【よるドラ】阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし(2)[解][字]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
【よるドラ】阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし(2)[解][字]
共同生活に胸を躍らせるエリコ(木村多江)。ところがミホ(安藤玉恵)は一人の時間が減ったせいで悪夢を見るようになる。ミホの気持ちを知ったエリコはミホと距離をおく。
番組内容
アパートの大家(研ナオコ)と、隣人の大学生(中川大輔)に引っ越しの挨拶をするエリコ(木村多江)とミホ(安藤玉恵)。近所の中華屋の夫婦も二人をお祝いしてくれる。共同生活に胸を躍らせるエリコ。ところがマイペースなミホは一人の時間が減ったせいで悪夢を見るようになる。ミホの気持ちを知ったエリコはミホと距離をおく。一方、ミホはある方法で悩みを解決。ふたりの「ネタ」も「生活」もリズムがしだいに合ってくる。
出演者
【出演】木村多江,安藤玉恵,いしのようこ,中川大輔,中田喜子,研ナオコ,宇崎竜童,【語り】きたろう
原作・脚本
【原作】阿佐ヶ谷姉妹,【脚本】ふじきみつ彦
音楽
【音楽】高城晶平,王舟ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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「阿佐ヶ谷 阿佐ヶ谷」。
(江里子)ふ~… 何だか緊張するわね…。
ちょっと ミホさん 何してんの?
おそば。
じゃあいい? いくわよ。
…ていうか ミホさんがノックしなさいよ。
ミホさんが引っ越してきたんだから。
(美穂)えぇ? 別にどっちがノックしても
同じだと思うけど。
違うわよ 全然。
こういうのは気持ちが大事なの 気持ちが。
引っ越してきました
よろしくお願いします
コンコンっていう気持ちが。
えぇ…?
何でよ すればいいじゃない。
何 恥ずかしがってんのよ~。
別に恥ずかしがってるわけじゃないけど
お姉さんの方が上手でしょ。
上手も下手もないわよ コンコンに。
コンコンってするだけなんだから。
ほら 上手。 え? コンコンが?
上手。
私なんて こうよ。 …ほら。
ほらって言われても
全然 違いが分かんないんだけど。
お姉さんは…。
(安澤)何してんの? は~っ!?
おぉ~。
あ… びっくりした。
すいません あっ お家賃と
あと 紹介をと思いまして。
あ~。
あっ ミホさん?
はい。
何度か顔は合わせてると
思うんですけど…。
ほらほら…。
あ…。
木村美穂と申します。
よろしくお願いします。
こちらこそ よろしくお願いします。
はい 確かに。
改めまして
お引っ越し おめでとうございます。
そして ご入居 ありがとうございます。
こちらこそ。
どうぞ かけて下さい。
失礼します。
どうぞ。
はい 豆苗。
それから ちょっと待って。
はい 2人暮らし祝いです。
えっ ちょっと 大家さん そんな。
ううん いいの いいの。 ねっ。
はい。
恐れ入ります。
芸の道って大変なんでしょ。
でもね 必ず花開く時が来ると思う。
2人の歌声が部屋から聞こえてくるの
これからも楽しみにしてますよ。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
(高橋)はい…。
ごめんなさい お食事中でした?
あ~… 食事っていうか カニを。
カニ 本当。
いいわね こんな時間から。
ねぇ~。
実家が北海道なんで 送られてきて…。
さすが…。
あっ ごめんなさい。
渡辺と木村と申します。
よかったら どうぞ。
あ…。
高橋です。 どうも…。
あの 今まで 私一人で住んでたんですけど
今度から2人で住むことになりまして
それで ご挨拶を…。
あ~。
まぁ とはいっても 実は これまでも
この人が居候してたんで
少し騒がしい時も
あったかもしれないんですけど…。
あ~ だから。
え?
いや 壁が薄いんで
よく声が聞こえるんですけど
おばさんが
ずっと独り言 言ってるんだと思ってて
ヤバい人だと思ってたんで
お二人いたって聞いて
すごい安心しました。
あぁ…。
ごめんなさい 怖い思いさせて。
いいえ いいえ…。
あ… すいません おばさんとか…。
あぁ ううん…。
<これは 姉妹のフリをした
ふふふな2人が
阿佐ヶ谷の町の6畳一間で
眼鏡を寄せ合い暮らす
それだけの ただそれだけの
のほほんとした
のほほんとしたお話です>
(鼻歌)
♬~
ただいま。
おかえんなさい…。
うふふ いるわね いるわね いるわねぇ~。
いいわね 2人暮らしって…。
明かりのともった家に帰ってきて
「ただいま~」って言うと
「おかえり~」って。
フフフフ…。
別に 今までもそうだったでしょ。
私 ほとんど ここにいたんだから。
そうだけど 気分が違うのよ 気分が~。
フフフ…。
あ~ 何だか肌寒いわね 今日は。
あっ ちょっと暑いじゃない。
開けといてよ。
ダメダメ
おなか冷えちゃうから開けとくと。
…て さっきから 何やってるの~?
これ? フフフ。 じゃあ いきますよ。
何?
せ~の じゃじゃーん!
まあ~ きれ~い!
見て このプルプル。
これは 紙パックのコーヒー牛乳に
ゼラチンとお砂糖を入れて
一本丸ごとゼリーにした
ミホオリジナルゼリーなんです。
うわ 貧乏くさい。 涙が出そう。
だけど ミホさんらしくていい。
すごくいい~。
ねぇ ミホさん お願いだから
私と一生一緒にいてね。
♬「一生一緒に」 …て 何 三木道三?
三木エリコ?
そう ライフ タイム リスペクト。
天寿を全うするまで よろしくね。
聞いてるだけで 寿命が縮まりそう。
考えたくもない。
え~ そんなに嫌がんないでよ。
冗談よ 冗談。
ねぇ ミホさん
それより 何これ? この箱。
あぁ 母から あれこれ送ってきたのよ。
引っ越し祝い?
やだ ペアルック…。
ねぇ お母さん 男性と住んでると
思ってない?
どう?
あら 似合いますな。
本当? じゃあ 頂いていいかしら。
ちょっとサイズは大きいんだけど
阿佐ヶ谷なら 全然 外で着られるし。
…て ミホさん 待って。
ミホさん それ 最後の一口?
え? そうだけど。
あっ! やだぁ 2人で暮らしてんだから
少しぐらいちょうだいよ~ もう~!
(孝代)ミホちゃん 引っ越し おめでとう。
カンパ~イ!
(一同)カンパ~イ!
おかみさん ありがとうございます。
大将 ありがとうございます。
あ~っ…。
でも よかったわね エリコちゃん。
ミホさんが心配だ ミホさんが心配だって
ず~っと2人で暮らしたがってたもんね。
はい…。
そこいらで見かけても
機嫌よさそうだし 最近。
ミホちゃんは変わんないけど。
この人は 基本こんな感じなんで。
(英明)まぁ でもさ これを機会に
芸に磨きをかけて ビッグになってよ。
阿佐ヶ谷姉妹の名付け親としちゃ
楽しみにしてっからよ。
はい ご期待に応えられるように
精進いたします…。
ちょっと 何言ってんの 違うでしょ?
阿佐ヶ谷姉妹の名付け親は市原さん
うなぎ屋の。
違うって。 俺だって。
違うわよ~。 ねぇ?
もうボケちゃったんじゃないの。
フフフ…
本当いつも仲よくケンカしてるわね。
トムジェリね。
フフフ…。
(孝代)はい お待ち遠さまです。
キャ~ ニラ玉~。
(孝代)これ おいしいよね。 私も大好き。
で 今 2人は
どんな感じで暮らしてるの?
部屋は2部屋?
あ… それがね 6畳一間なんで
3畳ずつ半々に。
じゃあ 私たちの新婚当時と同じ。
えっ お二人の?
(孝代)うん。
私が18ん時に この店 手伝いに来て
それから あれよあれよのうちに
結婚したんだけどね
そのころに住んでた おんぼろアパートが
6畳一間だったの。
フフ… あ~ でも 楽しかったな。
あれはあれで。
お金も物も何にもなかったんだけどね。
おいおいおい。
お客さんに昔話してんじゃねえよ。
みっともねえ。
いいじゃないの お客さんったって
この2人なんだから…。
てれてんのよ これで。
あ… でも 2人はケンカとかしてない?
6畳一間じゃ 気も休まらないでしょ。
あ~ そう言われると ないわね
ケンカらしいケンカは。
気が合うんで 我々も。 ねぇ?
(孝代)じゃあ よかったんだね
2人暮らし始めて。
はい おかげさまで。
ミホさんもよかったでしょ?
ちょっと ミホさん。
もぐもぐばっかりしてないで
何か答えてよ~。
今んところ 「トムジェリね」しか
言ってないわよ お店に来て。
ふぅ~ おいしい。
いや おいしいじゃなくて…。
もう すみません…。
♬「プププププププ」
♬「ププ… パ」
(2人)♬「パ~ヤ~ラン」
♬「サバラバラバラ」
(2人)
♬「バラバラバラバラバラバラバラバラ
バラバラバラバラバラバラ… ラン」
何か しっくりこないわね。
そうね。
どうだった? これ新ネタだから
人に見せるの マサコ初めてなんだけど。
(マサコ)フフフ…
いかんせん 息が合ってないよね。
♬「バラバラバラバラバラ…」
バラバラで。
あぁ バラバラよね…。
ハハハ…。
(ノック)
そちらからは どう?
(ノック)
≪(高橋)鐘1つで~す!
あ~ やっぱり…。
何 お隣さん?
うん 大学生の男の子が住んでるんだけど
壁が薄いから聞こえちゃうのよ。
ただ 歌が好きみたいで
時々 聞いてもらってね。
ハハハハ すごいシステム。
このままじゃダメだわ~。
これで小さすぎてのオーディション
行こうと思ってんだけど
もっともっと息を合わせなきゃね。
正真正銘の姉妹をモノマネするんだから
2人も ちゃんと姉妹にならないとね。
ちゃんと姉妹か…。
とりあえず 衣装でも買う?
ドレスねぇ…。
しかし すごいわ…。
21~22で演劇の養成所で知り合った
同期のあんたたちが
道は変われど今でも一緒に夢を追って
トキワ荘みたいな 「まんが道」みたいな
暮らしまで始めてさ…。
私も 私にとっての
エリコやミホに出会えてたら
人生違ってたかもなぁって
2人を見てると思っちゃうもん…。
あっ おいしい。 大正解。
あっ 本当? 頂こうか じゃあ。
あら 3つ目?
(鳴き声)
あ~ だるい…。
昼 マサコと会ったからね きっと。
ガッツリ 人と会うと
いろんなとこ 力入るから…。
あ~ けど あのころの話 してたら
ミホさんと2人だけで
初めて会った時のこと
思い出しちゃったわ~。
ねぇ ミホさん 覚えてる?
どこで会ったか。
え? どこの前に いつ?
養成所の時よ。
2人で5時間ぐらい
お茶したことあったじゃない。
えぇ…? 養成所の裏の整骨院?
違う 全然。
整骨院
お茶するとこじゃないでしょ もう~。
正解は 阿佐ヶ谷の のうさぎ屋。
ミホさん わざわざ
阿佐ヶ谷まで来てくれたじゃない。
よく覚えてるわね そんな昔の話。
ウソ… ショック~。
私の年表じゃ 相当重要な出来事なのに。
ていうか ミホさん 何やってんの?
何で向き変えてんの? 枕の。
あら 気付いた?
気付くわよ。
毎日 同じ向きで寝てるんだから…。
実は 今日から
こっち向きで寝ようと思って。
えっ… えっ どうして?
どうして…。
ん~ そうねぇ まぁ 正直に言うと
ツラいからかしら。
え… ツラい? それって北枕だから?
金縛りにでも遭った?
いや そういうんじゃないんだけどね。
えぇ? じゃあ 何がツラいの…?
顔よ。
え? 何 顔って…。
だから…。
えっ… 私の顔?
朝から晩まで お姉さんの顔を見た上に
寝てる時まで お姉さんの顔が見えると
結構ツラいものがあるのよ…
分かるでしょ?
分かんないわよ 自分の顔だもん…
えっ 顔がツラい?
あっ もちろん 目がどうとか
鼻がどうとか言ってるんじゃないのよ。
ただ ず~っと顔を合わせてると
イライラしてくるっていうか
お姉さんだってあるでしょ。
ないわよ 私は…。
あら そう…。 じゃあ ごめんね。
でも 前は 居候の身だから
我慢してたけど
もう 私の家でもあるわけだし
我慢は やめようと思って…。
だから おやすみなさい。
えっ…。
えっ 寝たの?
ちょっと ミホさん… ミホさん。
<それから 何日かたった ある晩のこと…>
ミホさん… ミホさん もう寝た?
寝たわよ。
起きてるわね。
ねぇ ミホさん
一つ聞きたいことがあるんだけどさ…。
ミホさんから見て 私って何点?
え… 何点? えっ 何よ 急に。
いいから。 いろいろひっくるめて何点?
えぇ… 点数なんて考えたこと…。
じゃあ お姉さんは 私のこと何点なの?
ミホさんのこと?
97点。
97?
100点じゃなくて 本当申し訳ないけど。
いやいやいや そうじゃなくて
ちょっと高すぎない?
ううん そんなことないわよ。
えっと… 例えば ほら ミホさん
機嫌が悪くて
昼は ずっとグズってたのに
夜 元気になって ものすごい勢いで
しゃべりかけてくるとか。
こないだなんて お肌のケアの大切さを
熱弁しながら ポテチ1人で全部食べて
次の日 ニキビ作ってたでしょ? ハハハ。
何だか そういう 日々のささいな
ミホさんが積もり積もると
どうしても 97点いっちゃうのよ~。
ねぇ 2人暮らしは どう?
住むまで渋ってたけど もう慣れた?
そう聞かれると
正直
まだ慣れないわねぇ…。
あ そう…。
それって どの辺が?
どの辺? ん~…
細かいことは いろいろあるけど
一番は ずっと2人ってことかしら。
何せ 逃げ場がないでしょ?
前は いざとなったら
自分ちがあったけど…。
しかも そのせいか分かんないけど
最近 やな夢ばっかり見るのよ。
壁に囲まれた不思議な部屋に
閉じ込められてるんだけど
その壁が…。
ミホさん おはよう。
えっ!
2人暮らしは慣れた?
どれも お姉さんの顔でね
逃げようとするんだけど 全然ダメで
しかたなく そこでお餅をつくのよ。
何で お餅をつくのかは
さっぱり分かんないんだけど…。
本当ね~。
まぁ でも 一人になりたい時には
一人で西友に行ったり
高円寺で降りて 散歩しながら帰って
発散するようにしてるし
そのうち慣れるから大丈夫だとは
思うんだけどね。
♬~
ごめん ミホさん 今日 私 先に出るわね。
どうして? バイト
いつもと同じ時間じゃなかったの?
そうだけど いろいろね…。
それじゃあ 行ってきます。
あら 珍しいわね 1人?
あ… 今日から ちょっと。
あぁ…。
行ってきま~す。
(安澤)はい 行ってらっしゃ~い。
ガンバ ガンバ… ガンバ ガンバ。
もうちょいかしら。 あっ…!
やったわ やったわ。 …わあ~。
♬「ティアララルン ティアララルン
ティアララティアララティアララ」
正直 まだ慣れないわねぇ…。
♬「パ パ パ パ パ~パ~パ」
最近 やな夢ばっかり見るのよ。
♬「サバラバラバラバ」
今日から こっち向きで寝ようと思って。
♬「ラバラバラバラバラバラ… ラバ…」
顔よ。
♬~
ただいま~。 ごめんね 遅くなっちゃって。
おなか…。
♬~
お疲れさまでした~ お疲れさまでした
お疲れさまでした~ お疲れさまでした。
あれ 阿佐ヶ谷さん 打ち上げ行かない?
え?
たまには行こうよ。
今日 瀧上さんが おごってくれるって。
へぇ…。
じゃあ行く? せっかくだし。
そうねぇ。
じゃ ミホさん行ってきて。
私は すいません
ちょっと別件がありますんで。
あっ そうっすか。
別件?
ほら エンジョイ。
でも 一気はノンノン メンズノンノンよ。
じゃあ 失礼します。 お疲れさまでした~。
お疲れっした。
お姉さん?
♬~
ハーッ!
お姉さんのいない飲み会って
最高の最高ね!
え? でも いつも一緒じゃん。
家も一緒だし。
仲いいんじゃないの?
見せかけ 見せかけ ビジネスシスターズ。
うわ 出た!
ミホさ~ん ミホさ~ん 97点。
何よ ミホ。
何が… 何が ビジネスシスターズよ。
もう~!
こんばんは…。
(孝代)いらっしゃい。
あら 珍しいわね 1人?
今日 ミホちゃんは風邪でもひいた?
うっ…。
え? あらあら… どうしちゃったのよ。
おぉ 何やってんだよ。
お客さん 泣かせてんじゃねえよ。
いや だって…。
すいません ニラ玉定食下さい。
私… 2人暮らしやめようかと思って…。
えぇ? あんなに楽しい楽しいって
はしゃいでたのに。
そうなんですけど やっぱり ミホさんは
一人にしてあげた方がいいって
2人で暮らして 改めて思ったんです。
あ そう…。
何があったかは知らないけど
姉妹っていっても 結局 他人なんだし
人と住むのなんて
もう面倒なことばっかりなんだから
もう少し辛抱すりゃいいんじゃないの?
(英明)そうだよ。
俺たちだって 30年以上
2人で暮らせてんだから。
ねぇ。
しょうがないな~。
じゃあ まぁ 今日のところは
おいしいもん食べて 元気出しなさい。
よし。
♬~
(孝代)はい ニラ玉定食。
ギョーザ。 春雨に酢豚。
え?
(英明)あと 豆苗 好きだろ?
豆苗のにんにく炒め。
残ったら ミホちゃんに
持ってってあげなさい。
ありがとうございます。
こんばんは~。
やだ ミホちゃんじゃない。
えっ?
あら 奇遇ね お姉さん。
奇遇ねって 打ち上げは?
あぁ やめた。
1人で行っても話す人いないし
お姉さんがいなきゃ つまらないもの。
けど 何で ここにいるの?
別件があるんじゃなかったの?
あ… あぁ 別件は急になくなって…。
ミホさんは?
私?
私は最初 スーパーで
割引のお弁当を買おうと思ったの。
けど お財布の中見たら
月末なのに まだ何枚も
夏目の漱石先生がいらっしゃるのよ。
それ見たら
すっかりテンション上がっちゃって
ここまで もう いちもくさん。
ありがと 来てくれて。
いえ。
でも 本当 お財布にも優しいし
2人暮らしって最高ね~。
え~ 何よ それ。
2人暮らし
あんなにイヤがってたじゃない。
イヤがってないわよ。 慣れないだけ。
でも もう随分慣れたわよ。
枕の向き変えて ようやく最近
お姉さんのイヤな夢見なくなったし。
何よ ちょっと もう。
ミホちゃん こんな楽しそうじゃない。
え…?
エリコちゃんね 今の今まで
2人暮らしやめるって言ってたのよ。
えっ 何で? 何かあった?
何か? …何にもない!
いただきます。
うん 最高ね~。
お姉さん お姉さん 全然食べてない。
ほら。 最高。
(笑い声)
いただきます。
♬「ティアララルン ティアララルン」
(2人)
♬「ティアララティアララティアララルン」
♬「パ パ パ パ パ パ パ パ パ パ」
♬「パ パ パ パ」
♬「パ~ヤララン」
♬「パ~パ~パン」
♬「サバラバラバラバラバラバラバラバラ
バラバラバラバラバラバラバラ…」
♬「サバラバラバラバラバラバラバラバラ
バラバラバラバラバラバラバラ…」
♬「サバラバ」
(2人)♬「ラバラバラバラバラバラバラ…」
♬「バラバラバラバラバラバラバラ…」
♬「ダッタン」
(ノック)
今のは どうでした~?
≪(高橋)鐘2つで~す。
イエス! 1つ増えた! イエス!
(笑い声)
もっともっと精進します。
あ~ ハハハッ。
ではでは 頑張った自分へのご褒美に…。
今日はオレンジ。
お姉さんも食べる?
いるいる~。
あっ やっと私も食べられるのね~。
う~ん!
薄いわね。
薄い?
この子ね ほんのちょっとだけ
変なおばさんなんですよねぇ。
<新たなステージを目指し
姉妹は 絶賛迷走中>
ミホさん。
受かるしかないわよ 次のオーディション。
<次回も のほほん>