ラジエーションハウスⅡ【最終章!ラジハ分裂!あのメンバーが辞職!】 #09[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ラジエーションハウスⅡ【最終章!ラジハ分裂!あのメンバーが辞職!】 #09[字][解][デ]

最終章突入!不幸すぎる技師・田中福男が、ブチギレ辞職!ラジハ内で孤立し、元妻がフランス人シェフと再婚したことも重なり、田中は寿司屋になると言いだし…!?

番組内容
「僕がずっと心から尊敬している医者は、甘春先生…あなたですから」。唯織(窪田正孝)から言われた言葉が頭から離れない杏(本田翼)。その唯織が研究チームの一員だったピレス教授の研究室のサイトを見ていた杏は『留学生募集』の文字に目を止める。

一方、田中(八嶋智人)は、最新の撮影技術を考案した、と言って脳外科医の渋谷(野間口徹)に自分を売り込む。だが、基礎が身についてないことを渋谷に指摘され、
番組内容2
すっかり落ち込んでしまう。そんな田中に追い打ちをかけるかのように、別れた妻・幸子(猫背椿)から、再婚することになったというメールが届き…。

ある日、ラジエーションハウスに、医療メーカーの営業マン・山田福造(石井正則)が現れる。山田は造影剤の販売を担当しているが、十分在庫があるという理由から小野寺(遠藤憲一)に追い返されていた。そんな山田に、唯織が声をかける。唯織は、彼の左耳が聞こえにくく
番組内容3
なっているのではないかと気づいて…。

そんな折、田中は、ひょんなことから山田と知り合う。同じ“福”という字がある名前にも関わらず、不幸続きだという境遇も似ていることから意気投合する2人。その際、山田は、実家で寿司職人をしている父親から跡を継いでほしいと言われていることを明かすと、冗談で一緒にやらないかと田中を誘う。すると元妻に再婚され、傷心中だった田中は、その話に食いつき…。
出演者
窪田正孝 
本田翼 
広瀬アリス 
浜野謙太 
丸山智己 
矢野聖人
 ・ 
山口紗弥加
 ・ 
遠藤憲一
 ・ 
鈴木伸之 
八嶋智人 
髙嶋政宏 
浅野和之
 ・ 
和久井映見 

〈第9話ゲスト〉
石井正則 
厚切りジェイソン 

スタッフ
【原作】
『ラジエーションハウス』
(原作:横幕智裕 漫画:モリタイシ GJ/集英社) 

【脚本】
大北はるか 

【音楽】
服部隆之 

【主題歌】
MAN WITH A MISSION『Remember Me』
(ソニー・ミュージックレコーズ) 

【企画】
中野利幸 

【プロデュース】
草ヶ谷大輔 

【演出】
西岡和宏 

【制作著作】
フジテレビジョン
スタッフ2
※「隆」の字は、「生」の上に横棒が入る旧字体が正式表記

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 田中
  2. 山田
  3. 検査
  4. 患者
  5. 裕乃
  6. 悠木
  7. 小野寺
  8. 大丈夫
  9. 原因
  10. 五十嵐
  11. 福男
  12. 里美
  13. 威能
  14. 看護師
  15. 軒下
  16. 幸子
  17. ASL
  18. お願い
  19. ストレス
  20. ハァ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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[ここに 一つの名前がある]

[名付けた親は
こう願ったのだろう]

[わが子が
幸福になりますようにと]

《あっ!》
[名は体を表すといわれている]

《やったぁ!》

[だが 実際は]

[彼は とにかく運がなかった]

《フゥ~ ウェイ!》

《フワッ フワッ》
[新卒で入社した旅行会社]

[3週間後に まさかの破産で
リストラ勧告]

[無職に]

《こちら 私 田中 福男が
考案いたしました

その名も くさやチップス》

《分かった 分かった》
《いや 分かってらっしゃらない》

[次に勤めたお菓子メーカー]

[突然の不祥事
業績悪化に伴うリストラ勧告]

[無職に]

《こちら 私 田中 福男が
考案いたしました

茂造くん人形。
このようなビジュアルをして…》

[次に勤めたおもちゃメーカー]

(田中)《あなたのバスタイム…》

(田中)《何で…》
[外資系企業による買収]

[やっぱりリストラ勧告]

《すごい
いい匂いすんじゃんかよ》

[無職に]
(田中)《惨めだな…》

《私 田中 福男と
結婚してください!》

《はい》

[そして 運命の相手だと思った
その女性は]

《離婚しましょう》

《私も
あなたを捨てることにしました》

《えぇっ!?》

[こうして捨てられっぱなしの
不幸な男 田中 福男は

巡り巡って
この病院にやって来た]

[次こそは
幸福を手に入れるために]

よしっ!

(田中)こちら 私 田中 福男が
考案いたしました

最新の撮影方法でございます。
さあ さあ さあ… こちらへ。

えー 動いてしまう患者さんに
FLAIRの高速撮影をすることで

このような鮮明な画像を
撮ることに成功いたしました。

ぜひ今後 検査が必要な際は
軒下ではなく

私 田中 福男を
どうぞよろしくお願いいたします。

何してるんですか? 田中さん。

営業だよ。
(裕乃)営業?

セールス。
(軒下)あいつ ああやって

自分を売り込んで
俺からMRI担当の座を

奪おうとしてるんだ。
セコいまねしやがって!

今後ともお見知りおきを。
さあ。

ありがとうございます ウフフ。

君 何年目?
(田中)5年目でございます。

その年で?
(田中)中途採用ですから。

動きの影響が残ってる。
5年目で そのレベルって

君 この仕事
向いてないんじゃないの?

こんなことしてる暇があったら

基礎こそ
身に付けてほしいものだな。

(バイブレーターの音)

田中さん 大丈夫ですか?
えぇっ!?

えっ? んっ?

何だ?

(山田)あのう すみません。
(悠木)ごめんなさい。

部外者は立ち入り禁止なんですが。
(山田)ああ いえ その…。

あー あなた あの
医療メーカーの方ですよね?

えっ?
(小野寺)あの 医療メーカーの

営業の方ですよね?
(山田)あっ はい!

ABC メディカルの
山田と申します。

あの 造影剤の販売を
担当しております。

よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。

よろしくお願いします。
(軒下)こっちも営業かよ。

(威能)
わざわざいらっしゃらなくても

メールで商品の詳細
送ってくだされば結構ですよ。

(裕乃)今 そういうリモート営業する
メーカーさん 増えてますよね。

それに うちは造影剤なら
じゅうぶんに在庫があります。

最近は造影剤使わない検査が
増えてるからね。

なかなか減らないんですよ。
(小野寺)そういうことですんで

どうぞ お引き取りください。

(山田)えっ?
(小野寺)お引き取りください。

ああ すいません。
(小野寺)すまんね。

(一同)ありがとうございました。
ご苦労さまです。

(杏)《私なんかより よっぽど
医者らしいといいますか…》

《僕がホントに
ずっと心から尊敬してんのは

甘春先生 あなたです。
あなたですから!》

あれは… 同情?

♬~

山田さん。

山田さん。
ああ すみません。

あの…
耳 聞こえづらいんですか?

あ… 実はそうなんです。
左耳が。

耳鼻科を受診したんですけど
ストレスが原因みたいで。

あっ そうだ。 これ。
この間 小野寺技師長に

皆さんの興味ある分野について
伺って

色々資料持ってきたんでした。

もしよかったら。
ご丁寧にすいません。

あっ では失礼します。
あっ…。

ああ 違います えっと あの
けっ 検査…。

えっ…。
五十嵐さん。

甘春先生。

(幸子)「久しぶり。 幸子です。
元旦那のあなたには 一応報告」

「再婚することになりました」

(幸子)「夫婦で
フランス料理店 始めました」

「今度こそ幸せになります」

「今度こそ」って…。

《じゃーん 診療放射線技師を
目指すことにしました》

《はあ?》
(田中)《手に職をつければ

もう捨てられる心配は
ないでしょ?》

《必ず 立派な放射線技師に
なってみせるから》

《あなたには どうせ無理よ》

《それに資格を取るまでの
学費は? 生活費は?》

《いや それは…》
《何でもかんでも勝手に決めて》

(幸子)《あなたといると
私まで不幸になる》

《えっ?》
《離婚しましょう》

《私も
あなたを捨てることにしました》

《えぇっ!?》

(携帯電話を閉じる音)

♬~

ハァ…。
(山田)ハァ…。

ハァ…。
(山田)ハァ…。

(田中・山田)ハァー…。

その… 大丈夫ですか?

そちらこそ 大丈夫ですか?

前に
難聴に悩む患者さんを診たとき

原因は ここ。 聴神経腫瘍でした。

先ほどの方も
もしかしたらと思いまして。

いや 可能性は
ゼロじゃないと思います。

ありがとうございます。
いえ。

あの…。
はい。

五十嵐さんは
前にピレス教授のもとで

学ばれていたんですよね?
はい。

その… どうでした?
んっ? ど… どう?

んっ? どど… どうと言われると。
あっ いや

やっぱり何でもないです。
はい。

はい。

ありがとうございます。
聴神経腫瘍…。

(田中)そうですか 左耳が。
(山田)ええ。

営業成績が悪くて
年下の上司に怒られてばかりで

そのストレスが原因みたいで。

今月のノルマを達成しないと

もう次はないと
言われているんです。

でも 今日もうまくいかなくて。

(山田)親から せっかく福造なんて
名前を付けてもらったのに

不幸なことばかりで。
(田中)んっ? 福造?

私 福男です。
(山田)あっ!

(2人の笑い声)

まあ でも
私も不幸なことばかりで。

会社には3回リストラされましたし
妻にも離婚されました。

えっ?
(田中)離婚したとき決めたんです。

絶対妻より幸せになってやるって。

なのに向こうは再婚
私はいい年して怒られてばかりで。

幸せになりたいです。

こんなことなら
実家のすし屋を継いだ方が

幸せになれるのかな。
(田中)すし屋?

実は父が田舎で
すし屋をやってるんです。

「そろそろ引退したいから
後を継いでほしい」と

言われていまして。
(田中)ああ…。

(山田)でも耳のこともあるし

誰か一緒にやってくれる人が
見つかるといいんですけど。

田中さん
もしよかったらどうですか?

はい?
(山田)人生100年時代に

このまま働いても
定年になったら

またポイって
捨てられるだけじゃないですか。

確かに。

(山田)なんて冗談です。

この年になって
そんな冒険できっこないですよね。

いや。 いや いや…。
ありかもしれません。

えっ?
(田中)向こうが フランス料理なら

こっちはジャパニーズフードだ!
(山田)はっ?

山田さん ここで巡り合えたのも
何かの縁かもしれません。

幸せなセカンドライフに向けて
前向きに検討させてください!

いや あの ちょっと えっと…。
あの…。

(山田)ああ あなたは先ほどの。
(田中)ちょっと今

いい感じなんですけど…。
ちょっとごめんなさい。

山田さん 一度 脳のMRI検査
受けてみませんか?

はい?
もしかしたら山田さんの難聴は

精神的ストレスが
原因ではないかもしれません。

えっ?

♬~

14時 空いてる。

何それ?
山田さんから皆さんにです。

(たまき)ん~?

あっ お疲れさまです。
(一同)お疲れさまです。

これは いったい
どういうことでしょうか?

わ~っ!

何ですか?
(裕乃)何でもないです 何でも。

火のない所に煙は立たない。
ラジエーションハウスの風紀が

大変乱れてるなんてこと
ありませんか?

えっ? 誰が書いたの こんなの?
(鏑木)田中さんです。

他にも皆さんのゴシップネタが
数多く書かれてありました。

「たまきさんは地元じゃ有名な

元ヤンキー!」
(たまき)あっ?

(威能)「悠木の
唯一のおしゃべり相手は

自宅で飼っているウーパールーパー
名前はミミちゃん」

「軒下は
婚活に総額800万費やしている」

ハハハ…
んなわけないじゃないっすか。

田中の野郎
どうして知ってるんだ。

まあ いいじゃねえかよ
こんなことぐらいよ。

「技師長は 出べそ!」
(小野寺)何だ 出べそってよ。

知りませんよ
書いてあるんだから。

お疲れさまです。
(軒下)田中 お前

どういうことだよ!
(田中)何ですか!

おいっ 出べそって何だ お前よ。
(田中)えっ?

やっていいことと
悪いことがありますよ。

(田中)ちょ… 人の私物
勝手に見ないでくださいよ。

プライバシーの侵害ですよ!
(たまき)侵害してんのは

そっちでしょ。 こらぁ!

人のプライベートなことばっか集めて
失礼にも程がありますよ。

田中さんは
面白おかしく書いたネタでも

それを知られて嫌な思いを
する人だっているんです!

何で お前 出べそって知ってんだ
お前よ。

最低のゴシップ野郎だな。
(鏑木)ちょっ ちょっと君たち

落ち着いて ねっ。

たかがメモごときで いい大人が…。
(たまき)ああっ!?

構いませんよ。
皆さんに どう思われようが。

何?
(田中)どうせ この職場とも

もうすぐ おさらばですしね。
(たまき)何言ってんの?

私 すし屋をやろうと思ってます。

冗談ですよね?
(田中)本気です。

(悠木)今から?
(田中)今からです。

その年で?
(田中)年は関係ないです!

ある方に誘われたんです。

あっ そうだ 検査だ。
オーダー オーダー。

(鏑木)技師長
どうなさるおつもりですか?

取りあえず あの
今日は持ち帰ります。

はい。
それでは皆さんも一緒に。

横 縦 横 縦。

横 縦 横 縦。
(田中)横 縦…。

こちらへどうぞ。
あっ はい。

頭をここにして
横になってください。

はい。

(裕乃)えっ あの人
確か医療メーカーの…。

山田さん 左耳に難聴があって
原因を調べるみたい。

(軒下)
そういや 耳 遠かったもんな。

(田中)ちょっと
どいていただけますか?

ちょっと…。

それでは検査 始めます。
(山田)はい。

小脳橋角部や内耳道内に
腫瘤は認めません。

聴神経腫瘍ではありません。

えっ じゃあ
耳が聞こえづらくなる原因は?

それは…。

(田中)やっぱり
ストレスが原因じゃないですか。

えっ?
会社からは無理なノルマ課せられて

上司からは プレッシャーかけられて
取引先からは冷たくあしらわれる。

(田中)《お願いします。
弊社の商品を置いてください》

《もうお願いできるのは
ここしかないんです…》

(店主)《しつこいな!
営業妨害だ。 帰って》

(田中)《もう後がないんです!》

(田中)《ああ もう…》

♬~

そりゃ誰だって ストレスためて
体 壊しますよ。

田中さん?

(威能)眼鏡の奥の瞳が
妙に殺気立ってましたね。

♬~

♬「スマイル スマイル メリーズ」

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(山田の妻)すし屋?
何バカなこと言ってるの。

その年で始めて
やってけるはずないじゃない。

(山田)ですよね。
そんなことより

次こそボーナス出るのよね?

じゃないと
音美の留学費が払えないわよ。

分かってるさ。

♬~

山田さん 大丈夫ですか?
座ってください ゆっくりで。

すいません 大丈夫です。

何か
最近 疲れがたまってるみたいで。

山田さん あの すいませんでした。

せっかく検査 受けてもらったのに
原因分からなくて。

いえ。 でも やっぱり
私の耳が聞こえづらいのは

仕事のストレスが
原因なんですかね。

(田中)もう辞めちゃいましょうよ
そんな仕事。

(山田)田中さん。
(田中)もう これ以上

ストレスため込んで 我慢して
働く必要なんかないんです。

思い切って2人で
本気で すし屋始めてみませんか?

お店の名前も考えました。
ほら アハハッ。

2人で自由に働いて
幸せつかみましょうよ!

すみません それはできません。
(田中)えっ?

私には家族がいるんです。

絶対幸せにしなきゃならない
家族が。

それには
安定したお給料をもらえる

今の会社にいることが一番で。
それに…。

今のお仕事が
嫌いなわけじゃないんですよね?

いや
でもストレスためてるって…。

山田さんが持ってきてくれた資料
拝見しました。

最近では論文の閲覧の規制も
厳しくなって

僕らのような
中堅病院にいる技師は

大病院と違って なかなか
入手できないものも多いです。

でも 山田さんの資料は
講演会一つ一つに足を運んで…。

《君じゃなきゃ渡さないよ》
ご自身でも たくさん勉強され

先生方との信頼関係を
築いた上じゃないと

入手できない
貴重なものばかりでした。

僕ら技師のために どうして
そこまでできるんですか?

それは…。

結局 山田さんにも
捨てられてしまいました。

えっ?
いつもそうなんですよ 私は。

妻にも会社にも捨てられて
捨てられっぱなしの人生で。

(田中)
でもまあ 仕方ないんですけどね。

私なんて その辺に落ちている
小さな石ころとおんなじで

なくなったって誰も困りゃしない。

取るに足らない存在ですから。

田中がすし屋ねぇ…。

いやいや…
えっ まさか 冗談だろ?

(威能)でも山田さんのこと
ずいぶん気に掛けてましたからね。

(悠木)自分もサラリーマン時代に
散々苦労したっぽいですからね。

人ごとには思えないとか。

田中さんって どうして あんなに
いつも必死なんですかね。

えっ?

(裕乃)先生たちに
自分のこと売り込んだり。

普通 なかなか
あそこまでできませんよね。

不安なのかもしれません。
不安?

1人だけ後から
このラジエーションハウスに入ってきて

ここで過ごした時間は一番短い。

だから少しでも早く
誰かに認めてもらうことで

自分の居場所はここだって
思いたいのかもしれません。

♬~

♬~

♬~

(里美)キャッ!

大丈夫ですか?
(里美)あっ…。

五十嵐さん すみません。

脳振とう?
(里美)ああ。

医療メーカーの山田さん
以前にも自転車事故に遭って

うちを
受診したことがあるんですよ。

確か頭を打ったとかで
脳のCTを撮って

何の異常もなかった
みたいですけど。

そうですか。

♬~

♬~

(ノック)
(渚)失礼します。

♬~

ハァー…。

(通知音)

この疾患は…。

(救急隊員)7歳 男児
交通外傷によるショック状態です。

(辻村)ご両親は?
(救急隊員)今 病院に

向かってるとこです。
(辻村)CTに回してる時間はないな。

処置しながらエコーします。
技師の皆さんに連絡してください。

(看護師)分かりました。

あの すいません。
(里美)はい。

こちらに田中さんという技師は
いらっしゃいますか?

(里美)田中さん?
(ボヌール)あっ。

あっ ああ…。

(里美)大丈夫ですか?
大丈夫ですか?

すいません ストレッチャーお願いします。
(看護師)はい。

(里美)大丈夫ですか?
大丈夫ですか?

(威能)どうやら
すし屋ができないことになって

今度は1人で
ピザ職人を目指すらしいですよ。

何考えてるんですかね?
迷走し過ぎですよ。

目の前で…
延ばしたり焼いたりするんで

いかにパフォーマンスで
カッコ良く…。

さっきから何見てるんですか?
山田さんのCTです。

半年前に
脳振とう起こされたそうで。

(裕乃)どこか異常が?
んー 特には…。

急患です!
(小野寺)急患だ! おお…。

(たまき)何?
(小野寺)いや 子供の急患で

ショック状態がひどいらしくて
一刻を争うらしいんだよ。

誰かエコーやってくんねえかな?
(裕乃)子供!?

ショック状態…。
行きます!

頼んだ。
(里美)あっ こちら

頭部CTお願いします。
(小野寺)広瀬と悠木。

(悠木・裕乃)はい!
(たまき)威能。

はい。
(小野寺)田中!

お前 手 空いてんだろ?
お前も手伝え。

私?
(小野寺)いいから ほら!

そんくらいやれよ ピザ職人。
(田中の舌打ち)

(悠木)ストレッチャー入ります。

えっ? あのフランス人…。

えっ?
(威能)お知り合いですか?

(田中)えっ? いやいや…。

ボヌールさんの奥さまが
いらっしゃいました。

えっ!?

造影剤を使った検査?
(渋谷)はい。

頭部CTでは
異常がなかったため

今度は腹部の検査を
させてください。

ボヌールさんには高血圧があり
まだお若いので

腎動脈狭窄などによる
二次性高血圧が疑われます。

でも夫は 確か
造影剤アレルギーだった気が…。

えっ?
(幸子)以前 CTだか

MRIを撮ったときに
重い副作用が出たって…。

どうするんですか?
造影CTできませんよね?

仕方ない
ひとまず処置室に戻そう。

はい。
(渋谷)少々お待ちください。

ASL…。

腎臓のASL?
はい。

造影剤を使わずに臓器への血流を
見ることができる

特殊な検査方法です。

頭は経験あっても腎臓は
誰もやったことありませんよ。

えっ?
五十嵐は?

確かに 五十嵐さんなら…。

(悠木)でも あいつ 今
急患の子供の検査中じゃ…。

田中 様子見てきて。
(田中)えっ また私?

それくらいやれよ ピザ職人。

えっ?
(田中の舌打ち)

(机をたたきつける音)
(渋谷)処置室に着いたら

念のため 輸液用意しといて。
(里美)3号液でいいですか?

(渋谷)うん お願いします。
(里美)はい。

(辻村)挿管します 喉頭鏡。
(看護師)はい。

どうですか?
腹腔内出血が確認できます。

ただガスが多くて
どっからの出血か分かりません。

すいません タオルお願いします。
(看護師)はい。

五十嵐さん 腎臓のASLが必要な
患者さんがいて

われわれは誰も経験がありません。
こっちに戻ってきたりできますか?

えっ?
≪(警告音)

(看護師)血圧60切りました!
(辻村)まずい 急ぎましょう!

田中さん 今 手が離せません。
それに腎臓のASLは

僕も経験がありません。
そんな… じゃあ どうしたら?

山田さんに連絡してみてください。
えっ?

山田さんならASLに関する情報
知ってるかもしれません。

でも山田さんは…。
(辻村)昇圧剤 持ってきて。

(看護師)はい!
(警告音)

ASL?
(田中)特に腎臓に対する

検査方法を知りたくて。
何か すいません。

造影剤を売る立場の山田さんに

造影剤を使わない検査の
質問をするなんて。

失礼にも程がありますよね。

(田中)やっぱり結構です。
忘れてください。

失礼します。
(山田)あるかもしれません。

1つ参考になりそうな学術論文が。
(田中)えっ… あるんですか?

あっ ただ 今 手元にはなくて。

入手しだい すぐにお届けします!
(田中)え… はい。

♬~

ホントに このまま山田さんを
当てにしてていいんですかね?

(軒下)まあ こう言っちゃなんだけど
ただのメーカーさんだもんな。

(たまき)あ~ 駄目だ。

役立ちそうな論文はあったんだけど
届くの最短で あしただった。

(裕乃)あした?
(たまき)うん。

じゃあ 患者さんは?
(悠木)技師長。

患者さんのことを思うなら
対応可能な病院に

転院させる方が
いいんじゃないですか?

♬~

(山田)「田中さま」

「心臓MRIに用いられる
3つの代表的な手法について

詳しく解説されています。
ぜひ ご参照ください」

「広瀬さま 胃のレントゲン撮影に関する
資料になります」

「道田 公平博士の講演会にて
頂いてまいりました」

「黒羽さま アメリカの
マンモグラフィーの第一人者

コールマン博士の
講演会に行った際に頂いた…」

「五十嵐さま 先日
心筋症治療の第一人者である

植木 誠博士のご自宅に伺ったとき
頂いてきたものです」

「悠木さま
IVRの走査方法に関する

新しい資料がありました」

《僕ら技師のために どうして
そこまでできるんですか?》

《それは…。
医療メーカーって

患者さんに直接関われる仕事では
ありませんけど

自分が提供した情報や製品を

先生方や技師の皆さんが
有効的に使ってくださることで

救われる患者さんたちがいる》

《そのことに喜びを感じている
自分がいるんです》

仕方ないな。

転院させられる病院がないか
先生たちに相談してみるか。

われわれが
先に諦めてどうするんですか。

山田さんは約束どおり 必ず
論文を持ってきてくださいます。

この資料だって
患者さんのために

われわれ医師が少しでも
いい検査ができるようにと

講演会を回って 一つ一つ
集めてきてくださいました。

山田さんは
私なんかより よっぽど

患者さんのことを
考えていらっしゃいます。

信じるに値する人です。

皆さん もう時間が…。
検査できそうですか?

私がやります。
準備だけでもしておきます。

えっ?

フゥー。

えっ…。
(小野寺)山田さんが来たら

すぐ検査 始めんぞ。
(威能)それまでに

できるかぎりのことを
しておきましょう。

広瀬 水ファントムと腹部コイル。
(裕乃)はい。

ハァ ハァ ハァ…。

そんな…。

(看護師)バイタル安定してきました。
先生 膵頭部周辺に

エコーフリースペースがあります。

お願いします。
(看護師)はい。

(辻村)膵臓損傷か…。

五十嵐さん 造影CTを。
はい!

(田中)スライス厚とpCASLの
ラベリングの位置 決まりました。

(たまき)了解。
(悠木)ラベルディレイタイムは…。

あ~ クソッ 最適値が分かんない。

準備できんの ここまでか。
(裕乃)山田さん 遅いですね。

もうずいぶん時間たってますよね。

やっぱ駄目だったんじゃ…。

(山田)皆さん お待たせしました!
(田中)山田さん!

論文は手に入りませんでしたが

ASLの第一人者である
御法川教授にお願いして

腎臓のASLに関するマニュアルを
コピーさせていただきました。

《お願いします!》

どうぞ。
(田中)ありがとうございます!

すごい…。

(山田)頭を下げることには
慣れていますから。

よしっ これで始められるな。
(田中)あっ はい!

(裕乃)英語!?

やるしかありませんよ。

(一同)1 2 3。
(看護師)ストレッチャー出します。

はい。

(たまき)どう? 田中。
(田中)エラーメッセージが出ます。

(たまき)えぇ?
(田中)どうしてでしょう?

(山田)
皆さん ここを見てください。

マニュアルに記載されてる装置と
タイプが違うからかもしれません。

(悠木)設定かえてみますか?
(田中)はい。

患者によって
最適値が違うかもしれません。

検査しながら
調整していきましょう。

(一同)はい。

われわれも頑張りましょう。
はい。

(幸子)夫は… 夫は まだ
検査していただけないんですか?

お待たせしました。
検査の準備が整いました。

運んでください。
(渋谷)よし 行こう。

(田中)もう少しの我慢ですからね。
頑張ってくださいね。

しっかり検査したら
大丈夫ですからね。

安心してくださいよ。

(軒下)田中 ラベルディレイタイムは
1.3秒で頼んだぞ。

了解しました。
タオル掛けまーす。

あなたが田中さん?
(田中)はい。

♬~

(ボヌール)
あなたに伝えたいことがあって

ここを受診しました。
(田中)えっ?

幸子を幸せにします。
だから安心してください。

ハハッ そんなこと言うために?

まずは
しっかりと検査しましょう。

失礼しますね。

(裕乃)技師長。
(小野寺)お疲れ。

♬~

≪(ドアの開く音)

先生 夫は?
旦那さんは

左の腎臓が動脈狭窄によって
血流低下を起こしていました。

これが原因で高血圧になっていたと
考えられます。

ひとまず降圧薬で対処し
容体が安定しだい

根本治療に移りましょう。
安心してください。

分かりました お願いします。

お願いします。
(医師)はい お願いします。

これからオペの準備に移ります。
ありがとうございました。

あとは任せてください。
お願いします。

(軒下)おい 五十嵐
お前も手伝えよ。

すいません 今 側頭骨の
薄いスライスの再構成してて。

あれ? その画像 私のCT…。

(裕乃)えっ?
何も異常はなかったんじゃ…。

(たまき)まさか何か分かったの?
どうかされましたか?

できました。 甘春先生

山田さん 難聴だけじゃなくて
目まいの症状もあったんです。

ちょっと これ見てください。
はい。

これは…。

左側に耳小骨離断を認めます。

山田さんの難聴や目まいの原因は
アブミ骨の骨折。

アブミ骨?
耳の中にある

わずか3mmしかない骨のことです。
3mm?

人体で
一番小さい骨だといわれています。

山田さん 半年前に
脳振とう起こされたそうですね。

はい。
おそらく そのときに

骨折したんだと思います。
まさか…。

よく気付いたな お前な。
さっきのボヌールさんの病気

あれは放射線技師 放射線科医
医療メーカー

このどれか一つでも欠けてたら
見つけることはできませんでした。

耳の中も おんなじなんですよ。
どういうことですか?

耳の中には
小さな骨が3つあります。

この一つ一つが
お互いにバランスを取り合い

支え合うことで われわれは
音を聞くことができています。

どれか一つでも欠けたら
駄目なんです。

そうなんだ。
まるで皆さんみたいですね。

えっ?

どんなに小さくて
取るに足らない存在に思えても

必ず意味はあるんです。

あっ それで
その骨折は治るんですか?

鼓室形成術という
手術を行うことで

聴力の回復が期待できます。
はい!

山田さん!
(山田)まさか治るなんて…。

やった~! やったぁ…。

いい年した ちっちゃいおじさんが
2人…。

恥ずかしいにも程がありますよ。

増えた 増えた。
(悠木)もう一人いましたね。

(山田)ああ…。

(山田)私は もうしばらく

今の仕事を
頑張ってみようと思います。

ノルマがきついことに
変わりはありませんけど

でも やっぱり
他の仕事では味わえない喜びが

この仕事にはありますからね。
(田中)はい。

(山田)田中さんは
これから どうされるんですか?

私は… すし屋をやります。

えっ? あ…。
(田中)でも それは

老後の楽しみに残しておきます。

フッ ハハハ…。
お互い頑張りましょうね。

小骨同士。
(2人の笑い声)

はい!

では。
(田中)お気を付けて。

うわぁ すごいな 台風みたいだ。

フゥ…。

福男。
(田中)ああ… 幸子ちゃん。

夫のこと ありがとう。

ああ いやいや そんな。
それじゃ。

間違ってた。
(田中)えっ?

自分勝手で飽き性で

ちょっとしたことで
すぐにへそを曲げる。

自分の幸せしか考えていない
あなたに

放射線技師なんて
無理だって思ってた。

でも今のあなたは…。
(田中)えっ?

ハハッ
あなたが幸せそうでよかったわ。

え… 幸せ? 私が?
(幸子)ええ とっても。

それじゃあ。

フフッ よしっ!

[ここに 一つの名前がある]

[名付けた親は
こう願っていたのだろう]

[周りに幸福を届ける男に
なりますようにと]

[そして それは新たな福となる]

[名は体を表すといわれている]

(田中)私 田中 福男が
考案いたしました

最新の撮影方法でございます。
(渋谷)はいはいはい 分かったから。

もういいから。
(田中)今度こそ

うまく撮れてますでしょ。
どんな検査であれ

この田中 福男にお任せください。

長年 染み付いた営業癖だけは
消えないか。

あの野郎… 絶対負けねえ!

五十嵐君。

はい。
(鏑木)ちょっとよろしいですか?

大森先生のことで。
はい。

(渚)アメリカのお土産が
余っちゃって大変なの。

飲んでね。
あ… いただきます。

ああ そういえば
先日 大森先生が

産婦人科にいらっしゃるのを
お見掛けしました。

どなたか心疾患のある妊婦さんを
診てらっしゃるんですか?

違うわ。

患者は彼女じゃないの。
えっ?

五十嵐に確認が取れました。
大森先生はワシントンで

小児の心臓カテーテルの研究を
していたそうです。

小児?
(鏑木)はい。

おそらく全ては
この患者のためかと。

彼女がやろうとしてることが
これでようやく分かりましたね。

どうして この患者について
われわれに隠していたのかも。

鏑木先生
1つお願いがございます。

えっ? まだ何か?

まっじいな これ。
いつまで残ってんだ この土産よぉ。

目覚めの一杯にどうぞだそうです。

朝は ブレンドコーヒー派なんですけどね。
(たまき)染みるぅ…。

(たまき・威能のせき)
(悠木)入れ過ぎですよ。

お疲れさま。
(一同)お疲れさまです。

どうしたんですか?
お二人揃って。

大森先生が ご相談したい
患者さんがいるそうなんです。

(渚)この患者さんです。

(裕乃)これって…。
胎児の心エコー画像です。

この赤ちゃん… もしかして。

肺動脈弁が閉鎖しています。

(田中)閉鎖してると
どうなるんですか?

心臓から肺にかけて
血液が行かなくなり

場合によっては 赤ちゃんは
生後 持って数日の命です。

数日って…。

♬~

皆さんの力を
借りるときが来ました。

♬~

♬~