真犯人フラグ#09【真相編・序!!妻の秘密…家族との衝撃の再会!】[解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

真犯人フラグ#09【真相編・序!!妻の秘密…家族との衝撃の再会!】[解][字][デ]

ついに第1部クライマックス【真相編・序】!真帆(宮沢りえ)の秘密を知った凌介(西島秀俊)はどうする!?いよいよ家族との衝撃の再会&あの危険人物の正体が判明!!

出演者
西島秀俊 宮沢りえ 芳根京子 田中哲司 佐野勇斗 桜井ユキ 生駒里奈 柄本時生 柿澤勇人 長田成哉 坂東龍汰 吉田健悟 小林きな子 森田甘路 竹森千人 BOB 青木瞭 中西美帆 渥美友里恵 町田愛 南彩加 遼太郎 原菜乃華 堀野内智 小林優仁 渋川清彦 深水元基 迫田孝也 丘みつ子 浜田晃 小松利昌 戸田昌宏 正名僕蔵 平田敦子
番組内容
真帆(宮沢りえ)が朋子(桜井ユキ)に打ち明けた秘密を聞き、衝撃を受ける凌介(西島秀俊)。疑惑が深まる林(深水元基)には、事件当日のアリバイがないようで…。河村(田中哲司)らは、林が婚約者と結託し事件を起こしたと推理するが、瑞穂(芳根京子)と一星(佐野勇斗)は真帆の自作自演と睨む。一方、警察には、冷凍遺体の身元確認をしたいという人物が現れ…。
いよいよ家族との衝撃の再会!危険人物の正体が判明する!!
監督・演出
【演出】中島悟
原作・脚本
【企画・原案】秋元康
【脚本】高野水登
音楽
【音楽】林ゆうき、橘麻美
【主題歌】「seeker」Novelbright(UNIVERSAL SIGMA/ZEST)
制作
【チーフプロデューサー】加藤正俊
【プロデューサー】鈴間広枝、松山雅則
【制作協力】トータルメディアコミュニケーション
【製作著作】日本テレビ
おしらせ
【番組HP】
https://www.ntv.co.jp/shinhannin-flag/
【番組SNS】
Twitter: @shinfla_ntv
Instagram: shinhanninflag_ntv

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  1. 真帆
  2. 篤斗
  3. 朋子
  4. 光莉
  5. お前
  6. ハァ
  7. 課長
  8. 久住
  9. 自分
  10. 大丈夫
  11. ホント
  12. 阿久津
  13. 河村
  14. 気持
  15. 林君
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  17. ウソ
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  19. 晴子
  20. 絶対

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(相良真帆) おじいちゃんと
おばあちゃんになったら

縁側で 2人で のんびりしようね。

(相良凌介)
<愛する妻と子供たちが

ある日 突然 姿を消した>

(男) 人殺し!
<いつの間にか 僕は

犯人かのように扱われ…>

<不可解なことが
次々と起こって行く>

(窓ガラスが割れる音)

(相良光莉:泣き声)
<手掛かりは ありながらも

なかなか 犯人には
たどり着けない>

<そんな中 妻の不倫疑惑に
世間が沸き…>

(橘 一星)
不倫が事実だったら

林が犯人って可能性も
ありますよね?

(林) 本当に打ち合わせしてた
だけなんです。

林君が そう言うなら 信じる。

<だが 現実は…>

チキショ~~…‼

(菱田朋子) 私 真帆さんから
相談されてたんですよ

不倫のこと。
えっ?

ぶっ殺す!

見~つけた~。

♪~ 誰がでるかな

♪~ 誰がでるかな~~

ちょ… 何してるんですか?

じゃ お邪魔しました~。

ちょ…
ちょっと待ってください あの!

ど… どうして
これのこと知ってるんですか?

妻から 何を聞いていたんですか?

深夜に~ キヨを
1人にしておくのはな~…。

家でいいなら 話しますよ?

分かりました。

♬~

♬~

♬~

お邪魔しま~す。
(真帆) どうぞ~。

痛っ よいしょ。

ん?

んあ~。
えっ 何? これ。

ん~? あぁ あんま見ないで。

えっ 裏に何か描いてない?
ちょっと 真帆さん。

あ~! ツボだ。

え~ 便利 私も欲しい。
ホントに~?

(真帆) 腎!
(朋子) 痛い 痛い!

真帆さん 痛い ちょっと。
アハハ…。

あ~ すご~い!

いよいよだね マイホーム。
うん。

一番乗りで遊びに行くから。

うんうん 来て来て。

あのさ…。

もう少し 浮かれていいんだよ?

えっ?

私に 気を使わなくてもさ。

あっ 違う! 違うの。

そうじゃなくて…。

(朋子) どうしたの?

(朋子) 最初は どこで会ったの?

大学の部活の同窓会で。

なるほど。

光莉のお受験で
いろいろ あった時で…。

ボスママに すごい
嫌がらせされてたってやつ?

うん…。

その時 りょうちゃん
単身赴任してて…。

なかなか言えないよね。

いや。

もし 相談してたら

心配して 仕事 辞めて

こっちに帰って来るって
言い出しそうで。

そもそも お受験するって
私が決めたことだし。

光莉も 塾 楽しそうだったから。

私が我慢すればいいだけだ
って思っちゃって…。

誰にも頼れなくて…。

ダメだ。

何 言っても 言い訳だ。

ううん。

分かる。

1人は つらいよ。

(拍手)

≪どうしたんですか? 真帆さん≫

お~! 久住君。

(久住) われらがサッカー部の
マドンナが

浮かない顔してたら
放っとけないですよ。

(真帆) やめて。

(久住)
悩みがあるなら 聞きますよ。

ここを抜け出しませんか?
2人で。

変わってないね~ クズの久住。

僕 あの頃から 真帆さんのこと…。

(林) はい はい はい はい
久住先輩 ストップ!

邪魔すんなよ 林!

憧れの真帆さんを落とす
チャンスなんだから!

はい はい はい…。
おい 久住~!

(林) ほらほら! あっちで
歌えって呼ばれてますよ。

『本トの気持ち』。

♪~ キツく腕にしがみついて
ハハハ…。

(久住) あっ 教授…。
(林) 大丈夫でしたか?

ありがとう。
あの 久住先輩の 先輩ですよね?

うん 1個上。
ちょっと聞きたいんですけど。

何?

久住先輩って
実は 袴田吉彦だったり…。

そんなわけないでしょ。

あっ やっぱり そうですよね?
いや 久住先輩に

「俺 実は袴田吉彦なんだけど
誰にも言うなよ」って言われて。

林君だっけ? 素直だね~。

もう バカで単純なんで
悩みとかないのが取りえです。

うらやましい。

何か悩みっすか?

引き受けますよ!
そういうのって

関係ない人のほうが
話しやすいと思うし。

いい いい。
俺 キーパーなんで

受け止めんのは得意です!

(真帆) 林! 聞け!
(林) はい 聞いてます!

で そのボスママがさ 言うわけ。

「ウソ~ 団地にお住まいなの?
先々のこと考えてらっしゃる?

入ってからのほうが
うんと お金かかるのよ」って。

はぁ…。

貧乏人が背伸びすんなって
言ってんの!

は!? あり得ないっすね。
大体

団地の何が悪いんだ!
この野郎~!

一軒家 ご希望でしたら
よかったら うちで~!

営業すんな。
アハハ すいません。

てか
何で そんな言われるんすか?

うちの光莉が賢いから。

ほぉ。
信じられる!?

「子供のズルを叱ってやるのも
親の役目ですよ」って

カンニング疑ってんの!

うわ 最低っすね
ただの負け惜しみじゃないですか。

そう!

そうなんだよ。

ハァ…。

きつ…。

「あざ~す!」って
言っとけば大丈夫です。

何? それ。
体育会系男子の万能処世術。

じゃあ

「光莉ちゃんママ

あなた 自分が嫌われてるの
気付いてる?」って言われても?

わざわざ教えていただいて
あざ~す!

あざ~す!
アハハ…。

アハハ… 意外とイケるか。

林 今日は あざ~す!

じゃあ 次は 来年かな?

またね! フフっ。

すいません! この後
レアル対マラガなんですけど…。

ん?
クリスティアーノ・ロナウド!

おぉ~!

見ません?
久住さんとか みんな呼んで!

あり!

(林) 返事ないっすね~。

(真帆) う~ん 久住~。

あっ 私 電話しよ。

(林) いえいえ 任せてもらって
大丈夫です。

(林) ロナウドが
点 入れるほうに100円。

(真帆) 安っ!
(林) 真帆さん どうします?

ん~ どうかな~?

♬~

(朋子) それで
酔いつぶれちゃって 結局…。

ちょ… 何ですか!?

動悸 精神的興奮に効くツボです。

大丈夫です。

ただ 真帆さん
記憶が曖昧みたいで。

えっ じゃあ…。
でも 林さんは

「そういう関係になった」って
言ったそうです。

なら 林君が
そう言ってるだけじゃ…。

それも なくは ないと思います。

でも 林さん
本気になっちゃったらしくて。

えっ?

「彼女と別れるから
離婚してくれ」って。

誠意 見せるつもりで
言ったんじゃないですかね?

でも 逆に そんなこと言われたら
頭 お花畑じゃない限り

二度と会いませんよね。

それ以来 連絡は
取ってなかったらしいですけど。

たまたま
新居の担当で林さんが来て…。

担当させていただきます
林 洋一と申します

どうぞ
お邪魔します

失礼します

はっ

あ~!

♬~

初めて 林さんと会った時のこと
覚えてますか?

えっ?

(朋子の声) 真帆さん その時に…。

光莉と篤斗です

(光莉)よろしくお願いします
(相良篤斗)お願いします!

篤斗も
サッカーやってるんですよ

(林)ホントですか!
いいですね~

もうすぐエースって
言われてんだよね

(篤斗)
いや まだ分かんないから

夫婦そろって運動音痴なのに
奇跡ですよ

(光莉)私には 奇跡
起こしてくんなかったよね

光莉には 他に いいとこ
いっぱい あるから

僕ね 大学サッカーで
ベスト8まで行ったんだよ

(篤斗)マジ?
うん 今度 やろうね

(篤斗)いいよ!
よかったな~

(朋子) だから
これを取り寄せてたんです。

えっ…?

多分
今年の夏頃だったと思います。

ただ 結局
林さんには拒否されて

検査は できてないみたいです。

♬~

ごめんなさい。

菱田さんが

ウソをついてるみたいな
言い方になってしまうんですが。

いろんなお宅
担当して来ましたけど

なかなか ないです
こんな幸せそうなとこは

そんなこと

あり得ません。

いいじゃん! ねぇ?

ねぇ ほら 林さんも

あり得ない。

相良さんが そうなるって
分かってたから

私に相談するしか
なかったんでしょうね。

ごめんね こんな話

ううん

ずっと

本当は 何にもなかったんだ
って言い聞かせてた

だけど…

私は こんなふうに

みんなと笑ってちゃ
いけないんじゃないかって

ふっと そういう罪悪感がね

やっぱり 全部 話して
謝るべきだって思ったり

でも それ

ただ

自分がつらくて 逃げたくて…

大切な人を傷つけるだけ
なんじゃないかな

結局 私が全部 悪い

1人で どうにかしなきゃって

だけど…

あっちゃんが
大っきくなって…

もし…

林君に 似て来たりして…

りょうちゃんに気付かれたら
どうしようとか…

怖くて…

でも どうしようもない

どうしようも ないんだよね

(朋子) 真帆さんが ずっと
苦しんでたっていうことは

伝えておきます。

♬~

(馬場) 林。

(馬場) 何 この世の終わり
みたいな顔してんだよ?

はぁ? どこが? 何がよ。

秘密は守るけど 助けてやるほど
優しくないからな。

林君!

お疲れさまです。

これで分かるよね?

えっ?

どうしたんですか? 相良さん。

どうしたんですか?

本当は殴りたい。

でも 過去のことは何も言わない。

君はウソつきだけど

人を殺すような人間じゃ
ないと思ってる。

もし 隠してるなら
家族を返してくれ!

えっ?

(阿久津) いいかげん
こっちに任せてください。

刑事さん。
何すか? 何すか?

(落合) ちょっと来てください。
えっ?

これって
断れるやつじゃないですか?

後ろめたいことがあるから
話したくない

潔白なので 何でも話せる
どっち?

話します。

(猫おばさん) やっぱりね…。

あっ… こんにちは。

復讐の心が
地獄のように胸に燃えてる。

(猫おばさん)
その炎に焼き尽くされぬよう

気を付けなさい。

[ 『夜の女王のアリア』 ]
♪~ ア~ ア ア ア ア
ア ア ア ア ア~

[ 『夜の女王のアリア』 ]
♪~ ア~ ア ア ア ア
ハ ハ ハ ハ…

(阿久津) 10月15日 金曜日

午後から夜にかけて
どこで何してた?

(落合) 相良さんのご家族が
失踪した日です。

(林) はい。

え~…。

半休 取って
夕方から家にいました。

何で?
いや

有休 ちょっとでも
消化しなきゃってぐらいで…。

(落合)
ず~っと家にいましたか?

コンビニぐらいは行ったかな。

家にいたことを証明できる人は?

いなきゃ… マズいっすよねぇ?

(落合) 失踪当日のアリバイなし。

いいんですか? 行かせて。

深夜とかにさ 猛烈な脱毛衝動に
駆られることってない?

毛を抜きたくなるんですか?
髪の毛とか?

俺の場合 すね毛なんだけど。
わ~ 痛そう。

(阿久津) いや そうでもない。

こう 指をすねに押し当てて

くるくる くるくる やってると
すね毛が玉になって抜けるんだよ。

え~!
もう結構 抜けちゃったけど。

えぇ~。

それがな
黒い玉に ぴょんぴょん

手足とか 触覚が
生えたみたいに見えて

ちょっとかわいくてさ。

へぇ~…。
俺は これを

「すね毛星人」って呼んでて。
すね毛星人…。

よく出来た すね毛星人を
こっそりコレクションしてたんだよ。

え~!
(阿久津) この前

カミさんに見つかって
全部 捨てられちゃって。

あぁ…。
もう 大ゲンカ。

いや それは
阿久津さんがおかしい。

何で? 俺のすね毛星人は
もう帰って来ねえんだぞ!

だって すね毛ですよ?
すね毛ですからね?

たとえ すね毛でも 自分の
つくった子は かわいいんだよ!

(機械音声) 左へ曲がります
ご注意ください。

(小峯) 二宮さん。
(晴子) あ~ 瑞穂ちゃん…!

(あきの) あの 課長のこと
何か知りませんか?

(二宮瑞穂) えっ?
(小夏) あ~ 何か その

ただならぬ感じが…。

(小峯) あんな居眠り学生みたいな
課長 初めてっすよ。

そんなんと 一緒にすんなよ!
も~ あんな落ち込んでるとこ

見たことなくてさ~。
いや ちょっと 私も…。

(晴子:小峯) はっ…。

(太田黒) では 私は
部長会に行ってまいりま~す。

(芙由子) 部長がコーヒーを?

(小峯) 俺も入れてもらったこと
ないのに…。

(晴子) ちょっ…!

おはようございます! 課長。

あっ おはよう。
あの 課長…。

あれ? 手 どうしたの?

あ~…。

あっ!

関西人ノリ 見せてや~
言われて

バ~ン! 撃たれて
グハ~! リアクションしたら

そのまま倒れてもうて アハハ…。

そう…。

話なら 聞きます。

ハァ…。

真帆さんを責めますか?

いや むしろ

たった1回の あったかどうかも
分からない事故みたいなこと

ずっと気にして 話せなくて
悩んでたのかと思うと

申し訳なくて。

そもそも 稼ぎが少なくて

単身赴任してて 全部 僕のせい…。

それは違います。
いや そうなんだよ。

真帆に お受験のこと
相談された時のこと 思い出して。

もう やめちゃっても
いいんじゃないかな?

えっ?

だってさ もし そのボスママと
一緒に合格したら

真帆が この先 何年も嫌な思い
するかもしれないじゃない

うん…

自分のために ママが
ず~っと嫌な思いするの

光莉 絶対 嫌だと思うよ

俺も嫌だよ

でも 光莉の将来のこと
考えたら…

少なくとも 今 家族全員が
幸せじゃないなら

その選択肢は取らなくて
いいと思う

いくらでも道は あるよ

何よりも まず 自分だよ

そうだね…

もっと早く言えばよかった

(凌介の声) もっと早く気付いて
話を聞けてたら…。

つらい時に
そばにいられてたら…。

でも 結局 そばにいても
何も気付けなくて。

そのせいで
1人で背負わせたんだ。

まぁ 課長は

「超」がつく鈍感ですしね。

うん…。

でも尊敬します。

たとえ事故でも

相手のこと
憎んじゃいそうなので。

ただ 自分が ふがいないだけだよ。

それを確かめる覚悟も まだない。

私が言うことじゃ
ないかもしれませんが…。

確かめることは

真帆さんの背負っているものを

一緒に背負ってあげることには
なると思います。

♬~

(河村) よし! 切り替え。

(日野) うん。

真帆ちゃんと林に
何らかの関係があったとすると

まぁ 一番 怪しいのは林だろ。
(日野) 確かに。

彼女捨てて 離婚迫るぐらい
ほれてたんだもんな。

林は 真帆ちゃんに再会して
気持ちも再燃した。

それが転じて
お前への恨みに変わった。

誘拐の動機は それ。
だとすると

埋められたローファー

サッカーボール
監禁動画の説明は つく。

あんな悪意満々なこと

相当 恨みがないと
できないもんな。

指輪もメッセージだったんじゃ
ないかな。

(河村) 「真帆ちゃんは
凌介のものじゃ ない」

…みたいなことか?
保険金のタレコミも

警察の疑惑の目を俺に向けるため。

誰も味方がいなくなるように…。

(小声で) 瑞穂ちゃん。

関係あるよ 絶対。

ハァ…。

あの 私…。

実は この前 男の人に襲われて。

えっ そのケガ それで?

あっ… はい。

顔は隠してて
よく分からなかったんですけど。

林が 誰かに やらせたのか?
いえ…。

林さん本人だと思います。

えっ… どうして?

そこまで分かってたら
黙ってちゃダメでしょ。

何となくで
身長とか雰囲気とかで

林さんかな?って
直感しただけだったので。

あと 何か言われた時の声で。

(男)しちは ごじゅうろく

分かんないですよね?

それに 私を襲う理由も
分からないし

確証が なかったので
黙ってたんですけど…。

林の目的が
凌介を苦しめることなら

周りの人間を襲うのは
あり得るよな?

監禁動画の撮影場所を
調べてたんですけど…。

分かったの?
いえ。

ただ その流れで 林の会社に

結構 売れてない建売住宅がある
ってことが分かって。

そこを監禁場所とかに使ってる
可能性は あると思います。

あとは 女の共犯者。

真帆以外で…。

婚約者でしょ。

他の女に執着してるヤツに
協力しますかね?

信じられないぐらい
いびつな愛って意外とあるよ。

あそこの本を読んでごらんなさい。

確かに 昭和の文豪周りの女とか
ものすごいもんなぁ。

今のところ かなり
筋は通ってる感じはしますね。

冷凍遺体以外は… かな。

まぁ それは
別の愉快犯って線もある。

取りあえず
今は 林の外堀を埋めて行こう。

(瑞穂の声) 真帆さん犯人説

禁句になって来てる感 あるよね。
それな~。

婚約者より
絶対 真帆さんでしょ 怪しいの。

俺だって 疑いたかないけどさ。

私たちは
見誤らないようにしよう。

(ノック)

(等々力茉莉奈) 社長 失礼します。

(等々力幸造) お~ どうしたの?
(茉莉奈) 仕事で寄ったから。

差し入れ。
ありがとう。

ちょっと相談 乗ってよ。
(茉莉奈) 何?

不良品 つかまされたみたいでさ。
えっ?

評判もいいし 信用してたんだけど
どうも きな臭いんだよな。

もうちょっと様子 見たら?

(等々力)
いや 正直 目障りなんだよ。

処理して いいかな?

パパが決めなよ。

♪~
♪~ きらら き~らら
きらら きら

♪~
♪~ かがやきの世界へ
レッツゴー

♪~
♪~ きらら き~らら
きらら きら

♪~
♪~ 暗~い影を
断ち切らせたまえ

♪~

♪~
♪~ きらら き~らら
きらら きら

♪~
♪~ かがやきの世界へ
レッツゴー

♪~
♪~ きらら き~らら
きらら きら

教祖様 教祖様 教祖様…!

(陽香) お姉さん
すっごいキレイですね。

モデルとか興味ありません?

ありません 急いでるんで。
(陽香) え~ もったいないですよ。

ホント 女性が憧れるタイプの
美人ですよね。

珍しいですね
女の人のスカウトさん。

野郎に任せてると 胸が大きい人か
整形顔しか連れて来ないんで。

ウケる。

(陽香) 女性目線でキレイだって
思う人を探してるんですよ。

♬~

(ナカムラ) あの…。
(担当者) はい。

(ナカムラ) 冷凍されてた子供の…
確認って ここですか?

ええ どうぞ。

えっと…。

6年前に行方不明になった
息子かもしれなくて。

行方不明者届は出してます?

あれっ…
あぁ 妻がやってくれたので。

身分証 お願いします。

(ナカムラ) はい。

♬~

(担当者) あの…。

(中村) あっ… 違います。

あっ そうですか。

(呼び出し音)

頼む… 頼む…!
(呼び出し音)

(呼び出し音)

もしもし?

こんにちは~。

(菱田清明) こんにちは。

(機械音声) 話したら殺す。

♬~

キヨ! どうしたの?

お母さん!
何 何 何? どうした?

知らない… おじさんが…。

何? 何かされた!?

「話したら 殺す」って…。

(朋子) 大丈夫 もう大丈夫だから。

待ちなさい!

(朋子) ちょっと ここで待ってて。
(清明) ヤダ! ヤダ ヤダ!

ホントに! ちょっとだから!
ヤダ!

待ってて! ねっ?

あ… どうされました?
(朋子) すいません あの

ほんの少しの間でいいので
キヨのこと

預かってもらえませんか?
あぁ それは全然 どうぞ。

(朋子) ありがとうございます
キヨ! 言うこと聞いて。

分かった 3分 180数える間に
帰って来るから ねっ?

97・98・99…。

ごめんね ジュースとかあれば
よかったんだけど…。

101・102・103・104…。

♬~

キヨ君。
(清明) 110・111…。

お家の押し入れに

何が入っ…。

(チャイム)

(河村) あ?
河村?

おう… お邪魔?
(朋子) すみません 本当に

お騒がせして。
あぁ いえ…。

ありがとうございます
すいません。

(階段を下りる音)

仲が良さそうで。
いやいや どうしたの?

ちょっと付き合え。

(缶を開ける音)
(河村) 俺 バカなんだよな~。

えっ?

この期に及んで
真帆ちゃんのこと

犯人だとか
1mmも疑ってねえの。

だったら 俺もだよ。

そうは言うけどさ
人間なんだから…。

何だよ?

不倫されたんだぞ
普通 腹立つだろ。

いや だから 本当にあったか
どうかも分かってないし

そんな言い方…。
何か不思議なんだよな~!

いや もう…。

気持ち悪いよ お前!

何だよ?

あんなに大好きだった真帆ちゃん
寝取られてたんだぞ!?

男のほうは いけしゃあしゃあと
お前に 家 売って

しかも あっちゃんが
自分の子じゃねえかもって…。

今日は もうお開きにしよう。
嫉妬に狂って

もう真帆ちゃんのことなんか
知らん!くらい言ってたほうが

健全だと思うね!
没収 もう帰れ。

ハッ… ホントに愛してたの?

ハハハ…。

(缶を投げ捨てた音)

当たり前だろ!

お前 何しに来たんだよ?

そんなこと
わざわざ言いに来たのか?

分かったから離せって。

分かってないだろ
何にも分かってないだろ!

俺だって分かってないんだよ。

普通だったら怒るのか?
そうだよな。

お前の雑誌 芸能人が不倫したら
散々たたくもんな。

関係ねえだろ。
何だよ 「気持ち悪い」って。

必死に我慢してんだよ!

整理できないけど
とにかく押し殺して…。

それが気持ち悪いって
言ってんだよ!

そうするしかないだろ!?
悩んでたって 何にも…。

偽善なんだよ!
お前が言ってんのは。

いいよ偽善でも!
家族が帰って来れば!

裏切った女が素直に帰って来ると
思ってんのか!?

10年 隠してたんだぞ 10年!

真帆は 俺に10年!

それは 墓まで持ってくつもり
だったんじゃないのか?

それは裏切りか? 都合いいのか?

ずるいのか?

俺は思えないよ。

偽善かな? 違うだろ。

真帆は
守ろうとしてくれたんだよ。

1人で 背負って…。

そこは疑っちゃダメだろ。

だから

全部のみ込もうとしてんだよ!

それぐらい…
お前は分かってくれよ…!

悪かった。

俺も…。

(缶を開ける音)

(せき払い)

ハァ…。

お前… わざとかよ…。

(チャイム)

多分 下の池上さんだ
うるさくしたから。

おう。

行けよ。

何で?

お前が吹っ掛けたんだろ?
いや お前が…。

(池上) 大の大人が

何やってんの!

(2人) すいませんでした。

♬~

(小夏) あっ じゃあ
この間 食べたハンバーグ 定食は?

あそこさ~
みそ汁 薄いんだよね~。

(小夏)
じゃあ 坂の上のカツ丼屋は?

(晴子) あれさ カツ
1mmぐらいしかないじゃん。

あっ お疲れさま~。
(望月) お疲れさまです。

(晴子) 何か もっと
さっぱりしたもの食べたいな~。

(望月) 二宮さん。

うわっ! あっ 鼓太朗君。

ちょっと 見てほしいものが
あるんですけど…。

うん。

(望月) 覚えてます?

覚えてるよ。

何でしたっけ? 願い事すると

奇跡が起きて 花が咲く的な…。

土の中に 最初から
種 交ぜられてたんでしょ。

これ 多分。

あ~ ほら そうだ。

キンセンカ
種で咲くやつだよ これ。

何で この花なんすかね?

確かにね。

(操作音)

花言葉は
「悲嘆」 「失望」 「寂しさ」

あとは 「別れの悲しみ」だって。

それが 「かがやきの土」から…。

♬~

(カメラのシャッター音)

(望月)願いました?

課長のご家族が
無事に戻って来ますように

うわっ!
二宮君。

はい。
この前

人事部に呼び出されちゃってね
僕に対して いくつか

ハラスの訴えが
来てるらしいんだよ。

あっ そうですか。
これは

ハラスハラスの可能性ない?

ハラスハラス…?
(太田黒) ハラスでもないのに

ハラスだって言って
陥れようとするのは

ハラスハラスなんだよね?

僕 その被害 受けてるんじゃ
ないかって思うの どう?

(着信音)
二宮さん 赤番…。

(着信音)
は~い!

(着信音)

お電話 代わりました 二宮です。

木幡様?

(木幡) あ~ ごめん。

午前中に時間指定した荷物
届かなかったんだけど。

大変 申し訳ございません。

はいはい いいから。

出掛けちゃったから
夜に変えて。

あ… かしこまりました。

18時以降のご配送で
よろしいでしょうか?

うん それで。

(キーボードを打つ音)
承りました。

花は?

あ~ それが 咲きまして。

えっ ウソ… ホントに!?
おめでとう!

あ… ありがとうございます。

すごいわ!

だって あなた
かがやいてるもの!

奇跡 起こしたんだから
もっと自信 持ちなさい。

あぁ… どうも。

私も

そっちに行くからね。

えっ?

(戸が開く音)
母さん 元気?

(橘すみれ) ハァ… もう最悪。

ウソ! 何かあった? 大丈夫?

暇なら お芋つぶすの手伝って。

ハァ… はいはい。

はい 今日のバイト代。
いただきます。

うま!
今日からの新メニューで~す。

明日からは外しま~す。

何で? やっぱ母さんのコロッケ
いっちゃんうまいよ。

あんた1人分 作るのと
何十人分 作るのじゃ

労力が 全然 違うんだからね。

バイト雇いなって
ぼちぼち もうかってるんでしょ。

その枠は 光莉ちゃんに
空けてあるの。

えっ。

前も何度か来て
手伝ってくれてたんだよ。

あ~ あんたが恥ずかしがるから
言ってなかったんだね。

早く見つかるといいね。

あんないい子 いないよ。

うん…。

俺が絶対 見つける。

♬~

(カメラのシャッター音)
(両角) こんばんは~。

(両角) 何されてるんですか?
えっ あっ いや…。

こんな夜遅くに
人けのないボロいロッカーで。

(林) 誰だ? あんた。
ちょっと失礼。

おい! 何すんだよ!

てめぇか…?
あ?

てめぇかって聞いてんだよ!
(カメラのシャッター音)

あんた どんどん立場
悪くなってんの分かってる?

どうも 『週刊追求』で
カメラマンやってる両角です。

チッ。

(両角) おっ? おっ?

(カメラのシャッター音)

あ~あ 真っ黒じゃん。

入れてる? 出してる?

微妙っすけど 多分 出してますね。

見つかったらマズい
証拠になるような物でも

隠してあったのか?

大いにあり得ますね あの反応。

絶対 何かありますよ。

これ メッサリーナじゃ
ないですかね?

(河村) ん? メッサリーナ?

ブランドです
こういうタッセルが付いてる。

うちの妻が よくねだるやつ。

モノの特定できる?
これだけキレイな画像があれば…。

多分 これですね。

あっ…!
ん?

これ 真帆のだ…!

これを 林君が?

凌介 林に連絡つくか?

(音声ガイダンス)
留守番電話に接続します。

発信音の後に…。
逃げましたね。

警察 連絡しましょう。

(サイレン)
≪このロッカーです!≫

阿久津さん これ…!

緊急配備 要請。

重要参考人は
住宅メーカー勤務の男性

林 洋一 39歳
逃亡の可能性あり。

自宅 職場から5km圏内に
一斉検問を要請します。

いや~ 助かったわ。

ざまぁみろ クソが!

ただじゃ済まさねえぞ…!

(町山) ね ね ね 不倫ノッポ
無断欠勤したんだって。

(ぷろびん) んお~。

(町山)
まだ 誰も動画にしてないよ。

んお~。

やる気ないの?

あぁ 下僕の新しいタレコミ。

ん~。
そんな気になる?

ネタとしては弱くない?

俺さ~

「予言者ぷろびん」に
改名しよっかな。

陰謀論は
どこまで行っても陰謀論だよ。

…と思うじゃん?

こじつけで 適当 言ってた
だけなんだけどさ~。

マジになっちゃったかも。

(音声ガイダンス)
留守番電話に接続します。

ハァ…。

出るわけないか。

警察が検問してるはずですから
そのうち 捕まりますよ。

そうだね。

こっちは こっちで
できることをやるしかない。

課長 ちょぴっとですけど

前の 何だかんだで
へこたれない感じが

戻って来ましたね。

したよ DNA鑑定。

♬~

結果は まだだけど。

課長。

それは 前向きな気持ちで
選んだことですか?

うん。

真帆が背負ってたものを
半分 引き受けたい。

帰って来たら
その先も ずっと一緒に…。

(望月) 相良さん!
鼓太朗君?

来ました 相良さん宛てに…
これ 冷凍便です!

♬~

出した覚えは…。
いや。

業者のチェックが…。
はい。

あの時と似てますよね。

♬~

♬~

うっ!

んっ… えっ? えぇ…!?

(雷鳴)

(土がかかる音)
わっ!

待って… 待って!

待ってください‼

お前 まさか…
睡眠薬でも飲ませたの!?

話し合うって言っただろ‼

(土がかかる音)
うっ! やめて! やめろって!

(土を掘る音)
殺す気かよ!?

(土がかかる音)
うぅ…!

警察! 行って! 確認した!

ハァ ハァ…。

お前…。

何で…。

(雷鳴)

まだ償えるよ… だから…。

(女) 邪魔しないで。

(中村) おい…!

(金属バットで殴る音)

(血が飛び散る音)

影は 土に還さなきゃいけないの。

♬~

あと… 1人。

♬~

あっ…!

篤斗!

篤斗! 篤斗! 篤斗!

あぁ… 篤斗! 篤斗!

篤斗‼

篤斗…!

篤斗‼ 篤斗‼

篤斗…!

篤斗‼