<木曜劇場>SUPER RICH #08【会社解散の危機!?】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

<木曜劇場>SUPER RICH #08【会社解散の危機!?】[字][解][デ]

退職したいという今吉の告白に動揺を隠せない衛。追い打ちをかけるように、鮫島もまた複雑な胸中を衛に打ち明け…離れていく仲間たち、どうなるTSB!?

番組内容
『スリースターブックス』は、以前のオフィスビルに戻る寸前まで業績を回復。そんな中、氷河衛(江口のりこ)と春野優(赤楚衛二)が結婚の予定であることを仲間たちが知る。突然のことに衝撃を受ける仲間たち。とりわけ、宮村空(町田啓太)と今吉零子(中村ゆり)の胸中は複雑だ。
今吉は出社時間を早めて会社に行き、衛に『スリースターブックス』を辞めると告げる。衛は今吉を引き留めようとするが、今吉の決意は固い。
番組内容2
また、田中リリカ(志田未来)だけが気づいていた鮫島彩(菅野莉央)の妊娠も、衛が知ることになる。さまざまな問題が浮き彫りになり『スリースターブックス』の仲間たちに崩壊の危機が訪れようとしていた。
そんな中『スリースターブックス』に恨みを持つ人間が次々に現れ、会社は窮地に立たされる。そして、優にも危機が…。大波乱の第2章が完結!
出演者
江口のりこ、赤楚衛二、町田啓太、菅野莉央、板垣瑞生、嘉島陸、野々村はなの、茅島みずき / 矢本悠馬、志田未来、中村ゆり / 戸次重幸、美保純、古田新太、松嶋菜々子
スタッフ
【主題歌】
「ベテルギウス」優里(ソニー・ミュージックレーベルズ) 
【脚本】
溝井英一デービス 
【音楽】
fox capture plan 
【プロデューサー】
金城綾香、栗原彩乃 
【演出】
三橋利行(FILM)、平野眞、相沢秀幸、阿部雅和 
【制作・著作】
フジテレビ
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/SUPERRICH/  
【公式Twitter】
@super_rich_cx 
【公式Instagram】
@super_rich_cx 
【公式TikTok】
super_rich_cx

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  1. 今吉
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  7. 優君
  8. 豪徳
  9. 春野
  10. 大丈夫
  11. 東海林
  12. ホント
  13. ホンマ
  14. 医師
  15. 一緒
  16. 宮村君
  17. 仕事
  18. リリカ
  19. 気持
  20. 本当

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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ポニーキャニオン

(看護師)追加の輸血
持ってきました。

(医師)吸引。
(看護師)はい。

♬~

(心電計の警告音)

(衛)どうしたん?

私…。

ここを辞めます。

(物音)

(優)あっ。

僕 ちょっと 外出してきます。
あっ うん。

衛 髪。
(衛)あっ。

ごめん 朝 早過ぎたね。
いや。

何か 食べてきた?
(空)えっ? あっ いや…。

(聡美)じゃあ 何か 食べましょう。
(空)お構いなく。

私も食べるから。

(秘書)お待たせしました。
(聡美)ありがとう。

何か 文句があって来たんでしょ?
(空)文句って。

あっ 手伝います。

いいわよ。
(空)いや でも。

そのお皿 お宅のオフィスの
1年分の家賃ぐらいかしらね。

食べながら 本題に入りましょう。

(今吉)悪魔的な食べ方
教えてあげる。

衛も食べて。
うん。

悪魔でしょ?

おいしいけど おいしくない。

フフッ。

今吉 あのさ。

(今吉)私たち 知り合って
結構 たつよね。

大学 卒業して すぐやったから…
ん~。

うわ 14年?

15年かな。
怖過ぎ。 フフフッ。

長いよ。
うん。

亮。

あいつと行った居酒屋で
たまたま 隣の席になったやんか。

(今吉)うん。

アトレもルミネも
初めて 今吉が連れてってくれた。

そうだったね。

めっちゃ楽しかった。

私も楽しかった。

勝手に 今吉とは これからも
ずっと一緒なんやと思ってたから。

今吉には 今吉の人生とか

やりたいことがあるって
分かってる。

でも…。

うちを辞めないでほしいです。

お願いします。

ごめんね。

私なりに考えて
それで 今日 来てるから。

どこが嫌やった?
別に どこも嫌じゃないよ。

改善する。

条件も 今吉が
納得できるように頑張るから。

(今吉)そういうことじゃない。
じゃあ どういうことなん?

私が…。

私が 衛の一番だったことって
あるのかなって。

えっ?

フッ。 私も
欲しくなっちゃったんだと思う

自分が 特別に必要にされてる
っていう感覚が。

今吉は 会社にとっても
私にとっても めちゃくちゃ必要や。

そういうことじゃない。

違うの 私は。

衛にとって 本当の 本当に
一番大事な人になりたかった。

春野君みたいに。

でも それは無理だから。

フッ。

ごちそうさま。

今のオフィス移転の話が
落ち着くまでは まだいるから。

徐々に引き継ぎしておくね。

お願いします。
(店員)いらっしゃいませ。

あっ。

《同期になりたかったな…》

(優)豪徳君。

久しぶり。

ありがとう。
(豪徳)ってか

まだ ここら辺 住んでんだね。
うん。

ちょっと 今 社長が
大事な話 しててさ

いない方がいいかなって思って。

みんな 元気?
元気だよ。

あっ 俺 休憩 終わり。
あっ うん。

あっ じゃあ またね。
じゃあ。

(豪徳)あっ! たぶんだけど

それ みんなに
伝えた方がよくない?

えっ?
(豪徳)そのまま放っておいたら

みんな 気まずい空間に
出社しちゃうんじゃない?

あっ!

(店員)はい じゃんじゃん。
はい…。

はい もう一丁。

何で 会社 行かないで
ここ 集合なの?

この時間 会社の近くで
長居できる店がなくて。

そういうことじゃなくて
何で 会社に行けないの?って話。

いや これには 深い訳があって。
(高橋)説明してよ。

うん それは…。
(碇)もう無理。

何やってんの?
今吉さん! 何で ここに?

(リリカ)春野君 今吉さんに
連絡するの 忘れてたでしょ。

もう 抜けてんだから。

私 しばらく休むから。
(一同)えっ?

辞めることになると思う。

えっ 今吉さん
何 言ってんすか?

(今吉)衛には話した。

今ある仕事は引き継ぐから。

春野君に。

(今吉)うちのコミックスで

実写ドラマ化企画の話
してるの。

サクラヒルズに戻る話
進んでるの 君も知ってるでしょ?

あっ はい。

森ノ宮さんが
紹介状 書いてくれるけど

結構 あのビル
入る条件 厳しいから

この局との仕事は
確実にしておきたいの。

はい。

だから 頼んだ。

今吉さん。
(今吉)何?

本当に辞めちゃうんですか?

どうして…。

君には
絶対 すんなり教えてあげない。

鮫島 何か聞いてた?
(鮫島)聞いてない。

そっか。

でも…。

何となく
いわんとすることは分かる。

…かも。
(空)どういう意味?

私の勘だけど
きっと 宮村君が 一番

今吉さんの気持ち
分かるんじゃないかな。

《苦しくないの?》

《結婚するねん》

(鮫島)
まあ プライベートなことだから

私には これ以上。

鮫島?

≪(空)鮫島 大丈夫か!
鮫島!

みんな 知ってたんかな?

分かりません。

でも 私は知ってました。
そう。

鮫島さん おっしゃってました
ちゃんとするからって。

すいません。
いいよ。

ちゃんと お話 しようと
思ってたんですけど

色々あって 延び延びになってて。

気付かなくて ごめんね。

何カ月なん?
5カ月です。

そっか。

鮫島は 責任感が強いから

なかなか 難しいと思うんやけど

おなかの赤ちゃんのためにも
今後は 休み休み 様子を見て…。

衛さん。

ちょっと休んでも。
リリカちゃんもいるし。

そうですよ。

違うんです。

私 できないです。
うん?

甘いやつとか
無責任とか言われてもいいです。

私 もう限界なんです。

つわりが
こんなに つらいと思わなかった。

この状態で 働ける気がしません。

そうか。

じゃあ お子さん 産むまでさ…。

辞めさせてください。

鮫島さん。

(鮫島)
産めば終わる話じゃないんで。

産んでから きっと
もっともっと大変になる。

私 たぶん できないです。

今みたいに働いて
お母さんもやるなんて。

それは 一緒に考えていこう。

たぶん きっと 今 すごい不安な
気持ちになってるだけで。

(鮫島)ごめんなさい。

衛さん 傷つけたいわけじゃ
ないんですけど

妊婦とか 子育てしながら
働く人がいること

この会社では
想定されてないですよね?

衛さん そういう会社には
してこなかったじゃないですか。

(鮫島)私にとっては
将来の話じゃなくて

現実の話なんです。

(リリカ)社長。

鮫島さん きっと すごく
混乱されてるんだと思います。

だから…。
リリカちゃん ありがとうね。

(小村)ご覧のとおり
うち ほとんど

内装とか いじってないんで
移りやすいと思います。

じゃあ 必要な書類
揃えておきますね。

(小村)よろしくお願いします。
お願いします。

(空)今 俺たちが抱えてる案件か。

(東海林)まずは サンブリッジ。

お前と鮫島 そして 碇さんが
クリエーティブで入ってくれてる。

鮫島が 細かい調整は担当してる。

銀行や投資家
ベンチャーキャピタルとの向き合いは

全部 今吉さんがやってくれてた。

今吉さんと鮫島が休むとなると
うちは立ち行かないな。

ハァ…。

今吉さん
マジで辞めちまうのかな?

分からない。
直接 話したわけじゃないから。

俺は分かんなかったよ。
本人から 直接 聞いても。

俺たちさ 色々あったけど。

色々あったからさ
もう大丈夫だと思ってたんだ。

何だろうな。

ずっと一緒とか

そんな青春みたいなこと
思ってたわけじゃないけど。

いや 思ってたのか。

東海林。

悪い 悪い。

(今吉)《私 ここを辞めます》

(今吉)《今のオフィス移転の話が
落ち着くまでは まだいるから》

(今吉)
《徐々に引き継ぎしておくね》

(鮫島)《私 できないです》

(鮫島)《妊婦とか 子育てしながら
働く人がいること

想定されてないですよね?》

ハァ…。

≪(ドアの開く音)

ハッ。 衛。

♬~ (男性)イタタ…
(大泉)胃痛にはスクラート いいですか?

二つだけ覚えてください
①胃痛には痛みのもとがある

②そこを直接修復できる

<直接貼り付いて効くんですから>

胃痛に効きそうでしょ?
♬~直接効くのはスクラート
覚えた?

♬~ルックプラス
(主婦)あっ…フチ裏

洗いにくいのよね
♬~ (新津)それなら

洗いにくい所も 泡におまかせ!

「泡ピタ」! 《ヒミツは

密着泡 60秒後に流すだけ》

《便座も床も》
♬~「泡ピタ」! 《新発売》

ハッ。 衛。

間違えた。
いや 衛!

ここに来るなんて
どうかしてるわ。

これから話すことは
あんたに話すんじゃないから。

壁に話すようなもんやから。

いいよ。
壁がしゃべるなよ!

私って 自分のことばっかりや。

全然 周りが見れてない。

みんなが 自分のこと
どう思ってるかなんて

ちゃんと考えてなかった。

何だよ 今吉のことか?

知ってたん?
(亮)それが聞きたかったのか?

あんた 知ってたん?
まあ 俺は。

あんたでも気付いてたんや。

お前にはバレないようにって
思ってたと思うぞ あいつも。

いや そんなことよりさ。
そんなことより?

ここ 寒いんだよ。
何か 差し入れしてくれよ。

電気毛布とか。
あっ 雑誌とかでもいいしさ。

ちょっと 聞いてる? ねえ。

衛! 差し入れ!
差し入れ…。

あの漫画家って…。

いや そうだよな。 あの子って。

(流星)う~ん。
オチが弱いのと

キャラクターの二番煎じ感が
半端ないから入っていけないよ。

また来ます。
(流星)は~い。

おいおいおい…
結構 言うね。

(流星)いや 碇さんの方が。

(碇)読者 気になって
しかたがないだろ!

それを凌駕するぐらい
面白い作品なら まだしも。

それと こっちのページ。
(加賀)はい。

(流星)あの調子で
2時間ですから。

まあ 今日は この辺にして
あした また来いよ。

はい。

碇さん 結構 きついですね。

(東海林)
ねたまれたり しないんですか?

(碇)たまに あるよ。
でも 刺されるぐらいの覚悟で

言わないとな。
そういうもんですか。

(豪徳)ありがとうございました。

お次の お客さま…。

よっ。
えっ…。

はい。
ありがとう。

2人に話したら
もう すっごく会いたがってさ。

そうだ。
流星君も会いたがってたよ。

(リリカ)この辺りなんでしょ?
今度 飲み 行こうよ。

うん! あっ そうだ
あのラーメン屋さんとか。

いいね!

あの…。

何これ?

新手の嫌がらせ?
えっ?

そんなわけないじゃん。

俺が どういう流れで

あの会社のインターン
首になったか…。

俺が 今まで
どういう気持ちだったのか。

豪徳君。
(豪徳)ごめん。 言わせて。

俺は もう みんなとは違うんだよ。

豪徳君
俺たち そんなつもりじゃ…。

俺 今 バイトなんだわ。

君ら月給と違って
今 時給で生きてんだわ。

サボったら
その分 金に なんないんだ。

何や 簡単やな 私の作業。

大事な作業なんで
頑張ってください。

ほら しょうがチューブも
小指の爪くらい。

人によって 小指 違うやろ。

じゃあ 俺の小指の爪くらい。
えっ。

ん~ はい。

衛さん 今日 大丈夫でしたか?

大丈夫では ないかな。

そうですよね。

俺には言ってくださいね 何でも。

言っても きっと分からんよ。

そんなの 話してみないと
分かんないじゃないですか。

いや それは分かる。

俺には分からないってことが
衛さんには分かるんですね?

別に ケンカしたいわけじゃない。
俺だって そうです。

色々あるから。

話せば 楽になるかも
しれないじゃないですか。

あのさ!

私には私の世界がある。

それって 優君と
全部 共有せなあかんのかな?

簡単に話せることじゃないから。

俺たち 夫婦になるんですよね?

えっ 違うんですか?

違くないけど。

衛さんが話したくないってことは
分かりました。

でも そんな言い方
ないんじゃないですか?

それは ごめん。

俺は 衛さんが好きだから
衛さんのことは 何でも知りたい。

それって駄目ですかね?

私は…。

私は 好きな人やから
全部 話すってことは ない。

好きな人の
全部が知りたいわけじゃない。

別に 自分のこと
何でもかんでも分かってほしくて

優君と一緒になろうって
言ったわけじゃない。

そうですか。

私ら そういうこと
ちゃんと話してなかったね。

おままごとみたいなこと
言ってたんかも。

衛さん。
ごめん ちょっと出てくる。

衛さん!
ちょっと 頭 冷やすだけやから。

ハァ…。

≪(引き戸の開閉音)

宮村君。

(碇)あ~あ 飛ばし過ぎです。
飲むしかないです。

お酒はね そんなふうに
楽しむものではないです。

そんなふうに飲まれたら
アガベも悲しみます。

結婚って 何なんですかね。
離婚した私に聞きますか?

好きだから結婚じゃ
駄目なんですかね?

まあね それもありでしょうけど。

でもね 結婚は
会社を経営するようなものです。

夢のないこと言いますね。
そりゃ言いますよ。

結婚は ファンタジーじゃない
現実なんです。

好きだ 愛してる
結婚しようで終わるのは

映画とかドラマとか
漫画の世界だけです。

経費 毎月の収支 積み立て 予算
金 金 金です。

(碇)あのね 結婚してもしなくても
幸せなときは幸せだし

不幸なときは不幸なんです。

離婚した私が言うんだから
間違いないです。

(空)鮫島から 連絡もらいました。
そうなんや。

じゃあ 鮫島も本気なんやね。

衛さん 会社って不思議ですよね。

学校みたいに
奇麗に卒業できない。

そうやね。

そりゃ みんな 生きてれば

環境も変わるし
いろんなこと考えたりするから

ずっと一緒っていうわけには
いかないのかもしれないですけど。

社長は 衛さん一人ですけど
衛さんは一人じゃないです。

あそこは
僕たちの会社だと思います。

だから みんなで話しましょう。

会社にとって 鮫島にとって
今吉さんにとって

どうするのが 一番いいのか。

ありがとう。

衛さん。
うん?

ご自分が幸せになることで

傷つく人がいるとか
思わないでくださいね。

それは こっちの問題であって
衛さんの問題じゃないです。

こんなことが

どれぐらい意味があるか
分かりませんけど

僕は いますから。

誰が 衛さんを裏切っても
誰が辞めても

僕は 絶対に 衛さんを支えます。

あっ 重いですか?

ちょっとね。
ハハハ…。 やっぱりか。

ありがとう 宮村君。

いただきます。

「ごちそうさまでした」

「そして 色々 ごめんなさい」

「唐揚げ 生姜 出し過ぎたかも」

「それも ごめん」

衛さん?
≪はい。

すいません。 起きてますか?
≪うん。

このままでいいんで
聞いてもらえますか?

≪うん。

唐揚げ 食べてくれて
ありがとうございました。

ううん。
作ってくれて ありがとう。

途中で出ていって ごめんね。

あのさ。
はい。

色々 詳しいことは
言われへんねんけど

今 会社のことが
自分としては大変で

ちょっと 余裕がないです。

はい。

そんなときに追い詰めて
ホント すいません。

ううん。 こっちこそ
嫌な言い方して ごめん。

僕 衛さんが好きです。

うん。

≪でも…。

きっと 結婚って
好きなだけじゃ駄目ですよね?

≪衛さんが 最初

会社では
隠しておこうって言った意味

今なら分かる気がします。

衛さんは ちゃんと
現実を見てたんですよね。

いや それは 普通に
気恥ずかしかっただけやで。

大丈夫です。
いや ホンマやって。

いや 僕は大丈夫ですから。

いやいや それは ホンマやって。

結婚は 大きな話を
し過ぎたかもしれないです。

お互い
ちょっと 冷静に考えましょ。

おやすみなさい。

ハァ…。

(バイブレーターの音)

今から来れる?
(空)すぐ行きます。

(東海林)
これ ホントなんですか?

碇さん。
何なんですか? これ。

(空)あの 今吉さんは?
朝から 電話かけまくってるけど

つながらへん。

これ どういうことですか?
鮫島。

すいません。
今吉さんのことが気になって。

誰が こんなコメント 送ったのか
僕が解析します。

(空)頼んだ。

今吉と つながらんのも 心配やわ。

俺 家に 見に行ってきます。
(東海林)あ~ 俺も行く。

今吉!

みんなに迷惑かけて
ごめんなさい。

(東海林)俺と春野で こんな
バカみたいなことしたやつ

すぐ見つけますよ。
城戸君なのかな?

(鮫島)その可能性は あるね。

重点的に
解析かけられると思います。

いいの 別に。

事実だから。
よくないやろ。

(今吉)衛 ごめん。
オフィスが移るまでって言ったけど

すぐ辞めた方がいいと思う。
はあ?

(今吉)テレビ局も サンブリッジも
フォレストモバイルも

こういう噂を
よく思わないと思う。

今吉さん。
(今吉)サクラヒルズも

堅い財前不動産系だし
移転に 何か 文句つけられたら…。

何 言ってんねん。

私らは そんなこと
1mmも心配してない。

こんなことでなくなる仕事も
貸してくれへんオフィスも

そんなん こっちから願い下げや。
どうでもいい。

私が… 私らが 今 心配してんのは
こんな くだらんコメントで

大事な今吉が
嫌な気持ちになってないか

いや 絶対なってるから
それを心配してんねん。

私らは 会社の話も
仕事の話もしてない。

人間の 大事な友達のあなたの
心の話をしてるんや!

衛…。

こんなことしたやつ
誰であっても 私は 絶対許さへん。

でも… 事実なんだもん。

衛 私が そこに書かれてるような
人間だっていうのは…。

ホントのことだから。

(今吉)きっと 面白おかしく
言ってくる人がいるよ。

理解できない人は

きっと うちとは 仕事はしない。

そんな しょうもないやつとは
うちは 仕事しない。

誰かを好きになる気持ちを
笑うようなやつを

私は気にしない。

でも 衛

私 そもそも
辞めるって言ったんだよ。

忘れたの?
忘れた。

私 辞めてほしくないって
言ったやろ?

今吉。

何でもないって顔するな。

自分のせいとか言うな。

自分のこと 悪く言わんといて。

私らが
こんなに必要やって言ってる

素晴らしい人間なんやから
今吉は。

あのな 嫌なときは
嫌って言っていいし

怒りたいときは 怒っていい。

泣いてもいい。

我慢するな 今吉。

今吉 今
何にも悪いことしてないのに

暴力 振るわれたんやで?

私 別に 何も悪いことしてない。

してない。 してないよ。

ちょっと
他の人と違っただけなのに。

そうや。 今吉 悪くない。
何にも悪くないよ。

(今吉の泣き声)

恥っず。
それは否定できん。

ホンマ それっす。
(空)右に同じ。

ねえ こういうとき
普通 否定するでしょ?

(碇)いや~ さっきのはね。
(鮫島)はい。

最悪。

ありがと。
いえ。

(東海林)え~っと 俺は…。

衛さん。

ひどいこと言って
ホントにすいませんでした。

いいよ いいよ。
最低でした。 すいません。

ううん。
同性の上司やから

逆に言いづらかったよね。
ごめん。

自分は
男も女もないって思ってた。

今も思ってる。

でもさ きっと 女の人やから

男の人やから見えることも
あると思う。

それを ちゃんと
会社に生かしていきたい。

素晴らしい考えです。

鮫島
遅いかもしれんけど

妊娠した人 出産する人

子育てする人のことを考えた
制度を

うちの会社に作りたい。

一緒に手伝ってくれへんかな?

はい!

ありがとう。

あっ みんなで
トースト 食べようよ。

あ~ 急いで来たから
ちょうど おなか減ってました。

ほら あの 今吉が教えてくれた
悪魔的なやつ。

悪魔的?
(今吉)いや 大したもんじゃないの。

バタートーストに
砂糖 掛けただけだから。

うわ おいしそう。
バター あったかな?

あっ バター 切れてますよ。
え~。 もう 口が その口やわ。

駅前のスーパー 開いてるよね?
行ってこようかな。

あっ 俺 行ってきます。
いいの?

はい。
おう 春野 ダッシュで。

はい!
おう。

♬~

(空)《島谷取締役は
ご存じだったんですか?》

《何を?》
《城戸のことです》

《もちろん。
子会社のマネジャーだったもの》

《では あいつが何をやったか
ご存じですか?》

《聞いて びっくりしたわ》

《とんでもないこと
やらかしたわね》

《犯罪に手を染めるような人間
だったなんて 知らなかったわ》

《本当ですか?》

《何が言いたいの?》

《僕の妄想として
聞いてください》

《一瞬 疑ってしまったんです》

《島谷取締役が
弊社を手に入れるために

送り込まれたんじゃないかって》

《アハッ…》

《あなたって
ホントにカワイイ人ね》

《衛のことしか
見えてないのね》

《私が そんなことして
何の得になるの?》

《あなたたちの会社を
手に入れるために

私が
そんなリスクを冒すと思う?》

《では どうして 弊社を
気に掛けてくださるんですか?》

《衛のことを
カワイイ後輩だと思ってる》

《…のが半分》

《あとの半分は…》

《まだ言えないわ》

《衛のそばにいて 苦しくて
息が できなくなったら

うちに いらっしゃい》

《どういう意味ですか?》
《言葉のとおりだけど?》

《受け取れません》
《持ってて》

《持ってるだけで
いいことがあるかもしれないわ》

(店員)いらっしゃいませ。
(豪徳)いらっしゃいませ。

豪徳君。

この間は ごめん。

無神経だったと思う。

ホントに申し訳ない。

優君。

≪(女性たちの悲鳴)

≪(男性)金 出せ!

金 出さないと こいつら刺すぞ!
早くしろ!

(バイブレーターの音)

もしもし。

(豪徳)あっ 宮村さん! 中です!

春野!

宮村さん…?
しゃべるな。

救急車は?
(豪徳)電話しました。

痛いです。
抜いてください!

抜かない方がいいから。

うっ! うっ!!

(空)春野?

春野! 春野!

(看護師)追加の輸血
持ってきました。

(医師)吸引。
(看護師)はい。

宮村君。

優君 生きてるよね?

(刑事)すみません。
被疑者は逮捕できたのですが

念のため
署で 事情を伺わせてください。

なあ 宮村君。

優君 生きてるよね?
生きてるやんね!? 宮村君。

すいません 衛さん。

分かりません。

(刑事)こちらへ。

(看護師)血圧 低下しています。

(医師)エフェドリン 1アンプル追加。
輸血 もっと持ってきて。

(心電計の警告音)
(看護師)VFです。

(医師)胸骨圧迫します。
仰臥位にして。

(看護師たち)はい。

(心電計の警告音)

(看護師)VFです。
(医師)DC150ジュール。

(看護師)はい。

(医師)離れて。

(心電計の警告音)

優君?
(看護師)春野さん 分かりますか?

(看護師)先生 呼んできますね。

(泣き声)

(泣き声)

せ~の。
1 2 3。

う~。
はい いいよ。

駄目です。
えっ?

1 2 3。

大丈夫?
1 2。

1 2 3。
おっ ええやん。

1 2 3。

よかったな。
はい。

おかえり。

ただいま。

うんまっ。

あっ。

うんまっ。

優君 これ。

お~ それです それです。

これ やりたかったんよな。

うまっ。

でしょ?
うん。

そうだ。
警察は 何て言ってますか?

今吉さんの件。

原稿を持ち込んだ 加賀な。

他の出版社も
被害者がいたみたい。

民事でも がっつり訴えるつもり。
そうですか。

あの強盗は
そろそろ 判決が出るみたいよ。

裁判で 顔 見たとき
ホンマに殴りたかったわ。

衛さん。
うん?

入院中は 本当に
色々 ありがとうございました。

そんなん 当たり前やん。

泣かせて ごめんなさい。

傷つけて ごめん。

傷ついたんは 優君やろ。

1回 心臓 止まったんやから。

俺 衛さんより若いでしょ。
えっ? うん。

男の方が女の人より
平均寿命が短いじゃないですか。

だから きっと
俺の方が若いんです。

俺の方が遅く生まれてきたのは

衛さんを
1人にしないためなんです

きっと。

今後は死にそうにならないように
気を付けますから。

優君。
んっ?

あなたは すごいよな。

ちょっと…
いや かなり強引やし

自分のやりたいことは
絶対 通す 我の強さが異常。

考えてそうで
考えてないときあるし。

勢い任せやし。

その勢いで
親子 守って 刺されたり。

ホンマ 心臓 何個あっても
持たへんわって思うけど

ホンマに あなたは優しいね。

そういうとこが好き。

フフッ。

いいよ。
いや どうぞ。

いいよ 食べ。
あっ どうぞ どうぞ。

いいから 食べ。
嫌です。

食べなさい。
嫌です。

顔 上げて。

土下座なんてされても困る。

土下座なんて 1円にもならない。

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[そして…]