<土ドラ>顔だけ先生 #10【親ガチャ外れた…自分って分からなくないですか?】[字]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
<土ドラ>顔だけ先生 #10【親ガチャ外れた…自分って分からなくないですか?】[字]
特撮ファン必見!!スーパーヒーロー大集合の(秘)理由とは?チア部のエース・愛佳(矢吹奈子)が歌舞伎メイクで登場!?遠藤(神尾楓珠)は一心不乱にミシンで何かを縫っていて…
番組内容
オープンスクールを間近に控え、川相教頭(八嶋智人)は受験志望者を集めるため、教師たちにイベントの提案を求めていた。そんな中、SNSでチアリーダー部のエース・三条愛佳(矢吹奈子)の写真が拡散されるほどの人気を見せていると分かり、チア部によるパフォーマンスを行うことになった。我関せずの遠藤(神尾楓珠)は、歌舞伎の隈取メイクで授業をしている。そして迎えたオープンスクール当日、事件が起こる!
番組内容2
――集合時間に遅れてきた愛佳が隈取メイクをしていたのだ。
出演者
神尾楓珠
貫地谷しほり
三浦涼介
笠原秀幸
阿部華也子和田聰宏
/
八嶋智人【2年B組】
長谷川慎
矢吹奈子
櫻井海音(今回登場せず)
綱啓永
小宮璃央
景井ひな
三浦りょう太(※りょう太のりょうは、けものへんに寮のうかんむりなし)
石井礼美
前川佑
あかせあかり
スタッフ
【企画】
市野直親(東海テレビ)【脚本】
井上テテ【音楽】
木村秀彬【主題歌】
崎山蒼志「風来」(ソニー・ミュージックレーベルズ)【演出】
白川士【プロデュース】
後藤勝利(東海テレビ)
中頭千廣(東海テレビ)
池田禎子(スイッチ)【制作】
東海テレビ
スイッチ
ご案内
【公式サイト】
https://www.tokai-tv.com/kaodakesensei/【公式ツイッター】
https://twitter.com/tokaitv_dodra【公式Instagram】
https://www.instagram.com/dodra_tokaitv/【公式TikTok】
https://vt.tiktok.com/ZSeetqqrD/ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
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(佑太)
清き一票を お願いいたします。
不良品…。
(遠藤)何かの一部にならないと
存在意義がないとは
僕は 思いません。
ネジ穴に はまらなくたって
周りと形が違うネジだって
存在していいんです。
(手拍子)
(藤嶋)笑顔で! そう 笑顔で!
はい…。
はい 笑顔 笑顔がいいよ。
笑顔がいい!
はい 笑顔~!
伸びてる 伸びてる! 笑顔で!
(藤嶋)ワン ツー スリー フォー
ファイブ シックス セブン エイト。
いいよ。 いい。 キャッチもいいよ。
(藤嶋)伸びて。 いいよ。 高い。
(藤嶋)伸ばして。
(生徒)はい。
(藤嶋)もっと笑顔で。 なっ。
(生徒)ありがとうございます。
三条 いいぞ。
(愛佳)ありがとうございます。
(生徒)ありがとうございます。
(生徒)ありがとうございます。
(生徒)
あの… 三条 愛佳さんですよね?
(生徒)カワイイ。
(生徒)ファンなんです。
写真 撮らせてください。
≪じゃあね また あした。
お願いします。
(シャッター音)
もう1枚 お願いします。
(生徒)お願いします。
(川相)は~い 皆さ~ん
ここで問題で~す。
今週末
わが校で行われるイベントは
何ですか~?
はい 小畑先生。
(小畑)えっ?
オープンスクールです。
(川相)はい 正解! フフフッ。
そう 今週末は わが校 恒例の
中学生を集めての
オープンスクールです。
わが校の受験希望者を
増やすための大事なイベント。
そのためには
インパクトが必要なんです!
ということで 何か いいアイデアを
出してくださった方には
余っている
わが校80周年記念チョコを プレゼント。
アハハッ。 さあ どうだ?
はい 何かないか?
さあ 何かないか? ハハッ!
何かないか~?
何かないですか~?
はい 中村先生 どうですか~?
教師対抗歌合戦。
(川相)はい 却下~。
忘年会じゃねえんだからな。
何 考えてんだ バカ野郎。 えっ?
では 亀高先生。
教育委員会による講演会。
はい 却下~。
真面目か!
眠たくなっちゃうだろ。
(早坂)あっ
こういうの見掛けましたけど。
なぬなぬ!?
(藤嶋)三条。
(川相)誰?
(小畑)チアリーダー部のエース。
三条 愛佳さんですよ。
三条さんのファンの子が
ツイートしたみたいで。
この人気に乗っかるのは
どうですか?
チアリーダー部のパフォーマンス。
はい 却下~。
(藤嶋)何でですか?
何か 暑苦しいじゃん。
(藤嶋)はぁ?
(中村)
あっ これ! 文部科学大臣の
竹内さんの
息子さんじゃないですか?
(川相)なぬ!? なぬなぬなぬ!?
(小畑)竹内ジュニア?
(早坂)
あっ これ。 竹内文部科学大臣だ。
(川相)う~ん…。
やっぱり
熱気あふれるチアリーダー部の
パフォーマンスが
ええん違うかなぁ?
ほんで 竹内ジュニアを招待したら
わが校のいいアピールにもなるし
理事長も大喜びですよ~いドン!
フフッ。
どうしました? 何か心配でも?
藤嶋先生 チアリーダー部
最高のパフォーマンスを
していただけますよね?
(藤嶋)もちろんです。 今年こそ
冬の選手権大会を優勝するべく
日々 猛練習に励んでいます。
(川相)ふむ!
(藤嶋)今は 最高のパフォーマンスを
お見せできるベストタイミングかと。
うわ~ さすが 頼りになる~!
オープンスクールも成功して
大会に優勝となれば…。
今度の人事評価 S 付けちゃうよ。
えっ ホントで…。
(川相)しっ!
もちろん
ボーナスも たっぷりだよ~。
ありがとうございます。
で その子は いるんですよね?
三何とかさん。
はい。 三条なら 大丈夫です。
なんせ うちのエースですから。
さすが~!
藤嶋先生
オープンスクールの成功は
あなたに懸かってますからね。
はい 任せてください!
では オープンスクール
成功させましょう!
エイエイ…。
(藤嶋・川相)オー!
(川相)はい 一緒に。
(川相・藤嶋)エイエイ オー!
(藤嶋)エイエイ オー!
(川相)はい 続けて。
(川相・藤嶋)エイエイ オー!
エイエイ オー!
プログラム 書き直さなきゃ。
(藤嶋)ということで
ド派手なインパクトを与えてくれ。
それ 私 出ないと駄目ですか?
はぁ? 何 言ってんだよ。
大臣の息子さんは
君を見に来るんだぞ? 当然だろ。
その… 休みたいんですけど。
(藤嶋)えっ 体調 悪いのか?
(愛佳)いや そういうわけじゃ…。
(藤嶋)じゃあ 何だ。
プレッシャーなんだな。
俺たちはな
選手権大会を控えてるんだぞ。
これぐらい はねのけないと
駄目だろ。
どうしても 駄目ですか?
正直 教頭に期待されちゃってるし
俺も大事な時期なんだよね。
えっ?
(藤嶋)ねえねえ だから お願い。
ねっ。 決まりな。 頑張ってな。
おはようございまーす。
授業 始めます。
(佑太)いやいやいや…
えっ 何? その顔。 何?
え~ 歌舞伎とは
江戸時代の庶民の芸能…。
(舞)いやいやいや
普通に始めないでよ。
何で その顔なの?
楽しいからです。
(大輝)その化粧に
意味があるんですよね?
そう。 いい質問です 宮坂君。
この化粧は 隈取りといって
歌舞伎独特の化粧法なんですが
色には 意味があって
僕がしている この赤は
正義や勇気 強さの表れなんです。
(生徒一同)へぇ~。
戦隊ヒーローのレッドが
リーダーなのも
このイメージがあるからだ
といわれているんです。
さすが レッド。
他の色もあるの?
あっ ブルーは?
藍色があります。
それは 悪人とか怨霊です。
えっ? 何か… 何か ショック。
(蓮)英知の騎士には 程遠いな。
(佑太)何だ それ。
どうですか? 僕からも
正義や強さを感じませんか?
ふざけてるようにしか
見えないけど。
そうだよ。
歌舞伎において にらみは
代々 成田屋に受け継がれていて
邪気払いや厄落としといった
御利益があると
いわれています。
(生徒一同)お~!
いよ~っ!
(生徒たちのはしゃぎ声)
♬(演奏)
♬~
藤嶋先生 いよいよですね。
実は 三条が まだ来てなくて。
まだ来てないって 何で?
いや 分かりません。 連絡したら
家は 出たっていうんだけど…。
まさか 事故!?
あっ。
(藤嶋)三条。
どうしたの?
さあ 本番いきましょう。
(亀高・藤嶋)
いやいや いやいや 待ちなさい!
何すか?
何すかじゃなくて。
(藤嶋)いや 顔 顔。
この方が インパクトあるでしょ?
(亀高・藤嶋)
いやいや いやいや 待ちなさい!
(川相)あ~ もう!
何てことしてくれたんですか。
大臣の息子さんは そりゃ
残念そうに帰っていかれましたよ。
君は この学園のアイドル。
その自覚がありますか?
っていうか
その顔は 何ですかぁ~?
隈取りです。
分かってるから こう言ってんでしょ。
カッコイイじゃないですか。
よっ 三条屋。
いよ~っ!
やめなさい。
遠藤先生が 授業で
変なこと教えたからですよ!
そもそも 呼ばれてもいないのに
日曜日に 何しに来たんですか。
美術部に
絵の具を借りようと思って。
(川相)えっ? えっ?
(中村)それで また
隈取りでも描くつもりか?
今度は 何色?
いや 色々…。
あなたは 黙ってて。
話がブレるから。
三条さん いったい どうしたの?
自分の気持ちに
正直になっただけです。
出たくなかったの?
はい。
(中村)だからって
そんなことまでして
ぶち壊そうとしなくても。
藤嶋先生には 相談しました。
(川相)えっ?
(藤嶋)あっ いや… あの その…。
(川相)じゃあ どうして。
生徒の悩みに寄り添うのが
教師の仕事でしょうが。
すいません。
(川相)この分だと
大会の優勝も思いやられますね。
いや 優勝は 必ず…。
(早坂)だけど 大会の優勝には
三条さんは 必須なんですよね?
(藤嶋)当然です。
チアリーディングは
2分30秒に懸ける
笑顔の真剣勝負ですから
彼女の笑顔は 不可欠です。
(中村)だったら せめて
笑顔の隈取りにしないと。
いやいや そもそも
塗っちゃ駄目でしょ~。
あの~ チア部って 勝つために
笑顔をつくるんですか?
応援のために
笑顔をつくるんですか?
えっ?
本来 応援のために
チアリーディングって
あるじゃないですか。
そのために
笑顔で励ますんですよね?
嫌々 笑顔をつくって
やるものなんですかね?
(藤嶋)ハァ…。 お前な。
チアの応援っていうのは
そんな単純なことじゃない。
チームワークと極限の集中力。
100%の演技を成し遂げようとする
その懸命な姿が
見る者に感動を与えるんだ。
そして
チアリーディングを通じて
チームワーク 協調性
相手を思いやる気持ち
ポジティブな精神力と
健全な体を得ることができる。
俺たち教師も そんな人材育成を
最終目的として活動している。
お前が思ってるよりも
何百倍も奥が深いんだ!
部外者は 黙ってろ。
でも 相手を思いやる気持ちを
持った人材を育成することを
最終目的としている人が
相手を思いやれないのは
本末転倒じゃないですかね。
お前な 非常勤のくせに…。
(川相)はいはい はいはい
相手しない!
そんなの 今は 関係ない!
そして 君は 出ていかな~い!
(愛佳)
先生同士のケンカ見てる時間
無駄なんで。
よっ 三条屋。
コラ!
(藤嶋)
クソ~! 三条が ぐれるなんて。
いや ぐれたのとは
ちょっと違うんじゃないですか?
でも いい にらみでしたよね。
歌舞伎において にらみは
成田屋が 代々 受け継いでいて…。
あなたは 黙ってて。
話がブレるから。
とにかく 彼女の気持ちに
寄り添うことを考えないと。
おっしゃるとおり!
亀高先生 よろしくお願いします。
そんな予感は してました。
よっ 亀高屋。
いよ~っ!
(机をたたく音)
(茂)うぃっす。
(愛佳)おはよう。 おはよう。
≪えっ ちょっと…。
(みう)おはよう。
(彩美)雰囲気 変えた?
(愛佳)うん。
(蓮・佑太・由希)おはよう。
(由希)
えっ 愛佳 どうしたの 急に。
いつも お母さんに 髪の毛
結ってもらってんじゃないの?
イメチェン?
まあね。
(由希)似合ってる。
(蓮)
聞いたぞ オープンスクールの話。
見たかったな~ 歌舞伎メーク。
私が
メーク手伝ってあげたんだよ。
なかなかの できだったんだから。
ねっ。
うん。
(佑太)でも 俺 意外だったよ。
お前 チアに懸けてると思ってたから
ちゃかすようなことするなんて。
何かあったのか?
うるさいな。 いつまでも
彼氏づら しないでくれない?
何だよ その言い方。
コラ~! 廊下は 走らない。
(生徒)はい すいません。
(朋也)ワン ツー スリー フォー
ファイブ シックス セブン。
やっ。
廊下では踊らない。 今度は 何?
いや~ 最近
練習してるんですよ ステップ。
水原さんも森戸君も 遠藤先生に
付き合わなくてもいいから。
結構 楽しいですよ。
どうですか?
うん 何ていうか…。
そっちこそ
いつまでも 調子 乗ってんなよ。
俺は お前のこと考えて
言ってんだよ。
ふ~ん。 不純な動機で
生徒会長になっただけで
人間 変わるもんだね。
(佑太)そうだよ。 悪いかよ。
2人とも やめろって。
愛佳 変わろうとする人を
否定することは ないだろ。
(由希)心配して
言ってくれてるんだからさ
そんな態度とらなくても…。
どうしました?
(涼介)いや ちょっと…。
(今日子)っていうかさ
いつまでも 彼女づら してんの
むしろ愛佳の方なんじゃないの?
(愛佳)えっ?
坂本は そんなステージで
もの言ってないと思うんだけど。
(愛佳)はぁ? どういう意味?
まあまあ まあまあまあ。
そう カッカしないでさ。
まあ 責任ある立場を
経験しないと
見えない景色も
あるんじゃないのかな。
なんつって~!
(みう)坂本だって
生徒会長だからとか
元カレだからとか
そういうことじゃないと思う。
(美子)みんな 三条さんのこと
心配してるんだよ。
そうだよね。
遠藤先生が来てから
みんな 変わったよね。
分かったよ。 もう 部活やめる。
≪はぁ?
(由希)何で そうなっちゃうの?
(蓮)何 言ってんだよ。
そういうことじゃないだろ。
(佑太)やけ起こすなって。
ずっと頑張ってたじゃん。
別に
やけになってるわけじゃない。
(由希)せっかく センターにも
立ってるのに もったいないよ。
それに
ツイッターでも人気なんでしょ?
由希は 分かってくれてると
思ってたのに。
駄目だ! 今までの努力
無駄にすんのか? 愛佳。
うるさいな。 さっきから何なの?
急に 説教親父みたいになってさ。
何をしようと 私の自由でしょ。
黙っててよ。
嫌だ。 黙らない。 説教親父でいい。
それに そんなの自由じゃない。
何つうかさ…。
俺も 生徒会長になって
分かったんだけど
人には与えられた場所が
あってさ
それを受け入れて できる限り
うまくやることこそが
自由なんじゃねえのかな。
ほら 『ライオン・キング』も
王様になるために
戻ってくんだろ?
あれだって 自分の運命…。
私 ライオンじゃないから。
ライオンみたいでしたけどね。
今の怒り方。
映画の最初に出てくる ライオン
みたいだったじゃないですか。
ガオーッ!
(凛空)いや そっちじゃなくて!
はい 終わったみたいなんで
授業 始めます。
じゃあ 今日は
日露戦争後の日本のお話です。
(樹)えっ この前は 歌舞伎で
今度は 日露戦争!?
明治政府は
国民に勤勉倹約をさせるために
戊申詔書を発布するわけですが
このとき
生まれたといわれているのが
質実剛健という言葉です。
質実剛健とは
充実していて 飾り気がなく
強く たくましいさまを
意味しています。
じゃあ 吉良君と堀さん
書けます? 漢字で。
(太郎)あ~ 出た。
≪出た。
(舞)後ろ書いて。 前 書くから。
(太郎)OK。
(舞)知らないんじゃん。
(太郎)ちょっと待って。
分かんなくなっちゃった。
森戸君。 森戸君 助けて。
(舞・遠藤)お~っ!
(舞)うぇ~い!
「けん」違いますけど…。
(シャーペンの芯が折れる音)
なあ 三条。 オープンスクールは
悪かったよ。
だからって やめなくても。
(由美子)私だって
やめたいわけじゃないの。
もったいないよ。 部活紹介で
見せてくれた あなたの笑顔
ホントに すてきだった。
(由美子)そりゃ 私が カワイイから。
(藤嶋)何で 急に
やめるなんて言いだしたんだよ。
(由美子)
頭の中が真っ白になったの。
あの… お母さんと
話してるんじゃないんですよ。
だって あの子
答える気力もないみたいだから。
で いったい
何があったんですか?
急に 部活やめたって。
(藤嶋)いや~ その…。
おまけに
看護師 目指すのも やめるって。
えっ 看護師も?
(由美子)ええ。 うちの病院で
一日看護体験学習する
予定だったのに
勝手に
キャンセルしちゃったんですよ。
(由美子)
えっ 知らなかったんですか?
生徒の進路のことですよね?
いや その 何ていうか…。
取りあえず
本人に確認してみないと。
三条 看護師まで やめ…。
(由美子)本人は 見てのとおり
あんな感じに
なっちゃってるんですよ。
それに 何ですか あの格好!
全然 かわいくない。
せっかく 私が カワイイ部屋着を
買ってあげたとこなのに
何なのよ あのスエットは。
そもそも 何なのよ スエットって。
誰が作ったのかしら あんな物。
スエットを作った人に
罪は ありませんから。
あの子にとっての
完璧なスクールライフ。
それは チア部で
エースとして活躍しながら
看護師になるために
勉強も頑張って
そして 毎日 かわいく
青春を謳歌することなんです。
なるほど。
(由美子)だからこそ 藤嶋先生に
ちゃんと お願いしてましたよね。
チア部の練習でも
私も できる限り
協力してきたはずですけど?
夜勤明けだって 試合会場まで
送ったりもしましたよね!?
は… はい。 そうです。
あの~ 愛佳さんが
看護師を目指されたきっかけは
お母さまの影響ですか?
(由美子)そうなんです。
小さいときから
ママみたいな看護師になりたい
って。
カワイイでしょ あの子。
そうですね。
(由美子)
チア部も そうなんですよ。
私が きっと チアも
似合うだろうなと思ったら
あの子 やりたい
って言ってくれたんです。
ああ…。
(愛佳)違うよ ママ。
(由美子)えっ?
「愛佳ちゃんは ママと同じ
看護師になるのよ」って
小さいころに言われたんだよ。
私はね 小さいころから
「愛佳ちゃんは 私の言うとおりに
しておけばいいのよ」って
ずっと言われてたんだよ。
髪形だって そう。
チア部に入ったのも そう。
ママが 「カワイイから やりな」
って言ったんだよ。
それで ママに言われるがままに
チア部 入って
先生に言われるがままに
練習を一生懸命やったら
笑顔がいいって
センターに抜てきされたの。
ただ それだけ。
別に やりたいわけでもないし
大会の優勝とかも
どうでもいいの。
看護師になるのも
今 思えば 別に違うことでも
何でもよかったんだよね。
でもね
それで よかったんだよ 最初は。
だけど 大輔が 気が付いたら
すごく大人になってて…。
《今まで
母親の頑張りに甘んじて
生かされてきた
身分としてはですね
そろそろ
自分で生きていかなきゃなとは
思ってるんですよね》
あれから ずっと
モヤモヤしちゃって。
だって 私は ママや先生に
与えられたことをやってるだけで
それをなくしたら
何にも残らないんだよね。
それで気付いたの。
ママの言うとおりに
してきたことって
無駄なことばっかだなって。
全部 間違ってたんじゃないかって。
親ガチャ外れたんじゃないかって。
親ガチャ?
だから
この親 外れだったってこと。
三条さん そんな言い方…。
だって こんな家 うちだけだもん。
大輔だけじゃない。
クラスのみんなも
どんどん変わってきてるの。
でも ママの言うとおりに
してきた私には
自分が分からないの。
だから ちょっと休んで
考えたいなって思って
藤嶋先生に相談したら
聞いてもくれず
プレッシャーだけ かけられて。
何か
全部 バカみたいになってきて
全部 無駄だなって思ったの。
だから もう 私には関わらないで。
(由美子)待って 愛佳ちゃん!
嘘でしょ。
(由美子の泣き声)
お母さん。
(由美子)全部 学校のせいじゃない。
(由美子)あんた チア部で
何 教えてきたのよ!
あの子の気持ち 全然
分かってあげられてないじゃない。
教師失格よ!
三条さんから 連絡を頂きまして
丁寧に おわびをしてきました。
すいません。
理事長も
オープンスクールの件は
非常に
がっかりしておられました。
ああ… すいません。
生徒が相談してきて
スルーとは どういうことですか?
(川相)この感じだと
例の人事評価 マイナスですね。
(藤嶋)えっ?
もう一度 研修でも
受け直してみたら どうですか?
(川相)ハァ~…。
疲れたなぁ~。
何だよ。 普段 何もしない
丸投げ丸眼鏡のくせに。
だいたい 親も親だろ。
(早坂)藤嶋先生
心の声が漏れてる。
(藤嶋)学校に子供 預けたら
学校が 全て育てると思うなよ。
フィフティーフィフティーだろ。
いや むしろ 親がメインだろ!
都合よく 解釈するなよ。
でも 三条さんも
ずいぶん極端ですよね。
坂本君と別れたきっかけも
あの同窓会だったみたいで
このまま付き合ってても
結婚しないなって思ったみたいで。
そしたら
付き合ってる意味ないって。
やだ! 恋愛って
そういうことじゃないのに~。
ねえ 亀高先生。
私に聞かないで。
(中村)
藤嶋先生 元気を出しなさいよ。
俺たちの仕事は
そういうもんだろ。
報われないけどさ
数年後にでも 教え子が
成長した姿を見掛けたときに
浮かばれるもんだよ。
(生徒)藤嶋先生!
ユニホームが なくなってます。
えっ?
(生徒)新しく発注したやつ。
あいつ…。
(藤嶋)三条 お前なんだろ?
分かってるぞ。
(愛佳)えっ?
(藤嶋)俺に ムカついてるから
こんなことするんだろ。
ハァ…。
何で 話してくれないんだよ。
お前が ちゃんと 最初から
俺に話してくれてれば…。
ホントのこと話せば
なかったことにしてやる。
ちゃんと話せ。
何の話ですか?
全然 分かんないんですけど。
あっ? ユニホームのことだよ。
大会に向けて発注したユニホーム
お前が捨てたんだろ!?
(藤嶋)大会に出たくないのは
分かるけど
何も捨てなくてもいいだろ!
何それ? 私 ユニホームのこととか
何も知らないけど。
えっ?
最低。
(教師)A=2と。
これが 問い2の答え。
大丈夫かな。
≪はい。
何か 前より ひどくなってない?
(凛空)確かに。
(涼介)いける? 小林君 いける?
(樹)いける。
(太郎)集中 集中…。
(樹)静かに。 静かにね。
(太郎)あっ…。
(涼介)あ~っ! いった!
(樹・太郎)しーっ!
(愛佳)どうせ倒れるのに
何の意味があんの。
(樹)あ~っ!
あんなの愛佳じゃないよ。
あれは 相当だな。
あ~っ!
(樹)4時間かけたのに~!
♬~
何 食べてんの?
(愛佳)カレー。
はぁ? これ カレー粉?
料理なんかしなくても
胃の中に入ったら カレーでしょ。
(愛佳)無駄 無駄。
(涼介)はぁ?
無駄だって。
(大輝)あっ。
無駄。
(舞)ちょっ… 何? 愛佳 ねえ。
(愛佳)無駄。 無駄だから。
(連写音)
無駄。
ちょっと来なさい。
(愛佳)何すか?
先生も疑ってるんでしょ?
疑ってるわけないでしょ。
ちゃんと話をしましょう。
あなたの悩みについて。
(愛佳)無駄だよ。
人から言われるがままに
生きてきた人間の気持ち
先生には分かんないよ。
分かるよ。 私も同じだから。
自分でやりたいことを選んで
やってきたつもりだけど
結局 誰かに言われて
やってるの 私も。
それが正解だって信じたいし
誰かのためになってる
って思うしかないの。
それでも
やり続けてれば いつか
教師としての理想に
たどりつけるって信じてる。
≪(物音)
今度は 何!?
しばらく見ないと思ったら…。
あんただったの!?
やめなさい!
だって
フードシェアリングだって
食品の廃棄を減らすことで
世の中のためになってますよね。
そういうことじゃないから。
松永君も!
一応 遠藤先生なりの考えが
あってですね…。
ほら 私じゃなかったじゃん。
ちょっ…。
ミシン 止めろ! 止めろ!
三条さん。 三条さん。
(愛佳)何?
その… 疑われて 許せないよね。
でも 藤嶋先生も
色々あったから
それだけは
分かってあげてほしいなって思って。
何が同じだよ。
結局 そっち側の人間じゃん。
おい!
おい 何てことしてんだよ!
韓国のりを作ろうと思って。
あぁ!?
焼きのりに ごま油と塩を塗って
さっと あぶると作れるんですよ。
いや そうじゃない!
お前だったんだな
ユニホーム盗んだのは!
盗んでないですよ。
余ってたから 持ってきたんです。
お前なぁ…。
そもそも
聞いてくれれば
ちゃんと言ったのに
何も聞いてくれないから。
はぁ?
これ あぶって上げるタイミングが
難しいんですよ。
あっ 藤嶋先生も やってみます?
えっ?
せっかくなんで どうぞ どうぞ。
どうぞ。 いやいや。
えっ? いやいやいや。
いやいやいや…。
こっ これ 持ってもらって。
で もう パパッと。
全体的に火が通るように。
あ~ 下手くそだ。
えっ?
タイミング悪いな。
もういいです。 どいてください。
いや だって いきなり言うから。
でも いますよね
タイミング悪い人。
重要なのは タイミングですよ。
タイミング。
よし。 はい あ~ん。
おはよう。
(太郎)え~…。 えっ!?
愛佳 どうしたの?
(蓮)どうしたんだよ これ。
(由希)愛佳 どうしたの?
(蓮)どうしたんだよ これ。
(佑太)誰かに やられたのか?
(愛佳)自分でやった。
(蓮)はぁ!?
おい ちゃんと話せよ。
もう嫌なんだよ。
友達が知らない間に悩んでて
あとで つらい思いしてたって
気付くの。
大輔のときみたいに。
やめてよ。
いまさら 友達だなんて。
気持ち悪い。
三条さん? どうしたの?
(由希)自分で書いたって。
えっ?
ちょっと来なさい。
三条さん。
どうして こんなこと書いたの?
いったい 何があったの?
(由希)ねえ 愛佳
そこに書いてあるのってさ…。
(佑太)これか。
ひょっとして これ 見て
チアやりたくなかったの?
ママから 私なら
人に元気を与えられるからって
チアやってきて
先生から 人を勇気づけるんだって
ニコニコ笑って
周囲の期待を背負って
エースをやって…。
その結果が これだよ?
今まで やってきたことは
何だったの?
みんな 嘘ばっかり。
全部 無駄だったんじゃん。
オープンスクールだって
やりたくなくて
でも やれっていうから
人前に出るなら
自分に仮面をつけるしかなくて。
それだったら
出てもいいかなって。
(由希)
だから あのメークしたんだ。
ごめん。
私 そこまで分からなくて。
メークしたいって言ったから
面白がって ジ・エンドウの
歌舞伎メークしちゃいなよって。
でも… 言ってくれないと
分かんないよ。
三条さん。
みんな 分かろうと
してないわけじゃないと思うよ。
だけど 自分が思ってるよりも
他人からすると もっと
分からなかったりするから
断片的にでも
話してみるところから
始めてみてさ…。
だって みんなに言っても
分かってもらえないだろうから。
みんな どんどん大人になってて
私だけが
ずっと子供のままって感じで。
1人だけ 子供が
だぼだぼの制服 着てるみたいで。
みんな 変わっちゃって
私なんか 相手にしてくれないと
思って。
三条さん きっと みんな
相手にしてくれないなんてことは
ないと思うよ。
今だって こうやって…。
≪♬(楽器の演奏)
♬(楽器の演奏)
今度は 何!? 早坂先生まで!
♬(楽器の演奏)
はい 招待状です。
あなたをご招待します。
放課後 そこに来てください。
亀高先生も よかったら どうぞ。
はぁ?
♬(ギターの音)
いったい 何なの?
三条さん。
≪(効果音)
♬(音楽)
(早坂)
そう! 混沌とした人間社会。
磨くは 心と体なり!
(蓮)自ら 質実を重んじ
励み続ける心。
(佑太)
剛健さを持つ たくましい体。
(3人)われら 質実剛剣!
(3人)3人衆!
(3人)われら 質実剛剣!
3人衆!
♬(音楽)
(3人)♬「心…」
♬(音楽)
(蓮)間違えたよ。
あれっ? 音は?
(佑太)おい ジ・エンドウ。
すいません。
音が出なくなっちゃいました。
(蓮)先生!
(早坂)嘘でしょ もう ちょっと。
(佑太)何やってんだよ。
(早坂)早く!
≪仕切り直しじゃ~!
1回 1回…。
ちょ… 三条さん。
あっ 三条さん ちょっと待って!
待ってください!
(愛佳)
何なの? 今の。 何 見せる気?
自作のミュージカルです。
みんなで見よう見まねで
作ったんですけど
ぜひ 三条さんに見てほしくて。
あっ 亀高先生にも。
やめてよ。
恥ずかしくて見てらんない。
まあ いいんじゃない?
面白そうだし。
嫌だって。
究極に無駄な時間なんだけど。
無駄なことしたければ
勝手にやってよ。
その変な頭も そのメークも衣装も
無駄の塊。
私は 一切 無駄なことなんか
したくないの。
放っておいて。
そうですか?
でも 三条さんだって
完全に無駄を排除できてるわけじゃ
ないですよね?
ノーメークにしたところで
裸じゃないし
ホントに無駄なら 野菜だって
食べなくていいじゃないですか。
はぁ?
食べなきゃ死んじゃうでしょ。
必要なことは やるよ。
それ以外は 排除するだけ。
本当に 必要なこと以外は
排除できてるんですか?
えっ?
本当に それができてるなら
それこそ 質実剛健に
精神的に健康な状態で 学校生活を
送れると思いますけど
そうは見えませんよ。
何か捨てきれない
不必要なものがあるから
健康的じゃないんですよね?
SNSのこと言ってるの?
んっ?
(愛佳)
私だって 気にしたくなかった。
全部 捨てたかった。
でも そんなことできなかったの。
何で こんなこと
言われなきゃいけないのって。
ママとか先生から
言われたとおりに
やってきただけなのに
勝手なこと言われて。
なるほど。 そういうことですか。
分かります。 僕も
めちゃめちゃ言われますから。
えっ?
あっ えっと… ちょちょ…
ちょっと待ってくださいね。
よいしょ。
ほら。
教師一のイケメンだなんて
一言も言ったことないのに
ひどいもんですよ。
勝手に褒めて 勝手に罵倒して。
まったく。
ぶった切ってやる。
いい。 やめて。
やあ! やあ!
(効果音)
(効果音)
先生は 平気なの?
僕は 教師一のイケメン
って言われたくて
ここに立ってるわけじゃないし
こうやって みんなと
好きなことをできてます。
迷いなく打ち込めるものがあれば
それが支えになりますから。
全て 捨ててしまいたくなる
気持ちも分かるよ。
でも 今の三条さんは
捨てることに執着してる。
あなたは むきになってる。
それで
自分の大切にしたいものすらも
見失ってるんじゃない?
分からないよ。
私には 何もない。
だって 今まで
人に用意されてきただけだし。
そもそも
人に用意されてきたって
人から応援されてきた
ってことですよね?
それに感謝できる人だから
チアリーディングとか
看護師の道を
選んだんじゃないですか?
誰かのために応援することを
楽しいって思える人だから
お母さんに言われたとしても
それを
やってたんじゃないですか?
そうだよね。
応援できる人がいるって
それだけで
人生が楽しくなるよね。
応援できる人がいると
その人の成長や成功を こっちも
追体験することができるし
幸せになる。
もっと応援しよう
って気持ちになって
この人のために
自分も もっと頑張らなきゃって
思うこともできる。
そうすると
向こうも応援してくれるの。
私のために
笑顔を向けてくれるの。
あっ… 私のために
ウインクしてくれた。
あ~ 私のために 手振ってくれた。
私だけの笑顔。 私だけの肉体美。
どんなに嫌なことがあっても
自分の推しを
思い浮かべるだけで
教頭に言われてるだけじゃ駄目だ。
推しの…。
もういいです 亀高先生。
だから あのね
あなたは
心から人を応援できる人。
それに
そんな あなたを応援してる人に
笑顔を与えられる人
なんじゃないかな。
♬(音楽)
あっ 直ったんだ。
みんな 三条さんのために
集まってくれたんですよ。
(蓮)先生 剣 持ってたんだ。
ありがとうございます。
それが
自分のためにもなるからって。
(佑太)森戸! 最初 右手 右手。
♬(音楽)
(一同)
♬「心 うらら 信じて進め」
♬「飾り気がなく
清く 磨く 誠実に」
♬「強い体 健やかに道を進め」
♬「空に響く われらの歌が」
≪♬「心」
(蓮)♬「体」
(佑太)♬「体と心」
♬「心 体の両方」
(一同)♬「嫌なことも」
♬「起きる時代」
♬「負けない たくましく」
♬「質実剛健に」
♬(音楽)
♬~
(拍手)
最高だよ あんたたち! 最高!
(早坂)あれっ?
≪どうしたんですか?
三条屋?
≪あれっ?
三条屋?
(部員)おはようございます。
おはようございます。
(部員一同)学校レッツゴー
ゴー ファイト ウィン!
学校レッツゴー
ゴー ファイト ウィン!
おはようございます。
(部員一同)学校レッツゴー…。
(藤嶋)お前ら 何やってんだ。
おい やめろ! やめなさい!
(愛佳)ちょっと何すか?
(藤嶋)あぁ?
何すかじゃないだろ。
何を始めようってんだ 今度は。
お前な 俺のことも チアのことも
嫌なのは 分かる。
でも こんな
困らせるようなことばかり…。
違うんです。
私は チアが好きです。
えっ?
(愛佳)それは もちろん
競技として 大会に優勝したりとか
そういうのも大事だと思うけど
それだけじゃなくて…。
(藤嶋)何だ?
誰かに必要とされてないかも
しれないけど
無駄かもしれないけど
私は 誰かの幸せを願ってる。
その気持ちを
ただ伝えたいだけなんです。
それが 私は 楽しい。
なので こうして 朝 集まって
ここで みんなを
応援したいと思います。
好きにしろ。
(藤嶋)あっ。
あとさ…。
この前は 疑って すまなかった。
ドンマイ。
来たくなったら
練習 いつでも来いよ。
自分のタイミングでいいから。
(愛佳)はい。
(愛佳)藤嶋レッツゴー
ゴー ファイト ウィン!
(部員一同)藤嶋レッツゴー
ゴー ファイト ウィン!
藤嶋レッツゴー
ゴー ファイト ウィン!
藤嶋レッツゴー
ゴー ファイト ウィン!
(戸の開く音)
また やってんの?
ええ ハマっちゃって。
おいしい。
タイミング ばっちりですね。
まったく。 何だかんだ いつも
うまいこと まとめるんだから。
あんな訳分かんないことして。
ただ
好きなことしてるだけですよ。
ホントに それだけなのかなぁ。
それだけです。
まっ それなら それで
いいんですけど。
いや~ しかし
今回のハイライトは
亀高先生でしたね。
絶妙なタイミングで
推しの話をしてくれたから。
えっ? そうかな。
まあ ちょっと脱線気味なところも
ありましたけど。
いや それは…。
でも 2年B組の生徒は
あなたが来てから
みんな 変わった。
先生たちも。
ホントに…。
よし!
完璧なのが できました。
藤嶋先生に あげてきますね。
えっ ちょちょちょ…。
いやいやいや…
あげるなら 私が先でしょ…。
あ~ のり~!
(由希)ポニーテールに戻したんだ。
(愛佳)うん ママに やってもらった。
(蓮)似合ってるよ。 なあ。
(佑太)おう。
誰が何と言おうと
やっぱ お前は カワイイよ。
俺は ずっと そう思ってる。
また 彼氏づらすると
怒られちゃうよ。
あっ。
(愛佳)まあ… 今日だけは 許す。
えっ? えっ? えっ? えっ?
ホントに? えっ 今 何つった?
(愛佳)今日だけは 許す。
(佑太)今日だけ?
(愛佳)うん。
(佑太)あしたは?