【プレミアムドラマ】山女日記3(4)「女神の微笑む森・八ヶ岳」[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

【プレミアムドラマ】山女日記3(4)「女神の微笑む森・八ヶ岳」[字]

柚月(工藤夕貴)は父(田中健)に、村長の弥生(若村麻由美)と二人で白馬岳に登ったことを問い詰める。昭一は逆に、自分こそ岳人(中村俊介)と身を固めろと言い返す。

詳細情報
番組内容
柚月(工藤夕貴)は父・昭一(田中健)に、彼が村長の弥生(若村麻由美)と二人で白馬岳に登ったことについてその存念を問いただす。娘からたしなめられた昭一は逆に柚月に向かって、自分こそ岳人(中村俊介)と身を固めたらどうだと詰め寄り、親子の想いはまたもやすれ違う。一方、議員の舘村(新藤栄作)は、弥生と昭一が仲むつまじく登山する様子を盗撮した写真を入手し不敵に笑う。そして、柚月は八ヶ岳の仕事へと向かう。
出演者
【出演】工藤夕貴,若村麻由美,中村俊介,本仮屋ユイカ,関谷奈津美,一双麻希,新藤栄作,鬼倉龍大,田中健
原作・脚本
【原作】湊かなえ,【脚本】吉川次郎
音楽
【音楽】窪田ミナ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 美咲
  2. 結衣
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  18. 人生
  19. 赤岳
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(柚月)<山に登る。

自分の力だけを信じて 一歩 また一歩

足の置き場を探して登り続ける>

<一人で生きていける
ずっと そう思っていた。

人は誰もが孤独だと。

でも 本当にそうだろうか?>

<山で会いましょう>

お母さんが一番登りたかった山。

3人一緒だったらよかったのにね。

(岳人)立花柚月さんって
ご存じないですか?

お父さんって…。 ええ!?

仕事が終わって 東京に帰る時が
一番寂しい。

自分一人の力で 人生切り開くなんて
やっぱりできない。

(弥生)支えになってください。

私の心の支えに。
(シャッター音)

白馬岳だって。 よりによって…。

♬~

(結衣)ちょっと速いよ 美咲。

少しは周りの景色もさ…。

ハア~…。 えっ?

うわ~… 八ヶ岳?
ハア ハア…。

(美咲)決めた 結衣。 え?
来年は あれに登ろう。

登るって 自転車じゃなくて?

そう 登山。
前からやってみたかったんだ~。

アハハ… でも 来年って…
卒業したら離れ離れだよ 私たち。

近いよ 東京と福岡なんて。
その気になれば いつだって会える。

でしょ?

やっぱりさ あっちに帰らないとダメ?

え? あ ほら 先生なら
東京だってなれるじゃん。

何も九州まで…。
自分の生まれた場所で教えたいの。

それが夢だから。

大丈夫だよ。
結衣なら一人でも頑張れるよ。

部活だって4年間も
やめずにやってこれたじゃない?

(美咲)行くよ~。

♬~

(昭一)言いたいことが…。
お父さんさ…。

お父さんさ 本気なの?
何が?

だから 弥生さんとのこと。
本気でつきあうつもり?

それならそうって
はっきり言ってくれればいいじゃない。

私がいないの見計らって
2人で山なんか行って。

それも白馬岳。
俺が彼女と親しくするのは

そういう感情とは違う。
彼女の姿勢や考え方に共鳴したからだ。

それが ほれてるって言うの。

別につきあうなって
言ってるわけじゃない。

でも この村は狭いし
うわさになるし 目立つし。

とにかく 弥生さんの
迷惑になることはやめてほしい。

じゃあ 結局
つきあうなっていうことか。

お父さん 年いくつよ。
それに お母さんのことだって 少しは…。

年寄りにだって 人生の選択権はある。

誰にほれようと俺の勝手だ。
お前の指図は受けん。

お父さん…。
そんなことより もっと自分の心配をしろ。

山根君といったか。
なかなか感じのいい男じゃないか。

だから 彼は同級生だって。
話をすり替えないで。

親の心配なんかするよりも

もっとしっかり自分の人生と
向き合えって言ってるんだ。

お前はまだ若い。
若くない。

時間を無駄にするな。

本気で後悔してからじゃ 遅いんだ。

県庁の米田さんに お礼のメール。

それと 明日の松本の会議の資料
もう一度見せて。

(あかね)はい。

まだ少し時間ありますけど。
コーヒーとか。

今日はいいわ。 ありがとう。

(安田)舘村議員。
(舘村)あ…。

引き続き頼むよ。
はい。

ほう いいじゃないか。

これで やっと
あの女の鼻を明かせるなあ。

よくやった。

回想 もっとしっかり
自分の人生と

向き合えって言ってるんだ。

♬~

(シャッター音)

♬~

(バスの停車音)

あ~…!

アハ…。

元気!? うん 元気…。
会いたかった~!

本当 久しぶり。
うん フフッ…。

仕事は? うまくいってる?
うん まあね… 美咲は?

ほら もう慣れた? 学校。
え~ 高校生相手だから 毎日が大変。

全然 言うこと聞いてくんないし。
ストレスたまり過ぎて死にそう。

え でもさ 本当に大丈夫?
何?

ネットで見たけど やっぱりすごい所だよ
これから行く山って。

私たちだけでさ 本当に大丈夫かな?

うん~ ダメかも。
ええ?

だから 思い切って
助っと頼んじゃった。

助っと?
もうすぐ来るころだと思うけど…。

あっ。
えっ 誰?

私たちを導いてくれる
女神様かな?

え…?
フフ。

おはようございます。
おはようございます。

ご予約いただいた 前田美咲さん
野上結衣さんですね?

登山ガイドの立花柚月です。

今日から3日間 八ヶ岳の赤岳登山を
サポートさせていただきます。

よろしくお願いします。
連絡した前田です。

よろしくお願いします!
お願いします。

あと それと
これ 注文いただいてた帽子です。

あ~!
帽子?

立花さんはオリジナルの帽子も
作ってらっしゃるの。

お二人の写真をイメージして
作りました。

はあ~… かわいい!

こんなふうになるんだ~! すてきです。

へえ~。

はい。
え…?

登山デビューの記念に。

かぶってみて。

かわいい。
(2人)フフフ…。

お二人とも バッチリお似合いです。

はあ~。 あっ それと これ。
はい。

忘れないうちに
お返しします お写真。

これ。 フフフ…。

ああ~ これ…。

(美咲)あ~ 本当にかわいい。

(小声で)ガイドさん
頼むなら頼むって

どうして先に
相談してくれなかったの?

お金なら心配しないで。
私が もう全部払ったから。

そうじゃなくって…
でも それも困るけど。

山に登りたいって言ったの私だし。

もう社会人だから私たち。 ね?

(美咲)すいません。
いいえ。

じゃあ ぼちぼち支度して
出発しましょうか。

は~い。

八ヶ岳って 森を歩く分には

雨の日でも
す~ごくいいんですよねえ。

特に北八ヶ岳なんか

もう 本当に
こけむした原生林が

めちゃくちゃ神秘的で。

美咲さんは福岡で

結衣さんは東京ですよね?
そうです。

お二人 どういうご友人なんですか?

大学の同期です。
あ~。

去年まで東京の大学で。
学部は違うけど

4年間2人とも
自転車部で一緒でした。

自転車部!
よかった~ 安心しました。

えっ そんなにきついんですか?
この山。

はい めちゃくちゃ きついです。
(2人)えっ!

冗談です。
(美咲)あっ 何だ…。

大丈夫です。
2人なら 大丈夫です。

(結衣)へえ~。
(美咲)びっくりしたあ~。

♬~

木道ぬれてる箇所は
滑りやすいので

足置く時
気を付けてください。

靴底をね できるだけ
フラットにするとね

ちょっと安定しますので。

あ~ よく見えてますねえ。

ご注目~。
(美咲)あ~。

あそこに見える

お坊さんの後ろ姿みたいな岩峰
見えてますよね。 (美咲)はい。

あれが大同心です。
(美咲 結衣)へえ~。

岩登りのクライマーたちの
憧れの聖地ですねえ。

(美咲)えっ あれを登るの…?

(結衣)えっ… まさか。 違いますよね?
ハハ…。

私たちは 地蔵尾根っていう
ちゃんとした登山道を行きます。

あ~ びっくりした~。
ハハハハ。

すっごい楽しみ~。
ワクワクするね~。

明日もきっと晴れますね。

(美咲)ほら~ この森には
女神様がいるよ~ 絶対。

♬~

ここですね クロユリ。

は~。 どうぞ。
わあ~!

あの 私
あの ロビーの方にいますので

よかったら 何でも声かけてください。
(美咲)はい。

じゃあ お疲れさまでした。
(美咲 結衣)ありがとうございます。

ごゆっくり。

あ~!

あ~… ク~!

アハハ! 最高~!

好きな場所って 何もそんな ど真ん中。
(美咲)フフフ…。

いいじゃない
まだ誰もいないんだし。 早い者勝ち。

じゃあ 私も…。

フフ…。
はあ~。

フウ~…。

いい所だね~ 静かで。

う~ん。
まるで時間が止まったみたい。

はあ~。
ありがとね 美咲。

え…?

一年前の約束 忘れないでいてくれて。
ありがと。

忘れるわけないじゃない。
たった一人の親友なのに。

本当?

疑うんだ。

いや そうじゃないけど…。

素直じゃないなあ 結衣は。

昔っから ちっとも変わんない。

フフッ…。

(美咲)え…?

ああ フフ… ありがとう。

前田です。 前田美咲。
よろしくね。

野上です。 野上結衣。

ユイってどんな字?
結ぶに衣…。

あ~ 結衣ちゃん。

かわいい。 フフ…。

じゃ…。

(美咲)あ 突然だけど…。

自転車とか興味ないですか?

自転車?

あ… 自転車部なの 私。

でも 1年生 私一人しかいなくて。

もし興味あれば 結衣ちゃんも
入部しませんか?

乗れるよね? 自転車。

乗れない。
ええ!?

(結衣)うっ…。
(美咲)股関節 もっとしっかり曲げて。

(結衣)股関節…。
そうそう…。

で 回る時は お尻から回るイメージで。

(結衣)お尻から回る…。
(美咲)そうそうそう。

ああっ…。
ダメダメ理屈で考えちゃ!

もっと心を自由にしなきゃ。

心を自由にって…。
自転車も体の一部って思えばいいの。

歩く時に いちいち 足の動かし方なんて
考えないでしょ?

うん…。
ほら もう一回!

♬~

(内野)
は~い じゃあ準備しましょう。

内野さん。
ご無沙汰っす。

柚月! 久しぶり。
ハハ 偶然で。

そうそう ガイドの西山
ヒマラヤ遠征 今度行くって。

ああ~ すごい。
みんな頑張ってるなあ~。

じゃあ 今度のレスキュー研修会でね。
あっ OKで~す。

は~い またね~。
お疲れさまでした~。

山根君! 何してんの? こんな所で。

いや 君こそ どうして…。
え 私は仕事。

若い女性を案内して
地蔵尾根から赤岳まで 3日間のツアーで。

ってことは 明日 天望荘?

そう…。
えっ もしかして 山根君も?

うん。 うわ~ すごい偶然!
ハハ…。

来年の山岳雑誌用で
八ヶ岳を北から南へ撮り歩いてる。

天気がよければ あさって

赤岳の山頂から
御来光を ねらうつもりだ。

すごいねえ。
(シャッター音)

あっ妹さん 花奈さんだっけ。
ああ。

元気してる?
あいつは 結婚の準備に追われてる。

結婚?
うん。

そうか おめでとう。

山根君は 寂しくなるね。

いや。

けど やっぱり 山は一人がいい。

(美咲)
山小屋でステーキなんて すごすぎ!

この小屋の名物なんですよ。

でも毎回これが出るわけじゃないんで。

これに出会えるって
すごくラッキーです。

え~ やっぱり女神様が微笑んでる~!

分かった 分かった。

ごめん ちょっと…。
あ すいません。

あ もしもし お疲れさまです。

はい あ はい はい…。

あ… 結衣さん。

はい?
私 ひっくり返しときます?

あっ! いえ すいません
やります…。

誰?

学年主任の先生。

はあ~あ。

うちのクラスの女の子
無免許でバイトしてるの見つかったって。

で どうして こんな時に
山なんか登ってるんだって

どなられちゃった。
えっ 帰るの?

まさか。 ちゃんと休暇申請してるし。

先生だからってさ 休みの日まで
行動制限されるの 絶対おかしい。

そう思いません? 立花さん。

いや 何か そういう
暗黙の空気っていうか ありますよね。

何か大変なんだね 美咲も。
う~ん。

あっ そういえば 結衣さんって
どんなお仕事されてるんですか?

ああ~ えっと 私は…。
この子は化粧品メーカーの研究員。

お~!
商品開発だっけ?

ああ… うん。 まあ あのでも…。

前はメークなんて 全然興味なかったのに。

今日 久しぶりに会ったら
急にきれいになってて びっくり。

ね~?
いいなあ~。

でも… もう辞めたから。

え?

仕事 辞めたんですか?

あ~…。

いつ?

先月。 だから 今 無職。

ハハハ…。
アハハハ。

どうして!?

職場と どうしても合わなくってさ…。

黙ってて ごめん。

美咲さん?
美咲…?

(ドアの開閉音)

美咲…。

何で黙ってたの? そんな大事なこと。

だから ごめんって謝ってるじゃん…。

何で相談してくれなかったのって
言ってるの。

私たちの関係って その程度?

私って そんなに頼りない人間ですか?

何か めちゃくちゃ悔しいんだけど。

私のせい?

え…?

私が 一人で福岡に帰っちゃったから。

今更 相談するに値しない相手だって
思った?

違う。 そんなんじゃない。

だったらどうして…。

本当の理由って何?

え…?

職場と合わないぐらいで
あなたが辞めるわけがない。

それは一番私がよく知ってるから。

話してくれないんだ。

ごめん。

そっか…。 だったら言わなくていい。

もうやめよう こんな話。
ステーキ焦げちゃう。

飲もう。 せっかく
久しぶりに会えたんだし。 ね?

あ… すいません。

結衣さん お肉食べましょ。

すみません… 今 行きます。

あの 私も 登山ガイドになる前は
会社員だったんです。

理想と現実のギャップに
悩んで…。

そんな時 山に出会いました。

年の功っていうのも何なんですけど。
もし 同じ女性として

私に何か できることがあったら
何でも言ってください。

ありがとうございます。
でも… 無理なんです。

これだけは
誰にも分かってもらえないと思うから。

♬~

(城間)あっ そういえば
野上さんが あれってうわさ

やっぱり 本当らしいよ。
(中澤)でしょ? 絶対そうだって

前から言ってんじゃん。
ああいう子って絶対そう。

(佐藤)そういえば私
しょっちゅう見られてる気がする。

目が合う とすぐそらして。
(中澤)え~ 気色悪~。

(城間)つきあってあげれば?
案外新しい世界が広がるかもよ~。

(佐藤)無理。 それだけは絶対無理。
(中澤)じゃあ 私つきあおうかな。

(城間)やめときな。
(中澤)何か もてそうじゃん…。

(泣き声)

♬~

それでは 出発OKですか?
(美咲)はい。

ここから行者小屋までは
比較的 なだらかな登りが続きます。

ゆっくりとね コンディション
整えて行きましょう。 (2人)はい。

♬~

日本の苔は え~ 800種類。

え~ さてさて 八ヶ岳の苔は
何種類でしょうか?

1「100」。 2「300」。 3「約500」。

さて どれでしょう?
(美咲)え~ 500!

500。 結衣さんは?
(結衣)100。

正解は ドルルル…。
(2人)フフフ。

美咲さんです。
(美咲)やった~!

よく山 見えてますねえ~。

(美咲)あ~ お天気だ。

こちら ちょっと
来てみてください。

昨日からね ずっと見えてた
大同心。

ずっと 重なって
見えづらかったんですけど

右手にね 小同心 見えますね。
(美咲)あ~。

あそこね。 で そこから右手に
ず~っと横岳 続きます。

で そのあとにですね
こっちの方まで下りてくると

正面に見える小屋。
あれが赤岳天望荘です。

で 右手に見える大きな山ありますね。

あそこが 私たちが行く赤岳になります。

(美咲)ああ…
あそこまで行くんだ 私たち。

おっきいですね。
(美咲)アハハ…。

で 正面にね
ちょっと 見てもらうと

縦に 尾根に続いてる
縦の線 見えますか?

あそこが
これから登る 地蔵尾根になります。

(美咲)すご~い!

いや~ 休憩しなくて大丈夫ですか?
(美咲)大丈夫です。

(結衣)はい…。
じゃ ぼちぼち行きましょう。

さすが 自転車部ですね~。
(美咲)フフフフ。

ここを撮りたいんですけど
天気 どうですかね?

山根君 おはよう。
ああ…。

あ~ 猪熊さん!
こんにちは。

アハ… ご無沙汰してます。
ご無沙汰してます。

ちょっと自分 先ありますんで…。
ああ 分かりました。

ありがとうございました。
はい また。 気を付けて。

(猪熊)じゃあ 気を付けて。
ああ。

あっ 紹介するね。
お客様の 前田さんと野上さん。

こちらは 山岳カメラマンの
山根岳人さん。

その世界では かなり有名な人。
(美咲 結衣)へえ~。

で 私たちは大学の同級生。

本当に!? よろしくお願いします!
よろしく。

あ せっかくだから
3人で記念写真でも撮ろうか?

あ いいの?
え~ プロの方に? すごいね!

あ~ じゃあ そこがいいな
そっちに。

やった~! ちゃんと送ってくれる?
もちろん。

私はいいから 2人でとりあえず…。
いや 立花さんも

入ってください。
そこに並んで。 一緒に…。

じゃあ… いいですか?
よし。

じゃあ 撮るよ~。
はい。 は~い。

ああ… 2人 ちょっと
ぎこちないかなあ~。

いくよ せ~の…。
(シャッター音)

はい ここから先は
ヘルメット着用がマストになります。

でね 今 ザックに付けてる水筒とかね
そういったもの

必ずザックにしまってください。
(2人)は~い。

落ちた時にね
大事故になりかねませんので

よろしくお願いします。
(2人)はい。

使い方分かる?

かぶったら
後ろのダイヤル回すんだって。

一応 練習した。

ゆうべのこと 気にしないで。
え…?

結衣と会えただけで
私は十分だから。

私も それだけが一番の楽しみだったから。

フフッ…。

♬~

鎖に頼り過ぎないで そうそうそう。

足をね しっかり固めてから
先に進んでください。

上手です。 あと もうちょっと。

ご苦労さまです。

ハア ハア…。
いいですね 美咲さんも。

(美咲)おいしょ…。 ハア ハア…。
は~い お疲れさまです。

あともう少しで 頂上ですね。

わあ まだあるんだ…。
うそでしょ…。

ここから先は
しばらく岩登りが続きます。

でね 三点確保って
聞いたことありますか?

(2人)はい…。
ちょっと 説明しますね。

まず 両手両足ありますよね。

で この4点のうち
動かしていいのは1点だけ。

ちょっと デモンストレーション
してみますね。

まず手を固めます。

で このあと足を上げて
今度は足に乗ります。

で 次ね 動かしていいの
1点だけですから

手を固める。 そして足を上げる。

で 登ります。

この三点確保だけ 守ってもらえれば

まず落ちることはありませんから
安心してください。

それと もう一つ大切なこと
落石を起こさないことですね。

落石を起こした時には
とにかく

「ラーク!」 と
おっきな声で叫んでください。

ラーク?
はい。 落石のラクです。

落ち着いて そうそうそう
左手固めて。 そう。

はい そして右手も しっかり。

大丈夫ですよ。
OK! OK! OK!

もうちょっと もうちょっと。

あ~ OKです。

あ~ お疲れさま。 よ~し。

お疲れさまでした~。

今日一番の難所 クリア。
地蔵頭に到着しました~!

ご苦労さまでした~!

フウ~! イエ~イ!

山小屋まで近いですけど
ここ 本当にすばらしい絶景なので

ちょっと早いですが
お昼にしましょう。

(2人)はい。
各自ね 安全な場所確認して。

広げてください。
(2人)は~い。

おいしょ…。 おっと…。
お疲れさまでした。

やった! ホッとしたら急に
おなかすいてきちゃった。

でしょ~
そんなもんなんですよね~。

よいしょ。 気を付けてね。
はい。

ハア ハア…。

よいしょ。

うわ~…。

あっ!
(倒れる音)

結衣さん!

(美咲)結衣!

動かないで!

そのまま絶対に動かないで!

結衣!

どうした!?
お客さんが… 確保お願い!

分かった!

取っちゃダメ!

あ…。

うっ…。

もうちょっと 緩めて。
緩めて…。

いい? はい… 確保!

いい? そのまま ちょっと引いて。
OK!

うう…。

よいしょ…。 もう少し!
うう…。

ああ… よかった。

よかった 結衣…。
本当よかった!

美咲… 帽子… ごめん。

バカ そんなのいいから。

(泣き声)

(美咲)離さない… 何があっても
あなたのこと離さないから。

うう…。

山根君 ありがとう。
よかった。

(美咲 結衣)ああ~…。

美咲さん 結衣さん
お疲れさまでした!

本日お世話になる
山小屋に到着です!

あ~ ありがとうございます
立花さん。

よく頑張りました。

結衣さんも 無事でよかった。
(美咲)山根さんも 本当に。

よく頑張りました。
(美咲)ありがとうございます。

あ~ せっかくだから
山小屋バックに撮ろうか。

いいの? うん。
ありがとう!

結衣さん?

ゆ… 結衣?

どうしたの? 結衣。

気分でも悪い?

何があっても離さないって
どういう意味?

福岡に帰って分かったの。

私に一番必要なのは
やっぱりあなただって…。

ダメだよ…。

え…?

やっぱり うまくいきっこない。

まさか
あなたが会社辞めた理由って…。

世の中で言うほど
本当は理解なんて得られない。

それが現実だから。

理想だけ言っても意味ないから。
ううん 平気。

そんなの全然平気。

結衣のためなら闘える。

そんな偏見 いくらでもはねのけてやる。

だから それがつらいの!

そうやって美咲が私のために
頑張って 結局傷ついて。

それを見るのが一番つらい。

私は今のままでいい。
美咲の気持ちが聞けただけで十分。

それだけで 私 もう…。

(美咲)結衣…。

♬~

(岳人 柚月)あの2人…。

あ…。

あの2人見てるとさ
何か学生時代の時 思い出す。

何をするにも まっすぐで

怖いものなんか
な~んもなかった あのころ。

ああ…。

野フェスにも行ったよね。
野外フェスティバル。

あの時も楽しかった~。

俺が君に 初めて将来の夢を話したのも
あの時だったなあ。

そうだね。

やっぱりあるのかな? 運命って。

運命か…。

♬~

美咲さん。

よかったらどうぞ。
私がいれました。

結構 こだわってますよ。
頂きます…。

あれ 結衣さんは?
ああ 夕日を見たいって 外に。

ああ… 一緒に行かないんですか?

うん…。

彼女と
ここに来ることだけが楽しみで…

だから 今まで頑張れたのに…。

だったら…。

大事な時ほど あと一歩が踏み出せない。

結局 後悔ばっかり。

ああ おいしいです。
よかった。

結衣ってさ… 夢ってある?

あるよ もちろん。

何?
言ったら 夢じゃなくなるから。

どうして?

どうしても…。

そう。 私の夢はね…。

何…?

やっぱり言わない。

見て見て 星がすごいよ!

山に登ったら もっと
きれいなんだろうなあ~。

一緒に見ようね 来年。
絶対だからね 結衣!

うん…。

♬~

結衣さん。

よかったら どうぞ。
私がいれました 寒いでしょう。

ありがとうございます。

いや~ 本当だったら
ここに赤岳が見えてて そっち側に

阿弥陀岳が見えてるんだけどな…。
山は…。

山は 何て答えたんですか?
立花さんに。

会社を辞めようか
悩んでらっしゃった時。

山は何も答えてくれなかった。

ただ 山は
そっと背中を押してくれただけ。

山では どんなうそも 通用しない。

本当の自分と向き合うしかない。

結局 自分の意思で
一歩踏み出すしかない。

誰の意思でもなく 自分の意思で。

その 最初の一歩を踏み出す勇気が
大事なんだって

山が教えてくれた気がする。

最初の 一歩…。

(美咲)ダメダメ! 理屈で考えちゃ

もっと心を自由にしなきゃ。

♬~

野上さんがここまで来れたのは
野上さん自身の力。

そのことを もっと信じてもいいと思う。

本当に愛する人がいるなら なおのこと。

♬~

あっ もう見えてきましたよ。

はあ~。

♬~

おめでとうございます。
赤岳 2, 899メートル 登頂です。

ご苦労さまでした。
ああ 富士山 きれいに出てますね。

(シャッター音)

♬~

(美咲)見て 結衣。 すごいよ。 本当すごい。

うん… このために来たんだ 私たち。
1年かけて。

これ… 一つあげる。

かわいい。 どうしたの?

登る前に登山口で買ったの。

帽子の代わりにはならないけど
よかったら 持ってて。

おせん別?

ううん。 次に会うまでの お守り。

私 決めた。
やっぱり福岡に行く。

結衣…。
それが 私の夢だから。

私も 美咲のいない人生なんて
考えられない。

それが うそ偽りのない
本当の気持ちだから。

家族にも ちゃんと本当のこと話して
認めてもらうから。

それまで 待っててほしい。

うん もちろん…。
決まってるじゃない。

(美咲)愛してる。

ずっと言いたかった。

それが 私の本当の夢。

(泣き声)

愛してる… 愛してる…。

♬~

女神が微笑んでる。
え…?

(2人)フフ…。

愛の形は さまざまだけど
一つだけ確かなのは

人を愛する気持ちに
うそはつけないってことか。

年寄りにだって
人生の選択権はある。

誰にほれようと俺の勝手だ。
お前の指図は受けん。

♬~

ハニー ただいま~。 どうした~?
待っててね。

♬~

(昭一)はい… はい~。

…はい! ちょうどいい。
は~。

ちょっとだけ
コツがつかめてきました。

何だ 戻ってたのか。

柚月さん… お帰りなさい。

ハニー 迎えに来ただけだから。

柚月さん?
(ドアの閉まる音)

(ハニーの鳴き声)

(急ブレーキの音)

あっ ハニー…。 あ~…。

はあ…。

♬~

偶然って重なるもんだな~と思って。

ここからが正念場よ~。

お母さんの気持ちを考えたら
どうしても 許せない。

柚月ちゃんのこと知ってるんだ?
岳人君。

あなたはクビ
ここからは 私一人で行くから。

今回ばかりは
私に従っていただきます!