和田家の男たち #7[字]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
和田家の男たち #7[字]
【脚本・大石静による令和のホームドラマ、最終章突入!】息子×相葉雅紀、父×佐々木蔵之介、祖父×段田安則…男だらけのマスコミ一家が織り成す、異色のホームドラマ!
◇番組内容
「週刊アスタ」のグラビア掲載をきっかけに、和田家の周辺は慌ただしさを見せ始める。父・秀平(佐々木蔵之介)は「週刊アスタ」編集長・文子と付き合い始め、その一方で優(相葉雅紀)のもとには、以前自分を振った女性・ほのかから連絡が!ほのかの和田家再訪に戸惑う優、秀平、寛(段田安則)。優の恋心はほのかと志麻(石川恋)の間で揺れ動くことに…?そんな中、ついに母・りえ(小池栄子)の死に隠された、衝撃の事実が明かされる…!
◇出演者
相葉雅紀、佐々木蔵之介、段田安則
小池栄子、正門良規(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、石川恋、駒木根隆介、岡部たかし、宮澤美保
【ゲスト】高橋光臣、宮澤エマ
◇脚本
大石静、田中眞一
◇監督
深川栄洋
◇音楽
ワンミュージック【主題歌】Peach&Apricot『Watching Over You』(ワーナーミュージック・ジャパン)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】中川慎子(テレビ朝日)
【プロデューサー】残間理央(テレビ朝日)、本郷達也(MMJ)、布施等(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
https://www.tv-asahi.co.jp/wadake/
☆Twitter
https://twitter.com/wadake_tvasahi
☆Instagram
https://www.instagram.com/wadake_tvasahi/ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
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- 清宮
- 秘書
- 但木
- お父さん
- 柴崎
- お母さん
- 秀平
- 滝口
- スタッフ
- ハハハハ
- 文子
- フフフフ
- 今日
- 三ツ村
- 清宮恭介
- 智子
- 門倉
- エビフライ
- 印田
- 家族
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?
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(戸倉ほのかの声)
「家族の肖像 見ました」
「今度また
おうちにお邪魔したいな」
♬~
(ほのかの声)
「家族の肖像 見ました」
「今度また
おうちにお邪魔したいな」
♬~
(ほのかの声)
「家族の肖像 見ました」
(ほのかの声)「今度また
おうちにお邪魔したいな」
(ほのかの声)フフ… フフフ…。
フフフフ… ハハハハ…!
僕の事 振ったよね!?
すごい勢いで振ったよね!?
(荒い息遣い)
(和田 寛)どうしたの…?
あっ… いや えっ?
あっ すいません…。
ご飯 できてます。
ああ…。
すいません。
ハハハ… どうぞ…。
ああ いやいや…。
どうぞ。 ハハハハ…。
ハハッ… ああ…。
足のかかとって カサカサする?
(和田秀平)しませんね。
あんたは?
する時はするけど…。
したら どうすんの?
ハンドクリーム塗るとか。
足だよ。
足でも
ハンドクリーム いいんですよ。
じゃあ ハンドクリーム
ちょうだいよ。
はい。 あとで。
うん。
亜蓮さんのかかとは
カサカサしてますか?
う~ん…。
変な事を想像するな!
亜蓮さんがカサカサするなら
足のパックとか
角質ケアしてくれる所とか
知ってるんじゃないかなと思って。
へえ~ 詳しいな。
あんた なんで
そんな事 知ってんの?
現役ですから。
どういう面で現役なの?
黙って食べたら?
黙って食べるのは 体に毒だ。
会話のない食卓は
コレステロールが上がるらしい。
いい加減な…。 新聞記者でしょ。
ここは家庭だ! 論点をずらすな。
出た 「論点をずらすな」。
そういうかっこいい事
僕も言ってみたいなあ。
言ったらいいだろう。
論点がずれてる奴は
そこここにいる。
(携帯電話の着信音)
えっ!?
(ほのかの声)
「来ちゃった。 今 そと」
どうぞ…。
先日は ありがとうございました。
フフフフ…。
フフフフ…!
ああ… すいません。
(ほのか)あっ…。
写真 出ちゃって
申し訳ございませんでした。
あんなもん
便所の落書きみたいなもんだよ。
(ほのか)ハハハハハ…!
ハハハ…。
ハハハ… よかった。
ハハハハ…!
じゃあ ごゆっくり。 ハハハハ…!
(ほのか)アハハハ…!
ハハハハ…!
(ほのか)フフフフ…。
ああ… ごゆっくり…。
フフフフ…!
フフフ…。
あっ…。
フフフフ…!
お父さん 寛さん…! ちょっ…。
アハハハ…。
フフフフ…!
なんですか?
あの子 苦手なんだ。
よく言いますよ。
ああ…。
秀平の部屋なんて
小学生の時以来だな。
中学になったら
突然 私を拒否して。
そうでしたっけ?
秀平 いくつになった?
50。
はあ~ 早いなあ。 ハハハ…。
はあ…。
へえ~。
テレビ ないの?
テレビ どうした?
テレビ屋なのに。
寝る時ぐらい遮断しないと
持ちませんから。
♬~
(ほのか)朝早くに来て
ごめんなさい。
僕の事 振ったの 覚えてる…?
ええ。
じゃあ 今の状況
おかしいよね…?
そうかしら?
私 変わったんです。
なぜなら
優くんが変わったからです。
はい…?
(ほのか)失踪した女社長の
独占インタビューを見て
こんな事ができる人になったんだ
って思ったの。
「家族の肖像」も
優くんが言った事が
見出しになったりして…。
短い間に
すごーく成長したんだなって
感じて…。
ああ…。
で うち 来たの?
そうです。 気づいたら来てました。
そっちは 全然変わらないね。
優くんへの気持ちは変わりました。
おじい様 お父様も
なんとなく
私を避けていらっしゃるけど
そのお気持ちも
いつか変わると思います。
(ほのか)この前 お好きだと
おっしゃっていたので。
うわあ…!
栗まんじゅうじゃないか!
見事な照りだなあ。
卵黄とみりんを はけで塗って
焼き上げるんです。
作ったの!?
はい。
《もう 気持ち変わってる
寛さん…》
《僕も変わるのかな…?》
《いやあ
変わらないと思うけど…》
一つ いいかな?
どうぞ! フフフ…。
うまいよ。
うまい? うまい?
ハハハハ…! よかった!
ああ よかった~!
お茶 お茶!
ああ… はい。
♬~
うんうん… うん。
お父様の新しい髪形 素敵です。
えっ? 切ったの?
うん…。
襟足を5ミリ。
いつ?
おととい。
局のメイクさんに切ってもらった。
言われても 全くわからんな。
よくわかったね。
ウフフフ…。
優くんって
付き合ってる人 いるの?
ああ… いや…。
付き合ってる …はないんだけど
気になってる人はいる…
みたいな。
そうなんだ…。
私が変わるのが遅かったのね。
ああ… 変わるとか変わんないとか
よくわかんないんだけど
ハンカチを返された時に
僕の気持ちは
終わったと思うんです。
今度は頑張って。
うん。
じゃあ これで 私は。
送っていくよ。
やめてください。
(ほのか)今 気になってる方には
刺繍のハンカチ
渡さないほうがいいですよ。
えっ…?
(ほのか)受け止めきれないから。
ああ…。
遅かったーっ!!
♬~
(携帯電話の着信音)
はい。
どうしてます?
あっ… えっと…
一人でボーッとしてます。
私も会社でボーッとしてた。
そしたら
和田さんが浮かんできちゃって
メールしようかなって
思ったんだけど
よし 声を聞こうと思って。
ああ… 嬉しいな。
あさって 打ち合わせのあと
ご飯 行きませんか?
みんなで?
(さと美)「2人で。
みんなは うまく まきましょう」
ああ… うん。
あっ 印田さん来たんで また。
(印田吾郎)お疲れさま~。
(さと美)お疲れさまで~す。
♬~
う~ん…。
♬~(音楽)
《本当は嫌われてる…?》
付き合ってもらえませんか?
承知しました。
ぜひ よろしくお願い致します。
じゃあ また電話します。 お先!
ああ…。
(携帯電話の着信音)
♬~
大丈夫ですか?
うん…。
サンキュー サンキュー。
えっ? ちょっと待って…。
ちょっと…。
おはよう。
あっ おはよう。
どうしたの?
なんでもない!
いや 湿布してるじゃない。
さっき 転んじゃって。
いいから…!
この段差の?
いや そこじゃなくて
あっち… あっちの平らなとこで
なぜかグニュッと。
ハハッ…。
大した事ない。
アイタタッ…! クソ…!
無理しないでくださいよ。
バリアフリー
考えたほうがいいかな?
ああ… なんでもない。 すぐ治る。
ああっ…。
ううっ…。
じゃあ…。
(一同)いただきます。
ああ おいしいね。
うん。
♬~
(スタッフ)おはようございます。
おはよう。
(スタッフたち)おはようございます。
おはよう。 おはよう。
よいしょ…。
(井上智子)おはようございます。
ああ サンキュー。 おはよう。
チェック お願いします。
ああ サンキュー。
何?
ゆ… 指輪が…。
ああ~…
滝口 今日の
トップニュースなんだけど…。
滝口 いないな。 どこ行った?
トイレです。
長いな。
《違う… 違うよ》
《違うし…》
(滝口 剛)
『週刊アスタ』の早刷りです!
清宮のスクープ 出ました。
これ…。
ああ… ちょっと…。
(滝口)千葉県の業者から
多額の現金を
受け取っていたみたいです。
この前のトンネル事故で
清宮が進めようとしている
老朽化施設の整備に
絡んでるみたいですね。
これを受けて
午後 清宮が会見します。
すぐにカメラクルー手配しろ。
現場Dは井上。 但木も連れて行け。
(智子)はい。
(滝口)はい! 但木はどこだ?
(スタッフ)アナウンス部へ
行っているようです。
(滝口)車 手配。
(スタッフ)はい。
(電話)
(智子)もしもし 井上です。
私が 特定の業者に
便宜を図った事などありません。
その上で 不正なお金を受け取った
という事もありません。
(記者)ありがとうございました。
但木さん どうぞ。
JBN 『フロンティアニュース』の
但木です。
相手方の担当者が 現金を渡したと
証言していますが…。
秘書が 適切に
処理していると思いますが
現在 調査中です。
(但木)秘書が勝手にやった
という事ですか?
私は 秘書を信じています。
(但木)収支報告書に
記載がありませんが…。
状況がわかり次第
改めて ご説明させて頂きます。
(但木)大臣 待ってください!
(但木)「清宮大臣 あなたが
指示したんじゃないですか?」
(司会)「本日の会見は以上です!」
(但木)「清宮大臣!」
(智子)清宮は
秘書の柴崎が独断で行ったと
主張しています。
(滝口)柴崎保 49歳。
高校卒業後 清宮恭介の父
隆三の事務所で運転手となり
その後 秘書になっています。
この秘書 今 どこにいる?
(智子)現在 行方不明です。
♬~
(三ツ村翔星)どうぞ どうぞ…。
何? 何…? えっ?
(三ツ村)なんと なんと なんと
和田さんがとった
失踪事件のインタビューが
500万ビューを突破しました!
(拍手と歓声)
ありがとうございます。
ありがとうございます。
なんと 本社から特別に
金一封が出てま~す!
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ああ… ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
(三ツ村)さあ どうですか?
このあと 皆さん
祝勝会とか どうですか~?
(拍手と歓声)
このあと!?
(三ツ村)行っちゃいましょう~!
(印田)いいですね!
ほら コロナで
全然 飲み会も行けなかったし。
私… 今日は
予定があるんですけど。
(印田)えっ…
志麻ちゃん 行けないの?
(三ツ村)うーん…
じゃあ もう 別の日にしようか。
うん うん…!
(三ツ村)
しょうがない もう。 うん。
いや… そんな事 言わないで
今日は 皆さんで
楽しんできてください。
(三ツ村)ええ~ いいの?
(拍手と歓声)
(優の声)「さっきは
どうしていいか わかんなくて
ごめんなさい」
「よかったら 今から来ませんか?」
(荒い息遣い)
(三ツ村)志麻ちゃんと
喧嘩してるの?
えっ…?
付き合ってるんでしょ?
志麻ちゃんと。
(印田)俺らが知らないはず
ないじゃない。
付き合ってないです!
(印田)嘘!
今日も すねて帰ったじゃん。
志麻ちゃん いいと思いますよ。
俺も 最初
ちょっと興味あったんだけど
全く相手にされなかったんで。
そうなの!?
いや あの感じは モテるでしょ!
ふーん…。
でも 頑固だからなあ。
和田さんが
引っ張り回されちゃうかも~!
ハハハハ…!
あの… 僕 この頃 思うんだけど
引っ張り回されるの 好きかも!
ハハハハ…!
ええ~?
(印田)おお~?
(スタッフ)56番 57番 差し込みです。
(滝口)はい サンキュー。
(スタッフ)お願いします。
これだよ これ。
この秘書がやったって事の…。
(智子)ちょっと V見られる?
(スタッフ)V2 走らせます!
(智子)はい。
(スタッフ)デスク 確認お願いします。
(滝口)はい。
(棚田 宏)
本日は ありがとうございます。
あなたに言われなければ
出なかったですよ。
(棚田)型破りで
いろいろ失礼な事が
あったかもしれませんが…。
(滝口)いいんじゃない?
(スタッフ)本番5分前です。
ただいま。
おかえり。
これ うまいね。 何?
ああ… えっ?
これ。
それね 新作の
おつまみビーフです。
あっ 寛さん
ご飯 どうしました?
亜蓮と外で食べた。
その足で?
うん。 足引きずってる寛さんは
セクシーだって 亜蓮が。
はあ… ああ…。
セクシーって 大事なんですね。
あっ…。
珍しいね。 随分 酔ってるね。
セクシー 大事だよ。
欲情しなくなれば 命も尽きる。
それ なんか聞いた事あるな。
えーっと…。
あっ そうだ!
「かっこつける気概を失えば
命も尽きる」。
かっこつけるのも求愛の一つだ。
欲情に通底する。
ツウテイね…。
…って なんでしたっけ?
全然わかんない。
あとで調べておきなさい。
はい。 今 調べます。
大丈夫か? あんた。
ツウテイ… えーっと…。
あっ 『フロンティアニュース』
始まるぞ。
ツウテイ…。
(水谷内 毬・但木)「こんばんは」
「『フロンティアニュース』です」
「清宮恭介国土開発大臣に
違法金銭授受疑惑が
持ち上がりました」
(毬)「清宮大臣が推し進めている
全国の老朽化施設
建て替え事業に関して
建設業者に
便宜を図った見返りとして
現金を受け取っていたと
一部週刊誌が報道し
これを受けて
清宮大臣は 今日の午後
党本部で会見を開きました」
(但木)「相手方の担当者が
現金を渡したと
証言していますが…」
(但木)「秘書が勝手にやった
という事ですか?」
(恭介)「私は 秘書を信じています」
(秀平の声)
この秘書 今 どこにいる?
(智子の声)現在 行方不明です。
(但木)「収支報告書に
記載がありませんが…」
(但木)「大臣 待ってください…
清宮大臣!」
(司会)「本日の会見は以上です!」
あの男も 老獪になってきたな。
マスコミが まだ
十分な情報を持ってないうちに
秘書が関与している事を明かして
機先を制した。
また 秘書のせいにするって事?
もう消されてるかもな。
この件で 秀平が
刺激されないといいけどな…。
(優の声)「おいしいサムギョプサルのお店
見つけました」
「今度一緒に
お肉行きませんか?」
〈清宮のニュースで
お父さんは大変な時に
僕は…!〉
すいません…。
♬~
〈26年前 お母さんは
安東銀行による
政界への不正融資事件で
当時の与党幹事長
清宮隆三を追っていた〉
〈その取材の最中
いつもと様子が違う
息子の恭介を目撃した〉
(荒い息遣い)
(りえ)大丈夫?
何かあったの?
(隆三)恭介… 恭介 しっかりしろ。
さあ 行くぞ。
(上司)君は もう…
報道局の人間ではないんだよ。
無謀な事は よせ。
これは 私の… 勇気です。
〈お母さんは
会社から もう清宮を追うなと
言われたけど
止まらなかった〉
何 話した!?
(りえ)あなたに関係ないでしょ!
じゃあ なぜ 俺に話せない!?
もう うるさい! 離して!
清宮の事か?
清宮の事で何をつかんだんだ!?
離して!
〈それから少しして
お母さんは死んだ〉
〈お父さんは
清宮親子に殺されたんだと
言った〉
〈りえは 死ぬ直前
清宮を訪ねていた〉
〈死亡推定時刻に 現場付近に
清宮家の車が止まっていた事も
わかった〉
〈その事で
俺が取材を申し入れた夜
秘書の門倉が
犯人だと名乗り 自殺した〉
〈だが りえが死んだ日
門倉は地方にいた〉
〈警察は それを伏せて
事件を終わらせた〉
(泣き声)
お母さんは なんで死んだの?
家族でも親子でも
言えない事があるんだ!
〈清宮の力で
事実は闇に葬られた〉
(但木の声)秘書が勝手にやった
という事ですか?
私は 秘書を信じています。
♬~
♬~
清宮恭介のスクープ 読みました。
あっ… ありがとうございます。
続報は出すんですか?
他のネタも
つかんでるんでしょう?
本当は 行方不明の秘書を
かくまってるんじゃないですか?
(文子)私たち
今日 初デートですよね。
緊張感のある いい初デートです。
(文子)ワクワクします。
これからも ずっと
ワクワクしましょうね。
はい…。
それじゃあ
キスでもして頂きたいわ。
はい。
♬~
♬~
♬~
♬~
おはよう。
おはようございます。
誰の弁当?
お父さんからメールがあって
シャツ何枚か持ってきてくれ
って言われたから
一緒に お弁当も
差し入れしようかと思って。
フフッ… いい息子だな。
報道局の和田秀平に
会いたいのですが。
届け物があって。
あれ? 受付には言っておく
って言ってたんですけど
聞いてないですか?
申請は出ておりません。
えっ? あっ… そうですか。
電話してみます。
ああ… さっきも電話したんだけど
出ないんだよな。
(ガイダンス)「留守番電話に接続します」
直留守じゃん…。
すいません。
ええ… あの…
申し訳ないんですけど
報道局に電話して
和田に繋いでもらう事は
できませんか?
(受付)申し訳ございません。
致しかねます。
ああ…。
どうかされましたか?
えっ?
(受付)こちらが どうしても
入館したいとおっしゃっていて。
あっ… えっ えっ…?
(警備員)あちらで お話 伺います。
ちょっと待って…!
ど… どこ行くんですか?
僕 怪しい者じゃないんです。
(警備員)とにかく あちらへ。
あっ お父さん…!
お父さん 助けて! 助けて!
お父さん お父さん!
(警備員)静かにしてください。
ねえ お父さん 助けて!
ねえ 助けて! ええーっ!?
(秀平の声)言っておいたのになあ。
あとで注意しておくよ。
はい これ 着替えと…
お弁当。
お弁当もあるの?
うん。 いい息子だなって
寛さんも言ってたよ。
ありがとう! ヘヘヘ…。
ここで食べちゃおうかな。
ここで!? まずくない?
いいよ いいよ。
毎日来てる お得意なんだから。
あっ!
フフフ…。
お父さんの好きな イカ団子?
そうだよ。
お父さんのために作ったんだよ。
それなのに 受付でさ
犯人みたいに捕まってさ
もう 最悪だよ!
悪かった。
いただきます。
どう?
めちゃくちゃ おいしい。
(優と秀平の笑い声)
うーん… うんうん うんうん!
ねえ 忙しいのってさ 清宮の事?
うん。
(携帯電話の着信音)
(着信音)
はい。
(文子)「岸です」
「清宮の続報
うちでは出さない事になりました」
…そうですか。
(文子)「総理が
検察へ根回ししたようで
これ以上 追いかけるなと
会社の上から言われました」
(文子)「それに 無理やり
第2弾をやったとしても
第1弾ほどのインパクトは
望めないと思いますので
清宮ネタからは手を引きます」
残念ですね。
(文子)「引きますけど…
うちの契約記者が
姿をくらましている清宮の秘書と
繋がっています」
(文子)「お望みならば
ご紹介する事は可能です」
♬~
お願いします。
(文子)「わかりました。
のちほど ご連絡します」
♬~
ああ ありがとう。
フフ…。 んっ?
お茶ね。
ああ ありがとう。
あったかい。
お母さんが死んだ場所
見てみるか?
♬~
♬~
ここなの?
ああ。
清宮の父親の不正融資疑惑を
追っていたお母さんは…。
ここから転落して 死んだ。
♬~
警察は 自殺した秘書が
犯人だという事にして
事件を終わらせた。
だけど 俺は 疑問だった。
不正融資疑惑だけで
清宮親子は 一人の記者の命を
奪ったりするだろうか?
何か もっと別な理由が
あったんじゃないだろうか…。
お母さんは
俺と優を巻き込まないために
その何かを
隠し通したんじゃないだろうか?
そして その何かのために
お母さんは殺された。
これからお父さんが会う人は
お母さんが隠し通した その何かを
きっと知っているはずだ。
その人は 誰なの?
今の国土開発大臣 清宮恭介の
秘書だ。
26年前は清宮家の運転手で
お母さんが死んだ時
ここにいた可能性がある。
お父さん一人で行くの?
僕も連れていって。
フッ…。 もし なんかあって
2人とも一緒に死んだら
親父が困るだろ。
死んじゃうの?
いや
死なないようにはしたいけど…。
死んじゃ嫌だよ。 僕も行く。
(秀平の声)
お父さんに何を話したんだ?
(りえ)関係ないでしょ!
お父さんに 何 話した!?
(りえ)あなたに関係ないでしょ!
じゃあ なぜ 俺に話せない!?
もう うるさい! 離して!
清宮の事か?
清宮の事で何をつかんだんだ!?
離して!
お母さんは なんで死んだの?
取材中の事故って何?
なんで
誰も教えてくれなかったの?
その事は聞くな!
家族でも親子でも
言えない事があるんだ!
♬~
柴崎さんですか?
大丈夫。 落ち着いてください。
私たちは 警察でも
清宮の関係者でもありません。
あなたに危害は加えません。
私… こういう者です。
(柴崎 保)JBN…。
『フロンティアニュース』という
番組を作っています。
『週刊アスタ』は 清宮の事件の
続報は出さないそうです。
総理が検察に根回しした事で
『週刊アスタ』は
手を引くと決めたんです。
この状況では
検察に話をしたところで
あなたの潔白は
証明されないでしょう。
でも…。
もし あなたが
全てを話してくれたら
私が あなたを守ります。
(柴崎)千葉のトンネル事故のあと
改修工事に必要な土地の
買収がうまくいかなくて…。
業者から清宮に 仲介してほしいと
依頼があったのが始まりです。
清宮は接待の場で
何度も金を受け取っていました。
私は ただ見ていただけです。
私は なんとか この癒着関係を
止めたいと思いましたが
どうにもなりませんでした。
そして 『週刊アスタ』に
抜かれてしまったのです。
今 清宮は あなたに
その罪をかぶせようとしてます。
かつての秘書
門倉さんのように…。
あなたも
自殺に追い込まれるかもしれない。
26年前 一人のディレクターが
清宮の父親の事件の取材中に
死にました。
彼女の名は 和田りえ。
私の妻です。
そして…
この子の母親です。
♬~
妻が死んだ時 現場には
清宮家の車が止まっていました。
運転手は
柴崎さん あなたですよね?
あなたは その直後
運転手から秘書になられた。
清宮の事務所では異例の事です。
妻の死に関して
何か重要な事を知ってしまった
その見返りの
人事だったんじゃないですか?
♬~
私たちは あなたを
問い詰めたいわけじゃない。
真実が知りたいんです。
♬~
奥さんは
清宮恭介が引き起こした
交通事故について調べていました。
交通事故…?
安東銀行の不正融資ではなくて?
奥さんは
清宮恭介が引き起こした
交通事故について調べていました。
交通事故…?
安東銀行の不正融資ではなくて?
26年前 奥俣市の道路で
事故がありました。
(柴崎の声)
バイクが信号を無視したせいで
よけようとしたワゴン車が横転し
乗っていた4人が死亡したのです。
(秀平の声)
そのバイクを運転していたのが
清宮恭介だったんですか?
(柴崎の声)そうです。
その事故直後の恭介に
家の前で出くわしてしまったのが
彼女でした。
そのあと 交通事故の事を
突き止めたんでしょう。
(りえ)警察は
バイクを運転していた人物が
まだ見つかってもいないのに
捜査を打ち切ってしまったんです。
(門倉浩輔)まさか あなたは
清宮が事故をもみ消したと
言いたいんですか?
門倉さん
この件について 幹事長に
お話を伺いたいだけなんです。
清宮幹事長!
お話 聞かせてください。
(門倉)君 やめなさい!
困るよ 君!
(りえ)息子さんが起こした事故
隠蔽してますよね?
(門倉)取材は断ったはずだよ!
(りえ)幹事長 お言葉ください!
幹事長! お願いします。
何かお答えください 幹事長!
(隆三)出せ。
息子さん 事故を
起こしてますよね? 幹事長!
そして ある日…。
私にも息子がいるから
人ごとには思えないの。
自首して
罪を償ったほうがいいと思う。
(恭介)自首なんて
できるわけないだろ…。
4人も死んじゃったのに…
どうやって償えばいいんだよ!
このままだったら
あなた きっと後悔する。
一生 罪の意識にさいなまれるわ。
あなたが自首しないなら
私が告発します。
ううっ…!
♬~
(衝撃音)
(柴崎の声)奥さんを殺したのは
清宮恭介です。
私は 何もできず
黙って見てました…。
♬~
(荒い息遣い)
すみませんでした…。
柴崎さん…。
今のお話 カメラの前で
話して頂けませんか?
この映像が あなた自身を守る
切り札となります。
あなたは
自殺を強要されましたか?
(柴崎)大臣に 妻と子供の面倒を
一生見ると言われました。
その時 どう思いました?
(柴崎)
私は 門倉さんとは違うと…。
何が違うのでしょうか?
清宮を信じ抜く事は
できなかった…。
♬~
♬~
♬~
♬~
捻挫の具合 どうですか?
もう ピンピン!
本当ですか?
本当なら 驚異的な回復力ですね。
本当にピンピン!
だって 相撲部だったもん。
なんですか? それは。
なんか…
今夜は うまいもんが食べたいな。
毎日 おいしいもの
食べてるじゃないですか。
たまには 外 行きます?
よし 行こう!
あんた 何が食べたい?
僕ですか?
そうですね… うーん…
なんでもいいです。
なんでもいいじゃないよ!
なんでもいいが一番困るんだよ。
エビフライ。
よし エビフライ。
即断即決できないのは
仕事ができない人間の特徴だ。
決断とは覚悟だ。 お父さんは
エビフライと即座に言ったぞ。
そうですね…。
駄目ですね 僕。
駄目な事はない。
これから変わればいいんだ。 うん。
しかし 私は すき焼きがいいな。
銀座で すき焼き 食おう。
(優・秀平)また すき焼き?
東西新聞の秘書に
予約してもらおう。
(秀平・優)え~ すき焼き?
エビフライは? 僕のエビフライ
どこ行ったんですか?
エビフライ 僕が作りますよ。
いつ?
明日!
即断即決~!
(一同の笑い声)
〈ついに最終回!〉
清宮の秘書の
インタビューが撮れた。
清宮は
議員辞職に追い込まれるだろう。
Vの編集は 俺がやる。
今日は 和田家の関ヶ原だ。
負ければ 首をはねられる。
清宮を告発する日だろう。
その闇が暴かれる…。
〈TELASAでは
第1話から配信中〉
〈最終回の前に 一気見を!〉
〈さらに アナザーストーリーも
独占配信中〉