【土曜ドラマ】ひきこもり先生(2)「ようこそ!STEP(ステップ)ルームへ」[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

【土曜ドラマ】ひきこもり先生(2)「ようこそ!STEP(ステップ)ルームへ」[解][字]

上嶋陽平(佐藤二朗)が通い始めた中学校の生徒、坂本征二が万引きで補導された。征二は無職の父(村上淳)と二人暮らし、母(内山理名)は別居中で深刻な貧困状態だった。

番組内容
上嶋陽平(佐藤二朗)が中学校に通い始めた初日、不登校生徒の坂本征二がおにぎりを万引きしたという連絡が学校に入る。征二は無職の父・征一(村上淳)と二人暮らしで、深刻な貧困状態にあった。スクールソーシャルワーカーの藍子(鈴木保奈美)は生活保護の申請を勧めるが、征一は頑として受け付けず、別居中の母・ユキ(内山理名)も家に戻る素振りはない。陽平は、希望を失いかけている征二を連れて、ユキの職場を訪ねていく。
出演者
【出演】佐藤二朗,鈴木保奈美,佐久間由衣,玉置玲央,白石加代子,高橋克典,鈴木梨央,半海一晃,内山理名,村上淳
原作・脚本
【原案】菱田信也,【脚本】梶本恵美
音楽
【音楽】haruka nakamura

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

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キーワード出現数ベスト20

  1. 征二君
  2. 子供
  3. 上嶋先生
  4. お父さん
  5. 先生
  6. 母親
  7. 父親
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  9. 上嶋
  10. 征二
  11. お母さん
  12. 大丈夫
  13. お握り
  14. 花壇
  15. 生活保護
  16. 店員
  17. 陽平
  18. エビマヨ
  19. ダメ
  20. 教師

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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(店員)いらっしゃいませ!
(店員)いらっしゃいませ。

(レジの音)

(店員)1, 003円 お預かりいたします。

♬~

(店長)君!

(祥子)ええ~ 2学期から
この教室で みんなと一緒に勉強したり

いろんことをしてくださる
非常勤講師の上嶋先生です。

上嶋先生 ひと言お願いします。

(陽平のせきばらい)
(陽平)ええ~… ええ… ええ…。

(藍子)はい! ええ…。
どうぞ。

ええ~ 僕は上嶋陽平といいます。

焼きとり屋をやっています。

(中野)焼きとり屋のおじさんが
どうして先生に?

(せきばらい)
ええ~ 分かりません。

上嶋先生は
この梅谷中学校の卒業生なんです。

みんなが生まれるよりもっと前に
この梅谷中学に通っていた方です。

(中野)マジですか?
ねっ?

はい。
(小川)先生。

先生は毎日 学校に来れてたんですか?

僕は…。 (せきばらい)
生き物係でしたので

毎日 花壇の ええ 花や植物の
ええ 世話をちていました。

ええ 世話を…。 (せきばらい)
していました。 (せきばらい)

(中野)花壇が好きなの?
好きです。 大好きです。

花や植物の いい匂いが
ええ 好きなんです。

目をつぶっていても
花壇なら分かる。

うそ。 に… 匂いで 花壇が分かるの?

はい。
(小川)え? 目をつぶっていて?

はい。
(田所)先生 目隠しして 花壇まで行ける?

はい。 …え?

ああ そっち 行き過ぎ 行き過ぎ。
それ 窓!

えっ?

いい感じです いい感じです。
そのまま まっすぐ行きましょう。

まっすぐ まっすぐ。

ああ 違う違う そこはトイレです トイレ。

(榊)初日から いいパフォーマンス
してくれるじゃないか。

あれがですか?
わっ!

ああ! ああ 何やってんですか。

いいんだよ 目立てば。
はい。

わあ~! マジで行く。
もうちょい もうちょい。

ちょっと寄って ちょっと寄って。
いい いい いけいけ いけいけいけ。

おお! 来た~!
やばっ!

やばい!
行った行った行った!

(生徒たちの笑い声)

先生! どこ行くんですか?
先生? どこ行くの?

上嶋先生!

上嶋さん!

上嶋さん!

ちょっ!
上嶋さん 何してるんですか! もう!

♬~

お待たせしました。 私 梅谷中学
STEPルーム担任の深野と申します。

坂本征二…。 はい そうです。

坂本君。

征二君 大丈夫?

(担当者)今回が初めてのことだし
本人も反省してます。

コンビニの経営者も まあ

警察沙汰にはせずと
思ってくれたようですが

この子が どうしても
保護者の連絡先を教えなかったらしく。

すみません お手間かけさせて。

保護者には 学校の方から連絡しますので。
(担当者)お願いします。 はい。

鮭 いくら エビマヨ 梅干し。

君が一番好きなのは どれ?

上嶋先生。

すいません。

征二君
どうして盗んだりしたのかな?

おなかすいたわねえ。
何か軽く食べましょうか ねっ。

あっ 僕もおなかすきました。

(店員)お待たせいたしました。

どうぞ。 先食べていいわよ。

どうしたの? 食べていいのよ。
はい。

これ 半分持って帰っても…
いいですか?

征二君…。

♬~

ただいま。

お邪魔しま~す。

失礼します。

(物音)
(征一)何だよ おい

俺への当てつけのつもりか?

(征二)違うよ。 そうじゃないよ。

やめてください!
(征一)何だよ ぞろぞろと。

征二君
万引きなんてしてしまった気持ち

お父さん 分かりますよね。

征二君は
万引き したくてしたんじゃありません!

祥子先生。

征二君
先生とちょっと表に出てよう ね。 ほら。

ほら。

藍子先生が お父さんと話をされるから。

上嶋さん ここにいてください。
はい。

♬~

生活保護の申請を出されてはどうですか?

あいつとは別居してるだけだ。

あいつが働いてるからできない。

じゃあ 奥さんに
戻ってきてもらうようにすれば。

征二君のお母さんは今
どこにいるんですか?

坂本さん このままだと 征二君を

児童相談所に送る手続きを
とることになります。

頼むよ。 ほっといてくれよ。

ほっとけません!

父親だったら
子供守ってください。

あなたが このままの状況を続ける気なら
私は 区民課に連絡します。

征二君を保護するために。

まあ いきなり いろいろあったけど

まずは 上嶋先生の初日に かんぱ~い。
かんぱ~い!

ああ~。
ああ~。

で 感想は?

ええ~。

うん ん。

はい どうぞ。

ええ… あの。
はい。

先生って呼ぶの やめてください。

だって 先生は先生でしょ。
非常勤講師でしょ?

いや~。
ですね。

私も まだ つい
上嶋さんって言っちゃいます。

すいません。
じゃ まあ

自然に板につくのを待つ?

はい。

で? 感想は?

奈々ちゃんだけじゃないんですね。

そうよ。

今日の征二君も大変そうでした。

みんな大変なんです。

不登校になってる子供たちには
一人一人いろいろあるの。

あの子たちが
学校に来られなくなってる理由は

とっても複雑なの。

そのほとんどは 目には見えない。

ですよねえ。 見えないから。

はあ~!

うん。 お代わり。

はやっ!

強いですね。
ハハッ 好きなだけよ。

いや あの~ 征二君のお父さんに。

(征一)お前 何?
俺への当てつけのつもりか?

違うよ そうじゃないよ!

やめてください!
(征一)何だよ ぞろぞろと。

征二君は
万引き したくてしたんじゃありません!

強いです。 僕にはできない。

私にもできません。

征二君のお父さんは
2年前まではタクシーの運転手してたの。

表彰されるぐらい
優秀なドライバーだったのよ。 へえ~。

それが もらい事故でケガして
それから空回りしだしたみたいね。

仕事もできない。 お酒に逃げて。

あげくに母親は家を出ていって
自暴自棄?

うつっぽくなって
ひきこもるようになって。

お父さんのひきこもりが
征二君に連鎖したのか

征二君 陸上部やめて
学校も 不登校になってって。

はあ~。

去年の夏ごろまでは

グラウンドで走る征二君
よく見かけたんだけどね。

あっ そうでした 走ってた。

♬~

(依田)上嶋氏 本当に教師になるのか?

ならないよ。
っていうか 資格がない。

フッ 教師の資格?

そんなもの 誰も持っていない。

この世界にあるものは全て

鎖で縛るもの 縛られるものだけだ。

教師も… 親も!

ヨーダ君。
俺は父親に屈服なんかしてない。

俺はな ふ… ふう~

復しゅうしてんだ!

ヨーダ君 お父さんと まだ…。
あの男はな

「お前は 生まれてこなかったものと思う」
そう言った。

俺はな! 死ぬまで あの男を許さない!

おいしい。

(美津子)お父さん
陽平が学校の先生になっちゃいましたよ。

大丈夫でしょうかねえ。

お父さん 陽平のこと
見守っててくださいね。

(美津子)陽平

ごはん どうする?
うん。

学校は?
うん うん。

うん!

行ってきます。

(菅原)坂本征二
昨年からの不登校生徒ですね。

その生徒に 二度と同じ過ちを
繰り返させてはならない。

不登校生徒支援という我が校の計画が
台なしになるからね。

はい。
上嶋先生を うまく使いなさい。

は?
そのための非常勤講師じゃない?

でも 上嶋先生は着任されたばかりで…。
期待してるからね。

(ため息)

スプレーマムだね。
(和斗)はい。

これから咲くね。

今年は いろんな色を植えました。

僕も手伝っていい?
はい。

(チャイム)

僕 もう行きますね。
うん 行ってらっしゃい。 はい。

上嶋さん
始業時間には教室にいらしてください。

あ はい…。

非常勤講師になられたんですよね。
引き受けられたんですよね?

う~ん まあ…。 (せきばらい)
うん まあ…。

大人なんだから ちゃんとやりましょうよ。
すいません。

(ユキ)はい。

早く行きな。
早く。

征二君のこと考えてあげてください。

あなたが
どうしても働くことができないなら

生活保護を申請する。

それはできない。

離婚してないからできない
そうですよね。

このまま こんな暮らしを続けて
どうするんですか?

あんたには関係ないだろ。
ほっといてくれよ。

ええ ほっときたいです
あなたのことは。

でも あなたは征二君の父親ですから
私は ほっとくわけにはいかないんです。

じゃあ どうしろっていうんだよ。

ちゃんと選択してください。

父親でありたいなら
働くか 生活保護を受けるか。

はあっ。
ちゃんと立ち上がってください

父親なら 子供のために。
あ… あ…。

(せきこみ)
坂本さん? うっ。

坂本さん?
帰ってよ!

征二君。

お父さんは病気なんだ!
働きたくても働けないんだ!

もし そうだとしたら
ちゃんとお金をもらえる方法があるの。

その話をしに来たのよ。

お父さんを責めないで!
お父さんは悪くない!

親って何なんだろうね。

上嶋さんも父親だったわね。

失格の父親です。

社会福祉士やってた時から
いろんな家庭を見てきた。

中には しょっちゅう
包丁を持ち出すような母親もいた。

それでも その子供は
母親を慕ってた。

その子にとっては

すぐ包丁を持ち出す母親でも
その母親しかいない。

子供の保護のために
児童相談所に連れていこうとすると

その子供に恨まれたわ。

征二君 このままじゃいけない。

不登校だけじゃ済まない。

う~。 だから なんとかしたい。

どうしたらいいんですか?

ふん。 父親が働くか
生活保護を受けるか

別居中の母親に
征二君 引き取ってもらうか。

あ…。

私 母親に会ってみる。

♬~

征二君。

お握り 何が好き?

えっ?
征二君 お握り 何が好きなのかなって。

鮭。

ピンポ~ン。
…え?

僕も鮭が好きなんだ。

お父さんは 何が好き?

いくらとエビマヨ。

エビマヨかあ~
じゃあ 梅干しは?

梅干しは 僕。

そうだったんだね。

鮭 いくら エビマヨ 梅干し。

そうかあ。

僕は知らないんだ。
お握り 何が好きなのか。

僕の娘 ゆいっていってね。

僕は ゆいの好きなお握りを知らない。

ゆいも 僕の好きなお握りを知らない。

征二君は知ってるんだ。
いいね。 すごいよ。

あの…。
うん。

ついてきてもらいたいところが
あるんです。

うん。

すいませんでした!
すいませんでした。

まあ これからは
二度とこんなことしないようにね。

(征二)はい。
お父さん

息子さんを よろしく頼みますよ!
あ… はい。

征二君 偉いね。

ちゃんと謝りに行った。

ついてきてくれたから。

僕?

うん。

ありがとう。

うん。

(ユキ)次の予約まで時間ないんで
手短に。

征二君が…

征二君が 万引きしました。

幸い 初めてとのことで
相手方も見逃してくれたんですけど。

それで? 私に何か?

家に戻ってきていただけませんか?

先生? っていうか 何でしたっけ?

ああ スクールソーシャルワーカーです。
そのスクール何とかって人

そんなことまでするの?
あっ 征二君のためです。

いや 関係ないから。
関係ない?

母親でしょ?
離婚だってしてないし。

いや。
あいつがハンコ押さないから。

もう 私はとっくに
100万回別れてるわ。

分かりました。 じゃあ 離婚してください。
はあ?

ご主人の生活保護の手続きしますから。

知ったこっちゃないわよ。
あいつと顔合わせるのも嫌なんでね。

征二君のために…。
あ?

征二のために
またあの男と話し合えっていうの?

そうです。
母親なら 子供守るために。

あんた 子供いないわね。
え?

ハハハ 母親ってもんが分かってない。

っていうか 何? 逆に聞きたいわ。
母親って何?

それは…。

母親だったら 子供のために
何もかも我慢しろっていうの?

子供を 守るために…。

子供を守る前に

自分が死んじゃうのよ。

分かる? 自分が死ぬって どんなのか。

あそこには もう戻りたくない。

お母さん…。

そんなにあの子が心配なら
あんたに征二をあげるわ。

時間なんで。

焼きとりは?
いらない。

何か食べた方がいいですよ。

いらない。

磯崎さん すごいです。

な~にがすごいのよ。

何でそこまでできるんですか?

何でそこまでできないのよ!

やるでしょ 普通。

目の前に苦しんでる子供がいる。

つらい思いをしている子供がいる。

だったら 何かやるでしょ?
できること探すでしょ?

私は子供いません。
子供 産んでません。

産んでみたかった。

はあ 育ててみたかった。

磯崎さん。

もっと大事にしろよ 自分の産んだ子供!

このままだと あの父親から
征二君 引き離すことになる。

何でですか?

児童福祉法っていうのがあんのよ。

今回みたいに 貧困から
犯罪の一歩手前までいってしまった児童。

保護者が 養育の義務を放棄している場合。

一時的に児童を法的に保護する
児童相談所送り。

父親も母親もあのままだったら
そうするしかない。

征二君のためには
その方がいいってことになる。

ダメだ そんなのダメ。

じゃあ どうするのよ!

そ… それは…。

あなたに言ってもしかたないわね。

忘れて。

あ あ あ…。

(泣き声)

磯崎さん。

な~に。

はい。

私のじゃない。

はい。

(藍子の泣き声)

ああ… 何?

え~。

壊さないでください。

子供を… ええ~

子供を… 子供を

手放したらダメです!

僕は ひきこもりになった時に

家族を…

家族を す…

ええ~ 捨ててしまいました。

(ゆい)お父さ~ん!

壊さないでください。

征二君のために ふんばってください!

僕が こんなこと いい~ 言える…
言えるのかといいますと

言えません!
でも! でも

壊さないでください!

壊さないでください!

♬~

ごめんね。

ううん。

ダメだねえ 僕は。

征二君は?

お母さんに戻ってきてほしい?

戻ってきてほしいよね。

お母さんが

いつも お弁当作ってくれた。

(征二)毎日同じ。
ミンチボール 卵焼き 枝豆 のりごはん。

行ってきま~す。
行ってらっしゃい。

気を付けてね。

学校で みんなにからかわれた。
毎日同じだから。

うん。

でも 僕は平気だった。

だって それが一番好きだったから。

世界中で一番おいしいと思ってた。

征二君。

いらっしゃいませ。

ここ。 このお店。
ああ この店。 添い寝…。

うん 征二君 ちょっと ここで待っててね。
ちょっと ここで待ってて。

(店員)いらっしゃいませ~。
いらっしゃいませ どうぞ。

はい かわいい子 そろってますよ。
あっ いや そうじゃなくて。

大丈夫 大丈夫。
いや そうじゃなくて。 ああ。

あの こ… あの…。
はい どうぞ いらっしゃいませっ。

こちらです。
はい。

あっ ごめんなさい。
いらっしゃいませ。 ちょ… でかいな。

あの~ 僕 焼きとり屋の上嶋といいます。

はい 上嶋さんね。
どうぞ ゆっくりしてってね。

いや そうじゃなくてですね
あの ええ ごめんなさい。 はい どうぞ。

あおむけでも うつ伏せでも
お好きな方で。

疲れを癒やして ゆっくり休んでね。

う~ん。

あの… 征二君に会ってください。

征二。

お母さん。

忙しいのよ とっとと帰って!
あの…。

お願いがあります。
何よ。

征二君の家に
帰ってもらえませんか?

フッ ったく 寝ぼけたこと言って。

征二君のために。

はあ~。

こんなとこ来んじゃないって
何べん言ったら分かんのよ!

お母さん!
何よ!

これ。

♬~

あ いや… 失礼します。

♬~

お父さんの給料日の日に

お母さんが スーパーのパートの帰りに
いつも買ってきて 家に飾ってた。

そう。

僕は陸上部で走ってた。

うん。

走るのが好きだった。

うん。

征二君。

走ろうか。
え?

僕さ すごい あの 遅いんだけど
征二君と走りたい。

今?
うん。

はだしになろう。

はだし? ここで?
うん。

いいかい? いいかい?

突き当たりまで行って ターンして
ここに戻ってくる。

うん。
うん よし じゃ行くぞ 行くぞ 行くぞ。

ヨーイ ドン!

♬~

(一同)おお。

こ これが 俺のイチ推し
ティラノサウルス。

この教室にも収まらないくらいの
でっかい恐竜で

しかも かむ力は6トンあるんだ。

上嶋先生 ちょっと。

不登校の子供たちの多くは
コミュニケーションが苦手なんです。

なので コミュ力をつけるために
やってるんです。

自分の好きなもの。
これ 結構大事なんです。

好きなもの… 大事。

好きなこととか それをきっかけに
一歩踏み出せることもあります。

踏み出す… 好きなこと… 踏み出す。

はい。

征二君 僕も走るからね。

(榊)不登校生徒が1人 登校したか。

まあ 走るだけみたいですけど。

いいんだよ とにかく学校に来れれば。
ですね。

ヨーイ ドン。

はあ~ 大丈夫でしょうか。

征二君は 1年生でも大会出てる。

いや 征二君じゃなくて…。
どうだろうね~。

むちゃなんだから。
だね。

先生 大丈夫ですか?

いいから… 走れ。

征二君 走れ。

征二君 走れ 走れ!

走れ~!
はい!

♬~

走れ。

おっ!

よっ!

♬~

はい!

ほい。 2秒縮まってる。
おお!

おい~ 自己ベスト更新のお気持ちは?
何だよ 父さん それ。

ただいま~。
お帰り~。

うほ~ ほっほ。 うまそう。
手ぇ洗ってきて。

今日 何 何 何?
今日はね ポテトサラダ。

おお~。

♬~

よし… よし!

よし。 ハアハア よし。

来た来た来た ほら。
あっ 征二く~ん!

あとちょっと。
坂本選手 トップでゴールです!

(シャッター音)
ゴール!

やった~!
すご~い! 速~い!

♬~

(着信音)

♬~

(ノック)
≪ユキさ~ん お客様 ご来店で~す。

はい!

(せきこみ)

ああ ああ~! ああ!

ああ~! あ~! ああ~!

ああ~! ああ~!

上嶋先生!

上嶋先生 ファイト。
征二君 ゴールしましたよ。

はい。
上嶋先生? はい。

上嶋先生!

はい。 ちょっ。

上嶋先生って呼ばれて 返事してる。

はい?
何でもありません。

ああ きつい。

上嶋先生! もう少しです!

上嶋先生! もう少し。

走ったな。 征二君 走ったな。

走ったな 征二君。 うん うん。
走ったな。 うん。

走ったな 征二君。
走った! 走った!

征二君 走った。
征二君 走った。 走った。

走った~。
征二君 走った!

走った~。
走った 走った。

(征二の泣き声)

走った~! 走った!
走った~。

征二君 走った。
走った~!

♬~

スクールカースト?
どこにでもある

人間関係のトラブルですよ。
違うと思います。

いじめだと思います。
私 何で教師になったんだろう。

学校なんか 来なくたっていいんだ!

「有田Pおもてなす」。