<木曜劇場>SUPER RICH #03【狙え一発逆転!ゼロからの再出発】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

<木曜劇場>SUPER RICH #03【狙え一発逆転!ゼロからの再出発】[字][解][デ]

再出発を切った衛たちが目を付けたのは超大物漫画家!最新作の独占配信を取り付けようと奔走するが、漫画家とあのメンバーの間にはまさかの因縁が…!?

番組内容
氷河衛(江口のりこ)はオフィスビルを引き払い、従業員を整理して、古い一軒家を借りて新生『スリースターブックス』を始めることにした。衛について来たのは、宮村空(町田啓太)や今吉零子(中村ゆり)たち役員と、なぜか田中リリカ(志田未来)たちインターンの3人。また、会社の核となる電子書籍編集部の碇健二(古田新太)、鬼頭流星(嘉島陸)も加わる。だが、空たち全員が不思議なのは、春野優(赤楚衛二)の存在。
番組内容2
ただで雑用もすると言うので好都合だと、衛は優を重宝しているようだが、会社に一緒に住むと聞いた空は気が気でない。
新生『スタースリーブックス』の初仕事として、衛は“ビッグバン作戦”を提案。有望な新人作家を自社で発掘するため、漫画コンクールを開催するという。鮫島彩(菅野莉央)や豪徳尊(板垣瑞生)は疑問に思うが、碇は乗り気。
番組内容3
また、衛は並行して最近作品を描いていない漫画家や、まだ電子書籍化していない作家にも仕事のオファーをすると言い、誰もが知っているが近年は作品を発表していない、北別府K(松田美由紀)に目星をつけていた。
早速、衛が北別府に会いに出かけると、優がついてくる。一方、衛が留守の会社には、1人の紳士が訪ねて来る。投資家だと名乗るその紳士は、今吉たちにある提案を持ちかけて…。
出演者
江口のりこ、赤楚衛二、町田啓太、菅野莉央、板垣瑞生、嘉島陸、野々村はなの、茅島みずき / 矢本悠馬、志田未来、中村ゆり / 戸次重幸、美保純、古田新太、松嶋菜々子
スタッフ
【主題歌】
「ベテルギウス」優里(ソニー・ミュージックレーベルズ) 
【脚本】
溝井英一デービス 
【音楽】
fox capture plan 
【プロデューサー】
金城綾香、栗原彩乃 
【演出】
三橋利行(FILM)、平野眞、相沢秀幸、阿部雅和 
【制作・著作】
フジテレビ
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/SUPERRICH/  
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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♬~

≪よいしょ。
(空)窓側に行こう。

そこ そこ そこ。
そこら辺 そこら辺。

(リリカ)社長 暇だったら お昼でも
買ってきたら どうですか?

(東海林)厚かましいね。
飯出ると思ってんの?

(豪徳)こんなに働いてるのに
出ないんですか?

じゃあ ウーバー…。

…の お金は ないか。

(空)甘やかすことないです。

まさか この子たちが
ついてくるとはね。

戦力的に プラマイゼロっすね。

食費考えたら マイナスかな。

「私に ついてきたい人は
全力で歓迎する」って言ったのは

どなたですか?

《ここは 解散する》

《はあ?》

「うちから離れる人には 私が
責任を持って転職先を見つける」

何や ムカつくな。
「私に ついてきてくれる人は

安い給料かもしれんけど
全力で 歓迎する」

とのことでしたので われわれは
インターン期間が終わるまで

お世話になります。
(空)君たちは まだ いいんだよ。

問題は…。

え?

(今吉)ねえ 本気なの?
何が?

ホントに ここに住むの?

そうですよ。 衛さんが
そんなにつらい目に遭わなくても。

別に 大丈夫や。 そもそも
前の家かて 散らかってたし。

(東海林)えっ!? 何 何? 雨漏り?

(鮫島)うわ 最悪。
(東海林)初めて見たな。

僕 直しますよ。
貸してください。

雨漏りは なかったでしょ。

(リリカ)キャー! ネズミがいる。

何だよ ネズミぐらいで。
(ネズミの鳴き声)

(悲鳴)
僕 捕まえますよ。

さすがに
ネズミはいなかったでしょ。

(空)あと あいつを ホントに
ここに住まわせるんですか?

行くとこないって言うからな。

無給で雑用してくれるって言うし
タダやったら 助かるやん?

(空)あいつの素性なんて
全然 分からないじゃないですか。

でも 悪い子やないよ。

もう 1回
うち 泊まったことあるし。

(2人)はあ!?

(チャイム)
は~い。

(碇)お待たせしました。
お疲れさま。

碇さんが また 迷っちゃって。

駅から 遠すぎでしょ。

(碇)
みんなで また 頑張りましょう。

また 元のオフィスに戻ろう。
それまで お願いします。

(一同)お願いします。

♬~

痛っ。

あ~ 駄目ですよ。
まだ 治ってないのに。

僕が やります。

ありがとう。
はい。

《私らが 怒ってんのは…》

《お前が
何にも分かってないからや!》

大げさやわ。
これくらいちゃんと保護しないと。

治るもんも 治りません。
確かに。

アラフォーの傷は 長引くからな。
大丈夫です。

長引いても ちゃんと治ります。

うん。

(ネズミの鳴き声)
うわ!

びっくりしすぎでしょ。
ネズミ かみませんから。

いや 不衛生やろ。

実家の工場には
ネズミの家族もいましたよ。

でも 僕も 妹も 元気です。
『シンデレラ』の世界みたい。

(ネズミの鳴き声)
うわ!

意外と カワイイとこありますね。

アホらし!
大人を からかわんといて。

こんな狭い家じゃ 無理だろ。

(今吉)衛って ホント変なとこ
オープンっていうか

危機感ないっていうか。

さっき けん制しておきました。

返事 何て?

(空)既読スルーされてる。

大好きな衛さんを守りたいなら
もう少し 優秀な忠犬になれば?

「大好きな」って。

バレてないとでも?

そういうつもりじゃ…。

5m… 5m。

♬~

頑張らんと。

♬~

ビッグバン作戦を決行します。

というと?

せっかく ゼロからスタートする
このスリースターブックスなんで

ちょっと でかい作戦名に
しようかなと。

形も 大事ですもんね。
(碇)宇宙を生んで

三つ星の会社的な。
(リリカ)何だ それ。

で 具体的な内容は?

新人を発掘したいと思います。
新人作家ってこと?

うん。 有望な新人作家を
うちの専属にしたいなと。

そんな簡単に いきますかね。

有名な出版社なら まだしも

もはや 無名なうちのコンクールに
応募する人が いますかね?

いや 悪くないですよ。
(今吉)え?

実は この月の頭に
あの有名出版社のJ誌も

ヒット作が続出するK誌も
漫画大賞を発表してるんです。

今 全国の漫画家志望が
ストックを持っている

そう言っても
過言ではないでしょう。

ええ タイミングやん。
スリースターブックスコミックオーディションとか

どうでしょうか?
ダサい。 長い。

それ 結構ええな。
え?

衛さん インターンの方たちを
お借りしても?

みんな どうかな。

やっと 仕事らしい仕事ですね。

(今吉)これは これで走るとして
他にも案が必要よね。

もちろん もう1つあります。

寝てる虎を起こすんです。

寝てる虎とは?

最近 作品を描いていない作家。

そして
たくさん ヒット作があるのに

まだ 電子書籍化していない作家に
オファーするんよ。

なるほど。
(碇)考えましたね。

でも そんな
ちょうどいい作家いる?

1人 思い当たる人がいるねん。

北別府K先生。

(流星)K先生じゃないですか!

(リリカ)私でも読んだことある!
これ 社会の教科書 載ってますよ。

俺も 母ちゃんが大ファンで
読んでました。

俺も 実家に 全巻あるわ。

(今吉)
衛 この先生と知り合いなの?

全然。
これから 口説くつもり。

(空)最後に出した漫画
10年前ですね。

ずいぶん 前だね。
だから 寝てる虎なんよ。

あっ 衛さんが 学生時代に
ファンレター送ったっていう。

何で 知ってんねん。

≪(足音)

うわ~!
何やねん 君は。

ホンマに ストーカーなんか?

衛さんが 心配で。
アホか。 36やで。

誰が はじめてのおつかいや。

おつかいしたこと
ないんじゃないですか?

電車とか乗ったことあります?
あるよ。

どこまで?
軽井沢。

それ 新幹線じゃないですか?
電車は電車やろ。

チケットをもらって?

東京駅の入り口まで
送ってもらったんじゃ?

ちゃうわ。
グリーン席まで送ってもらった。

(男性)すいません。
あっ すいません。

「きゅう しな ほとけ… 駅」

九品仏ですね。

詳しいな 君。 鉄オタ?

九品仏までこれじゃ行けませんよ。
え?

これ JRなので
ここから 大井町まで行って

京浜東北線から
大井町線に乗り換えて九品仏です。

タクシー 乗ろかな。
ぜいたくは 敵です。

そうやんな。

(チャイム)
(リリカ)は~い。

どちらさまですか?

えっ 誰?
(リリカ)分かんない。

(飯田)私 こういう者です。

(今吉)投資家の方ですか?

お金 ないんですよね?

(チャイム)

(インターホンに出る音)

スリースターブックスの氷河 衛と申します。

ぜひ 執筆のご依頼のお話を
させていただけませんか?

先生の作品が
親代わりだったんです。

少しだけで 結構ですから。

(北別府)
声も顔も 不器用なとこも。

全部 全部 嫌いじゃないの。

(北別府)
月明かりに魔物が揺れる。

きっと 私も どうかしてる。
暗闇に 色彩が浮かぶ。

(門の開く音)

私 こういう者です。

(北別府)CEO?

名ばかりで。
10名ほどの小さな会社です。

よく覚えてたわね。
主人公の おまじないのせりふ。

あれ 言えないやつは
もぐりですよ。

先生 1つ 伺いたかったんですが。

どうぞ。

ヒロインを取り合う 2人の男子が
ユージとタカって名前だったのは。

あなたの思ってるとおりよ。

私 『あぶない刑事』の
大ファンだったの。

やっぱり。 ファンの中で
論争になってたんですよ。

懐かしいわ。

先生。

学生のころ 先生の作品を
むさぼるように読みました。

特に 『キッスをするなら5秒前』は
何度も 何度も読みました。

ありがとう。
タカが死んだ回は

クラス半分が
学校 休んだんですよ。

マジで?
マジです。

先生 ぜひ 新作を弊社のために
描いていただけませんか?

本題に入ったわね。

売り上げのうち
先生には 破格の金額を

ご用意しようと思っております。

こちらが 企画書です。

先生に 先ほど お話ししたように
うちは 今 まだまだです。

しかし
経験のあるスタッフを揃え

臨機応変に
すぐ対応できるようにしています。

できるかぎり 先生のご希望に
沿えるよう善処してまいります。

(北別府)残念だけど。

新作は 大事にしたいの。

いちげんさんに
お渡しするわけにはいかないわ。

お引き取りください。

また 来ます。

ちょっと。

(2人)ただ今 戻りました。
(今吉)衛!

話したいことがあるの。

《幾ら 必要ですか?》

《御社の ご予算は?》

《500万ですか》
《5, 000万と思ってますが》

《足りませんか?》

めっちゃ ええ話やん。
(空)この話には続きがあるんです。

投資家の飯田さんの娘が
漫画家志望らしくて

この原稿を連載させて
うちの看板作家にしてほしいって。

これ ヤバいな。
ですよね。

つまるとか つまらないとか
そういう話やないな。 地獄絵図や。

(今吉)そうなのよ。

(リリカ)お疲れさまです。
大賞の方は?

せっかく ホームページ立てたのに
応募ゼロです。

というか アクセス自体 ゼロです。

(豪徳)超なえる。
(高橋)ねっ。

(今吉)衛 北別府先生は?

断られた。
まあ まだ 諦めへんけどね。

(東海林)雲をつかむような話とは
このことだわ。

みんな 一日や そこらでへこんで
どないすんねん。

私らに失うもんなんか あるか?
ないやろ? なっ 頑張ろ。

(一同)はい。
(碇)たぶん

どんなに頑張っても 無駄ですよ。
やなこと言うなあ。

(碇)衛さん。 お話 最初は

とんとん拍子だったんじゃ
ないですか?

企画書を見て
顔色が 変わったのでは?

そうです。 そうです!

(碇)やはり…。
私が 元凶でございます。

え?
(碇)私

北別府 恵子の元夫なんです。

(一同)は!?

(碇)
恥の多い人生を送ってきました。

話は 30年さかのぼります。

《何だ この漫画
バカにしてんのか》

(ライターをこする音)
《だ~ もう!》

(北別府)《あの…》

《原稿の持ち込みに来ました》

《じゃあ ささっと読んじゃうから
そこ 座ってて》

(碇)北別府は
圧倒的な才能の持ち主でした。

私は 彼女の才能に
一瞬で ほれました。

私たちが 男女の意味で
恋に落ちるには

そう時間は かかりませんでした。

これ まだ続くの?
(東海林)しっ!

(碇)結婚生活は 貧乏でした。

《足りる? 私の あげようか》
《キャベツもあるから 大丈夫》

(碇)でも 楽しかった。

程なくして 北別府の作品は
どんどん売れました。

私も 彼女の担当として

いろんな仕事を
任されるようになりました。

それで?
私が 悪いんです。 私は…。

《読者に こび売ってんじゃねえよ
アンケートなんか捨てちまえ!》

(ライターの着火音)
(女性)《あの…》

《すいません。 漫画を読んで
いただきたいんですけど》

(碇)私は 新しい才能を
見つけてしまったんです。

彼女に つきっきりになった私と
北別府の間には

どんどん距離が でてきました。
私が 悪いんです。

(今吉)でも 編集者としては
正しい仕事じゃないですか?

そうですよ。
浮気してたわけじゃあるまいし。

してました。
は?

浮気も 全然してました。
(東海林)じゃあ 駄目じゃん。

だから 私のせいなんです。
(リリカ)もう クビだ クビ。

クビだけは 勘弁。

はあ…。

(今吉)衛!
はい。

これ ここで いい?
うん。

よいしょ。

あっ 今吉。
ん?

聡美さんに 電話したんよ。
(今吉)うん。

せっかく お金出してくれる
っていう厚意をむげにしたのに

笑ってた。
(今吉)でっかい人だね。

どうしたん?

うちは 確かに規模は縮小した。

でも 正直 前の会社の支払いも
残ってる。

どっかから資金を調達しないと。

私も 計算してみた。

このままやと 3カ月で倒産。

違う?
合ってる。

正解したくなかった。

せっかく ゼロから好きにやれると
思ったんやけどな。

衛の気持ちも分かる。

でも 会社のためだと思って…。

この切り札も持っててほしい。

口うるさくて ごめんね。

今吉。

うん。

2人で 頑張ろう。

で 駄目になったらさ
誰も知らない場所に逃げようよ。

衛…。

ええせりふやろ?
これ 北別府先生の漫画のせりふ。

あ… そうなんだ。

北別府先生 頑張って口説くから
こっちは…。

もう少し置いとこう。

分かった。

♬~

(店主)あれ? 君。

ラーメン屋さん?
ああ。 君ら オフィス移ったんだって?

はい。
いつでも 出前するからさ

いつでも言ってよ。
ありがとうございます。

あっ そうだ。
余ったから あげるよ。

ラーメン?

煮卵?

チャーシュー!

ありがとうございます。

じゃあね。

♬~

(電子レンジの調理終了音)

召し上がれ。
いただきます。

おいしい。

よかった。

いただきます。
どうぞ。

雨漏りも直してくれて
ありがとうね。

いえいえ。

ちなみに 今日の晩ご飯
幾らで できたと思います?

え~ 幾らやろう。
何と 1人 99円です。

2人 合わせても
200円 かかってません。

へぇ~ すごい。
貧乏は 俺の方が先輩ですね。

料理 作ってもらって
男女 逆やな。

そうですか?

うちでは
父さんが作ってましたよ。

手があいたり 得意な方が
やればいいって。

いいご両親やね。

ここだけの話 母さんより
父さんの方が作るの うまいんで

父さんが作る日は
妹と ガッツポーズしたりして。

若いな。

碇さん 何で
浮気しちゃったんでしょう。

結婚したことないし
見当も つかん。

何でだろう。

男って
そんなもんなん ちゃうん?

え?
君は 若いから分からんだけで

男は みんな 若い女が好きやん。

俺は そんなことないです。

北別府先生の漫画にも
あんねんで。

若い女に 男 取られる悲しい話が。

ふっるい昔の価値観じゃないですか。

先生の漫画 古ないわ! 失礼な。

今っぽくはないですよね。

君も おじさんになって
お金持ちになって

若い奇麗な子に
言い寄られたりしたら

どうなるか 分からんよ。
俺は そんなふうにならないです。

何で 怒ってんの。

何ででしょう。

(ご飯をかきこむ音)

お代わりいただきます。
どうぞ。

君は 若いからさ。
まだ 言いますか。

うちに いつまでも
いることないからね。

意外と 君 周りが見えてるし
どんな会社でも働けるよ。

迷惑ですよね。
いや そんなことないよ。

厚かましいって
自分でも分かってます。

皆さん 大変なときなのに
自分の都合だけっていうか。

優君。

えっ。
大丈夫。 分かってる。

私は 君のこと
君が思う以上に好きだから。

大丈夫だよ。

フッ! ええせりふやろ。
これ 『キス5』のせりふ。

ああ。
全然 古ないやろ。

落ち込んでる人に
つい 言いたくなるんやな。

ん?

お茶 取ってきます。

お茶 お茶…。

(飯田)いかがでしたか?
傑作でしたでしょう。

(愛羅)パパ こんな小さいとこで
大丈夫なの?

もっと 集英社とか
小学館とかが いい。

愛羅 まずは ステップとして

親しみやすい会社から始めよう
って話したでしょ。

まだ うちも決めたわけでは。
ええ ええ もちろん。

氷河さん
ちょっと よろしいですか?

氷河さんも きっと
色々 物入りかと思いますので。

いただけません。

(飯田)
手付金と思っていただければ。

うちも まだ検討しておりますので
また ご連絡いたします。

俺は 反対ですよ。
碇さん。

こんな原稿 編集者の端くれとして
プライドが許さないです。

じゃあ 他に
どうしろっていうんですか。

よう 久しぶり。

人の家の前で 何してんの?
怖いんですけど。

頼む。
俺のことを恨んでるのは分かる。

けど 俺のせいで
会社に迷惑かけたくないんだ。

俺のことは嫌いでも 会社のことは
嫌いにならないでください!

北別府先生
あらためて申し上げます。

電子書籍業界に
一緒に 革命を起こしませんか?

初めて会ったときも
そう言ってたわよね。

もちろん 覚えてます。

どうせ いろんな人に
言ってるくせに。

いや 本当に思ってなきゃ
言えませんよ。

こんな恥ずかしいせりふ。

本当に申し訳ないと思っています。
(北別府)もう いいわよ。

(碇)先生との仕事を
おろそかにしちゃって。

先生は 俺がいなくても
描けるから

それが悔しかったんだと思います。
(北別府)もう いいってば。

それで 勢いで浮気しちゃって
それも 俺の弱さっていうか…。

は?

え?
(北別府)浮気!? 浮気してたの?

知らなかったの?
いや… 誤解 誤解です!

バカ! バカ…!
(碇)許してください。

すいません。 嘘でした 嘘でした。
(北別府)地獄へ落ちろ!

(碇)許してください!

お前んとこじゃ
絶対 描かないからな!

決定的に怒らせてしまいました。
申し訳ございません!

人間として終わってる。
(高橋)ボトムのボトム。

さすがに かばえないっすわ。

返す言葉もございません。

みんな
そう碇さんを責めんといて。

私が 何か考えるから。

(東海林)毒をのむしか
ないんじゃないですか?

毒って?
(東海林)あの投資家の娘の原稿

載せましょうよ。
あんなん売れへんよ。

でも お金は
もらえるじゃないですか。

それで新しい作家を探しましょう。

あんなの載せたら
大物 描いてくれませんよ。

あなたが言いますか。
(碇)ねえ。

ちょっと待って。
他に案がないか考えるから。

(東海林)衛さんが 1人で決めても
今まで

うまくいってないじゃないですか。
(空)東海林!

宮村君。
いや 言わせてください。

そんなに辞めたいなら
別に辞めても いいんだ。

うちには 嫌々働く人間に
金を払う余裕はないんだから。

別に お前に金もらうわけじゃ
ないんだけど。

2人とも!

皆さん!

僕にチャンスをもらえませんか?

何?
うまくいったら

僕を この会社の
一員にしてもらえませんか?

つきましては

2万 貸してください。
何で?

♬~

(松坂)
<大きな間口によって切り取られた外界>

<内に広がる空間は 曖昧な境界線によって

つながりながら広がっている>

<日本の伝統的な空間の捉え方だ>

<その中に人は身を置き
移ろいゆく豊かな時間に身を浸す>

<日本の美意識を宿す邸宅 「MARE」>

<家は 生きる場所へ>

(チャイム)

あれ? あなた。 帰って。

帰りません! 先生の大好物の
カニを お持ちしました。

(北別府)カニぐらい
自分で買えますから。 帰って。

それだけじゃありません。

雨漏りしてますよね。

ここだ ここだ。

前 お邪魔したときに
気になってたんですよ。

(北別府)
あなた 修理屋さんみたいね。

最近 同じようなことがあって
スマホで調べまくったんで。

あと あの…。
雨どいもですよね。

もちろん やりますよ。
前 お邪魔したとき

そこも 気になったんです。

掃除でも 何でもしますんで。

(今吉)衛 よかったの?
あの子の言うとおりにさせて。

そうですよ。 これ以上
先生との関係が悪化したら。

これ以上 悪化することないよ。
試せるもんは 試さんと。

それは そうですが…。

飯田さんからの催促の電話が
すごいの。

衛 そこまで待てないからね。

分かってる。

これ。

うちが ここに来るときに
辞めた社員。

(空)みんな 衛さんが。
私だけじゃないよ。

聡美さんも 力を貸してくれた。

(今吉)衛 こっちは?
(空)衛さん。

私たちは 衛についていくって
決めたのよ。

自分は 他へは行きません。

ありがとう。 でも 可能性だけ。

ひょっとしたら あの子が
奇跡を起こすかもしれんしね。

ハァ…
あの子が 社運を握るとはね。

頭が痛いです。

いや 意外と
見どころあると思うよ。

今ごろ 北別府先生 怒らせて
ひもで縛られてれば いいのに。

う~ん うんま!

(北別府)こっちも どうぞ。

こんなおいしいの
初めて食べました。

雨漏りも 雨どいも ありがとね。
いえいえ。

若いのに 苦労してきたのね。

いや 今も苦労してますよ。
無給の雑用係なんで。

先生が 「うん」って言ってくれたら
社員になれるのにな。

同情 引こうったって
そうはいかないわよ。

バレましたか?

先生。
はい。

雑炊の方は?

いいわね。
あっ それにしても さっきの顔。

(北別府)《ちょっと
サボっちゃ駄目じゃないのよ》

(泣き声)

《タカ…》

(笑い声)
笑いすぎですよ。

うれしかったの。
えっ。

作家ってね
意外に孤独な仕事なのよ。

本当に面白いのか どうか
分からなくなる。

「先生 先生」って呼ばれて

何を描いても 編集者は
適当なことばっかり。

うれしかったの。

生の読者のリアクションが見れて。

これ もらって いいですか?

何それ 没原稿じゃない。
掃除してたら 見つけました。

バカね。
ピカソじゃないんだから

そんなの売っても
お金になんないわよ。

これを ずっと家宝にして

子供が お金に困ったら
売りなさいって言います。

そんとき 先生 ピカソより
すごいことになってるかも。

そんなはずないじゃない。
もう 10年も描いてないわよ。

先生!

新作を描きませんか?

『キッスをするなら5秒前』
みたいに

読んだ人の心を温かくするような。

(流星)どれも つまらないさ。

(高橋)誰かさんが
浮気しなければな~。

そもそも 離婚しなければな~。

バレてもない浮気の話を
元奥さんの前で

自白しなければな~。

あれ? これ どっかで
見覚えあるな。

ごまかすの下手かよ。

≪(戸の開く音)
戻りました。

先生 どうだった?

♬~<「アロマリッチ」>

(新垣)《いままでの柔軟剤は

選んだ香りが 着るときには変わってた》

<そうなんです>

<選んだ時の香り
変わらず続くのは

ただひとつ?

<そう「アロマリッチ」だけ>
だけ?

<製法が違うから 唯一

あなたを裏切らない香り>

おんなじだ

≪「アロマリッチ」 明日はどんな自分になる?》

北別府先生の件は
やはり 断られたそうです。

そう。

(東海林)
2万捨てたようなもんだな。

会社としては 今月末の支払いが
4, 000万。

来月末後半からは 少し減るけど
2, 000万円。

当たれる銀行は
全て 当たりました。

でも われわれの事業計画が
不十分だと。

大物作家 口説いてるのと

砂粒 探すみたいな
漫画大賞やもんな。

(空)はい。

(今吉)もう これを のむしかない。

そうか。

♬~

(空)待ってください。

衛さんが
本当に やりたくないことは

僕は したくないです。

(東海林)そんなこと言えるタイミングは
もう 終わってんだよ。

衛さん これ 載せましょうよ。

他に 面白いものを載せれば
いいじゃないですか!

俺は お前に言ってない。
衛さんに聞いてるんだ。

やりたくないことは
「やりたくない」って

僕には 言ってください。

俺に 嘘は つかないでください。

≪(碇)これは!

間違いない。
でも 意味が分からない。

どうしたん?
いや 実は…。

(碇)《やっぱり
どっかで見た気がすんだよな》

《どうしたの? それ》
《北別府先生にもらったんだ》

《見せて》
(リリカ)《変な癖字だね》

《癖字?》

《これは!》

見てください。
同じ癖字なんです。

ということは…。

(チャイム)

(ドアを壊す音)

ちょっと…
ねえ あなたたち 何なの!?

警察 呼ぶわよ ちょっと…。
(碇)これ 先生の原稿ですよね。

あっ…。
(碇)どうして新人賞なんかに。

あんたには関係ないでしょ。
(碇)あるだろ!

ペンネームまで使って
こそこそ 描きやがって。

売れてる漫画の
継ぎはぎじゃないか!

自分が描きたいものを
自分らしく 正々堂々と描けよ!

あんた ホントに分かってない!
何が 「正々堂々と」よ。

あんたたち 編集者は
売れてる作家には ぺこぺこして

「面白いですね」としか
言わないでしょ。

何にも指摘してもらえない作家が
どんなに孤独か 知らないくせに。

(北別府)あなたたちの会社だって
知らなかったの。

無名の漫画大賞に応募して
自分の実力を試したいと思った。

でも 久しぶりに
原稿に向かって分かったの。

何にも浮かんでこないのよ。

私 ゼロなの。

もう 気力も アイデアも…。

何も 全然 残ってないの。

ゼロなのよ。 ゼロ。

先生。

大ファンなんで 言います。

これ
めっちゃ おもんなかったです。

衛さん。

おもろいところ 探そう思うても
無理でした。 おもんないです。

おもんないとこ分析できます。
一晩くらい語れそうです。

(北別府)もう やめてよ。
やめないです。

ゼロって 駄目ですか?

ゼロから始めれるって
そんなに あかんことですかね?

駄目なとこ いっぱい気付いて

反省して ゼロになって

うわ~って考えて
また 空っぽなところに

いろんなもん詰めて 頑張ったら
いいだけじゃないですか。

ゼロやからこそ やれることがある
って 私は信じてます。

先生 ごめんなさい。

前みたいな作品
描いてくださいって

きっと一番ひどい言葉でしたよね。

僕 今 ゼロになった人たちと
仕事してます。

みんな カッコ悪いです。

大人なのに ケンカばっかして。

でも カッコイイんです。

だから その人たちのそばに
いたいんです。

(碇)また 一緒に
革命を起こしましょう。

本心です。

私が あなたと別れたのは

あなたが 本音を
言ってくれなかったからよ。

今度は
私に正直に ぶつかってくれる?

お願いします。

ねえ ちょっとは なかった?
いいとこ。

キャラクターの名前とか。
いや めっちゃダサかったです。

分かった。 あなたが
「面白い」と言ってくれるまで

私 死ぬ気で描くわ。

はい。

♬~

(愛羅)
ねえ まだ? おなかすいた。

もう少しだけ 待とうね。
(愛羅)え~。

衛さん。
(飯田)待ちくたびれましたよ。

あのね 企画書を
いっぱい持ってきたんです。

あなたの漫画 つまらないです。

は?
(飯田)君。

うちの編集と
漫画が面白くなるまで

とことん付き合う覚悟は
ありますか?

(愛羅)は?

(飯田)全然
そんなことする必要ないからね。

あなたが 描きたいものは?

何か
勘違いしてるかもなんですけど

自宅で できる仕事がよくて

何となく漫画家って
パパに言っただけなんで。

だから 「つまらない」って
言われても 全然 平気だから。

は?
(飯田)売り上げはお任せください。

庶民が面白いって
思うものなんて

われわれが お金の力で
何とでも カムフラージュできますから。

衛さん。

♬~

真剣に やってれば

「つまらない」って言われたら
悔しいはず。

あなたには そのプライドも
ないんやね。

悔しくても 真摯に向き合って
前に進もうとしてる人もいるのに。

いくら お金があっても
人の心は 買えないです。

そんな程度のやる気の人間と
付き合う気はない。

せっかく ゼロになったんやから
やりたくないことは やらん。

お引き取りください。

(飯田)愛羅ちゃん 帰ろ。

♬~

みんなは?
商店街に買い出しに。

打ち上げだって。
そう。

私 手伝うよ。

傷 大丈夫ですか?

大丈夫。

もう治った。

よかったです。

お皿 持ってくで。

何?
いや よかったな~って。

あんたの方が うれしそう。

社員としては 社長のケガが
治ってくれて うれしいです。

なあ…。

うちみたいな つぶれかけの企業に
入って よかったん?

あんた 意外と優秀やし
もっと ええとこ入れるかもよ。

いいんですよ。 僕は衛さんの下で
働きたいんですから。

もっと ましな人おるやろ。
僕は 衛さんが いいんです。

はいはい。
ありがとうございます。

僕は…。

衛さんが…。

うわっ 最悪!
雨漏り 直ってないやん!

すいません。

(ネズミの鳴き声)
(悲鳴)

(笑い声)

衛さん
ちょっと いいですか?

大丈夫です。

分かってます。

俺たち 衛さんのこと

衛さんが思ってる以上に
好きですから。

大丈夫です。

泣いてます?
泣いてへんわ。

じゃあ
そういうことにしておきます。

優君。

私 頑張るわ。

これから もっと もっと。

みんなが ついてきて
よかったなって思って…。

もしもし。

どうしました?

亮が…。

逮捕された。

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