オトナの土ドラ・#コールドゲーム #03【もうひとつの“偽装家族”?】[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

オトナの土ドラ・#コールドゲーム #03【もうひとつの“偽装家族”?】[字]

避難所に脱獄犯が潜んでいると噂になる。まさか誰かに過去がばれている?祥子(羽田美智子)は気を引き締める。しかし、支部長の如月(中村俊介)が追撃の一手を打ち出す。

番組内容
氷河期を生き抜くため、偽装家族の木村家として第七支部で生活する祥子(羽田美智子)たちだが、避難所内にある噂が流れ始める。この中に脱獄犯が素性を隠して潜んでいるというのだ。まさか自分たちが疑われているのか…びくびくし始める隆(やす)と陽菜(久間田琳加)だったが、大輝(結木滉星)が隣の教室の家族が怪しいことに気づく。「まさか、彼らも…?」不穏な空気が流れる中、騒ぎを鎮めるために如月(中村俊介)は怪しい
番組内容2
人物を申告するよう情報提供を呼び掛ける目安箱を設置。匿名で怪しい人物を報告するようにと。包囲網が狭まる中、祥子はある行動に出る…。
出演者
羽田美智子 
結木滉星 
久間田琳加 
やす(ずん) 
篠原篤 
和田琢磨 
福田転球 
椿鬼奴 
銀粉蝶 
中村俊介
スタッフ
【原作・脚本】
小松江里子

【音楽】
中村巴奈重 
斎木達彦

【企画】
市野直親(東海テレビ)

【プロデューサー】
松崎智宏(東海テレビ) 
宮川晶(ケイファクトリー)

【演出】
千葉行利(ケイファクトリー)
後藤庸介

【制作】
東海テレビ 
ケイファクトリー
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【公式サイトURL】
https://www.tokai-tv.com/coldgame/

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ドラマ – 国内ドラマ

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♬~

♬~

(山田)1人でいるとき
火たくなって言っただろ。

うん…。

水が。

食い物だ。
あした 一緒に行くぞ。

うんめえ! もう1本!
1人 1本。

(良子)もう1回 これしたら
また1本!

じゃあ もう1回!
じゃあ 受け付け お願いします。

お願いしま~す。
(良子)お願いします。

じゃあ 次の方 どうぞ。
(男性)はい。

ちょっとチクッとしますよ。

はーい ご苦労さまでした。

よかったわよね
隣の棟から看護師さん来てくれて。

でも お医者さんで 注射打てない
先生って いるのかしら?

いるんじゃない? よく聞くけど?
そうなの!?

でもさ よく保管してたわね
この牛乳。

(良子)
土の中で凍らせてたんですって。

腐ってないよね?

大丈夫じゃない?
みんな 何ともないんだから。

私は… やめとく。

どうですか? 皆さん
献血に参加してくれてますか?

(小橋)はい。 牛乳に釣られて
皆 血を提供してくれています。

今のところ 輸血が必要な
ケガ人などは出ていませんが

何かあったときのためにと。

ですが もう一つの目的は

そこに書いてある申告書に
嘘がないかどうか。

(如月)小橋さん。
いつも言ってますが

人を信じられなくなったら
おしまいですよ。

(隆)俺はね B型。 ぽいでしょ?
血の流れが。 Bでしょ? ねっ?

あっ 3人分 採っちゃってください。
3本欲しいんで。

これ 流れてます? ちゃんと。
流しましょうか?

(藤岡)うるさいな あんた。
うるさいよ。

すいません。

♬(ゲームの音楽)
≪(典子)卓ちゃん。 入るよ?

卓ちゃん。 たまには
自習室でも行って 勉強したら?

まあまあまあ
ゲームは脳トレにもなるから。

パパ!
(信二)なあ?

ほら もう やめなさい。 ねっ?
(信二)いいじゃないかって。

≪(ノック)
≪(隆)前田さん。

(信二)うん? はい?
(典子)はい! ああ。

前田さんのお宅も
早く献血行かないと

牛乳なくなるよ!
(卓)牛乳?

何でもないのよ? ねっ?

ゲーム続けて! ゲーム続けて!
ゲーム ゲーム!

(典子)卓ちゃん 卓ちゃん…。
(信二)ゲーム! ゲームやってて。

それは怪しいわね。
でしょ?

まさか?
まさか?

まさ… えっ!?
シッ! シーッ!

えっ えっ!? あっちも?
あっち…。

うるさいんだよ!

どうしたらいいの?

受けなきゃ疑われちゃうしな。
(典子)でも 受けたら!

ああ…。

ねえ パパ考えてよ!
(信二)分かった 分かった…。

(典子)何か考えてよ!

(看護師)
ちょっとチクッとしますよ。

あんたも来たの?

(陽菜)あれ 目当てでしょ?

(陽菜)聞こえてんの?
返事ぐらいしなさいよ。

はい。 すいません。

(藤岡)
どうした? 熱でもあんのか。

好きなのよ 私のこと。

いつも見てるでしょ。

気持ち悪いから やめてくれる?

(戸の開く音)

あれ? 卓ちゃんがいない!

まさか…。
(典子)ああ! ちょっと!

(典子)ああ…。
(信二)大丈夫か?

(信二)典子… 典子…
大丈夫か? 大丈夫か?

典子。 典子。

(典子)どうしよう…。
(信二)典子 大丈夫か?

(典子)パパ…。
(信二)大丈夫か?

《愛こそ全て 愛こそ生きる希望》

《支部長さんの
お考えですよね?》

木村 祥子ですか。

♬~

(佐藤)今夜はカレー!
おいしいジャガイモカレー!

今夜は みんなでジャガイモカレー!
(隆)どうだ?

父さんが育てたジャガイモだぞ。

ここまで育てるのには
苦労したんだ。

子育て同様 愛情込めて
手をかけたからこそ

すくすく育ったんだね うん。
(陽菜)光と水があれば育つの。

愛がなくても。
(隆)あとな 陽菜

どんな生き物だってね
愛は必要なんだよ。

サボテンだってね
毎日 声掛けしたら

成長するのが早くなるって
知ってるか? お前。

汚い…
こっち向いて話さないでよ!

ああ そうだった。
父さんが悪かったよ。 うん。

お前には
愛情をかけずに育てたもんな。

だから
そんな子になっちゃったんだな。

あ痛っ! 何すんのよ。
(陽菜)うるさいの。

親に向かって その態度は何だ?

(大輝)
父さん いつも一言多いんだよ。

陽菜は 論理的で
クールに物事を判断するだけ。

分かってねえなぁ。

分かってねえなぁ。

(隆)ああ そうですか。
論理的でクールね。

さすがAB型。
その点 俺はB型だから

おおらかなんだよ。
(陽菜)いいかげんなだけじゃない?

(大輝)陽菜もやめとけ。
(隆)この野郎…

パパを いじるんじゃないよ もう
この!

えーっとね… 大輝はと。

えー… 大輝は 大輝はね…。

ああ 典型的な日本人。
協調性を押し出すA型。

で ママが… ママ AB。
組み合わせ合ってて よかったな。

俺たち たまたまだけど。
シッ!

そうね。 うちは大丈夫よ。
正真正銘の家族。

そうだな。

≪(ノック)
≪(良子)木村さん。

はい!

あのね 献血なんだけど
前田さんちが まだなのよ。

一緒にいってくれない?
あっ はい。

(良子)お願いします。

息子さんは もう受けてるので

あとは
前田さんご夫婦だけなんです。

私と夫は
受けるつもりありませんから。

どういうこと?
困ることでもあるのかしら?

偽装家族には見えないけどね。

(大輝)でも もし そうなら
バラバラにされて

一人者の部屋に移されるな。

それどころか
この第七支部の方針が

家族優先だから… 救助隊が来ても
後回しにされるかもね。

もしかしたら
前田さんたちは偽装家族…。

だって あんなに 献血を
拒否するなんて おかしいもの。

いや ほら あの… 針の先が怖い
先端恐怖症なんじゃない?

えっ? そんなのあんの?
あるよ?

先端恐怖症?
ある。 怖いのよ 先が。

あっ そう。 そっか。
うん。

先端恐怖症ね。
またね あした。

はい どうも。

青木さんは これとこれ。
(青木)ありがとうございます。

ねえねえねえ! 聞いた? あの噂。
えっ?

この避難所に
脱獄犯がいるらしいわよ。

前科が幾つもある
極悪人だって!

まさか。
でしょ?

でもね その犯人を
見たことがある人がいたのよ。

《行け》

誰?
さあ?

その誰か分かんないから
噂なんじゃないの?

でさあ 最近
物がなくなったりもするじゃない。

だから もしかするとって
思うのよね。

怖いわねぇ。
ホントねぇ。 気を付けないと。

♬~

(大輝)何か?

(黒崎)別に。

何してんの?

いつから?

あんた 鈍感だから
気付かなかっただけ。

(陽菜)そんなことも知らないの?

あのね 血液型っていうのは
遺伝子の組み合わせで決まるの。

組み合わせとしては
AAとAOだとA型。

BBとBOだとB型。
OOだとO型。

ABだとAB型になるの。

で あんた何型?
(卓)A。

(陽菜)あんたの親ってさ

本気で あんたのこと
叱ったことないでしょ?

いつも甘やかしてさ。

それって 子供に気兼ねしてるって
ことなんじゃないの?

実の子じゃないから。

≪(典子の泣き声)

(典子の泣き声)

おい! ホントのこと言えよ!

卓ちゃん 落ち着いて!

分かった! 分かった!
ちゃんと血液検査 受けるから!

(陽菜)
ねえ… そんな気になるもの?

えっ?

実の親かどうか。

そりゃあそうでしょう。

ホントの家族じゃなかったら
ここではルール違反になるんだし。

そうじゃなくて
実の親じゃなくてもさ

ちゃんとした親子なら
関係ないでしょ。

親だって 実の子だから
カワイイってわけじゃないし。

シャワー浴びてくる。

えっ? おい!
それ 俺のシャワー券だろ!

週に1度の楽しみを…。
おい!

大丈夫だよ パパは
1週間ぐらい入んなくたって。

ママ… 人! 人として…。
いいの。

ちょっと陽菜!
忘れろ。

あれ? 今週2回目じゃない?

何か問題でも?

♬~

♬~

《ゆうか 行くよ》

《早く》

♬~

♬~

(如月)あっ!
(小橋)支部長!

(如月)くっついちゃった!
(小橋)支部長! 支部長!

(2人)うっ… あっ!

ああ びっくりした…。
びっくりした。

(小橋)今日は支部長の
校内見回りです。

(女性)如月支部長!
(女性たち)キャー!

何か不便なことがあれば
いつでも言ってください。

この困難な状況の中でも

皆さんのためにできることは
何でもしますので。

(女性たち)キャー!
(如月)こんにちは。

(女性)こんにちは…。
(如月)落ちましたよ。

ああっ!

(如月)皆さん ご苦労さまです。
ああ 育ってますね。

これは何ですか?
(隆)ジャガイモです。

僕が持ってきたんです。
(如月)ああ そうですか。

ジャガイモ 大好きです。

ありがとうございます。
(如月)頑張ってくださいね。

素晴らしいですね。
(佐藤)おい みんな!

スピード上げろ!
(男性たち)おう!

(佐藤)気合だ 気合!

≪こんにちは。
(如月)こんにちは。

(如月)ご苦労さまです。

支部長 音楽室はあちらです。
(如月)はい。

(良子)あ~
いたいた いたいた…!

何々 何々?
ほら 支部長さんに

この前のこと ちゃんと
調べてほしいって言いましょ。

えっ?
ほら… 脱獄犯よ。

ちょっと 私
今 手が離せなくて…。

(良子)何やってんの? いいでしょ?
ほら 行きましょ 行きましょ。

(如月)こんにちは。 練習かな?
(子供たち)はい。

頑張って。

支部長さん。 ちょっと お話が。
(如月)何でしょう?

ほら。
えっ? えっ?

(如月)副班長の木村さんですね?

あっ… はい。

先日は ためになる お話
ありがとうございました。

いいえ…。

《愛こそ全て
愛こそ生きる希望》

《その愛が家族にはある》

《支部長さんの
お考えですよね?》

《一人者なのに
1人部屋を与えられ

全てにおいて優遇されている

支部長さんや秘書さんたちは
どうなるのかしら?》

《もし 誰かが
そのことを たきつけたら?》

脅すとは。
(良子)ためになる話って?

ああ… 私たちは
皆さんのことを見守り

時には 耳の痛い
忠告を与えることもあります。

ですが 私たちには
誰も何も言ってくれません。

でも…

木村さんは
ちゃんと言ってくれるんです。

本当にありがたい存在です。

(良子)すごい!
支部長さんに褒められるなんて!

下のお名前は祥子さん。

元は市役所の窓口業務。

お堅い仕事をされていたんですね。

ええ そうです。

それで?
(良子)ああ…。

あの噂なんですけど。
脱獄犯の。

ああ…
それは私も聞いています。

でも 噂は噂。

ここで暮らす人たちを
疑うようなことは

したくありません。

けれど そんなことを言っていて

もし 何かが起こってからでは
遅いので

これを設置します。

これは?
情報提供を呼び掛ける箱です。

怪しいと思う人物がいれば

紙に書いて
この箱に入れてもらいます。

私は
あまり気が進まないんですがね。

♬~

(如月)《副班長さんも
持っていた方がいい》

《合図は3回》

《2つ下げる》

《2人だけの回線です》

先生 1個もらいます。
(藤岡)お願いします。

典子。

♬~

(裕翔)《ママ 忘れん坊だから》

≪(戸の開閉音)

(足音)

やっぱり 4年2組の
あの男が怪しいな。

えっ?
脱獄犯だよ。

(大輝)《何か?》
(黒崎)《別に》

確か 一人者が
反乱を起こしたときも いたはず。

《甘ったれんのも
いいかげんにしな!》

(大輝)あのとき
正体がバレるのを恐れて

実行犯には
加わらなかっただけじゃないのか。

プレートに書いた元清掃員っていうのも
嘘のような気がする。

カムフラージュってこと?

ああ。

何?

別に。

(戸の開閉音)

設置完了しました。

何か いい情報が
手に入ればいいんですがね。

一緒に集団生活をしているんです。

怪しいと思う人物は みんな もう
うすうす分かっているはずです。

(如月)でしょうね。

♬~

♬~

♬~

≪(ドアの開閉音)

おばあちゃん これ。

何か いつも…
こんな気に掛けてくれて

ホントにありがとう。 ウフフ…。
ううん。 気にしないで。

あっ 肩でも もむ?

いいの?
もちろん!

ああ… いい気持ち。

他にも いる物があったら
言ってね。

じゃあ…。

私 化粧水が欲しいんだけど。

化粧水は ここでは
なかなか手に入らなくって。

何か ほら
肌がカサカサになっちゃって。

ほらほら。
えっ?

お願い。

♬~

あった。

これと… これと。

あとは…。

これで よしと。

OK。

≪(戸の開く音)

♬~

前田さん。

見逃してください。
もう戻ってきませんから。

えっ!? ちょっと…。

あした
血液検査の結果が出るから?

外に出たら 凍え死ぬだけよ。
それでもいいの?

あの子に
事実を知られるくらいなら…。

元の世界では
隠し通してきたのに…。

ここに来て
全てバレてしまうなんて…。

実の親だと
思ってくれてるうちに

3人で死んだ方が
まだ ましです…。

(泣き声)

♬~

懐かしいな…。

あ~… 懐かしいな これ。

(隆)《俺はね B型。
ぽいでしょ?》

《その点 俺はB型だから
おおらかなんだよ》

おおらか…。

O… O型…。

O型…。

《組み合わせ合ってて
よかったな。 俺たち》

♬~

賞味期限 とっくに切れてるけど
はい。

♬~

私たち夫婦は
長年 子供ができなかったんです。

それで養子縁組をして。

あの子が怒鳴っても 暴れても

「パパ」 「ママ」って
呼んでくれるだけで

どんなに幸せだったか。

あの子は
私たち夫婦の宝なんです。

止めるつもりはないけど
一つ言っていい?

死んでもいいって了解してる
あんたたち 親はいいけど

息子さんの命まで
道連れにすることないんじゃない?

えっ?

子供の命を守るのが親の務めよ。

そうでしょう?

(泣き声)

(小橋)献血のご協力
ありがとうございました。

有事のときのために
必要なこととして

そして 提出してもらった
自己申告書の血液型に

嘘偽りがなかったか
それを これから発表します。

(ざわめき)

どうしたの?
いや…。

(小橋)川田さん家族 合格。

福永さん家族 合格。

園田さん家族 合格。

ヤジマさん家族…。

前田さんとこ ヤバいんじゃない?
そうね。

(小橋)次に前田さん家族。

あ… あの…。

皆さんに 嘘をついていたわけでは
ないんですけど

実は…。
(小橋)前田さん。

合格。

(藤岡)ご主人はA 奥さまもA
お子さんもAでした。

(小橋)サイトウさん家族 合格。

イシイさん家族 合格。

よかった~…。

《木村さん家族 合格》

よく分かんないけど
とにかく よかった。

は~ よかった。

心配したぞ。
実の親子じゃないんじゃないかって。

ごめんよ。

(信二・典子の泣き声)

(卓)ホント 心配したんだからな!
(典子)うん…。

《えっ?
検査結果を変えてほしい?》

《そう。
前田さんご夫婦の血液型》

《いや…
そういうのは ちょっと》

《先生も嘘の申告したわよね?》

《脅すんですか?》

《ううん。 頼んでるの》

《先生》

《トラスト ミー。 私を信じて》

《お願い。 ウフッ》

《いや… でも どうして
よその家族のために そこまで…》

《血液型が一致しなくても

養子縁組がされていれば
ルール違反にはならないですよ》

《嘘ばかりの世界だとしても

親の愛には 嘘はないから》

♬~

♬~

(隆)《俺はね B型》

《ぽいでしょ? 血の流れが。
Bでしょ?》

気は進みませんが…。

(小橋)いたぞ!

(黒崎)何だ!?

(小橋)黒崎!

お前…。

お前 元清掃員だと?
経歴を偽ってたな?

何をしでかした?

強盗か? 殺人か?
答えろ!

(黒崎)俺じゃない。
(小橋)嘘をつくな!

(黒崎)脱獄犯は…。

脱獄犯は あの女だ。

≪(戸の開く音)

(足音)

♬~

♬~

ばあさん
あんた 人を殺したな?

何 言ってんの。
(小橋)全て分かってるんだよ。

バレちゃったんなら
仕方ないね。

何?

組員を パンって撃ったら
死んじゃった。

けど 正当防衛なのよ。

《キャー!》

《あんた!》

《死ね!》

(刺す音)

(男性)《ああ… ぐっ…》

《ああ!》

《くそ!》

《あんた!》
(男性のうめき声)

《あんた… あんた!》
≪(パトカーのサイレン)

《ちょっと… ねえ… あんた!》

ちゃんと刑務所に入って
お勤めもしたの。

脱獄したわけじゃない。

(椿)で 何?

こんな おばあちゃんを
いったい どうしようっていうの?

今のままで
いいんじゃないですか?

しかし…。

もう お年ですし
足も不自由な方です。

分かりました。

それで どうしましょう?
元刑事の男は。

虚偽申告です。
嘘は許されませんが。

う~ん…。

何か事情があるんでしょう。
もう少し様子を見ましょう。

≪(ノック)
(如月)どうぞ。

(藤岡)失礼します。

(如月)では
そのように お願いします。

はい。

(如月)すいませんでしたね。

もう一度
調べ直してほしいなどと。

(藤岡)ああ… いいえ。
(如月)どうぞ。

それで どうでしたか?

藤岡先生。

これです。

(藤岡)あの… これは
私の一存でしたことですので

あの家族も このことは…。
(如月)分かってます。

私も 皆さんに
公表することはしませんから。

よーく知ってるんですよ。

(如月)彼女のことは。

本当に大丈夫なの?

追い出されやしないわよ。

よいしょ。 こんな おばあちゃん
大事にしないとね。

政治家ならね
よーく分かってるはず。

はい。
ええ?

よくため込んだわね。

人は いいことすっと
気持ち良くなんのよ。

自分のことを
善人だって思えるからね。

(男性)《これも食べて。
おいしいよ これね》

《ホントに…》
(女性)《あったかくしてね》

(椿)こっちだって
施しを受けてやるボランティアよ。

で どう? 私が頼んだ物は
持ってきてくれた?

はい。
ああ!

いいわね ウフ。

《お願い》

《分かったわ…》

《で 何がしてほしいの?》

《脱獄犯がいるって
噂になってるの》

1人見つかれば それで済む。
うん?

そうでしょ?

けど 犯罪者じゃなくったって

悪いやつらは
いっくらでも いるもんだからね。

こういうときほど
普通の顔をした人間が

一番 恐ろしいのよ。

(良子)バレないわよね…。

1つくらい いいわよね。

♬~

♬~

(良子)
さあ 好きなだけ食べていいわよ。

何かあったときのために
体力はつけておかなきゃ。 ねっ?

よし。 じゃあ…。

いただきます。
(良子)いただきまーす。

よいしょ。

(合図の音)

(電子音)
はい。 オーバー。

(如月)
ペナルティー ワンですよ。

えっ?
(通信が切れる音)

はっ!? Oって書いてあんじゃん!
(隆)まあまあ…。

まあ Oっていえば Oだけどね。

信じらんない! 大変なことに
なったかもしんないじゃない!

いや あの…
これ 書き間違えたんだって。

書き間違え。 ちょっと もう一回
見してもらっていい? これ。

幼稚園ときだからね。
これ 昔はBをね Oって書いて…。

だから… Bじゃなかったら
どうするつもりだったのよ!!

だから… Oじゃなくて…
Bだったから よかった…。

(陽菜)ふざけんなよ!

≪(隆)Bだったんだから
よかったじゃない…。

(合図の音)

(如月)どうしました?

この借りは 必ず返すから。

それは 楽しみですね。

国木田 瑠美さん。