恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~#03[解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~#03[解][字][デ]

主演・杉咲花!勝ち気だけど恋には臆病な盲学校生×強面だけど根は純粋な不良少年。ある日、出会った運命の二人!笑って、泣けて、時々ハッとする、新世代ラブコメディー!

出演者
杉咲花、杉野遥亮、奈緒、鈴木伸之、田辺桃子、細田佳央太、生見愛瑠、堀夏喜(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、濱田祐太郎、ファーストサマーウイカ、戸塚純貴、古川雄大、岸谷五朗
番組内容
ユキコが無職のヤンキー・森生と会っていることを知り、姉・イズミは激怒。一方、ユキコに背の高い自分の声が届きにくいと知った森生は、身長差を埋めるべく、ハイヒールをプレゼント。さらに森生は、イズミに認めて貰うべく就活を始める。そんな中、森生のプレゼントは手違いでイズミに渡ってしまい…!?心配性のイズミと、森生との出会いで新しい世界を知り始めたユキコ。お互いを思うあまり、姉妹は激しく衝突してしまい…!!
監督・演出
【演出】 狩山俊輔
原作・脚本
【原作】 「ヤンキー君と白杖ガール」
        うおやま(KADOKAWA)
【脚本】 松田裕子
音楽
【主題歌】 JUJU「こたえあわせ」
         (ソニー・ミュージックレーベルズ)
【音楽】 得田真裕
制作
【チーフプロデューサー】 
 加藤正俊
【プロデューサー】  
 森雅弘
 小田玲奈
 鈴木香織(AX-ON)

【制作協力】 AX-ON
【製作著作】 日本テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. ユキコ
  2. 黒川
  3. お姉ちゃん
  4. オトメ
  5. 大丈夫
  6. ウソ
  7. ドア
  8. プレゼント
  9. ホント
  10. 一緒
  11. 黒ヒョウ
  12. 彼氏
  13. サーセン
  14. ハハハ
  15. 獅子王
  16. 草介
  17. 無理
  18. イズミ
  19. ダメ
  20. バイト

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(赤座ユキコ) <私は料理が好きだ>

<弱視の私が どうやって
料理をしているかというと…>

<黒いまな板の上に
白い食材をのせると

コントラストで
手元が見えやすくなる>

<包丁もガードをつければ安心>

(メッセージの受信音)

あっ。

(ボイスメッセージ: 黒川森生)
ユキコさ~ん! 黒川っす!

初メールっす!

ボイスメールって初めてで…
聞こえてますか~?

朝から 声デカっ。

あの… お姉さん
あの後 大丈夫でしたか?

(赤座イズミ)ユキコ

お姉ちゃん…
あっ どうも…

ユキコ もう この人には
会いたくないって言ったよね?

あの…
私にウソついたんだ?

いや 違うよ
ウソとかじゃなくてさ…

あなた 学生には見えないけど
何やってるの?

えっと…
仕事は?

今は…
まさか無職?

えっと…
論外!

ユキコ 帰るよ
はい

あっ あの…

黒川 じゃあ!
あっ はい また!

《一夜明けて リセットされてると
いいんだけど》

(ドアが開く音)

おはよう。

《全然されてない!》

あっ!
えっ?

ちょっと 包丁!

危ないから 1人の時は使わないで
って言ったでしょ。

でも ガードつけてるし。

だからって
何があるか分かんないでしょ。

どいて あとは私がやるから。

あのさ

黒川のことだけど…。
ダメだよ ヤンキーなんて。

ユキコの相手は ユキコを守ってくれる
ちゃんとした相手じゃなきゃ。

いや 相手って 別に…。

付き合ってるとか
そういうんじゃないしさ。

だったら 話は簡単。

もう会うの やめなさい。

お姉ちゃんに
そんなこと言われたくないし。

はぁ?

(赤座誠二)
おはよう! お~ いい匂いだ~。

みそ汁の匂いがする朝ってのは
最高に幸せだよなぁ。

ハハハ…。

あれ?

お呼びじゃない感じ?

はぁ…。

ユキコさん 危ない!

あ~ ちょっと! 痛っ!

あ… すいません!

いやいや… ユキコさんの目の前に
木の枝が張り出してて

ぶつかって 痛ぇ思いしないように
って 頭の中 それしかなくて。

黒川の手のほうが
結構 痛かったけど。

サーセン。

ウソ ウソ ありがとう。

あ… どうぞ。

ありがとう。

あっ そうだ。

昨日 お姉さん あの後…。
(バイクの走行音)

えっ?

あっ 聞こえませんでした?
うん。

(大声で) 昨日 お姉さん…。
デカいデカい 今度はデカ過ぎる。

難しいっすね。

黒川は極端なんだよ。

サーセン。

で お姉ちゃんが何?

あっ あの後 大丈夫でした?

大丈夫ではないかなぁ。

マジっすか?

うちのお姉ちゃん
心配性過ぎるからさ。

けど 分かります。

お姉さん的には こんな…。
(工事現場の作業音)

ん?

ん?

ユキコさん
積極的っすよね ホント。

違うよ!
工事で声聞こえないから。

なるほど。

うっせぇんだよ オラ!
やめろ!

サーセン。

私さ 人の声が聞こえないと
ちょっとストレスなんだよね。

えっ?

人の声が聞き取れなくて
ストレス ありますよね。

芸人の濱田祐太郎です。

僕は生まれつき
目が悪くて

ほとんど
見えていないんです。

街は いろんな音で溢れています。

音は見えない人にとって

視覚を補う
大事な情報源なんですが

普段 何げなく
耳にしているような音

例えば…。
(指を鳴らす音)

車のアイドリング音。

ユキコさ…。
(車のアイドリング音)

(指を鳴らす音)
人の話し声。

(話し声)

(指を鳴らす音)

ロマンチックといわれがちな
雨の音すら

見えない人にとっては

聞きたい音を遮る
天敵になったりするわけです。

ちなみに僕も

いろんな音が溢れる駅前を
1人で歩いている時に

「濱ちゃん」って言われたような
気がしたんですけど

それは
全然知らない人が

「麦茶」って言ってた
だけやったんです。

まぁ どっちか迷ったら
笑ってください。

なるほど。

それに黒川の声は
どうしたって届きづらいしな。

えっ 何でですか?
俺には何かが足りないんすか?

身長差だよ。

黒川はデカくて 私は小さいから
口の位置も耳の位置も遠いでしょ。

そっか それは気付かなかったな。

私も あと10cmくらい
背高かったら

黒川の声も届くだろうし

いろんな洋服も
似合うんだろうなぁ。

これなら届きますか?

今 どんな体勢?

膝ついてます的な?

は?

(黄多) 赤座さん 校門の前で
何 イチャついてんの?

黄多先生?
えっ ユキコさんの先生?

…と お友達?
赤座さんの担任の黄多で~す。

(空) えっ もしかして黒ヒョウ?
空ちゃん 空ちゃん…。

はい おはようございます
黒川っす。

えっ!
私 同じクラスの紫村 空です。

やっと会えた! あ~ うれしい!
ちょっと 何してんの?

同じく青野です。
どうも。

(空) お~。
じゃあ ここで! 空ちゃん行って。

結構 黒ヒョウって
優しい声してるんですね。

あざっす。
へぇ~。

ねぇ イチャつくって
2人は何をしてたのかな?

ハハハ…。
もしかして…。

いや でも そんな…。

楽しんで!

いってらっしゃい ユキコさ~ん!

(花男) これ うまっ!
(草介) う~ん イケる!

(橙野 茜) だっしょ~!?

ポップコーンパフェ
うちの看板商品 目指してるから!

あ~ 見つかんねえ。

ん? 何が?

ケンカ必勝法でも調べてんのか?

背縮める方法ねえかと思ってさ。
はぁ?

あと10cm
小さくなりてぇんだよ。

随分 ぜいたくな悩みだな。

その10cm もらえるもんなら
俺がもらいてぇよ!

んなデカくなりてぇなら
シークレットブーツ的なの履けよ。

(花男)
それじゃ脱いだ時 ハズいだろ
俺はモテたいんだよ。

草介 ナイスだ。

(草介) えっ 俺?
サンキューな。

(草介) 何がナイスだったんだ?
分かんねえ。

あぁ… もし お姉さんが出たら…。

けど ここは…

行くしかねえ! あぁ…。

(チャイム)

(インターホン:誠二) はいはい。
えっ お父さん?

(インターホン:誠二) 「お父さん」?

(誠二) ん?

ん?

ん~?

ピンポンダッシュか?

ん?

すいません 予想外過ぎて…。

よろしくお願いします。

誰だったの?

誰もいなかったんだけど
こんなものが。

ヤダ 気持ち悪い
不審物じゃないの?

いや 何か プレゼントみたいだぞ。

えっ?

ヤダ… もしかして コウジ?

コウジ? あっ 美容師の彼氏?

この間 別れたから元彼。
え~ いつの間に?

でも 何で今更…。

そりゃあ
より戻したいんじゃないのか?

え~? あの浮気男が?

何だろうな…。

今更?

今更?

はい~ 「サブスクで服をレンタル
2万6000円払う」?

ふざけんなよ!
ハハハ! 高っ!

やだ~!

で あんたら
何時間 ここにいるつもり?

夜中の道路工事のバイトまで
暇なんで。

は? ここは あんたらの
たまり場じゃないんだからね!

いいじゃないっすか 客いねえし。
あぁ?

(橙野ハチ子) 森生は?
ユキコさんとこ行ってんじゃね?

(茜) ユキコちゃん
明るくて いい子だよね。

(草介)
そうっすよね かわいいしな。

(花男) ん? ああ…。
コンビニ行って来る。

(茜) 意外とお似合いかもね。

あの森生がデレるとか
キャラ変だろ。

(誠二) ユキコ。
ん?

イズミに元彼から
プレゼントが届いたんだよ。

えっ?
ちょっ…。

別に プレゼントっていうか…。

黙って置いてくとか
小心者だよね。

そうなんだ。
早く開けてみろよ。

え~?

仕方ないなぁ もう。

箱…。
そりゃそうだろ。

おっ。

あ~ かわいいじゃないか。

何だったの?

これ。

ハイヒール?

うん… こんなかわいいデザイン
履かないのに。

ホントは こういうのを
履いてほしいってこと?

ユキコさ~ん!

おはよう 黒川。
おはようございます!

あっ…。

えっ?

あ いや…。

ん? 何かあった?

サイズ合わなかったっすか?

ん?

店の人に身長とか伝えて
こんくらいじゃないかなって。

何の話?

えっ?
えっ?

いや 昨日 ユキコさんに直接
プレゼント 渡すの恥ずかし過ぎて

ドアの前に置いてったんすけど。

えっ? そんなの…。

あっ! えっ? もしかして あの

赤い靴?
はい!

あれ 私にだったの?
はい。

えっ カード付いてませんでした?

いや なかったと思うけど…。

まさか…。

入れ忘れてました。

ったく…。

あ~!
えっ 何 何 何!?

俺は何てバカなんだ!

ユキコさん あんなヒール高ぇ靴
危ねぇだろうが!

あぁ… すぐ ぺったんこの靴に
かえて来ます。

ちょっと待って いいよ いいよ!
けど…。

でも 何で あれを私に?

いや… いいっす。

えっ? 黒川。
マジ忘れてください。

じゃあ さっきのカード見せて。
あっ 捨てました。

ウソつくな。

はい。

♬~

ユキコさんが
10cm高くなれば

もっと近づけるんじゃ
ないかなって…。

マジ バカでした。

こないだ 私が言ったからか。

はい 俺 そのことしか頭になくて
ホント…。

うれしい。

えっ?

ありがとう。

えっ? あ… いや…。

あ~!
えっ?

ヤバい! あれ お姉ちゃん
自分のだと思っちゃってるわ。

えっ!?

あ~ でも…。

大丈夫 絶対取り返すから。

黒川からのプレゼントだし。

ユキコさん…。

じゃあ 行って来る。

いってらっしゃい。

(空の声) いいねぇ 黒ヒョウ。

(空) そりゃバカだけどさ
その気持ちが うれしいじゃん。

まぁね。
これはギリギリ

絶妙にいいよ。

やっぱ そう思う?
思う思う。

黒ヒョウ
いい彼氏になりそうじゃん。

彼氏って…。

ねぇ 今
僕のこと噂してなかった?

(ユキコ:空) 全然。

でも 「いい彼氏になりそう」
とかって…。

その話の どこが
青野につながるのよ?

いや 僕
自分で言うのも何なんだけど

結構 優良物件だと思うんだよね。

顔も そこそこいいみたいだし
成績もまあまあ 性格もいいし。

どう? 紫村さん。

は? 何で私に薦めるのよ。

そりゃあ…。
あっ そんなことより ユキコ

靴 早く取り戻しなよ。

うん。

「そんなこと」って… ひどい。

あ~ 昨日のバイト
めちゃくちゃしんどかったわ。

もう働きたくねえ。

いつも遊んでるくせに。

お前だって居候のプータローだろうが。
はぁ?

ハチ子は ここでちゃんと
茜さんの手伝いしてんだろうが。

おめぇらと一緒にすんじゃねえよ。
(ハチ子) 森生…。

あんたもな。
そうでした。

うちで水飲んでる暇あったら
パフェ頼めるぐらいに働きな。

ですよね
俺 全財産 こんだけだし。

(4人) えっ?

さすがに これヤベェだろ。
これじゃ 水しか飲めねえな。

さすがに もう大家さんも
家賃待ってくんねえし。

でも お金そんだけしかないって
何か余計なもんでも買ったの?

余計なもんじゃないっすよ ただ
ちょっと予算オーバーだっただけで。

私 お金貸そうか? 貯金あるし。

いや ひとから借りた金で
ユキコさんとデー…

映画見たり ジュース飲んだり
するわけにいかねえし。

はぁ~あ~ 俺も そろそろ
ちゃんとしねえとな。

ユキコさんに
恥ずかしくねえように。

うちのツケも たまってるしね。

サーセン。

おい。

この間が
最後だったんじゃねえのかよ?

(獅子王) ああ。

ただ…

言っときたいことがあってな。

就職する。

は?

(花男)
まさか 就職の報告に来たのか?

それで 最後とか決着とか
しつこかったのか。

ああ。

そうだったのか…。

まさか そんな なりして
ちゃんとした社会人になるとはな。

大したもんだよ。

そう褒めるな。

照れてる かわいいな。

俺 自分みてぇなヤンキーが
定職に就くとか

ぜってぇ無理だって決め付けて
逃げてたのかもしんねえ。

決めた 俺も働くわ。

えっ?
(4人) えっ?

俺 お前の後 追ってくよ。

そうか。

いや どういう流れだ これ。
2人ともヤベェだろ。

いいじゃん 男のケジメ。
(ハチ子) え~?

(機械音声)
ご利用の用途は何ですか?

撮影します。
(カメラのシャッター音)

これじゃダメだ。
撮影します。

(カメラのシャッター音)

おい…。

まだだっつってんだろうが!

クッソ… おい!

♬~

完璧だな。

お前 その格好で行ったのか?
ハハハ… ごめん 無理だった…。

ああ。

ちゃんとした格好で行かなきゃ
ダメだと思って。

で 何て言って断られたの?

会社とか店の前に
求人の情報 出してる所に

片っ端から行ってみたんすけど…。

もしかして
「黒ヒョウのモリ」?

黒ヒョウさんを
部下にだなんて無理です

すいません

今 ついさっき
決まっちゃったんだ

これ

はぁ…
やっぱ俺には無理なのかな。

(茜) 甘ったれんじゃないよ!

新卒のきちっとした子だってね

就活で何十社も
落ちまくってんだよ。

あんたは その何十倍も
苦労するに決まってんでしょ。

そうっすよね。
(草介) なぁ

いつもの格好で行ったほうが
いいんじゃない?

猫かぶったって
バレバレだったんだろ?

だったら 堂々と行くのが

黒川森生流なんじゃね?

そうだよな。

あっ お姉ちゃん あのさ…。

買い物 行って来るけど
何か欲しいものある?

プリン お願い。
分かった。

何かあった?

あの浮気男に電話したら

靴なんか知らないって。

えっ?

後ろから
女が呼んでる声がするし

最悪。

改心したかもなんて ちょっとでも
期待した私がバカだった。

じゃあ あの靴は どうしたの?

捨てた 気持ち悪いもん。

えっ!?
じゃあ いってきます。

いってらっしゃい。

(ドアが閉まる音)

♬~

よし。

うちは接客業なんで その…

その傷は ちょっと…。

このご時世
ヤバい店員が働いてるとか

SNSで噂されたりしたら
アウトだから。

そうっすか。

♬~

あっ この傷は あれですけど
頑張るんで。

傷? あぁ それは別に。

えっ?

事故か何かで?

いえ ケンカで。
えっ?

でも これからは もう…。
悪いけど

そういう問題起こすような人…
必要ないんだ。

♬~

♬~ ない…。

♬~

♬~

あった~!

♬~

俺 生きてる価値あんのかな?

はぁ…。

(着信音)

えっ? ユキコさん!?

はい。

赤い靴 気に入った。

えっ?

今 履いてる。

危ないじゃないっすか。
大丈夫だよ 家の中だし。

けど…。

ありがとう。

これなら 黒川の声 きっと届くな。

そうっすか。
それに

こんなおしゃれな靴
初めてだから うれしい。

今度 履いてるとこ
見せてもらっていいっすか?

一瞬でいいんで!

俺 全力で支えますから。

ユキコさん 好きなだけ
つまずいたって大丈夫っすよ。

つまずかなくても大丈夫なように
練習しとく。

ヤベェ。

めっちゃ元気出ました。

えっ 元気なかったの?

今 就活してて。

えっ そうなの?
はい。

けど 猫かぶってもダメ

ありのままでもダメで
不採用続きっす。

そうだったんだ。

まぁ こんなもんっすよね。

黒川のいいところ
分かってくれる人だっているよ。

俺のいいところ… とは?

えっ?

何かありますか?

そりゃ あるだろ。

教えてもらってもいいっすか?

やっぱ ないっすよね。
あ いや… あるよ。

黒川は…。

バカみたいに単純で

1つのことしか見えなくなる
猪突猛進なところがあって

やることが全部 予想外。

だから…

一緒にいるとワクワクする。

これ 答えになってないか。

いや… うれしいっす。

そっか。

あっ あの…
1つ聞いていいっすか?

何?

チョトツモウシンって 何すか?
そこ?

(玄関のドアが開く音)
あっ ごめん。

お姉ちゃん 帰って来たみたい
またね。

はい。

≪ただいま~≫

≪ユキコ~!≫

プリン買って来たよ~。

えっ?

ユキコ それ…。

ごめん
いろいろ嫌な思いさせちゃって。

別に そんなのはいいけど…。

そんなことより

ユキコに そんな危ない靴
履かせようとするなんて

あいつ 頭おかしいんじゃない?

だから それは

私が あいつの声を聞きやすく
するためだって言ったでしょ?

ただでさえ ユキコが外歩くのは
大変だってことぐらい

一緒にいれば分かるよね?

いや…。

黒川は ただ10cm近づける
ってことだけを考えて…。

それがバカ過ぎるって言ってるの。

あいつは私のことを思って
これを選んでくれたんだよ。

だからって
こんな危ないのは なしでしょ。

でも 私は うれしかったんだよ。

もう そんな怒んなくたって
いいじゃん。

違う 私が言いたいのは

こういう無神経な人と一緒だと

いつ何があるか
分かんないってこと。

大丈夫。

何で そう言えるの?

ユキコ ちゃんと現実を見なさい!

あんたは ひととは違うんだから!

イズミ。

お姉ちゃん いっつも そうだね。

「そんなの無理」

「危ない」 「やめなさい」ってさ

私のこと止めてばっかじゃん。

それは…

あんたに
傷ついてほしくないからだよ。

でも お姉ちゃんが言うようなさ
安全な道ばっか選んでたら

私 これから ずっと

何にも新しいことできないよ。

そんなの 全然楽しくないよ。

だって ユキコには
できないことが多いんだから。

ケガや事故に
いつ遭うか分かんないし

事件に巻き込まれるかもしれない。

お姉ちゃんは
私が不安の塊にしか見えないの?

は?

私が見えなくなってから
怒ったり心配したり

おせっかいなことばっかり
言って

私のこと ちゃんと見ようと
してくれないじゃん。

何言ってるの?

誰よりも私のこと腫れもの扱い
してんの お姉ちゃんだよ!

ユキコのこと一番近くで見て来たの
誰だと思ってんの!?

見てないよ。
見てる!

見てない!

(ドアの開閉音)

(泣き声)

(誠二) 気を付けてな。

いってきます。
いってらっしゃい。

ユキコ 行ったぞ。

そう。

うん…。

♬~

ったく 誰もいねえのかよ。

あっ 音声ガイド付いてる。

あっ こっちも。

こっちも…。

音声ガイド付きの映画が
結構あるって教えたら

ユキコさん
喜んで借りに来るんじゃねえか?

もし ここへ ユキコさんと
一緒に来たとしたら…。

じゃあ ユキコさん 行きましょう。

ユキコさん
どんな映画見たいっすか?

ゾンビ映画!
ブレないっすねぇ。

あっ 右 曲がります。

ゾンビ映画 ゾンビ映画…。

チッ… どこだよ 分かりにきぃな。

ちょっと待っててください。
うん。

あった!

ユキコさん ありました。

右に曲がります。

ユキコさん
この棚 全部 ゾンビ映画っすよ。

意外と たくさんあるんだな。

ユキコさん 出たばっかの
新作とかって どうっすか?

どんな話?

「電車の中に閉じ込められた乗客が
ゾンビに」って… 怖えぇ。

チキンだな。
サーセン。

ユキコさん
レジ あっちみたいっすよ。

右に曲がります。

あ~ すいません すいません
ごめんなさい。

危ない 危ないですよ
危ない 危ない…。

はい ユキコさん ここ ここ…。

(機械音声) スタートボタンをタッチ…。
レジです。

スタートボタンって どこだ?

ユキコさん ここは俺が。

じゃあ 頼んだ。
任せてください!

(オトメ) あら ありがとう!

は?

スタートボタンを
タッチしてください。

えっと… これがスタートでしょ?

ここで いつも
分かんなくなっちゃうの。

ちょっと やって やって…。
えっ どうですかね?

これ 押すんじゃないですか?
うん 押すんでしょ?

そうです できた!
(オトメ) できた できた!

ありがとう! まぁ~!
イェ~イ!

何してるんだ?
(オトメ) あ~ しいちゃん。

しいちゃん? 獅子王!?

ばあちゃん ごめん 遅れて。
ばあちゃん?

ちょっと本社に呼ばれてて。
獅子王のばあちゃんだったの?

何で貴様が ここにいるんだ?
いや おめぇこそ。

あら
しいちゃんのお友達だったの?

いや 友達ってわけじゃ
ないんすけど…。

あれ? もう借りれたのか?

そうなのよ
おせっかいなお友達のおかげで。

サーセン おせっかいでしたか。

(オトメ) 褒め言葉よ
私みたいな年寄りには

おせっかいも うれしいのよ。
ホントっすか?

うん いっつも しいちゃんに
やってもらってるから

私1人でやれなくて困ってたの。

しかも 助けてくれたのが
こんな若いイケメン君ですもの。

イケメン?
うん。

俺っすか?
そうよ!

お友達に自慢しなくちゃ。

いや 逆に怖がられちゃいますよ。

(オトメ) えっ どうして?

俺 顔に傷のあるヤンキーっすよ?

(オトメ) は?

傷の1つや2つ
年を取れば いくらでもあるわよ。

全然 気になんないわ。

フフフ…。

はい ありがとう。

(オトメ) また来るわね。
気を付けて帰って。

今度は友達も連れて来るわよ。

お気を付けて~!
は~い!

じゃあね~!
バイバ~イ!

(オトメ) またね~!

はぁ…。

(綾香) お疲れさまでした。

お疲れさまでした。

(綾香) またユキコちゃんのこと
考えてたんでしょ?

まぁね フフフ…。

イズミはホント
いいお姉ちゃんだもんね。

ん?
だって

飲み会も合コンも
旅行も行かないで

ユキコちゃんファースト。

でしょ?

(ドアが開く音)

いらっしゃいませ。
いらっしゃいませ。

よっ。
お父さん!?

最近 どうだ? 仕事のほうは。

わざとらしいな。

そんなこと言いに来たんじゃ
ないくせに。

えっ?

きょうだいゲンカの仲裁
したいんでしょ?

ユキコのいない所で。

鋭い さすがお姉ちゃん。

「お姉ちゃん」か…。

私も妹に生まれてたら
違う人生だったのかな。

お姉ちゃんは荷が重いか。

正直

ユキコが見えなくなってからは
時々

「いいお姉ちゃん」から
逃げ出したくなることもある。

でも 無理。

ユキコのことが心配で
そんなことできるわけがない。

そっか…。

ごめんな。

ん?

家のこともユキコのことも
イズミに頼りっ放しで。

私だって
重荷だとか思ってないんだよ。

家族として
できる限りのことはしたい。

逃げたい時は

逃げ出してもいいんじゃないか?

家族に縛られ過ぎてちゃ

息が詰まるだろ。

俺もいるんだから。

俺は

イズミもユキコも

同じように

幸せでいてほしいと思ってる。

あれ?

今 もしかして 俺

カッコ良くなかったか?

世話 掛けたな。

いや 逆に何か救われたわ。

っていうか
何で お前 ここにいんの?

ここで働いてる。
えっ?

じゃあ 就職先って…。

ここの店長だ。
マジかよ。

雇われだけどな。

前から ここでバイトしてて
社員に昇格した。

そうだったのか。

あっ じゃあ 言いたいことがある。

何だ?
この店は不親切過ぎる。

はぁ?

案内は分かりにくいし
セルフレジ もっと分かんねえし。

おめぇのばあちゃんや
ユキコさんが来た時のこと

ちゃんと考えろよ。

ちなみに聞くが 具体的に
どうしたらいいと思う?

何がどこにあるかって案内は
もっとデケェ字で書くとか

音声案内 付けるとか。

あっ あと ジャンルも
めちゃくちゃ分かりづれぇぞ。

なるほど。

まさか 貴様に教わることが
あるとはな。

えっ?

この店の客は
年齢層が結構高いんだ。

目が見えにくい人や
耳が聞こえにくい人

歩くのが大変そうな人も
よく来てくれてる。

へぇ~。

けど

今 貴様が言ったようなアイデアは
誰も考えたことがなかった。

あぁ…。

世の中 便利になるのはいいが

覚えなきゃいけない新しいことが
どんどん増えてく。

年寄りがついてくのは大変だよな。

俺たちも必ず年を取る。

運が良ければの話だが。

つまり 明日は わが身ってことだ。

なるほどな。

森生。

ここで働いてくれないか?

えっ?

貴様みたいな人間が
うちには必要なのかもしれない。

必要?

黒川のいいところ
分かってくれる人だっているよ

獅子王

俺 ここで働きたい。

働かせてくれ。

ただし 1つだけ条件がある。

何?

私のことは

「店長」と呼べ。

は?

行くぞ。

えっ? 「私」 「私」?
行くぞ!

帰ったら お姉ちゃんに
どんな顔したらいいか…。

いつも すぐ仲直りしてるじゃん。

昨日のは
ガチのやつだったんだって。

(空) ふ~ん。

(茶尾) ユキコちゃん 空ちゃん
チャオ~。

何か深刻そうだね。

恋の悩みだったら
相談 乗っちゃうよ。

(空) 店長 その空気の読めなさ

今日は ありがたいかも。
えっ?

あっ そうだ ユキコ
相談しちゃいなよ。

何を?

もらった靴に合う洋服
欲しいんでしょ?

そっちの話?
(茶尾) 何? 何 何?

もらったって
もしかして男子から?

(空) そうなんですよ~!

ユキコちゃん やるじゃん。

別に そういうんじゃないです。

で どんな靴なんだっけ?

赤くて

ちょっとガーリーな感じ。
(空) へぇ~。

だったら 駅の反対側のショップで
いいの見つかるかも。

店員さんも親切だし
一緒に選んでくれるよ。

行ったことある?
いや…。

洋服買う時は いつも
お姉ちゃんと一緒だったし。

お店も全部
決めてもらってたんで。

(空) ふ~ん…。

(メッセージの受信音)

あっ。
もしかして 噂の彼氏から?

おっ!
彼氏じゃないです。

(ボイスメッセージ: 森生)
ユキコさん 黒川っす!

俺 仕事決まりました!

えっ?

獅子王が店長やってる
レンタルビデオ屋で

まずはバイトからなんすけど。

すごいじゃん。

ユキコさんが この店に来たら
って考えてたら

つい お客さんに
おせっかいしちゃってて。

そしたら
その人からは感謝されて

獅子王からは そういうのが
店に必要だって言われて。

感謝されるとか
必要とされるのって

何か いいっすね。

ユキコさんのおかげです
あざっす!

おせっかいに感謝か…。

(空) ユキコ 黒ヒョウ 何だって?

店長 さっき言ってたお店の場所
教えてください。

(ドアが開く音)

あっ ごめんなさい
今日は もう…。

ユキコ?

どうしたの?

お姉ちゃんに
付き合ってもらいたいとこあって。

えっ?

ここ?

着いたよ。

お姉ちゃんは ここで待ってて。

えっ?

でも あんた 1人で
洋服買ったことないでしょ?

うん。

いつも お姉ちゃんが
ついて来てくれたから。

でも 今日は1人で行ってみる。

だから ここで見てて。

分かった。

じゃあ 行って来る。

うん。

何か困ったことがあったら
すぐ呼んで。

ここにいるから。

うん。

♬~

(店員) いらっしゃいませ。

あの… 何かお探しですか?

はい 探してます。

お手伝いさせてもらっても
いいですか?

この靴に似合う服が
欲しいんですけど。

かわいい。
ですよね。

もしかして 彼氏さんからの
プレゼントですか?

えっ?

違いますよ
そんなんじゃないです。

じゃあ
いくつか試着してみませんか?

♬~

♬~

かわいい!

ユキコ その服あげる

ホント!? うれしい!

♬~

♬~

ありがとうございました。
ありがとうございました。

お姉ちゃん。

おかえり。

買えたよ。

見てたよ。

あいつのおかげかもね。

黒川のこと?
うん。

あいつと出会って
何かが変わったとは思う。

でも…。

私が強くなれたのは

お姉ちゃんのおかげだよ。

口うるさくて おせっかいで

ホント ムカつくこともあるけど。

でも…

感謝してる。

ありがとう。

うん。

でもね

私 いろんなこと
やってみたいんだ。

これから1人で どんどん
チャレンジして行きたい。

やっと思えるように
なったんだよね。

普通に幸せに
生きて行きたいなって。

それにさ お姉ちゃんだって
私のことばっかりじゃなくて

もっと自分の時間も
大切にしてほしい。

ん?

飲み会とか
合コン行ったり 旅行したり。

今まで できなかったこと

たくさん やっちゃってよ。

分かった。

でも…

私のことも そこそこよろしく
ハハハ…。

フフフ…。

仕方ないなぁ。

フフフ…。
フフフ…。

帰ろっか。

うん。

何買ったの?

内緒だよ~。

何で?
ハハハ…。

ありがとうございました。
ありがとう じゃあ また。

いってらっしゃい。
は~い!

ユキコさん!

あっ!

♬~

練習では うまく行ったんだけど。

ユキコさん

俺の声 届きますか?

うん。

よかった。
えっ ちょっ…。

何してんの? 黒川。

黒川。

店前で何やってんだか。

給料入ったら履きやすい靴
プレゼントしますね。

この靴は

黒川の声を
聞くためのものなんだよね?

はい。

じゃあ これでいいじゃん。

えっ?

いや…。

だって

これ履く時は

いつも いてくれるんでしょ?

ユキコさん…。

泣くなよ。
泣いてないっすよ。

ウソつくな。
ウソじゃないっす。

絶対ウソだ。

♬~

どうぞ。

あ…。

すみません。

ユキコさんのお知り合いですか?

えっ? あ… 姉です。

妹さん

いい男と出会いましたね。

はい。

ヤンキーですけどね。

♬~

いや~ 茜さん
働くっていいっすよね。

今更 何言ってんだか。

今まで何で気付かなかったのか
不思議なぐらいっすよ。

そっか~ 私も働きたいな。

えっ?
ユキコさん 学校やめるんすか?

違うよ バイトしたいってこと。

あ~。

黒川にできたなら 私にだって。

いやいや ユキコさん

働くってのは そんなに
甘いもんじゃないっすよ。

ちょっと働いたぐらいで偉そうに。

いやいや マジで。

(茜) 仲がよろしいことで。

(ベル)
あっ このパフェ

この店の定番になったんすよ。
そうなの?

はい
めちゃくちゃ評判いいらしくて。

ふ~ん。

ん?