【連続テレビ小説】おかえりモネ 総集編(後編)[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

【連続テレビ小説】おかえりモネ 総集編(後編)[解][字]

「おかえりモネ」の第10週から最終週をダイジェストで振り返る。東京の気象情報会社で働く百音(清原果耶)は、故郷・気仙沼の役に立ちたいという思いを強めていく。

番組内容
連続テレビ小説「おかえりモネ」の第10週から最終週をダイジェストで振り返る。東京の気象情報会社で働き始めた百音(清原果耶)は、朝岡(西島秀俊)や個性的な同僚の莉子(今田美桜)、内田(清水尋也)、野坂(森田望智)たちに囲まれ、さまざまな経験を積んでいく。プライベートでは菅波(坂口健太郎)との関係が徐々に近づき、やがて、自分がやるべきことを見つけた百音は故郷・気仙沼へと戻る決意を固める。
出演者
【出演】清原果耶,内野聖陽,鈴木京香,蒔田彩珠,藤竜也,夏木マリ,坂口健太郎,西島秀俊,浅野忠信,永瀬廉,高岡早紀,今田美桜,清水尋也,森田望智,恒松祐里,前田航基,髙田彪我,山口紗弥加,山寺宏一ほか
原作・脚本
【作】安達奈緒子
音楽
【主題歌】BUMP OF CHICKEN

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

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キーワード出現数ベスト20

  1. 百音
  2. 永浦
  3. 先生
  4. 朝岡
  5. 自分
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  7. 本当
  8. 大丈夫
  9. 情報
  10. 耕治
  11. 仕事
  12. 今日
  13. 新次
  14. 明日美
  15. 予測
  16. 亮君
  17. 時間
  18. 明日
  19. お願い
  20. 気象予報士

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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♬~

♬「闇雲にでも信じたよ」

♬「きちんと前に進んでいるって」

♬「よく晴れた朝には時々」

♬「一人ぼっちにされちゃうから」

♬「ヤジロベエみたいな正しさだ」

♬「今この景色の全てが」

♬「笑ってくれるわけじゃないけど」

♬「それでもいい これは僕の旅」

♬「昨夜の雨の事なんか
覚えていないようなお日様を」

♬「昨夜出来た水たまりが
映して キラキラ キラキラ」

♬「息をしている」

♬「高く遠く広すぎる空の下」

♬「おはよう 僕は昨日からやってきたよ」

♬「失くせない記憶は傘のように」

♬「鞄の中で出番を待つ」

♬「手探りで今日を歩く今日の僕が」

♬「あの日見た虹を探すこの道を」

♬「疑ってしまう時は 教えるよ」

♬「あの時の心の色」

♬「いつか また会うよ」

♬「戻れないあの日の 七色」

(百音)うわあ… 東京だぁ!

(雅代)ついに東京にやって来ました。

はあ 緊張するね。

あら? モネ ここ お風呂屋さんよ?

(菜津)永浦さん?
はい。

どうぞ どうぞ 入って!
あっ。 どうぞ どうぞ!

よかった! 女の子に

来てもらいたかったの!
永浦百音です。

銭湯って 営業するだけで
すごくお金がかかるのね。

だから 半分
シェアハウスに変えちゃった。

今日は? これからどうするの?

会社の場所を下見してきます。
明日 面接なんで。

まだ採用になってないの!?
ハハ… はい。

ここが 明日 面接を受ける
ウェザーエキスパーツ。

百音が ずっと憧れていた気象の会社です。

(内田)はあ… はあ… はあ…。

永浦さん!
内田さん ご無沙汰してます。

何で!?
あの 明日 面接なんで

ちょっと下見に…。
ああ!

あっ! 永浦さん。 はい。
元気!?

うう! はい はい… おかげさまで。

再会の喜びも つかの間。

百音が連れてこられたのは…

テレビ局です。

おはようございます。
あっ。

(朝岡)あっ 意外な人が来ましたね。
朝岡さん。

じゃあ あとは よろしく。
ん? (野坂)帰るんですか? 朝岡さん。

今日は 夜も
担当するんじゃないんですか?

このあと講演会が入ってるんですよ。
「あさキラッ」は

いつもどおりやりますから。
(野坂)じゃあ 誰が出るんですか?

「ニュースナイトJ」。

神野マリアンナ莉子です。
ん?

神野マリアンナ莉子です よろしくね。

夕方のニュース番組を担当する
気象予報士たちが

インフルエンザにかかってしまい

代わりを探していたところに
百音が居合わせたというわけです。

朝岡さんに代わって 神野さんが
気象キャスターを務めるはずでしたが

緊急ニュースが入り
出番のないまま この日は終わりました。

あ~!

はあ やってらんない!

家に戻ったあと

一緒に汐見湯に下宿することになった
スーちゃんと おしゃべりをしていると…。

(明日美)うん。

もしもし。
もしもし 野坂です。 永浦さん?

ごめんね。
朝のチームもインフルって…。

こっち戻ったら 報道気象班 全滅してた。

(安西)これ 持ってって。

行こう!
頑張って!

なんと 朝の番組にまで
駆り出されることになったのです。

(内田)昨日の夜から 北日本の風が
西よりに変わって

強くなってきてるのが気になりますね。

(朝岡)
かなり急速に変化してきてる感じだな。

宮城は 日常的に風が強いです。

もしも 事前に分かるなら…

伝えたいと思います。

(高村)メインのネタを変えたい?

(朝岡)
はい。 仙台周辺の強風に差し替えたい。

予定では メインは黄砂でしたよね?

かなり広範囲に飛んできそうって。

仙台周辺で 風速20メートル以上の
非常に強い風が吹く可能性があります。

仙台の強風は
まだ不確定です。

確証の得られない情報は
私は 出したくありません。

何で こんなコソコソ…。

警報が出ようが出まいが
危険が迫っているなら

この風の情報は伝えるべきです。

天気は 瞬間 瞬間で変わる。

現に この10分 15分で

突風が吹くだろうと
我々には 読めている。

でも まだ 公式には出せない。
そんな時 私たちは どうやって伝える?

その時に 「風が吹くかもしれない

注意してほしい」と言えるのが
あなたです。

ああ…。

(朝岡)中継キャスターである
あなたがいることで

1億2, 000万人に向けた情報も
10万人に向けた情報も

両方 伝えることができるんです。

気象に携わる者として ここは粘りたい。

そろそろスタジオ入ります。

(莉子)どうやって 話 組み立てよう。

(通知音)
あっ。 すいません

本当すいません 電源切ります。

ん?
どうしたの?

いや あの… これ。

ちょ…。
永浦さん これ 朝岡さんに伝えて!

早く! スタジオ! はい!
早く早く早く! そこ右! 右!

間もなく天気コーナー入ります。

「今日は 西日本から東日本
広い範囲に黄砂が飛んできそうです」。

じゃあ 次 2分30秒後に
こちら戻ります。

お願いします。

外の空気は どうでしょうか?

はい 日ざしが だいぶ暖かく感じます。

あっ そうそう 朝岡さん。

今日は 私のお友達が
来てくれてるんですよ。 ん?

おはようございます。

こちら コサメちゃんと
傘イルカくんです。

おはようございます。

今日の風は
かなり強く吹くかもしれない?

それは どこで?

仙台市の 山沿いの方!

うんうん やっぱり そうなんだ。
(内田)出ました! 仙台 風速26。

(沢渡)気象庁 このあと6時半で
警報発表です。

え? 急に来たわね 了解。

朝岡さん。 気象庁
このあと6時半に警報発表。 了解。

仙台では 既に
26.6メートルを観測しています。

お出かけの際は 十分な警戒が必要です。

黄砂じゃなくて 風だったか。

仙台市内で 強風による看板落下。

仙台のカメラマンが映像押さえてるんで
このあと差し込みます。

対応早いね。 視聴者からの情報?

朝岡さんからの情報ですよ。
え?

ちょ…。
永浦さん これ 朝岡さんに伝えて!

早く! スタジオ! はい!
早く早く早く!

すいません あの…。
どうしました?

これ…。

これ 友人が 今
送ってきた写真なんですけど…。

仙台です。

天気予報は 全国の人のため。
それも分かります。

でも 私が この仕事で守りたいのは

この幼なじみみたいな
自分の大切な人たちなんです。

その感覚 大事にしてください。

自分の大切な人のためか

それとも 顔の見えない
不特定多数の人たちのためか

私たちは 日々 その葛藤を抱えながら
闘っているんです。

この映像 他局では まだ撮れてませんよ。

ふだん地味な気象班も
なかなかやりますね。

永浦さん。
はい。

あなたは 採用だそうです。
よかったですね。

こうして百音は
まずは アルバイトとして

気象情報会社で働くことになったのです。

月日は流れ…。

仕事にも だいぶ慣れてきたみたい。

でも 大切な人たちを
守りたいという思いから

ちょっと
肩に力が入り過ぎているようです。

今日は 水の事故は

命を落とす確率が
とても高いということに…。

ああ ちょちょ ちょちょ…。

せっかく夏休みなんだし

楽しいネタの日があっても
いいんじゃない?

子供たちが もっと
自然と触れ合えるような

海や山の楽しさを伝えた方がいい。

でも 誰かが事故に遭ってからじゃ
遅いです。

もう永浦さん 顔 怖いよ。 笑顔!

そんな時…。

あ~ もう誰か 話 聞いて…。

みんな 昼間は忙しいんですよ。

ですよね 平日の昼ですもんね。

納得いきませんね。

今の永浦さんは

いわゆる ド新人の空回りです。

それと永浦さんは

誰かが危険な目に遭うことを
怖がり過ぎていませんか?

あなたが故郷の島で経験したことが

あなたを追い詰めているように
見える時があります。

少し心配です。

もう少し 自分を緩めてあげても
いいんじゃないでしょうか?

言い過ぎましたか。
いや…。

先生が言ったように…。

ド新人の空回りです。

先生。

私 先生に ずっと会いたか…。

(洗濯機の終了の音)

(朝岡)ん?
(内田)どうしました?

これ 東北の太平洋側から
上陸するかもしれない。

太平洋側?

東北地方の太平洋側から
台風が上陸するのは

観測史上 初めてのことなんだそうです。

百音は 家族や親しい人たちに
大きな被害が出ないよう

台風の情報を発信し続けました。

「上陸予想時刻が
満潮と重なるかもしれません。

船は 湾の西側に固定してください」。

(亜哉子)これ おじいちゃんは?
(未知)さっき渡した。

(耕治)モネ! 元気が?

台風ん時 ありがどな。
ううん。

モネのおがげで みんな助かったよ。
ハハハ!

やっと みんなの役に立てた。

何かさ 永浦さんって ちょっと重いよね。

てか 人の役に立ちたいとかって
結局 自分のためなんじゃん?

あなたのおかげで助かりましたっていう
あの言葉は 麻薬です。

先生。
はい。

あなたのおかげで助かりましたっていう
あの言葉は 麻薬ですって

おっしゃったんですけど 覚えてますか?

覚えてます。

あれって
どういう意味だったんでしょう?

自分が誰かの役に立った

自分には価値がある そう思わせてくれる。

そして また言われたいと
突っ走ってしまう。

行き着く先は 全部 自分のためだ。

そうやって僕は

ある人の人生を奪いました。

(宮田)先生のおかげで助かりました。
ありがとうございました。

この時 先生は
これ以上 語りませんでした。

一方 スポーツ気象部門を立ち上げたいと
考える朝岡さんの発案のもと

百音は 車いすマラソン選手の鮫島さんを
サポートすることになり…。

医学的見地から 菅波先生も
協力してくれることになりました。

鮫島さんのサポートを通して

2人の距離は
だんだんと近づいていきました。

風! 吹きます!

そのかいあって
気象条件を味方につけた鮫島さんは

念願だった 強化選手の資格を手にします。

選考会が終わり

百音は 先生が以前 口にしかけた
ある人について 尋ねました。

先生 あれは 前に話してた
患者さんのことですか?

そうです。

バカですよ。

親身になって言ってくれる
先生の言うことだから 信じたい。

そんな どうでもいい くだらない感情を
優先して 彼は

経験も 実績も 何もない方の
医者の言うことを聞いて それで…。

人生賭けてきたものを 一気になくした。

♬~

人の手というのは ありがたいものですね。

そんなころ 百音の父 耕治が
東京にやって来ました。

お父さん…。

(耕治)驚がそうと思ったんだげど…。

驚いちゃったな ハハ。

そして もう一人。

祖父です。

ちょっと ちょっと ちょっと…
ちょっと じいさん。

祖父です よろしく。

(菜津)どうぞ。
ああ どうも。

龍己さんのカキが
品評会で なんと金賞を受賞。

その帰りに 百音の様子を見に来たのです。

ふう…。

先生…。

うまい。
ん?

うまいです。
こんなの食べたことないです。

そりゃ よがった ハハハハ!
ありがどね。

先生 大丈夫ですか?
先生 カキ 駄目なの!

おいおいおい 無理すんなよ 本当に。

本当に 本当に 大丈夫です お父さん。
すいません。

お父さん?
え?

次の日 耕治は 百音の職場を訪ねました。

ああ! よいしょ。

ああ ああ… 大丈夫ですか?

いやいや すいません
いいんです いいんです。

いや 大丈夫ですから。
あの… あの… あの…

父です。 永浦百音の。

えっ 本当ですか?
いやいや 本当です。

どうも。
どうも どうも。

(耕治)こご 緩んでたのが。

得意なんですね こういうの。

やっぱり 船とか…。
全然。 私 銀行員なんで。

耕治の明るさに
2人は すぐに打ち解けます。

俺なんか 漁師なんか割に合わねえ

これがらは 経済だ 音楽だって
出ていったにもかかわらず

結局 戻ってる。

中途半端に。 ハハハハ。

だがらね 娘が 東京で自由に

楽しそうに仕事してんの
もう 本当 うれしいんです。

もう どご行ったって かまわねえ。

ただ
お前だぢの未来は 明るいんだって

決して 悪ぐなる一方じゃないって

俺は信じで 言い続げでやりたい。

えっ。

百音を よろしく頼みます。

やだ すてき。
うそ…。

お父さんから どういうふうに
見えてるかは分かりませんが…。

永浦さんに もし何かあれば

僕にできることは するつもりです。

♬~

頼みます。

はい。

先日は 父が 長いこと 下にお邪魔して…。
ああ いえいえ。

思い出したんですよ
お父さんの話を聞いて。

父の?

気象情報は 未来をよくするためにある。

そうですよね。 そうなんですよね。

それを みんなに知ってもらいたいですね。

なら 一緒にやりましょう。

永浦さんにも
自分で伝えられる場があるんですよ?

お話し中 すいません。

中継キャスター やらせてください。

(莉子 内田)えっ!?
おっ!

前向きで 誰かの役に立てるような情報を
たくさん届けたいと思ってます。

よろしくお願いします!
(拍手)

よかった よかった!

今日から 中継キャスターを担当するのは
永浦さんです。

永浦さ~ん!

は~い おはようございます。

「おはようございます」。
(一同)出だ!

毎朝 さまざまな変化を
しっかり感じ取って

皆様にお伝えしたいと思います。

よろしくお願いします!

(拍手)

(歓声)

(物音)
(川久保)おい 先生!

(翔洋)何やっでんの!

百音の様子を探るため

耕治に続いて
みーちゃんが上京してきました。

会ってみたいな。

お姉ちゃんのために
決死の覚悟でカキ食べた お医者さん?

お母さんから 写真撮ってこいって
言われてるから。

ああ あの… ごめんなさい あの…。

はい。

今週末 お暇ですか?

ああ いや… 今週末 はい 大丈夫です。
あっ。

では。
ありがとうございます。

菅波先生との約束を 明日に控えた夜…。

モネ!
りょーちん!

元気?

入る?
いい? うん 大丈夫。

じゃあ…。

りょーちん 元気?

ん? 何で?

だって 急に来るから。
来ちゃ駄目なの?

亮君は どうしても
百音に話したいことがあったのです。

わ~! いた! 本当にいた!
おかえり。

(亮)スーちゃん!

全然変わってない!

一周回って やっぱり 好き!

何か 母が とにかく遊んでこいって。

1週間以上 家離れるとか

いろいろ気になるから
早く帰りたいんですけど…。

まあ たまには いいじゃない。

そういう格好も。

いいよ。
また。

ああ そっちは余裕ですか。

明日には 確定ですもんね?
そんなことないよ。

(明日美)まあ 頑張れ。

♬~

おはようございます。
あら 先生 やだ 早いですね?

ちょっと早すぎました。
中で待ってて。

どうも。

こんにちは。

すいません 久しぶりだったんじゃ…。

いやいや こっちが邪魔しちゃって。

ああ やば 時間ねえわ。 行くね。
うん。 ありがとう。

気を付けて。
またね。

お世話になりました。
(菜津)また いつでも。 気を付けて。

サメを見に行きませんか?

(明日美 未知)サメ?
はい。

メガマウスっていう巨大ザメの歯を
展示している企画展が

上野でやってるんですが…。

検討会で もらったんです。 水産庁の。

いいですか?

これですね。

どうしよう うれしいな。

しかし このデートは
病院からの急な呼び出しにより

翌日に持ち越すことになりました。

もしもし。

(亜哉子)ああ モネ。
そっちに 亮君 行ってない?

(フミエ)すみませんね。

先日 亮君のおばあさんが訪ねてきました。

あの美波さんのお母さんです。

(フミエ)勝手なごど言ってるって
分がってるんだけど…。

(新次)
美波が死んだって 俺が決めんですか。

(亜哉子)新次さん
少し考えさせてください

考えて連絡しますって 返事したのね。

もう昨日か…
警察から うちに連絡が入ったの。

新次さんが 家で暴れてるって。

あのハンコ押したら

俺がこの手で 美波をな!

警察から 亮君にも
連絡入ったらしいんだけど…。

それで 船に戻るの
嫌になっちゃったのかもしれない。

(呼び出し音)

(亮)はい。

りょーちん?

何?

りょーちん 今 どこにいんの?

俺 もう 全部やめてえわ。

ごめん 俺 やっぱ

モネしか 言える相手いない。

みーちゃん だいじょう…。

何で。

りょーちん ずっと頑張ってきたじゃん。

新次さんの代わりに
ずっと ずっと 頑張ってきたじゃん!

逃げたいんだよ 本当は。

でも 逃げらんないじゃん!

だって… だって 誰かが残んなぎゃ!

翌日 百音は 新宿に
亮君を迎えに行きました。

何だよ。

おはよう。

おはよう。

(菅波)おはようございます。

先生…。
おはようございます。

姉はいません。 出かけました。

実は 昨日 ちょっと…。

昨日会いましたよね? こごで。

地元の 島の。
姉は あの人のところに行きました。

(明日美)みーちゃん。

え…。
ごめんなさい 私 帰ります。

お世話になりました。

姉のごど よろしくお願いします。
ちょっと待って。 ねえ みーちゃん。

みーちゃん 待って。 一回 これ置こ。

ごめんね。
(明日美)りょーちん。

ただいま。 先に帰るね。
いやいや ちょっと… ちょっと待って。

(三生)どう? (悠人)おっ。
(明日美)えっ!?

ほら~ やっぱ こごだった!
(明日美)え~っ!?

おお モネ!

島の幼なじみたちが
しばらくぶりに勢ぞろいしました。

(悠人)でも あれ 本当に来てたのかな?
UFO。

そもそもさ 亀山の展望台で
UFO見たっつったの誰?

誰だっけ…。
えっ 俺?

で みんなで円になって 手つないでさ。

心を一つに祈りましょうとか言ってさぁ。

で UFO来たって言って
三生が ギャン泣きしてた。

だから 泣いてないって!
(明日美 百音)いやいや 泣いてた。 はあ!?

みんなは ゆっくりと
あのころのことを語り始めました。

りょーちん起きてたら ちょっと話せない。

何…。

何 重い話?

俺が話したら
みんな話せるようになんのかな。

でもさ…。
(明日美)えっ ちょ… 何?

もうできないじゃん
昔 UFO呼んだ時みたいに

こうして みんなで円くなって
手つないで叫ぶみたいなの。

心を一つにとか そんなの無理だし。

結局 誰も何も言えないし
祈っても UFOは来ない。

一生 ずっと このまんま。

でも それは しょうがない。

UFOは 来たよ。

だって 俺 見たもん
だから 泣いたんだよ!

そうだよ 来たよ あん時!

みんなで祈れば かなうんだよ!

手なんか つながなくたっていい。

心を一つになんか しなくたっていい。

俺らは UFOだって
何だって呼べんだよ!

俺ら…

もう 普通に笑おうよ。

腹減った。

(笑い声)

ああ こっちにいたの。
ああ。

みんな あっちで さっき買ったお土産
分けるって。

行こ。
うん。

俺 昨日 何か… モネに変なごど言った。

別に変なことじゃないよ。

話したいなら 聞くし。

分かってんでしょ。

何でもするって 思ってきたよ。

りょーちんの痛みが
ちょっとでも消えるなら。

でも これは違う。

ごめん。

俺 そもそも 誰かを好きとか
そういうの もういいんだった。

だって 怖えじゃん。

死ぬほど好きで 大事なやつがいるとかさ。

その人 目の前から消えたら
自分が 全部 ぶっ壊れる。

そんなの怖えよ。

お姉ちゃんは 正しいけど 冷たいよ。

私が そばにいる。

亮君や みーちゃんが
帰っていったあとのこと。

ああ こっちにいましたか。
あっ。

あなたに会いに来たんですけど。
え。

あの 僕は

大学病院は離れようかと思っています。
え?

登米の診療所に専念しようかと。

少し前から思ってて

あなたに相談しようと
思っていたんですが…。

え…。

どうしたの?

彼は…

何でもいいから 今だけでいいから
助けてくれって。

でも 応えることができなくて。

なのに…。

私は

先生が 目の前から いなくなっちゃうの
やだって思ってるんです。

すいません。

♬~

あなたの痛みは 僕には分かりません。

でも 分かりたいと思っています。

朝岡さんに代わり

神野さんがスタジオを務めることになった
「あさキラッ」に

キャスター交代の話が
持ち上がっていました。

私みたいなのは
手に人形つけて パタパタさせて

明るい話題しゃべってればいいって。

大事な情報は 別の人間が伝えるから

あなたは ニコニコ笑ってればいいって
そういうことでしょ!?

仕事に優劣つけてるなら それは失礼よ。

すみません。

それから 自分で 自分をおとしめるのも
やめなさい。

誰よりも自分が あなた自身で
実力で勝負できるって信じなさい。

信じられるくらいになりなさい。

でもさ やっぱり 思うな。

私には 何もない。

そんなことないですよ。

それって やっぱり
経験じゃないかと思うんだよね。

傷ついた 経験。

そういうのがある人は やっぱり 強い。

ごめんなさい。

いいんです 謝らなくても。

ううん 永浦さんが経験したことは

こんな次元で話していいことじゃ
ないことは 分かってる。

そうよ。 それは駄目よ。

傷ついてる人の方が強いなんて。

そんな…。
すみません。

菜津さん?
ごめんね 急に。

でも 傷ついて 本当に
動けなくなってしまう人もいるから。

人は 傷つく必要なんか ない。

絶対にない。

菅波先生の登米行きの日が迫る中

擦れ違いの生活が続いていた2人は
10分間だけ会うことにしました。

会いたかったんです。

ちょっとでもいいから。

でも 先生 もう行っちゃうから…
返します。

大丈夫です。
え…。

あなたが投げるものなら

僕は 全部 取ります。

おお!

♬~

永浦さん スタート地点の板倉さんから
お電話です。 ありがとう。

東京に来て 3年半がたちました。

お疲れさまです。
最新の風のデータ 確認しました。

おおむね予測どおりですね。

電話…。

もしもし。

(菅波)おはよう。

来週 東京行きます。

(莉子)それってさ…

プロポーズされんじゃない?
えっ プロ…。

数日前に発生した台風12号に備えて
百音たちは 緊急会議を開いていました。

過去にあまり例がないほどの

大きさと強さに
成長しているんだそうです。

リードタイムは 有効に使いましょう。

(一同)はい。

雨が降り始めるのは いつぐらい?

明日14日の夜9時ぐらいかと。

で 降り始めたら
いきなり とんでもない雨量になる?

予測では 1時間に30ミリ以上の雨が

そこから ほぼノンストップで
降り続けるということもありえます。

要するに 降り始めてからじゃ遅いのよ。

でも 雨が降っていないうちから
危機感抱くって なかなか難しいですよね。

永浦さん
その辺 アイデア出してくれない?

分かりました。

少しでも 多くの人に 避難行動を
取ってもらえるように考えます。

百音が考えた その方法とは?

この雨が
1時間に50ミリの雨です。

視界を遮るような雨です。

更に 立っていられないくらいの
風が吹きます。

おばあちゃんたち
何か大事なものとかさ

2階に持っていくものない? 運ぶよ?
(肇)いや~ ありがと。

百音たちの呼びかけで
汐見湯では 2階への避難が始まりました。

大型で強い勢力の台風12号は

15日 午後7時
静岡県伊豆半島に上陸しました。

台風12号は 関東を直撃。

大雨を降らせましたが

最悪の事態は免れ
嵐は過ぎ去ろうとしていました。

はい 気象班です。

うちの裏山に 川が出来たんですよ。
川?

うちの裏山の小川が川になったら
危ねえんです。

☎麓の番場川が えっらく暴れるの。

長野 黒ヶ峰。

番場川上流で こんなに降ったのか?

これ まだだ。
危険なのは こっちじゃないか。

(朝岡)放送で 改めて
注意を呼びかけてもらえませんか?

長野県岳沢町ですか。

そこまで確信を持つ根拠は 何ですか?

今ある観測データから
導き出した予測が最優先です。

ただ それを補う情報が複数ある。

あと… 100年 200年 そこに
暮らしている人たちに伝わる言い伝えは

過去の災害を
踏まえているものだったりします。

安易に受け流すべきではありません。

分かりました。

放送時間を作ってもらえるよう

編成に頼んでみます。
お願いします。

あと すいません
1人戻してもらえませんか?

こっちも人手が足りない。
何をするんですか?

私は私の方法で
持っている情報は 一刻も早く伝えたい。

あっ すいません 遅くなりました。

ああ 永浦さんが来てくれたんですか。
はい。 すいません 助かります。

どっちでもいいから 電話切って。
解説出て。

すいません ありがとうございました。
失礼します。

急いで行ってきます。
10分で着替えてきます。

10分!? 何言ってんの 今出すのよ!

いや…。
行くわよ! でも…。

10分で水位がどれぐらい上がるか
分かってるでしょ? 一刻を争うのよ?

だったら 早く
スタジオ行けばいいじゃないですか。

え?
まんま ばっちりですよ。

はあ?

おはようございます。
気象予報士の朝岡 覚です。

朝岡さんは インターネットの配信で

高村さんは 生放送で

精いっぱい 情報を伝え続けたのです。

既に 水が堤防を越えている可能性が
あります。

そのあとのことでした。

竜巻…。
竜巻!? 今頃? どこに?

「宮城県気仙沼市。
新しくできた亀島大橋のすぐ近く…」。

おいおい おいおい 何なんだよ これ!

(未知)ああ 作業場が…。

あっ モネからだ。

もう分がんのかよ こっちの状況。

もしもし。
みんな 無事?

大丈夫。 今日 祝日で
おとうさんも 未知も 家にいたから。

おじいちゃんも うちにいた。

よかった…。

え…。

いつ?
さっき。

起こしてくれたら よかったのに。

何かあった?
ああ…。

実家の方
突風で少し被害があったみたいで。

大丈夫?
うん 大したことなかったって。

そうか…。 なら よかった。
うん。

台風ひどかったから

まだ 仕事忙しいだろうとは
思ったんだけど 明日は…。

来週 モネ 誕生日だよね?

プロポーズされんじゃない?

別に合わせなくてもいいとは
思ったんだけど

こういうのは タイミングだから…。
え? ここで?

え? あっ ごめんなさい。
いや…。

ここで… では さすがにないんだけど…。

これは もう ほとんど言ってるか…。

永浦百音さん。
はい。

僕は あなたといると

自分が いい方に変わっていけると思える。

違う。
ん?

何なんだろう 僕らの今の生活。
今までの生活。

どう思う? まあ お互い 仕事のことは
分かってるし…。

僕だって そうだ。
理解はしているし 関係は悪くない。

顔を見れば うれしいし 離れる時は

もう少し この時間が
続けばいいのにと思う。

これだ。

この… 感情が全てだ。

一緒にいたい。

この先の未来 一分一秒でも長く。

結婚したいと思ってる。

菅波先生からのプロポーズの途中
思いも寄らなかった連絡が入ります。

モネのおじいちゃんとこのカキ棚

すごい被害受けてるって…。

いろいろ流されちゃってるみたいなの。

会社行けば 問い合わせられる。

すいません ちょっと会社…。

落ち着いて。

どうして自分で行かないの?

また言うの?

何もできなかったって。

あの時いなかったって思いに
押し潰されてきたのは 誰ですか?

そうですよね。

どうにかして行けばいい。

今は 橋があるんだから。
うん。

ありがとう。

橋を渡って 実家へたどりついた百音が
目にしたのは

意外な光景でした。

(にぎやかな声)

(亜哉子)すいません 皆さん。
夜遅いから ご無理なさらず。

お握りと つまむものあるので…。

あと お風呂 順番に使ってください。

(菅波)また言うの?

何もできなかったって。

あの時いなかったって思いに
押し潰されてきたのは 誰ですか?

何のために ここまで来たの。

♬~

お姉ちゃん。
モネ。

(耕治)え? え? 何? モネ?

今 来たのが? どうやって?

あっ タクシーで来たのが。

橋を渡ってきた。

ごめんね ちゃんと知らせなくて。

逆に心配させちゃったね。

こっちこそ ごめんね。
ううん。

うちの家族も…
本当は強くなんかいられないし

力も そんなにあるわけじゃない。
(菅波)うん。

なのに 明るいし 元気だし
何より すごく楽しそうで。

それで 私の方が元気をもらう。

私 島に戻ります。

うん。

結婚は…。

保留だね。

いくら地元で気象の仕事がしたくても
個人では できることが限られます。

百音は かねてから考えていた

地域密着型気象予報士という事業を
提案しました。

助けたいとか 守りたいとか
そういう気持ちも もちろん大切です。

でも ただ そこにいたいとか
一緒に何かやりたいって

そう思えたことが すごくうれしかった。

新事業としては 認められないそうです。

ただ 社員のまま
基本給は出すとのことです。

地方営業所の扱いにして
初期費用の30万円だけは出すと。

本当ですか?

ようやく帰れますね。

ここに来るまで

本当にお世話になりました。

♬~

ただいま。

ごめん ごめん。

おかえり モネ。
ただいま。

(悠人)
こごは 市民の交流の場ってごどで

春にオープンしたんだけど
観光案内所とか 図書スペースとか。

ミーティングもできる。

百音は 早速
市役所に勤める悠人君に頼んで

事業の売り込みを始めました。

(遠藤)「あなたの町の気象予報士」…
悪ぐないんだげんどねえ…。

予測が外れるってごども ありますよね?

それは 自然相手のことですから。
う~ん…。

やっぱし ちょっと 自治体がやるごどでは
ないがもしれませんね。

いきなり うまくはいかないね。

でも そんな中
一つの光明が見つかったのです。

「はまらいん気仙沼」っていう
コミュニティFM。

ここは 震災直後
地域密着の情報を伝えるため

市民と市が立ち上げた放送局でした。

あの 私にやらせてもらえませんか?
(遠藤)え?

天気予報
ここから私に放送させてください。

ああ…。 気象予報士だもんね。
うん。

この町に特化した詳しい気象情報
お伝えできます。

う~ん… 悪ぐない話だげんど…。
お願いします。

ラジオだど
コサメちゃんだぢ使えなぐない?

え?
え?

(鳴き声のまね)

♬~(「アメリカン・パトロール)」

こんにちは。 こちらは コミュニティFM
「はまらいん気仙沼」です。

初めまして。 本日からお天気を担当します
気象予報士の永浦百音です。

天気予報を中心に

市民の皆様に役立つ情報を
お伝えしてまいります。

よろしくお願いします。

それでは 11月5日12時の
気仙沼市の気象情報をお伝えします。

モネはさ…

何で帰ってきたの?

仕事だって 順調だし

結婚も
ぼちぼちする感じだったんでしょ?

でも どうしても
こっちに戻ってきたかった。

地元のために 働きたかった?

うん。

フフ…。

ごめん きれいごどにしか聞こえないわ。

亮君。

百音は この町に 本当に必要なものは何か
模索し始めます。

(滋郎)おう こごのラジオの人 いっか?
あっ はい!

この方は 気仙沼中央漁協の組合長
太田滋郎さんです。

今年も アワビの開口が
迫ってまいりました。

こればっかりはね お天道様次第です。

アワビの開口が
気象と密接に関わっていることを知り

食い込んでいこうとしました。

(滋郎)
アワビの開口日の予測の手伝いがしてえ?

はい。
いいがら。 ねっ。 ほんでね。

(不通音)

そんな中で 近所のお祭りの日に
強風が吹くと気付いた百音は

延期するように説得しました。

もし風が吹がながったらよ
あんだ どうしてくれんの。

とにかぐ 風吹ぐ前に
テント撤収したらいいんでしょ?

大げさなんだがらさ
もう 気象予報士さん。

もう一つ お伝えしたいことがあって

この日 皆さんがお住まいの西風町は

アワビの開口の日になると思います。
(一同)え?

百音は お祭りとアワビの開口の日が
重なると予測していました。

予測は 外れるかもしれない。

でも 強風からは 人々を守りたい。

百音は 覚悟を決めて 説得したのです。

予測は なんとか当たり…。

あんだがさ 無理やり持ってきた
あの天気予報。

あれね ちょこっとだけ
参考にさしでもらったがや。

少しずつ 百音の仕事に
理解を示してくれる人も現れました。

今夜から明日の天気予報を
お伝えしました。

そして 百音は また

家族にも ずっと言えなかった
痛みがあるのを 知ることになります。

俺は この永浦水産は
俺の代で終わっていいど思ってんだよ。

いつから そんなこと考えて…。
私が 継ぐよ。

(亜哉子)未知…。

だって 水産高校行って 水産試験場だよ?

いずれ うちの仕事は
なんとかしようと思ってるよ。

みーちゃん あんた 研究が好ぎだろう。

おじいちゃんが 何で
あんなごど言いだしたのか 分かんない。

私が いんのに。

でも おじいちゃんが言ってたことは
そのとおりなんじゃないの?

みーちゃんは 研究の方が好きって。
うるさいな。

待って。

聞くから。

思ってること全部言って。

私 何を選んだらいいの?

研究? うちの仕事?

亮君。

そして 亜哉子さんにも あの日以来
誰にも言えない秘密があったのです。

あの時 学校で
私 子供たちを守ろうと必死だった。

でも… どれぐらいだろう…。

あなたたちのこと考えてたのよ。

気が付いたら私…

学校から出ようとしてた。

あなたたちより うんと小さい
あかりちゃんたちを…

置いていこうとしてた。

みんなが 少しずつ
前に進もうとしていました。

この日 天候が荒れることを
予測した百音は

海にいる船に すぐ戻るよう
伝えてもらおうとしたのですが…。

漁場での判断は これ船頭がすんの。

漁業の素人です。

船のことも分かりません。

ですが 私は気象予報士です。

少なくとも 気象のことは分かります。

本当に あんだ しぶどいな。

強いんじゃねえんだよ。 しぶどいんだな。

え。

一発 無線流しどぐが。

ありがとうございます!

まだ戻れでねえ船がある。

亮が乗った船だ。

え…。
待って。 どういうごど?

漁場が遠くて この時間までに
低気圧を抜けられなかったみたいで…。

今 どうなってんの?

動けなくなってる。

2つの低気圧の間に入れば
一旦 風は弱まりますよね?

やっぱり 低気圧が遠ざかるまで
どうにも動けないよね。

6時間はかかるね…。

もしもし… 新次!
☎ああ 新次が!

あのね
これ 西がらの風に 舳先を向けでくれ。

多分 あど6時間したら 波は収まる。
☎分かりました。

それまで パラアンカー打って耐えでくれ。
☎おう!

ほかの予測モデルの
計算結果とかありませんか?

風が収まるタイミングが
違ってくるとか 何か…。

(朝岡)永浦さん 朝岡です。

私たちは 自分たちの力を
過信してはいけません。

永浦さんは 最善を尽くしました。

これ以上できることは ありません。

はい。

亮まで取られで たまっか。

♬~

もしもし。

中央漁協の太田滋郎だけど。

亮が乗ってる船がらね 連絡あった。

西に抜げたって。
西に抜けたんですか?

よかった…。

いろいろありがとうございました。

(亮)心配… したよね。

したよ。 そりゃ…。

俺 大丈夫だから。

大丈夫って言われる度にね

やっぱり 何もできないんだって
思い知らされる。

もういい 終わりにする。

ちょっとちょっと… ちょっと待って。

2人とも 何で…。

りょーちんに 大丈夫って言われる度に

私も みーちゃんも
ちょっとずつ傷ついてきた。

大丈夫って言いながら
本当は 何て思ってたの?

お前に 何が分かる。

そう思ってきたよ ずっと!

俺以外の全員に!

うん。 私には 分かんない。

それでも 一緒に生きていきたいって

りょーちんを
絶対に一人にしなかった人がいる。

大丈夫なんて 突き放さないで。

大事な人に つらい顔させんのは やだよ。

♬~

一緒にいたいってだけじゃ 駄目なの?

俺 幸せになってもいいのかな。

♬~

船を買おうと必死な亮君を見て
新次さんは…。

(耕治)これを出せば 見舞い金が出る。

保険金の手続きなんかもでぎる。

新次は それを
おめえに渡すと言ってる。

船の資金にしろって。

俺 気付いだんだよ。

美波が向ごうにいるって。

そう思ってるがら
美波に祈ってだんだよ。

頼むがら 亮返してくれってよ。

冗談じゃねえって思ってたよ。

どんなに思っても
どんなに力尽くしても

元に戻らねえもんがあんだよ。

それでも 俺は おやじに船 乗ってほしい。

俺は 全部は なくしてない。

船乗ってるおやじの姿 覚えてるし
今も目の前にいる。

おやじを元に戻すごどが
俺の生きてきた目的だよ。

分かんねえのかよ。

それでは おめえの人生でねえだろ?

俺が漁師やるっていうのは
美波がいるのが 大前提でな。

どうしたって それが かなわねえんなら。

俺が 海で生ぎんのは
あの日で終わりにしたい。

♬~

♬「あきらめました」

♬「あなたのことは」

♬「もう電話もかけない」

ありがとう。

さようなら。

♬~

新次さんの姿に 耕治もまた
人生を懸けた決意を語り始めたのです。

おやじ すげえよ。

だがら 永浦水産
こごは なぐしちゃ駄目なんだよ。

どうせ畳むんなら

俺にくれ!

簡単でねえんだよ バガにすんな!

だがら 簡単だなんて言ってねえ!

簡単じゃない。 だがら やるんだよ。

よし。 やるなら やってみろ。

おめえには 無理だ!

じゃあ ありがと。 これで十分。

過去の観測データと照らし合わせて
今後に生かせるようにする。

ああ。 あのさ。
うん。

俺も そうだけど モネも あの時から…。
うん。

えっ あれ? あっ。

先生 こっち着くの7時ごろって…。

早い方がいいかと思って。
ああ。

どうも。

どうも。

ここが
おじいちゃんの作業場なんだけど

みーちゃんも研究で使ってて。
へえ…。

ここで 私も 今 養殖の勉強してる。

気象と 養殖か…。

無謀だと思う?
今は バラバラにあるものも…。

(ぶつかる音)
ったぐ 色気のねえ会話してんなあ!

それが 結婚を誓い合った
若い2人のする会話が? おい。

俺の感覚が古いのが。

ちょっと ちょっと…。
ご無沙汰してます。

(耕治)見ろ 俺だってな
ちゃんと計画は立ででんだ。

経験は浅くても
やり方は いろいろあるっつうんだ。

みんな それぞれの場所で
持でる力を発揮すれば

案外 全体がうまぐいぐ。

お父さん すばらしい考えです。

おう…。

お父さんが そういう考え方なら

百音さんと僕の この

それぞれが 違う場所で
違う仕事をしながら

いずれ 一つの目標に向かうっていう
イメージを 共有してもらえませんか?

2人で乗り越えていきたいと
思っています。

見守ってもらえないでしょうか?

どうなんだよ。

うん 私は…。

先生じゃないと 駄目だから。

いいわね こういう2人。

俺が 最初に この2人は いいって
ピンと来たんだよ。

(通知音)

あっ みーちゃんから。

どうだったって?

りょーちんと ちゃんと話せたって。
そう。

お互い気持ち通じたみたい。

ごめん。

すいません ちょっと。
うん。

大事な人たちが 幸せになる。

こんなにうれしいこと ない。

♬~

参ったな。 ありゃ ニコイチだ。

フフフ。

一方 みーちゃんの大学入試の締め切りが
迫っていました。

大学行きは やめようと思ってる。
何で?

もう いいから。
待って。

私は…。

どこにも行けない。

あの日…

何があったの?

(ヘリコプターの音)

お姉ちゃん…。

みーちゃん!

よかった… よかった みーちゃん。

おばあちゃんは?

あの時 何か感じた。 みーちゃんに。

でも…。

みーちゃんに それを…
聞くことができなかった。

みーちゃんには
何か言えない思いがあって

すっごく傷ついてて… 助けてって…。

話してほしい。

あの時…。

おばあちゃんを置いて 逃げた。

(未知)どう言っても 引っ張っても
おばあちゃんは動いてくれなくて。

一人で逃げた。
そう。

私は…。

絶対 自分を許すごどはできない。

みーちゃんが どうしても
自分を許せないなら…。

私が言い続ける。

みーちゃんは 悪くない。

絶対に悪くない。

♬~

これからは 私がここにいる。

だから 今度は
みーちゃんが好きなところに行きな。

うん。

みーちゃんの苦しみを
共に背負うことができた百音は

自分の過去に向き合います。

(亮)これ見るのが怖くて
ずっと開けられなかった?

最初は そうだったと思う。

でも 今は あの… これを開けたら また

私は無力だって 思っていた頃の自分に
戻ってしまうんじゃないかって。

それが怖かった。

どうだった?

うん…。

♬~

もう 何もできないなんて 思わない。

おかえり。

おかえり モネ。

うん… うん ただいま。

ハハハハハ。
あ~!

(笑い声)

♬~

(三生)あ~! 惜しい!

できなくなってるね やっぱり。

楽しいね。

(拍手)

ハハハ 派手だな。

美波 こういうのが好ぎだったがら。

よし。

(拍手)
いいな!

どうよ おやじ 俺の船だ!

おう!

(歓声と汽笛)

行ってくる。

ありがとう!

♬~

おし!

(汽笛)

よし 行くぞ。
おう。 行ってくる。

行ってらっしゃい。

じゃあ 行ってきます。
行ってらっしゃい。

この海風はね
太陽の熱で蒸発した海の水を

山に運ぶのね。

で その山に向かって吹いた風が
雲を作って

雲は 山に雨を降らせます。

で その雨が 川に流れて
また海に戻っていきます。

よし。 おなかすいたでしょ。

帰って お昼にしましょ。

(子供たち)わ~い!
お昼だ~! 行こ行こ~!

ねえ 海 好きになった?
(子供たち)うん。

何か見つけたかな?
(子供たち)うん。

先生!

はあ…。
アハハハ。 ああ…。

太陽 久しぶりだ。
大丈夫ですか?

あなたと僕は

違う時空で生きてるのか?
ん?

2年半 会ってない。

私たち 距離も 時間も
関係ないですから。

やっと会えた。

フフ。

♬~

フフフフフ。