あのときキスしておけば #2/おじさんと同棲!?ママ信じて-絶叫のパニックお通夜[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

あのときキスしておけば #2/おじさんと同棲!?ママ信じて-絶叫のパニックお通夜[字]

死んだはずの巴(麻生久美子)がおじさん(井浦新)の姿で還ってきた…!?衝撃的状況に慄く桃地(松坂桃李)だが、なんと家にあがりこまれて同棲生活がスタートする羽目に!

◇番組内容
青果売り場で働く壊滅的ポンコツ店員・桃地(松坂桃李)は、ある日クレーマーに絡まれていたところを憧れの漫画家・唯月巴(麻生久美子)に救われ、恋におちる。しかし彼女は突然事故で帰らぬ人に。涙にくれる桃地の前に現れたのは「私、巴なの」と号泣しているおじさん(井浦新)で…?なぜ彼女は、おじさんになったのか-たとえどんな姿でも、僕はあなたに恋をする。大石静が描く、笑って泣ける衝撃入れ替わりラブコメディ!
◇出演者
松坂桃李、井浦新、三浦翔平、MEGUMI、岸本加世子、麻生久美子 ほか
◇脚本
大石静
◇演出
本橋圭太
◇音楽
河野伸

【主題歌】SUPER BEAVER『愛しい人』(Sony Music Labels Inc.)
【オープニング】三月のパンタシア『幸福なわがまま』(Sony Music Labels Inc.)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)
【プロデューサー】貴島彩理(テレビ朝日)、本郷達也(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/anokiss/
☆Twitter
 https://twitter.com/anokiss2021/
☆Instagram
 https://www.instagram.com/anokiss2021/
☆TikTok
 https://www.tiktok.com/@anokiss2021

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 桃地
  2. ママ
  3. 蟹釜先生
  4. 田中
  5. 本当
  6. SEIKA
  7. キャベ次郎
  8. 先生
  9. お通夜
  10. 蟹釜ジョー
  11. 高見沢
  12. 一緒
  13. 清掃
  14. 唯月巴
  15. オジサン
  16. バイト
  17. 馬鹿
  18. 漫画
  19. スマホ
  20. 沖縄

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。





ABEMA



created by Rinker
¥2,750 (2021/06/13 15:13:10時点 Amazon調べ-詳細)

(桃地のぞむ)
僕 恋愛とか興味ないし。

家で漫画を読んでる時が
一番幸せなんで。

(唯月 巴)いい加減にせい!

『SEIKA』読んでるの?
蟹釜ジョーは 私なの。

バイトしない?
これ 合鍵。

働いてくれたら

『SEIKAの空』の先
読ませてあげる。

蟹釜先生は天才です。

桃地は私が雇ってるんだから
みっともないもの着ないで。

いつも美しくいて。

あの 僕… そんなつもりじゃ…。

《わからない。
わからない わからない》

(木之崎 眞)那覇空港でオーバーラン。
蟹釜先生の飛行機です!

(アナウンサー)「死亡が確認された方の
お名前を

読み上げさせて頂きます。
ユイヅキトモエさん…」

(田中マサオ)桃地…。

私よ 巴。

蟹釜ジョー。

どうしよう 桃地…。

気がついたら
こんな姿になってたの。

はあ?

死んでないの 私。

ねえ どうしよう 桃地…。

な… 何するんですか!?
ちょっと あっ…!

《すごい力… 何? このオジサン。
怖い怖い 怖い怖い》

《何? 何? 何? 何?》

あっ! あっ…。

(泣き声)

あの…。
どこ行ってたんですか?

唯月巴さんの病室は
どこですか?

点滴 刺し直しますから
寝てください。

僕のスマホは?
身一つで運ばれてきたんですよ。

持ち物はないです。

あっ それがポケットに入ってて
写真で確認できたみたい。

本当 よく助かったわよ。

(医師)桃地さん 検査の結果
脳に問題はないようです。

外傷も大した事ないようなので

もう一晩様子を見て 大丈夫なら
明日 退院してもよろしいかと…。

あの… 僕と同じ飛行機に乗ってた
唯月巴さんの容体を

知りたいんですけど。
患者さんの事は守秘義務なんで…。

生きてますよね!?
さっき 知らないオジサンが

唯月巴は死んでないって
言ってたんです。

桃地さん…。
(看護師)ちょっと… 桃地さん…。

(泣き声)

《飛行機事故で
亡くなった人なのかな?》

東京 帰ろうね…。

私も これ欲しい。

買っちゃおうかな。
うわっ 400…!?

何 モジモジしてんの?
いえ。

♬~

えっ…?

えっ… えっ?

桃地…。
うわあ!

私を置いていかないで。

信じて。
はあ?

私は 唯月巴なの。
蟹釜ジョーなの!

姿は こんなだけど…
本当なの!

で… でも い… 今
今 か… 蟹釜先生が…。

何度言ったらわかんのよ!

こっちだって
もう こんな姿になって

困ってんだからね!

『マキシマム』の次の次の次の号の
『SEIKAの空』

キャベ次郎が
ナスで胸を貫かれるシーン

桃地 読んだでしょ。

あのシーンは 描いた私と
アシスタントと担当と

桃地しか知らないのよ!

いや… いやいや いやいや!

だから… 私を信じて。

信じなさいよ!
おお…! ええっ!? はあ?

…お願い!

私を置いていかないで。
いや…。

えっ!?

私を一緒に
東京に連れて帰ってよ…。

(看護師)こんな所に… もう!
落ち着いてください!

大丈夫!
そのうち思い出しますから。

はあ?
この方 事故のショックで

ちょっと変なんです…。
はあ?

行きますよ~!

いや もう いつまで
ついてくるんですか?

桃地んち 初めて。

う~ん ドキドキするなあ~。

あの…
もし 本当に蟹釜先生なら

お宅に帰ったほうが
いいんじゃないですか?

鍵 ないの。

バッグと一緒に海の中。

あっ! あっ… ねえ!
ねえねえ ねえねえ!

桃地んちの鍵も
ないんじゃないの?

(解錠音)

えっ!?
今日は 一緒にいる。

いやいや いやいや…!
駄目 駄目 駄目!

へえ~! いいじゃん。
やめて! ああ…!

ありがとう。

いただきまーす。

うん…。

う~ん…

まずいお茶。

あの… あなたは
一体 どなたなんですか?

だから 唯月巴です!
もう 何度言ったらわかるのよ…。

医者は
記憶喪失だって言ってたけど

記憶あるもん。

幼い頃からの記憶
ずーっとある。

《この人に 蟹釜先生の家の鍵を
渡していいだろうか?》

聞いてる? 何 見てるの?

あっ 家の鍵だ。
えっ? あっ いや…!

あっ…。

じゃあ 桃地も一緒に行くなら…

帰ってもいいよ。

《どうしたらいいんだろう?》

(ため息)

沖縄のホテルは
一緒の部屋だったんだよ。

一緒に泊まる覚悟
決めてたんじゃないの?

キスだってしてたかも。

もっとしてたかも!

信じた?

今の話で信じたでしょ?
いや そ… それはまだ あの…。

何度も言いましたけど
僕は見たんですよ。

蟹釜先生と同じ時計をした遺体が
車に乗せられて こう…。

そ… そのあと…。 ああ もう…!

どうしていいかわからないのは
桃地よりか 私のほうなのに…。

どうしたらいいの? 私…。

《あっ… そんな上目遣い
しないでください》

こんな体だけど…

私 覚えてるよ。

桃地が
スーパーゆめはなのレジで

変なお客から絡まれてるの
助けてあげた事。

モヤオのおまけをあげた事。

『SEIKA』の6巻に
サインしてあげた事。

炒め物が得意で
グラタンはイマイチだった事。

おしゃれな服や靴を
い~っぱい買ってあげた事。

桃地は いい靴を履くと…

フフッ… 靴擦れができる
ダサい体質だった事。

それから 桃地は
この1カ月ちょっとで

バイト代100万ぐらいを稼いだ事。

それなのに…

桃地は 私のキスを拒んだ事。

あの 僕… そんなつもりじゃ…。

でも 桃地は沖縄にはついてきた。

沖縄には行きたくないって
桃地が言ってたら

あんな飛行機
乗らないで済んだのに!

なんで
沖縄に行くなんて言ったのよ!?

えっ…。
みんな 桃地が悪いんだからね!

桃地の馬鹿! 馬鹿 馬鹿…!
いや いや… えっ? えっ…?

《それは
僕が馬鹿だからなのか?》

ええっ?

(すすり泣き)

私は これから
どうしたらいいの…?

《この鼻水 垂らしている
オジサンは誰なんだ?》

《もし この人が蟹釜先生なら…》

《いやいやいや あり得ない!》

《でも もしそうなら
あのきれいな先生が

こんな姿になる前に

キスしておけばよかった
…のかも》

♬~

(木之崎)田村さん。
(田村恭平)うん?

最後の原稿 見てください。

(キャベ次郎)「紫キャベツ零式!」
(ナスッテ)「天翔茄子嘶!」

(ナスッテ)「うっ!!」
(キャベ次郎のせき)

(リコピン)「キャベ次郎!!」

(リコピン・モヤオ)「キャベ次郎ぉぉ!!」

いや ここで終わり!?

この先 蟹釜先生
どうするつもりだったんだろう?

聞いてません。
でも ここで終わったら

炎上しますよね。
それより

目玉作品なくなっちゃって
どうするんだろうな? うち。

やばいっす。
えっ やばい…。

(高見沢春斗)編集長。
(生馬忠士)ん?

(高見沢)蟹釜先生が
飛行機事故で亡くなった件を

公にする事は
できないでしょうか?

(生馬)う~ん…。

意味不明に連載を終わらせるのは

蟹釜ジョーの これまでの名声を
汚す事になります。

あと3回分の原稿を
そのまま連載して

最後の回が出る直前に
真実を公表しましょう。

絶筆後 社を挙げて
盛大なお別れ会も。

だったらさ 今すぐ公表したほうが
いいんじゃないの?

話題になるし…。

あと3回?
『マキシマム』完売するでしょ。

発表のタイミングは

ご遺族の気持ちを
伺ってからにしたいと思います。

う~わ~!

やっぱり 家は最高!

落ち着くなあ…。 うぇ~い!

あっ…。
フゥ~! フゥ~!

あっ!

いや~! はあ…!

《結局 僕は この家の鍵を
開けてしまったけど

もし この人が泥棒だったら…》

《僕は重大なミスを犯したかも》

《ああ…
あんなにお世話になったのに

蟹釜先生に対して
恩を仇で返すような…》

《はあ~》

《やっぱり
追い出したほうがいいかな?》

《やっぱり お前は泥棒だろう》

何やってんの?
えっ?

はあ… よっこらしょっと。

(ぶつかる音)
大丈夫ですか!?

僕 帰ります。

見捨てていくの? 私を。

蟹釜先生に
お世話になったでしょ。

その恩義 仇で返すの?

桃地は そうやって

難しい事を後回しにする
生き方なのよ。

それが 桃地の
一番駄目なとこなんだって!

立ち向かいなさいよ! 困難に。

桃地は 今夜 ここに泊まる!

えっ… はっ? いや…。

泊まれ!!

…はあ。

♬~

フッ…。

こんな感じ?
(高見沢)うん。 オーケー。

(カメラのシャッター音)
ちょっと待って。

ああ~ やだ! かわいくない!
もう一回 撮ろう。

荷物 出たから…。

この1年 楽しかったよ。

♬~

う~ん!

落ち着いた…。

ごちそうさま。

桃地が作ると
チーズトーストも美味しいね。

♬~

(チャイム)

えっ? えっ…?

高見沢さん。
はい?

昔の担当。
ほっ ほほほ…。

桃地 出て。
はあ?

私は 寝室に隠れてるから。
いや ちょっと…。

はあ?
どうしよう…。

えっ? ちょっと…。

桃地は
私が雇ったバイトなんだから

鍵持ってて当然なんだし
掃除に来てたって事で。

いや こんな遅くに掃除って…。

早く出て!
いやいや ちょっと待って…。

ええっ? ちょっと…。

ちょっと…。 はあ…。

(通話ボタンを押す音)
…はい。

「『週刊少年マキシマム』の
高見沢です」

「そちらにいるのは
お母様ですか?」

バイトの者です。

(においを嗅ぐ音)

パンのにおいしません?
えっ?

気のせいですか?
気のせいだと思います。

蟹釜先生は気難しい方で 人を
家に上げたがらない方でしたが

あなたは
鍵まで渡されていたんですね。

はあ…。

…という事は 蟹釜先生が
唯月巴さんだという事も

ご存じですか?
はあ…。

お亡くなりになられた事も
知っていますね?

《なんて答えたらいいんだ?》

それでも
掃除をしてくれていたんですね。

ああ…。

昼間もハウスクリーニングの
仕事をされてるんですか?

いえ 昼間は スーパーゆめはなで
働いています。

そうですか。

この家を今後どうするかは

先生のお母様が
お決めになると思います。

ですが それまで 時々来て

部屋を
きれいにしてあげてください。

先生が信用されていた方なら
私も信用します。

清掃費用は

今後は 東源出版で
お支払いしますので…

今後は 私に請求を。

あっ…。

あの… 本当に 蟹釜先生は
亡くなったんでしょうか?

はい?
なんか 信じられなくて。

ご遺体は今 ご実家のほうに。

明日が通夜
あさってが葬儀となります。

身内だけの密葬ですが

もし ご遺体に
お別れをされたければ

明日の通夜にお越しください。
私もいますので。

あっ… 一応 連絡先
聞いておいてもいいですか?

《スマホ 海の中だ…》

えっと
家に置いてきちゃったので…。

ああ じゃあ 電話番号を。

えっと…。

自分の番号 覚えてないですか?

あっ… じゃあ あの
名刺の裏に書いてあるので

あとでショートメールください。
はい。

失礼します。
ありがとうございました。

ふぅ…。

♬~

帰りました。
うわっ! 痛っ! 痛え…。

…で どうだったの?

掃除のバイトだって事は
信じてもらえました。

あと…。

これ。

私のお通夜とお葬式か…。

行こうかな。
えっ?

本当に私が死んでんのか
確かめたいし

ママにも会いたいから。
ママ? ママがいたんですか?

ねえねえ 桃地…

桃地んちさ 黒い服ない?
はっ?

(鐘と読経)

(田村)恐れ入りますが こちらに

お名前とご住所をお願い致します。

お預かりします。

(木之崎)
こちら 引換券でございます。

桃地 先行って。
えっ?

行って!

はい…。

(木魚と読経)

《先生…》

《やっぱり 先生は死んだんだ》

《あの変なオジサンは
変なんだ…》

(すすり泣き)

ママ~!

えっ…!?
(唯月 妙)ええっ!?

ママ! 私よ! ママ!
(高見沢)ちょっと…。

ちょっと 何すんのよ!?

ママ~!
ちょっと ちょっと…!

誰か! この人を外へ!

はい!
離して…。 痛い!

ママ! ママ~! ママ…!

《ああ~~~…!》

なんで… なんで…?

痛い! 痛い…。

ママ~!
えっ…!?

ええっ!?

ママ! 私よ! ママ!
(高見沢)ちょっと…。

ちょっと 何すんのよ!?

ママ~!
ちょっと ちょっと…!

誰か! この人を外へ!

はい!
離して…。 痛い!

ママ! ママ~! ママ…!

《ああ~~~…!》

なんで… なんで…?

痛い! 痛い…。

もう 痛い… 痛い!
もう 離して!

あっ どうぞ。

蟹釜先生のお母様です。
…ああ。

巴さんが雇っていた
ハウスクリーニングの方です。

とても
信用されていたみたいなので。

そうですか…。

娘が お世話になりました。
ああ…。

(読経)

お別れを。
あっ…。

♬~

先生…。

マ~マ~!

静かにしてろ!
ママ…!

ああ~!

ああーーー…!

《先生… 先生は
どこ行ったんだ!?》

ああ… あっ…。

遺体 見た?
あっ…!!

私だった?

ママが嫌そうな顔で
私を見た…。

あんな顔… 初めて。

こんな体じゃ 誰も信じない。

桃地も信じてない。

《この変なオジサンは
誰なんだ?》

大体…

蟹釜ジョーのお通夜にしては
地味すぎるっつうの!

はあ?
馬鹿たれ! もう!

ちょっと ちょっと…!
もう…。

私 描く。

はあ?

『SEIKAの空』を描く。

今できる事は それしかないもん。
私は生きているんだもん!

『SEIKAの空』を描いて
読者に届けるわ。

《どうやって届けるんだろう?》

何? 桃地は読みたくないの?

いえ 読みたいです。

世界で一番読みたいでしょ?
世界で一番読みたいです…。

じゃあ タブレット
家から持ってきて。

えっ…。
桃地んちで描くから!

はあ!? えっ いや…。

《なぜ 家なんだ?》

もう…。

《本当に漫画を描いている…》

《この人は やっぱり
蟹釜先生なんだろうか?》

《いやいや いやいや
いやいや いやいや!》

《なんで 自分んちで
描かないんだ?》

《桃地のそばにいたいから?》

《いやいや いやいや いやいや
それは ない!》

(ぶつける音)
寝てていいよ。

えっ?
起きていられてても邪魔だから。

あっ…。

〈何日も この人は

ひたすら 『SEIKAの空』を
描き続けた〉

〈アシスタントは使えないから
背景も全部 自分で描いて〉

〈変なオジサンのオッサン度は
日ごとに増していった〉

〈そして どんどん

美しかった蟹釜先生から
遠ざかっていった〉

(カメラのシャッター音)

あっ スマホだ。
あっ…。

ねえねえ 私のは?

あっ! あっ…。

何? 私の買わないで
自分のだけ買ってきたの?

た… 高見沢さんにショートメール
しないとならなかったので

昨日…。
私のも買ってきて! 最新のやつ。

えっ…。
今すぐ買ってきて!

《その前に ちょっと…》

えっと…。
(カメラのシャッター音)

この人が誰なのか探してみます。

スマホ買ってきてよ。

(郷田ひと子)
なんか 桃地イジってないと

休み時間 間が持たないね。
(水出清美)本当 本当。

(李 善善)桃地 休み長いです。

お掃除の田中さんも
ずっとお休みです。

寂しいです…。

お掃除の田中さんって 誰?

ほら 暗~くて 嫌な感じの奴…
あっ 背の高い。

田中さんは素敵です!

ブラック・ジャックに似ています。

暗くて ニヒル。

ふ~ん…。
(水出)漫画っていえばさ

うちの息子が 『SEIKAの空』
って漫画が好きで

その話ばっかりするんだけど

李ちゃん 知ってる?
『SEIKAの空』。

知ってます。
勉強のために読んでます。

でも 難しいです。

私は 手治虫が好きです。

そりゃあ 蟹釜ジョーは

手治虫の足元にも
及ばないけどね。

(郷田)ふ~ん…
全然わかんない!

(李)わかんないですか?
(郷田)わかんない。

あの… この人
ご存じないでしょうか?

わかんないな。
どうもありがとうございました。

あの… すみません。
この人 見た事ありませんか?

さあ? ちょっと…。

あっ あの… 本当に
ちょっとでも見かけた事…。

すみません… すみません。

この人 ご存じありませんか?

知らないけど… ねえ。

戻りました。

(いびき)

うっ… ううっ…。

(おなら)

♬~

《やっぱり
信じる事はできない…》

もう~!

もう 本当に…
もう お風呂 狭いし

バスタオル ペラッペラだし…。

えっ… あ~あ
もう ほら ひげそりで…。

あっ 血出てる 血!
えっ 切れてる!

ねっ 血! 血!
桃地 血出てる 血!

ねえ ちょっと聞いてる?

出ていってください。

どうしても信じられないです。

これ以上 僕の大切な蟹釜先生を
汚さないでください。

僕なら だませるかもしれないと
思ったんでしょうけど

やっぱり おかしいっていうか…。

仕事 行ってきます。
昨日で休暇終わったので。

帰るまでに出ていってください。
お願いします。

113話できたんだよ。

せめて 読んでけよ…。

すごい不思議なんですけど…。
うん?

蟹釜先生のストレージに

新しい原稿が
アップされているんです。

はあ?
見てください。

(高見沢)なんだ? これ…。

(木之崎)蟹釜先生は
亡くなっているのに

原稿が 今朝…。

はあ… 怖いです。

先生の霊が描いたとしか思えない。

ああ~ もう どうしよう…。
怖いです 高見沢さん。

落ち着けって…。

おはようございます。

(水出)おかえりなさい!
桃地がいないと寂しいねって

毎日 みんなで言ってたんだから。
どうもすみませんでした。

田舎 帰ってたの?
いえ…。

あのキックの女王と旅行とか?
いえいえいえ…。

おっと やけに焦るじゃないよ。

あの 本当 いろいろあって…
本当に。

大変です!

あらいぐま清掃の田中さん
蒸発しました。

今 あらいぐま清掃の人に
会いました。

私 「田中さん
この頃 見ないですね」言ったら

「家に帰らない 会社にも来ない」
言ってました。

あっ ごめん ごめん。 田中って?

私のブラック・ジャック!
(郷田・水出)あっ!

桃地 この人
あらいぐま清掃の田中さん。

(水出)嘘っ! 李ちゃん
一緒に写真なんて撮ってたの?

李さん これ…。

(李)私の恋 終わりました。
ちょっと…。

あっ 泥棒! スマホ 返せ!

あの… あの すいません。

今 聞いたんですけど
いなくなった田中さんって

この人ですよね?
ああ…。

下の名前は
なんていうんでしょうか?

知らないな。

田中さんがいなくなったのって
いつですか?

1週間前は会社に来てたけど。

ご家族いますか?

連絡先
教えてもらえないでしょうか?

あんた なんなの? 田中の。

こっちこそ教えてほしいよ
田中の行方。

危ないよ。
すいません…。

あっ その体って…
っていうか あなたは

スーパーゆめはなで清掃している
あらいぐま清掃の田中さんです。

うん?
誰だか わかったんですよ。

思い出してくださいよ 田中さん!

これから あらいぐま清掃に行って
話を聞きましょう。

私は巴なの。 田中じゃない。

いや だから その姿は

あらいぐま清掃の
田中さんなんですよ。

それは もういい!
えっ?

桃地が信じてくれないなら
それでも もういい。

出ていくよ。

だから…

最後にママに会いに行くのに
ついてきて。

は?

私一人だと ほら
お通夜の事もあるから

追い返されちゃうかも
しれないじゃない。

お願い 桃地… お願い!

いや ちょっと…
いやいや ちょっと…。

変質者扱いされないように
ついてきて。

パパが死んでから
ママの生きがいは私だったの。

もし 私が
先立つような事があったら

ママも死ぬって言ってたの。

ママが死んだら
かわいそうすぎるでしょ

私は ここにいるのに。

桃地も見たじゃない

お通夜の泣き腫らしたママの顔。

着替えなさい! 桃地。
えっ…。

もう~!
いやいや いやいや…。

カードがないんだから

桃地が ハンコで 口座から
引き出すしかないでしょ。

いや でも…。

こんな姿で
ママに会えると思うの?

えー…。

バイトで100万稼いだくせに
何 ケチってんのよ。

これからも稼がせてあげるから。

んー!
ちょっと…。

早く行け! ほら!
いや ちょっと あの…。

いやいや いやいや…。

お願いします。
ご案内します。

♬~

タクシーで行こ。

駄目です。 お金ないです。

えー! また電車で行くの?
そうです。

ケチ!
それが普通なんです。

ちゃんと歩いてくださいよ!
わかってる。 痛い!

これは 間違いなく
蟹釜ジョーの原稿です。

肌触りまで感じられそうなほど
やわらかな描線。

流れるようなコマ割り。

アクションシーンの浮遊感。

そして 浪流キャベ次郎の
息が止まりそうなほどの目力。

漫画編集者なら
ひと目でわかります。

そして 何より面白い。
圧倒的に面白い。

これが 蟹釜ジョー以外の
作品だなんて事は あり得ない。

そりゃそうだけど
ストックがあったとして

誰が
ストレージにアップしたのよ?

今 確認しています。

心当たりあるのね?
はい。

アップした人間を特定し
これを印刷に回します。

遺族に 著者の作品だという事を
認めてもらい

掲載の承諾が取れれば
文句ありませんよね?

(木之崎)オカルトな感じ
してきましたね。

今日 早く帰って
お清めシャワーしなきゃ。

えっ…。

でも ストックあった
って事じゃないの? 単純に。

遺族がアップしたって事だよ。

同居してるわけでもないのに

お母さんが パスワードまで
知ってるはずないでしょ。

桃地がピンポンして。
えっ?

私は友達って事で。

いや でも この前
お通夜で会っちゃってますけど。

人って 意外に顔覚えないから。

《お通夜のインパクトは
相当あったと思うけどな…》

私は 頼れる人が
桃地しかいないの。

だから 私を守ってよ。 ねっ。

あっ…。

おやおや…
なかなか 画になってる。

はあ…。
フフッ…。

ママは きれいな男が好きだから。

いや… あっ でも その…。
ああ もう!

(チャイム)

ちょ ちょ ちょ… はあ?
いや ちょっと…。

(妙)「はい」

あの 僕…。

「蟹釜先生のお宅で
掃除のバイトをしていた

桃地という者ですが…」

ああ…。
「えっと…」

お線香をあげさせて
頂けないかと思って。

お線香をあげさせて
頂けないかと思って。

お通夜にいらしてくださった方ね。
「はい」

友達も一緒なんですけど。

友達も一緒なんですけど。

どうぞ こちらへ。
失礼します。

あの これ…。
あら~!

まあ ありがとう。 娘も喜ぶわ。

これ なんていう名前の
バラでしたっけ?

あっ えっと ベンジャミン…。
ジャンヌダルクです。

へえ~! まあ…。

ともちゃん ほら
きれいなバラを頂いたわよ。

ともちゃんみたいな
ゴージャスなバラ。

フフフッ…。

この子ね 毎年 私の誕生日には

年の数だけ こういう
高そうなバラをくれたんですよ。

だんだん 数が増えるから

この頃は 家の中が
花屋さんみたいになっちゃって。

ハハハハッ…
あっ お茶入れますね。

(鈴)

♬~

(鈴)

♬~

桃地さんって
そんなにイケメンだったかしら?

えっ?
お通夜の時と違う人みたい。

あっ…。
根はイケメンなんで。

ハハハッ…。

あの時は
涙で よく見えなかったのかしら。

どうぞ。
あっ すいません。

あっ 足 崩してください。
あっ ありがとうございます。

このお茶もね
1カ月ぐらい前かな

この子が送ってくれたんですよ。

ライチのお茶ですって。

こんな おしゃれなお茶

この家にも 私にも
合わないのにね。

ハハハッ…。
いやいやいや…!

(すすり泣き)

ハハッ…。

お友達もイケメンだけど

どこかで
お目にかかったかしら?

ああ…。

《どうしよう 何か言わないと》

あっ…。

かわいいですね。
うん。

ああ…。

暴れん坊な子供でね

男の子も
ぶん殴っちゃうんですよ。

私とも よく
取っ組み合いの喧嘩してたの。

子育てという名の格闘技って感じ。

懐かしい。 ハハハハッ…。

ほら これも
わざと変な顔してみせて。

でも この翌日
おたふく風邪になって

大変だったんですよ。
ああ~。

水疱瘡じゃないですか?
えっ?

水疱瘡です。 間違いありません。

だって
水疱瘡の痕 まだ残って…。

何 言ってるの? この方。
えっ… あっ いや えっと…。

ママ お通夜の時は
信じてもらえなかったけど

私は あなたの…。
ああ~!

ちょっと早いです。
もう言っちゃったもん。

何を言ってるの?
「お通夜の時」って。

なんでもありません。
えっ あなたも お通夜に?

行きました。
自分のお通夜に行きました。

えっ?
いやいや いやいや…。

それは そうなんですけど
いやいや いやいや…。

私は巴なの。

この巴なの!

ちょっと 何するんですか!
返してください!

これには難しい事情があって
何から話したらいいか…。

私は あなたの娘なの。

唯月巴で 蟹釜ジョーなの。

なんなの? この人!

あっ…。

ママ~! ママ!

ママ! ママ!

どこかで見た事あると思ったら
お通夜に来た変質者!

イヤーッ!
変質者じゃないわ!

もう… ママ!
あっ ちょっと待って!

私にも わからないんだけど

沖縄の事故で 病院で起きたら
こんな姿になってたの!

何を馬鹿な!
本当なの! でも 信じてよ!

桃地さん なんなの? この人!
いやいや ちょっと あの…。

ママ!
ママって言わないで!

桃地さん この人 連れて帰って。
帰りなさい!

帰らないと110番するわよ。
落ち… 落ち…。

落ち着けるわけがないでしょ!
あの でも…。

出ていきなさい!

出ていかないなら
本当に110番するわよ。

わかりました。
今日は もう帰りましょう。 ねっ。

110番でも なんでも
すればいいじゃない!

だって 私は私なんだもん!

帰れって言ってるでしょ!

帰りなさい!
帰りなさい! 帰れ!

誰にわからなくても
ママはわかると思ったのに…。

水疱瘡は
1カ月ぐらいで治ったけど

そのあと
ジャングルジムから落ちて

右腕骨折して 入院して

そのあと 登校拒否になったの
覚えてる?

そんなの 調べれば
すぐわかるでしょ!

だまされないわよ 私は!
すいません すいません…。

帰れ!
どうして 信じてくれないのよ!

ママーっ!

すいません すいません
すいません すいません…。

すいません すいません
すいません…。

(ドアの開く音)

ほら 行って。

行きましょう ほら。

行きましょう。 ほら。

(呼び出し音)

(呼び出し音)

『SEIKA』の第113話
読まないの?

えっ…。

読んでよ スマホでいいから。

はい。

ありがとうございます。

(キャベ次郎)「ここは どこだ…」

「俺は… 死んだのか」

「今は駄目だ。 俺には
まだ やることがあるんだ」

「俺は こんなところで

立ち止まってなんて
いられない…!」

(キャベツ神)
「出口を探しても無駄じゃ」

「ここは 死の世界」

「つまり お前は死んだんじゃ」

「三か月間だけ サブスクで
お前を生き返らせることが

わしにはできる」

「ただし お前の肉体の一部
それが代償じゃ」

(キャベ次郎)
「…なんだ そんなことか」

「魔王のせいで 今まで
どれだけの人が犠牲になったか」

「彼らの哀しみ 苦しみに
比べたら…

そんなの ちっぽけなことだ!」

(キャベツ神)「よく言った!」

「お前こそが真の勇者じゃ!」

「お前の顔半分を…
永久に… 脱毛した…!」

「二度と生えてくることはない」

(リコピン)「キャベ次郎
どうしたの 急に…!?」

「キャベ次郎ぉぉっ!」

(モヤオ)「キャベ次郎が
キャベ次郎が立った!」

(キャベ次郎)
「キャベツの神よ 感謝する」

「みんな 待たせたな!」

♬~

なんで 泣いてるの?

♬~

びっくりするぐらい面白いです。

泣くような話じゃないのに…
もう 変な桃地。

もう 続きがないと思ったのに

こんな面白い続きがあった
なんて思うと

嬉しくて 胸が…。

桃地のようなファンが
いてくれるから

こんな姿になっても
生きてる意味があるのかな。

僕だけじゃなくて

すごい たくさんの
ファンがいます。 ほら。

♬~

こんなのもいるけどね。

《なんだ? これ…》

アンチも
蟹釜ジョーが死んだと知ったら

後悔するのかな。

《許せない》

(着信音)

(桃地の声)
「そもそも金払ってから言え」

「違法サイトで読んだぐらいで
意見言うな

クソ自己満ツイートして
人様の時間を奪うな

この身も心もド貧乏人が!!!」

「ゲキレツpeach」… 桃地?

嘘… えっ キャー! もう 過激!

えっ 言って言って!
もっと言って!

(桃地の声)「SEIKAの良さが
分からないとか 味覚音痴かよ」

えーっ!
ちょっと もっと言って!

(桃地の声)「蟹釜だけが
唯一 真実を超えた味だって

知らねえの?」

「こっちは この漫画に
人生救われてんだよ!!!」

「僕ほど SEIKAを
愛している人はいないのだ!」

もう 桃地 最高!

ありがとう 桃地。

(泣き声)

(泣き声)

(泣き声)

なんで 私は

こんな目に遭わないと
ならないんだろう…。

なんにも悪い事してないのに…。

必死で…
漫画 描いてただけなのに…!

(泣き声)

〈蟹釜先生と知り合って
1カ月半〉

〈いつも強気な先生の
こんな姿を見たのは

初めてだった〉

(泣き声)

♬~

信じます。

先生が先生である事
僕は信じます。

桃地…。

おっ…。

♬~

♬~

♬~

(蹴る音)

おおっ… おお…。

よけてんじゃねえよ!

ああ… あっ…。

あっ… ハハハハッ!

あっ… ああ 痛え…。

ハハハハッ…。

何 隠してんだよ~!
《混浴?》

(反町真二)息子とは どう?
相変わらず最悪なの? 息子と。

あっ…!
(高見沢)変質者!

(妙)あなたがやってるのは
何詐欺?

イタコ詐欺!

蟹釜先生は
大好きな 大好きな人なんです。

〈これまでの放送を全部見るなら
TELASAで〉