コントが始まる#07[解][字][デ] 「何か」が始まる時。「何か」とさよならする時。…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

コントが始まる#07[解][字][デ] 「何か」が始まる時。「何か」とさよならする時。

解散の決断を経て、動き出す5人の若者たち。誰かのために前を向く人。誰かと想いを交わす人。そして何かと別れを決める人。その時、様々な「胸の高鳴り」は聞こえてくる。

出演者
菅田将暉 有村架純 仲野太賀 古川琴音 / 芳根京子 /  小野莉奈 米倉れいあ 明日海りお 松田ゆう姫 鈴木浩介 / 神木隆之介
番組内容
酔った勢いで春斗(菅田将暉)に絡んでしまった里穂子(有村架純)はマクベスの家に謝罪に訪れる。里穂子は酔っていた際の会話ながらも春斗が自分に教えを求めたことを気に止め……。一方つむぎ(古川琴音)と新しい家具を買いにきた瞬太(神木隆之介)の二人は些細なことがきっかけで喧嘩に。つむぎの心の中には、何かざわめくものがあり……。前に進む人、そしてさよならをすること。誰しもが共感する涙の瞬間がここにある。
監督・演出
【演出】猪股隆一
原作・脚本
【脚本】金子茂樹
音楽
【音楽】松本晃彦
【主題歌】あいみょん「愛を知るまでは」
制作
【プロデューサー】福井雄太、松山雅則
【制作協力】トータルメディアコミュニケーション
【製作著作】日本テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – その他

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 潤平
  2. 春斗
  3. お前
  4. 瞬太
  5. マクベス
  6. 千葉
  7. 今日
  8. 全然
  9. 中浜
  10. フッ
  11. ホント
  12. マジ
  13. 最後
  14. ハハハ
  15. ライター
  16. 企業
  17. 気持
  18. 店長
  19. 奈津美
  20. カルロス

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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♬~

(高岩春斗) コント 「無人島」。

ハァ ハァ ハァ… えっ?

あっ あの… あの!

(美濃輪潤平) どこだ? ここ。
恐らく無人島です。

(朝吹瞬太) えっ… ん?

(3人) 双子?
双子? えっ。

えっ? えっ?

あっ 金髪になってる!
えっ ウソ あっ 金髪になってる!

あ~ 金髪になってる!
え~ どういうこと?

どういうこと?
何で? え~!?

あっ! 俺 元々 金髪だった。

えっ 何で? 何で?

あっ 見てください
監視カメラが そこら中にある。

クッソ~ 暇を持て余した
大富豪の見せ物ってことか!

大富豪はホントに暇だな!
ふざけんじゃねえよ!

そういえば 持ち物 何にした?

え?
ほら アンケートに書いただろ?

無人島に
何か1つ持って行くとしたら

何がいいかって。
はっ! あっ えっと…

あっ 僕 ライターだ!
よし いいぞ でかした! お前は?

あれ そんな大事な質問
だったのか…。

俺 何もいらねえって
書いちまったよ!

何してんだよ!
ふざけんなよ 何でだよ!

えっ 君は?
俺は…。

国語辞典だ。

えっ!? えっ 何で?

こ… 国語辞典にしたの!?
ずっと読んでても飽きないし

ほら 時には勇気づけられる言葉に
出合うかもしれないじゃないか。

キモいんですけど こいつ!
もう最悪だよ!

(指を鳴らす音)
「最悪」。

「一番悪い状態」。

分かってるわ そんなこと!

あ~ ライター! ライター!

あ~ ライターが!

ライター!

ライター 投げちゃった…。

♪~ ドゥババ~ ドゥバ~
デデデ~ デデ~

(潤平) あっ…。
(チャイム)

「パーフェクト…」。

中浜さんが上陸して来たぞ!
え?

あっ 下の名前で呼んでない。
あっ!

春斗に会いに来たんじゃないの?

あの… 俺 いないっつって。
どうして?

面倒くさいから いないっつって。
(チャイム)

あっ 俺 出よっか。
いい いい 俺 今 出る。

あっ。

(中浜里穂子) こんばんは。
こんばんは。

中浜さ~ん。
あっ 下の名前。

あっ ハハ…。
フフ…。

突然 お邪魔しちゃって
すいません。

春斗さん いらっしゃいます?
ちょっとね 今 出掛けてて…。

あぁ…。

え…。

ねぇ 珍しく 違う靴で。

そう ねっ 何でだろうね。

これ
昨夜のお詫びなんですけども

春斗さんに
お渡ししていただけますか?

お詫び?

ファミレスにお越しいただいた際に
謝ろうかとも思ったんですが

前の職場で
「ミスしたら 一刻も早く謝れ」

…という
教育を受けて来たもので。

夜 公園で会ったんでしょ?
何か 酔っぱらってて

思いっ切り絡まれたって聞いたよ。

ええ…
また やらかしてしまいまして。

大丈夫なの?
何がですか?

そんな酔っぱらってた
って聞いたらさ

また何か つらいことでも
あったのかなと思って。

いえ ファミレスの店長と
盛り上がって

思いの外
飲み過ぎてしまっただけで。

なら いいんだけどね。
何か ブランコに乗って

『アルプスの少女ハイジ』
歌ってたって聞いてて。

普段は全く歌わないような
歌なんですけども…。

あと 「いつ地球が滅亡しても
怖くな~い!」

…って叫んでたらしいね。
滅亡!

春斗さん 結構 細かく
しゃべってらっしゃるんですね。

謝りたいと思ったってことは
結構 記憶あるんだ?

ええ… 今回は割と
ちゃんとあるんです。

言葉にしてはいけないことを
口にしてしまったという自覚も

はっきりありまして。
あっ 春斗がマクベス1号だったら

俺と潤平 どっちが2号なの?

何で そんなことを
言ってしまったのか…。

いや お前が2号なわけねえだろ。
何でよ?

いや 入った順番的に 2・3だろ。

あっ 分かんない…
面白さの順番かもしんないよ。

だったら 春斗は3号だわ。

ねっ 確実に1号ではないよね。
あぁ…。

痛っ…。

やっぱり いらっしゃいます?

ハァ…。

(中浜つむぎ) おはよう。

<つむぎは新たな生活に向けて

着々と準備を進めている>

<私はといえば

この ぬるま湯のような生活から
抜け出さなければと思いながら

何にもできないでいる>

(凛奈) 中浜さん 中途採用の話
断っちゃったんですか?

店長 何か言ってた?

一緒に楽しく飲んだってことしか
聞いてませんけど。

<一昨日は 店長に
中途採用の件をお断りした後

思い切って 今 抱えてる悩みを
打ち明けようと思ったが…>

(光代)
コンテナの陰に隠れてたら

懐中電灯が こっちを照らすのよ
誰だったと思う?

分かりません。

あのカルロスだったの。
えっ?

ピラミッドの前で大ゲンカした?
そう…。

<店長の波瀾万丈の人生話が
面白過ぎたのと

あまりの酒豪っぷりに
完全にペースを乱され

何も相談できないまま

気が付いたら ベロンベロンに
酔っぱらってしまった>

(潤平の声)
中浜さん 大丈夫っすかね。

(光代) 周りがとやかく言ったって
本人がやる気になんないとね。

(國谷) そんな心配な人なの?

まぁ 割と大きめな傷
抱えちゃってるんでね。

我々にできることは

道を示してあげることだけよ。

(穴井) ロン!

1000点。

それぞれの やり方でね。

♪~

♪~ (ゲーム機の操作音)

♪~

そろそろ終わりにしていい?

(つむぎ) うん いいよ
すごいのは十分 分かったから。

(ゲーム機の操作音)

よし。

俺の この記録 抜けたら

引っ越し祝いに 好きなもの
何でも買ってあげるよ。

無理に決まってんじゃん。

いや まぁ あんま
俺も本気 出してないから。

だって 私 一回も
やったことないんだよ。

フフフ…。

社長んところの会社って

新しい職人
募集したりしないんですか?

(安住) 社員でか?
はい。

(安住) いや~ 無理無理
今 うちに そんな体力ねえわ。

前から思ってたんですけど

おにぎりに 甘い缶コーヒー
よく行けますね。

合わねえけど余ってっから
仕方なく飲んでんだよ。

人生って そういうもんだろ?

お~。

絶妙にピンと来ないですね。

ありがとうございました。

店長。
ん?

今日の夜って 時間ありますか?

うん 暇だけど どうかした?

実は カルロスの話の続きが
めちゃくちゃ気になってしまって。

ジャングルの地図が
持ち去られた話は したっけ?

巨大なハゲタカですよね?

ねぇ このソファ よくない?

えっ… あっ 柔らかい。
でしょ?

こっちの黒とオレンジ
どっちがいいかなぁ。

あ~…。

まぁ それは 自分で
決めたほうがいいと思うよ。

瞬ちゃんは どっちがいいと思う?

逆に つむぎちゃん
どっちがいいのよ?

迷ってるから
瞬ちゃんに意見を聞いてるの。

う~ん…。

だって 家に遊びに来た時
座るでしょ?

家に入れてくれんの?
当たり前じゃん。

そんなに来たくないの?
いや そういうことじゃ ないよ。

いいから教えてよ。

参考にするのもダメなの?

迷ってるから聞いてるだけじゃん。

まぁ… 俺が「いいよ」って
選んだものが

部屋の雰囲気に合わなかったら
何か まぁ 責任は感じるかな…。

私のこと 妹みたいに
思ってるんじゃないの?

違うの?

まぁ… そうだよ。

じゃ お兄ちゃんに意見聞くのが
そんなに重たいこと?

もういい。
え?

えっ どこ行くの? お~い…。

こちら お下げしちゃいますね。
(奈津美) ありがとうございます。

(奈津美) あの この前は
本当にありがとうございました。

こちらこそ ステキな時間に
立ち会えて幸せでした。

奈津美の知り合いがさ… な?

うん。

あの 私の大学時代の友達が
転職エージェントをやってて

仕事探してる人がいたら
紹介してって言われてたんです。

(潤平) いや 俺たち
この前 散々 世話になったし

何か少しでも
力になれたらなと思って。

♬~

(良枝)
それは瞬太が鈍感過ぎるわ。

(うらら) 誰がどう見たって
瞬ちゃんのこと好きだよ。

えっ じゃあ 教えてよ~。
(良枝) 教えるまでもないわよ。

だって いや…

「本当のお兄ちゃんみたいに
思ってる」

…って言われてたからさ。
そんなの気持ちの裏返しでしょ。

「サプライズ なんて期待してない」って
あれもウソだからね。

えっ? え~ いや… いや もう…。

いや… そしたら 俺
難易度 高いよ それ。

そもそも 女が
何とも思ってない人に

手作りのミートソースなんて
作ると思う?

そんなに暇じゃないわよ。

いや… ほら 良枝ちゃんも
知ってると思うけどさ

俺 無類の年上好きだから。

大事なのは実年齢じゃなくて
精神年齢。

まぁ つむぎちゃんのほうが
5歳は年上だから

安心しなさい。

あっ でもさ ほら
お店の子に手出したら怒るじゃん。

瞬太だけは特別よ。
何で?

あなたのお母さんに お葬式の時に
約束して来ちゃったの。

「瞬太のことは
責任持って面倒見ます」って。

いや それは 初耳だな…。

何で 笹かまなの?

(潤平)
何でって おいしいじゃん 笹かま。

うまいけど…。

「謝罪の気持ちです」っつって
これ渡されたら

「え?」ってなんない?

いや 俺は十分
誠意 感じるけどなぁ。

硬さの問題かもな。

硬さ?

硬いせんべいとか
クッキーのほうがさ

謝罪の気持ちが出てる気がする。

でも 軟らかいほうが
謝ってる感じ 出しやすいけどな。

「あっ どうもすいませんでした」。

すげぇビール飲みたくなる これ。

中浜さんにさ

奈津美の知り合い
紹介しようと思って。

知り合いって?

転職エージェントって
いうらしいんだけど

再就職を希望する人と

優秀な人材を探してる企業との
仲介役っていうの?

おぉ… で 中浜さんは会うって?

ううん 少し時間くれって。

うまっ。

お前も試しに会って来れば?
何の試しだよ。

俺 履歴書 高校卒業から空欄だぞ。

「芸能事務所 パソリブレ所属

コント芸人 マクベスとして
10年間活動!」

…って
自信持って 書きゃいいじゃん。

それを見てね
どこの企業の人事担当者が

「うん いいね!」って言うんだよ。
物は試しだろ。

パーフェクトジャッジ してくれるかも
しんねえじゃねぇか。

うるせぇ… うるせぇな お前。

お前 何か 自分が実家の酒屋を
継ぐことが決まったかどうか

知んねえけど 余計な先輩風
吹かして来んじゃねえよ。

ど~こが フッ! 先輩 フッ!
風だ フッ!

吹いてんな だいぶ吹いてんな
うるせぇな! おい!

ひとの人生に 口出しして来んな。
フッ フッ!

あれは
ものすごい風の強い日だったわ。

足をケガしていたカルロスの
ペースが明らかに落ちて

それまで 一緒に旅をして来て

私が初めて
カルロスの前を歩いたの。

これまで
引っ張って来てもらった分

ここは私が頑張らなきゃと思って
必死に歩いたわ。

月明かりだけを頼りに
ようやくジャングルを抜けた時

カルロスは目に涙をためて
こう言ったの。

「You are beautiful」。

ワ~オ。

<どこまで本気かは
分からないが

春斗さんは 私のような人間に
助けを求めて来た>

じゃあ 就職のこと
いろいろ 教えてくださいよ

里穂子先輩

<生きることが苦しかった時

春斗さんが手掛ける
温かいコントに

人生を支えてもらった>

フゥ…。

<今度は私が 春斗さんの
力になる番じゃないのか?>

<里穂子先輩>

(千葉) 1・3…。

これ 少しは値段 付きますかね?

だいぶ大きい傷もあるし

距離も相当 走ってるからなぁ。
そうっすよね…。

(カメラのシャッター音)

(マウスをスクロールする音)

結構 「25歳以下」って
書いてあるとこ多いんだね。

あなたも もうすぐ26でしょ?

誕生日は焼き肉がいいな。

若いってことがさ どれだけ
売りになるか 分かってないの?

だって お姉ちゃんだって
まだ28でしょ?

この3年の違いが
大っきいって言ってんの。

私は取りあえず いいわ。

どうして?

そもそも
年齢で人を判断するような会社

好きになれないし。
(振動音)

選ぶのは こっちじゃなくて
先方なんだからね。

聞いてんの?

いい いい…
俺やるから 座ってろよ。

(美濃輪龍造) 何だ お前…。

俺が入院してる間に
ちょっと手伝ったからって

跡継ぎ気取りか?

そんなつもりねえから。

せっかく光洋さんが 乗り気に
なってくれたっていうのに

邪魔しやがって。

弓子から聞いたけど

結婚を考えてる相手
いるらしいな。

近々 連れて来るから。

誰も 会いてぇなんて
言ってねえだろ。

酒屋の跡継ぎを

結婚のための道具にされたんじゃ
たまんねえんだよ。

はぁ?
誰が そんなこと言ったんだよ。

じゃあ お前の本気 見せろ。

口だけじゃないって姿
ちゃんと見せてみろ。

跡を継ぐとか継がねえの
話ってのは その後だ。

♪~

≪お~≫
♪~ ≪お~≫

♪~

(振動音)

(操作音)

♪~ (ゲーム機の操作音)

♪~

♬~

♬~

(振動音)

ん?
(振動音)

「キ ス ガ」。

(振動音)

ん?

「キ ス ガ ロ ク モ シ タ ワ」。

あ~… 分かった。

「私も黒が好き」。

フッ。

(操作音)
そうかい。

♬~

ハァ…。

え~ 片道4時間半かぁ。

何か 運命 感じるよな。

だってさ 俺がマクベスに入って

一番最初にやった
地方ライブの場所が

このデパートでしょ?
うん。

で 最後の地方ライブも
このデパートでしょ?

同じ場所だよ すごくない?
別に すごかねえだろ。

あの マッカランさんと
一緒だった時か。

そう マッカランの千葉さんと
今日も会って来たし。

何で?
中古車屋で働いてんだよな?

そう。

このライブ終わったら
車 売ろうと思って。

え?
どうして?

まぁ ねっ…
もう10年も乗ってんだし

維持費も ばかになんないからさ。

マジか。

じゃ 日帰りやめて
車で1泊すっか。

でも 次の日 仕事なんでしょ?
そんなの どうとでもなるよ。

でも あの車で寝た後の
体の痛さ 尋常じゃねえからな。

ハハ… そこはさ ほら
いつも通り ジャンケンで決めようよ。

出た!
後ろは結構 快適だけどね。

いや ほら その体の痛みもさ
これで最後なんだなって思うと

いとおしく思えるでしょ?
じゃあ お前 運転席 決まりな。

それはズルいよ それはもう
ジャンケンで決めようよ。

千葉さん 元気だった?
元気だった 元気だった。

でも マッカランが
解散してから 3年

一回も梅木さんと会ってない
って言ってた。

コンビなんて そんなもんだろ。

梅木さん 子供生まれるって
言ってたしな。

<マッカランさんたちは
同じお笑いの養成所同士だが

僕たちは元々 高校の同級生だ>

<1か月後に
マクベスを解散した後も

これまでと変わらない関係で
いられるんだろうか>

おいおいおい…。

(潤平) 寒ぃよ~!

昨日の台風で 燃やせる薪は
もう 一本もねえしな。

(指を鳴らす音)
「サウナ風呂」。

「フィンランド独特の蒸し風呂で
体を熱気で蒸すのが特徴」。

お前 もう それやめろ!
そんなことやったってな

体は温まんねえんだよ!
目をつむって想像してみるんだよ。

こっちは腹へって
それどころじゃねえんだよ!

(指を鳴らす音)
「麻婆豆腐」。

「豆腐を辛子味噌で炒めた
中国料理」。

お前 殺してやろうか?
落ち着け やめろ!

(潤平) お前~!
一回 冷静になるんだ!

(潤平) この野郎 お前!
やめろ!

(ドアが開く音)

さぁ ほら 入って入って 平気。

いや ここで…。
もう「サトミックス」 帰っちゃったから

俺たちしかいないから ここ。
どうぞ。

ほら ねっ。

お疲れさまでございます。

すいませんね
わざわざ遠いところ。

あっ いえ…。

あっ ねぇねぇ 潤平 こっち来て。
ん? 何だ?

何か ここのスーパー
発泡酒 59円らしいよ。

えっ?

じゃあ 俺たち
買い出しに行って来るから

後は よろしく。
は? おい どこ行くんだよ。

おい 何だ それ。

あ…
その辺 適当に座ってください。

あっ はい。
どうぞ。

あの 先日は…。

もういいから
全然 気にしてないんで。

お茶飲みます?

頂きます。

ありがとうございます。

辞書を さっきパラパラ見てたら

「深酒」って言葉が出て来て。

「深酒」の前にある言葉って
何だったと思います?

ふか… ふかさ… ふかこ…。

「不可抗力」。

深酒の人の前では
人間は無力になるってことが

ちゃんと
辞書に書いてあったんですよ。

笑えません?

まだ怒ってますよね?
いや 怒ってないですよ。

じゃなきゃ 辞書で「深酒」って
調べないと思うんです。

調べてないですよ その…
たまたま 目に入っただけなんで。

そんなことあります?

今日 どうでした? 俺たち。

いつにも増して 面白かったです。

あぁ… そうっすか。

地方のステージで見る
おさん方は

心なしか楽しそうにも見えて
また格別の味わいがありました。

今日で
地方のライブ 最後ですからね。

はい。

そう思って
今日は来させていただきました。

何か 潤平から聞いたんですけど

転職エージェントの人と
会うんだって?

いえ まだ正式に
お返事はしていないんですけど

うん…
会ってみようかなと思ってます。

うん。

正直 不安でいっぱいですし

怖くて仕方ないんです。

前の職場のことですか?

ええ。

また 同じような苦しい思いを
味わうんじゃないかなとか

怖くて仕方ないんですけど…。

でも

前に進むと 決めたので。

帰りますよね。

ええ… あっ そろそろ出ないと
マズいかもです。

駅まで送りますよ。
いや いいです いいです。

マクベスの地方ライブを
陰で支えた

瞬太の車 興味ないんだ~?
(ドアを開ける音)

(潤平) ≪ま~た 差し入れ
もらっちゃったの?≫

今日も笹かま?
いえ 今回は笹かまではないです。

瓦せんべいだ。

お~
めっちゃおいしいよね それね。

ほれ 硬いお菓子だぞ。

いただきま~す。

どうぞ。

今日 何で瓦せんべいなの?

別に意味は ねえだろ。
あっ いえ 一応ございまして

最後まで変わらずに
応援し続けます

…という気持ちを込めました。

おっ 「瓦」と「変わらず」に掛けて。

ちょっとスベってっか。
えっ そう? 面白いじゃん。

チャージ 完了!
(潤平) 小籠包 ウーロン茶…。

最初はグ~…。
(3人) ジャンケン ポイ!

よっしゃ!
あ~! クソ~!

わが選択に 一点の狂いなし。

(瞬太:潤平)
最初はグ~ ジャンケン ポイ!

クリティカルチョイス!
シューマイの皮!

クリティカルチョイス!
ニイハオ!

マジかよ~。
ダサいなぁ。

相変わらず
ほれぼれするダサさだね。

ダサさ。
ハハハ…。

最後に運転席か やだ~。

クリティカル ダサさ。
クリティカル ダサさ!

あの部屋 いつまで借りる?

え? 2人とも
別の所に引っ越しちゃうの?

解散ライブまでの話なんだけどさ。

もちろん 全力でライブを
良くするっていうのは

当然の話なんだけど。

実家の仕事のほうもさ

全力で手伝わなきゃいけない
状況になりつつあって。

そりゃそうだろ。

お父さん
退院したばっかりなんでしょ?

だから…。

実家に寝泊まりすることも
増えて来るんだろうなって。

それ もう 引っ越しちゃうじゃん。

バカ… 最後までいさせろよ。

なるべく マンションには
戻るようにするつもりなんだけど。

まぁ…

そんな感じで…。

全然いいよ。

しょうがないよな?
うん。

まぁ でも 話せる人が
1人 減っちゃうけど。

フッ…。

申し訳ねえけど。

(クラクション)
びっくりした!

えっ?
どうした!? どうした!?

いや 何か この車でさ めったに
クラクション鳴らさないから

どんな音すんだろうと思ってさ
俺も びっくりしちゃった。

何だよ!
びっくりさせんなよ お前…。

うわっ うわっ
あ~ 待って あっ あ~‼

クッソ 持って来んの忘れた…。
何!?

耳栓だよ こいつ
いびき うるさいんだよ。

俺じゃねえし 瞬太だろ。
いや 俺じゃないから。

だって 俺 いびきかかないことで
もう 定評だもん。

瞬太 いびきじゃ ない 寝言。

あの…。
何?

昔さ とんでもない寝言
言ってたよな。

「天ぷら御膳」だろ?
そうそう…。

何それ。

「天ぷら御膳…」。
は? 何それ。

「天ぷら定食」じゃなくて
「御膳」ってとこが 最高に好き。

それ 作り話でしょ
盛ってるでしょ 絶対。

これ マジなのよ。
いや 作り話で御膳は無理だから。

俺たち たまたま2人で起きてて。

そうそう
寝てる瞬太と話 したんだよな。

マジで? 何 話したの?
瞬太が いや…。

「天ぷら御膳 何人前ですか?」
って聞いたら…。

「3人前」って。
マジで? マジでやってたの?

ウソでしょ? それは… マジ?
これが ホントなんだよ。

そうなの?
いや 感動的だったよな。

いや 感動した。

瞬太って寝てる間も 俺たちの注文
取ってくれてたんだって。

まぁ その3人が俺たちかどうかは
知らねえんだけど…。

絶対 俺らだよ。

お前 寝言 言ってねえんじゃ
ねぇのかよ。

もし仮に 言ってたとしたらね
俺 分かんないからね そんなん。

アハハハ… 腹痛ぇ~!
ヤバいじゃん 俺… ヤバっ。

(3人) アハハハ…。

<何年後かに
新しい車を買った時には

2人を車中泊の旅に
誘ってみようと心に決めた>

(浦添) 奈津美から
事前に聞いていた話から

中浜さんに
マッチしそうな企業を

いくつか
紹介させていただきますね。

はい お願いします。

ねぇ 浦添君 ちょっと硬いよ。

もうちょっと雑談でもしてから
本題に入らない?

あぁ そっちのほうがいいかな。

すいません。
いえいえ こちらこそ。

何か…

全員 緊張してない?
アハハ… 確かに。

(グラスを置く音)

えっ 何なの?

ん? 何が?

2人して ずっと黙って。

こんばんは。

あっ こんばんは。

さっきも挨拶してたじゃない。

(奈津美) どうでした?
すごく分かりやすかったですし

企業の人事担当者さんとも

ちゃんと信頼関係を
築いてらっしゃる方なんだな

…っていうのは伝わって来ました。
よかったです。

あっ でも ホントに

あの 私が紹介したからって
全然 重く考えないでくださいね。

ありがとうございます。

仮に この後 どこかの企業と
面接にこぎ着けたとしても

受かったら入らなきゃいけない
なんて考えなくていいですから。

里穂子さん
きっと 責任感の強い方だから

いろいろ考えちゃうと
思うんですけど。

こっちからも選んでやるって
気持ちでいいと思うんです。

面接受けて ピンと来なかったら

うん… 受かっても

「やっぱり やめます」って
言っていいですから。

そういうことを言うのは
正直 苦手かもしれないです。

でも 大丈夫ですよ。

だって そのために
浦添君がいるんですから。

あっ 浦添君に言いづらかったら
私に言ってください。

だって 部屋を決める時も
内見してみて

「違うなぁ」って思ったら
断りますよね?

車だって 試乗してみて
しっくり来なかったら

「やっぱり やめときます」
って言うと思うんです。

もっと気楽に行きましょ。

実は

今日 紹介していただいた
企業の中の一つに

気になってる所がありまして。

ホントですか?
はい。

何か良さそうだな
っていう所がありました。

すぐに分かった?

あぁ 「キスガロクモシタワ」?

うん。
もう覚えちゃったよ。

逆から読むと
「私も黒が好き」でしょ?

うん。

最初 分かんなかったからさ

「キスが6回もしたい」って
書いてあるのかと思って

何か エロっ!みたいな。

そんな女 嫌でしょ。

♬~

サプラ~イズ。

下手クソ。
えっ それ どっちの意味?

下手クソ。

<みんなの人生が

少しずつ動き始める音がした>

店長。
ん?

来週からでいいんですけど

シフトの数を
少し減らしていただけませんか。

うん 分かった。

じゃあ マクベスが来る日を
他の誰かの人に…。

そこだけは動かさずに
他で調整していただけたら。

分かってるわよ 冗談よ。

(潤平)
お疲れさまです お久しぶりです!
こんちはっす!

ちょっ 何だよ!
3人そろって来たの?

こいつらが
一緒に来たいって言うんで。

久々に千葉さんの顔でも
拝もうかなっつって。

全然 変わんないっすね。
いや お前らに言われたくねえわ!

ホント 全然 変わんないっすよ。
いやいや お前ら…。

ありがとうございます。
(千葉) おいっす 粗茶ですが…。

お仕事 どうっすか?

お? まぁ ぼちぼちやってるよ。

えっ 先輩とか後輩とかは
誰か会ってたりするんですか?

も~う 全然だなぁ。

解散して3年たつんだけど

まだ完全には
吹っ切れてねえもんな。

あのステージに やり残したことが
あるような気もするし

まぁ ここにいちゃいけないんじゃ
ないかって思う時も 正直あるよ。

でも 心配すんな。

芸人やってたことを
後悔したことは

今んとこ 一回もねえわ。

ハハ…。

今んとこな? ハハハ…。
ハハハ…。

(つむぎ) お~。

こっちのほうが良くない?
えっ ちょっと攻め過ぎじゃない?

お姉ちゃんは
それぐらいで ちょうどいいの。

いいよ 取る。
ありがとう。

これ 先輩 洗車するんすか?
(千葉) 当たり前だろ。

まぁ ここまで汚ねぇ状態で
持って来る客も珍しいけどな。

あ~… えっ じゃあ
俺たちで洗車してもいいっすか?

(潤平) おう やるか!
あぁ それは助かる。

今まで俺が 何回も洗車頼んでも
やってくんなかったのに。

まぁまぁまぁ 最後くらいはさ。

大先輩の手をさ
煩わせるわけにはいかないじゃん。

おい…。

そもそも これって
売り物になるんですか?

(千葉) たまに変わったマニアが
現れんだよ。

へぇ~ やっぱ そうなんですね。
おい この車 ナメんなよ。

ハハ… ナメてないよ。
おい 手!

そこ 一応 査定 入れとくわ。
ヤバい! 査定…。

だいぶ傷んでますね。

こういうの 久々なもんで。

こいつには いろんなとこ
連れてってもらったな。

そうだね。

高校3年から乗ってんだもんなぁ。

そうだよ だってさ 真壁先生の
出産の時も立ち会ってんだよ。

いや 立ち会ってはない
送り迎えな。

あと出産したのは
真壁先生の奥さんな。

「立ち会う」って言っちゃうと

車ごと病室に入り込んだことに
なっちゃうから。

病室まで車を誘導する看護師さん
見たことあんのか? おめぇはよ。

分かったから もう 2人が組むと
ホントもう面倒くさい…。

お前がツッコまれるようなこと
言うからだろ。

この車との思い出 ベスト1 何?

えっ? いや いっぱいあるなぁ。

ん~ じゃあ
3人でマクベス組んだ後 限定な。

OK。
俺 もう 1位決まってんだよ。

ウソ 何?
何?

群馬の山奥でのガス欠。

あったね!
あれは お前が悪いんじゃん。

俺 悪くねえから…
だって 地図には

ガソリンスタンドのマーク
あったんだもん。

あれさ 結局
10kmぐらい歩いたんだよね。

歩いた 歩いた。

遠くにガソリンスタンド
見えて来たなと思ったら

コンビニだった時の あの落胆な。

あのさ 潤平のさ 「頼む!
来い! 来い! 来い! 来い!

来い 来い 来い 来い…」って
あの 祈る声がさ

山びこで全部 跳ね返って来んの
超面白かった。

ってかさ スタンド見つけた時さ
泣いてたからね。

泣いてねえわ 泣いてねえだろ。
「あ~!」っつって。

泣いてた 泣いてた。

あ~ 俺… 意外と あれかもな。

山梨の ほうとう屋。

あの だだっ広い駐車場。
そうそうそう。

全然 意外じゃねえよ お前らの
どっちか言うと思ったもん。

あん時さ 唯一
春斗と俺が あれじゃない?

つかみ合いのケンカになった時…。
そうなんだよ。

潤平とは
しょっちゅうなんだけどな。

春斗が思いっ切り
投げ飛ばしたと思ったら

勢いつき過ぎて 瞬太が
マウント取ったの最高だった。

俺も「あれ?」って
下になりながら「何で?」って

意味 分かんなかったもん。
俺も上になりながら

「えっ 何で?」と思ってさ
でも 一応 ケンカしてるからさ

「この野郎!」とは言ったけど
もう笑っちゃってダメだった。

ケンカ止めるまでも
なかったもん あれ。

あれ 傑作だよ。
いや あれはね 完璧だった。

完璧だった ハハハ…。
完璧だったな。

♬~

えっ 瞬太は?

う~ん
俺はねぇ まぁ 何だかんだ

1か月前の福岡かな。

「峰ちゃん」ね。
うん。

いまだに 車ん中
ちょっと 豚骨臭ぇもんな。

そうだよ 潤平が
カップラーメンの汁 こぼしたからね。

何年前の話 してんだよ。

そうか 福岡行ったのって

まだ1か月前なんだな。

あの時 行きの18時間
誰も しゃべんなかったからね。

でも 春斗 何度か「解散しよう」
って言いかけてたけどね。

言いかけてねえわ。
絶対 言いかけてた。

いや 空気で分かんのよ。
分かる 分かる。

「あっ こいつ 今 大事なこと
言おうとしてる」と思って

身構えてたら
全然 言わねえのな お前。

だって 言おうとしてねえもん。

いつ言うのかなと思ってさ
ラーメン食った後にさ

待ってましたと言わんばかりに
言ってたもんね。

そうそう あの
食べ終わって ためてる時の…。

顔な?
顔ね 「ん…」っつってね。

ためてたよね~。
たまってたな~。

んなこと言ったら
お前 ラーメン屋でさ

あの号泣は ねえわ。

他にも客いるのに あれはないわ。

直前まで爆笑してたのに
急に泣きだしたから

ちょっと びっくりはしたけどね。
お前 情緒 大丈夫か? 心配だわ。

お前ら あれ イジんのか?

(春斗:潤平のモノマネ)
大事な発言する時 いっつも

ラーメン食い終わった後なのな。

お前 泣かしてやろうか?
やめろ お前 帰り バスなんだぞ!

おい やめろ!
知るかボケ お前。

帰り バスなんだぞ おい!
やめろ お前!

知るか!
そっか…。

帰り バスで帰るのか。

そうだよ だから
帰りのタクシー おごってな。

あっ やめろ! やだ!
やめろ…! あっ…。

息 吸えねえだろ!
アハハハ…!

どうした?

春斗?

いや…

ホント 今更なんだけどさ

ただの車じゃねえんだなと思って。

お前の情緒も
完全に おかしくなっちまった?

いや だってさ…

この車の中にさ

マクベスの歴史
全部 詰まってんだぞ。

まぁ こうやって別れる時まで

気付いてやれなかったけど…。

こいつ 4人目のマクベス
だったんだなと思ってさ…。

♬~

(はなをすする音)
あぁ…。

こ… こんな… 車に…

こんな感情 抱くと
思ってなかったわ。

♬~

何か生きてるみたいじゃない?

変か…。

♬~

持ち主として

自分の愛車が

「4人目のマクベス」って
言ってもらえたのは

本当に幸せ。

でもさ 4人目のマクベス
楠木さんじゃなくていいの?

アハハ…!
ハハハ…。

ヤバっ 完全に忘れてたわ。

(潤平:楠木のモノマネ)
忘れてもらっちゃ 困るんだわ

う~ん。

ハハハ…。

まぁ でもさ

廃車になっちゃうわけじゃ
ないんだからさ。

だな…。
うん。

千葉さんが言ってたんだよね。

「中古車になってまで買う人は

この車の魅力を
分かってくれてる人だよ」って。

いいオーナーが見つかるよ。

だな… そうだな。

♬~

あっ!
おい やめろ!

おい 虹 つくんじゃねえ!

レインボー!
やめろ!

歓喜の雨。
歓喜の雨。

少々お待ちください。
(浦添) お願いします。

♬~

(クラクション)
(千葉) ちょっ… おぉ…。

お~…。

♬~

はじめまして
中浜里穂子と申します。

どうぞ。
失礼します。

♬~

よし!

これで いよいよ
この島を脱出できるぞ!

本当に 戻ったほうがいいのかな?

どういうことだよ?

住んでみたら 意外と快適だし

お前らと こっちで楽しく
暮らしてたほうが

幸せなんじゃないかな。

確かにな お前たちのことも
やっと分かって来たとこだし

俺だって
寂しい気持ちはあるけども…。

(指を鳴らす音)

「分かる」の後に来る言葉は
「別れ」だ。

物事を理解したり
誰かを深く分かった後には

別れが来てしまうんですな。

早く それ捨てろ!

その辞書 重いんだよ!
早く捨てろ!

あっ うわ…! 折れた!
何してんだよ!

あっ どうもすいませんでした。

♬~