コントが始まる#03[解][字][デ]孤独な夜に救いとなるのは――。…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

コントが始まる#03[解][字][デ]孤独な夜に救いとなるのは――。

コント「奇跡の水」。
1年半前なぜか一流企業を退職した一人の女性の謎が明かされる。そしてそれは交わることのない兄弟の話と重なり…。孤独な夜、今見て欲しい物語。

詳細情報
出演者
菅田将暉 有村架純 仲野太賀 古川琴音 小野莉奈 米倉れいあ / 芳根京子 / 明日海りお 松田ゆう姫 鈴木浩介 伊武雅刀 / 神木隆之介
番組内容
コント「奇跡の水」。
ある奇妙な水にハマってしまう兄と、そこに巻き込まれる弟の姿を題材にした取り留めのないコントから幕が開く。
1年半前、一流企業を退職した里穂子(有村架純)とその姉を救出しに現れたつむぎ(古川琴音)の訳アリ姉妹の謎が明かされる。その姉妹の根底に流れるものは春斗(菅田将暉)の兄弟関係と重なる点が見えてきて……。孤独を感じる夜がある。独りになってしまいやすい今の時代に捧げる第3話。
監督・演出
【演出】金井紘
原作・脚本
【脚本】金子茂樹
音楽
【音楽】松本晃彦
【主題歌】あいみょん「愛を知るまでは」
制作
【プロデューサー】福井雄太、松山雅則
【制作協力】トータルメディアコミュニケーション
【製作著作】日本テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – その他

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 潤平
  2. マクベス
  3. 奇跡
  4. 兄貴
  5. 大丈夫
  6. ダメ
  7. コント
  8. 解散
  9. 中浜
  10. 結婚
  11. 俊春
  12. 春斗
  13. 絶対
  14. ハハハ
  15. 頑張
  16. 朱美
  17. 電話
  18. お前
  19. バイト
  20. ファン

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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♬~

(高岩春斗) コント 「奇跡の水」。

コンコン ガチャ。

おう 兄貴。

(美濃輪潤平) 久方ぶりだな 弟よ。

えっ どうした?
まぁ お掛けなさい。

えっ 何? その話し方
やめてほしいんだけど。

弟は 心が汚れておるんです。

(朝吹瞬太) そのようですなぁ。
誰? あの人。

弟よ

人生がうまく行ってなかろうに。

ひとの質問に答えて。
まぁ 聞きなさい。

この水を飲みながら
聞いてもらっても構わないぞ。

あ? 何これ。

「奇跡の水」だ。
はぁ?

ウィンディー古賀様の
コサインパワーが注入された

奇跡の水だ。

だと思ったよ!

この建物 入って来た時から
ヤベェにおい してたんだよ。

心配無用
奇跡の水は 無味無臭だ。

兄貴 何してんだよ
いいかげんにしろよ。

ひと口飲めば 大地が踊り…。

(2人) ふた口飲めば 天使が笑う。

さぁ 騙されたと思って
いっちゃいなさい。

俺 帰るわ。

おい 何だ どけよ!

せっかくなら ウィンディー古賀様に
お会いしてから帰りなさい。

ウィンディー古賀
お前じゃねえの!?

(中浜つむぎ) <姉は暇さえあれば
マクベスの動画を見ている>

<中でも
特に気に入っているのが

マルチ商法を題材にした
このコントで

私とケンカした後に
見ていることが多い>

(つむぎ) だから 別で洗ってね
ってお願いしたよね?

(中浜里穂子)
じゃあ 自分でやってよ。

<ついさっきも 洗濯ネットに
入れるものの間違いを

指摘したら 大ゲンカになり

当て付けのように
動画を見始めた>

<「そんなに怒るなら

私も こっちの世界に
足を踏み入れてやる」

…と言わんばかりの目で
私を見て来る>

<たちの悪い脅迫だ>

<久しぶりに
一緒に住んでみて思う>

アハハ…。

ヘヘヘヘ…。

<うちのお姉ちゃんはヤバい>

<それも かなり>

♪~ 奇跡の水を飲み給え

(凛奈) 中浜さんって 謎ですよね。

(光代) そう?

ここでバイトしなくても
もっといい会社 入って

バリバリ働けそうじゃ
ないですか。

(光代)ここに来る前は 一流企業で
働いてたみたいだからね。

そうなんですか?

いい転職先が見つかったら
すぐ辞めちゃうんだろうな

…って思ってたけど
意外と続いてるわね。

だから 謎なんですよ。
(来店のチャイム)

あっ ごめん これ お願い。

いらっしゃいませ こんばんは。

3人で。
ご案内いたします。

(凛奈) ごゆっくりどうぞ。
は~い。

マクベスってさ

ファンの子に手ぇ出すのは
禁止してるけど

ファンの子の妹は どうなの?
つむぎか。

つむぎって?
ほら 中浜さんの妹だよ。

この間 飲んだ子か。
いや まぁ だから別に

つむぎちゃんが どうこうっていう
話じゃないんだけど。

そうだよな だって お前

激ヤバ熟女マニアだもんなぁ。
普通に 「年上好き」って言え。

誰の妹を狙ってんの?

大将か?
えっ 大将 妹いんの?

いるよ 双子で還暦 どっちも独身。

双子で還暦 どっちも独身?

単純に マクベスのルール上

どこが線引きなのかな
っていうのが気になっただけ。

まぁ 勝手にすりゃ
いいんじゃない?

どっちみち
あと2か月で解散すんだし。

あれ?
潤平に言ってなかったっけ。

えっ 何?
あぁ いやいや…

この前 楠木さんに呼び出されて

解散するの考え直せ
って言われたんだよ。

あの野郎 こういう時だけ
マネジャー面すんなぁ。

潤平は
なっちゃんのことがあるから

いくら考え直したところで
俺たちの結論は変わらないよね

…って話はしてた。

まぁ 奈津美は

続けてもいいって
言ってくれてるけど。

えっ そうなの?

うちの両親は
当然 反対してっけど

でも 30までの あと2年とか
そういう条件付きだったら

説得できないことはないのかな。

じゃあ 説得できたら
続ける気があるってこと?

いや 俺のことより
春斗の実家 大丈夫なの?

大丈夫に決まってんだろ。

あぁ 兄ちゃんか。
そうそう。

でも あれらしいぞ。
ん?

妹のほうが やや…。

(店内アナウンス) 毎度 ご利用
ありがとうございます。

当店は ただ今 時間を短縮して
営業いたしております。

<姉と一緒に住み始めて
もうすぐ1年半になる>

(ゲーム機:メダルが出て来る音)
(振動音)

<きっかけは

姉が音信不通で心配だから
見て来てほしいという

母からの電話だった>

(つむぎ) え?

(管理人) はい どうぞ。
(つむぎ) ありがとうございます。

(つむぎ) お姉ちゃん?

(つむぎ) お姉ちゃん…。

(においを嗅ぐ音)

くっさ!

(せき込み)

<久しぶりに会った姉は
1週間 風呂にも入らず

まともな食事も取っていない
かなり危険な状態だった>

(つむぎ) 熱くない?

<それから毎日 風呂に入れ

栄養豊富な食事を食べさせ

朝起きたら
日当たりのいい場所に運んで

セロトニンの分泌を促し

散歩にも連れ出した>

<徐々に回復して来ると
会社を辞めたこと

彼氏にフラれたことを
ポツリポツリと話したが

私は適当に相づちをうつだけで
深くは聞けなかった>

♬~

<ようやくバイトを見つけ

まっとうな生活を
取り戻し始めたかに思えたが…>

お願いします。

お決まりでしょうか。

お姉さんって呼ばれるほうが
よっぽどねぇ 偉そうですよね。

<客で来た
売れない芸人にハマり…>

湯川海太郎だ!
ハハ…。

<暇さえあれば 大して
面白くもなさそうな動画を

夢中になって見ている>

ほら~
ちゃんと食べなきゃダメだぞ~。

<私が飼い始めた
3匹の熱帯魚に

勝手に名前を付けてるなとは
思ったが…>

また潤平は悪さしてるな~?

<それがマクベスのメンバーの
名前だと判明した時には

寒気が止まらなかった>

瞬太 瞬太…。

ハァ…。

<マクベスの解散が
決まってからは

「解散」の文字を見るたびに
深いため息ばかりついている>

(振動音)

<そんなわけで 母からのメールに
なかなか返信できないでいる>

(うららの声) 昔から
変わってるお姉さんだったの?

ちょっと 何でマクベスのファン
ってだけで 変人扱いすんの。

(うらら) だって 変じゃん。

とてもまっとうな人でしたし

当たり前のように
幸せな未来をつかむんだろうな

…って思ってました。

だから あんなに
真面目に生きて来た姉が

こんな簡単に
不幸になっちゃうのかって

結構ショックでしたね。

はい。
ありがとう。

(良枝) 真面目な人ほど
簡単に転げ落ちちゃうからね。

助けを求めて
手を伸ばせばいいのに

周りを巻き添えにしちゃ
いけないって

我慢しちゃうからね。
(うらら) ママみたいだね。

何 言ってんの 私は真逆よ。
(うらら) ふ~ん。

みんな巻き込んで
泥沼に引きずり込んじゃうから。

まぁ 良枝ちゃんと一緒だったら
泥沼も楽しそうだけどねぇ。

(良枝) 今度 試してみる?
ちょっと考えさせてください。

(良枝) 何 ビビってんの?
(うらら) ママ 怖いんだけど。

(良枝) いやいや 怖いって何?

(うらら)
そういうのが怖いんだって。

で 中浜さん 何がヤバいって?

1回 使ったラップを
もう1回 洗って使うとか。

俺の母ちゃん アルミホイルまで
洗って使ってたぜ。

お風呂の残り湯で洗濯物をする。

それ うちの兄貴も
1人暮らしの時 やってたわ。

変わってるっていうか しっかり
してるだけなんじゃねえの?

じゃあ これは?

マクベスのコントの中で
一番気に入っているのは

この 「奇跡の水」です。

ふ~ん 何で?
分かんない。

お前 春斗の兄貴のこと
しゃべったろ?

しゃべってないよ
何も言ってない。

別に話したっていいよ
隠してるわけじゃないし。

<危うさでいったら
うちの兄貴のほうが断然 上だ>

<中浜さんお気に入りの
「奇跡の水」のコントは

兄貴の実話をベースに
作られているんだから>

♪~ だからオマエはダメなんだ
Yeah!

♪~ 低能な人間に帝王な進言!
Wow!

♪~ 奇跡の水 飲め!
♪~ 飲み給え!

♪~ 失敗が成功に
♪~ 栄光が永遠に

♪~ 安価な価格で
♪~ アンタの自宅で

(2人)
♪~ 奇跡の水だけ飲み給え!

うぅ… 兄貴 何があったんだよ。

なぜだ?
なぜ この奇跡を信じない。

元に戻ってくれよ 兄貴~。

♪~ ドゥ ドゥドゥ ドゥドゥ
ドゥ ドゥドゥ

♪~ だからオマエはダメなんだ
Yeah!

親父は?

(美濃輪朱美)
配達に決まってんでしょ。

そんな言い方ねえだろ。
(朱美) 何しに来たのよ?

二度手間になるから
親父 戻って来てから話すわ。

(朱美) どうせ
マクベスのことなんでしょ?

どうして?

(朱美) もう平気よ。

平気って 何が?

(朱美) 先週だったかな。

弓子と光洋さんが
折り入って話があるって

家に来たのよ。
うん 知ってるよ。

姉ちゃんから 実家に顔出せないか
って わざわざ電話来たし。

(朱美) 光洋さんがね

うちの酒屋
継いでくれることになって。

はぁ? 何でだよ。

(朱美)
光洋さん パソコン詳しいでしょ。

これからの時代
うちみたいな商売も

そういうことに
対応して行かないといけないし

お父さんも
跡継ぎが決まったって大喜びよ。

いやいや… 光洋さんが継ぐって
おかしいだろ。

来月には仕事辞めて

お父さんの下で仕事覚えるって
言ってくれてるしね。

ふざけんなよ!

今 働いてる会社で
早期退職の募集があって

結構いい退職金
もらえるんだって。

弓子は前々から転職してほしい
って思ってたみたいだし

あの夫婦 2人とも
日本酒 好きでしょ?

俺だって好きだわ。

とにかく
家のことは もういいから。

俺が よくないんだって。

これまで散々 渋って来たくせに

話がまとまりかけた途端に
口出して来るの やめて。

自分勝手過ぎると思わないの?

母ちゃんじゃ 話になんねえわ
親父 戻って来てから話すわ。

(高岩由加里) 唐揚げでいい?
最高。

<小さい頃から
自慢の兄ちゃんだった>

<勉強でも運動でも
常にトップクラスの成績で

高校3年の時には

東大合格レベルの学力が
ありながら

大学の強豪校から サッカー推薦の声が
掛かるほどの万能ぶりだった>

(英語)

<外資系の証券会社に就職し
結婚>

<子宝にも恵まれ 20代のうちに
立派な家まで建てた>

(カメラのシャッター音)

<両親が マクベスをやり続ける
俺を黙認していたのは

優秀な兄ちゃんのおかげだった
と言っても過言ではない>

(高岩俊春) 抱いてやってくれよ。
えっ?

いい いい…。
いいから いいから。

大丈夫 大丈夫… あ~。

<最初に異変を感じたのは
2年前だった>

(俊春) 春斗 お疲れ。
あぁ。

(俊春) 差し入れ。
あ~ 悪いね。

みんなで飲んでくれよ。

飲んだら 感想 聞かしてな。

いや 先に
ライブの感想 聞かしてくれよ。

えっ 無視かよ?

「興神水」。

ふ~ん…。

(俊春) どうだ? 水 飲んでるか?

頼むから もう送って来ないで。

いいかげんにしてくれよ
目 覚ませよ。

俺が 変な商品に
騙されると思ってんのか?

騙されてんじゃねえかよ。

信じられない奇跡が
起こったから

恵まれないお前のために
特別に勧めてやってんじゃないか。

子供も生まれたばっかで
大事な時期だろ。

こんなことやってる場合かよ。

あいつらは
向こうの実家に帰ってる。

ほらな その水のせいで
不幸が始まってんじゃねえかよ。

これは 水神様のお導きなんだ。

ハッ… 水神様とか言うな マジで。

笑ってんじゃねえよ。

天罰 下るぞ。

もう下ってるよ。

<程なくして 奥さんとは離婚>

<仕事もクビになり
洗脳状態から目覚めた時には

学生時代からの大事な親友まで
一人残らず失っていた>

<「マルチ」に
ハマってしまうのは

心の弱さだと言う人がいたけど
兄ちゃんは違う>

<仕事が行き詰まっても
家庭がうまく行ってなくても

弱音ひとつ吐かない
強い人だった>

(由加里) ≪春斗 来てるわよ≫

<周りに助けを求めないが故の
強さが

知らず知らずのうちに
孤独を招いてしまっていた>

♬~

♬~ (由加里) ハァ…。

<兄ちゃんが不幸に陥ったのは

その優秀さに
期待という重圧をかけ

その頼もしさに
安心しきっていた

俺たち家族の責任でもあった>

兄ちゃん
ずっと部屋から出て来ないの?

ほとんど出て来ないわね。

トイレに行くぐらいかしら。

(高岩邦広) 俺たちが寝た後に

シャワーには
入ってるみたいだけどな。

へぇ~ そうなんだ。
…といったって 5分ぐらいよ。

刑務所の囚人みたいだな。

(邦広) お前たち 解散するって
発表したんだってな。

何で知ってんの?

俊春がインターネットか何かで
見たんじゃねえのか。

もう大変だったんだから。
え?

部屋から すごい勢いで出て来て

「解散すんのは俺のせいだ」って
大暴れしたんだから。

いや 兄ちゃんのせいじゃねえし。

あんたがうちに来るたんびに
お父さんが

「お前たち
今年で解散するんだろ」って

しつこく念押ししたじゃない。

えっ その話 聞いてたってこと?

今の この話だって
聞いてるかもしんねえぞ。

(由加里)
もし自分が まともだったら

春斗に そんなプレッシャーが
行くこともなかったろうにって

責任 感じてんのよ。

(箸を置く音)

じゃあ 兄ちゃんのために
もう少し続けよっかな。

いや 俺は当然
解散するつもりだったんだよ。

でも 事務所の楠木さんに
呼び出されて

ものすごい勢いで
引き留められちゃってさ。

冗談よせ お前。

いや 俺が続けたいって
言ってんじゃないんだって。

楠木さんと瞬太が
続けたがってるから。

じゃあ お前 10年前の約束
何だったんだよ。

いや そんな怒んなよ。

ご近所さんに あんたたちのこと
聞かれんの つらいのよ。

何て答えりゃいいのよ。

(邦広)
いいかげん もう少し お前

家のこととか
お前の これからのこととか

考えた上で発言しろよ。

(ノック)

兄ちゃん。

≪解散すんの
兄ちゃんのせいじゃねえから≫

たまには 湯船に漬かったら?

≪親父と母さんだけじゃ
お湯 もったいないから≫

<潤平と2人で結成した頃から
マクベスのことを一番応援し

理解してくれていたのは
兄ちゃんだった>

(俊春の声) 僕の弟の春斗が

マクベスという 3人組の
コントグループ をやっておりまして

来月 初めて 単独ライブを
やることになりました。

<晴れ舞台の
大事な挨拶にもかかわらず

マクベスの宣伝に
たっぷりと時間を割いて

新婦側の親族は ドン引きだった>

(俊春) 本日 我々のお祝いに
駆け付けてくれています。

マクベスの3人です どうぞ!

(拍手)

(まばらな拍手)

ショートコント 「結婚式」。

(『結婚行進曲』のメロディーで)
♪~ ぺぺぺぺ~ ぺぺぺぺ~

<たっぷりと時間をかけ

思いっ切りハードルを
上げてくれたおかげで

会場は
葬式のように静まり返った>

ハハハハ…。
どちらにしよ~うかな。

結婚式場で新郎 選ぶつもり?

あっ あなたと結婚するわ!
ウィナー!

♪~ パパパパ~ン
やめとけ! そんな結婚。

<兄ちゃんは
俺たちを勇気づけようと

無理して笑ってくれたが…>

誓います!
(潤平) 誓います。

<最後のほうは
あまりのスベり具合に

本当に笑えて来たらしく
涙を流しながら腹を抱えていた>

♬~

<もう何年も 兄ちゃんの笑い声を
聞いていない>

<またいつか

家族みんなで笑える日が
来るんだろうか>

♪~

(光代) カン… カン。

ねぇ 他の2人って 彼女いんの?

はい?

ツッコミと金髪。

いや 今は どちらとも
いないと思いますけどね。

(國谷)
恩田さん 狙ってるんすか?

私じゃないわよ
うちのバイトの中浜さん。

マジっすか?

だって おかしいと思わない?

あなたたちが来る週のシフトは
絶対 動かそうとしないし

他のバイトの子にオーダーすら
取りに行かせないんだから。

まぁ マクベスのファン
みたいですけどね。

(國谷) コントの純粋なファン
ってことは考えにくいもんな。

でしょ?
「でしょ?」は おかしい。

もう どっちかのこと
狙ってる以外に

あの子が うちで働く理由が
ない気がして。

だとしたら 俺のこと狙ってる
可能性もありま…。

ツモ! 8700オール。

(穴井) も~う この人 ヤダ~。

(潤平) ねぇ~。

ただいま~。

ん?

(つむぎ) おかえりなさい。

あっ おかえりなさ~い。
(つむぎ) よし 入れよう。

来た! タコ!
こんばんは。

へい いらっしゃい。

「当たり」みたいにやろう で…。
つむぎ ちょっといい?

バラバラに…。
いいんだってば。

つむぎ~!
はい。

瞬ちゃん これ
ひっくり返しといてくれる?

OK 任して。

何で瞬太さん 家にあげてるのよ。

だって この前 友達呼んでいい
って言ったじゃん。

友達じゃなくて
あなたのお店のお客さんでしょ?

うちのママ
そういうの うるさくないから。

もう そういう問題じゃ ないの!

(チャイム)
誰か来たよ 俺 出よっか?

あっ 今 行きま~す。

どういうこと?

(つむぎ) 私じゃ ないよ?

タコパって
多いほうが楽しいじゃん。

(チャイム)
あっ 迷惑だったら帰ろうか。

いやいや
そういうんじゃないんです。

ゆっくりしてってください。
じゃあ 何で そんな嫌がってんの。

嫌がってないよ
家 見られんの恥ずかしいでしょ。

(チャイム)

お邪魔しま~す。
(つむぎ) はい どうぞ。

はぁ~ 隣のマンションなのに
うちと大違いだな。

ねっ… 絶対 来ないかと思ってた。

潤平が行こうって
しつこいんだよ。

あぁ 脱がなくて大丈夫ですよ。

でも 足洗わないと
ホント臭いんだって。

大丈夫ですから。
彼女に いつも 部屋入る前に

「足洗って!」って言われてんのよ。
でも ホント うち大丈夫ですよ。

バイト帰りだから
特に洗わないと。

あの お風呂場 見られるほうが
嫌なんです。

あっ じゃあ 部屋戻って
シャワー浴びてから来ようか。

あの… 分かりました!
いいです もう。

どうぞ お使いください。
あっ すいません。

これ もう
ソースかけちゃっていいよね。

うん。
あっ かつお節も出しましょうか?

あっ 取り皿と箸が足らないかも。

自分で取りに来て。
え~。

フ~ さっぱりした~!
足洗ったタオル 首に掛けんなよ。

洗った足を拭いたタオルは
汚くありません。

だって 臭いから洗ったんだろ。

タオル 洗濯かごに
入れといてください。

洗って返すよ。
いやいや いいです。

でも
こっちの気が収まんないから。

潤平さんって
結構 面倒くさい人なんですね。

一番 面倒くさいよ。
お前に言われたくねえわ。

使った調味料を
いちいち冷蔵庫に戻さないと

気が済まないんだよ。
どういうこと?

いや ほら この後
たこ焼き 食べる時にさ

絶対 マヨネーズとソース
使うじゃん。

だけど その間
出しとくの嫌だからって

冷蔵庫に いちいちしまうのよ。
えっ 意味 分かんない。

だって 要冷蔵の商品だからね。

30分や1時間 出しっ放しで
別に平気じゃん。

ちょっと出しといただけで
すぐ怒るんだから。

たった この距離
冷蔵庫 行くだけじゃん。

しかも やれって強制してないし

必要な時は
俺が持って行ってんだろ。

すぐ使いたいのにさ すぐに戻って
またすぐ取って来んのが

マジで腹立つ。

だから調味料は全部 俺が
金 払ってんだろうがよ。

どう管理しようが 君たちに

とやかく言われる筋合い
ないんだわ うん。

うちは2人とも
全然 気にしてませんね。

(つむぎ) うん 結構 出しっ放し。
それが普通だよ。

あいつが おかしいの。
あぁ 潤平 潤平 あの

このソースとマヨネーズは
中浜さん家のなんで

勝手にしまっちゃダメですからね。
分かってるよ! うるせぇな。

温かいうちに食べませんか?
食べよう! ありがとう。

(瞬太:つむぎ) いただきます。

(春斗:潤平) いただきます。

うわ うまそ~う。

何で今日 たこ焼き食べようって
話になったの?

あっ 何でだっけ?

う~ん…
店で粉物の話で盛り上がって。

あ~ そうだ そうそう
で つむぎちゃん家に

たこ焼き用のホットプレートが
あるから 「じゃ やろうよ」って。

家に来たいって
うるさいんですもん。

家来るんだったら
ひと言 言ってくれればいいのに。

でも 言ったら断られるから
内緒にしようってね。

えっ 君たちって付き合ってる
わけじゃないんだよね?

100パー ないです。
あり得ないです。

そこまで お互い否定すると
逆に怪しいな。

すっごい気が合うけど 絶対に
恋愛に発展しない異性って

いません?
その異性が俺様だ!

とか言って
内心 ショックなんじゃないの?

全然… ホントにお互い
同じこと思ってるから。

瞬ちゃんと会うの
まだ5回目だけど

本当にお兄ちゃんって感じ。
弟の顔も存分に持ち合わせてる

お兄ちゃんです!
へぇ~。

で 中浜さんは
彼氏は いないんですか?

え? いや いませんけど。

何で急に聞いたの?
いや だってさ

さっきから ずっと いい奥さんに
なりそうな雰囲気ムンムンで

台所いるからさ。

普段は私が全部作ってますけどね。
(潤平) あっ そう 意外だね。

彼氏は いつから いないの?

う~ん 1年半ぐらい前ですかね。

仕事を辞めたのも
それぐらいだっけ?

あっ そうです。

その ちょっと前に
捨てられまして。

捨てられたっていうのは
すごく気になるねぇ。

あっ でも言いたくなかったら
全然いいから。

お付き合いをして
半年ぐらいだったんですけど

結婚の話も出てたんです。
おぉ。

誠実な人だなと思ってたし

式場のこととか
指輪のこととかも

一生懸命 調べてたんですけど。

仕事を辞める ちょっと前に
その人と ごはん食べてたら

「俺 結婚するんだ」って言われて。

「うん 私も そのつもり」って
のんきに答えてたら

違う女性の名前が出て来て…。

もちろん ずっと一緒にいたいって
思ってたんで

一生懸命 結婚のこととか
調べてたんですけど

全部 その女性と結婚するための

下調べをやらされてただけ
だったんです。

ひでぇな。

でも ほら 逆に よかったじゃん。
(潤平) うん 逆にな。

そんな ろくでもないヤツと
一緒になんなくて

ホントに よかったっす。
何で敬語?

つむぎちゃんは
その男には会ったことあんの?

母から 結婚 考えてる人はいる
っていう話は聞いてたんですけど。

まさか そういう話だったとは。

いや まぁね そんな
ショックなことがあったらね

仕事どころじゃないっすわ。
あぁ いや

仕事辞めたのとは
全然 関係ないです。

あっ そうなの?
はい。

まぁ もちろん その
自分の 人の見る目のなさに

愕然として落ち込んだりとかは
あったんですけど。

そこは否定できないね。
何でだよ。

だって
星の数ほどいる芸人の中から

俺たち 選んじゃってんだよ?
いや 見る目 かなりあるっしょ。

いや もう
お前ら おとなしくしろ。

今 中浜さんがしゃべる
ターンだから。

まぁ 自分で言うのも変ですけど

言われたことは
一生懸命やるタイプなんです。

同じ部署の中で

取引先とトラブルが発生した
案件があって。

困ってるから助けてほしい
って言われて

私のできる範囲内で協力しました。

そしたら その取引先の苦情が

直接 私に来るようになって

いつの間にか その問題の
最前線に立たされてました。

みんな 「お前に任せた」

「お前しかいない」 「感謝してる」
って 口では言うんですけど

気が付けば
そのトラブルの責任を

私一人が背負わされている
状況になってて。

えっ 文句 言わなかったの?
だって 元々 関係ないことでしょ。

う~ん… 私が投げ出した時点で

苦しい立場に
追い込まれる人たちが

明確に分かってたんで
言えませんでしたね。

でも 一番きつかったのが

その責任を
押し付けて来た人たちが

裏で トラブルの原因を
全部 私のせいにしてて。

いつの間にか社内で
完全に孤立しちゃってて。

付き合ってた人のことも
そうなんですけど

私が頑張るからダメなのか
頑張り方が間違ってるのか

もう何が何だか
分かんなくなっちゃって。

で ようやくトラブルが
ひと段落したタイミングで

辞表を出して

エレベーター降りて 外に出て

立ち飲み屋で昼から
浴びるように お酒飲んで

酔いつぶれて また 公園で飲んで。

夜中…

家に帰る途中に

パソコンも
スマホも入ったカバンを

川に投げ捨てて…。

そっから 1か月間

家から一歩も出られませんでした。

(はなをすする音)

♬~

♬~ (はなをすする音)

もし つむぎが

家に来てくれてなかったら

今頃 どうなってたんでしょうね。

まぁ 今は ようやく
バイトができるまでには

回復したんですけど。

正直 今でも頑張るのが怖くて

手を抜けるところは
抜いてるんです。

もう頑張って 傷つくのが怖くて。

♬~

でも…。

♬~

寂しいですよね。

何かを…

頑張ろうとする気持ちを

抑える日が来るなんて
思ってなかったし。

頑張らなくていいほうを

選択したこともなかったんで…。

(はなをすする音)

こんなはずじゃ
なかったのになって。

♬~

♬~ (はなをすする音)

♬~

♬~ (はなをすする音)

♬~

すいません…。

(はなをすする音)

ねぇ お姉ちゃん。
え?

それ 潤平さんが足拭いたタオル。

あっ!

足洗ったし キレイだから。

ですよね。
ダメ ダメ ダメ…!

何で 大丈夫ですよ。
大丈夫なわけないでしょ。

無味無臭ですよ ほら。
「無味」は おかしいよね?

じゃあ もう これ
潤平 責任取るしかないね。

じゃあ 私が
責任を取らせていただきます!

はい 今の発言 奈津美さんに
ご報告させていただきます。

絶対に やめてください。
絶対に嫌です。

(潤平)
お願いだから やめてください!
ナーバスな時期なんです。

知りません 絶対に報告します。
(潤平) お願いします!

絶対ダメです はい ダメ ダメ…。
えっ 大丈夫ですよ。

電話 電話… 奈津美に電話して。

ちょっと 早速 電話しましょう。
(潤平) ちょっと ケータイ…!

いや お前 何してんの?
いつまで嗅いでんの。

ダメだって。
(潤平) 優しさじゃん!

優しいやつじゃん!
ちょっと待って ハハハ…!

あっ 俺のも ちょうだい。
はい。

ありがとう。
ちょっと 酒 買って来るわ。

えっ? 発泡酒
まだ いっぱいあるよ。

つまみ 足んないだろ?

何か怪しいな。
あぁ。

何もねえよ 別に。

(ドアの開閉音)

あるな。
あるよな。

♪~ 安価な価格で
アンタの自宅で

♪~ 奇跡の水だけ飲み給え

フゥ~!

♪~ だからオマエはダメなんだ

(つむぎの声)
あっ もしもし お母さん?

連絡 遅くなって ごめんね。

お姉ちゃん 大丈夫だから。

うん。

もう心配しなくて大丈夫。

うん… 私?

ヤバいね…。

困ったもんだよ。

実家 帰ったんでしょ?
どうだった?

いや 別に。

お兄ちゃんは? 元気?

まだ部屋 引きこもってるみたい。

そうなんだ 全然 出て来ないの?

シャワーだけ
入りに出て来るみたいだけど

5分もしないで
すぐ部屋 戻るって。

ふ~ん… この家のソースみたい。

何で?
すぐ潤平が しまっちゃうじゃん。

だから
5分と外に出てないでしょ?

フフフ… 何だよ それ。

あのコント 見たのかね?
知らねえ。

話し掛けても
何のリアクションもないから。

ちょっと怒ってんじゃない?
俺のことネタにすんなって。

昔はシャレが通じる兄貴
だったんだよ。

イジっても 倍の笑いにして返して
くれるような人だったからさ。

怒ってんなら
「ふざけんな」って怒ってほしいよ。

黙ったまま

何も言ってくんねえんだから。

ねぇ 今から電話しようよ。

何でだよ
昨日 無視されたばっかだぞ。

別に出なくていいのよ。

ドアをノックし続けることが
大事なの。

着信履歴はね

「心配してるよ」って
メッセージなんだよ。

♬~

(振動音)

♬~

(潤平) もしも~し? 元気?

(真壁) おう どうした?

パジャマ着なさい 風邪ひくから。

いや 久しぶりに真壁大先生と
飲んでやろうと思って。

飲みたいけど お前が思ってるほど
暇じゃないから。

いや ちょっとぐらい
行けるっしょ。

悩んでんのか?

いや な… 悩んでるっつうか

う~ん…。

今 俺 完全に
人生の岐路に立たされてんだわ。

明日の夜とか どうだ?

(潤平) 暇じゃねえかよ
フフっ 忙しいフリすんなよ。

たまたまだぞ 今月は
明日以外 予定びっしりだから。

うん 分かった。

じゃあ また明日。

ありがとう。

(操作音)

♬~

♬~ (缶のフタを開ける音)

♬~

♬~

♬~

(つむぎの声) お姉ちゃん

何で 「奇跡の水」のコント
好きなの?

あぁ あれ?

どんどん手が付けられなく
なって行く兄を

諦めない弟の必死の姿が
妙に いとおしいんだよね。

ふ~ん… そういうこと。

ん? どういうこと?

別に。

ください 何だっけ? それ。

野菜ジュース。

もういい もういい…
やめて! ちょっと~。

(安藤) はいよ~。
あざっす。

いらっしゃいませ~。
(奈津美) こんにちは。

(安藤)
お~! なっちゃんじゃないの!

大将 久しぶり!

ホントだよ。

お1人様でよろしいですか?
(潤平)そういうの いいから もう。

(安藤) 生でいいんだよね?
はい お願いします。

匠の技をお見せしますよ。

あふれた泡 口に付けるの
やめてね。

黙ってろよ! うるっせぇな。

あ~ お腹へった。

仕事帰り?
うん もちろん。

俺も まだ何も食ってない。

真壁先生は?

何か もうすぐ来るって
さっき連絡あったよ。

ホント? 会うの超楽しみ。

ありがと 何にしよっかな~。

(振動音)

(操作音)

もしもし?

もしもし 兄ちゃん?

(俊春) 俺が再婚する時…。

え?

また 披露宴で
コントやってくれよ。

再婚の予定 あんのかよ?

マクベスが売れるより先だよ。

なぁ 兄ちゃん…。
(俊春) お前は好きなことやれ。

両親をおとなしくさせるのは

長男の役目だ。

♬~

どんなに俺を説得しても無駄だ。

フフフ… コント 見てくれたの?

あのコントもスベってたな。

ハハハ…。

身内をイジるんなら

もうちょっと
ウケてくれなきゃ困る。

わざとに決まってんだろ。

そうなのか。

だって兄ちゃん 俺たちがスベるの
見て笑うの 好きなんだろ?

ああ 最高に笑える。

ハハハ…!

性格悪ぃな ハハハ…。

(電車の走行音)

(電車の走行音)

ハハハ…。

ハハハ…!

♬~

私は一体 何をしていたんだ!

高度な洗脳状態にありましたが
もう大丈夫です。

ありがとうございます! でも
どうやって洗脳 解いたんですか?

この「奇跡のブレスレット」を
身に着けてる者は

どんな願いも叶うんです!
だから 兄貴も きっと必ず…。

(潤平) ガチャ アハハッハ~!
うっ!

弟よ お前が望む兄貴の姿は
これか?

あ~! あぁ~! あ~ クソ~!

この 奇跡のブレスレットが
何で効かないんだ!?

もう分かったろ?

どんなに俺を説得しても無駄だ。

あぁ~ 兄貴! 頼むよ!

早く足洗ってくれよ~!

兄貴~!