コントが始まる#06[解][字][デ] 別れを決めたその先に。待っていたものは…!?…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

コントが始まる#06[解][字][デ] 別れを決めたその先に。待っていたものは…!?

解散を決意したトリオ芸人。別れを決意した姉妹。…だが、別れは必ずしも不幸なことじゃない。不遇な時を過ごした彼らにしかない輝ける日々!その答えは、ここから始まる!

出演者
菅田将暉 有村架純 仲野太賀 古川琴音 / 芳根京子 /  小野莉奈 米倉れいあ / 木村文乃 / 明日海りお 松田ゆう姫 鈴木浩介 伊武雅刀 / 神木隆之介
番組内容
トリオ解散を事務所に告げたマクベスの3人。そして共に暮らすことに見切りをつけた中浜姉妹。その20代後半の5人は……なぜか一緒に中華料理屋で夕方からお酒を飲み、ご飯を食べていた。一方、その会に呼ばれていた奈津美(芳根京子)は残業続きで参加を断り……。状況、環境、過ごしている日々、あらゆることで人はすれ違っていく。だが、変わっていく自分に首をかしげる瞬間も……。誰もを「あの頃」に返す第6話、始まる。
監督・演出
【演出】金井紘
原作・脚本
【脚本】金子茂樹
音楽
【音楽】松本晃彦
【主題歌】あいみょん「愛を知るまでは」
制作
【プロデューサー】福井雄太、松山雅則
【制作協力】トータルメディアコミュニケーション
【製作著作】日本テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – その他

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キーワード出現数ベスト20

  1. 潤平
  2. 奈津美
  3. 名前
  4. 中浜
  5. マクベス
  6. お前
  7. 解散
  8. 弓子
  9. お姉ちゃん
  10. 今日
  11. 春斗
  12. フフフ
  13. 自分
  14. 酒屋
  15. 正直
  16. アパート
  17. ファン
  18. 一緒
  19. 仕事
  20. 罰ゲーム

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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♬~

(高岩春斗)
コント 「金の斧 銀の斧」。

(美濃輪潤平) 参ったな~!
どうした!

あっ 親方 申し訳ありません
チェーンソーを池に落としちまって。

何やってんだ バカ野郎!

きこりが
商売道具を落とすなんざ

一番 恥ずかしいことだぞ!

(朝吹瞬太)
ポワポワポワポワポワ~。

誰だ? お前。

池の女神です。
いい女だ!

あなたが落としたのは
この金の斧ですか?

それとも 私の家の
アパートの合鍵ですか?

これ 何か聞いたことあっぞ!

ちょっと違うけどな
あの あれだろ

正直に答えたら 全部もらえる
ってやつなんだろうけど

アパートの合鍵?

オラが池に落としたのは
最新型のチェーンソーだ!

あなたは自分の心に
正直な方ではないようですね。

残念です! ポワポワポワ…。

待って! 女神さん!

こいつ 結構 正直に答えたぞ!

チェーンソー!

(客) こんにちは~。
(美濃輪弓子) いらっしゃいませ。

あ~!
あっ こんにちは。

弓子ちゃん 久しぶりね。

今日から しばらく店番です。

春斗がこっちで 潤平こっち。
何でだよ。

何で奥 空けてんの? 詰めろよ。
いいから お願いお願い。

春斗こっち 潤平こっち。

(中浜つむぎ)
2人ともビールでいいですか?
うん。

ありがとう。
どういう流れで 「ポンペイ」なの?

お姉ちゃんが
潤平さんのブログ読んでから

ポンペイの麻婆丼 食べたいって
しつこかったんで

瞬ちゃんに相談したんですよ。

まぁ 俺も真壁先生に
解散の報告したかったから

ちょうどいいかなと。
先生 来てくれんの?

学校終わったら
すぐ連絡するって。

ありがとう じゃあ 乾杯しますか。
(つむぎ) しましょう。

はい カンパ~イ!
(潤平) お疲れした~。

カンパ~イ。

潤平さんの彼女も来るんですか?

誘ったんだけど…
仕事 忙しくて無理だった。

会ってみたかったな。

俺たちみたいに
夕方から酒飲んでるヤツらとは

同席したくないって。
絶対そんなこと言ってねえだろ。

お姉ちゃん また
ひと言も しゃべってないよ。

(中浜里穂子) すいません…。

夢みたいで…。
泣いてる?

はい?
中浜さん

10年前に
このテーブルの この席で

「一緒にコントやろうよ」って
誘ったのが全ての始まりだから。

潤平さんのブログに

「お前の選択は間違ってないぞ」
って書かれてましたけど

今まさに座ってる
その席で選択された

…っていうことですもんね。
でも それ 麻婆丼のことだからね。

まだ言ってんの?
(店員) は~い お先に麻婆丼。

うまそう!
(潤平) うまそうだな!

これが 噂の…。
(つむぎ) 食べていい?

あ~ 待って 待って…。
俺らも何か頼むか。

麻婆丼もいいし
やっぱ ラーメンかなぁ。

五目チャーハン!
(潤平) 締めなの?

(カメラのシャッター音)
締めじゃなくてもいいでしょ。

どっから撮ってんの?
どっから撮ってんの? それ。

(カメラのシャッター音)
え? いや 麻婆丼ですよ。

完全に こっち向いてたよ。
え? 気のせいです。

(カメラのシャッター音)
(潤平) 撮った 撮った。

マクベス誕生の聖地だからさ
いっぱい撮りたいじゃん。

撮ろうよ。
いいんですか?

(つむぎ) 昔は もっと
真面目な人だったんですけど…。

あっ そう 大変だったね。
(つむぎ) すいません。

えっ 中浜さんはさ

どうやって 潤平のブログ

突き止めたの?
ただの偶然ですよ。

「C級芸人のB級グルメ日記」!

ばかにすんじゃねえよ!
でもさ

どこにも マクベスをにおわせること
って書いてなかったんでしょ?

一切 書いてないのに
何でバレたのか ホント謎で。

お姉ちゃん 探偵やれば?
うるさいんだって。

ねぇ もしかして

最近 コメント欄に 激励のメッセージ
書いてくれてんの 中浜さん?

マジ? えっ でも
2年以上 更新してないんでしょ?

(潤平)
だから余計 薄気味悪いんだよ。

ん! ん! これ
めちゃくちゃ おいしいですね。

あっ ごまかそうとしてるな。
そのコメントって

何て名前で投稿してるんですか?
えっ 何だっけ 何だっけな。

えっ 待って 待って…。

あっ あっ あっ…。
何?

「名前」で思い出しました。

私… 皆さんに ずっと

申し上げたかったことが
あるんですけど。

今 止めても 後でバレるぞ。

真剣に悩んでるんですけど。
はい じゃあ 真剣に聞きます。

妹は どこに行っても
下の名前で呼ばれるんです。

おさん方も 「つむぎちゃん」と
下の名前で呼ばれてますよね。

それは 「つむぎちゃん」って
瞬太がね 言ってるから。

私は どこに行っても
名字でしか呼ばれません。

今のバイト先でも 前の職場でも
ずっと 「中浜さん」です。

ん~ まぁ 何でだろうねぇ。

見た目の問題ですか?
いやいや…

見た目っていうか あれじゃない?
雰囲気の問題じゃない?

そう ある一定の真面目さを
感じると

下の名前で
呼びづらくなるんだよね。

ん? そしたら私は 不真面目な
雰囲気ってことですか?

そうかも。
そうなの? そうなんだ。

いや つむぎちゃんはさ 何か こう
急に下の名前で呼んでも

何だろう こう すぐに
受け入れてくれそうじゃん。

中浜さんは 何だろう
すごい 警戒されそう?

分かる… そんな急に距離を
近づけて来ないでっていう

壁をつくりそうな感じがする…。
いやいや 誤解です。

全然そんなことないんですけど。
(潤平) じゃあ…

俺たちに 下の名前で

呼んでほしいんだね。

いや…
呼ばれたいって 自分で言うと

子供じみてて
恥ずかしいんですけど。

ほら せっかく
名前を付けてくれた

両親たちが かわいそうっていうか
浮かばれないっていうか…。

そこは
「呼ばれたい」でいいんだってば。

そうやって長々と
言い訳をするような人は

名字で呼ばれやすいかもね
っていうのを

自覚したほうがいいかもね。

謝れ!
やったな やったな 今 やったな。

私 やりました? 今。

やった。
やりました。

言い過ぎました すいません!

お前はさ そうやって もう
すぐドヤ顔で

ひとの核心を突くから。
ドヤ顔ではねえだろ。

今の発言が核心 突いたって
思ってるってことは

潤平さんも同罪ですよ。
謝れ!

やったな お前も やってる。
謝れよ。

さ~せん。
はい 謝りました。

じゃあさ 今日からさ
下の名前で呼ぼうよ。

そうしよう 「中浜さん」
って呼んだら 罰ゲームな。

罰ゲーム?

お姉ちゃんの名前って
知ってます?

えっ 誰も知らないんですか?

まだ教えてもらってないよな?

名前当てゲームしよ。
あっ いいね 名前 当てよう。

ミサキ…。
里穂子です!

リ ホ コ!
すごい声量。

ハッ!
えっ 何?

ハンドルネーム 思い出した。
何? 何?

「ファンの誇り」。

ファンのホコリ? ホコリって
あの 「フッ」の?

そっちじゃないでしょ。
あ~ プライドか。

お姉ちゃんって 気付かれたくない
って顔しながら

本当は
気付いてほしい人なんですよ。

あなた 今日ずっと
余計なことしか言わないわね。

あっ そっか! ファンのホコリ
ホコリ あの…

入れ替えたら リホコか!

そういうことか。
瞬ちゃん 今 気付いたの?

そっか そういうことか。
(受信音)

あっ 先生が
もうちょっとで着くって。

あっ ホント。
じゃあ 早く食べて帰るわよ。

そんな急いで食べて
帰んなくたっていいんですから。

そうだよ ポンペイの餃子…。
ファンの誇りさん。

そうだよ 誇りさん
餃子 食べて帰ったほうがいいよ。

いや お気持ちだけで十分です
恩師との大切な時間に

ずうずうしく居座るような
ファンにだけはなりたくないんで。

いや 今の時点で
十分 ずうずうしいけどね。

ファンの誇りなのに?

(奈津美) え~っと…。

(メッセージの受信音)

(社員たち) お疲れさま。

(奈津美) お疲れさまです。

(奈津美) <潤平から 正式に
マクベスが解散すると聞いて

ほっとしてる自分に驚いた>

<続けるかどうかで
苦しんでいる姿を

これ以上
見たくなかったのかもしれない>

本気で続けたいなら
応援するって。

<1か月前 「マクベスを続けたいなら
応援する」と伝えたが

本心から出た言葉では
ないような気がした>

<きっと 「芸人 続けていいよ」と
言ってあげられる

優しい女でいたかっただけだ>

(真壁) はい。
おっす。

(真壁) この間 お前らに

解散したほうがいいって
言っただろ?

(潤平:春斗) うん。

あんなこと言うべきじゃ
なかったんじゃないかって

しばらく引きずってな。

何で?

俺が先生に 意見求めたんだし
そんな 気にすることないじゃん。

俺なんて 夢 諦めて

自分の可能性を
信じ切れなかった人間なんだ。

10年間

周りの雑音に流されることなく

愚直に夢を追い続けた
お前らのほうが

ずっとずっと偉いし

ずっとずっと すげぇんだからな。

(足音)

サイン 書いといてね。

今更!?

記念に書かせてもらえよ。

じゃあ 俺 書かせてもらおっかな。
(メッセージの受信音)

おい 真ん中にデッカく書くなよ。
3等分でしょ?

え~ どうしよっかな。
(真壁) 初めて見るな。

えっ どう… じゃあ
真ん中に取りあえず こう…。

(弓子) うん うん… じゃあね。
(操作音)

(潤平) 母さん?

おかず 病院の近くのお総菜屋で
買って帰るから

ご飯だけ炊いといてだって。

(潤平) 親父 退院しても
すぐ仕事 戻れないんだろ?

(弓子)
力仕事は すぐには無理だろうね。

(潤平) 俺も
できる限り 手伝いに来るから。

(弓子)
お母さんから聞いたんだけどさ

あんた 本気で継ぐ気あるの?

なきゃ 今日だって
手伝いに来てねえから。

何か信用できないのよねぇ。

光洋さんは 何か言ってた?

「潤平が継いでくれるんだったら
それが 一番いい」って。

でも 会社 辞めちゃうんでしょ?

(弓子) 私たちに気を使って
酒屋 継ぐって言ってくれたけど

あの人はあの人で
本当は やりたいことあるから。

じゃあ 俺が継ぐってことで
いいんだな?

何? 何だよ。

あなた もしかしてさ

彼女と結婚するために
継ごうと思ってる?

は? 何でだよ。

だって じゃなきゃ 急に
酒屋を継ぐなんて言いだして

変じゃない。
いや それは だから…

マクベス 解散するって
決まったから。

その彼女はさ

酒屋を継いだ あんたと
一緒にいたいと思ってるの?

(弓子) 自分でバリバリ
仕事してる人なんでしょ?

ちゃんと将来のこと

相談してから
決めたほうがいいと思うけど。

うっせぇな…
いいから早く 米といで来いよ。

(弓子)
まだ無洗米じゃないんだっけ?

個人的には
C案のバランスが 一番…。

<会社の同僚や
学生時代の友人には

「芸人なんて やめたほうがいい」

「もっと いい人がいる」と
言われ続けて来た>

奈津美 はい。
ありがとう。

<ゴールデンウイークが明け
周りが高級旅館や

リゾートホテルに泊まった話で
盛り上がる中

日帰りの足湯に行ったとは
言えなかった>

(カーナビ:機械音声)
料金は2410円です。

高速代ぐらい払うわ。

いいよ カードだから。

<心のどこかで

この人を支えてあげられるのは
私しかいないと思って来たし

10年間 鳴かず飛ばずの潤平を
支えて来た自分に

少し酔っていることも
否定できない>

<だとしたら

マクベスを解散して
芸人をやめた後の潤平を

私は どう受け止めれば
いいんだろうか>

そういえばさ 小道具を入れる
段ボールの中にさ

ホタテと牡蠣の殻が
入ってたんだけど

あれ 何のコントで使うの?

あれ コント関係ねえよ。
あっ そうなの? じゃあ 何?

何か 潤平が奈津美にサプライズで
使おうとしてたんだけど

不発に終わったらしい。

あぁ そっか だからか。

何が?

いや 昨日 潤平がさ 珍しく
1人で飲みに来てたんだけどさ。

このまま なっちゃんと
フェードアウトして終わるかもって

弱気なこと言ってたから。
フフフ…。

あいつ 普段 強気なくせに
そういうとこ 本当 ナイーブだよな。

深く傷つくのが嫌だから
保険 張ってるだけなんだよね。

もしフラれた時に 「ほらな
俺が言った通りだろ?」って

言うためだけの保険な。

まぁ なっちゃんを笑わせたくて
始めたコントだから

芸人やめたら なっちゃんのこと
諦めるのが自然なんじゃないか

…ってさ。
何それ お前に言ったの?

俺には言ってないよ。

大将に愚痴ってたのを
ちょっと聞いちゃっただけ。

(安藤)
潤平が俺に愚痴るってことは

相当なもんだよ。
ですよね。

あいつらの仲人やるの
楽しみにしてたんだけどなぁ。

ちょっと 大将 大将…
もしかしたら ちょっと 仲人

真壁先生になるかもしれないです。
そうなの?

正直 披露宴も微妙なラインです
呼ばれるか。

おい ウソだろ?

アハハ…!
アハハ…!

ヘ~イ…。
飲んで来たの?

ボギーパット!
うわ 面倒くさ。

え~ 何?

奈津美と別れんの?

何で?

ハハハ…
大将に愚痴ったらしいじゃん。

このまま ほっといたら
終わんじゃない?

えっ ほっとく気なの?

(電気のひもを引く音)

終わっていいんだ?

マクベスも終わるし

ちょうど潮時だろ。

小林勇馬も 「お前ら 高校で
時間 止まってんだろ」って

ばかにして来てんだろ?

俺たちも 目 覚まさねえと。
関係ないだろ!

明日 早いんだよ…。

えっ 奈津美に冷めたの?

冷めてねえよ。

じゃ 何で引くんだよ
お前 何か勘違いしてるぞ なぁ。

奈津美は お前が芸人かどうか
なんか関係ないから。

も~う うるさいねぇ!
なぁ 分かってんのか? お前。

ちゃんと考え…。
首 突っ込んで来んなよ!

あぁ~!

気持ち悪い肉体!

<奈津美が勇馬と別れて
潤平と付き合おうと決めたのは

笑わせてくれる面白い男だと
思ったからではない>

<高3の夏休みに入って
すぐのことだった>

(自転車のベル)

(奈津美) お~ あれ?
春斗も夏期講習 取ってんの?

んなわけないじゃん
俺 大学 行かねえもん。

じゃ 何でいんの?

ちょっと 潤平が

海で待ってるから来てくんない?

は? どうして?

奈津美 絶対に連れてくって
約束しちゃったんだよ。

お願い 頼む!

あぁっ!
何?

(自転車のベル)

<奈津美はこの時 付き合っていた
勇馬と険悪になり

落ち込んでいるとの噂があった>

(潤平) おい おい おい…!

<潤平が呼び出した場所は

奈津美が
勇馬にもらった指輪をなくし

ケンカの現場となった
砂浜だった>

忙しいところ
来てもらっちゃって悪いね。

何?

今日 何の日か分かる?

知らない。

7月23日だよ 心当たりない?

だから 分かんないって。

7 2 3。

ナ ツ ミ! そう 奈津美の日だ!

は?

プレゼントを用意しました。

開けて。

♬~

(岡部)
それ 俺が撮ったパトカーっす。

岡部‼ お前 黙ってろ‼
さ~せん!

本当は

「奈津美」なだけに

723枚 集めようと
思ったんですが

72枚しか集まりませんでした!

すいませんでした!

(部員たち) すいませんでした!

♬~

どう喜んでいいか
分かりませんが…。

ありがとうございます。

(部員たち) うぉ~!
(手をたたく音)

(部員たち)
ナ ツ ミ! ナツミ!

ナ ツ ミ! ナツミ!

ジューシー!

キモっ。
(部員たち) ハハハ…!

罰ゲーム! 罰ゲーム!

罰ゲーム! 罰ゲーム…!
(潤平) あぁ!

<奈津美は 笑わせてくれるから
潤平を選んだわけじゃ ない>

<ひとを笑顔にするために

72枚のナンバープレート を集める
不器用な優しさと

こんなくだらないことに

これだけの人間の協力を
得られる

その人柄に感動したのだ>

(部員たち) よいしょ~!
(奈津美) あっ!

おい 潤平! 大丈夫か?

(部員たちの笑い声)

大丈夫か?
(潤平) ふざけんなよ! お前ら!

財布 びちょびちょだよ! おい!

<奈津美は
指輪をなくした砂浜で

潤平という渋い男を手に入れた>

待て…。

お前 また落としたのか!

彼女のことが忘れらんなくて…。

ポワポワポワポワポワ~。
相変わらず いい女だ!

あなたが落としたのは
この金の斧ですか?

それとも 私の家の
アパートの合鍵ですか?

女神さんは
アパートに住んでんの?

ええ バイトですから。

バイト?
じゃあ 池の女神はウソなの?

池野メガ美は 本名です。
イケノメガミ?

はい~ カタカナの「メガ」に
「美しい」と書いて メガ美。

名前まで いい女だ!

何か よく分かんないけど

惚れちまったんだな。
さぁ 早く答えなさい。

あなたが落としたのは
この金の斧?

それとも
私の家のアパートの合鍵?

心に正直に 答えるんだぞ。

オラが落としたのは
アパートの鍵だ!

ハァ…。

結局 体 目当てなんですね
さようなら。

ポワポワポワポワポワ~!

女神さ~ん!

(つむぎ) お姉ちゃん
マクベス解散したら どうすんの?

どうするって?

ファミレスのバイト 続けんの?

(潤平) 諦められない…。
諦めろ!

(キーボードを打つ音)

だって 3人が毎週 ネタ作りに
来るから働いてんじゃないの?

別に それだけが
理由じゃないですけど。

違うんだ。

あなたはスナック どうするのよ。
私は しばらく続けるよ。

1人暮らしは
何かと お金かかるし

自分好みのインテリアで
そろえたいし。

好みに合わない部屋で
申し訳ないですね!

どうしたの?

最近 何か機嫌 悪くない?
ハァ…。

(潤平)
解散ライブのチラシ 来たぜ~。

もう出来たの?
うん。

新作 どうしよっか。
どうしようかって?

いや 最後のライブなんだから

これまでの
評判がよかったネタと

自分たちがやりたいネタだけを
やるってのも ありなのかなって。

うん でも 新作1本もないの
寂しくねえか?

じゃ 新作1本やろうか。
そうしよう。

俺 思ったんだけどさ…。
(春斗:潤平) うん。

この前のポンペイでさ

中浜さんの下の名前
誰も呼んであげてなかったよね。

お前 どのテンションで
それ言ってんの?

ライブ 関係ねえだろ。
いや 今 急に思い付いて

すげぇ申し訳ない気持ちが
急に込み上げて来ちゃって。

「急に」を2回 入れたな。
今 俺 「急に」って2回 言った?

うん 言った。

でも 下の名前で呼ぶ感じじゃ
ねえんだよなぁ。

「さん」付けだったら
余裕なんだけど。

いや 「さん」付けはダメだよ。

だって 「さん」付けたら
今の 名字で呼んでる距離感と

何も変わんないよ。
う~ん…

「里穂子」か
「里穂子ちゃん」だよなぁ。

いや 「里穂子ちゃん」って顔じゃ
ねえんだよな~。

(凛奈) あと もうちょっとで
1万円 超えるんですよ。

ふ~ん そうなの?

(呼び出しのチャイム)
(凛奈) 来た!

お伺いします。

(光代) ありがたいんだけど

何で わざわざ うちの店で
あんな食べるんだろうね。

どうしてでしょう。

中浜さん
中途採用のこと考えてくれた?

もう少し考えたいなと思ってます。

せかしてないから
ゆっくり考えてね。

店長…。
(光代) ん?

(瞬太の声)
この前 ポンペイ行った時さ

冷凍用のお土産の餃子
買って来たんだけどさ

中浜さん家で
餃子パーティーしない?

えっ? いや 私はいいけど
お姉ちゃんが何て言うか。

(うらら) また つむぎちゃんの
餃子 食べたいな。

(良枝) 絶品よね。
あっ そうなの? 知らなかった。

うん 結構 自信あるんだ。
へぇ~。

最後のライブって
瞬太に言えば チケット買えるの?

もちろん。

うちのお姉ちゃんも
絶対 行くと思う。

じゃあ
これを渡しといてください。

チケットは いつでも取ります。
(つむぎ) うん。

(自転車のベル)

奈津美!

あ…。

びっくりした。
久しぶり。

変な人いるから 絶対
目合わさないでおこうって思った。

自転車に乗って待ってたら
変な人なの?

うん この界隈だとね。

今後 気を付けるわ。
うん。

ん? あっ えっ…

私 出て来るの 待ってた?

それ以外の理由 考えられる?

(弓子) ご苦労さ~ん。

(潤平) 発注 後でやっとくから
もういいよ 上がって。

(弓子) どうしたの
やけに優しいじゃん。

どうせ そのうち 俺が全部1人で
やんなきゃいけねえんだから。

おっ 後継者の責任感って
やつですか?

ちゃかすんじゃないよ。
(弓子) フフ…。

え~っと…。

ねぇ 彼女に ちゃんと話したの?

(潤平) あ?
酒屋 継ぐって話だよ。

(潤平) 関係ねえから。

どうして?

結婚とは関係なく
酒屋は継ぐから。

それ以上でも 以下でもねえよ。

あっ そう。

余計なお世話でしたね。

(春斗の声) 潤平から
誕生日プレゼントもらったの?

(奈津美) うん ポストに入ってた。

あら ずいぶん味気ないね。

(奈津美) 私が悪いの。

その日 会う予定だったんだけど

仕事でトラブっちゃって
ドタキャンしちゃったから。

今日は もらったイヤリング
着けてないの?

フフ…。

何だ 知ってたの?
いや もうさ

家で サプライズの入念な準備
してたからさ。

ウエットスーツ着て
ホタテと牡蠣の殻まで用意してさ。

やっぱ そうだったんだ。

何 気付いてたの?

いや 噴水の前で待ち合わせ
って言われてたから

もしかしたら
何か あんのかなとは思ってて。

かわいそうな男だ。

だから 申し訳ないことしたなとは
思ってるよ。

正直 どうなの?

もし その日 会えてたとしたら
うれしかった?

夜の噴水の前で待ってたら

水の中からウエットスーツに
ゴーグルと足ひれを着けた

潤平が現れて

ホタテと牡蠣の中に入っている

真珠のイヤリングを
見つけるわけだ。

もう そういうの迷惑?

いや
迷惑とかじゃないんだけど…。

だけど?

その日の

精神状態によるかもしんない。

余裕がある時だったら

素直に うれしいって
思えるんだけどね。

いい年こいて
やることが子供っぽいのかね。

いや そこまでは思わないけど。

あいつ

10年前から 変わってない
わけじゃないんだよ。

奈津美を笑わせたい 一心で
あえて変えてないんだよ。

それが唯一の武器だと
思ってるからさ。

だって
変わるのなんて簡単じゃん。

大人のふりして

ガキくさいことを全部
否定すればいいんだからさ。

でも 一度
ガキくさいことを否定したら

もう 二度と戻れないんだよ。

昔できてたことって
簡単にできなくなるからね。

何が言いたいの?

潤平よりも魅力的な人は

奈津美の周りにも
たくさんいると思うし

これからも たくさんの出会いが
あると思うよ。

でも 潤平みたいなヤツには

もう出会えないと
思ったほうがいいよ。

それは覚悟したほうがいいと思う。

フフフ…。

だって あいつ いまだに

「7 2 3」のナンバープレート
見つけたら

わざわざ車止めて
写真 撮らせてもらってるからね。

うん 知ってる それで 一回

暴走族に絡まれたことあるからね。
えっ マジ? フフフ…。

あいつ ヤバいよな。

そうなんだよ…。

え~。

まぁ そういうヤツだからさ…。

奈津美みたいな

しっかりしたヤツが必要なんだよ。

(奈津美) フフフ…。
えっ 何?

いや…。

ねぇ 春斗って こういうこと言う
キャラだったっけ?

いや まぁ…

余計な お世話だってことは

重々 分かってるんだけどね。

何?

<潤平が この10年間
変わらずに信じ続けたものを

一つでも
成就させてやりたかった>

<マクベスでは叶えてやることが
できなかったけど

この10年が
無駄じゃなかったと

思ってもらいたかった>

<高校時代からの延長のように
過ごして来た この10年が

意味のある時間だったと
思ってほしかった>

(つむぎ) それ 瞬ちゃんが
お姉ちゃんに渡してって。

も~う 信じらんない!
え?

どうして チラシ折り曲げるの?

もらった時に折ってあったの?

だって畳まないと運びづらいから。
大きめな雑誌に挟むとか

クリアファイルに入れるとか
いくらでも方法あったでしょ?

せっかく
もらって来てあげたのに

何で そんな
怒られなきゃいけないの?

これだけ 一緒に暮らしてたら
分かってくれてもよくない?

張る用に1枚 保存用に1枚だから
あぁ 2枚 必要だなとか…。

早く買い物行かないと
みんな来ちゃうよ。

ハァ… もう!

ハァ…。

(光代) ツモ!

4000オール。
(國谷) また 「ハイテイ」っすか?

「ハイテイ」って
どういう漢字 書くか知ってる?

(穴井) 知ってますよ。

「海の底」 ですよね?

麻雀 考えた人って
ロマンチックだよね。

最後の牌を「海の底」だよ?

最後 「ハク」 ツモったんすか?

海底に沈む真珠ってとこかしら。

(チャイム)
来た 来たよ! 春斗 来たよ!

お姉ちゃ~ん!
聞こえてるよ!

あっ ごめんなさい。
あっ どうも お邪魔しま~す!

お邪魔しま~す。

潤平さん

本当に脱がずに
そのまま おあがりください。

あの~ そうはいかないから。

前回 足洗って 今回 足洗わない
選択肢はないから。

そうおっしゃると思いましたよ。

洗濯機の上に
タオル 置いてあるので

ご自由に お使いください。
サンキュー。

(奈津美) うわ~!
あっ あっ あっ… えっ!?

あなたが
今日の海鮮餃子に入れたいのは

北海道産のホタテですか?

それとも 広島産の牡蠣ですか?

えっ… 何で…?

イェ~イ!
(拍手)

何で? 何で? 何? 何?

何で?
(潤平) 何? 何?

ちょっと… 何で? 何で?

やめろ! やめろ やめろ…。

あ~!
おい やめろ お前!

あ~! お前 やめろ!

♬~

俺が風呂場で足洗わなかったら
どうするつもりだったの?

バイト上がりの潤平が
足洗わないわけがないだろ。

(奈津美)
そこは誰も疑ってなかったよね。

それはさ ほら 長年の
なっちゃんの教育の成果ですよ。

まぁね!

(つむぎ) お姉ちゃんも
なかなか いい仕事してたよ。

ホントにね 自然な流れだった。
あっ ありがとうございます。

最初にさ ほら 「足洗わなくて
いいですよ」って言ったじゃん。

あれなかったら
ほら 怪しいじゃん。

でも あんまり強く言い過ぎて
じゃあ 洗わないって言われたら

どうしようってドキドキしました。
いや もうね それはね

里穂子 ファインプレー。
あっ。

(つむぎ) 瞬ちゃん 今
下の名前で呼んだよね?

一番里穂子 頂きました。

一番風呂みたいに
言うんじゃ ないよ。

あっ キモっ。
え?

うわ…。
キッショ! キッショ!

でも 奈津美さんが
お湯を張ろうって

提案すると
思いませんでしたけどね。

時間ギリギリにね。

やるからには
とことんやらないと。

乾いた。
ありがとう。

どんぐらい浴槽 入ってたの?
えっ? 2~3分くらいですよね。

玄関を開ける前に
フタを閉めましたから

大体そんなもんです。

まさか奈津美が 里穂子ん家に
いると思わなかったからなぁ~。

あっ もう 次 春斗だよ。
えっ 待って 今のありなの?

なしじゃない?
難癖つけんじゃねえよ!

無理に呼んでいただかなくて
結構です。

さぁ 春斗選手は 次はどのような
流れるようなタイミングで

言うのでしょうか。
ハードル上げんじゃねえよ!

はい 先に水餃子 出来ました~。
(潤平) ありがと~う!

(奈津美) あっ おいしそう!

(潤平) この黒いの何?
イカスミです。

何か ウエットスーツ着た
なっちゃんみたい。

黙れ バカ! 食いづらいわ。
そろそろ こちらも焼けたかな?

お~!
わ~ すご~い!

えっ この黒いの何?

ウエットスーツ着た なっちゃん。
黙れ ボケ!

同じくだりやっただろ。
同じくだりだよ。

先に いただきます。

あっ ん~ おいしいです!

(つむぎ) やった!
100点満点中 何点?

(奈津美) えっ…。

14点。

ん?
(つむぎ) ん?

ジューシー!

最高 いい女だ。

しょうもな!
うわっ しょうもな!

うわっ… うわ しょうもな!

勝手にやってろ お前ら。
ごめん つむぎちゃん ごめん。

何で14点か
あの ちゃんと説明するわ。

痛い。
(つむぎ) はい お願いします。

100点ですよ
100点 100点…。

しょうもない
食べよ 食べよ もう…。

(潤平) フッ…。

(奈津美)
あんなに驚いてる潤平 見たの
初めてだったなぁ。

だって 意味 分かんねえもん。

中浜さん家の風呂から
奈津美が出て来るなんて

絶対 思わないから。

だから 成功したんだね フフフ…。

俺さ…。

ん?

実家の酒屋 継ごうと
思ってんだけど…。

どう思う?

今度さ…。

うちの両親に会ってくれない?

え?

潤平が マクベス解散する
って言ったら

初めて 「連れて来い」って
言ってくれたの。

♬~

会わせるまで

時間かかって ごめんね。

ううん…。

うれしいけど…。

緊張すんなぁ。
アハハ…。

うちのお父さん 怖いと思うけど

頑張ってね!
えっ そんな怖いの?

大丈夫だって 殴って来るような
ことはないからさ。

わざわざ そう言うってことは

限りなく 殴る可能性がある人物
ってことだからね。

その時は 私がバッて前に出て
壁になるから

大丈夫! フフフ…。

(奈津美) ん?

♬~

似合ってる。

何が?

♬~

♬~ (泣き声)

♬~

壁が似合ってる。

ハハハハハ…。

(奈津美) 何だよ アハハ…。

ねぇ さっきから何なの?
何で ついて来んの?

分かんないの?
フフフ… 分かんないなぁ。

全然 分かんないなぁ。

アハハ…!
(奈津美) ハハハ…。

(ハンバーグを焼く音)

あれ 兄ちゃん いないの?
(ハンバーグを焼く音)

(高岩由加里)
フフっ 夕方からバイトよ。

バイト行ってんの!?

(由加里)
宅配便の仕分け作業なんだって。

そうなんだ
すげぇ頑張ってんじゃん。

(高岩邦広) ようやく お前も
解散してくれるっていうし

なぁ うちにも 久しぶりに
追い風が吹いて来たな。

解散を「追い風」って言うの
やめてくんない?

(由加里) 解散したら
家に戻って来るんでしょ?

まだ分かんないよ。
(邦広) 分かんないって お前

ダラダラ 共同生活して行くわけ
いかねえだろ。

ごちゃごちゃ うるさいな。

文句 言うんだったら
解散ライブ 終わった後にしてよ。

おい 他の2人 何て言ってんだよ。
俺 ハンバーグ2個ね。

1個 ソース 1個 ポン酢。
3個しかないの。

<解散した後のことなんて

今まで 考えたこともなかった>

<潤平は 実家の酒屋を継ぎ

奈津美と結婚するという
明確なビジョンがある>

<瞬太は バイト先の焼き鳥屋から
社員に誘われているし

元プロゲーマーで

『ぷよぷよ』日本一だったという
肩書もある>

<俺には 何にもない>

<戦える武器も
ひとに誇れる肩書も

次の目的地も

何にもないのは 俺だけだ>

(つむぎ) 潤平さんたち
何かステキだったなぁ。

ねっ ステキだったよね。
うん。

私の人生には ああいう
サプライズみたいなこと

一度も起こらないんだろうなって
思っちゃった。

フフっ。

俺がやってあげようか?

(良枝) あのね 瞬太。

この世に 予告されるサプライズ ほど
悲しいものってないのよ。

いや いいんです 瞬ちゃんには
最初から期待してませんから。

えっ うわっ
くっ… 今に見てろよ!

だから そういうこと
先に言っちゃダメなんだって。

やっぱ 俺 向いてない?
(良枝) うん 向いてない。

ホントに?
いや こう 期待… やるんだ…。

♪~ おし~えて おじいさん

♪~ おし~えて おじいさん
うわっ ヤバっ。

♪~ おしえて~

あっ マクベスだ。

おい… おい マクベス1号!

おい 隣のブランコ 空いてるぞ。

おい ちょっ… おい 来い。
いい いい…。

ネタ合わせすっか?
だいぶ酔ってらっしゃいますな。

そんなでもない。

えぇ?

何かあったんすか?
あぁ?

何かないと
酒飲んじゃいけないの?

何にもないから飲む酒も
あるんじゃないの?

面倒くさ。

じゃあ 何にも今日はなかったから
飲んでるんですか?

ファミレスの店長と二人酒。

独身の女同士で二人酒。

私の人生相談タ~イム。

そんな悩むようなことが
あるんですか?

あるよ 悩みしかないですわ!

う~ん そうは見えませんけどね。

妹は 私を見捨てて
家を出て行くっていうし

これから先 何をやって
生きて行けばいいか

見当もつかないし…。

もうすぐ
マクベスは解散しちゃうし…。

私は もう…

いつ 地球が滅亡しても
怖くありません!

フッ… そうっすか。

でも まだ しばらくは

滅亡しないでしょうからね。

まっ…。
あぁ…

どうやって
生きて行きましょうかね。

私に聞いてんの?

教えてくれるんですか?

(缶を開ける音)
いや こっちが聞きてぇわ。

中浜さん 心配ないでしょ。
どこが?

だって 立派な大学 出て

立派な会社に入った実績は
もう あるはずだから。

俺とは全然
スタートラインが違うよ。

俺には 何にもないから。

私だって…

就職して失敗してんだから 一緒。

マクベス1号と
スタートラインは 一緒。

一緒じゃないでしょ。

だって 俺 何にも分かんないもん。

♬~

お前…。
ん?

何が聞きてぇんだよ?

う~ん…。

まぁ
どうやって生きて行くのか

どうやって 仕事を探して

どうやって
就職まで こぎ着けるのか。

んなもん… 私だって分からんよ。

俺よりは知識あるでしょ
一回 社会人 経験してるんだから。

まぁ そう言われたら
多少のアドバンテージは

あると思うが…。
そうでしょ?

じゃあ 就職のこと
いろいろ 教えてくださいよ。

里穂子先輩。

♬~

今の呼ばれ方は
正直 がっかりです。

そこで
シラフの顔すんの やめて。

フフフ… びっくりした?

何なの?

イェ~イ!
あ~あ…。

やった~!
あ~ よかった よかった!

はいはい ポワポワ。

はい あなたが落としたのは
金の斧? 合鍵?

おい メガ美ちゃん
全然 やる気ないじゃん。

オラが
あなたの池に落としたのは

金づちです。

金づち?
どうして そんなウソをつくの?

出会ってから今日まで

ずっと あなたの愛に溺れてます。

しょうもな!

うちの弟子 しょうもな~!

いいえ あなたが落としたのは
金づちじゃなく

壊れたルンバよ。

壊れたルンバ?

ずっと あなたに

ついて行く。

そんなルンバ 見たことないぞ。

♬~

メガ美ちゃん。

小力さん。

え? お前 下の名前
「小力」っていうの?

♬~