ドラマスペシャル お花のセンセイ[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ドラマスペシャル お花のセンセイ[解][字]

“お花のセンセイ”鳳丸子(沢口靖子)が、魔の2回生議員に!再選したとたん大豹変&立てこもり事件に突入!永田町の“闇”を…「ぶっ壊す」!?

◇番組内容
華道“鳳流”家元の鳳丸子(沢口靖子)は、見事、再選を果たす。しかし「魔の2回生」となった丸子と秘書・幸田(八嶋智人)はケンカし決裂!その矢先、丸子は国家プロジェクトの研究開発から外された萩原(鈴木仁)と知り合い、若い世代が希望を持てる国にするため動き始める。そんな中、党の最高幹部・梅村(伊武雅刀)が丸子に接近…そこには黒い思惑があり窮地に追い込まれる。さらに立てこもり事件が発生し、丸子が絶体絶命の危機に!!
◇出演者
沢口靖子、八嶋智人、山崎樹範、鈴木仁、伊藤修子、梶原善、伊武雅刀、伊東四朗
◇脚本
関えり香
◇監督
本橋圭太
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】関拓也(テレビ朝日)
【プロデューサー】残間理央(テレビ朝日)、岩﨑文(ユニオン映画)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/ohana/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 先生
  2. 鳳先生
  3. 萬屋
  4. 萩原
  5. 梅村先生
  6. 国民
  7. 記者
  8. 政治家
  9. 国会議員
  10. 秘書
  11. 鳳丸子
  12. プロジェクト
  13. 丸子
  14. お願い
  15. 皆様
  16. 頑張
  17. 議員
  18. 仕事
  19. 湯島先生
  20. 未来

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のある配信サービスがありますので、以下バナーなどからラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。



created by Rinker
日本コロムビア
¥5,820 (2022/08/16 16:45:43時点 Amazon調べ-詳細)

知事 怒ってます。

(八嶋)すごいですね。
怒ってらっしゃるし。

皆様 鳳丸子です。

(キャスター)「新人議員たちが
初登院しました」

(鶴崎仙吾)やる気だけは十分だな
あの お花のセンセイは。

彼女の役目は終わった。
勝手なまねはさせるなよ。

私が 絶対 力になるわ。

(幸田光喜)「絶対」なんて言葉は
永田町では禁句中の禁句です。

今すぐ辞職致します!
はい?

ここは あなた一人の
思いや理想だけで

突っ走れる場所では
ありません。

先生が賄賂をもらっている事を
隠すために

罪のない人が
切り捨てられるなんて

やっぱり 私
間違ってると思うんです。

(鶴崎)この女の言っている事は
デタラメだ!

お静かに!

あなた方は 誰の声を伝えるために
ここにいらっしゃるんです?

(ナレーター)「東京第26区」

「日本を丸子印の花マルに」

「鳳丸子」

「鳳丸子です」

「私が
皆様に選んで頂き

国会議員になってから

本当にあっという間…」

「慣れ親しんだ華道の世界から
永田町への転身は

まさに驚きの連続でした」

このたび 私が提出したい法案は

「トモダチをマルで包もう」法案
です。

なんだ?
そのふざけた法案名は。

「花ばかり生けてきた
政治の素人に何ができるんだと

先輩議員の方々から
大変ご心配を頂いたようですが

私は 日々 国民の皆様に寄り添い
どんな小さな声でも聞き逃さず

問題に取り組んで参りました」

「すると 思いがけず

とある大企業が
私の政界の父ともいうべき先生に

賄賂を渡している事を知りました」

「その事実を
国会で公表させて頂いたのも

少しでも 政治の世界を
風通しよくするための事」

「その後 私が提出した議員立法は
全会一致で成立

それもこれも
私を選んでくださった

国民の皆様のおかげだと
感謝申し上げ

これからも 微力ながら
頑張ってゆく所存です」

「この国に暮らす
全ての人を

優しいマルで包みたい」

「鳳丸子を

どうぞ よろしく
お願い申し上げます」

♬~

(加持勘三)
〈丸子は 私の姪にあたります〉

〈彼女にとって
いよいよ 国会議員2期目〉

〈でも 何事も今までのようには

うまくいかないのではないかと

叔父としても心配が尽きない
今日この頃でございます〉

(記者)「先の選挙で ご自身が

公職選挙法の違反の疑いを
持たれている事について

何か おっしゃりたい事は?」

「その件に関しまして
私は 何も存じ上げておりません」

(記者)「ご存じない?」

まさか 詳しい事は秘書に聞け
なんて おっしゃるわけじゃ

ありませんよね?
詳しい事は

秘書に お尋ねくださって
構いません。

私は
何も やましい事はございません。

(記者)つまり 一連の行為は

秘書が独断でやったと
おっしゃるんですね?

秘書に全て押しつけるという事で
よろしいんでしょうか?

そういうつもりで
申し上げたわけではございません。

「とにかく この件につきましては
一切 記憶にございません」

あなたは もう新人議員じゃない!
おいとまをちょうだい致します。

(萬屋吉康)データ偽装!?

(梅村幸之介)プロジェクトに
みそが付く事は断じて許されん!

(記者)あの若い男性とは
どういうご関係で?

(萬屋)議員辞職勧告決議案が
出されます。

(福武不二雄)
人質を取って立てこもりました。

国民を危険にさらすような計画は
必ずぶっ壊します。

♬~

あのお答えは なんですか?

あれは 地元有権者から
現金を渡されたという

根も葉もない
でっち上げの告発を受けて

その疑いを払拭するための
取材でしたよね。

だから 迅速に対応して

皆さんに ご理解頂けるよう
きちんと ご説明をしました。

余計 疑念が深まる印象に
なったじゃありませんか。

あの答弁および態度は

有権者から最多得票を獲得した

議員 鳳丸子の立ち振る舞いとは
思えませんよ!

しかも… ああ しかも!

全て 秘書である私のせいに
するなんてね!

幸田さんのせいにしたつもりは
ありません。

記者さんの質問に
政治家として真摯に対応を。

だから それが駄目なんです。

まんまと 記者の術中に
はまってたじゃありませんか。

こちらをご覧ください。

「詳しい事は 秘書に
お尋ねくださって構いません」

「この件につきましては
一切 記憶にございません」

まあ 幸い すぐに

敗れた対立候補側の
でっち上げだという事が

判明したから よかったものの
おわかりですか? 先生。

周囲は 鵜の目鷹の目で

先生の揚げ足を取ったり

失敗するのを
心待ちにしてるんです。

あなたは もう新人議員じゃない!

もっと賢く立ち振る舞わないと
足元すくわれますよ!

もちろん
私だって よく考えて言動を…。

魔の2回生という言葉が
あったのを ご存じですか?

先生!
再選した途端に調子に乗って

失言 スキャンダル
SNSへの不用意な書き込み

揚げ句 秘書への暴言暴行まで。

それで 辞職に追い込まれたり
選挙があっても落選する議員

大勢 見てきたでしょう!

一緒にしないでください。

私は 常に 国民に
向き合ってきたじゃないですか。

なんでも 馬鹿みたいに
向き合えばいいってもんじゃ

ないんですよ! いいですか?

永田町には
「上り坂 下り坂 まさか」

この3つの坂があると
いわれてるんです。

落とし穴だらけの
政治という山道を

こんな… お花を眺めながら
のんきに歩いているだけじゃ

駄目なんですよ!

私の事
そんなふうに思ってたんですね。

私は そんなに頼りない?

ええ 大いに頼りないですね。

現に
秘書である私のせいにしなければ

トラブルの一つも

解決できなかったじゃ
ありませんか!

そんなに
永田町の事をわかってるなら

あなたが議員になったら?

ハハハ… そうですね。

世間知らずのお姫様議員よりも
よっぽどいいかもしれませんね。

でしたら 私の事は
ご心配頂かなくて結構です。

2期目の議員として これ以上
秘書にご迷惑をおかけしないよう

一人で精進致します。

幸田さんは 私のお守りで
相当お疲れでしょうから。

ここには もう来なくて結構です!

(菊池与三郎)2期目に入った途端

鳳丸子議員は
やらかしてくれましたなあ。

まさかの最多得票数で
再選を果たしたお花のセンセイも

大いに好感度を落としたようで。

そういえば
最近 政策秘書をクビにしたとか。

いやいや 話題に事欠かないのは

大物の証拠。

さすが お花のセンセイだけに
華がある。

休暇!?

お前 気は確かか?
まだ会期中だろ。

会期中でもだ。

鳳先生は 俺がいなくても
平気なんだとさ!

では おいとまを
ちょうだい致します。

(ぶつかる音)
痛っ!

先生は 永田町の悪しき慣習を
ぶち壊した非常識人だ。

だが 2期目は そうもいかん。

あの人は
ここでの賢い立ち振る舞いを

全くわかってないんだよ!

おいおい 興奮するなよ。

そういえば
出る杭を打つためかは知らんが

与党幹部の間では 次の選挙で

鳳丸子を野党1強の某選挙区から
出馬させるともささやかれてる。

いわゆる 国替えだなあ。

特に 前のめりなのが
梅村幸之介だそうだ。

梅村先生が?

まあ 今の鳳丸子なら 日本全国
勝てない選挙区はないだろうが

縁もゆかりもない土地で
突然の選挙戦だろ。

こりゃ お姫さん先生にとっちゃ
試練だよな。

国替えの話は
俺も小耳に挟んでる。

野党1強の牙城を
崩したいとはいえ

この間 選挙が終わったばかり
じゃないか。

選挙が終われば
次の選挙の仕込みだろう?

すっとぼけちゃいるが

お前 休暇とか言って 敵陣視察に
行くんじゃないだろうな?

何 言ってるんだ。 俺は関係ない!
ブンヤなら 足で情報取れ!

ちょい ちょい ちょい
それが親友にとる態度か?

はあ? 俺たちは
いつから親友でしたっけ?

これから 永田町の垢を
ゆっくり落とすんだ。

だから
連絡なんか しないでくださいよ。

では 失礼しまーす。

(不通音)
なんだかなあ…。

ああ…。

国替えか…。

何を そんなに急いでるんだ?

いやいやいや いやいやいや…。
仕事の事は忘れよう。

今日から俺は自由なんだ!

(江ノ島 薫)あらま!

幸田さん
こんな大事な時期に休暇ですか?

ゆっくり頭を冷やして頂く
いい機会だわ。

戻ってこないなら
それでも結構です。

国会会期中だというのに
秘書たるものが

丸子先生のそばを離れて
お休みになるなんて。

もしかして 反抗期でしょうか?

子供じゃあるまいし。

私に もっと 2回生らしく
気を引き締めるようにって。

私 気を緩めてるつもりなんて
ないのに。

でも 丸子先生
あの方の言葉も一理あります。

2期目になられた先生には

全国 約7万人の
鳳流門下生を始め

日本中 いや 世界中が
今まで以上に期待してますから。

ただでさえ 注目を集めてしまう
先生ですもの。

先生の優しさや正直さに
つけ込んで利用したり

先生の能力の高さをやっかんで
おとしめようとする人がいても

おかしくありませんよ。

幸田さんに ちょっと
言いすぎたかもしれないわ。

ほら! そうやって
すぐ許しちゃうのが

先生の
優しすぎるところなんです!

幸田さんの穴埋めなんて

この 私 江ノ島薫が
一人いれば十分です。

私設秘書として

いつでも 議員事務所に参る準備は
できていますから

先生は
なんのご心配もいりません。

ありがとう。

でも しばらく
自分なりにやってみるわ。

ああ やっぱり なんか
あの方 本当 失礼だわね。

なんだか
だんだん腹が立ってきちゃって。

♬~

「希望ガナイ。 未来ガナイ。
日本 オワッテル」

(薫の声)
2期目になられた先生には

日本中 いや 世界中が
今まで以上に期待してますから。

みんなに
希望を持ってもらえるような…

もっと信頼される
政治家にならなきゃ。

皆様 おはようございます。

衆議院議員 2期目の鳳丸子です。

今日は 皆様の声を
直接お聞きするために

やって参りました。

政治を信じられなくなった皆様に
もう一度

明るく 希望あふれる
未来への思いを

取り戻して頂きたい。

政治へのご不満 暮らしのお悩み
なんでも結構です。

皆様の声を聞かせてください。

君 駄目じゃないの!
何やってるの。

ちゃんと許可取って
営業してるの?

(萩原大樹)皆さん 世の中に
不満や悩み ありませんか?

(萩原)なんでも聞きます。

僕に吐き出してみませんか?

(警察官)ここ 公道だよ。

こんな所で
勝手に商売しちゃ駄目!

ほら 立ち止まらない。

(萩原)1時間2000円。
秘密は絶対に守ります。

どうされました?

あなたは…。

衆議院議員の鳳丸子と申します。

国会議員の先生ですか!

これは 朝からご苦労さまです。

こちらこそ いつも
街の安全を守ってくださって

ありがとうございます。

あの 何か問題でも?

この青年が ここで
勝手に妙な商売をしてるんです。

通行人の邪魔になるので
注意をしたところでして。

通行の邪魔はしてませんし
迷惑もかけてません。

この人だって 路上で
「なんでもお聞かせください」って

大声でやってましたよね?

何が違うんですか?

確かに。

何が違うのかしら?

あっ はい…。

君ねえ 先生は大事な政治活動中。

君のは ほら 営利目的でしょう。

全然 違いますよ。

不公平じゃないですか。

とにかく 早く ここ どいて!
(萩原)どきません。

(警察官)片付けて これを。
(萩原)いや 触らないでください。

でしたら

場所を移して
私の悩みを聞いて頂きます。

(警察官)はっ?
お願いできます?

あっ… はい…。

ここでいい?
(萩原)あっ はい。

すいません。

改めまして 鳳丸子と申します。

萩原大樹です。

ここは?

(萩原)不登校だったり
事情があったりする子たちの

居場所みたいなもんです。

みんな 楽しそうですね。

ここは 萩原さんが運営を?

まさか 違いますよ。

ここをやってる知り合いに
拾ってもらったんです。

ボランティアで
勉強教える代わりに

ここを自由に使っていいからって。

仕事で朝早い日とか
泊まらせてもらったり。

僕 家 遠いんで。

朝早いって お仕事は何を?

パン屋です。

…って言っても バイトですけど。

けど それだけじゃ足りないから

元手のかからない仕事でも
しようかなって思いついたのが

愚痴聞き屋ってわけです。

すごいわ。 よく思いつきましたね。

いや…。

聞き上手って才能だわ。

私も隣で見ていて

ぜひ 悩みを聞いて頂きたいと
思ったもの。

国会議員の先生でも
そんなふうに思うんですね。

まあ 僕みたいな
終わった人間になら

みんな なんの気兼ねもなく
愚痴を吐き出せるんだろうな…。

終わった人間?

僕 大学院を退学になったんです。

どうして?

いろいろあって…。

もう 研究室には
戻れそうもありません。

奨学金も止められて
返済だけが残って…。

だから
稼がないといけないんです。

…って 自分で愚痴言ってますね。

どんな事を勉強してたの?

スマートシティの
システム研究開発です。

スマートシティ?

IoTを活用して
街全体がネットワークで繋がる

社会のシステムです。

例えば 事情があって
学校に行けない子供でも

遠隔で授業が受けられたり

効率的なエネルギーの利用が
できたり。

IoT
最先端の分野じゃないですか!

国と関東工科大との
共同プロジェクトで

これでも 一応
チームリーダーだったんですよ。

まあ 退学だから 意味ないけど…。

結局 僕みたいな人間は
ここまでなんです。

順風満帆な人間とは

しょせん
スタートラインが違うんだ。

そんな事ないわ。

誰にでも
チャンスはあるべきです。

きっと 何か方法が…。

口先で言わないでください。

国会議員の偉い先生なら

なんとかしてくれるって
いうんですか?

でも それって
どうせ選挙のためでしょ?

僕みたいな人間が 国に期待して

何か いい事があるとは
思えないんですけど。

この子 手を掛けたら
ちゃんと元気になるわ。

諦めちゃ駄目だと思うんです。

理由は どうあれ

未来ある若者が 学びの場を
絶たれるなんて間違ってる。

あなたが もう一度
花を咲かせるために何ができるか。

これこそ まさに

政治が なんとかしないといけない
課題です。

ぜひ
私に お手伝いさせてください。

(加持)〈議員事務所には
毎日 たくさんの書類が届きます〉

〈例えば 議員連盟の案内は
実に多種多様〉

〈業界団体の連帯を
深めるためのものから

趣味の要素の強いものまで〉

〈丸子が探しているのは…〉

あった!

鳳丸子です。

ぜひ 私も

若者の明るい未来について
考えたいのですが

ご一緒しても
よろしいでしょうか?

こんにちは。

ここ よろしいでしょうか?
ああ どうぞ。

お疲れさまです。

(事務長)では まず
恒例ではございますが

議事に先立ち
会長以下 幹部の皆様から

ひと言ずつ お言葉を…。

ちょっと よろしいですか?

あの… 恒例なんでしたら

まどろっこしいお言葉は
なしにして

限られた時間を 少しでも
国民の未来のために使ったほうが

手っ取り早いと思うのですが…。

(ざわめき)

はい。

この
海外事例の視察についてですが

現地に行かず
オンラインでもできますよね?

はっきり言って
無駄遣いじゃありませんか?

はい。
この大臣への決議文は

もっと わかりやすい言葉のほうが
よろしいのでは?

国民の皆さんの声を
伝えるわけですから

お役所言葉で くどくど言うのは
いかがなものかと…。

ハッハッハッハッ
いやあ 頼もしい。

君の熱心さには 頭が下がるよ。

若い女性の活発な意見も聞けて
みんなも驚いていた。 ハハハ…。

さらに 勉強致します。

未来を担う方たちが

もっと希望を持てる社会に
するためには 何が必要なのか。

それなら

予算委員会で
ぜひ 総理への質問に立つといい。

私が予算委員会で質問!?

必ず 君の政治経験にも役に立つ。

精いっぱい 頑張らせて頂きます。

優秀な事務方をレクにやるから
よく勉強して準備をしなさい。

レクって
レクチャーを受けるんですね。

よろしくお願い致します!

(萬屋)はい。 ですので
審議会の資料については早急に。

質問要旨の答弁は
のちほど お送りします。

はい。 はい 失礼します。

(課長)おい 萬屋。

(課長)例の青少年育成法案の件
どうなった?

秘書官に送付済みです。
問題ありません。

ご苦労さん。

ところで
君に ちょっとレクをしてほしい。

あの鳳丸子だ。

あいにく 今 手いっぱいで…。

ご指名の主は 梅村先生だ。

例の お花のセンセイを

自分の子飼いにでも
する気なんじゃないのか?

梅村先生が…。

ですが 専門分野のレクなら
他の省庁でも。

オールラウンダーがいいそうだ。

それに お前
実家が梅村先生の地元なんだろ?

元大臣からのご指名では
断われんぞ。

内閣府の萬屋です。

梅村先生からのご依頼で
レクに参りました。

鳳先生が 予算委員会で
ご質問に立たれるのは

初めてだとか?
ええ。

思いがけずチャンスを頂けそうで。
どうぞ。

でも 私
前から気になってる事が。

なんです?

質問って 事前にお伝えする必要が
あるんでしょうか?

委員会質疑を
滞りなく進行させるために

必要な準備です。

でも 前もって
質問が わかっちゃったら

いくら鋭い質問をしても
先生方に

言い訳や言い逃れの機会を
与えてしまう事になるわ。

それって
ずるくないでしょうか?

ずるいとかの問題では
なくてですね…。

答弁側が間違ったデータや数字を
答えたり

できない事をお約束しないための
大事なプロセスなんです。

それに 事前通告を受けて

我々 役人が きちんと
答弁書を作成しますので…。

国民が知りたいのは

総理や大臣の方々ご自身の
お考えだと思うんです。

人が書いた答弁書を読むだけじゃ
やる気が いまいち伝わらないし

それに…

官僚の皆さんの負担が
大きすぎるわ。 是正しないと。

お気遣い ありがとうございます。
でしたら 先生は

2日前までに 質問要旨を
ご提出頂くというルールを

くれぐれも お守りください。

では レクを始めさせて頂きます。

鳳先生は どういったご質問を
お考えでしょう?

では…。
はい。

あなた 今 幸せ?

念のため お伺いしますが

それを 総理に お聞きになろうと
されていますか?

いけないかしら?

私 皆さんの幸福度を
もっと上げたいんです。

♬~

萬屋さん。

若者が もっと 未来に
希望が持てる国にするために

足りない事は
なんだと思います?

開始早々 お言葉ですが
もう少し具体的に

鳳先生の一丁目一番地を
伺えませんでしょうか?

うちは 7丁目2番地です。

ああ… その番地ではなくて…。

一丁目一番地とは

先生のお考えになる
最重要案件の事で…。

ああ…。

恐れ入りますが
先ほどからの先生のお話

いまひとつ
概要を つかみかねまして…。

なら 具体例を挙げます。

例えば この国の未来を担うような
優秀な若者が

経済的な心配をせず
学業や研究に邁進するには

どうしたらいいのかしら?

博士課程へ進学する苦学生に
生活費を支援するなど

政府も 専門分野の研究を
後押しする施策は

進めています。
学びたいと思う人に

もっと広く
チャンスを差し上げるには?

高等教育無償化については
文部科学省所管です。

それから 学校の枠になじめない
子供たちが

楽しく学べる環境も整えないと。

経済産業省なども参画して
取り組みを進めています。

ご家族の協力も必要よね。

家庭の問題に関しては
主に 厚生労働省です。

…って 一体
なんの話をしてるんですか!?

この国の未来を担う
若者の話です。

こんなに
管轄が分かれてるなんて…。

国民にしてみたら 不便ですよね。

社会問題は
複雑に絡み合っています。

しかし 各省庁
それぞれ 事情がありますし…。

でも それは
各省庁の事情であって

国民には
なんの関係もありません。

なんでも縦割りばかりじゃ
問題の解決にならないし

それに…。

国民の皆さんが
ちっとも幸せじゃないわ。

そう思いません?

『朝毎新聞』です。

政府主導で推し進めている
大規模なスマートシティ

令和ユートピア構想について
お伺いします。

候補地選定が難航しているとの
情報ですが

建設用地は すでに
どこか想定済みなんでしょうか?

ええ… お尋ねの趣旨が

必ずしも明らかでないと
考えます。

おっと… 何か不都合な事でも?

(広報官)
次の予定がございますので

終了とさせて頂きます。

はあ…。 なんだかねえ…。

福武さん?

おお… 鳳先生 これはこれは。

こんにちは。 取材ですか?
ええ まあ…。

そういえば 幸田の野郎
会期中に休暇なんて

どうしようもないですね。

幸田さん 私についてから ずっと
休養がとれなかったんです。

私も もう2期目ですし

なんでも秘書頼みでは
いけませんから。

皆さんの期待に応えるためにも
一人で頑張らないと。

はあ…。 とにかく
やる気に満ちていらっしゃる。

予算委員会の質問にも
立てる事になったんです。

梅村先生の計らいで。
そりゃ すごい。

ひょっとして
鳳先生に 派閥に入れと?

いえ…。
でも 梅村先生のおかげで

優秀な官僚の方に
レクをして頂けて

今日は
さらに成長できた気がします。

はあ…。

あっ… つい 長話 しちゃって
ごめんなさい。 では。

(福武)では。

梅村か…。

(ため息)

鳳丸子…。
また 妙な人が議員になった。

(梅村)萬屋くん。

(萬屋)梅村先生 お疲れさまです。

鳳先生のレク帰りかね?

はい。 先生が
私をご指名くださったようで。

彼女は
大変ユニークな逸材だからね…。

育てがいがある分
手を焼くと思うが

目を掛けてやりたいんだ。
(萬屋)はい。

いやあ… 君のような
優秀な事務方がいてくれると

議員は楽でいい。 ハハハハ…。

よろしく頼むよ。

(ため息)

(秘書)はい。 お待ちくださいませ。
(操作音)

鳳先生 梅村先生から
お電話です。

(操作音)

お電話 代わりました
鳳です。

ちょうど 梅村先生に

お礼を申し上げようと
思ってたんです。

先ほど 先生からご紹介頂いた
萬屋さんから

とても有意義なレクを…。

えっ? 今晩ですか?

(梅村)
時間をとらせて 悪かったね。

とんでもありません。

先生は いつも
こんな高級なお店で

会食されているんですか?

飲み食いの場は
大事な政治活動なんだよ。

仕事に関係なく あれこれ
とりとめのない話をするからこそ

相手の人間性が出る。

信頼できる人間か否かを
見極めるには

昼間の会話だけじゃ
足りんのだよ。

まさに 生け花と同じです!

花も 生け方に
人間性が すごく出るんです!

先生も ご会食ばかりじゃ
健康にも良くないわ。

今度 ぜひ ご一緒に
花を生けてみてください。

ハハハ…!
やはり 君は面白いねえ。

ハハハハハ…。

♬~

(支配人)
先生 お見えになられました。

(湯島 晃)
お待たせしました 梅村先生。

お忙しいところ すまないね。
(湯島)いえいえ!

湯島先生
こちらが 我が党期待の2回生

鳳丸子議員だよ。

「関東工科大学 大学院」…。

テレビでは
よく拝見しております。

新人でいらした頃から
大活躍ですね。

湯島先生とは
長い付き合いでね。

最近では スマートシティ
令和ユートピアプロジェクトで

お力を
お借りしてるところなんだ。

国と関東工科大との
共同プロジェクトで

これでも 一応
チームリーダーだったんですよ。

どうかしたのかね?

最近 知り合った方が

確か こちらの大学院で
プロジェクトに関わっていたと。

(梅村)そりゃ奇遇だな!
なら なおさら 話が早い。

実は 君に

この令和ユートピアプロジェクトの
メンバーに

ぜひ 加わってもらいたいと
思ってね。

私がですか?
ありがとうございます!

喜んで参加させて頂きます。

国と大学が連携して 国民の未来を
より便利で快適なものにする

画期的なプロジェクトだ。

(湯島)ぜひ
大学へ遊びに来てください。

はい もちろん!

実は 折り入って
ご相談したい事もありますし

ぜひ 近々
視察に伺わせてください。

お一人様 2万5000円!?

何を食べたら
そんな値段になるんです?

まさか 先生
ごちそうになったんですか?

まさか! もちろん
自分で お支払いしました。

予定外の出費だわ。
今月は 一層 倹約しないと。

2万5000円あったら

私なら 1カ月の食費
やりくりできる自信ありますけど。

それにしても
偉い先生の金銭感覚は

一般庶民とは
かけ離れてるんですねえ。

そうなの。 梅村先生には
本当に驚かされたわ。

どうしたんです?

デザートに
メロンが出たんだけど

薫さんだったら どこまで食べる?

私なら
緑のとこまで ほじくって

硬いところは お漬物にします。

フフフ… さすが 薫さんだわ。

なのに 梅村先生ったら

「俺は 子供の頃から
真ん中の ひと口しか食わん」

って おっしゃって。
フフフ…。

まあ もったいない!
そんなの 食べられるようなとこ

全部 捨ててるようなもんじゃ
ないですか!

そうなのよ。
国会議員の先生方は

裕福なご家庭で育った方が
多いのかもしれないわ。

でも 政治に携わる者は

もっと みんなの暮らしに根差した
感覚を身につけないと

国民に寄り添えないと思うの。

なんだか 先生 以前にも増して
頼もしい感じがします。

さすが 2期目ともなると

意欲にも
さらに拍車が掛かるんですね。

♬~

(携帯電話の振動音)

(ため息)

誰?
息子。

新しく買ったゲームで
遊ぶ約束しててさ。

ああ… 会期中は
まともに帰れないもんなあ。

うちも かみさん

離婚 言い出さないだけ
マシだよ。

サンキュー。
まったく…

家族の相手すら満足にできなくて
今夜も国会対応って…。

誰のために仕事してるんだ? って
疑問に思う時があるよ。

(丸子の声)国民の皆さんが
ちっとも幸せじゃないわ。

そう思いません?

(携帯電話の振動音)

はい 萬屋です。

こんばんは 鳳です。

萬屋さん 明日の朝 ちょっと
お付き合い頂けないかしら?

朝… ですか?

お先に失礼します。
お疲れさん。 今日も頑張って。

お先に失礼します。
はい お疲れさま。

(女性)お疲れさまです。
(店長)今日も頑張って!

(女性)店長も!
(店長)はい ありがとう。

(女性たち)お疲れさまです!

みんな 子育ての合間だったり
パートを掛け持ちしたりして

まあ 大変な中
必死で働いてるんですよ。

皆さん
頑張ってらっしゃるんですね。

大樹くんも
まあ いろいろあったらしいけど

あれだけ
研究に打ち込んでいたんだから

かわいそうでね…。
まだ若いんだから

これから 何度でも
セカンドチャンスはあるよ

って言いたいんだけど

景気も
なかなか良くならないしね。

偉い人に もっと
なんとかしてもらわないと…。

ねっ?

(萩原)お疲れさまでした。

ああ… 大樹くん。
君 すごいね!

国会議員に
知り合いがいただなんて。

えっ…?

おはようございます。

こちら 内閣府の萬屋さん。

萩原さんのお困り事を
一緒に解決してもらおうと思って。

そんな… 本気で できると
思ってるんですか?

ええ。
なんとか お力になりたくて。

そんな軽々しく言って
大丈夫なんですか?

進展があったんです!

私 令和ユートピアプロジェクトの
お手伝いを任される事になって

昨日 関東工科大学院の湯島教授に
お会いしたんです。

えっ…?

それで なんとか
あなたが大学院へ戻れるように

ご相談してみるつもりです。

それが あなたにとって
一番幸せ…。

余計な事しないでくれませんか?

僕 言いましたよね?
どうにもできない事なんだって。

あなただって

国会議員に言われたから
断れなくて

こんな朝早くから
付き合わされてるんでしょ?

いや… 私は…。

どんだけ偉い政治家の先生か
知りませんけど

汚い手でも使わない限り
そんな奇跡みたいな事…

起こるわけないんですよ。

そんな…。

期待するだけ無駄ですから。

心配して頂いて
ありがとうございました。

すいません。

♬~

♬~(新津)そうなんです
バスタブはこすりません!

(主婦)それはもう当たり前でしょ
ではそれ

除菌できるの? できないの?

はっ
除菌できるのは銀イオンプラス!

《99%除菌!》
(聴衆)≪おぉ~

♬~「バスタブクレンジング」 《銀イオンプラス!》

♬~ルックプラス
(主婦)あっ…フチ裏

洗いにくいのよね
♬~ (新津)それなら

洗いにくい所も 泡におまかせ!

「泡ピタ」! 《ヒミツは

密着泡 60秒後に流すだけ》

《便座も床も》
♬~「泡ピタ」! 《新発売》

どうして
あんなに頑ななのかしら?

(萬屋)政治には期待しない
っていう事ですか…。

信頼ゼロって 悲しいな。

まあ 当たってるのかも
しれませんけど

面と向かって言われると
厳しいものがありますよね。

でも 本人が
もういいと言うなら

放っておくしか
ないんじゃないですか?

でも 困っている人に

「自分で なんとかしなさい」なんて
政治家が言うわけにいきません。

苦しく つらい環境でも

みんなが笑顔になれるような
世の中にしたいんです。

そのために 政治家になる事に
決めたんですから。

先生は変わった方ですね。

私が? どうして?

思った事を
口にしているだけです。

そんなに すがすがしく
言われても…。

萬屋さん
「奇跡の花」って知ってます?

はあ? なんですか? それ。

「最も乾いた大地」と呼ばれる
南米の砂漠が

わずかな雨を蓄えて
のちに 突然

一面 ピンク色の花だらけに
なったんですって。

はあ…。

私も そんな花を咲かせる

希望の雨みたいに
なりたいなあって…。

そう思いません?

先生 貴重なお話
ありがとうございました。

♬~

ブンヤが私を?

(百瀬)はい。 『朝毎新聞』の記者が
令和ユートピアについて

あちこちで
嗅ぎ回っているようです。

たかだか三流記者だろう。
放っておきなさい。

それより…

そろそろ プロジェクトの進行に
本腰を入れて

経済回復の起爆剤にせんとな。
(百瀬)はい。

あっ…。

梅村先生 おはようございます。

ああ おはよう。

昨日のお礼に伺おうと
思ってたところだったんです。

湯島先生もご紹介頂いて
ありがとうございました。

会食のかいがあったろう?
ハハハ…。

いや ちょうどよかった。

少し話せるかな?

(薫)副大臣!?
大出世じゃないですか!

もちろん 今すぐの話じゃないわ。

その代わり 次の選挙は

別の選挙区から出馬する事が
条件なの。

もちろん 党としても

最大限のバックアップは
するつもりだ。

君には これから
どんどん経験を積んでもらって

政策を具体化するための力を
つけてもらいたいからねえ。

さすが 2回生議員ともなると
期待のかけられ方が違いますね。

(萩原の声)
期待するだけ無駄ですから。

そんな奇跡みたいな事…

起こるわけないんですよ。

♬~

(携帯電話の振動音)

♬~

(丸子の声)「萬屋さん
今朝はお世話になりました」

「希望の雨になれるように
頑張ります」

(携帯電話の振動音)

♬~

(蓮沼本也)では 湯島先生
ぜひ よろしくお願い致します。

(湯島)ああ。 検討させて頂きます。

湯島先生!

鳳先生!
ようこそ おいでくださいました。

お言葉に甘えて
お邪魔致しました。

(蓮沼)失礼ですが

衆議院議員の
鳳丸子先生ですね?

はじめまして。
私 こういう者です。

「ミラクルマッチング」…?

代表の蓮沼と申します。

いやあ… テレビよりも

はるかに輝いていらっしゃる。

ありがとうございます。

(蓮沼)鳳先生は

令和ユートピアプロジェクトの
メンバーになられたとか?

そうなんです。

それで 湯島先生に
いろいろ教えて頂こうと

視察に…。
我々も

研究者の方々を経済的に支える
お手伝いをさせて頂きたいと

思っておりまして。
すごい!

若い研究者たちが
未来に希望を持てる制度を

私も考えていきたいと
思っているんです。

ぜひ 応援させてください!

いやあ… 湯島先生のおかげで
いいご縁を頂きました。

記念に お写真を
撮らせてもらえませんか?

…ええ もちろん。

いやあ こうして 議員の先生が
具体的に動いてくださると

物事の進みが早いですな。

我々も ますます
研究に邁進できます。

(湯島)鳳先生が

令和ユートピアプロジェクトに
参加してくださって

本当によかった!

素晴らしいプロジェクトだと
思っています。

元々 スマートシティについて
教えてくれたのが

こちらで研究していた
萩原大樹さんなんです。

萩原…?

こちらを 退学処分に
なってしまったと聞いて…。

彼も プロジェクトに
関わっていたんですよね?

知り合いの学生というのは
彼でしたか…。

萩原さんは 大学への復帰を
切望していました。

差し出がましいようですが
手助けができればと…。

再入学は 厳しいでしょう。

どうしてです?

チームリーダーまで務めるほどの
優秀な学生さんですよね?

彼のような若者のチャンスを
狭めたくないんです。

もちろん 制度改正など

議員としての働きかけは
続けます。

(湯島)
お聞きになっていませんか?

彼が退学になったのは
不正を行ったためです。

えっ…?

他者の論文を盗用したんです。

論文発表前に発覚したため
事なきを得ましたが…。

退学は 妥当な処分です。

間違いではないんですか?
何か事情があるんじゃ…。

彼に会ったら 伝えてください。

心からの反省と誠意を
示してくれれば

私は いつでも
教授会に掛け合うつもりだと。

♬~

(ドアの開く音)

(男性)大樹

お客さん 来てるけど…。
どうぞ。

ごめんなさい 夜遅く。
(萩原)ああ…。

また 私の悩みを
聞いてもらえないかと思って。

それと これ 植え替えてみました。

それと これ 差し入れ。

僕の事は もう大丈夫と
言いましたよね?

それに 国会議員が差し入れなんて
まずいんじゃないですか?

フフ…
萩原さんは 選挙区外の人だから

寄付には当たりません。

でも どうしたら

あなたの本当の気持ちを
聞かせてもらえるかなって

考えすぎちゃって…。

それが 私の悩みです。

だから 本当に大丈夫ですって。

今日 湯島教授の研究室に
伺ったんです。

えっ…?
論文の事 聞きました。

湯島先生から
言づてを頼まれたの。

あなたが反省して
誠意が見られたら

教授会に掛け合うと。

何か事情があるなら
聞かせてもらえない?

♬~

うち 自営業だったんです。

ちっちゃな工場だったんですけど

古い機械しかなかったから
仕事の幅も増えなくて

結局 親父の代で
閉める事になったんです。

そう…。 大変だったのね。

奨学金を受けて
システム工学を専攻したのも

親父が苦労しているのを
見てたからだと思います。

小さな仕事を受注して

言われたとおりに
やるだけじゃなくて

頭の中に描いた理想を具現化する
仕事がしたい。

そのためには

大きなプロジェクトに携われる
大学の研究室に入りたいって…。

その夢を実現したんでしょう?

そんなあなたが
論文不正なんて…。

国と連携して進められている
令和ユートピアプロジェクトは

学内でも肝煎りの研究開発でした。

(丸子の声)湯島教授の下で
頑張っていたのよね。

湯島先生は
次の学長選で学長を狙ってます。

決め手になるのが

令和ユートピアのチームプロジェクトを
成功させる事。

でも
度重なる条件の変更があって

スケジュールに遅れが出たんです。

湯島先生から言われたんです…。

試験運用に間に合わせるために
ビッグデータの改ざんをしろと。

えっ…?

もちろん 断りました。

でも 再三 拒否をしているうちに

大学側から
突然 論文の不正を指摘されて

退学に…。

それから 何度も
先生に掛け合いました。

もう一度 一から検証したいと。

(湯島)梅村先生の顔を
潰すわけにはいかないんだ!

わかるよね?

研究室に戻りたいなら

黙って 私の言う事を
聞くべきじゃないか?

(萩原の声)今のシステムには

セキュリティー上の問題が
たくさんあります。

データが改ざんされて
あのまま実用化されたら

多くの人の個人情報がさらされ

日常生活も脅かされる事になる。

でも 僕は

結局 研究室に戻る事も
告発する事もできずにいる…。

もう ただすチャンスは
巡ってこないんです。

♬~

どうぞ。

正直に話してくれて ありがとう。

いえ…。

私が なんとかしてみます。

えっ?

大勢の人の安全にも
関わる事だもの。

そうでしょう?

あっ そうだ…。

これ あの時のお金。

私の悩みを聞いて頂きます。
(警察官)はっ?

お願いできます?

ずっと
返そうと思ってたんですけど…。

フフ… これは 悩み相談料です。

ちゃんと料金は
お支払いしないと。

でも…。

いいから。

すみません…。

♬~

データ偽装!?

萩原さんが
打ち明けてくれたんです。

彼が…? それで
鳳先生は どうされようと?

令和ユートピアを推し進めてる
梅村先生には

早くお伝えするべきだと
思うんです。

それは… おやめになるべきでは
ないでしょうか。

どうして?

湯島教授は
梅村先生と昵懇ですよ。

証拠もないのに
そんな告発をしたら

梅村先生の怒りを買うだけです。

湯島先生の指示があった
というだけでは

不十分でしょうか?

本件は
政府主導のプロジェクトです。

確固たる証拠がないのなら

なおさら 梅村先生には
お伝えするべきではありません。

(ため息)

ハハハハ…。
いや 何を言い出すかと思えば

鳳先生は 随分 心配性なんだねえ。

梅村先生は ご存じなんですか?

いやいや…
その手の話は よくあるんだよ。

建設反対派の

ネガティブキャンペーンとでも
言うべきか…。

ですが

開発に関わっていた学生本人から
直接 聞いた話なんです。

もし データに欠陥があれば

プロジェクトの根幹にも関わる
問題ですし

先生にも ご迷惑が…。

その学生は 処分が気に食わず
逆恨みしたんだろう。

いや 折り入って話があると
言うもんだから

国替えの件かと思ったよ。
ハハハ…。

どうだね… 決心はついたかね?

ありがたいお話ですが

その件は お断りさせて頂きます。

副大臣の椅子が
約束されてるんだぞ?

プロジェクトを成功させるために

私なりに
もっと調べてみようと思うんです。

多くの方の安全が
かかっていますから。

失礼致します。

(ドアの開閉音)

(電話)

(百瀬)先生 関東工科大学院の
湯島教授からです。

ちょっと困った事が…。

ミラクルマッチングの蓮沼が

まもなく 詐欺容疑で
逮捕されるようなんです。

ああ 例のベンチャーですか。

我々のプロジェクトで
甘い汁でも吸おうと

躍起になってましたからなあ…。

いや 実は 昨日

鳳先生が視察にいらした際に
鉢合わせしましてね。

調子のいい事を言って
一緒に写真を撮ったり

散々 持ち上げていたので

梅村先生のご迷惑になると
いけないと思いまして…。

そうでしたか。

鳳先生と写真を…。

(キャスター)「条件のいい就職先を
紹介すると持ちかけ

非正規雇用の人や失業中の人から

出資金をだまし取った
詐欺の疑いで

ミラクルマッチングの代表
蓮沼本也容疑者が

今日 警視庁に逮捕されました」

「ミラクルマッチングは

政治家など 著名人と
交流のある事をうたい文句に

出資者を募り

中でも 衆議院議員の鳳丸子氏が

蓮沼容疑者から 資金提供を
受けていたとの情報もあり

警視庁は

この資金が被害金である事を
認識していたかについて

鳳丸子議員を…」

(ため息)

(捜査員)では

蓮沼側から資金提供を受けた
事実は認めるんですね?

はい。

あくまでも 政治資金規正法の
範囲内で受けた 個人献金です。

私の考えに賛同して頂き

ぜひ 応援したいとの
お申し出を頂きましたので。

あなたご自身

蓮沼が
違法に出資金を集めている事は

認識されてたんじゃないですか?

そんな…!

違法だとわかっていたら
ご支援を受けるはずありません。

♬~

なんなんだよ…!

(携帯電話の振動音)

もしもし…。

…えっ?

大変申し訳ございません。
はい はい…。

ちょっ… 大樹くん!

(萩原)すぐに閉鎖って なんで?

親御さんたちから
苦情が来てるのよ。

ねえ 国会議員から お金を
受け取ってたって どういう事!?

あんな記事 デタラメだって!

ここのオーナーも

不正に関わったスタッフが
いるなら

すぐに出てってくれって…。

子供たちにも
取材が来てるみたいで

みんな 怖がってて…。

(電話)

はあ…
もう さっきから鳴りっぱなし。

親御さんからとか
苦情とか イタズラも。

(丸子の声)この度は
大変お騒がせしております。

誤解を招くような軽率な行動を
とってしまった事を

改めて 国民の皆様に
おわび申し上げます。

(記者)ミラクルマッチング社の
詐欺について

本当に 何も関わりが
なかったんでしょうか?

はい。 それについては
きっぱりと否定させて頂きます。

(記者)でも
先生の名前が広告にあるから

信用した被害者もいますよね。

その責任について
どうお考えですか?

はい その件については
私が至らずに…。

(記者)鳳議員! あの若い男性とは
どういうご関係で?

どういう関係とは…?

(記者)親しい男性を
再入学させるために

大学に圧力をかけた
という事なんですか?

いいえ。
そういう事は一切ございません。

(記者)その説明で 国民が
納得すると思ってるんですか?

(記者)本当の事 言ってください!
(記者)説明してください!

(携帯電話の振動音)

(携帯電話の振動音)

(男性の声)「結局 自分が
大学に戻りたいだけじゃん」

(女性の声)「自分の事ばっかり」

(男性の声)「クズですね…」
(女性の声)「ほんま それ」

(男性の声)
「こんなヤツ 存在価値ねえよ」

(男性の声)
「この世から消えちまえ」

(男性の声)
「この世から消えちまえ!」

♬~

(アナウンス)「おかけになった電話は

電源が入っていないため
かかりません」

(ため息)

♬~

(記者)「でも
先生の名前が広告にあるから

信用した被害者もいますよね」

いやいや…
その質問 さっき答えただろ。

「はい その件については
私が至らずに…」

(記者)「鳳議員!」

そろそろ かけてみるか。

いや ここは 心を鬼にして
静観して…。

いやいや いやいや いや…
けど 秘書としては

こんな事をしてるのは
あるまじき職務怠慢であって…。

(携帯電話の振動音)

誰だ?

はい もしもし。

(萬屋)「鳳丸子先生の政策秘書の
幸田さんでしょうか?」

はい そうですが…。

内閣府の萬屋と申します。
休暇中に申し訳ありません。

鳳先生の事で お話が…。

我が党と致しましては

この一件で
鳳議員に厳重注意致しました。

進退については
本人の判断に任せるという事で…。

つまり 例の詐欺疑惑は
うちの鳳が 梅村先生に

切り捨てられた結果だ
という事ですか?

令和ユートピアのデータ改ざんの件が
事実だとすると

梅村先生にとって
鳳先生は 都合の悪い存在です。

国替えを
お断りになった事もありますし

一連の情報のリーク元も
もしかすると…。

わかりました。

うちの鳳のために わざわざ
ありがとうございました。

あ… あの… 幸田さん。

はい?

僭越ですが

永田町で 鳳先生のような議員と
一緒に働けるのは 幸運です。

おかげで この砂漠にも

希望の雨が降る日が
来るんじゃないかって…。

そんな甘いもんじゃありませんよ。

えっ…?

鳳先生は 希望の雨どころか
ハリケーン級の嵐そのものです。

老婆心ながら 萬屋さんも
巻き込まれないように ご注意を。

しょうがねえな…。

また一丁
巻き込まれて差し上げますか。

データ偽装!?
萩原さんが

打ち明けてくれたんです。
余計な事しないでくれませんか?

(記者)大学に圧力をかけた
という事なんですか?

(キャスター)「鳳丸子議員を 近く
任意で取り調べる予定です」

軽率な行動をとってしまった事を

国民の皆様に
おわび申し上げます。

叔父様…。

ん? なんだ?

政治家にとって最も大切な事って
何かしら?

丸ちゃんは どう思う?

私は…。

どんな事が起こっても

結果に きちんと
責任を持てる事だと思う。

…そうか。

みんなにマルをつける世の中を
目指すと言いながら

私は 多くの人を傷つけた。

政治家としてのけじめは
自分でつけないと。

丸ちゃんが そう決めたんなら

僕が言えるのは
「お疲れさま」という ひと言だ。

しかし…。

本当に それでいいんだね?

♬~

♬~

ああ いた いた いた いた いた。

あのさ… いくら
お姫さん先生が一大事だからって

軽々しく呼び出すの
やめてもらえます?

鳳先生が辞職したら
俺も 即 無職だから

俺にとっても 一大事なの!

お前 令和ユートピアについて
どこまで知ってる?

あれ? ブンヤに なんで

タダでネタ聞こうとしてるんだよ。
はい。

俺は 『朝毎新聞』の
購読者なんですけど!

なんでもいいから教えろ!

いらっしゃいませ。
(福武)あっ コーヒー1つ。

(店員)はい かしこまりました。
大丈夫 水だけで。

ほら 教えろ!

ああ~…。

ああ そういえば
関東工科大が ある地方の土地に

キャンパス新設の申請をしようと
していたものの

何年も通らなかった。

そこは 長年 野党1強で

環境の規制が厳し~い
地区だったからな。

だが 今の政権に変わった途端

水面下で
関東工科大の誘致が進められた。

教授の湯島と お仲間の梅村が
便宜を図り

プロジェクトを
強引に進めようとしたんだ。

しかし 構想を
スムーズに進めるためには

なんとしても 選挙に勝ちたい。

さあ どうしよう?

勝てる刺客を送り込む…。

鳳先生は

令和ユートピア建設のために
国替えを打診されたのか。

梅村が 頻繁に 現地に訪れていた
という情報もある。

何か見つかるかもしれんぞ。

なるほど。

俺は 直ちに現地に行って
県の職員を直撃する。

汚名を着せられたまま
鳳先生を辞職させたりはしない。

お前も なんでもいいから
梅村先生について調べてくれ!

言われなくたって調べますよ。

あの野郎
朝食セット 平らげてやがる…。

(萬屋)明日 鳳先生に
議員辞職勧告決議案が出されます。

しかし 法的拘束力はなく
決議されても従う義務もない。

先生
なんとか乗りきってください。

ですが 私のせいで
被害に遭われた方もいるんです。

結果的に
国民を欺く事になったんですから

もう 国会議員ではいられません。

簡単に辞めないでください!

我々 役人には役人の

政治家には
政治家にしかできない事が

あるはずですよね!?

(萬屋)先生は
おっしゃったじゃないですか。

苦しく つらい環境でも

みんなが笑顔になれるような
世の中にしたいって。

我々 役人も同じです。

私が この仕事を目指したのも

よりよい国や社会にしたいという
情熱があるからです!

月に300時間以上
時間外労働をして

ボロボロになって
体を壊した同僚もいます。

それでも踏ん張ろうと思うのは

志があるからなんです!

♬~

(萬屋)この砂漠みたいに
全てを花で覆うんでしょう?

永田町にだって こうやって
奇跡を起こすんですよね?

(秘書)鳳先生… 若者が これを。

受付で預かりました。

これ…!

♬~

♬~

♬「スマイル スマイル メリーズ」

<こまめに気にしていても 繊細な肌>

<おむつを開けるたびに 心配…>

<「ファーストプレミアム」は
肌研究生まれの 厳選素材>

<スッと瞬間吸収>

<ふわっと瞬間乾燥>

<おむつ替えの
その時まで安心>

<おしり ず~っとご機嫌>

<「メリーズ」史上 最高品質
「ファーストプレミアム」 パンツ 新登場!>

(少女)大坂さんと話した。

(大坂)
テニスとともに生きていける私は 幸せだ。

でも テニスがすべてではない。

はっとした。

幸せではない人や 不公平を見て

黙っていることはできない。

私の情熱を 世界中の人たちに届けたい。

きっと 理想は 現実になる。

世界を 元気に。 くらしを 理想に。

♬~

先生 おはようございます。
(湯島)はい。

おはようございます。
こちらへ どうぞ。

(湯島)お願いします。

(梅村)逮捕された蓮沼について

追及をかわす答弁を
準備しておいてくれ。

どうした? 嫌なのか?

あっ… いえ…。

フッ… 青くさいなあ…。

自ら権力とならねば
理想も貫けんだろう。 ええ?

賢い君なら ちょっと考えれば
わかるはずだが?

霞が関でのゴールへの近道は
どれだけ泥水が飲めるか…

それにかかってるんじゃ
ないのか?

(ノック)

失礼します。
(梅村)なんだ?

萩原と名乗る若者が

うちのホームページに送った
URLを見るようにと。

恐らく
イタズラ電話でしょうが…。

萩原…?

いえ イタズラではありません!

(携帯電話の振動音)

もしもし。

あの青年が
人質を取って立てこもりました。

えっ!?

(萩原)皆さん ごめんなさい…。

話を聞いてもらうには

もう 僕には
この方法しかありませんでした。

誰かの役に立ちたいと
研究を続けたかっただけなんです。

なのに… 全部なくなりました。

どうして
こんな目に遭うんだろう…。

「この先 生きていても
なんかいい事ってあるのかな…」

令和ユートピア計画の実権を握る
梅村議員に言います。

「計画は 即刻 中止してください」

「そして ここに来て
みんなに謝ってほしい…」

「11時を過ぎたら…」

この人を道連れに 僕は…。

「この世から消えます」

(萬屋)先生… 対応は!?

現場で説得すれば 可能性は…!

知らん!!
どうせ 若造のハッタリだ。

ですが…!

警察は何をやってるんだ!

国家公安委員長には
連絡したのか!?

はい!
ええい…!

こんな事で プロジェクトに
みそが付く事は断じて許されん!

私は とにかく 委員会に向かう!

(ドアの開く音)

(梅村)どうした?

政治家は 国民に選ばれてこその
存在ですよね。

なんなんだ こんな時に…!

国民のために汗をかく
政治家の下でなら…

喜んで働きます。

我々 役人が仕えているのは
政治家じゃない…。

国民です!

なんだと…!? 口を慎め!!

いいえ 慎みません!

私には 国民の安全を守るという
重要な責務がありますので!

失礼します。

♬~

(萬屋の声)我々 役人には役人の

政治家には
政治家にしかできない事が

あるはずですよね!?

♬~

萬屋さん!

鳳先生!
もう時間がありません!

梅村先生は…
要求には応じない考えです。

このままでは…。

萬屋さん 国会議員として
私から最後のお願いがあります。

(息を吐く音)

(パトカーのサイレン)

(萬屋)お願いします!

事態を解決するには
この方法しかありません!

どうか 萩原くんに
電話をかけさせてください!

(携帯電話の振動音)

はい。
「内閣府の萬屋です」

議員を連れてきました。
今すぐ 扉を開けてください。

♬~

(電子音)

(解錠音)

♬~

(萩原)えっ… どうして…?

(丸子の声)国会議員として
私から最後のお願いがあります。

人質の身代わり!?

彼を救えなかったのは私
追い詰めてしまったのも私。

だから この私が行かないと。

それは危険です!

それに まもなく 国会で
あなたの辞職勧告決議案が…!

そんなの どうでもいいんです。

国民の命のほうが
はるかに大事です。

ハリケーン級の大嵐…。

確かに。

(百瀬)先生!

先生 ただ今 鳳先生が現場に…。

何を馬鹿な事を…!

お願いします。

令和ユートピアに関して
どうしても教えて頂きたい事が…。

トップダウンで
決まった事ですので

我々は何も…。

という事は

透明な議論の末の結論では
なかったという事ですか?

何か 梅村先生サイドからの

不当な圧力が
あったんじゃありませんか?

(萩原)
説得しようとしても無駄ですよ。

僕の人生をめちゃくちゃにした
教授と一緒に…。

説得なんて しません。
私が ここに残ります。

もし あなたが死ぬというのなら
私が道連れになります。

その代わり
無関係な人を解放してください。

お願いです。

♬~

人質 お願いします。

急いで 急いで!
急いで! 早く出ましょう。

鳳先生は!?
出てきません。

丸子先生…。

あなたを
ここまで追い込んでしまった…。

その責任は 私にあります。

責任をとるべきは 教授と梅村だ。

(丸子の声)
あなたは勇気ある告発をした。

国民を危険にさらすような計画は

即刻
中止させなければならないわ。

令和ユートピアプロジェクトは
必ずぶっ壊します。

萩原さん…。

私に もう一度
チャンスを頂けませんか?

鳳丸子は
馬鹿がつくほどのお人よしです。

だから すぐに足を引っ張られたり
だまされたりする。

今 永田町で 一番
議員に向いていない人間です。

ですが…

ひとえに 国民の幸せだけを
願っている人なんです。

そんな国会議員は 他にはいない!

衆議院議員 鳳丸子秘書 幸田光喜
一生のお願いです!

鳳のために
どうか よろしくお願いします!!

(丸子の声)政治家なんて
信じられないと言ってましたね。

確かに
私一人では何もできなかった。

私 国会議員を辞めようと
思ってました。

でも それは
独り善がりの逃げでしかない。

♬~

今 あなたは
とても苦しいでしょう?

出口が見つからず
もがき苦しむ人がいたら

そっと そばに寄って
話を聞いてあげられるような…

そんな優しい社会をつくるために

もう一度
頑張ってみようと思うんです。

そんな事 できるわけ…。

もちろん 私一人ではできません。

でも みんなでやるんです。

(丸子の声)あなたが
研究に打ち込んだように

この国を少しでも明るくしようと
頑張っている方たちがいます。

そう。 できた! 正解!

やった!

(丸子の声)
未来に希望を持ってほしい

子供たちもいます。

困った時は 一人で抱えないで
他の誰かに助けてもらえばいい。

失敗したら たたくんじゃなく

どうすれば やり直せるかを
みんなで考えられるような…

そんな社会にしたいんです。

♬~

大丈夫ですか!?
怪我はないですか!?

急ぎましょう!

(警察官)出てきたぞ!

(警察官)確保!

(手錠をかける音)

鳳先生は!?

(萬屋)鳳先生! お怪我は!?

私なら 大丈夫です。
はあ…!

萩原さん!

(パトカーのサイレン)

あなたにも
一緒に考え続けてほしいんです。

♬~

(キャスター)
「国との連携事業の補助金を

私的に流用した疑いで

警視庁は 関東工科大教授
湯島晃容疑者を逮捕しました」

「鳳丸子議員への
議員辞職勧告決議は

先日の立てこもり事件での
勇気ある行動に対する

世論の支持などを受け

野党は
提出の取りやめを決めました」

「湯島容疑者は

スマートシティ 令和ユートピアの
システム開発の過程で

学生へ データの改ざんを…」

湯島教授の事は
誠に青天のへきれきでした。

関東工科大学との官学連携事業を

強引に推し進めた事実は
ありませんし

県に直接のお願い事を
強要したなど 事実無根です。

知事とは会った事もない。
(記者)本当ですか!?

(加持)〈と このように語っていた
梅村議員ですが…〉

〈丸子の秘書 幸田くんが入手した
内部文書が証拠となり

梅村議員が 県に不当な圧力を
かけていた事が判明〉

〈そして…〉

(福武)ん…? うん…?

♬~

ああーっ!!

(加持)〈おや 写っているのは
梅村議員と…

県知事のようです〉

(福武)スクープだ…!

(加持)〈梅村議員は
党最高顧問を辞任〉

〈やはり 隠れて
悪事はできないものですな〉

梅村議員を辞任に追い込んだ
きっかけは 鳳議員ですよね?

内部文書の入手経路について
お聞かせください。

その件に関しまして
私は 何も存じ上げておりません。

詳しい事は
秘書にお尋ねください。

鳳議員が
ご指示をされたわけでは?

いいえ。 天地神明に誓って
私は何も関知しておりません。

あのフリースクールが
また運営できるんですか?

ええ。 文科省にも掛け合い
無事 続けられる事に。

残念ながら
事件の影響を考慮して

運営母体は
変更となりましたが…。

子供たちも
みんな 戻ってきました。

あとは 萩原くんが
帰ってきた時まで存続できるよう

頑張ってもらわないと。

(子供たち)お~!

いいね いいね いいね。

お花 喜んでるな。
ねえ… きれい。

おおっ!
お~ よかったねえ。

萬屋さん
ありがとうございました。

鳳先生のおかげです。

これからも ずうずうしく

他省庁の問題にも
口を出していきますよ。

この国のためになると思った事は。

砂漠に一面の花が咲く瞬間を
私も いつか 見たいですから。

♬~

(薫)嘆願書!? あの青年に?

ええ。

萩原さんの減刑を求める嘆願書が
たくさん集まってるの。

少しでも彼の励みになると
いいんだけど。

(キーボードを打つ音)

ずうずうしく
戻ってきたんだから

ちょっとは
先生の事 励ましてくださいよ。

気が利かないんだから。

(せき払い)
いや しかし あれですね

自ら人質に志願するなんて
もう 寿命が縮まりましたよ!

クレオパトラにシーザー
楊貴妃に玄宗

そして
鳳丸子には この幸田光喜。

やはり 先生には
私がいないと駄目ですね。

もう帰ってこなくても
よかったのに。

ひどい…。 かわいい顔して
ひどい事 言ってますよ!

あのね 大体
休暇中にもかかわらず

大活躍の仕事っぷりだったのは
どこの誰でしょうか!?

出た! 自画自賛。
お優しい丸子先生が

セカンドチャンスくださったから
復帰できたものの

そもそも 決定打の写真は

別の方からの
リークじゃありませんか。

ちくしょう… もう!

大体 あの写真 送ってきたの
どこの どいつなんだよ!?

きっと
丸子先生の熱烈なファンですよ。

ええ~…?

そんな奇特な物好きが
他にもいるんだ。

(加持)ああ… これはリー社長!
ニーハオ。

いやいや
おかげさまで助かりました。

また よろしく頼みます。
はい。 では…。

はあ…。

おっ これは失敬。

皆さん この事は
くれぐれも ご内密に…。

(加持)〈…と まあ 今回も
なんだかんだとありましたが

そろそろ この辺でお開きに…〉

〈よろしいかな? 丸ちゃん〉

えっ…?