 坂本君 友達 多いし

僕なんかじゃ
太刀打ちできませんよ。

そんなことないよ。 生徒会選挙は
人気投票じゃないんだから。

木村君が人気ないのは
認めるんですね。

そうは言ってません。
(涼介)坂本君の選挙公約

部員の多い部活とか 人気の部活の
待遇をアップするって。

大所帯のところは
みんな 坂本君に入れるだろうし

僕の敗北は 決定してるんです。

そんなことないよ。
最後まで やり通そう。

(電動ドリルの音)
(涼介)すいません。

(電動ドリルの音)
(涼介)失礼しました。

(電動ドリルの音)

うるさ~い! 趣味は
学校の外で やってくんない?

授業に使うんです。

あなた 日本史の教師ですよね!?
(電動ドリルの音)

ねえ? ねえ!
(電動ドリルの音)

(みずき)何 植えるの?

(朋也)んっ? 考え中。

遠藤先生は ここ一帯を
芋畑にしたいらしいけどね。

(みずき)フフッ 何それ。

(朋也)
水原さんは 何がいいと思う?

(みずき)う~ん…。

バオバブの木。

(朋也)ああ アフリカの?
(みずき)うん。

(朋也)いいかも。
(みずき)フフッ。

(朋也)じゃあ…。

ここに1本 どーん! と。

(みずき)邪魔だよ。 誰も喜ばない。

(朋也)でも 少なくとも
2人は 満足すると思うよ。

2人?

っていうか
無理でしょ バオバブは。

そうだね。

まあ でも やってみないと
分かんないと思うよ。

どんな野菜でも 花でも木でも

この畑なら 育つかもしんない。

今 この瞬間
全ての可能性がある。

よ~し。

≪おはようございます。
≪おはようございます。

(佑太)木村 おはよう。
(涼介)おはよう。

あとは 任せろ。
(涼介)ああ。

≪紙 押さえとく。
(彩美)ありがとう。

(みずき)おはよう。
(りん菜・佑太)おはよう。

水原 よろしくな。 頑張ろうな。
(みずき)頑張ろう。

あっ おはよう 蓮。
(蓮)おはよう。

(蓮)選挙活動 頑張ってんな。
(佑太)頑張ってるよ。

由希 おはよう。
(由希)おはよう。

(由希・佑太)よう。

(由希)いや~ でも
意外なライバルの登場だね。

坂本候補 今の心境は?
(佑太)いや~ 楽勝でしょ。

(葵)絶対 勝ってね。
わがバドミントン部のために。

うち 部員 少ないし 弱いから

坂本が生徒会長になったら

体育館から追い出されちゃうと
思うんだよね。

だから お願いします。
(生徒)お願いします。

う… うん。

(美子)水原さんが当選したら

授業中に お弁当 食べるのを
許可してください。

私 よく
お菓子 食べてるじゃないですか。

おなか鳴るのとか
恥ずかしくないですか?

えっ カツラ?
(大輝)ずっと憧れてる髪形が

あるんだけど
たぶん 先生に怒られちゃうんだ。

ああ…。
(大輝)だから お願いね。

(藤嶋)まあ 坂本君の掲げてる
公約は 理にかなってますよね。

人数の多い部活に
予算を回すのは 当然ですよ。

生徒の間でも
坂本の圧勝ムードなんだろ?

(早坂)いや 意外と 水原さんも
支持 集めてるみたいですよ。

坊主にしたことで
知名度 上がりましたからね。

(早坂)しかも
頭を丸めた理由が夢のため。

あの行動力と 意志の強さは

大きい派閥に
属してない生徒たちにとって

希望の星じゃないかな。

(佑太たちの話し声)

(佑太)坂本 佑太です。

(藤嶋)そうは言っても やっぱり

組織票 握ってんのは
おっきいんじゃないですかね。

大差で やっぱり
坂本君が勝つんじゃないですか?

私は 水原さん派かな。

坂本君 何か
チャラチャラしてて 苦手なので。

亀高先生は? どう思いますか?

生徒会長は
生徒が自分たちで決めるものです。

教師が
どちらか一方に肩入れするのは

よくないと思いますよ。

(小畑)真面目だなぁ 亀高先生は。
疲れませんか?

えっ?
(早坂)もうちょっと自由でも

いいんじゃない?
(中村)肩の力を抜いて

少しぐらいは 遠藤先生のことを
見習うべきかもな。

何ですか みんなして。

(みずき)♬「ジングルベル ジングルベル
ジャンジャンジャン ジャジャン」

はい はい はい!
(みずき)♬「ルンルンルン チャチャン」

♬「チャンチャン ウワ ウワ ウーワ」
これが見習うべき自由なら

私は 不自由でいい。

(みずき)おっとっと… 危ない。
(スイッチを切る音)

ありがとうございました。
おかげで作業が進みました。

生徒に何をさせてるんですか?
急がないといけないので。

(蓮)じゃあ 次は こっちのお願い
聞いてもらいますよ。

佑太に 応援コメント
お願いします。 拡散するんで。

それは…。
お断りします。

えっ?

珍しく見解が一致しましたね。

教師は
生徒会選挙に関与できないの。

あっ ちょっと…。

一番人気の遠藤先生を
味方にできれば

票が稼げると思ったんだけどなぁ。

一番人気!? 変なことして
目立ってるだけなのに?

(蓮)そんなことないですよ。

森戸が カッコ良くなったのも

大輔が
元気に工場で働いてるのも

遠藤先生のおかげですよね。

他にも 蟹江とか 小林とか。

私も
遠藤先生のおかげで今がある。

(蓮)うん。 故に
遠藤先生がナンバーワンです。

ちょっと待って。

こんなこと言いたくないけど
ホントに言いたくないけど

森戸君を
メークでカッコ良くしたのも

市川君に工場を紹介したのも
私なんだけど。

そうなんですか?
そうですね。

いいけどね。
確かに 遠藤先生は

学校の外で
生徒を変えてるみたいだし。

だけどね 突拍子もない行動を
取らなくても

教師は みんな
毎日 生徒のこと考えてるよ。

何か怒ってます?
怒ってません。

真面目にやってる人が
報われないなんて

おかしいって言ってんの!
真面目で何が悪いの?

真面目な人が 人気者に
勝てないなんて 誰が決めたの?

そうだよ。

水原さん あなたこそ
生徒会長になるべき。

教師が 選挙に
関与しちゃいけないのでは?

ところで 水原さんは
何の用で ここに来たんですか?

あっ えっと…。

少数派でも 強気でいく秘訣を
遠藤先生に聞きたくて。

(蓮)遠藤先生は
少数派じゃないでしょ。

クリスマス前に
いい感じになるなんて

ザ・多数派じゃん。

何の話ですか?
(蓮)えっ?

亀高先生と 遠藤先生って…
そうですよね?

はぁ?
(蓮)2人で理科準備室に

しょっちゅう いるじゃないですか。
噂になってますよ。

アハハ…。
何で笑うの?

そっか~。
そんな噂が立ってますか。

否定しないんですか?
する! しますよね? ねえ?

遠藤先生は 多数派なんですか?

多数派だと言われたのは
人生で初めてです。

フッ…。
いや 何で笑うの。

感慨深いものがありますね。

そうですか。
遠藤先生も そっち側なんですね。

水原さん?
(みずき)もういいです。

あっ 葵ちゃん おはよう。
坂本 佑太 よろしくね。

(葵)頑張ってください。

んっ? 何だ? 何だ?

おはよう。
(由希)おはよう。 頑張ってんね。

(佑太)おう。
(愛佳)あのさ

私 佑太と より戻すつもりないよ。
(佑太)えっ?

どうしたの? 急に。
2人 とっくに別れてんじゃん。

そう。 とっくに別れてんのに
やり直したいって しつこいの。

勘弁して。
(茂)フラれた原因は

将来性のなさだっけ?

それが今じゃ
生徒会長候補だもんな。

すげえな。
(愛佳)それ 私が言ったの。

(茂)えっ?
(愛佳)「真面目になったら

やり直してくれるか?」って
しつこく聞いてくるから

生徒会長にでもなったらねって
適当に返事したら

真に受けちゃったみたい。
(翼)いやいや いやいや

さすがに そんな理由で。 なぁ?
(佑太)おう。

一番 目立つしね。
(佑太)なあ。

(翼)何で黙った?
マジみたいになるだろ。

いやいや 黙ってない。
いやいや 目立てるからさ。

(愛佳)
私は 水原さんに入れるから。

不純な動機で立候補したなら
今すぐ降りてほしい。

もし仮に 佑太が
生徒会長になっても

復縁とか ないから。

いや 別に…
俺だって そんなつもりねえよ?

あっ… あっ! ちょっと待って!

ぼうこう 破裂しそうだ。
悪い。 ちょっと小便 小便 小便。

あ~っ!

♬~

♬~

水原みずき
形勢逆転したんだって?

(藤嶋)そうなんですよ。

まあ どちらかというと 坂本が
自滅したみたいなんですけど。

(小畑)
こうなってくると 坂本君も

応援したくなっちゃうんですよね。

(早坂)いいかげんだな~。

(朋也)園芸部は 人数 少ないけど
苗とか肥料とか出費が多くて。

予算を増やしてとは言わないから
せめて今までどおり…。

(佑太)お前さ ケンカ売ってる?
(朋也)えっ?

俺が選挙で負けそうだから

わざと そんなこと言って
おちょくってんだろ。

そんなこと…。
(佑太)じゃあ 水原に頼めよ。

僕は 水原さんじゃなくて

坂本君に
生徒会長になってほしいんだ。

見え透いた嘘つくなよ!
イライラすんな。

っていうか
お前 水原と付き合ってんだろ?

えっ?

(佑太)あいつ おとなしいふりして
目立ちたがりとか

たち悪いよ マジで。

あの坊主も
注目 集めたかったからだろ。

(佑太)何だよ。

やめろよ その目。

やめろっつってんだよ!

(川相)
1週間の停学を言い渡します。

ちょっと待ってください。
(川相)彼は 過ちを犯したんです。

暴力は 問題を解決しない。
そうでしょ?

そのとおりです。

(川相)私に
正論 言わせないでくださいよ。

(りん菜)森戸って キレると
ヤバいやつだったんだな。

(みう)だな。
(りん菜)園芸部の予算

減らされそうだからって
普通 殴るかね。

(みう)みずきに投票しようと
思ってたけど やめよっかな。

(りん菜)えっ? どういう理屈?

(みう)だって
森戸と仲いいじゃん みずき。

ちょっと怖いなって思っちゃって。

(今日子)恥ずかしいからさ
もうちょい離れて。

(凛空)
えっ? 何で そんなこと言うの。

(今日子)うえっ…。
(今日子のせき)

大丈夫? 大丈夫? どうした?
(今日子)最悪。

(凛空)あっ いたのか。
ホント申し訳ない。 ごめんな。

(今日子)ごめん。
(凛空)大丈夫?

(今日子)うん。
(凛空)せ~の…。

(凛空)気を付けないとね。

(チャイム)

(小畑)
やっぱり おかしいですよね 絶対。

(中村)勘弁してくれよ。

(藤嶋)面倒なことになる。

何かの間違いであって。

(川相)もう 何~!

全校生徒が一斉に無断欠席。
これ どういうことですか? もう。

原因は 分からないんですけど

集団ボイコットとかでは
ないみたいです。

(小畑)これなんですけど
ハッシュタグ臨時休校で

いっぱい投稿がありました。
(川相)んっ?

(早坂)昨日の夕方 学校から
メールで連絡があったみたいで。

誰よ!? そんなメール送ったの!

(藤嶋)送信元が分かりました。

このメールは…。
(キーボードを打つ音)

川相教頭のパソコンから
送られてます。

えっ!?

(藤嶋)このメールは…。
(キーボードを打つ音)

川相教頭のパソコンから
送られてます。

えっ!?

いや 違いますよ。
私じゃないですよ!

私が 何で そんな…
貸した~! パソコン貸した~!

誰にですか?
(川相)亀高先生。

あっ。
(中村)だから 肩の力を抜けって

言ったんだ。
そんなに疲れてたか。

違いますよ。 確かに 教頭のパソコンは
お借りしましたけど

それは
自分のパソコンが壊れたからで…。

《恋をしてるんですかね?》
《えっ?》

《川相教頭です》
(川相)《あっ…》

《今ごろ気付いたの?》

《亀高先生は
いつ気付いたんですか?》

《恋してるって》
《えっ?》

《あ~っ! あっ あっ…》

《最悪》
《あっ あっ どうしよう》

《すいません。 お借りします》

《終わったら デスクの上に
置いといてくださいね》

《はい》
(川相)《皆さんも お疲れさま~》

≪《いってらっしゃい》
《♬「ジャンジャジャンジャン ジャンジャンジャン…」》

(彩美)
《先生 あしたの選挙の準備で

ちょっと パソコン
お借りしたいんですけど》

《1時間だけで いいんで》

《ホントは 駄目なんだけど
特別だよ~》

(彩美)《ありがとうございます》

「特別だよ」じゃねえわ!

生徒に また貸しするかね
人のパソコン。

そういうことか。
ううん 気にしないで。

んっ?
また あした。

んっ? んっ?
(中村)本橋の仕業だったのか?

彼女じゃないと思います。

作業の途中で
10分くらい 席を離れたそうで

嘘をついてる感じではありません。

(小畑)
じゃあ その10分の間に 誰かが…。

(藤嶋)外から誰かが侵入したって
可能性も ありますよね?

出入り口付近の防犯カメラ
チェックしましょう。

おはようございまーす。
(小畑)おはようございます。

あれっ? 坂本君?

皆さんに言いたいことが
あるそうです。

さあ 言ってやってください。
何 言うか 知らないけど。

どうしたの?

偽のメール送って
学校休校にさせたの

俺です。 すいませんでした!

何で そんなことしたの?

昨日 俺が 森戸に殴られたこと
もう学校中に広まってるんです。

このままだと
あいつ 悪者にされて

袋だたきに遭いますよ。

だから みんな
冷静になってほしくて。

いや でも あれって
森戸君の逆恨みだろ?

自業自得じゃないか。
(佑太)俺が 園芸部に

恨まれるような公約を
掲げてたのは 事実ですから。

それに 森戸と仲のいい水原が
選挙で不利になってる気がして。

確かに その可能性は あるかも。

それじゃ 駄目だと思うんです。
公平にジャッジしてほしいんです。

(佑太)そのためには もう1日
空けた方がいいと思って。

それで…。

すいませんでした!

つまり あれだ。

正々堂々と戦いたいってわけだな。

(川相)中村先生?

立派じゃないか!

手段は 褒められたものじゃないが
その心意気は 素晴らしい。

んっ?
(中村)なあ!

(拍手)

(佑太)ありがとうございます。
すいませんでした。

おうっ!
(拍手)

よかったんですか?
あのまま帰しちゃって。

厳重注意だけって
甘くないですか?

本はといえば
あなたのミスですけどね。

そうなんですけど そもそも
ログインIDとパスワード

こんなとこに書いてる教頭にも
責任は あるんじゃないですか?

うーわっ 責任転嫁。
うーわっ 最悪。

とにかく SNSで すでに
拡散されてしまってるんですよ。

(川相)臨時休校メールが
生徒の虚偽だなんて発表したら

余計ややこしくなるじゃ
ありませんか。

とにかく ここは 穏便に。
いいですね。

穏便に!

何? ちょっと。 その態度。

ねえ! どういう…
うーわっ 最悪。

えっ 何ですか?

えっ 皆さんも
中村先生に踊らされて

バカみたいに
拍手してたわけですよね?

これ 多数決の判断なんですけど!

遠藤先生。
はい。

今日 行きますか ご飯。
ああ。

もう サクッと パパッと
食べたら 即解散って感じで。

また後日でも いいですか?
んっ?

すいません。
楽しみにしてくれていたのに。

楽しみになんてしてません。
今日 たまたま暇だっただけで…。

必ず行きましょうね。

行きません。

≪(自転車の走行音)

えっ?

どうも。
(佑太)何ですか?

ちょっと聞きたいことが
ありまして。

さっき 職員室で言ってたことって
本当ですか?

えっ?

森戸君のため 公正な選挙のため
というのは

本心じゃないですよね?

嫌だな。
生徒を疑わないでくださいよ。

もう みんな
知ってるみたいですね。

休校になったのは
坂本君の仕業だって。

すごいなぁ。

フェアな精神を
褒めたたえるコメントばかりだ。

選挙に向けて
追い風になりましたね。

嘘なんて ついてません。

生徒会長になる男ですよ。

そうですか。

(みう)《みずきに投票しようと
思ってたけど やめよっかな》

(太郎)《ちょっと待って》

《部長が 坂本君を殴ったのは
園芸部のためじゃない》

(りん菜)
《えっ 何? 詳しく聞かせろ》

(太郎)《だから…》

(ひそひそ話す声)

(りん菜)《坂本 クソ野郎じゃん》

(みう)
《やっぱり みずきに入れる》

(りん菜)
《もっと詳しく聞かせて》

(佑太)僕が つくりたいのは
頑張った人が報われる制度です。

その実現のために
清き一票を お願いいたします。

(拍手)

(彩美)坂本 佑太さんの
最終演説でした。

続いて 水原みずきさん
お願いします。

森戸?

≪森戸 お前 どうした?

(一同)うおっ…。

すいません。

昨日の一斉休校の偽メールは

僕が送りました。

(ざわめき)

まあまあまあ!
みんな静かに。 1回 話 聞こう。

ごめんなさい。 すいません。

でも あれは いたずらではなく

もう一度
考え直してほしかったんです。

このまま突き進んでいいのか

それで後悔しないのか。

もう一度 もう1日
考えてほしくて。

だから…。
(みずき)何で!

誰も やらないじゃん。
私以外 誰もやらない。

私が やるしかないんだよ。

困ってる人がいたら
どうにかしたいって思うし

できるかもって…。

そう思わせたのは 森戸じゃん!

それなのに いまさら…。

≪(機械音)

(一同)うわ~っ!

≪何だ あれ!?

あれって あのときの…。
遠藤先生。

(佑太)みんな 落ち着いて!
大丈夫だから。

はい はい はい! 静かにして!
(ドローンの反応する音)

みんな 落ち着いて!

あ~っ!

小畑ちゃん 逃げて 逃げて!
小畑ちゃん!

(ドローンの反応する音)

≪うわっ やめろ!

(ざわめき)

(りん菜)捕まえろ。
(潤平)えっ? えっ?

(りん菜)せ~の… だ~っ!

うわ~ 全然 届いてない。

(ドローンの反応する音)

(ざわめき)

危ない!
(ドローンの反応する音)

(ざわめき)

あっ ちょ… あっ!

(ざわめき)

あっ… わ~っ!

♪~

<抗菌フィルムは菌が付くたびに

徐々に効果が薄れていく>

<そこで研究員の中澤隆浩は

フィルム表面の抗菌力を修復して

菌にもウイルスにも効果が長期間持続する

ハイドロエージープラス技術を開発した>

<街の感染リスクを下げていく>

サンタクロース 見~つけた。

亀高先生って サンタクロース…。
そんなわけないでしょ!

だいたい 何で 今日なの?
24日じゃないし 真っ昼間だし。

学校に サンタクロースが
隠れてるとでも思ったの!?

そんなわけないじゃないですか。
笑うな。

まあまあ。
この問題は いったん置いといて。

あのメール ホントに森戸君なの?

はい。

どうして あんなことしたの?

水原さんが 本心で生徒会長に
なりたがってるように

思えなかったんです。

みんなの期待に応えなきゃ
っていう使命感で

無理してるように見えました。

だとしたら 辞退した方がいい。

でも どうすればいいんだって
悩んでたら

教頭先生のパソコンが
置いてあるのを見つけて…。

学校を休みにする作戦を
思いついちゃった。

もう1日 時間があれば

ゆっくり考え直してくれると
思って あのメールを。

(早坂)それを まんまと
坂本君に利用されたと。

すいませんでした。

そんな回りくどいことしないで

自分の言葉で 直接
説得しようとは思わなかったの?

僕なんかじゃ無理ですよ。
どうして?

立ってる場所が
全然 違いますから。

それが分かってるなら
やるべきじゃなかった!

水原さんは

味方ばかりじゃない場所に
自ら踏み出したんだよ!

その覚悟を 中途半端な同情で
邪魔するのは よくない。

同情なんかじゃないです。
同情じゃなくて…。

何で こうなったんだ。

(生徒たちの話し声)

あっ ごめんなさい。
ちょっと 端が見つからなくて。

あっ 端で思い出したんですけど

早坂先生は
味方ばかりじゃない場所に

踏み出した経験があるんですか?

ああ…。

うん あるよ。

僕 ゲイだから。

あっ そうなんですか。

たぶん 学校中 全員 知ってる。
教師も生徒も。

そうだったんですね。

まあ でも 僕の場合は

亀ちゃんに
だいぶ助けられたけど。

亀高先生ですか?

まだ カミングアウトする前に

職員向けのLGBT講習
みたいのが あったんだよ。

《ホントに これでいいのかな》

《んっ?》

《だって 人それぞれでしょ》

《この対応が正解です
って言われても

これが不正解の人だって
絶対にいると思うんだよね》

《ああ…》

《僕の恋人のことは

パートナーじゃなくて
彼氏って呼んでほしいかな》

《んっ?》

《僕 ゲイだから》

《あっ そうなんだ》

(早坂)その後だよ。
亀ちゃんが すごかったのは。

僕のモヤモヤを 「こういうパターンも
あるみたいですよ」とか言って

職員室に広めてくれて。

おかげで そこまで恐怖心なく
カミングアウトできた。

まあ 今となっては
川相教頭にも感謝だな。

動機は どうあれ

取り組み自体は
ありがたかったし。

もともとの資料だって
別に間違ってたわけじゃないから。

何だか ずいぶんと
気を使ってる感じですね。

ああ… そりゃ 気 使うよ。

どうしたら 遠藤先生みたいに

人の目を気にしないで
生きられるんですか?

気にしてますよ 僕も。 人の目。

嘘だ~。
ホントですよ。

いつも 気にしてます。
自分という人の目を。

人に どう思われるかよりも

自分が どうしたいかの方が
大事ってこと?

もちろんです。
そんな簡単じゃないよ。

亀高先生の前では
できてるんですよね?

ああ そっか。

(拍手)

勝ったね。
≪頑張れよ。

おう サンキュー。
おう サンキューな。

結局 今までどおりか。

いいじゃん その髪形で。

短い夢だったな~。

朝 いっぱい食べてきなよ。

バド部は
体育館 使えなくなるんだから。

よし 帰ろう。

♬~

水原さん 大丈夫かな。

あなたこそ 生徒会長になるべき
なんて言っちゃって

無責任だったかな。

亀高先生は 間違ってないです。

本心で応援したんですから
間違いではないです。

自分の気持ちに嘘をついて
行動したのなら

間違っていたのは
水原さんの方です。

お疲れさまでした。 また あした。

私も行きます。

課外授業 やるんですよね?

開けてください。

帽子 変ですよ。
かぶせてください。

ちょっと 荷物 取ってくるので
待っててください。

(戸の開閉音)
あっ 前が見え… 閉めないで。

(大輔)こんばんは。
あれっ? 亀高先生もいる。

あっ ちょちょ…
もう中にいますよ。

ありがとうございます。

捕獲は 一応できたんですけど

その後
持ち上がらなかったんですよ。

(大輔)そりゃそうですよ。
パワー不足ですから 今のままじゃ。

あっ そうなんですか。
(大輔)はい。 中 入りますか。

こっちです。 こっち…
こっちです。 こっちです。

もう よくないですか?
降ってないですよ。

どうも。
どうも。

こんばんは。 お邪魔します。

お待たせしました。

あれっ? 坂本君?

水原さんじゃないんですか?
坂本君ですよ。

何だよ 大輔。
面白いもん見れるって

先生たちが
漫才でもしてくれんの?

もっと面白いよ。

ジャーン。

それ さっき見ましたよ。
何ですか? それ。

サンタクロース捕獲装置です。
意味が分かんないんですけど。

サンタクロースを捕獲する
装置です。

これ以上 説明する気は
ないみたい。

(大輔)登録した特定の音声に
反応して

ドローンが自動で追尾。
捕獲ネットを放つんです。

(佑太)
くだらねえ。 俺 帰っていい?

あっ もしかして!

だから 水原さん 歌わせたの?
この機械に 声 登録するために。

はい。

何で 水原さんを
実験台にしたんですか!

実験台になんてしてませんよ。

さっきは 飛行のテストだけを
するつもりだったんです。

でも 間違えて
音声認識も起動しちゃって。

その結果 あんなことに。

(みずき)《誰も やらないじゃん。
そう思わせたのは 森戸じゃん!》

《♬「ジャンジャンジャン ジャジャン」》

《じゃん》
(ドローンの反応する音)

《じゃん!》
(ドローンの反応する音)

《はい はい はい!》
《はい はい はい!》

(ドローンの反応する音)
(みずき)《♬「ルンルンルン」》

《♬「チャチャン チャンチャン」》
《小畑ちゃん》

(ドローンの反応する音)
《♬「ウーワ」》

《うわ~》
《危ない》

《危ない!》
(ドローンの反応する音)

『ジングルベル』を
登録したつもりなんですけど

何でですかね? ハッハッハ!
「ハッハッハ」じゃないですよ!

何で 『ジングルベル』なの?
クリスマスといえば 『ジングルベル』でしょう。

サンタクロースを捕まえたいんでしょ?
サンタが 『ジングルベル』歌う?

それ 俺もツッコんだんですけどね。
歌いませんかね?

(佑太)いやいや
サンタクロースなんて いないでしょ。

だよね。
そうですかねぇ。

さすがに それは…。
分かってますよ。

サンタクロースなんて いないって
思ってる人の方が

世の中 圧倒的多数です。

でもね 楽しそうでしょ。
サンタクロース捕獲計画。

あっ 坂本君も
24日 お暇でしたら ぜひ一緒に…。

(佑太)いや 暇じゃねえから。

それまでに 彼女つくるから。

ってか 帰っていいですか?
説教とか ごめんなんで。

説教?

少数派のことも大切にしろ
とかいう流れですよね。

きれい事でしょ そんなの。

水原みたいに 舞台に
上がってくるやつだったら

まあ ある程度は
尊重してやってもいいですけど

でも 自分で声も上げずに

誰かに何とかしてもらおうと
してる人のことまで

面倒 見きれませんよ。

声を上げない人たちの面倒は
見ないなら

多数派の人たちだって 大半は
見捨てられることになるよ。

それに そもそも

面倒を見るって考え方は
どうなんだろう?

えっ?

多数派は 数が多い。
少数派は 少ない。 それだけだよ。

上とか下とか
ないんじゃないかな。

例えば ほら このネジ。

こういうネジが 大きなものを
支えてたりするでしょ。

どんなに立派な翼があっても
それだけじゃ 飛行機は 飛ばない。

小さいネジがないと
空は 飛べないんだよ。

(大輔)でも 先生 ネジって
数だけでいったら 多数派ですよ。

ジャンボジェットなんて
300万本も使われてるし。

あっ そうか。

遠藤先生も どうぞ。

そうだよ。 多い 少ないなんて
見方によっても変わるし

そんなことを基準にしても…。

あ~っ!

亀高先生
そのネジ どこにありました?

階段 上ってたら
落ちてきましたよ。 危ないなぁ。

あの装置から外れたもんでしょ?
これ。

あっ いえ 違います。
はい?

このネジと サンタクロース捕獲装置は
無関係です。

先日 ここに お邪魔したときに
見つけた不良品です。

いただきます。
不良品…。

じゃあ このネジは
空を飛ばないんだ。

飛びません。

そもそも ネジが みんな

空を飛びたがってるわけじゃ
ないんですよ。

分かってますよ そんなこと!

何かの一部にならないと
存在意義がないとは

僕は 思いません。
それは 同感です。

ネジ穴に はまらなくたって

それ自体に
じゅうぶん価値があるんです。

えっ ネジは はまらないと。

周りと形が違うネジだって
存在していいんです。

何ですか?
返してください。

形が美しくて
気に入ってるんです。

私が拾ったんです。
僕が落としたんです。

他に言うことありません?
拾ってくれて ありがとうとか

ぶつけそうになって
すみませんとか。

分かりました。 じゃあ…。

差し上げます。
おめでとうございます~。

はぁ~?

ネジの魅力を広めるためだと
思って…。

何だ あれ。
いい大人が ネジ一つで。

なっ。
(佑太)いや お前もだよ。

サンタクロースなんて
信じてんの?

んなわけないじゃん。

えっ じゃあ 何で
こんなバカなこと 協力してんの?

遠藤先生が持ってた設計図が
全然 駄目駄目で

先輩たちに見せたら
色々アドバイスくれてさ。

その流れで。

えっ 工場の人たちも
巻き込んでんの?

うん。 1人じゃできないからね。

やってるうちに楽しくなってさ。

何だ それ。
まっ じゃあ 帰るわ。

うん。 気を付けて。
(佑太)またな。

僕なんかより 亀高先生みたいな
高貴な人間の方が…。

笑ってんじゃないよ。
どういう意味よ!?

いやいや… あっ 坂本君。

(佑太)何ですか?

あっ。

このネジ
坂本君が もらってください。

(佑太)はぁ?
もう収拾つかないから。

どうぞ。

いや…
まったく よさが分からないので。

でも 気になりません?

ならないっすね。 じゃあ。

うっ。
あっ ちょ… ちょっと。

欲しい? 欲しい?
いや 別に。

返してください。
それ うちのですよね?

ちょちょちょ… ちょっ!

誰だ お前!

(藤嶋)これは 駄目だろ。
(佑太)いや でも 校則には

駄目って書いてないっすよ。
≪おはようございます。

おはよう。
(佑太)いいじゃないっすか 別に。

ほら 帽子だと思えば。
≪おはようございます。

いや おは… でも これは…。
≪おはようございます。

おはよう。 これは 変だろ!
(佑太)うん。 いや 変ですよ。

全然いいと思わないっすよ。
いや でも

気になっちゃったんで
放っておけないです。

≪おはようございます。
(藤嶋)おはよう。

でも 何で 坂本君が
抗議してくるの?

(佑太)だって 生徒会長ですから。

(中村)ジャーン。
今日も おいしそうですね。

今日も 朝4時起き。

フフッ。 お菓子作りって
ハマると楽しいな。

えっ 中村先生が作ったんですか?
んっ? そうだけど? あ~あ…。

へぇ~。

愛妻スイーツじゃなかったね。

(小畑)やった!

どうかしたの?
(小畑)生徒の間で

教師の人気投票が行われてるのを
発見してしまいまして

ずっと追ってたんですけど
今 最終結果が出たんです。

私 第2位になりました。

(早坂)ナンバーワンは 遠藤先生か。
へぇ~。

ちなみに 嫌いな教師ランキングは
教頭が ぶっちぎりの1位です。

ず~っと独走状態でした。

ざまあみろ。

(藤嶋)失礼します。
(川相)はい~。

これ 教頭 お借りしてたやつ。
ありがとうございました。

(川相)はいはい。 あっ 藤嶋先生。

(川相)フフフッ 見て見て見て。
カワイイでしょ うちのラッキーちゃん。

(藤嶋)えっ! 何すか これ!
ちょっと 俺 ヘビ苦手なんですよ。

ヘビじゃねえわ!
(藤嶋)えっ?

ラッキーちゃんだわ!
うちの家族だわ!

不倫メールじゃなかったね。

偏見は よくない
ってことだろうね。

まったく。

♬~

♬~

≪(足音)
(みずき)うわっ。

園芸部 入りませんか?

一緒に 2人で…。

あっ 他にも部員いるけど
でも 2人で。

何 植えるの?

一緒に考えよう。
土 踏みながら。

♬~

♬~

通りづらいなぁ。

亀高先生!

しっ!

今日こそ
晩ご飯 一緒に行きましょうね~!!

おはよう。 おはよう。

うん いい天気だね。

♬~

♬~

少しずつ
先生らしくなってきましたね。

本気で サンタクロース捕まえようと
したわけじゃないですよね。

坂本君のために
他の生徒のために

わざと あんなものを作って
少数派の…。

どこ行くんですか?
着きましたけど。

えっ?

今月から始まったんです これ。

(店員)
遠藤先生 今日は カップル割り?

(店員)ヒューヒュー。

ありがとうございました。
すいません。

ありがとうございます。
(店員)ありがとうございました。

ありがとうございました。

普通はね 一緒に 晩ご飯
行きましょうっていうのは

一緒に食べに行きましょう
って意味です。

一緒に買いに行きましょうでは
ないです 普通は。

それが亀高先生の普通ですか。
覚えておきまーす。

勘違いさせるような誘い方
しないでよ。

んっ? 勘違い?
私は 何を勘違いしたんだ。

してないから 勘違いなんて。
ちょっと期待しただけで。

期待? してない してない。

遠藤先生に
何を期待するっていうの。

あ~ バカバカしい バカバカしい。
あ~ バカみたい。

何か怒ってます?
怒ってませんけど!

普通って 人それぞれなんですね。

それじゃあ また あした。

また あした~!