ドラマ「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」[字][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
ドラマ「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」[字][デ]
吉川愛×板垣李光人W主演!新時代の理想のカップルを描くラブコメディ。初々しく可愛すぎる“わこ&めぐる”と、個性豊かすぎるキャラクターたちが織り成す恋愛群像劇!
出演者
町田和子(わこ)…吉川愛
相馬周(めぐる)…板垣李光人キラ…桐山漣
境正美…おいでやす小田
三輪玲…中川大輔
渡辺春菜…五島百花
甘地大和…遠藤健慎
山崎愛…寒川綾奈鉄本あさひ…水野美紀
番組内容
新米漫画編集者・わこ(吉川愛)は、スタイリスト・めぐる(板垣李光人)にキスしてしまったことに激しく動揺。めぐるは、ぎこちない態度のわこに戸惑う。
そんな中、境デスク(おいでやす小田)の娘が編集部の見学に訪ねてくる。境はシングルファザーであることが判明。父として娘にカッコいいところを見せるため、有名モデル・キラ(桐山漣)の撮影に参加することになるが…。
お試し交際中のわことめぐるの関係に、急展開!
監督・演出
【監督】
湯浅弘章
原作・脚本
【原作】
ためこう「ジェンダーレス男子に愛されています。」「FEEL YOUNG」連載/祥伝社
【脚本】
坪田文
音楽
眞鍋昭大
【主題歌】
「Question」Amber’s
制作
【チーフプロデューサー】
前西和成
【プロデューサー】
小島祥子
熊谷理恵
塙太志
番組ホームページ
https://www.ytv.co.jp/colorfulovele/
番組公式SNS
【Twitter】
@colorfulovele
【Instagram】
@colorfulovele_drama
【LINE ID】
https://lin.ee/mtqPy0Wジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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♬~
(周)和子ちゃん…
(和子)
何いきなり
キスしてんね~ん!!
は~っ…エクトプラズムが
口から出そう…。
キスしてしまった…。
全く合意も取らずに…。
う~っ
あばばばば…あばばばばば…。
あ~!落ち着こう。
落ち着かねば
落ち着くとき…ダメだ。
三段活用で混乱してる。
そうだ KOUGU維新を見よう。
自分を取り戻そう。
(鉄槌)
KOUGUとは優しさ。
裏切者へ正義の鉄槌 下す。
鉄槌!
裏切者には 鉄槌が下る…。
そうだよ。周君は私を信頼して
家に遊びに来たりしてたのに…
なのに 私はキス…キスを。
あ~ なんで私
キスしちゃったんだろう!
♬~
(愛)周君
今日 凄くアンニュイですね。
え?
萩尾望都先生の漫画に出てくる
男の子みたいですよ。
それは 光栄だけど。
(愛)え~
やっぱり何かあったでしょ?
和子ちゃん
あ あ え~っと 周君
え~っと…
帰るね。バイバーイ!
なんで…
♬~
(愛)周く~ん?
周く~ん。
あ いや…何もないから。
え~?
本当に何もないよ。
そっか…。
じゃあ キラさんは…。
(キラ)あばば…あばばば…。
キラ君 エクトプラズムが
口から出てるから しまって。
出てない。キラは
いつものキラのままだ。
あさひさんと何かあったの?
あさひ!
その名前を出すな!
アイツの事を考えると動悸が…
は~っ。
いい加減 認めなよ。
あさひさんの事が好きだって…。
違う!!
キラは まだ恋なんて…知らない。
少女漫画のタイトルみたいに
なってるよ。
恋ってなんだ?
恋って…好きって…。
う~ん 難しい質問ですね。
(愛)大丈夫?
大丈夫…?
おい!椅子!
おい!お前は あの女の
どこが好きなんだ?
カッコいい所。和子ちゃんは
僕のヒーローだから。
じゃあ あの女は
お前のどこが好きなんだ?
(キラ)ん?
顔…?
顔。
うん。それしか…。
(愛)全然ありだと思いますけど
まあ 顔は
変わってくものですからね。
うん。わかってる。
♬~
は~っ…。
(春菜)顔色悪くない?
自分で自分の心が
わからなくなって…。
よくわからんけど。
ま 後で
周君に癒やしてもらいなよ。
うっ!
今日この後 会えるんでしょ?
《ついに…正義の鉄槌が…》
(境 正美)
なんて事してくれんねん!!
すみません!!
(境)え?
なんで町田が謝ってんの?
ちょっと…私事で。
どうしたんですか?
さっきの会議 甘地が 取締役を
入り口前の下座に座らせたんや。
え!
なんでお前が
一番奥 座ってんねん!
(甘地)それは…。
(境)言い訳すんな!
何回も言うたやろ!
偉い人は奥!
すいませ~ん。
「すみ」や!それも。
すみませんや!…ホンマ。
すいませ~ん。
(境)何回おんなじこと言わすの
ホンマ!
(春菜)まあまあ…そんなに
怒んないでくださいよ。
(境)はぁ?何してんねん それ!
甘地君。
イライラしてる時は
甘い物 食べるといいよ。
あ…すいません。
僕 糖質控えてるんで。
あ そっか…。
境さんって 昔からあんな
キレキャラなんですか?
う~ん…。
上座とか下座とか
あるのは知ってますけど。
第一会議室って 一番奥の席
冷房直撃なんですよ。
え?
それにプロジェクターいじるから
僕が一番奥座った方が効率良いし。
あ~ なるほどね。
じゃあそれ 境さんに
言えばいいんじゃないかな。
オジサンには 僕の気持ちとか
絶対わかんないです。
オジサン…。
びっくりした。
でしょ。そこまでこじれてるとは。
いや 甘地が意志を持ってる事に
びっくりした。
そこ?
まあ わかり合えなくても
仕方ないでしょ。
えっと22歳と45歳。
うん。
世代が違うもん。
生きてる世界が違う。
世界が違う…。
(ゆうたん)
多様性を認める。カラフルな
世界を認めるって事はさ
僕たちを嫌いっていう想いも
受け止めるって事じゃないの?
わかってるんだ。けど…
どうしても つらい…
いや 仕方ないで
終わらせるのはな~。
どうした?はい はい…。
おはよう 和子ちゃん。
今日も よろしくお願いします。
この衣装なんだけど…。
あ…はい。
発注にはなかったんだけど キラ君
こういうテイスト好きだから。
う うん。
《なんか いつも通りだ》
《周君は もしかして
そこまで気にして…》
(ドアが開く音)
(境)おう。お疲れさん。
(春菜・和子)お疲れさまです。
ほら オジサンが来たよ。
その呼び方。
(境)
お~ 今日も 偉いべっぴんやな。
え?それスカート穿いてんの?
あ はい。
へえ。やっぱ君は
女の子になりたいんか?
え?なんか俺 変な事言うた?今。
いや あの ちょっと…。
女性に
なりたい訳じゃないですよ。
え?
それに もし そうだとしても
こういう場所では 言いません。
へえ。そうなんか。
やっぱりオジサンじゃん。
《世代間ギャップ!
わかり合うのは…》
(あさひ)境さん。
(境)はい。
乙姫!?
乙姫!?
(境 乙姫)父…。
父?
え?境さんの娘さん?
(境)ど どうしたんや!
家の鍵 忘れたんか?
社会科見学。
あ~!
申し訳ない!許可とるの
すっかり忘れてもうて。
大丈夫。
今 総務に許可とってるから。
すまん…。
そんなに謝らないで。
境君の事情はわかってるから。
(玲)
編集長 ちょっといいですか?
あの この前のキラさんの連載で
僕 あの
年齢 間違えちゃったみたいで…。
「お父さん・お母さんの
働いている所を見てみよう」。
何度も伝えましたが
父は忘れていたようです。
それは怒ってもしょうがないね。
いえ。リマインドするべきでした。
父が忙しいのは 知っていますし。
そっか…。あ はい。
あ 糖質控えてる?
父の働いている所 見られますか?
ああ…大丈夫だと思うよ。
もし ダメだったら
お母さんに連絡して。
母は いません。
(ドアが開く音)
あ 境さん。
ちょっと!ちょっと来て!!
え?私?は…はい はい。
(ドアが閉じる音)
(ため息)
(境)ちょちょちょちょい…。
なんですか?なんですか?
頼む!
キラ様の撮影 俺も参加さして。
社会科見学
オッケー 出たんですね。
でも なんでキラ様…。
[ 小声 ]
乙姫がファンやねん。
そうだったんですね!
え でも実際のキラ様に会ったら
混乱しちゃうんじゃないかな…。
寂しい思い さしてるから
ちょっとでも その…。
ああ…。
聞いた?
ごめんなさい。
私 不用意に
「お母さん」って言っちゃって。
いや ええよ。
いずれバレる思てたし。
離婚して もう1年やもん。
はぁ…そうだったんですね。
まさか 自分が
「シングルファーザー」
いうのに なる
思ってなかったけど。
言ってくださったら良かったのに。
ま とにかく
乙姫に苦労を掛けたくないし
良い所も見せたい…なんで頼む。
父親は 子どものヒーローに
ならなあかんねん!
ヒーロー。
和子ちゃんは
僕のヒーローなんだ
困ってる誰かの為に戦えるの
カッコいいよ
いざ…参らん!
え?
境さん 私に任せてください。
へへ…へへへ。
お願いします!
はあ?なんで俺が そんな小童の
為に一肌脱がなきゃならんのだ。
そこを なんとか…!
俺は子どもが嫌いだし
子どもも俺が嫌いだ。
おい!俺はキラだぞ!
俺は あのキラだぞ!
それは十分 承知なんですが。
乙姫ちゃんの お父さんが娘さんに
何とか良い所を見せたいと…。
良いのかな…。
え?
あ いや…。
ん?何 周君。
ううん 何でもない。
ん…。
わかった。
お前の頼みを聞いてやる。
え!?ありがとうございます!
ただ 一つ条件がある。
え…条件?
あさひの好きな物を教えろ。
え?
寿司!寿司以外でだ。
う~ん…。
最近の あさひさんは
恋愛ドラマにハマってるそうです。
れ 恋愛!?あさひが…恋愛…!
そうか。その恋愛ドラマとやらを
調べてこい。
あ わかりました。
それコンセント刺さってないです。
(キラ)おい コンセント。
はい。
(キラ)早くしろ。
はい。
(春菜)キラさん 入られま~す。
♬~
あははは。今日も
皆さん 頑張りましょうね!
おはよう。
よし…。
乙姫ちゃん 今日は
会いに来てくれて ありがとう。
[ 小声 ]乙姫…!
写真もサインも大丈夫やって。
天に輝く明星やって。
はあ?いや あれは
そう簡単には やらない…。
(咳払い)
天に輝く明星の如く…。
命宿りし 芸術品。
キラだ!
カッコいい。
さぁ ミスター境!
今日も
ミスター境が頼りだからね!
お願いします。
ん…。
高くつくぞ。
お約束の品で~す。
さあ 皆さん!
撮影を始めましょう!
あれ?どうしたのかな?
緊張してるのかな?
リラックスしてくださいね。
(キラ)いいですね~。
父とキラは お友達なんですか?
ん~ どうだろうね?
♬~
あさひ…
恋をしたいと思っているのか。
キラさん。
あさひ!?
俺の背後に立つな!
あ 元に戻ってる…。
え?
いや…。
さっき…様子が変だったので。
何か変な物でも拾って
食べたのかなと思って。
バカにするな!あ あれは…。
お お前の部下に
頼まれて やっただけだ!
頼まれて?
ああ。
何を驚いた顔をしている?
いや…
あなたが人から頼まれて
素直に聞くと思えなくて。
それは…お前のために!
私?なんですか?
いや なんでもない!
よく聞け あさひ。
男子
三日会わざれば刮目して見よ!
…だ!!
フフハハハ…。
フフハハハハ…。
フフハハハハ…。
フハハハハ…。
(キラ)フフハハハハ…。
(ドアが閉まる音)
ま…戻って良かった。
今日の撮影の衣装 漫画版のキラ様
にも着せようと思うねんけど。
あ~ でしたら ここら辺が
シンプルで描きやすいかもですね。
あ!なるほどね。
♬~
《境さんのカッコいい所
乙姫ちゃん しっかり見てる》
《やっぱり いつもの周君だ。
このまま何も起きなければ》
すいません。
甘地君…。
(境)今 打ち合わせ中やぞ。
あ あの…シノビー先生との
打ち合わせなんですけど。
うん。
21日と27日
聞き間違えてたみたいで。
はぁ!?
(境)ほんで先生は!?
待ってて下さったんですけど
帰られたみたいで。
「みたいで」ちゃうやろ。俺 何回も
伝えたよな?それを なんで…。
すいません。
でも 怒っては なかったです。
お お お前…。
ちょ ちょっと…ダメ。
そういう問題ちゃうやろ~!!
境さん!
あ。
すまん。でも気ぃつけろよ。
先生には俺からも…。
甘地君 あの…私も一緒に
行くから。とにかく謝ろう。
確かに僕が悪いです。けど…。
けど?
こういう間違いが あったら
嫌だからって
大事な事はメールして欲しいって
頼んでも いつも境さん
無視するじゃないですか。
いや だから俺メールは苦手で。
僕も電話 苦手です。
っていうか
娘さんの前では謝るんですね。
(ドアの開閉音)
乙姫ちゃん 違う。違うんだよ。
え?
境さんは
いつもは すごく優しくて
今のは ちょっと。
和子ちゃん…!
え…何?
町田さん ええって。
ごめんな。乙姫 一人で帰れるか?
(境)先生に 謝って来るわ。
(ドアの開閉音)
♬~
どうしよう。
え?
あの時 私が
もっと上手く立ち回れてたら
乙姫ちゃんも境さんも
傷つけずに済んだ。
それは難しいよ。
え?
だって
起きてしまった事を
無かった事には出来ないし
一度 見てしまった事は
忘れられない。
そんなの わかってるよ。
そう?僕には なんだか
いつもの和子ちゃんじゃ
ないみたいに見えるけど。
え?
無理して取り繕ってる。
それは…
娘に良い所 見せたい
っていう気持ち 私も わかるから。
だからって お芝居みたいなこと
しなくていいと思うよ。
ありのまんまで いいじゃん。
ありのまま?
和子ちゃん そういうの
わかってると思ってたけど。
なんだそれ。
え?
ありのままとか 本当の自分とか
よくわからないよ。
和子ちゃん?
境さん 乙姫ちゃんのヒーローに
なりたいって言ってたの。
ヒーロー…。
ヒーローは みっともない所
見せられないでしょ?
ごめん。
和子ちゃん 僕…。
やめよう。
気まずくして ごめん。
色々…ごめん。
(ノック)
えっ 乙姫ちゃん。
帰ってなかったの?
お願いが あるのですが…。
ん?
クッキー?
明日 父の誕生日なんです。
それで手作りクッキー。
ですが
うちにはオーブンが無くて。
あ~ うちも無いなぁ。
うちのレンジ…。
あ!オーブン機能ある!
あ でも まだ仕事が。
そうですか…。
でも誕生日 明日なんでしょ?
はい。なので友達に
頼もうかと思ったんですが。
父は今 多分
落ちこんでいるので。
周君 この後 予定ある?
無いけど。
うちのレンジ
好きに使っていいから
お願いできないかな?
♬~
先生の お宅 伺えまして
直接 謝れました。
境君が?
はい。原稿も頂けて。
甘地君も
連れて行って欲しかったですね。
いや ですけど…。
少しコミュニケーションエラーが
起きていませんか?
一度 ゆっくり話した方が
良いかもしれませんね。
私 間に入った方が良ければ
入りますから。
そうですね…。
♬~
ほら 焼けたよ~!
わぁ~!できた~。
周さん 器用ですね。
うん よく言われる。
私が作ったのは
デコボコでカッコ悪いですね。
そんなことないよ?
乙姫ちゃんのも 僕のも
それぞれ 良い感じだよ。
父も そう思ってくれたら
いいのですが…。
え?
父は 頑張りすぎています。
私が 友達と同じで
いられるように。
あのままだと
倒れるんじゃないかと心配です。
母がいなくなってから 父は
いつも今日みたいな感じです。
でも ずっとヒーローでいるのは
無理ですから…。
♬~
お疲れ様です。
(境)はい。
お疲れ様です。
お疲れさん。
(ため息)
境さん。
おお。
お疲れ様です。
あっ さっきは
ありがとうな。
さっきは
すみませんでした。
なんで謝る!
いえ…。
思い通り行く事なんて
ほとんど あれへんよ。
まさか 嫁に浮気されて
出ていかれるなんて
思ってもなかったし。
えっ?
(境)男手一つで 娘を
育てていく事になるなんて
結婚する時
想像もしいひんやろ。
一生 仕事だけに
全力で生きて行く。
それが当たり前
なんやと思ってて。
当たり前…。
(境)そこから戻ろうと
すれば するほど空回り。
甘地に言い返された時
ハッとなったわ。
きちんと 謝らんとな。
(境)じゃあ 帰るわ!
メシ作らんと。
あっ ちょっと待ってください。
いや乙姫 待ってるから。
乙姫ちゃんなら 今
周君と一緒に居ます。
周君って あの
スタイリストの子か?
あ ちょっと その…
深く理由は聞かずに。
あ もうすぐ ここに来ますので。
いや 気になるやろ!
ちゅうか
2人は付き合ってんのか?
あ!これセクハラ?
あ いや 今のは…。
まあ う~ん…。
今のは 特に
不快感は 無かったです。
時と場合によるんやな。
えっと…
付き合ってるかって言われると
微妙っていうか。
(境)ええっ!?意外やなぁ。
えっ?
だって町田 周君 来てから
元気になったやんか。
(キラ)
乙姫ちゃん また会ったね~。
あはははは。
すみません。
私は いつものキラが好きです。
見る目があるな。
小童。
じゃあ キラ君 よろしくね。
お前は?
ごめん
お店に呼ばれてて。
おい 周!
びっくりした。名前で呼ぶなんて。
あの女が
待ってるんじゃないのか?
何があった?
何もないよ。ごめん。
♬~
(境)ちょっと なんで?
ちょっと なんで?
はいはい…いいから。
なんなん!…さっきの部屋で
話 するんじゃアカンの?
いいから!
アカンの!…いいから いいから。
何が いんねん理由は?
なんでか言うて ほなら。
…なんでか言うて ほなら。
ああ!
ちゃう ええわ ホンマええわ。
…ちゃうホンマいい ホンマいい。
いいから いいから!
はい…黙って!
理由を言って なんでか言うて。
黙って はい。
なんなん?なんなん?
わぁ!
フォー!
お誕生日おめでとうございま~す。
おめでとうございま~す!
失礼します 失礼します
すいません 失礼します。
よっ!ハッピーバースデーボーイ
本日の主役!よ~っ!
いや…。
明日や。
まあ まあ…そこは そこは。
おお~ こわい こわい…。
ちょっと ちょっと何?何?
はぁ?
えっ?キラ様?
いや何をなさってるんですか?
それ。
ねぇ…。
わっ あっ あっ!あ…。
乙姫。
父…。
うん いいだろう
小童。
誕生日おめでとう。
えっ?
作ってくれたんか?
泣かんで。
そうですか。
♬~
「父へ。父が作ってくれるご飯は
美味しいです。
体操服に つけてくれたゼッケンは
クラスで一番きれいでした。
けど 私は 休みの日に
ソファで口を開けて寝ている
父も好きです。
父が 父だから好きです。
(乙姫)「全部 好きです。
なので
あんまり頑張らないで下さい。
2人でいれば
何とかなると思っていますので。
乙姫」。
(すすり泣き)
そやな。
2人でいればな…。
ありがとうな 乙姫。
あかん。余計 泣くやろ。
ええやないか 泣いたって。
やめぇ。
(境)下手くそな 関西弁やな。
(乙姫)なんでやねん。
甘地君。
すみませんでした。
いや だから…って。
えっ え?
すみませんでした。
僕も 意地になってました。
境さんは「オジサン」という生き物
だから わかり合えないって。
お前 そんなん よう
娘の前で言うよな…。
境さんには
境さんの悩みがあるなんて
思ってなかったです。
それは 俺もや。
お前を 今どきの「無気力な若者」
ってカテゴリーで見てた。
ハァ…でも それじゃあかんよな。
甘地 話も聞かんと
怒鳴りつけて すまんかった。
許してくれ。
俺 これから なるべく
メールで指示出すようにするわ。
ああ LINEでもええで。
あっ LINEは
友達にしか教えないんで。
(境)ハハハハ!
いや…お前 そこは
「はい」でええやろ。
(甘地)いえ すいません。
(境)アハハ…!
(境)「すみません」や!
(甘地)すみません。
(境)ハハ…
どっちでもええけどな もう。
(甘地)すいません。
(境)なんやねん!
ハハハ…頑なやわ。
♬~
ありのままとか 本当の自分とか
よくわからないよ
和子ちゃん 僕…
やめよ…
気まずくして ごめん
♬~
和子さん ありがとね。
境君と甘地君 あのままだったら
喧嘩別れになってたと思うから。
「話し合え」って言うのは
簡単だけど なかなかね。
いざとなると
素直になるのは難しいわね。
みんな それぞれ世界があって…
でも それが…。
「面白い」でしょ?
和子さんが
言ってたんじゃない。
(キラ)おい 女!
あ…あさひじゃない方の女だ。
だと思いました。どうしました?
周のところへ行け。
(キラ)あいつは お前の
カッコ悪い所も含めて
好きに なったんじゃないのか?
お前は どうなんだ?
いざ…参らん。
♬~
手伝ってくれる?
いいだろう。
(風船を割る音)
ハッ!
(キラ)貴様!この…。
(風船を割る音)
♬~
やっと 会えた!
和子ちゃんは和子ちゃん。
僕は僕。
それだけじゃダメなのかな
《世界には 色々な人がいて》
わかってくれる人なんて
いないと思ってた
だから 話そう
《全員とわかり合うなんて
無理かもしれない》
《けど…私は
周君とだけは…!》
いざ…!
いざ 参ら~ん!!
♬~
なんだか今日は驚く事ばかり。
ドキドキしたか?
最近 それ よく聞いてくるけど
なんなの?
ドキドキとかじゃなくて。
最初に会った時とは
別人みたい。
もっと 俺の事を知れ。
♬~
そして 俺は
あさひの事がもっと知りたい。
♬~
ああっ…
デート してもらえませんか…?
え?
マジで?
ハァ ハァ…。
周君!!
和子ちゃん…。
ハァ ハァ…。
ハァ ハァ…。
どうして そんな…?
ハァ ハァ…。
キスした理由を話しに来たの。
もう すっごく考えた。
泣いてる周君が可愛くて
しちゃったのかな~とか?
もう自分が嫌になる位。
「周君は一人じゃないって
伝えたかった」とか
そういうカッコいい理由に
しようかなとか…。
けど そうじゃないんだよ。
ただ…ただ…。
♬~
もう胸がいっぱいに
なっちゃったの。
抱きしめたくなっちゃったの。
だって 私…。
♬~
周君の事が…好きだから。
♬~
和子ちゃん…。
私は だらしないし
逃げちゃう時だってあるし。
でも もう そういう所も
周君に隠さない。
…ってか 多分 隠せない。
♬~
僕も。
和子ちゃんといると
可愛くて強い周君
だけじゃいられなくなる。
♬~
一度 知っちゃったら
もう 無かった事には
出来ないよ?
♬~
ヒーローじゃない和子ちゃんも
いっぱい見せて。
♬~
本当のキス してもいい?
うん…。
♬~
♬~
(周・和子)フフフ…。
周君…。
和子ちゃん…大好きだよ。
私も。
♬~
きっと…。
世界は幸せな事だけじゃないけど。
うん。
僕は今 すっごく幸せ!
♬~
(周・和子)ハハハ…!
大好き!
大好き!
ハハハ…!
♬~