オトナの土ドラ・#コールドゲーム #02【絶体絶命寒冷地獄!?嘘つきは誰だ】[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

オトナの土ドラ・#コールドゲーム #02【絶体絶命寒冷地獄!?嘘つきは誰だ】[字]

全てが氷漬けの氷河期ではもはや過去は調べられない。嘘をついて第七支部にもぐりこんでいたのは祥子(羽田美智子)たちだけではなかった…?危機そして衝撃が襲う第2話!

番組内容
避難所第七支部は存続の危機に陥っていた。地熱発電で賄っている電力が不足し、全棟に行き渡らないとして、如月(中村俊介)は節電を呼びかける。黙って従う者、あわてて内緒の電気器具を隠す者など、人々が様々な反応を見せる中、祥子(羽田美智子)は「何か起こる予感…」とつぶやく。ある夜、発電機がまさかの故障!避難所は気温が急激に下がり、このままでは全員凍死必至の大ピンチ。そんな中、祥子ら木村家の面々はある意外な
番組内容2
行動に出る。
出演者
羽田美智子 
結木滉星 
久間田琳加 
やす(ずん) 
篠原篤 
和田琢磨 
福田転球 
椿鬼奴 
銀粉蝶 
中村俊介
スタッフ
【原作・脚本】
小松江里子

【音楽】
中村巴奈重 
斎木達彦

【企画】
市野直親(東海テレビ)

【プロデューサー】
松崎智宏(東海テレビ) 
宮川晶(ケイファクトリー)

【演出】
千葉行利(ケイファクトリー)
後藤庸介

【制作】
東海テレビ 
ケイファクトリー
ご案内
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【公式サイトURL】
https://www.tokai-tv.com/coldgame/

【公式ツイッター】
https://twitter.com/tokaitv_dodra

【YouTube】
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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♬~

♬~

(隆)《今日こそは
何としても この俺が…!》

(藤岡)はい あーん。
(良夫)あー…。

(藤岡)うん… 喉も腫れてませんし
異常はないですけどね?

ゆうべ 頭がガンガンして
心臓もドキドキで

このまま死ぬんじゃないかと…。
(良夫のせき)

(藤岡)そういえば
少し顔色が悪いかもしれませんね。

(藤岡)分かりました。
今日は こちらで様子を見ましょう。

ありがとうございます!

先生! 熱が… 熱が!
(男性)俺も!

(藤岡)分かりました。
今 診ますから。 はいはい…。

順番 順番。

う~わっ 先越された!

福山さん。
福山さん 仮病ですよね!?

(男性たち)仮病だ! 起きろ!
(隆)やってますね。

あんた やってますね。
あんた やってんな?

(陽菜)毎朝 よくやるね。

ここでは保健室のマットレスが
一番 寝心地いいからね。

(良夫)はぁ~…。

最高だ~ フフフ…。

ふかふかだ~ ハハハ!

♬~

はい じゃあ行ってきます。
(女性)行ってらっしゃい。

おはようございまーす!
(女性)おはようございます。

(佐藤)朝の配給でーす!
はいはい お待たせ お待たせ。

今日は和定食だよ!

おかゆも あるよ~!
はいはい 順番 順番!

絶対 仮病だよ!

昨日はピンピンして
ジャガイモの収穫してたのに まったく!

でも パパだって 病気のふりして
あのベッドで寝ようとしてたでしょ?

人のこと言えないんじゃない?
まあ そりゃあそうだけど…。

いいよなぁ 先生は。
何が?

藤岡先生 毎晩 あのベッドで
寝れるんだもんな。

保健室で暮らしてるからね。
まあ 医者の特権だよ。

腕もいいみたいよ?
都内の大学病院に勤めてたって。

(藤岡)大きく息を吸って…。

で 吐いて。 そうです そうです。
いいですね。 お上手ですよ。

見るからに優秀な
エリート医師って感じだよな。

手術もうまそうよね。
手先が器用だもの。

俺も医者になっときゃよかった。
パパは無理。

その顔じゃね。
(隆)顔は関係ないだろ。

こう見えても
なかなか優秀だったんだぞ。

地方だけど 国立の大学を出たし!

もし 医学部に編入してたら
今ごろ俺はね…。

あのね パパ。
いつも言ってるでしょ?

家族で見え張んなくていいの。
見えなんかじゃないのよ ママ

ホントに俺は!
(大輝)父さん。

俺たちにとっては どうであろうが
父さんは父さんなんだから。

気にしないから。 バカでも。

ホントよかったわね いい子たちで。
だから聞け 俺の話を!

やっぱり納豆にはさ
白いご飯が欲しいよね。

そうだね。
うん。

(チャイム)
あっ 急がなきゃ!

陽菜 早く!
(女性)全避難者の皆さん

間もなく作業の時間です。
速やかに それぞれの作業場所に

移動してください。 なお 各所属の
テープは忘れずに貼りましょう。

(チャイム)

♬~

(裕翔)《ママ 忘れん坊だから》

(良子)上田さん!
上田さん 上田さん

ちょうどよかった
よかった よかった よかった。

えーっとね 上田さんの分は
これと これになりまーす。

あ~ 前田さん。
前田さんは… これとこれですね。

(典子)あれ?

これ… ちょっと ほつれてない?
これは ちょっと すごい…。

文句があるなら
返してもらいます。

欲しい人は他にもいるので。
(典子)あっ… あっ すいません…。

あっ 青木さん。
青木さんは これですね。

ああ どうも どうも ありがとう。
青木さん ほつれてるけど

これ いります?
えっ? いいんですか?

どうぞ。
ありがとうございます。

すぐ 使わしてもらうね。
はい 行きましょう。

はーい。
文句は駄目です。

(女性)食べて。 ねっ?

(男性)これも食べて。
おいしいよ これね。

ホントに…。
(女性)あったかくしてね。

(椿)あ~ もう
ホントにありがたい。

こんな おばあさんに
こんな よくしてくれて…。

はーい するめ。
よーく かんで 長生きしてね。

かめるかな?
大丈夫よ!

あんたもホントにいい人ねぇ。

《黙っといてやるよ
あんたのことは》

《元気に くたばっちまいな》

(小橋)ここに たどり着いたときは
お湯1杯でも ありがたがって

涙まで浮かべていたというのに。

ハァ… 何が「フライドチキンが食べたい」
「ハンバーガーをよこせ」だ まったく。

そんなの
どこにあるっていうんだ!

ホントに… 今のこの状況を
分かっているのかと

言ってやりたくなりますよ。

いつ政府の救助が来るかも
分からないっていうのに。

そうですね…。

まただ。

(小橋)この問題を
早急に解決しないと。

(小橋)支部長!

支部長がお渡りよ!
(女性)えっ!?

(小橋)支部長 どうぞ こちらへ。

(女性)あの笑顔 何て爽やかなの!?

私 一票入れたのよ!
元の世界の選挙のときに!

(女性)私も!
(如月)お元気ですか? うん。

お変わりないですか? 大丈夫?
(女性)ありがとうございます。

(女性たちの歓声)

お分かりのように
この避難所では

地熱を利用して オンドルのように
パイプを張り巡らし

暖房の役割をさせています。

ですが それだけでは
寒さ対策としては不十分。

校内の設定温度は8℃。

そのために 発電機を利用して
暖房していますが

最近
電力の使用量が増えたせいか

全棟まで
行き渡らなくなっています。

そこで…。

皆さんに節電の呼び掛けです。
(一同)えっ?

そんな… 節電なんて。

今でも 無駄のないように
使ってるんですよ?

電気は小まめに消してるし。
ねえ?

努力してますよ!
(良子)これ以上は無理です!

俺たちは努力してんですよ!

ママ 何してんの?

前田さん
あったかいなと思って…。

(小橋)静かに!

協力しなかった者には
ペナルティーが課せられます。

(一同)えっ!? 何?
ペナルティー!?

ペナルティーだって…。
(信二)もう… ふざけんなよ

ふざけんなよ!

ドライヤーが駄目だなんて
じゃあ 洗った髪

この寒い中
何で乾かせっていうのよ!

じゃあ これも駄目か。

(隆)おい。 それって
電力消費量が多いんじゃないのか?

分かりっこないでしょ。
メーターなんて付いてないんだし。

確かに。
そうよね。

半分 半分 半分…。

(典子)あの… あの…
これ… これ 違うんです!

これ… これは!
あの! ちょっと!

わが家の
唯一の楽しみなんですって!

(小橋)違反は違反。
ペナルティーとして

この家族には
夜間の電灯の使用を禁止!

(典子)そんな…。
(信二)え~…。

ひどいよ それ!

抜き打ち検査だ!

抜き打ち検査だよ!
えっ? ホント?

では 当分預からせてもらう。
はい。

他に何か隠してないだろうな?

ああ…。

あっ それは!
乾燥してるし 今… パキパキで…。

え~?

だから 自己申告は
信用できないんだ。

(大輝)嫌なやつだな。

罰則。

支部長さんは いい人なのにね。
それに比べて あいつは…。

(小橋)これで無駄な電力の消費は
抑えられると思います。

ご苦労さま。

ところで…。

やはり あれ
信用できないんじゃないかと。

(小橋)《家族の皆さんは こちらに
それ以外の皆さんは こちらに》

(女性)《違うよ!
マサコのマサは 日が2つの昌!》

《あっ…》

《嘘ですよね?》

(小橋)身元の調査票も
自己申告ですから。

それを基に 取りあえず

部屋割りや
ここでの仕事を決めましたが

中には偽ってる者もいるかと。

家族に関しても。

偽装家族… ですか。

いけませんね… それは。

(隆)前田さんは 以前は
どちらにお勤めだったんですか?

(信二)
私は多摩川近くの食品会社で。

ようやく
現場の工場長になれたところに

隕石が降ってきて
氷河期が来ちゃって。

福山さんは?

ハァ~…。

元気がないですね。
(隆)前田さん ちょっと…。

今朝 保健室のベッド
取れなかったんですよ。

この前は前日の夜から
並んでいたらしいですよ。

(良夫のいびき)

《ハッ…! ああ…》

《お~ 寒い…》

えっ… それって ずるいんじゃ?
(隆)そうでしょう?

おっ…。

で あの… 木村さんは?
(隆)私?

私はね
地方の国立大学を出ましてね

それから…。
(信二)うん?

ああ… いいです。 家族でさえ
信じてくれないですから。

何を言っても 疑われるばかりで。

夫であり 父親をですか…。

ホントの家族なら

そんな疑うなんてことは
しないんじゃ…。

えっ?

まさか… 偽装家族?

まさか! うちは平成9年に
妻とは結婚して

翌年に長男の大輝が生まれ
その3年後に陽菜。

最初は
賃貸のアパート暮らしでしたが

頭金をせっせとためて
30年ローン組んで

ようやく中古の一軒家に
引っ越したんすよ。

その矢先に
隕石が降ってきちゃって。

家族で一緒に逃げてきたんです。

どうですか?

冗談です。
(隆)そうですよね? ねえ?

冗談です。
(隆)はい。

何か すいません。
(隆)いやいや… もう。

変なこと言うから 前田さんが。
びっくりしちゃって。

すいません。

なかなか風邪が治らなくて。

それで電気ストーブを
もう1台お願いしたいんです。

つらそうね。
頼んでみますね。

電気ストーブの要請が来てます。
オーバー。

できませんね。 オーバー。

みんなで節電してるんですから
そこを何とか。 オーバー。

できません。 オーバー。

それが駄目なら
カイロの支給 多めに。 オーバー。

日に1個の割り当てと
決まっています。

それ以上 必要なら
自分たちで調達してください。

もしもし? もしもし?

取りあえず これで我慢して。

はい。

♬~

♬~

(歓声)

(女性たち)
頑張れ! 頑張れ 頑張れ!

(歓声)

ちょっちょっ…
私のタオル使ってもらうんだから!

私のよ! 私が持ってきた…!

陽菜~!
一緒にやるか?

おい!

(女性たち)これ 使ってください!
お願いします 使ってください!

やったー!
ありがとうござい…。

(大輝)おい 待てよ。
兄貴が声掛けてるのに。

聞こえなかっただけだよ。
(大輝)ホントか?

お前…。

何?

リップくらい塗れよ?
(陽菜)ほっといてよ!

何だよ。

誰?
(女性)大輝の妹よ。

似てないね。
(大輝)そうかなぁ?

(女性)大輝君!
さっきカッコよかったです!

(女性)お疲れさまです。

《リップくらい塗れよ?》

♬~

う~… ホント寒いわね!

設定温度2℃下げただけなのに
こんなに冷えるなんて…。

(隆)あっ! 俺のカイロがない。
そんなはずないでしょ。

(隆)ないんだよ。
えっ?

(隆)陽菜 取ったな。
(陽菜)はぁ? 知らないよ。

お前は しらーっと嘘つくからな。

この前のぜんそくも
嘘だったんじゃないのか?

(せき)

(隆)家族ノート調べたけど
書いてなかったぞ。

パパ。

あっ ここ あった。

私たちは家族よ。
でも 家族にも秘密があるの。

けど みんなで今までの経歴を
共有し合わないとって

あのノート作ったんでしょ?
(大輝)そうだけど

言いたくないことまでも
書く必要はない。

母さんの言うように
家族にも秘密はある。

父さんだって もしかしたら…。
いや パパにはないだろうけどね。

(大輝)だな。
(隆)あるよ。 あるある。

秘密あるよ。
(大輝)最近 よく こうなるよな。

発電機
調子悪いんじゃないのか?

何か… 起こる予感?

♬~

(一同)えっ? 何だ?
停電? ちょっと! 寒いな!

痛い! パパ 足 踏んでる!

(隆)あっ…。
ちょっ… 気を付けてよ!

(隆)ごめん ごめん。

来た?
(大輝)はいはいはい。

付けるよ。

う~… ねえ あるだけ着込むわよ。

(大輝)このままじゃ
南極並みになるからな。

(隆)北極じゃないのか?
(陽菜)南極の方が20℃は低いの

そんなことも知らないなんて…。
(隆)陽菜 その言い方…。

言い方! もう。
寝ちゃ駄目だよ。

(大輝)下手したら凍死するぞ。
(陽菜)凍死!? ヤバっ!

(隆のくしゃみ)

♬~

うわ~!!

(男性)ここも開いてるぞ!

(男性)誰か来てくれ ここ!

(信二)あっ 霜が降りてる!

(隆)凍らしたら おしまいだぞ!

(隆)テープ テープ!
テープ!

≪(戸の開く音)

(良子)
先生! 保健室だけでもと思って。

蓄電器 持ってきました。
(藤岡)これは助かります。

(良子)いや~
もう でもこれぐらいじゃね

マイナス45℃に
勝ち目ないけどね。

ないより ましよ!
(藤岡)ありがとうございます。

(平井の妻)先生 お願いします!
診てください。 熱が高くて…

ああ!
(良子)大丈夫?

(藤岡)すぐ すぐベッドへ!
すぐベッドへ。

よいしょ。 しっかり。
しっかりして。 ねえ。

先生?
(藤岡)ちょっと脈…。

(平井の妻)どうなんです?
(藤岡)脈が異常に速いな。

これは危険な状態かもしれない。
(平井の妻)何とか お願いします!

(藤岡)いや ですが… この状態で
私の手に負えるものかどうか。

そんなこと言わずに! 先生!

(藤岡)いやいや もちろん
最善は尽くしますから!

取りあえず…。
まずは体をあっためましょう!

あるだけの毛布を!
それから おでこ冷やして。

先生 熱を抑える薬を。
(藤岡)解熱剤 飲ませましょう。

そうね。

あった。 これね?
(藤岡)そう。

よく知ってんな…。
(平井の妻)元看護師さんかしら?

ううん… 元市役所の受付よ。

♬~

(藤岡)あっ 副班長。
はい。

(藤岡)ありがとうございます。
もう ここはいいですよ。

いえ。 私もお手伝いしますよ。
先生 お一人じゃ大変ですし。

あ~… あったけえ…。
≪(電子音)

(平井の妻)
先生 熱が下がってません!

(藤岡)そんな…。

先生
もう あれを使うしかないですよ!

先生 これを。
アンプルはどこですか?

(藤岡)いえ。 このまま しばらく
様子を見ましょう。

えっ?

(如月)直りそうですか?
(留吉)これは無理だね。

ちゃんと仕事をしろ!

あのね だから言っただろ。
俺は元大工だよ?

金づちと かんなで
こんなの修理できるはずねえだろ。

そこを何とか!

ほら コンセントからプラグが
抜けちゃってるかもしれないし。

(小橋)どうなんだ? このままでは
全員 死ぬことになるんだぞ!

救難信号を
打ち続けてはいるのですが…。

まったく応答がありません!
オーバー。

駄目です。 やはり救援も
当てにできません。

(大輝)しり取り。

(陽菜)リトマス試験紙。
し!? し… 死に神。

(隆)み… み み…
ミトコンドリア。

(大輝)あ… あ あ あ… アシカ。

(陽菜)か… カリウム。
カリウム!? む… 無理。

おい! 寝るな!

起きろ!
ローマ帝国。

違う…。

(隆)ああ… ああ… 限界だ!

(大輝)あと一晩続いたら死ぬな。

(陽菜)いつかは死ぬけど

まさか凍死するなんて
思ってもなかった。

死ねない。

こんな所で
死んでたまるもんですか。

何か 手だてがあるはずよ!

(隆)どんな… どんな?

大本は発電機の故障。
そこを直せばいいのよ!

(大輝)専門の知識もないのに?

大丈夫。
少しは その手に自信があるから。

(陽菜)
電気工学でも勉強してたの?

(隆)そんなこと あのノートには
書いてなかったぞ。

今こそ 家族団結して

この危機的状況から
脱出するときよ!

こんなとこで
凍え死ぬのを待つより

今やることをするの!

私は… 生きたい。

どうしても 生きて
やりたいことがあるの。

こんなとこで
死ぬわけにはいかないの!

(裕翔)《今日は誰と会うの?》
《今日はね 悪い社長さんよ》

《ママは
世界平和を守ってるんだもんね》

《ええ そうよ》

《うん?》
《ママ 忘れん坊だから》

《分かってる。
じゃあ 裕翔は?》

《裕翔!》
(裕翔)《ママ 行かないで!》

《ママ!》

手伝うよ 母さん。

陽菜。

(陽菜)私は 生きて
やりたいことなんか別にないけど。

(隆)何だ 大輝の言うことは
聞くのか? お前。

あ痛っ…。

パパは?
パパにも生きてほしいの。

(隆)俺がやらなくて どうする!

(大輝)あった!
(陽菜)あった!

♬~

取りあえず これ。
(椿)はい。

長生きすんのも…

今日で終わりだわね。

くたばるのには まだ早いよ。

♬~

(留吉)
やっぱり 何ともならねえや。

どいて。
(留吉)な… 何?

私たちに任せて。

(留吉)素人が触って もっと
ひどいことになったら どうすんの。

大丈夫。 これ以上
ひどいことは起こらないから。

何の根拠もないけど。
よし やるわよ。

パパ 手元 照明。
(陽菜)こっちもライト。

(小橋)こちら 小橋。
オーバー。

状況はどうだ? オーバー。

それが… 木村さんちが来て
修理をするって。 オーバー。

何だって? 素人が何を!
オーバー。

(留吉)止めてるんですが
言うこと聞きません。

トラスト ミー!

私を信じて。

えっと…。

その白いふたを開けたら
中にヒューズボックスが入ってるはず。

これね。

よし。 なるほど。
(陽菜)それの中のヒューズが

焦げたりして 壊れてるはず。

それを取り出して

新しいヒューズを差し込んで
つなぎ合わせると 動きだすかも。

よし。
(隆)合ってるか それ。

よしっ。 これね。

(大輝)父さん 静かに。
何もしなかったら凍え死ぬよ!

(隆)こっち照らせ こっち。
いくよ。

えいっ!
(隆)あっ!?

はっきり抜いていいのか?
大丈夫。 これじゃないわね。

黄色いってみるね。
(陽菜)あっ ちょっと待って!

何で?
ちょっと危険かも。 赤からいこう。

えっ? 大丈夫…
いつかはやんなきゃ駄目じゃない。

(隆・大輝)赤 赤!
いい! 私に任せなさい!

イチかバチか…。
(隆)ああ! ちょっと!

えいっ!
(隆・大輝)ああっ!

フゥ… 大丈夫だったじゃん。
(大輝)だけど… だけど…。

いや~ 度胸があるねぇ…。

(隆)赤… ママ!
大丈夫じゃん。 ちょっと照らして。

これじゃないよ。

(平井の妻)あなた! あなた!

(平井の妻のすすり泣く声)

(藤岡)できない…。

私には無理だ…。

(小橋)急ぎましょう。

(隆)慎重にいこう 慎重に!
言ってらんねえ そんなこと。

いくよ これも。
(隆)いやいや 駄目だってもう!

ちょっと…。 ああ!?
ハァ… よかったね。

違う。 私だって怖いんだから。
(隆)もうもう… 俺やる 俺!

俺がやる! 俺がやるから!
引っ込め。

こうなったら 片っ端から
外していくしかないんじゃない?

(隆)そこじゃないんじゃないか?
おい。 なあ!

(陽菜)
じゃあ あんたがやんなさいよ!

(大輝)父さんには無理だろ。
(隆)俺が…。

やるしかないでしょ? これ。
≪うわ~!

駄目駄目 駄目駄目 駄目駄目!
駄目! 駄目… 駄目だ!

駄目だ 触っちゃ!
機械 壊れちまうぞ。

(藤岡)《今できること…
私にできること…》

♬~

先生?

後は任せてくれ。

これ たぶん
マグネットスイッチの故障だ。

(藤岡)よし。

(留吉)あっ! やっぱ
電機工事屋のタツじゃねえか!

タツ?
お医者さんじゃ…。

(留吉)隣町で評判だった
電機の修理屋だよ。

タツの手にかかったら

どんな機械だって
たちまち直ってくる。

神業に近い腕を持ってるんだ。

ああ… 眼鏡とマスクしてたから
分からなかったな… チキショー。

よし。 これで いいだろう。

きた!

(隆)大輝!

陽菜!
(留吉)すごいでしょ? ねっ?

それは父さんが悪い。

♬~

♬~

もうすぐ楽になるから。

じゃあ 偽の申告を?

すいませんでした。

保健室のベッドで寝たくて。

(小橋)ハァ…。
(藤岡)ホントにすいませんでした。

人の体も 電機の修理も
まあ… まあ似たようなもので

悪い所をなおせば
いいのかなって。

いや でも… 注射だけは
怖くて どうしても打てなくて。

人の腕に針を刺すなんて
私には とても無理でした。

ホントに… あの…
も… 申し訳ありませんでした。

偽の申告をした罪は重い。
外界への追放もあり得る。

そんな…。
(隆)そりゃないよ。

それが ここのルールだ。

違反した者を
そのままにしておけば

公正な秩序が保てない。
(留吉)いやいや いやいや…

でも 先生…
いや タツのおかげで

電気も暖房も
使えるようになったんすよ。

そうだ! じゃなかったら
今夜あたり 全員 凍死してたぞ!

(藤岡)いや いい。 いいんです。

自分の嘘が招いた結果なんで。

本人が納得してるんです。

それに ちょうどいい。

今回の一件を
ここの避難者たちに報告すれば

偽の申告をしたら どうなるか
思い知ることになるでしょう。

そして すでに
偽の申告をしている者は

いつ 自分の嘘がバレるか
おびえて暮らすことになる。

支部長
早速 皆を体育館へ集めて お話を。

(如月)うん。
≪(戸の開く音)

愛こそ全て 愛こそ生きる希望。

その愛が家族にはある。
そう 家族愛。

だから この世界を生き残り
未来を生きることができる。

だから 家族がいる者は
優遇される。

支部長さんの お考えですよね?

ええ。

けれど そしたら 一人者なのに
1人部屋を与えられ

全てにおいて優遇されている

支部長さんや秘書さんたちは
どうなるのかしら?

おかしな話よね?
黙れ!

この支部を任され
人の上に立つ者の当然の権利だ。

分かってる!
だから誰も文句を言わないの。

けれど
みんなストレスがたまってるわ。

もし 誰かが
そのことを たきつけたら?

《悪いのは如月》

《ああ そのとおりだ!》
(男性たち)《ウオー!》

≪(足音)
(男性たち)《ウオー!》

(小橋)《うわ… ああ!》

《うわあ! ああ! あ~!!》

あ~!!

そんなこと
起こるはずないだろ!

じゃあ やってみる?
ちょっと ささやくだけだけどね。

分かりました。

今回のことは大目に見ましょう。
(小橋)支部長!

またいつ発電機が
故障するかもわかりません。

そのときは
また お願いします。

私は 常々思っているんです。

人は 人を信じられなくなったら
おしまいだと。

これからも お前が頼りだ。

♬~

(平井の妻)先生!
注射を打ってくださったそうで!

(平井)おかげで
ずいぶん楽になりました。

《もうすぐ楽になるから》

ありがとうございます。
(藤岡)そう… あ… よかったです。

(平井)ありがとうございます。

支部長も人がいいですね。

ああいうやつらの
意見を聞くなんて。

《トラスト ミー。
私を信じて》

懐かしいフレーズだな。

≪(足音)

(足音)

♬~

(女性)皆さん お疲れさまでした。

ゆうべの寒さで4人も死んだ。

どこにいるんだろうな。

この氷の世界の。

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生きてるわ。

きっと 見つけ出す。