和田家の男たち #5[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

和田家の男たち #5[字]

【脚本・大石静による、令和の新しいホームドラマ誕生!】息子×相葉雅紀、父×佐々木蔵之介、祖父×段田安則…男だらけのマスコミ一家が織り成す、異色のホームドラマ!

詳細情報
◇番組内容
「バズとぴ」の方針に疑問が生じつつあった優(相葉雅紀)のもとに、ネットニュースサイト「ニュース・チェイス」編集部からヘッドハンティングの話が!祖父・寛(段田安則)からは背中を押されるが、優は自分を拾ってくれた三ツ村(正門良規)への義理立てから動き出せずにいた。しかし何かと優を気にかける志麻(石川恋)の後押しもあり、転職を決断。一方、父・秀平(佐々木蔵之介)はデンタルクリニックで、ある女性と最悪の出会いを…!?
◇出演者
相葉雅紀、佐々木蔵之介、段田安則
小池栄子、正門良規(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、石川恋、駒木根隆介、岡部たかし、宮澤美保、潤浩
【ゲスト】堀内敬子、野間口徹
◇原案
大石静
◇脚本
田中眞一
◇監督
星野和成
◇音楽
ワンミュージック

【主題歌】Peach&Apricot『Watching Over You』(ワーナーミュージック・ジャパン)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】中川慎子(テレビ朝日)
【プロデューサー】残間理央(テレビ朝日)、本郷達也(MMJ)、布施等(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/wadake/
☆Twitter
 https://twitter.com/wadake_tvasahi
☆Instagram
 https://www.instagram.com/wadake_tvasahi/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 和田
  2. 記事
  3. 三ツ村
  4. 片岡
  5. お願い
  6. バズ
  7. コラム
  8. ニュース
  9. 本当
  10. 盆栽
  11. 連載
  12. ネットニュース
  13. ビュー
  14. 印田
  15. タイトル
  16. チェイス
  17. 栗林
  18. 携帯電話
  19. 今日
  20. 才能

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。





ABEMA



created by Rinker
日本コロムビア
¥5,720 (2022/01/26 21:15:03時点 Amazon調べ-詳細)

♬~

《お母さんが死んだ日も
こんな月だったな…》

♬~

《あれは 下弦だっけ?
上弦だっけ?》

(携帯電話の着信音)

♬~

(片岡直樹の声)「和田優様」

「私 ネットニュースサイト
NEWS CHASE編集部の

片岡と申します」

「バズとぴでの
和田様の記事を拝見し

是非 弊社での執筆を
お願いしたく

専属契約をご用意しております」

専属契約…。

(三ツ村翔星)この前の記事
ビューが全然伸びてません。

(志麻さと美)和田さん以外の
ライターさんたちが好調だから

より際立っちゃってますね…。

(印田吾郎)面白そうな
タイトルでしたけど…。

「ホントは みんなが憧れる
昭和男子のベタなプロポーズ」

(さと美)あっ… それって
寛さんの事ですよね。

はい。
やっぱり。

私は 読んでて楽しかったですよ。

(三ツ村)僕らは
寛さんの事を知ってるから。

けど うちのユーザーからすれば

シニア層の恋バナなんて
全く興味がない。

すいません…。

怒ってるんじゃなくて
対策をしようって事です。

あの…

やっぱり この前の
トンネル事故の記事は駄目かな?

今 トンネル事故の記事も
書いてて。

(三ツ村)「それ いらないです」

「かっぱ祭りみたいなの
お願いしまーす」

(三ツ村)いらないです。
うちではウケないので。

あっ でも… 興味なかった人も
知るきっかけになると思うし

バズとぴの幅が広がるんじゃ…。

読まれなければ
意味ありません。

ユーザーの好みに合わない記事を
わざわざ出すなんて

書き手の自己満足でしかない。

和田さんのヒット作といえば

アルパカとカッパか…。

(さと美)人生が ちょっと
幸せになるトピックですよね。

味噌ラーメンのコーンみたいな。

なくてもいいけど
あると嬉しいみたいな。

(スタッフ)三ツ村さんに
本社からお届けです。

(さと美)はい。

あっ… おお~!

先月のビュー数が記録達成した
お祝いだって。

(印田)盆栽って…。

(さと美)今
若い子の間で人気なんですよ。

ハイブランドのショップで
ディスプレーに使われてたりして。

SNS映えもするし。

(三ツ村)確かに
きてるよね 盆栽。

これ いいじゃないですか!

和田さん 盆栽の記事
書いてみてください。

♬~

(ぶつかる音)
アイテッ! あっ すいません…。

大丈夫ですか?

(女子高生たちの笑い声)
すいません…。

(足音)

(潰す音)

(炒める音)

(和田 寛)うまいね… ンフフッ…。

ご機嫌ですね。

そうでもない。 普通だよ。

あっ… そうですか。

おい おい おい!

もっと突っ込んで
聞きなさいよ。

あんたも一応
記者の端くれだろう。

認めてくれるんですか?

ああ。 取材対象者が本音を
すんなり さらす事などない。

それを どう引き出すかが
記者の腕の見せどころだ。

やっぱり ご機嫌なんだ。

まあね。 寝不足だけど。

ほわ~…。

ほわ…。 ほら! 突っ込まないと。
なぜ 寝不足なのか。

「なぜ?」 「どうして?」は
基本中の基本だ。

じゃあ じゃあ じゃあ
なぜですか?

う~ん ここのところ

亜蓮が 毎日2時とか3時に
電話してくるからな。

結婚しよう。
(冬木亜蓮)結婚します!

♬~

眼科学会の国際シンポジウムで
アメリカにいるんだよ。

新婚早々 離ればなれですか。

会えない時間もまた
趣を深くするから。

ああ もう 今夜もまた
電話がくるな もう…。

ちょっと 先に 寝ておこうか。
えっ? アッハッハッハッ…。

よかったですね。

あんたは
あまり機嫌が良くないな。

普通です。

えっ 別に 何もないですよ。

夕食なのに卵焼き。

ああ すいません…。
いつも 朝でしたね。

それはいい。 味だ。

はい?

今日のは しょっぱい。

♬~

(和田秀平)はあ…。

ああ…。

(歯の隙間から息を吸う音)

ああ…。
(滝口 剛)おっ? おおっ?

(息を吸う音)

ああ…。

(滝口)この倒産間近の…。

大丈夫ですか?
だいぶ痛そうですけど。

大丈夫 大丈夫。

(智子)我慢してますよね?
してない してない。

全然 大…!

さっきから スーッ あっ
スーッ あっ スー… ってねえ。

(息を吸う音)
(滝口)えっ 我慢してますよね?

迷う事はないだろう!

こっちに いけばいいよ。

黎明新聞の系列だろ。
バズとぴより格上じゃないか。

でも バズとぴには
拾ってもらった恩があるし…。

不義理をしても

羽ばたいたほうがいい時は
あるんだよ。

ずっと いい人でいるために
チャンスを逃すのか?

きてるんだよ 波が!

今乗らないで どうする?

♬~

♬~

(片岡)和田さん。

どうも はじめまして。

ニュース・チェイスの片岡です。
和田です。

すぐに お時間頂いて
ありがとうございます。

お話だけでもお伺いできれば
と思って 来ました。

もちろんです。 どうぞ。
すいません。

私 和田さんがバズとぴで書かれた
記事 全部読んでるんですよ。

和田さんのファンでして。
…本当ですか!?

アルパカ それにカッパ。
面白かったです。

でも… 何より この前の

「ホントは みんなが憧れる
昭和男子のベタなプロポーズ」

あれ 最高でした。
素晴らしかったです!

ああ…。 でも あの…
ビューが全然稼げなくて。

ああ… ビューも大切ですが

一番重要なのは
その記事が持つ個性。

他にはないオリジナリティーです。

えっ…。

あの記事には
和田さんの個性がありました。

前時代的で 何かと
モラハラ パワハラと

揶揄される事が多い
昭和世代の男性に

新しい価値を与えた
斬新な切り口。

のみならず よくある
世代間ギャップではなく

普遍的恋愛の価値を示した
哲学的な語り口。

一気に読ませる
文章のリズムの良さ。

どれも素晴らしいです!

あの記事は
和田さんにしか書けません。

そ… そうですかね?

ぜひ うちの専属になって
コラムを連載してください。

コラムですか!?

和田さんの視点で
自由に書いて頂ければ。

…なんでもいいんですか?

和田さんが書きたいものであれば。

ああ… でも それじゃ
ユーザーにウケないんじゃ…。

それは 和田さんが
心配する事じゃありません。

そのために
我々 編集部がいるんです。

和田さん。

私は あなたの才能があれば

ネットニュースに
革命を起こせると思っています。

いや それだけじゃない。

あなたなら ネットにとどまらず
メディアの境界線を超えて

世界に羽ばたけると思っています。

僕がですか?

才能が花開く時には 必ず
私みたいな裏方が必要なんですよ。

私を信じてください。
一緒に かけてみませんか?

♬~

(片岡の声)あの記事には
和田さんの個性がありました。

和田さんにしか書けません。

あなたなら ネットにとどまらず
メディアの境界線を超えて

世界に羽ばたけると思っています。

一緒に かけてみませんか?

♬~

♬~

(門の開く音)

(門の閉まる音)

ああ…。

(ドアの開く音)

ただいま。
おかえり。

(ドアの閉まる音)
珍しいね。

夜食は?
いや いい。

俺も飲もうかな。
うん。

ああ 缶のままでいいよ。
ああ そう。

うん。
(缶を開ける音)

はい。
ああ ありがとう。

お疲れさまでした。
ありがとう…。

あの 実はさ…。
んんっ…!!

ああー…。

何… むし歯?

ああ… うん。 昨日の夜から急に
どんどん痛くなってきて。

ちょっと待ってよ。
頭痛薬あったよな…。

はあ… 頭痛薬?

むし歯の痛みにも効くんだよ
応急処置で。

はい。

ちょっと…。

ああ あった! あった あった…。
うん。

飲んで。

これ 使用期限 切れてるよ
2年前に。

駄目かな?
駄目だろう。

でも むし歯って 江戸時代の死因
トップだったんだって。

えっ… むし歯で死ぬの?

びっくりでしょ!?
怖っ!

14代将軍の徳川家茂は

31本あった歯のうち30本
むし歯だったんだって。

どうしたら そんなに
むし歯になるんだよ?

毎日 ようかん 食べてたって。
よく知ってるな。

記事にしたんだよ。
全然ウケなかったけど。

ああ それで。

だから
歯医者 行ったほうがいいよ。

いや… 忙しいんだよ。

いや そんな事 言って…。
嫌なだけでしょ。

ああ… 俺 明日 朝早いんだ。
じゃあ おやすみ。

あっ ちょっと…

僕の話…。

(ドアの閉まる音)

(優の声)「盆栽は今や
日本の伝統文化の枠を超え

世界的なトレンドになっています」

「2017年に埼玉県で開催された
世界盆栽大会には

40カ国4万5000人が来場しました」

本当に 若い人 来てるんだ…。

(職人)山本さん?

今日から弟子入りする
山本さんでしょ?

いえ 和田です。
いや 時間ないから!

早く来て。
ちょっと待って…。 えっ 何…?

なんですか? えっ…
あの 弟子入りじゃなくて…。

話 あとで。 時間ないから。
いや でも…。

今日中に
これ全部 植え替えないと

親方に叱られるから。
これ全部ですか?

根に付いている土
落としてください。

あっ…。
(職人)道具は そこ。

ああ… はい。

外国の方なんですね?

アメリカです。

他にも イギリス ベトナム
ポーランド

いろんな国の人がいる。
そうなんですか。

みんな 本物の盆栽を追いかけて
修業に来てます。

世界のどこにもない
生きたアート 学びたくて。

「生きたアート」…。
うん。

土 取る時は
根っこ ほぐしながら。

ああ… はい。

盆栽も植え替えたりするんですね。
もちろんです!

古い根を切り取って
新しい土に入れ替えます。

そうしないと 息できなくなる。

枯れちゃうって事ですか?
うん。

ずっと同じは駄目です。

ちゃんと成長しません。

新しい環境にしてやれば
ちゃんと育ちます。

(職人)耳を澄まして
盆栽の声を聞くんです。

♬~

ねっ 聞こえるでしょ?

…聞こえます。

(山本)失礼します。

今日から弟子入りさせて頂く
山本です。

えっ 誰?
山本です。

じゃあ 誰?

和田です。

成長するために
古いものを捨てる…。

(携帯電話の着信音)

(呼び出し音)

(携帯電話の着信音)

(呼び出し音)

(さと美)どうしたんすか?

和田さんに
電話かけたんだけどね…。

(さと美)出ないんですか?
いつかけても出るのが

和田さんの
唯一のいいところなのに。

それだけ?

他にある?

ああ~…。

(滝口)いい加減
歯医者行ったほうがいいですよ。

そんな暇ないんだよ。

(滝口)むし歯
ほっとくと死んじゃいますよ。

それ 昔の話だろ。 知ってる。

(滝口)何 言ってるんですか。
今もですよ。

えっ?

ひどくなると
細菌が血管に入って

脳梗塞や心筋梗塞を起こす事も
あるんです。

嘘…。

あと 口腔がんになるかも
しれませんよ。

それ やばいじゃない。
死んじゃうじゃん 俺。

(但木陽一郎)腕のいい歯医者
知ってますよ。

アナウンサーは歯が命ですから。

まぶしい。
(但木)ハハハハ…。

あっ… 志麻さん!?

和田さんを待ってました。

どうしたんですか?

(さと美)
和田さんが電話に出ないから。

ああー… あっ…
取材でバタバタしてて…。

ごめんなさい。

三ツ村さんも心配してましたよ。

どうぞ。
ありがとうございます。

ちょっと出てくる。
えっ どこに?

散歩 行ってくる。

(ドアの開閉音)

(さと美)転職するんですね。
えっ…?

あっ… いや あの…
えっと その… おっと…。

キョドりすぎ。 「おっと」って…。

なんでわかるんですか?

バズとぴで そういう人
たくさん見てきてるんで。

ああ~…。

実は ニュース・チェイスから
誘われてて…。

ええっ! すごい!

大手じゃないですか。
よかったですね。

あっ いや… でも まだ
行くかどうかは決めてなくて…。

えっ… 悩む必要あります?

ああ… 僕 今まで
何をやっても駄目だったんです。

何をやっても

いい結果が出た試しがない
というか…。

バズとぴで
結果 出したじゃないですか。

三ツ村の指示に従って
やってただけで…。

でも 褒めてくれる人がいると

それはそれで
やっぱり 嬉しいんだよね。

褒めてくれる人って
みんな いい人に見えますよね。

あっ…
否定してるわけじゃないです。

ああ…。

いや… でも
三ツ村を裏切るのはな…。

そんな事 思わなくていいですよ。

えっ?

自分の事を一番に考えたって
神様は怒りませんよ。

どこに行っても
和田さんは大丈夫です。

私が保証します。

これでも 和田さんの事
ずっと見てきたんで。

志麻さん…。

♬~

ああっ!
なんだか いつもより豪華だなあ。

亜蓮に いい医者 聞いてみるか?

あの人 眼科医でしょ。

歯医者の知り合いくらい
いるだろう。

いいですよ。
もう 紹介してもらったから。

お味噌汁だったら飲める?

ああ。 頂くか。

いただきます。

あっ 味が戻ってる。

ああ…。

あの… 僕 決めたんです。

バズとぴ辞めて
ニュース・チェイスに行きます!

波に乗るんだな?
はい!

えっ 何? どういう事?
結構じゃないか。

男は勝負する時にしないとな。
はい!

ちょっと待って 待って 待って…。
えっ? 辞めるの? バズとぴ。

あっ…。
聞いてないの?

聞いてません。
ごめん。

相談しようと思ってたんだけど
言いそびれちゃって…。

言いなさいよ。
私は相談された。

何が言いたいんですか?
別に。

他のネットニュースサイトから
誘われたんだ。

またネットニュースの記者か…。
うん。

今度は黎明新聞の系列だ。
心配するな。

心配ですよ。

どうせ お父さんが
優をあおったんでしょ。

助言しただけだ。

無責任な事
言わないでくださいよ。

無責任なのは あんただろ。
どこがですか?

この人の就職先を見つける
とか言って そのままじゃないか。

それは…。
テレビ屋は これだから…。

ニュースにしても 一報を報じたら
そこまでだと思ってるだろ。

大切なのは 追い続ける事だ。

テレビは 最新のニュースを
視聴者に届ける役割があるんです。

ネットニュースに負けない
スピードが大切なんです。

新聞みたいな
レガシー・メディアに

とやかく言われる筋合い
ありません。

何?
あの…。

早く食べてもらっていいですか?
お味噌汁が冷めちゃう。

七味。
目の前にありますよ。

(三ツ村)
盆栽の記事 面白かったです。

ビューも好調ですよ。

(印田)スランプから
抜け出せそうですね。

あの…
話さなきゃいけない事があって…。

この記事を最後にしたいんです。

バズとぴ 辞めさせてください。

どこかに移るんですね。

はい。

(三ツ村)移籍先は どこですか?

ニュース・チェイス…。

すごく悩んだんですけど…。

わかりました。 了解です。

(三ツ村)
こういうの 慣れてるんで。

もう
戻る場所はありませんからね。

うちにも 意地と誇りがあるんで。

…はい。

和田さん!

よかったじゃないですか。
これで次に進めるし。

ありがとう。

まあ 和田ウォッチャーとしては

もう 近くで見られないのが
残念ですけど。

ああ…。

だから 次は
プライベートで会ってください。

えっ?

もう会いたくないですか?

いえいえ… 全然 そんな事は…。

どっち? いいって事?

はい。

じゃあ… 金曜日。

お店は予約しておきます。

はい。

♬~

こんばんは。
はい こんばんは。

7時に予約した和田と申します。
和田様ですね。

はい では
そちらでお待ちください。

どれぐらいかかります?
7時半には出たいんですが。

前の方が もう終わるので
すぐに…。

わかりました。

(ドアの開く音)

(岸 文子)今すぐ
診てもらえないでしょうか?

ご予約は…?
(文子)ありません。

当院は完全予約制ですので…。
(文子)余裕があれば予約しました。

(文子)でも 急に痛くなったの。
死にそうなの。

だから 来たんです。

そう言われましても…。

お願いします。

いや… 駄目ですよ。 無理です。
こっちも時間がないんで。

お願いします。
本当に もう限界なんです。

そんな
お願いされても無理ですよ。

そこをなんとか!
順番待って。

私 すぐ終わるんで。
いや わからないでしょ そんなの。

無理やり 仕事 抜けてきたんです。

このあとも すぐ戻って
やらなきゃいけないし。

いや 私も そうなんですよ。

こういう時 普通
男は女に譲るものじゃないの?

はあ!?
(看護師)次の方 どうぞ。

(文子・秀平)はい。
えっ 何? えっ?

はい 私です。
ちょちょ… 何 言ってんの!?

急患なんです。
私 急患なんです!

いやいや 次 私です。 ちゃんと
予約取ってるんです。 ねっ?

(泣き声)

えっ!?

(泣き声)

俺が悪いの?

非常識なのはわかってます。

でも 本当に つらくて…
もう限界で…。

やっと来れたんです…。
やっと…。

(泣き声)

わかりました。
じゃあ 先 どうぞ。

ありがとうございます。
お願いします。

(看護師)はい どうぞ。
おい…。

なんなんだ あの女!
嘘泣きだ!

次のご予約は
来週火曜日の4時からになります。

来週?
はい。

(片岡)いやあ
よく決断してくださいました。

嬉しいです。
よろしくお願いします!

(片岡)ここが
ニュース・チェイスの編集部です。

3交代シフトで
24時間 稼働しています。

24時間ですか?

(片岡)ネットニュースは
スピードが命ですから。

すごい…。

報酬については 記事一本3万円。

週2回 連載して頂くので
月給24万円。

もちろん ビューの数に応じて
インセンティブが発生します。

ライターさんの中には
年収1000万円を超える方もいます。

1000万!? そ… そんなに?

才能への対価ですから 当然です。

ああ…。

連載は 来週からスタート
という事で。

あ… あの… 内容は
どのようなものにすれば…?

(片岡)和田さんらしい
視点のものであれば なんでも。

ああー…。

失礼ですが
ライターをされる前のご職業は?

OA機器のメンテナンス会社で
働いてました。

でも コロナで倒産して

クイック・デリバリー・ジャパンの
配達員を…。

クイデリですか。
ああ いいですね。

フードデリバリーは
何かと話題だし…。

じゃあ それでいきましょう。

クイデリ?
はい。

連載のタイトル 決めないと…。

(キーボードを打つ音)

♬~

読んだか?
ああ ついさっき。

随分 上達した。 悪くない。
うん まあ。

元々 文章にリズムはあった。

今は そこに わずかだが
あの子の意思が乗っかってきた。

そうですかね。

ヘッドハンティングされた事で
自信がついたのかもなあ。

あんたの番組にはない
論調がある。

勘弁してくださいよ。

今は コロナや極度の政治不信で
混迷している。

コロナ以前からは
想像だにしない世界になった。

そうですね。

揺るぎない強い意思がないと
これからの時代は生きていけない。

多様性の時代ですよ。

様々な価値観を受け入れられる
柔軟さが必要です。

フン…。

それにしても

この連載のタイトルは
どうにかならんのか?

ひどいですね。

(片岡)コラム連載
初回 932ビューです。

すいません。

とてもいい記事でしたよ。
記事を通して

現在の日本社会が持つ不確かさが
透けて見えました。

ああ… うーん…。

どうしました?

連載のタイトル
僕がつけたのと違っていたので…。

連載のタイトル 決めないと…。

(キーボードを打つ音)

変更しました。

「夜明け前のブルー」では
フックが弱いので。

ああ…。

まあ プロデュースは
私に任せて頂いて…。

次のコラム お願いします。

はい。 頑張ります…。

(シャッター音)

♬~

♬~

(片岡)すごいですよ
和田さん!

2回目が16万 3回目が24万
4回目が31万ビューです!

ありがとうございます。
はい 拍手!

(拍手)
ああ… どうも。

あっ どうも。 ハハ…。

(拍手)

(印田)和田さんのコラム
大人気ですね。

出版の話も
もう きてるみたいですよ。

♬~

辛え…。 イテテテ…。

エマダツィという
ブータンの家庭料理です。

あっ…
コラム 好調ですね。

100万ビューも
目前じゃないですか?

ありがとうございます。
アイテテ…。

僕 唇 取れてませんか?
感覚がなくて…。

フフッ…
取れてないですよ。

チーズのコクが より
唐辛子をおいしくしてますよね。

志麻さん…
辛いの好きなんですね。

ああ やばっ… 汗…。

(携帯電話の着信音)

ちょっと すいません。
ああ~…。

(携帯電話の着信音)

はい もしもし 和田です。

「片岡です。
やりましたよ 和田さん」

どうしたんですか?

「インターネットテレビの
出演オファーがきました」

テレビ…?

情報番組のコメンテーターです。

プロデューサーが
「革命前夜」の大ファンだそうで。

えっ… さすがに無理ですよ
出演は。

「何 言ってるんですか?
大チャンスですよ!」

「爪痕残せば
地上波進出も夢じゃない」

「一気に知名度が上がりますよ」

100万ビューの壁も越えられます。

100万ビュー…。

「人気ライターの仲間入りです」

えっ… それで 受けたんですか?

まあ インターネットだからね。

いい波がきたら
それに乗らないといけないんです。

ハハッ…。

(せき込み)

辛っ…! やっぱ 辛え~。

(スタッフ)和田さんのコラム
つまずいたの最初だけでしたね。

2回目以降は右肩上がり。
さすが片岡さんだ。

初回だって
悪くはないんだけどねえ…。

お先です。

お疲れっす。
お疲れさまです。

(キーを打つ音)

(キーを打つ音)

(キーボードを打つ音)

どうも。
プロデューサーの栗林です。

(栗林)今日は
よろしくお願いします。

和田です。
よろしくお願いします。

こちら MCのアスカちゃん。
今 話題の高学歴アイドル。

アスカです。 お願いします。
お願いします。

僕 和田さんのコラムの
大ファンなんですよ。

ありがとうございます!

アスカちゃんも
読んだ事あるでしょ?

はい。 和田さん あとで
一緒に写真撮ってもらえますか?

SNSに上げたいんで。

はい!
(栗林)「革命前夜」みたいに

和田さんが思う事を 忌憚なく
話してもらえればいいので。

伸び伸びやってくださいよ!

頑張ります!
(AD)失礼します!

スタンバイできたんで
お願いします。

(栗林)よし… じゃあ 行きますか。
はい!

あっ… あの すいません。
(栗林)ん?

ちょっと トイレ いいですか?

(栗林)ああ… どうぞ。

ああ すいません…。 すいません。

おお… 緊張するなあ…。

(携帯電話の振動音)

はい もしもし?

(さと美)「和田さん 大変ですよ!」

志麻さん どうしたんですか?

炎上してます。

炎上?

「さっき アップされたばかりの
和田さんの記事!」

何もアップしてないけど…。

(さと美)あちこちで
たたかれまくってますよ。

(さと美)とにかく
見てみてください。

♬~

な… 何? これ…。

♬~

ああ ああ ああ ああ…。

(アスカ)今日も始まりました
Pick L!ve TV。

本日も たくさんのトピックが
集まっています。

ゲストの皆様には
トピックについて

のちほど
コメントを頂いていきます。

では まずは
こちらの映像をご覧ください。

《あれは
片岡さんに勧められて書いた

最初の記事だ》

クイデリですか。
ああ いいですね。

フードデリバリーは
何かと話題だし…。

じゃあ それでいきましょう。

《僕が書いたものと 本文は同じ》

《見出しだけが
書き換えられていた》

連載のタイトル
僕がつけたのと違っていたので…。

変更しました。

「夜明け前のブルー」では
フックが弱いので。

《あの記事の見出しも
片岡さんが…》

(アスカ)和田さん 今の映像を見て
どう思われますか?

和田さん?

はい。
どうですか?

そうですね…。

いいと思います。

(スタッフのざわめき)

不謹慎だぞ 君!
…はい?

信じられない…。

あっ…。

♬~

すいません…。

「ただ今 一部
不適切な発言がありました」

「お詫び致します」

「本当に すいません…」

本当に すいませんでした!

ご迷惑かけて すいません!

お疲れさまでした。

お帰りください。

(片岡の声)
私は あなたの才能があれば

ネットニュースに
革命を起こせると思っています。

才能が花開く時には 必ず
私みたいな裏方が必要なんですよ。

私を信じてください。

一緒に かけてみませんか?

和田さん すごいですよ コラム。
100万ビュー 軽く超えました。

記事の見出し
勝手に変えたんですね。

インパクトがあって
よかったでしょ?

大反響です。
炎上してるだけじゃないですか。

あんな見出し…。

誤解を生むだけです!

本文を読めば
ちゃんと わかりますよ。

(ため息)

結局 ビューを
稼ぎたいだけですか?

そういう事するから

ネットニュースが
批判されるんじゃないんですか?

(片岡)違います。

私は 和田さんの記事を
埋もれさせたくないだけです。

そのためには 多少強引でも

ユーザーを
振り向かせなければならない。

初めてお会いした時にも
言いましたが

私は あなたの才能に
可能性を感じています。

私のプロデュースがあれば

あなたは ネットニュースに
革命を起こす事ができる!

起こさなくていいです。

僕は やっぱり
読者をだましたくない。

辞めさせてください。

本当にいいんですか?

こんなチャンス
そうはないですよ。

失礼します。

♬~

♬~

いってきます。
いってらっしゃい。

気をつけてな。
はい。

うまく 波に乗ったと
思ったんだがなあ…。

まーた 振り出しに戻ったか。
今度こそ

どこか うちの制作会社で
雇ってもらうよう頼んでみますよ。

自分でなんとかするだろう。
また 適当な…。

強くなってるよ あの子は。
ん?

一瞬でも
成功したという経験は尊い。

だから もう ほっといてやれ。

お父さんも俺も 散々

修羅場も どん底も
見てますからね。

はあ… はあ…。

前は 上れたんだけどなあ…。

はあ… はあ… はあ… はあ…。

(着信音)

ああ 急がなきゃ…。

はあ… はあ…。

(ため息)

和田さん 大丈夫かなあ?

電話もメールも
返事がないんですよねえ…。

あっという間に
駆け上がって

あっという間に
転がり落ちたよねえ…。

あの… すいません。
えっ?

(印田・さと美)和田さん!?

クイック・デリバリー・ジャパン
です。

(三ツ村)頼んだの 僕です。

こんにちは 和田さん。
お久しぶりです。

久しぶり。

聞きましたよ。
大変そうですね。

そうでもないよ。

うちは 結構 大変なんですよ。

エース記者が辞めちゃって
記事の回りが悪くなっちゃって。

うちで
記事 書いてもらえませんか?

(三ツ村)ニュース・チェイスでの
コラム 読んでました。

やっぱり 和田さん
いい記事 書くなあって…。

このままだと バズとぴにも
いつか限界がきます。

でも 和田さんがいたら

変わるんじゃないかって
思いました。

あの… 僕は…。

(さと美)やります!

…で いいんじゃないですか?

(印田)そうですよ 和田さん。
じゃないと

これから毎日 三ツ村さん
クイデリ 頼んじゃいますよ。

♬~

すいません…。
本当に すいません。

食事 4人前 頼んでるんで

一緒に食べましょうよ!
ねっ? ほら!

ありがとう。
(三ツ村)座って 座って 座って!

(印田)どうぞ どうぞ。
よいしょ。

さあ さあ さあ 皆さん

どうぞ 好きなの選んでください。
(印田)いいんですか?

前の患者さん
どれだけ かかってるんですか?

もう行かなきゃ
ならないんですけど。

申し訳ありません。
ありがとうございました。

待合室で
お待ちください。

あっ!
あら!

♬~

♬~

♬~

んっ!? 今日も 卵焼きが甘いな。

いつも甘いですよ。

たまには この前みたいな
しょっぱいのでもいいよ。

あれはあれで ご飯が進む。

福井 岐阜 三重から西って
しょっぱいのが多いんでしょ?

俺は 甘いほうが好きだな。

秀平 むし歯は どうなった?

それがね
むし歯じゃなかったんですよ。

過度のストレスからくる
一時的なものだったみたいで。

ストレスで 歯って 痛くなるの?
まあ いろいろ あったからな。

私は ストレスなんか
感じた事ないけどな。

お父さんは 与えるほうだから。
なんだ?

おかわり。
はい。

今度の日曜 取材 受けた。
父は命をさらしてます。

(三ツ村)バズとぴに復帰…。
町中華とかは どうですか?

お待たせしました。
ありがとうございました。

(文子)なんで 私 こんなに
カッカしてるのかしら?

好きだからかしら?
誰を好きなの?

寛さんじゃないでしょ。
僕でもないし。

(三ツ村)〈『和田家の男たち
アナザーストーリー』後編は

このあとすぐ TELASAで
独占配信スタート〉

(三ツ村)
お前 志麻さんと ヨリ戻すの?

〈三ツ村の淡い恋の結末を
チェック!〉