ラジエーションハウスⅡ#07【仲間を襲う謎の激痛!大切な今を生きる】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ラジエーションハウスⅡ#07【仲間を襲う謎の激痛!大切な今を生きる】[字][解][デ]

悠木を襲う謎の激痛!原因は一体?そんななか、親しくなった若き末期がん患者が今を大切に生きる姿を見て、悠木は…

番組内容
唯織(窪田正孝)のもとへ、杏(本田翼)の父親で離島で診療所を開いている正一(佐戸井けん太)が突然訪ねてくる。唯織に1枚の画像を見せる正一。そこには、かなり進行しており、外科手術も不可能なすい臓がんが…。
同じ頃、悠木(矢野聖人)は、昼食の時間も惜しんでIVRの動画を見るなど、熱心に勉強を続けていた。そこにやってきた鏑木(浅野和之)は、悠木に対して一部の患者から苦情が寄せられていることを告げ、
番組内容2
勤務態度を改めるよう指示。技師長不在のため「技師長代理」を急きょ任されたたまき(山口紗弥加)も悠木を注意するが、悠木は愛想をよくするより、時間通り正確な検査をする方が患者のためだ、と反発して…。
そんな中、心筋梗塞を起こし、路上で倒れていた今井陽一(戸塚純貴)が緊急搬送されてくる。陽一は26歳という若さだったが、精巣ガンが全身に転移しており、抗がん剤治療も効果が見られなかったため、現在は痛みを
番組内容3
和らげる緩和ケアに切り替えていた。心筋梗塞を起こしたのも、抗がん剤の影響で血管が詰まりやすくなっていたためと思われた。
一方、杏は、正一からすい臓がんであることを告げられる。だが正一は、積極的な治療を受けるつもりはないという。島に渡ったとき、最後まで白衣を脱がないと決めた、患者ではなく医師であり続けたい、という正一。杏はショックを受けながらも、別の病気である可能性を信じようとするが…。
出演者
窪田正孝 
本田翼 
広瀬アリス 
浜野謙太 
丸山智己 
矢野聖人
 ・ 
山口紗弥加
 ・ 
遠藤憲一
 ・ 
鈴木伸之 
八嶋智人 
髙嶋政宏 
浅野和之
 ・ 
和久井映見 

〈第7話ゲスト〉
戸塚純貴 

スタッフ
【原作】
『ラジエーションハウス』
(原作:横幕智裕 漫画:モリタイシ GJ/集英社) 

【脚本】
大北はるか 

【音楽】
服部隆之 

【主題歌】
MAN WITH A MISSION『Remember Me』
(ソニー・ミュージックレコーズ) 

【企画】
中野利幸 

【プロデュース】
草ヶ谷大輔 

【演出】
水戸祐介 

【制作著作】
フジテレビジョン
スタッフ2
※「隆」の字は、「生」の上に横棒が入る旧字体が正式表記

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 悠木
  2. 田中
  3. 陽一
  4. 軒下
  5. 威能
  6. 大丈夫
  7. 裕乃
  8. お父さん
  9. 患者
  10. 技師長代理
  11. 検査
  12. 五十嵐
  13. 時間
  14. ハハハ
  15. 治療
  16. 正一
  17. 膵臓
  18. CT
  19. IVR
  20. お願い

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。





ABEMA



created by Rinker
ポニーキャニオン
¥2,423 (2022/01/17 20:45:51時点 Amazon調べ-詳細)

[ここに 一つの時計がある]

[回り続ける時計の針を見て

人々は時折 錯覚をする]

いらっしゃいませ。

[その時間は
永遠に続くものだと]

♬~

♬~

(たまき)悠木 またお昼それだけ?

体に悪いですよ。
(悠木)時短ですよ 時短。

同僚たちと のんきに
ランチを楽しむ暇があったら

少しでも知識を身に付けたいんで。

(軒下)悪かったな
のんきにランチなんかして。

悠木さん さっきから それ
何 見てるんですか?

IVRの動画だよ。
甘春先生に借りたから。

先生と同じイメージを
共有できてる方が

スムーズにサポートできるだろ。

(田中)やっぱりすごいですね
悠木さんは。

(ドアの開く音)
(鏑木)お疲れさま。

(たまき)お疲れさまです。
(裕乃)鏑木先生。

お疲れさまです。
(鏑木)小野寺技師長は?

有休使って
長期休暇中だそうです。

人事課に働き過ぎだって
怒られたみたいです。

どうせ競馬ですったお金を残業代で
補填しようと思ったんでしょ。

(裕乃)
あの技師長がいないだなんて。

技師長が不在の間は
たまきさんが

技師長代理を
務めることになりました。

(軒下)よっ! 技師長代理!
(田中)代理!

ホントやめてよ その呼び方。
(田中)いや でも…。

最悪!
(鏑木)最悪といえば

悠木君 君に一部の患者さんから
苦情が入ってます。

苦情?

(田中)「甘春病院の
悠木とかいう技師 態度悪すぎ」

「マジ不快!!」
(威能)愛想ないですもんねぇ。

(田中)う~ん ロボットみたいな顔で
検査してますもんね。

(軒下)お前 やっちまったな。
(鏑木)こんな書き込みが続けば

甘春病院全体の評判を
落とすことにもなりかねませんよ。

悠木君
今すぐ勤務態度を改めてください。

そんな書き込み どっかの暇人が

ストレス発散で
書き込んでるだけですよ。

技師長代理
あんなこと言ってますけど。

技師長代理 ちゃんと
注意しなくていいんですか。

あ… ちょっとはさ
あの 愛想 振りまいてみたら?

広瀬みたいに。 ねっ?

(悠木)こんな安っぽい笑顔に
何の意味があるんですか?

安っぽい?
≪確かに。

無駄な愛想を振りまくより
時間どおり

正確な検査をする方が
患者のためです。

じゃあ 僕 午後一で
ポータブルのオーダーが入ってるんで

失礼します。

まったく もう…。

技師長代理!
(たまき)はい。

少しは部下の指導を
徹底してください。

お願いします。
(たまき)はい。

私の顔って
そんな安っぽいですか?

いやいや…
そんなことないですよ。

(裕乃)安っぽいですか?
(田中・威能)いや まあ。 いや…。

(小野寺)「俺がいない間
ラジエーションハウス頼んだぞ」

「技師長代理!!」

誰が代理なのよ ふざけんな!

(悠木)誰だよ 書き込んだやつ…。

名前までさらしやがって。

あぁ…。

どうかしました?

別に。

五十嵐君。

おお… お父さま!?
今 昼休憩中かな?

へっ? はい! はい!
少しだけ時間あるかな?

もも… もちろん もちろんです。
はい! もちろんです。

♬~

(正一)これなんだけどもね。
はい 失礼します。

膵臓がんですね これ。
しかも かなり進行しています。

切除不能膵がんですね これ。
やはりそうか。

余命1年といったところかな。
そうですね。

ちなみに これは
どなたの画像なんですか?

うん…。

(救急隊員)20代男性
路上で倒れているところを

発見されました。
(辻村)すぐに心電図とエコーを!

≪はい!

(陽一)ハァ ハァ ハァ…。

これは…。

症状は?
呼び出して悪い。

この所見 どう思う?
左心室の動きが悪いですね。

これはおそらく心筋梗塞でしょう。
やっぱりそうか。

この若さで どうして…。
何か特別な疾患が?

どうかされましたか?
(陽一)俺は… 末期がんです。

えっ?

患者は今井 陽一さん 26歳。

精巣がんが全身に転移しており

抗がん剤治療を
一通り終えましたが

効果はなく
痛みを和らげる緩和ケアに

切り替えているところ
だったそうです。

26歳で がんですか。
(軒下)若過ぎるだろ。

(田中)しかも末期ってね。
(渚)がんの方の場合

抗がん剤の影響で
血管が詰まりやすく

今井さんが心筋梗塞になったのは
おそらく それが原因でしょう。

早速ですがすぐに心臓カテーテル治療を
行いたいと思います。

どなたかサポートに
入っていただけますか?

はい IVRは僕がやります。
その間のレントゲン担当

五十嵐 代わって。
はい?

(悠木)IVRなら患者に
愛想を振りまく必要ないし

こっちの方が 僕 向いてる…。
(たまき)駄目 駄目。

鏑木先生に怒られたばっかでしょ。
五十嵐 サポートお願い。

よろしくね 五十嵐君。
は… はい。

(悠木)IVRのサポートだったら
僕だって引けを取らないのに。

技師長代理は見る目ありませんね。

えっ? えっ 何?

(威能)IVRの技術だけは
負けたくないんでしょうね。

(渚)ガイドワイヤー。
はい。

(渚)ジャドキンスの4下さい。
はい。

レフトでいいですか?
(渚)はい。

(田中)まさか大森先生に
あんな技術があるなんて。

(たまき)知らなかったの?
日本の心臓カテーテル治療の分野じゃ

5本の指に入る名医らしいわよ。

5本の指!?
(たまき)うん。

ワシントンにも確か
心臓カテーテルの勉強をするために

留学されてたんですよね?
(たまき)そう聞いてる。

でも もともと
優秀な先生だったんですよね?

どうして わざわざ
ワシントンに渡って勉強を?

あ~
それは聞いたことなかったな。

広瀬さん? どうかしましたか?

あっ すいません。

今井さん 私よりも若いのに
末期がんだなんて

何か信じられなくて。

≪(悠木)同情するだけ無駄。

全ての患者を救えるわけじゃない。
そんなの分かりきってることだろ。

(軒下)おい 悠木
お前 レントゲンは?

予約入ってた分なら終わったんで
見学を。

(威能)相変わらずドライですね。
(裕乃)ドライにも程がありますよ。

もう… お父さん 急に来るから
びっくりしたよ。

島の診療所は? 大丈夫なの?
うん。

まあ しばらく休暇を頂いてね。

それよりどうだ? おい。
えっ? 仕事の方は?

楽しくやってるよ。
お~。

ラジエーションハウスの人たちがさ

みんな変わってるけど
いい人たちなの。

放射線科医は私一人なんだけど
何とかやれてる。

そうか。
前より ずっといい顔してるよ。

何ていうのかな。
肩の力が抜けてて。

そうかなぁ?

彼のおかげかな。
彼?

ううん! 何でもないよ。

んっ? 何?
いやいや…。

もう 気になるな。

それよりお父さんさ
何か話があるから来たんでしょ?

うん。
やっぱり。

実はな うん…
お父さん 膵臓がんなんだ。

えっ? 膵臓がん?

うん そうなんだよ。

「そうなんだよ」じゃないよ。
じゃあ… 治療しないと。

えっと 入院先の病院って
もう決まってる?

あっ 大森先生に連絡…。
積極的な治療はね

する気はないんだ。
えっ?

腫瘍が SMAまで浸潤していてね
手術による根治切除はできない。

やるとするならば抗がん剤だが
完治は難しいな。

余命がいくらか延びるかどうかだ。
そんな…。

諦めるの?
このまま何もしないで?

あの島に渡ったときにね
1つだけ決めたことがあるんだよ。

最後まで白衣は脱がない。

私はね 患者としてより

最後まで医師であり続けたいんだ。

そんな…。
勝手に決めないでよ。

お父さん 治療しようよ。
そんな簡単に諦めないでさ。

杏 もう決めたんだ。

お父さん…。

(渚)正一先生のこと
五十嵐君も聞いたのね。

積極的な治療は
望んでないとおっしゃってました。

でも残されたご家族は
甘春先生は…。

どうすればいいのか…。

クオリティ・オブ・ライフ。

どう自分らしく生きるかは
その人しだい。

私たちにできることは

正一先生の意思を尊重すること。

それしかないと思ってるわ。

♬~

先生。
五十嵐さん…。

あの…。

もしかして お父さんのこと…。

えっ?
伺いました 僕も。

本当に何と言ったらいいのか…。

きっと何かの間違いです。

えっ?
膵臓がんと間違えやすい病気って

他にも たくさんありますから。

だから… 違う病気の可能性も。

先生…。
私は諦めたくないんです。

低髄液圧症を
患っていたときだって

父は 五十嵐さんや
いろんな方の助けを借りて

元気になりました。

だから今回も…
治るはずなんです。

失礼します。

♬~

♬~

《私が お医者さんになる》

《えっ?》
《私が お兄ちゃんの分も

立派なお医者さんになって
お父さんのこと助けるからね》

《杏…》

《ありがとな。 フフッ》

♬~

《だから 唯織はね
世界一のカメラマンになって

私のお手伝いをするの。
分かった?》

≪(ドアの開く音)

まだ帰ってなかったんですか?
(悠木)お前がサポートに入ったIVR

僕も今日中に
復習しておきたいから。

(悠木)スーッ…。
≪(物音)

(悠木)あぁ…。
大丈夫ですか?

腰 痛むんですか?
大したことないから。

(たまき)昨日も遅くまで残って
勉強してたんだって?

今日はIVRのサポート
入れるといいですね。

入りますよ 絶対。
(田中)ええ。

午後一で脳外科に頼まれた
珍しい症例が 一件あるんです。

技師長代理。
(たまき)んっ?

次こそは邪魔しないでくださいよ。
(田中)いやいや…。

(裕乃)悠木さん?
顔色悪いですけど大丈夫ですか?

(威能)悠木?
(田中)悠木さん?

悠木さん!
(軒下)おい!

(威能)悠木! 悠木!
(たまき)腰 痛いの? ねぇ。

悠木さんが倒れたって…。
(軒下)ああ。

あいつ 無理しやがって。

(辻村)んっ?
(威能)どうしたんですか?

(辻村)骨の異常も見られないし
椎間板ヘルニアの所見もない。

じゃあ 原因はいったい…。

悠木さん
あんなに痛がってたんですよ?

(渚)失礼します。

気分はどう?

(しずく)大丈夫です。
あと1カ月ですものね。

こんにちは。

こんにちは。
あっ あなた…。

えっ? 俺のこと知ってんの?
(悠木)あっ いや…。

お兄さん ここのスタッフさん?

この年で末期がんなんて
珍しいから

俺のことスタッフさんの間でも
話題になってんだろ?

図星か?
ハハハ 分かりやすいね。

ラーメン…。
(陽一)えっ? あっ これ?

いや ほら
俺 余命いくばくじゃん?

だから これ全部
食い尽くそうと思ってんの!

フフフ… あっ
感想 ネットでつぶやいてるから

よかったら見てよ。
「ラーメン太郎」っていうアカウント。

「ラーメン太郎」…。
(陽一)うん。

ダサっ。
(陽一)うるせぇよ。

俺のお薦めはこれ!

(悠木)えっ あの1時間待ちの?
(陽一)えっ 知ってんの?

たかだかラーメンのために
1時間並ぶとかあり得ないから

諦めて帰ったけど。
(陽一)えっ!?

じゃあ 食ってないんだ?
うわ もったいな~い!

並んで1時間無駄にする方が
もったいないでしょ。

えぇ? じゃあ お兄さんはさ

その節約した1時間
何に使ったの?

えっ?

それは… 将来のために勉強。

は~ 偉い。 偉いねぇ。

でも その将来が来なかったら?

(陽一)あ~ 早く このラーメン
退院して食いてぇなぁ!

いや この地球ラーメンさ

もうすぐ期間限定で
終わっちゃうんだよ。

もう早くしないと
俺が先に死ぬか

期間限定が終わるかどっちだ!
みたいな。

あ… あのさ。
何で そんなに明るくできんの?

えぇ?
がん患者は暗くしてなきゃ駄目?

いや そういうわけじゃ…。

みんな一緒でしょ。

がんだろうが
健康診断オールAだろうが

いつ誰がどこで死ぬかなんて
誰にも分からない。

もちろん お兄さんもね。

ハハハ… 冗談だよ ちょっと。

ハハハ あ~ おかしい。

五十嵐さん。
はい。

甘春のお父さんのこと
聞きましたか?

ええ。

彼女は医学部にいた頃から

ずっとお父さんのような
医師になりたいと言っていました。

そのお父さんを
失うようなことになったら

きっと…。

彼女は 僕が支えます。

えっ?
あなたがワシントンにいた間も

ずっと彼女のそばにいたのは
僕ですから。

甘春のことは
僕の方が知っています。

♬~

「自己免疫性膵炎」…。

これだ。

検査を?
うん。

本当に膵臓がんかどうか

もう一度
詳しい検査を受けてほしいの。

やったところで結果は同じだ。

腫瘍マーカーも上昇していた。
がんで間違いない。

でも自己免疫性膵炎の場合でも
膵管閉塞が起きているせいで

腫瘍マーカーが
上昇することがあるって。

杏。
もし そうだとしたら

治療で治すことができる。

お父さん お願い。
もう一度 検査を受けてほしい。

(裕乃)この甘春 正一って…。
(たまき・唯織)えっ?

(軒下)どうして正一先生が?

お疲れさまです。
(一同)お疲れさまです。

(たまき)えっ 正一先生
どうされたんですか?

まあ ちょっとね。 フフフ…。

あの…。
父の検査をさせてください。

(たまき)えっ?
上腹部の精密検査です。

(威能)どうかされたんですか?
それは あの…。

すまないね
何か時間 取らせてしまって。

分かりました。
(田中)あっ 夕方から

CTの点検があるんで
その前なら大丈夫です。

(たまき)うん。
よし みんな 検査するよ。

(威能・田中)はい。
(たまき)ほら 早く動く!

技師長代理 だいぶ技師長らしく
なってきましたね。

余計なこと言ってんじゃないよ
あんたも早く働く!

(田中)はい すいません。

(正一)また君に
検査してもらう日が来るとはね。

しっかりと
検査させていただきます。

うん。

(たまき)甘春先生
そろそろ事情 話してくれる?

父は
膵臓がんの疑いがあるんです。

でも まだ自己免疫性膵炎の
可能性もあるので 検査を…。

(たまき)そう…。
では始めます。

ポジショニングOKです。

動脈相 門脈相 それから後期相の
計3回 撮影していきましょう。

了解。
(たまき)了解。

♬~

お願いします。

(威能)どうですか?

そうですね…。

腫瘤部分を主膵管が貫く所見が
ありませんし

辺縁の被膜様構造も認めません。

自己免疫性膵炎とは
考えにくいです。

じゃあ それって…。

これは 膵臓がんです。

すいません 皆さん
時間を取らせてしまって。

ありがとうございました。

大丈夫?

大丈夫です。

本当は 分かってたんです。

きっと がんだろうって。

でも… でも どうしても
受け入れられなくて。

甘春…。

父は 積極的な治療はしないと
言っていました。

もう諦めているんだと思います。

私は どうしたら…。

このまま父が亡くなるのを
待つだけなんて…。

(辻村)すぐに受け入れられなくて
当然だよ。

たった一人の
大切なお父さんなんだから。

♬~

(すすり泣く声)

♬~

(西島)ねぇ 知ってた?
(吉田)ん?

シャンプーのとき
地肌を意外とゴシゴシしちゃってるって。

してないよ。
あ… 泡立てるときは?

ホントだ。
ほら!

だから 泡の「メリット」
泡?

(娘)泡?
泡!

<最初から泡なら 地肌と髪を
こすらず やさしい>

<コンディショナーも
泡で すっとなじんで ヌルつかないから…>

さっぱり~!

(2人)パパ ナイス!
えっ?

これからは最初から泡で洗おう。「メリット ザ マイルド」

あっ…。 うう…。

悠木さん 大丈夫ですか?
(悠木)五十嵐…。

これ。

ごめん。
いえ。

腰の痛み
ひどくなってるんですか?

余命いくばくなんて言葉が
あるけどさ

誰だって いつどこで
何があるかなんて

分かんないんだよな。
えっ?

こんな訳分かんない病気になって
初めて気付いたよ。

死は誰にとっても
身近にあるもんなんだって。

僕は みんなみたいに
愛想よくできないし…。

だからせめて こういう技術の面で
誰よりも努力して

役に立ちたいって思ってたんだ。

でも焦って無理して
結局こんなんなって…。

バカみたいだよな。

うっ あぁ…。
悠木さん。

悠木さん 大丈夫ですか?
(悠木)クッソ… 何なんだよ。

悠木さん 病室戻っててください。
(悠木)えっ?

この腰痛の原因
必ず僕たちが見つけ出しますから。

もう少しだけ時間下さい。
五十嵐…。

すいません。
(看護師)はい。

この方 よろしくお願いします。
(看護師)分かりました。

♬~

(裕乃)悠木さんが大変なときに
皆さん どこ行っちゃったんですかね。

(たまき)うん…。

(たまき)五十嵐 どうした?

悠木さんの画像に
何か写ってるはずなんです。

必ず。

ありがとうございます。

よお。
(悠木)軒下さん。

どうして こんな所に?
(軒下)お前こそ何してたんだよ。

ちゃんと安静にしてなきゃ
駄目だろ。

分かってますよ。
すいません。

あぁ…。
(軒下)腰 まだ痛むのか?

(悠木)時々激痛が走って。
何か 陣痛みたいな。

陣痛?
えっ お前 もしかして…。

妊娠!?
(悠木)んなわけないでしょ。

冗談言うだけなら
帰ってくださいよ。

俺の行きつけだ。

治ったら
特別に連れてってやってもいいぜ。

いらないし。
≪(ノック)

悠木さん 大丈夫ですか?
(悠木)田中さん。

これ お守りです。

大丈夫。
悠木さんなら 必ず治ります。

だから違うって!
≪(威能)失礼します。

これ 気分転換にどうぞ。

ありがとうございます。
(威能)気持ちいいですよ。

いや 何に使うんだよ!

ハハハ…!

悠木さんの同僚 ヤバいね。

ホント。
変なもんばっか持ってきて。

ハハハ…。

でも さっきより
顔 明るくなってる。

えっ…。
(陽一)フフ…。

不思議だよなぁ。

何の治療もしてなくても
たわいもない会話をするだけで

こう
すっと心が軽くなったりする。

何の目的もない無駄な会話がさ。

んん… あっ うう あっ…。

悠木さん? 大丈夫?

(呼び出し音)
(陽一)すいません! 悠木さん!?

ごめんね お父さん。
私のわがままに付き合わせちゃって。

(正一)いや。 むしろありがとう。

みんなの頼もしい仕事ぶりが
見られて大満足だよ。

ラジエーションハウスは安泰だ。

じゃあ。
うん。

はい。

えっ? 分かりました。
すぐに向かいます。

(軒下)
五十嵐 原因分かんないのかよ?

レントゲンやMRIに写らない
疾患かもしれません。

えっ!?
(たまき)田中 エコーの準備も。

はい。
(たまき)広瀬 搬送 行って。

はい!

(悠木)あっ… ああ… んん…。

悠木さん!
(辻村)まずはCTを撮ろう!

そうですね。
(裕乃)すいません! 今 CTは

点検中で使えないんです。
(辻村・杏)えっ?

(悠木)うう… うう…。

あっ… あっ うう…。

あ~! ごめんなさい!
ごめんなさい すいません!

何やってんだ お前。
いいから… 行ってこい。

(田中)じゃあ すいません
お願いします。

(悠木)うっ うっ…。

先生 どうしますか?

(悠木)うっ うっ うう…。

んん… あっ…。

お父さん!?
ちょっと失礼するよ。

(悠木)うう… あっ あっ ハァ…。

(悠木)うっ…。

(軒下)んっ?

あいつ これ全部飲んだのか?

何ですか それ?
悠木が飲んでたサプリメントですよ。

サプリ?
時間がもったいないとか言って

こんなものばかり。
(たまき)4本?

(田中)まだ いっぱいあります。
(たまき)えっ!?

もしかして…。

ここはどうかな?
(悠木)うあぁ…。

正一先生。
悠木さん 悠木さん

このDNAサプリ
いつから飲んでましたか?

DNA? だとすると症状とあわせて
尿管結石か。

レントゲンには
結石は写ってなかった。

その可能性は低いんじゃ…。
結石は種類によって レントゲンに

写らない場合があるんだよ。
えっ?

これの飲み過ぎで
プリン体の過剰摂取になって

結石ができやすくなっていたのかも
しれません。

すぐにCT検査が必要だね。
(たまき)CTは今 点検中で。

まずいですね。
(裕乃)どうするんですか?

うああ…!

IVP 静脈性腎盂造影検査は
どうだろう?

(軒下)IVPって…
何すか それ?

CTが普及してから
やらなくなりましたが

造影剤を注射して
腹部のレントゲンを撮影する方法です。

さすが よく知ってるね。
確かにそれなら

CTを使わなくても…。
(裕乃)辻村先生。

すぐにオーダーを出します。
(たまき)急ぐよ!

(田中)はい。
(威能)はい。

♬~

(正一)KUB 造影後5分と15分

最後に立位でも撮影してください。
はい。

(威能)大丈夫ですよ。
(悠木)えっ?

私たちが必ずいい写真を撮って
原因を見つけ出します。

だから悠木さんは安心して
待っててくださいね。

(電子音)

フゥー…。

右尿管に陰影欠損…。

間違いありません。
これは尿管結石です。

通常のレントゲンに
写らなかったっていうことは

尿酸結石 もしくは
シスチン結石の可能性が高いね。

まあ 水をたくさん飲んで
結石さえ体の外に出れば

痛みは すぐ治まるよ。

んだよ 心配掛けやがって。
(裕乃)正一先生 すごい。

長いこと医者やってりゃね
これくらい当然だよ。

(裕乃)よかったですね。
(田中)ええ よかったですね。

お父さんは
諦めたんじゃないと思います。

むしろ その逆です。

医師であることを
諦めたくないんだと思います。

痛いよな。
でもな もう大丈夫だ。

もう少しの辛抱だ。

(正一)《私はね 患者としてより

最後まで
医師であり続けたいんだ》

これで晴れて退院ね。
(悠木)はい。

何?
全然うれしそうじゃないんだけど。

いや 患者との雑談とか
余計な声掛けとか

検査に関係ないことは正直
全部無駄だと思ってたんです。

ああ…。
(悠木)でも そういうもので

自分の心が軽くされることって
あるんだなって。

へぇ…。

だからってできませんよ
愛想よくとかキャラじゃないんで。

だから その分 誰よりも
技術を磨こうとしてたんでしょ?

私も
あんたと同じタイプだから分かる。

こう 愛想振りまくとかさ
キャラじゃないし。

僕の隣のベッドの患者さん。
(たまき)んっ?

(悠木)
末期がんの今井さんなんです。

僕が どんなに
技術を身に付けたところで

何もしてあげられない。

できることなんかないんですよね。

昔さ あー…。

技師長に
言われたことがあるんだよね。

無愛想のままでもいい。

技術を身に付けることも
いいことだ。

でも それを目の前にいる患者と

向き合わなくてもいい
逃げ道だけにはするなって。

入院中 いろんな思いを知った
今のあんたになら

やれることがあるんじゃないの?

おやすみ~。

歯 磨いて寝ろよ。

風呂 入れよ。 フフフッ。

♬~

(陽一)悠木さ~ん。

退院するんだって? おめでとう。

どうしたの?

あのさ。
(陽一)んっ?

(悠木)
あした有休もらえませんか?

どうしても
行きたい所があるんです。

おいおい お前まで有休かよ。
(田中)技師長だけじゃなくて

悠木さんまで
人事課からお叱りを?

違います。
これは僕の意思です。

(威能)でも わざわざ休んでまで
どこに?

ラーメン屋です。
(軒下)てめえ 思いっ切り

サボりじゃねえかよ。
(悠木)その代わり他の日に

どんな雑用でも僕が引き受けます。

だから行かせてください。
お願いします!

どうしてそこまで?

ラーメン屋なんて
いつでも行けるじゃないですか。

その「いつでも」は

あって当たり前のもの
じゃないんだよ。

だから今 行きたいんです。
今しか駄目なんです。

はい。

いいですよ
僕が悠木さんの分 引き継ぎます。

五十嵐…。

まあ いいんじゃない?

ねぇ 技師長だって
のんきに休んでんだしさ

あんただって
堂々と行ってきなさいよ。

食べてきな うまいラーメン。
ヘヘヘ…。

ありがとうございます
技師長代理!

やめろって その呼び方は。
(軒下たち)よっ! 技師長代理!

(笑い声)
(たまき)ホンットに…。

(悠木)2時間待ちか。

待てば待つほど
うまいラーメンが食えると。

だな。
(陽一)うん。

お待たせしました
地球ラーメンです。

≪お~。

いただきます。
(陽一)うん。

(せき)
(悠木)まっず。

何これ 超まずいんだけど。
(陽一)悠木さん 正直過ぎ。

最高だわ。 ハハハ…。

あのさ これ食ったらさ
もう1軒 行こうよ。

えっ まだ食べんの?
(陽一)俺の胃袋なめんなよ。

嘘でしょ…。

まずい。

(陽一・悠木の笑い声)

食べたことあんだよね?
(陽一)想像以上だ これ。

[ここに 一つの時計がない]

[時間は消えていく]

[永遠に続くと思っていた時間は

ある日 こつぜんと
姿を消してしまう]

[だからこそ人は
大事にできるのかもしれない]

[今 ここにある時間を]

♬~

≪(ドアの開く音)
≪(鏑木)悠木君!

(一同)お疲れさまです。

またSNSに あなたに関する苦情が
届いてますよ。

(裕乃)またですか?
(悠木)何でだよ。

はい。
(裕乃)これ…。

(陽一)「甘春病院の
無愛想な技師と食ったラーメン!」

「最高に美味かった!!!」

♬~

ロボットの目にも涙ですか。

(すすり泣く声)

♬~

お父さん!

私… 応援するから。

お父さんが思う存分
医者を続けられるように

応援するから!

だからさ
思いっ切り楽しんでよね。

ああ。

私は恵まれてるな。

思う存分 今を好きなように
生きられるんだからな。

(正一)五十嵐君!

はい!

杏のこと…。
はい。

よろしく頼んだよ。
えっ?

えっ! えっ! それ…。

はい!
何の話してるんですか?

うん。 男同士の秘密だよ。

えっ?
はい。

じゃあな。

お父さ~ん! 大好きで~す!

あいつ 告る相手 間違えてるだろ。
(たまき)ホントバカ。

ハハハ…。

元気でね。