恋はDeepに#02[解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
恋はDeepに#02[解][字][デ]
<石原さとみ×綾野剛>海を愛する海洋学者と、マリンリゾート開発に人生をかけるツンデレ御曹司。運命の恋の鍵を握るのは、彼女のヒミツ!?史上最強のラブコメ第2話!
出演者
石原さとみ、綾野剛
今田美桜、渡邊圭祐、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、高橋努、筧美和子、水澤紳吾、福山翔大、松熊つる松
/ 橋本じゅん、大谷亮平、鹿賀丈史【第2話ゲスト】小手伸也
番組内容
海で溺れた倫太郎(綾野剛)を助けた海音(石原さとみ)。翌日二人の間には気まずい空気が…。
ホテルを誘致するため、CEO・デイヴィッド(小手伸也)の説得に動き出す倫太郎。CEOは海中展望タワーに興味を示すが、海音はそれを阻止しようと画策。そんな海音に光太郎(大谷亮平)は手を貸すが、その狙いとは?
その頃、研究室を訪れた榮太郎(渡邊圭祐)が藍花(今田美桜)にリゾート開発本部との交流会を提案して…。
監督・演出
【演出】鈴木勇馬
原作・脚本
【脚本】徳尾浩司
音楽
【音楽】菅野祐悟
【主題歌】「怪盗」back number(ユニバーサル シグマ)
制作
【チーフプロデューサー】加藤正俊
【プロデューサー】枝見洋子、畠山直人、鈴木香織(AX-ON)、山口雅俊(ヒント)【製作著作】日本テレビ
【制作プロダクション】AX-ONジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
テキストマイニング結果
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キーワード出現数ベスト20
- デイヴィッド
- 倫太郎
- 海音
- 大丈夫
- 鴨居
- リンタロー
- 染谷
- ホテル
- 藍花
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- 会長
- ハハハ
- 海中トンネル
- 榮太郎
- 本当
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- 星ヶ浜
- 彼女
- エレベーター
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
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(渚 海音) 海 好きなんですね。
(蓮田倫太郎) あまり仕事
ナメないほうがいいと思いますよ。
感じ悪い!
(蓮田太郎) ロンドンのほうは
大丈夫だったのか?
ここには優秀な兄と
優秀な弟がいるじゃないですか。
(鴨居) 「海中展望タワー」。
ずっと感じてた嫌な予感の正体は
これだと思うんです。
(蓮田光太郎)
どうか 弊社の開発チームに
加わっていただき
環境の専門家としての
お立場から
リゾート開発に関する
アドバイスを頂きたいんですよ。
あっ あ…。
まさか またお会いするとは。
そちらが呼んだんじゃないですか。
呼んだのは俺じゃ ない。
この計画は中止すべきです。
私は ただ 海を守りたいだけ…。
変わるよ 海は今とは当然 変わる。
ただ反対したいだけなら
他でやってくれ。
あんなに美しい海を
人間の勝手で変えるなんて
許せないです。
あんたに 俺の何が分かるんだよ。
(ぶつかる音)
♬~
倫太郎さん。
急ブレーキ音
(鴨居)
お嬢さん 大丈夫ですか?
分かりますか? お嬢さん!
(鴨居)えっ? 何?
♬~
♬~
(ウツボ)何で
人間なんか助けたんだがや
(ウツボ)おめぇ まさか…
違う… 違うよ?
(ウツボ)しっかりしてくれよぉ
君は 俺たちの
最後の希望なんだからして
そんなこと分かってる。
おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。
(鶴川) おはよう 倫太郎。
会社で「倫太郎」は やめろ 鶴。
失礼いたしました
おはようございます。
蓮田執行役員兼リゾート開発本部…。
鶴 鶴!
本部長様 様。
長ぇわ。
いっ…。
どうしたの? 手。
ちょっと ぶつけてな。
(鶴川) はぁ?
(足音)
あっ ごめんなさい!
♬~
えっ?
何で君が ここにいんの?
昨日…。
昨日…。
あ どうぞ…。
どうぞ どうぞ…。
海で…。
海で…。
海で 何?
あの…。
(エレベーターの到着音)
いや…。
あんなキレイな海を見て
リゾート開発のこと ちょっとは
考え直してくれましたか?
はぁ? 計画は1ミリも
変えるつもりはない。
えっ? えっ じゃあ
何で来てたんですか?
はぁ? 君に関係ないよねぇ。
(ボタンを連打する音)
むかつく!
快適なホテルライフは もちろん
全てのゲストが24時間
いつでも楽しめる施設を
設計いたしました。
(デイヴィッド) Brilliant !
This is fantastic!
これは日本が世界に誇れる
革新的なリゾート なると思います。
ありがとうございます 会長。
(蓮田榮太郎) テンション高いなぁ。
あれは どなたですか?
(風間) ベンジャミン・スターホテル の会長。
ホテル開業の条件は
クリアしてるのに
どうしても
首を縦に振らないんだって。
(山内) 光太郎さん
珍しく苦戦してますね。
それは どうしてですか?
(風間) シ~。
なかなか
本心が見えない人みたい。
あの感じは 今日も無理だね。
ほら見て
彼 目が笑ってないでしょ。
(榮太郎) えっ 笑ってない?
そうかな?
会長 いかがでしょうか?
(デイヴィッド)
ところで これは何ですか?
そちらは海中展望タワーです。
水深50mから
海の生き物たちを
360度
見渡せるようになっていて
大きさは世界最大です。
ハァ… アメージング!
リンタロー
これを あなた 造るんですか?
ええ。
いいね!
ありがとうございます。
(デイヴィッド) すごくいいよ これ。
ん?
(秘書) お時間です。
オ~ もうそんな時間ですか?
楽しいの時間 流れるのは早いね。
私 いってきます。
ちょっと 海音さん。
今 邪魔したら ホントに首が飛ぶよ。
(山内)
光太郎さんに迷惑掛かるから。
ご心配なく。
例えば ホテルの地下から
展望タワーまで
海中トンネルでつなぐは
どうですか?
あぁ なるほど
桟橋じゃなく海中トンネルか。
海を愛しているからこそ
出て来るアイデアですよね。
(デイヴィッド) オフコース ハハハ…。
おぉ! 何して…。
おいおいおい…。
すごいですね!
そんなものが もし実現したら
星ヶ浜リゾートの目玉に
なるんじゃないですか?
実にクレイジーです。
君は下がってろ。
こちらは?
海洋学の渚 海音先生です。
今回のリゾート開発における
海洋環境のアドバイザーを
お願いしています。
失礼しました。
渚 海音です。
私 デイヴィッドさんの
大ファンなので
お会いできて光栄です
写真撮っていただけますか?
あ~ ミオさん?
はい。
Oh, I’m glad to see you.
写真 撮りましょう!
ありがとうございます。
倫太郎さん お願いします。
はぁ? 何で俺が…。
はい 撮りますよ。
(デイヴィッド) スマイル スマイル…。
オクトパス!
オクトパス!
(カメラのシャッター音)
ずうずうしいよ。
ハハハ… She’s so funny.
人間も 海の生き物も
み~んなが
ハッピーになるように
お願いしますね。
リンタロー。
はい。
海中トンネルの件 ぜひ
前向きに検討 お願いします。
分かりました。
(エレベーターの到着音)
デイヴィッドさん また!
(デイヴィッド) Oh, see you!
シー ユー!
(デイヴィッド) バイバ~イ。
会長。
ん?
契約のお話なんですが…。
今日は とても楽しかったです。
リゾートのイメージが
もっともっと膨らみましたね。
ん?
あっ いえ。
ありがとうございました。
(デイヴィッド) うん。
あっ そうだ リンタロー。
はい。
今度 私のホテルに
遊びに来てください。
リンタローに
見せたいものがあります。
ぜひ お伺いします。
彼女も一緒にね。
彼女?
ミオさんです!
いや 彼女はアドバイザー であって…。
I want to talk with her again.
待ってますよ。
はい。
See you!
何で あいつが呼ばれんだよ。
ったく もう…。
そういえば この前
海に行ったんだな。
スキューバの道具が外に出てたよ。
それが何?
それで 見つかったのか?
よくまた海に入る気になったな。
俺は まだ怖いよ。
こんちは~。
(染谷)
あの… どちら様でしょうか?
蓮田トラストから来ました
蓮田です。
(鴨居) 蓮田さん?
あっ 社長!?
社長 コーヒー入れますね。
どうも。
(藍花) どうも。
(エラー音)
あっ。
(エラー音)
ゲストカードじゃダメか…。
(電子音)
どうぞ。
はい。
どうして ここに?
ちょっと調べ物を…。
なるほど 海中展望タワーの
設計図面ですか。
いや…。
どうぞ。
これなら 予算の詳細や工程まで
分かりますよ。
僕は海音さんの味方ですから。
期待してますよ。
ありがとうございます。
では ごゆっくり。
(ドアの開閉音)
(鴨居) 海音は そちらで
うまくやってますでしょうか?
私 海音のおじでございます。
あぁ…。
そうっすね…。
頑張ってますよ。
そりゃよかった。
いや もう あのコは ちょっと
海のことになると
こうなんでね。
(染谷) 社長
コーヒー お持ちしました 社長。
それで あの…。
大丈夫?
大丈夫 大丈夫です。
いいですから いいですから…。
(鴨居:染谷) あ~!
あ~! 大丈夫ですか? 社長!
(榮太郎) 僕は大丈夫です。
(染谷) すいません 社長!
(鴨居) 拭くものを… 藍花ちゃん。
何やってんですか!
(染谷) 俺 着替えて来るわ。
(藍花) はぁ? えっ?
(鴨居) ちょっと すいません…。
も~う!
あ~ もう マジで仕事増やして…。
藍花さんは
どんな研究してるんですか?
あなた 誰ですか?
えっ?
うわっ こんな形…。
(カメラのシャッター音)
こんな深い所まで…。
(カメラのシャッター音)
アナゴもマダコも
チョウチョウウオも
全員 強制退去だよ。
(カメラのシャッター音)
ひどい…。
(ドアが開く音)
ちゃんと見たの?
(鶴川) 見たよ。
ここじゃないかな?
俺も見たんだよな どっかさ。
え~っと…。
で 彼女と何があったの?
えっ?
朝 エレベーターで
気まずそうにしてたじゃん。
してねえよ。
してたよ バレバレだったぞ。
いや…
昨日 久々にさ 潜ったんだけど。
スキューバ?
うん。
途中でホースが壊れて
死ぬかと思った。
珍しい ヤバいじゃん。
んで?
目が覚めたら 浜辺にいて…。
目の前に あいつがいてさ。
(鶴川) えっ 海音さんが
助けてくれたってこと?
いや 普通に考えたら
あり得ないんだけどね。
ってか あるじゃん
普通にあるじゃん ここに。
あった?
あるよ。
ごめん。
見てないでしょ。
ごめん…
ってか それ 何があったの?
(ドアの開閉音)
ハァ ハァ…。
どこまで覚えてるの?
で? で? 何があったの? それ。
それがさ…。
どうやって助かったか
全く覚えてないんだよね。
覚えてないんかい!
そういや デイヴィッドのホテルに
招待された。
おぉ ついに!
うん。
決めて来ちゃってくださいよ
本部長。
いや それなんだけどさ。
あいつも呼ばれてるんだよ。
(倫太郎の声)
あんなの連れてったら
成立する話もしなくなる。
海音さんか 面白いじゃん。
面白くねえよ。
ってか 代わりに来てくんない?
俺? えっ いいの?
いいよ。
じゃあ 俺 白衣でも着てさ
何か こう…
学者っぽくしてこうかな。
絶対 着て来いよ。
えっ? 一緒に住んでるんですか?
そうっす 今でもプリン食べたとか
食べてないとか
しょうもないことで
毎日 ケンカしてますよ。
何それ 萌える。
えっ?
いや こっちの話です。
あれ?
ここって Aの板じゃ ない?
いやいや その板は
はまんないでしょ 明らかに。
(榮太郎) あ~ ホントだ。
ねっ。
♬~
ん?
そうだ 交流会しません?
交流会?
(榮太郎) うん。
何か 藍花さんとは
初めて会った気 しないっすね。
えっ あ… そうかな?
えっと あ あ あの…
私 段ボール 捨てて来ますね。
(ドアが開く音)
(ドアが閉まる音)
(ファスナーを開ける音)
で 私
戦略を立てることにしたんです。
戦略?
はい。
頭ごなしに
反対ばっかりするんじゃなくて
まずは ちゃんと相手というか
この開発の
詳細な中身を知ってから
反論して行こうかと。
そういう人間的な駆け引き
一番苦手なんじゃない?
いや そうやって
相手の懐に入って
「あれ? 理解あるな
味方なのかな?」って
油断させた隙に
ガッ!と攻撃するんです。
うわっ!
名付けて
ミミックオクトパス作戦。
あぁ あのモノマネ上手のタコ。
あのデイヴィッド・チャンさんの
あの懐に
シュシュシュ…って
入り込もうかと。
熱心なのはいいけど
体 大切にな。
やれるだけ やってみます。
(ドアが開く音)
ただいま。
光ちゃん おかえり~。
フゥ…。
食われたくなかったら 今度から
ちゃんと名前を書いとけよ。
何?
えっ プリン!? いいの? やった!
プ~リン!
(冷蔵庫のドアを開ける音)
(冷蔵庫のドアを閉める音)
あっ ごめん
出しっ放しにしてた?
ゴミは片付けとけ。
♬~
あ…。
(ウツボ)《おい 大丈夫か?》
《また あの夢を見たんだな》
ルイボスティー。
(山内) おいしい。
ゲッ! こっちに来る。
えっ 何 何 何…?
(キーボードを打つ音)
(せき払い)
(キーボードを打つ音)
あの… 先生は?
えっ 先生?
(小声で) 渚…。
えっ?
渚。
あ~ 海音さん。
どこでしたっけ?
あれ? どこ行った?
チッ。
(2人) 感じ悪っ!
(社員) トンネル自体は
水深50mの位置から
こう 直線的に延ばして
ホテルの真下に…。
そんなに深くまで掘るんだ。
浅い所は地盤が弱いですからね。
あぁ…。
これじゃあ 魚たちが
暮らしにくいんじゃないか?
そうなんですよ。
おい。
うわっ! あっ あっ…。
えっ? えっ?
何やってんだよ 行くぞ。
早くしろ。
ちょっ…。
何ですか? 今 忙しいんですけど。
あ~ そう 忙しい?
じゃあ いいや。
何 何 何…?
あっ もしかして
何か思い出したとか…。
はぁ? さっき
デイヴィッドから連絡があって
今からホテルに来ないかって
言われたんだけど
まぁ 忙しいなら…。
行きます! 行きましょう!
早く行きましょう やった やった。
いや 無理しなくていいから。
ほら 早く行きましょう。
無理しなくていいよ もう。
何か緊張しますね。
星ヶ浜リゾートの未来は
このホテルを誘致できるか
どうかに懸かってる。
絶対 邪魔すんなよ。
はい。
待て。
これ 邪魔しろってフリじゃ
ないからな。
分かってます。
何? 今の間 ねぇ 何?
すごい不安なんだけど もう…
何 ニヤニヤしてんだよ。
頼むから
余計なこと言わないでくれ。
しつこいです。
しつこい?
うわ~ ホントすごいなぁ。
わ~。
わ~。
わ~。
(デイヴィッド) ≪どうですか?≫
うわ~ びっくりした!
ハ~イ ミオさん。
デイヴィッドさん!
イェ~イ ハハハ…。
どうも お邪魔してます。
ハイ リンタロー。
これが当ホテル自慢の
パノラマ水槽です。
この規模の水槽あるのホテル
世界中でも珍しいですね。
ミオさん どうですか?
気持ち良さそうな水槽ですね。
決断に悩むの時あったら
ここに来て 心 無にする。
彼らは
いつだって癒やしてくれます。
デイヴィッドさんのような
理解ある方の元で暮らせて
魚たちも幸せだと思います。
ハハハ…。
Thank you for saying that.
それは僕にとっても
幸せですね。
(秘書) 失礼いたします。
えっ?
会長 お時間です。
オ~ ゴッド! そうでした。
すぐに戻りますから ちょっと
ここで待っててください。
お待ちしてます。
OK? カモン。
はぁ…。
♬~
♬~
この前
助けてくれたんだよね?
いや でも
君1人で 一体どうやって…。
ん~… ってか 聞いてる?
余計なことは しゃべるなって
言われたので。
いや 今はいいよ!
どこまで覚えてるんですか?
何も。
本当に覚えてないんですか?
ああ。
まぁ 私が助けたというか
たまたま
そばを通り掛かったら
あれ? 何か イカみたいに
のびてる人がいると思って
近づいて よく見てみたら
倫太郎さんだったんです。
イカ?
まぁ あのまま放っておいたら
本当にイカになってたと思うので。
はい 助けたのは私です。
♬~
あのさ…。
助けてくれて ありが…。
デイヴィッドさんだ~。
聞いてる!?
あっ!
ごはんの時間だったんですね。
うわ~ ホントに会長だ~。
あ~…。
ん?
あれ?
ん?
(染谷) エイヒレ焼けてますからね
エイヒレ。
氷 ありますか?
あ~ 氷はね エイが入ってた
クーラーボックスの中に…。
(藍花) ダメですよ 今日は。
海音さんに
買って来てもらいましょう。
(榮太郎)
早く海音さん 来ないかな。
午後から外出してましたよね?
そう 倫太郎さんと
ベンジャミン・スターホテル に呼ばれてた。
(染谷) 倫太郎さんっていうのは?
長男? 次男?
次男です ロンドン帰りの。
(藍花) へぇ~。
あの~ お2人は3兄弟の中で
誰推しなんですか?
(2人) 光太郎さん。
…ですねぇ。
ねぇ。
そういう時は 気 使うのよ。
(染谷) エイヒレ焼けました。
(鴨居) お~ ありがとう。
(藍花) 気を付けて 気を付けて!
(太郎) まだサインしないのか。
デイヴィッドの気まぐれにも
困ったもんだな。
ワンマンにも程がある。
過去には契約の直前で全てが
覆ったケースもあるようで
なかなか大変な人物ですよ。
倫太郎は苦労してるわけか。
何とか ホテル誘致に
こぎ着けてほしいんですがね。
お前が呼んだ あの海洋学の…。
渚先生ですか?
そうそう。
倫太郎と一緒に
ホテルに招かれたんだろう?
お前のもくろみ通り
彼女が倫太郎の力に
なってくれるといいなぁ。
どうして この前
海にいたんですか?
えっ?
何で1人で
潜ってたんだろうって。
別に 君に言われたから
行ったわけじゃ ない。
じゃあ 何でですか?
探し物。
探し物?
えっ 海の広さ 分かってます?
うるさいなぁ。
あっ 自分探しってことですか?
いや 違ぇよ 海の中で自分探し…。
(メッセージの受信音)
あっ ちょっと待ってください。
聞いてる?
はぁ…。
ん?
うわっ 多い。
こんなに持てるかな?
ん?
いた。
何?
お疲れさまです。
(藍花) あっ 海音さん
ありがとうございます!
(染谷) 待ってたよ~。
(鴨居) おかえり 海音ちゃん!
あっ 開発本部 本部長の
蓮田倫太郎さんです。
(鴨居) お~!
(榮太郎) 倫ちゃん 来た!
(鴨居) いらっしゃいませ!
(染谷) どうぞどうぞ…。
いや すぐ帰るので。
(染谷) ハマグリ 行きますか?
いやいや 結構です。
(染谷) 東京湾のハマグリなんですよ。
すぐ帰るので。
(染谷) 焼きたて熱々なんで…。
熱っつ!
≪あ~ 大丈夫ですか?≫
(鴨居) 熱っつ!
(風間) ティッシュとかあります?
(藍花) ティッシュ はい
ティッシュ ティッシュ…!
ホタテも焼けますよ。
ホタテ行けますよ 誰か?
(風間) じゃあ 私いただこうかな。
(山内) どうぞ どうぞ…。
あの!
じゃあ。
あの… ちょっと待ってください。
鴨居さん。
海音ちゃんの そちらでの様子は
どうですかね?
最悪ですよ。
(榮太郎) いや… あれだな。
倫ちゃん 冗談 下手だからね。
(風間) ねっ うん。
何ですか? あの人…。
(鴨居)
最悪って言葉は良くないね。
すいません
ちょっと私 見て来ます。
海音ちゃん… ちょっと
海音ちゃん 海音ちゃん!
倫太郎さん!
ごめんなさい… みんな あんなに
酔っぱらってると思わなくて。
あのさ…。
はい。
ハマグリ。
えっ?
俺も ごめん。
あ… いえ。
何だよ。
不器用ですよね。
君に言われたくない。
私 倫太郎さんよりは
器用だと思います。
何だ それ。
なぁ。
はい。
何が足りないんだろう?
倫太郎さんは
言葉が足りないんだと思います。
イルカみたいに超音波を使って
交信できるなら別ですけど。
いや 俺じゃなくて。
ん?
デイヴィッドが
ホテルの開業を決断するのに
あと何が足りないんだろう。
デイヴィッドさん
本当に星ヶ浜の海のこと
ちゃんと考えてくれてますかね。
考えてるだろ。
何?
あっ いや…。
じゃあ ここで…
今日は お疲れさま。
お疲れさまです。
♬~
蓮田トラストの蓮田と申しますが。
♬~
あ~ 来た来た来た!
(デイヴィッド) オ~マイガッ! ヘイ!
よっしゃ よ~っしゃ!
引いて! 思いっ切り引いて!
ゴー ゴー…。
リンタロー カモン カモン…!
これ デカいっすよ! よっしゃ!
リンタロー ところで
ミオさんは彼女?
はぁ? いや… 違いますよ!
ノー?
ノー!
揚がって来た よいしょ!
ワ~オ!
オ~マイガッ! ハハハ…。
またか ゴミばっかだな。
突然 お誘いして すみません。
いえ。
倫太郎の下でご苦労
されてるんじゃないかと思って。
そんなことないです。
あぁ それは よかった。
彼もまだ この仕事が
よく分かってなくて
焦ってるんですよ。
ふ~ん…。
だからこそ
海音さんの力が必要なんです。
おかしいところは倫太郎に
どんどん意見をぶつけてほしい。
分かりました。
ぶつけます。
何か気になることは
ありませんか?
あの… デイヴィッドさんって
どんな方ですか?
彼は… 情熱もあるし
何よりリゾートの未来を
一緒に考えてくれる。
ビジネスマンとしては
とても信頼の置ける人物ですよ。
そうなんですね。
♬~
デザート もらいましょうか。
ん? もう食べないんですか?
ええ もう満足です。
えっ でも まだこんなに…。
何でも最初のひと口が
一番うまいですから。
あっ それに このほうが
経済的にはいいんですよ。
経済?
店の食材は売れ残ったら
捨てられるだけですから。
それなら たくさんオーダーして
たくさん払ってあげたほうが
世の中に
お金が回っていいでしょ。
すいません。
(店員) はい。
そう… なんですか?
(デイヴィッド) 私 小さい頃
家庭が貧しいでしたから
随分 苦労しました。
ある時 私の両親
初めての家族旅行で
リゾート連れてってくれました。
海で遊んで
疲れたから のんびりして
また泳いで。
すごく楽しかった。
But… その後のすぐに
両親 離婚しました。
リンタローの家族は どうですか?
えっ?
みんな 同じ会社
うらやましいです。
家族か…。
お前のせいだ
全部 お前のせいだ 倫太郎!
ごめんなさい
いや…。
ん~… 家族旅行は もう
ずっと行ってないですね。
Oh… That’s so sad.
私はね 大人になったら
いつでも好きな時に
リゾートに行けるくらい…。
ノー… その場所を自分で
造れるくらいに成功したい。
そう思ったんです。
いい夢だ。
サンクス!
リンタロー。
はい。
リンタローにとって
海って何?
よっしゃ 来た~!
あっ!
ハハハ…!
ちょ…!
I got it!
オ~… ハハハ…!
カモン カモン… ヘイヘイ…。
オ~ ハハハ…!
(榮太郎)
ホテルと展望タワーをつなぐ
海中トンネルのプランは
これかな?
あの… 倫太郎さん
戻って来ないですかね?
大丈夫だよ 今日 釣り行ってるし。
釣り?
デイヴィッドさんと?
そう。
何か よくある 偉い人と
腹割って話そうみたいなやつ。
釣りは嫌いです。
釣り針って喉に刺さると
本当に痛くて苦しいし
釣り糸が絡まって
命 落とすことだってあるし。
海中展望タワー 倫ちゃんは
そう簡単に諦めないと思う。
あの… 何で そんなに
こだわってるんですか?
まぁ 倫ちゃんにも
いろいろあんのよ。
いただきます!
よいしょ うまそう!
めちゃくちゃ元気じゃないですか。
(太郎)
元気じゃ ないよ まったく…。
そんだけ食欲があれば安心です。
心配かけたくないから
無理してんだよ。
俺も悩んだよ。
ロンドンで自分の道を歩んでいた
お前の人生を
俺が邪魔していいものか。
だが
お前の力が必要だと思ったんだ。
兄さんがいるでしょ。
お前はデイヴィッドが
求めるものが何なのか
分かったんだろ?
彼は本当に
星ヶ浜の…。
ん?
ん? 何でもない 大丈夫。
♬~
デイヴィッドが
日本を離れる前に
話をつけろ。
♬~
作戦は順調?
それが…
敵が増えました。
えっ?
ややこしいね どういうこと?
あの… ホテルで大きな水槽を
見させてもらったんですけど
そこで呼び止められて…。
デイヴィッドさんのことを
怖がってるみたいで。
あの それに この記事…。
海外では
ベンジャミン・スターホテル の強引な開発が
結構 問題になってる
みたいなんです。
♬~
(デイヴィッド) リンタローにとって
海って何?
♬~
♬~
(遠雷)
はぁ? 何で あいつがいるんだよ。
ハ~イ コバヤシ!
あ…。
おい 何で君が ここにいるんだ?
会長と何 話した?
何でもありません。
何でもないわけないだろ。
おい…。
おい! 待てって!
(エレベーターの到着音)
おい…。
会長に何 話した?
(エレベーターの音声案内)
ドアが閉まります。
ホテルと展望タワーをつなぐ
海中トンネルを造った場合の
環境への負荷 影響を
説明しました。
勝手なことすんなよ!
(衝撃音)
あ?
(雷鳴)
あっ… 停電だな。
(非常ボタンを押す音)
すいません。
(スピーカー:男性)
はい 中央制御管理室です。
あの エレベーター
止まったんですけど。
(スピーカー:男性) 申し訳ありません
現在 全館停電していますので
復旧まで
しばらくお待ちください。
分かりました お願いします。
あっ 高い… 高い 高い…。
海抜 何mあるんだろ…。
高い所 苦手?
深い所は平気なんですけど…。
きっと すぐ動くよ。
(雷鳴)
倫太郎さん 何で そんなに
海中展望タワーに
こだわってるんですか?
お母さん お母さん これ見て
ここからね お魚さんが
たくさん見えるの!
(蓮田有沙)
すごいじゃない 倫太郎
お母さんのために 絶対造って
うん!
探し物があるって
言ってましたよね。
あんな巨大なものが
建ってしまったら
見つかるものも 見つからなく
なるんじゃないですか?
倫太郎さんにとって
星ヶ浜の海は
かけがえのない
大切なものなんですよね?
俺もデイヴィッドも
星ヶ浜の海のことを考えながら
開発を進めてる。
違います。
はぁ?
この計画通りに 海中展望タワーを
造ってしまったら
潮の流れが大きく変わって
水温が変わってしまい
騒音や振動が
魚たちのストレスになって
今の星ヶ浜の海に
生息している魚たちは
一切いなくなってしまうんです
その上 この海中トンネルまで
造ってしまったら
状況は決定的に悪化します
(デイヴィッド) OK
ミオの説明は
よく分かりました
ありがとう とても
じゃあ…
しかれども
海中トンネルは 絶対造りたい
本当に海のことを
考えてる人だったら
あんなこと言わないはずです。
どうにかしないと…。
あぁ…。
ほら。
大丈夫です。
でも 震えてる。
あぁ…。
おぉ…。
うっ… うぅ…。
もうすぐ動くから なっ。
大丈夫。
どれが 本当の倫太郎さんですか?
ん?
優しいのか
冷たいのか
分かんないです…。
♬~
おい…。
♬~
頑張れ ほら 大丈夫だから。
♬~
大丈夫。
♬~
大丈夫。
♬~
助けてくれて…。
ありがとう。
♬~
♬~
あ…。
♬~
ついた… ついたよ。
よかった…。
よし よかった よかった。
♬~
ありがとうございます。
大丈夫?
はい 1人で帰れます。
本当に?
あの それより
デイヴィッドさんに…。
分かってる。
♬~
(カメラのシャッター音)
≪ばっちり オクトパス頂きました!≫
会長。
お~ リンタロー!
突然 停電 びっくりだったね
大丈夫だった?
前に頂いた質問ですが。
ん? あぁ…。
「リンタローにとって海って何?」
だったね。
はい。
私にとって星ヶ浜の海は
人生を懸けて
背負って行かなければ
ならないものです。
ん~ あぁ…
それは素晴らしいのことね。
海中トンネルの件ですが
もう一度…。
私も海が大好きです!
はい。
それは 海が…。
お金
マネーを生み出す
観光資源だからです。
私が 一番の大好きは…。
キャッシュです!
ハハハ…!
会長…。
おめでとう!
たった今 海中トンネルを
造ることを条件に
ベンジャミン・スターホテルの
誘致が決まった。
何 勝手に進めてんだよ。
お前こそ 大事な話の時に
どこに行ってたんだよ。
コウタロー。
これから 星ヶ浜の未来を
みんなで 一緒に
つくって行きましょう!
ハハハハ…!
ええ。
(拍手)
♬~
♬~
(マウスをクリックする音)
(ドアが開く音)
(鴨居) 椎木君。
今日は何時まで
申請 出してたっけ?
(椎木) 鴨居さん。
ん?
(椎木) 彼女は一体 何者ですか?
♬~
(Mr.エニシ)
うわ… こりゃ ヤベェな~。
♬~
(足音)
(榮太郎)
あっ ごめん! 藍花ちゃん。
遅いし…。
ごめん なかなか ヒマワリ
売ってなくて… はい。
何でヒマワリ?
何か
藍花ちゃんっぽいなと思って。
はい。
あ… ありがとう。
ただいま…。
ハァ… あぁ…。
《どうした? つらいのか?》
ちょっと高い所にいたから
気分 悪くなっただけ。
ごはんにしよっか。
♬~
助けてくれて…
ありがとう
♬~
ハァ…。
《お~いおい!》
え?
《その ため息は
あんた やっぱり…》
えっ えっ 何?
《恋だろ?》
いや… 違うよ 違うよ
そんなんじゃ ない。
《恋しちゃったんだろ?》
違う…。
♬~
祝杯 挙げよっか。
♬~
何だよ 誘致が決まったのに
うれしくないのか?
お前…。
デイヴィッドに
何 言おうとしたんだよ。
♬~
(ドアの開閉音)
資料 持ったか?
はい!
♬~
(鶴川)
倫太郎 大変なことになった。
はぁ?
♬~
(エニシ) 海音先生~!
あっ タニシさん…。
Mr.エニシです。
あの 僕 見ちゃったんです!
何をですか?
この動画 アップしたいんですけど
いいですか?
はい!
♬~