警視庁・捜査一課長 #2[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

警視庁・捜査一課長 #2[解][字]

シリーズ10年目に突入!!
あの叩き上げの刑事が帰ってきた!!
“内藤”捜査一課長の指揮のもと、精鋭400人の刑事たちの熱い捜査が始まる!!

◇番組内容
“矢印だらけの遺体”が見つかり大岩捜査一課長(内藤剛志)が臨場すると、看板職人・丹下弥一(佃典彦)が倒れていた。丹下はビル屋上から突き落とされ、最期の力を振り絞り、自らの体を矢印の形にして死んでいた。丹下が体で示した矢印の方向に「明日のエステ」というエステ店の看板を見つける。そこは、かつて引きこもりでギャルだったカリスマエステティシャン・矢向直美(石川恋)の店。直美は丹下とは無関係だと主張するが…
◇出演者
内藤剛志、斉藤由貴、本田博太郎、鈴木裕樹、飯島寛騎、陽月華、塙宣之(ナイツ)、床嶋佳子、金田明夫
【ゲスト】石川恋、佃典彦、磯野貴理子 ほか
◇脚本
田辺満
◇監督
木川学
◇音楽
山本清香
◇主題歌
石崎ひゅーい『アヤメ』(EPICレコードジャパン)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】関拓也(テレビ朝日)
【プロデューサー】秋山貴人(テレビ朝日)、島田薫(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/ichikacho5/
☆Twitter
 https://twitter.com/sosaichikacho

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

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キーワード出現数ベスト20

  1. 丹下
  2. 矢印
  3. 明日
  4. 直美
  5. 一課長
  6. エステ
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  8. ビル
  9. 被害者
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  15. 矢向直美
  16. 屋上
  17. 自分
  18. 名前
  19. テープ
  20. ヤマ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(長田)笑っていいんだよ。

(電話)

(大岩純一)一課長 大岩。

何!? 矢印だらけのご遺体?

わかった。 すぐに臨場する。

〈東京で発生する凶悪犯罪は
年間 約1000件〉

〈その全ての捜査を指揮するのが
警視庁 捜査一課長である〉

(奥野親道)お疲れさまです。

昨日までの大雨が
嘘のようです。

そうだな。

(板木望子)一課長
お疲れさまです。

現場は あちらです。
ああ。

(望子)ご遺体は こちらです。

(一同)お疲れさまです。

(平井真琴)お疲れさまです。

板木。
はい。

被害者は 丹下弥一さん 52歳。

看板の製作 取りつけ 工事をする
亜廊堂の職人さんです。

ちょうど このビルの屋上で
看板を取り外していたようです。

屋上に残されていた
作業かばんから

免許証と名刺 それに
携帯電話が見つかっています。

死因は 頭蓋骨骨折による脳挫傷。

死亡推定時刻は午前10時5分です。

ここ 沼瀬ビルの1階に入っている
日本そば店の店員さんが

落下直後の被害者を
目撃しています。

施錠していたとか
そういうのは…。

(丹下弥一)ああーっ!
(衝撃音)

(節子)ああーっ! ああっ…!

(天笠の声)その際

屋上から逃げる人影が
見えたそうです。

状況から見て
事故とは考えにくいですね。

(古代)一課長!
ああ。

被害者が乗ってきた
軽トラの助手席から

矢印のついたヘアピンが
見つかりました。

矢印のヘアピン?

それだけじゃありません。

ご遺体の近くに こんなものが…。

ここにも矢印か。

「明日のエステ」…?

最近 話題の女性専用エステです。

なんか
ノベルティーかなんかですかね。

これは
昭和の時代から流行っている

ブリキやスチール アルミなどを
素材とした

いわゆる
缶バッジというものです。

いや みんな 知ってるよ。

確かに 矢印だらけだな…。

このご遺体って 誰かに
何か伝えたかったのかな?

なんだよ 急にさ…。
また 得意のあれか?

あれですよ。 あれ…?

カンだのビンだのよ
耳にタコができるほどな…。

ヤマさん。
はい。

大福の勘は特別だ。
そうでした。

頭の隅に しっかりと。
うん。

あっ!

やっぱり! ちょっと…。
えっ 何? えっ?

一課長 矢印
もう一個 見つけちゃいました 私。

えっ どこにだよ?

一課長
こっち側から見てみてください。

ああ…。
自分の体を矢印に…。

しかもですよ この被害者
ビルから落下した直後に

自分で
頭の位置 ずらしてるんです。

ほら あの血痕。

ああ そうだな。 これ 頭の…。

いや これ 体ごと
向きを変えてるようですね。

やっぱり

何かを誰かに
こう伝えようとしてるんですよ。

何を? 誰かに?

♬~

あっ… ビンゴ。

ビンゴー!

あっ…。

「明日のエステ」…。

ヤマさん。
はい。

虎ノ門署に
特別捜査本部を設置する。

承知しました。 かかるぞ!
(一同)はい!

♬~

「明日のエステ」…。

♬~

ここにも
矢印。

ここにも矢印。

あっ すいません。
(町野舞子)いらっしゃいませ。

ご予約の方ですか?

あっ いや 予約とかは
してないんですけど…。

(智花)矢向先生
ありがとうございました。

(矢向直美)いいえ。

(智花)これで 迷わず
この恋に まっすぐ突き進めます。

明日へ…。

まっすぐ!

(直美)頑張ってね。

(智花)失礼します。

あの… ここって
エステですよね?

(舞子)ええ そうですよ。

あっ あの… ちょっとすいません。

(舞子)まずは ご予約を…。

いや 私 エステとか必要ないんで。

(望子)気をつけ!

(望子)一課長に敬礼!

(望子)休め。

(望子)被害者の丹下弥一さんは

この道30年のベテラン職人で

手書きで描く まっすぐな矢印は
機械並みに精密。

しかも 温かみがある事から

矢印さんと呼ばれていたそうです。

事件当日 9時5分

1人で
北千住の会社を出たものの

10分ほどで
忘れ物を取りに 会社に戻り

すぐに また 虎ノ門の沼瀬ビルに
向かったそうです。

忘れ物っていうのは
一体 なんだったんだ?

弟子の近田凛太郎さんに
話を聞いてみたんですが…。

(近田凛太郎)小さくて
よく見えなかったんですけど

ちょうど手のひらサイズの

プラスチックケースに
入ったものだったっすね。

(天笠)丹下さんが
沼瀬ビルに到着したのは9時46分。

ビル周辺での
不審人物の目撃情報は

今のところ ありません。

また 防犯カメラの映像も
調べたんですが

肝心のエレベーター内のカメラが
故障中でした。

故障中って どういう事だ?

ビルの沼瀬オーナーに
来てもらって

話を伺ったんですが…。

(天笠)このビルを売り渡す?
(沼瀬麗香)そうよ。

(麗香)どうせ ほら ビルごと
取り壊されちゃうんだろうから

わざわざ 防犯カメラを
修理する必要もないでしょ。

ちなみに 今朝10時頃は
どちらにいらっしゃいました?

自宅にいましたよ。
ラブちゃんと一緒に。 ねえ~!

かわいいでしょ! ねっ! ねっ!

(2人)かわいいです。

(古代)例の
矢印のついた缶バッジですが

被害者以外の指紋は
出ませんでした。

(望子)この缶バッジは
お店のノベルティーではなく

先週末の出版記念サイン会で
配られていたものでした。

サイン会っていうのは誰の?

明日のエステのオーナーである
カリスマエステティシャンの

矢向直美です。

彼女 本も出してるのか?
(望子)はい。

『明日へまっすぐ!
あなたの人生の矢印になりたい』。

♬~

美容の本ではなさそうだな。

いわゆる 自己啓発本でしょうか。

「ひきこもりでギャルだった
カリスマエステティシャン ナオミが

道に迷える
あなたの矢印になる」…。

わからん。

(望子)明日のエステは
施術そのものより

顧客の悩みを聞いてアドバイスをする
カウンセリングが好評で

それが口コミで
女性の間に広まったようです。

いきます。

よし まずは
サイン会の参加者を調べ

この缶バッジをもらった者
全員の洗い出しを行う。

同時に 被害者の怨恨関係を
徹底的に調べ上げる。

(捜査員たち)はい。

一課長 お願い致します。

真面目で腕の立つ職人さんが
無残にも命を奪われた。

このような事は
どんな理由があろうとも

許されるものではない!

被害者の無念を晴らすためにも

この矢印だらけの事件の
真相を解明し

必ず ホシを挙げる!

(捜査員たち)はい!
よし いくぞ!

(捜査員たち)はい!

(携帯電話の振動音)

(ため息)

のんきな事しやがって
まったく…。

(直美)「お客様の体の状態について
話を聞いていると…」

お待たせしました。
こちらへどうぞ。

「迷ったり 悩んだりするのは
時間の無駄」

「まず一歩 明日へ
踏み出してみませんか? って」

「明日へ まっすぐ!」

ふーん…。

平井様 お待たせして すみません。

あっ…。
あっ それ 評判いいんですよ。

あと この音波振動ブラシも。
ふーん。

いかがです?
あっ いや 私は結構です。

いや それよりも
「明日へ まっすぐ!」って

あれ いいですね
わかりやすくて。

なんか
パッと思い浮かんだんですよ。

こんなの どうかな? って。
ウフフッ…。

いや でも やっぱり
すごいですよ。

だって 悩みの相談も
受けちゃうんでしょ?

あっ… 相談っていうか
私は ただ 迷ってる人の

背中を押してあげてるだけ
なんですけどね。

ところで
この方 ご存じないですか?

丹下弥一さんっていう方
なんですけど。

さあ… 存じませんが…。

実は 今朝 この丹下さんが

この近くのビルの屋上から
転落して 亡くなられたんですね。

そう…。 それは お気の毒に。

もしかしたら
誰かに そっと

背中を押されちゃったのかも
しれませんね。

で その丹下さんの
ご遺体の近くに

この缶バッジが落ちてたんです。

この缶バッジって確か この…

この本のサイン会の時に
一緒に配られたものですよね?

(直美の声)
ええ。 お店の宣伝も兼ねて。

で そのサイン会に

この丹下さんが
いらしてたみたいなんですけど

覚えていらっしゃいません?

さあ…。

サイン会には たくさんのお客様が
いらっしゃってくれますから。

うん…。

ちなみに 今朝10時ぐらいって
何していらっしゃいました?

私を疑ってるんですか?

ちょっとね 気になるんですよ。
この…

「矢印」が。

というのは
この丹下さんって方

手書きで矢印をまっすぐ書く
看板職人さんで

周りからは 矢印さんって
呼ばれてたらしいんですね。

へえ…
そんな方がいらっしゃるんですね。

ですから 今朝10時ぐらい

どこで
何をしていらっしゃいました?

(ため息)

あっ 舞子さん?
ちょっといいかしら。

失礼します。

舞子さん。

こちらの刑事さんに
今朝の私の行動を教えてあげて。

はい。

先生は
今朝9時半に ここへ入られて

それから
外へは一歩も出ていません。

ありがとう 舞子さん。

失礼します。

(直美)という事です。
もう よろしいですよね。

あの 私も ちょっと
一つ 悩みがあるんですけど。

いや 最近ね ちょっと こう
ここら辺のシワが

どうにも
気になるようになってきちゃって。

それで この 先生の
プロフィール写真なんですけど

これ 今と別人ですよね。

ひきこもりで
ギャルだった先生が

誰かの人生の
矢印になりたいって…。

なんで こんなふうに
思えるようになったんですか?

それって
事件と関係あるんですか?

あら 私の矢印には
なってもらえません?

刑事さん あなたの進むべき道は

こちら。

なるほど。 失礼致しました。

いやあ それにしても
これ いいかもしれない。

いいな なんか…
もらっていってもいいですか?

どうぞ。 それで
刑事さんの悩みが解決するなら。

ああ… ありがとうございまーす。

(天笠)一課長!
おう。

丹下さんが 事件の前日

矢向直美のサイン会に
来ていた事がわかりました。

その際 ちょっとしたトラブルを
起こしたようなんです。

トラブル?
こちらがサイン会の映像です。

失礼します。

ご覧ください。

(丹下)「なおちゃん!」

(丹下)「この本 読んだよ。
なおちゃん 間違ってる!」

「なおちゃん…」

「話を聞いてくれ! なおちゃん」

(丹下)「放せ!」

(中谷冴子)「知り合いなの?」
(直美)「違います…」

っていうか これ
完全に知り合いですよね。

失礼します!
ああ。

一課長 矢向直美の毛髪を
鑑定したところ

被害者の軽トラから見つかった
ヘアピンと

DNAが一致しました。

ヤマさん。
はい。

矢向直美を任意で聴取する。
承知しました。

「話を聞いてくれ! なおちゃん」

「放せ!」

「なおちゃん」なんて
随分 親しげな呼び方ですよね。

丹下さん 一体
何を言いたかったんでしょうね?

だから 何も話してませんって…。

丹下さんの軽トラに落ちていた
ヘアピンから採取されたDNAが

あなたのものと一致しました。

それ どこにいったのかなって
思ってたんです。

サイン会のあと
丹下さんの車に乗ったんだね?

乗ってません!
そんなわけないじゃないですか。

ふう… 亜廊堂。

「入口はこちら」。 あっ…。

なんか用っすか?

あの… 私 警視庁 捜査一課の
平井と申します。

刑事さん…。
はい。

あの この矢印って

丹下弥一さんが
書かれたんですか?

わかります? フフフ…
いい矢印 書くんすよねえ。

あの 丹下弥一さん
どんな方だったか

話して頂けますか?

はい。

無口で無愛想な人だったけど

俺が今 こうして仕事できるのも
親方のおかげなんすよ。

(近田の声)俺が なかなか

まっすぐな矢印を
書けないでいた時も…。

全然 駄目だ!

最初に書く線は
誰だって曲がっちまう。

何度も何度も修正するから
まっすぐになる。

人間だって同じだ。

間違ったり
道を踏み外したりして

人は まっすぐ生きる大切さが
わかるようになる。

要は 間違ったと思った時に
ちゃんと悩む事だな。

ちゃんと悩む…。

親方も そういう時があったんすね
きっと。

あっ… あそこが親方の机っす。

へえ…。 ちょ… 失礼します。

うーん…。

この人って

もしかして 丹下さんですか?
(近田)ええ。

親方 弓道やってたそうっす。
へえ…。

ちょ… ちょっといいですか?
はい。

この 真ん中の怖そうな人は?

あっ
親方の弓道の師匠だそうです。

師匠?

親方は 高校の頃から
ずっと この先生に習ってて

卒業後も ずっと
師匠の指導を手伝ってたって。

家族ぐるみの
付き合いだったそうっすよ。

この師匠って人
名前 わかりますか?

確か…

あっ 矢向先生。

矢向…!

明日へ まっすぐ!

ありがとう!

丹下さんとは お父さんを介して
繋がってたんですね。

なぜ それを
ずっと隠してたんですか?

私 早くに母を亡くして

それから ずっと 父の手一つで
育てられてきたんです。

今日 学校でね
音楽の先生がね…。

(矢向直道)おしゃべりは いいから
さっさと着替えなさい。

(直美の声)
でも ずっと 父が苦手だった。

頑固で堅物で 私の話なんて
全然 聞いてくれなかった。

もっと大きく!

(直美の声)弓道だって
無理やりやらされて

私が好きな事なんて
何一つ させてもらえなかった…。

(直美の声)それに 厳しかった。

直美!
うわっ…!

(直美の声)でも そんな時
いつも 間に入ってくれたのが

丹下さんでした。

(真琴の声)じゃあ 丹下さんとは
いい関係だったんじゃないですか。

でも 私が高校生の時
父が心臓病で急死してから…。

なおちゃん…。

(直美の声)あれから ずっと

丹下さんとは
会っていませんでした。

なぜ サイン会の時の事を
黙ってたんです?

それは
変に疑われたくなかったからです。

丹下さん あなたに
何を伝えたかったんでしょうね?

えっ…?

あの本 読んで
言ってましたよね。

「この本 読んだよ。
なおちゃん 間違ってる!」

あれ
どういう意味だったんですかね?

さあ… わかりません。

でも きっと 丹下さんは
私がエステをやっている事

快く思ってなかったと思うんです。

あの人も
父と同じで堅物だから…。

でも なんで
エステを仕事に選んだんですか?

それは…。

ただ 父とは全く違う生き方を
したいと思ったからです。

それで いろいろ悩んで…。

悩んだ? えっ 悩むなんて
無駄じゃないんですか?

私だって悩みますよ!

それに 人の人生に関わるのって
思った以上に大変で…。

私に そんな資格なんて
あるのかなって

毎日のように思ってるんです。

じゃあ それが

あなたの悩みだったって
わけですよね。

他に何があるっていうんですか?

絶対 まだ なんか
隠してる事ありますよね。

そうだな。

それに
「私だって悩みますよ」って…。

書かれてる本と食い違ってる。

そうなんですよ。

それで 小山田管理官に
頼みたい事あります。

…承知しました。

いらっしゃいませ。

(直美)同じものを。
かしこまりました。

お待ちしてましたよ
矢向直美先生。

(直美)やめてくださいよ
そんな呼び方。

(冴子)何 言ってるの。

早くも増刷決定。

あなたは すでに
ベストセラー作家なのよ。

これで続編も出せるって
うちの部長も大喜び。

でね… 次の表紙のイラスト。

これで どうかな?

この業界…

柳の下に
ドジョウは5~6匹いるから!

♬~

ちょ ちょ…
ちょちょちょちょ! あの…。

明日のエステのお客さんですか?

(唯衣)直美先生 ひたすら黙って
私の話を聞いてくれるんです。

それだけでも 心がスッキリして

最後には「明日へ まっすぐ!」って
励ましてくれて。

(香澄)彼が
どれだけダメ男だったか

その話を 延々 聞いてくれて。

それで 最後に
そっと背中を押してくれたんです。

別れたほうがいいわよって。

(芳恵)今の仕事を続けるべきか
悩みに悩んでたんです。

そしたら 先生が

それだけ悩むって事は
辞めたくないって事でしょ?

続けたらどうですか? って
言ってくれたんです。

悩む事は
決して無駄じゃないって。

本の内容と違う?

悩む事は無駄じゃないって。
彼女 本当は

ずーっと そういうふうに
思ってたんじゃないんですかね。

で 明日のエステのSNSを
ちょっと のぞいてみたらですね

まあ これが大炎上してまして。

ちょっと こちら ご覧ください。

このギャル姿の写真
これ 高校の文化祭で

なんか… コスプレかなんか
した時のものらしくて

この金髪 なんか
すごく本物っぽく見えますけど

これ ウィッグで 本人自体は

至って真面目で 普通の
目立たない生徒だったらしいです。

(ノック)
入れ。

失礼します。

はあ… 平井
お前のにらんだとおりだった。

一課長

矢向直美 ひきこもりでも
なんでもありませんでした。

彼女の中学 高校 行って…。

よっ… はい。

調べてきたんですけど

6年間 ずっと
皆勤賞だったそうです。

一課長 矢向直美
もう一度 あたってみます。

♬~

ひきこもりも ギャルも
実際には違ったみたいですね。

そして この本も

書いたのは
あなたじゃないですよね?

(ため息)

やっぱり バレちゃいますよね…。

一体 誰が書いたんですか?

1年ほど前
初めてのお客様に言われたんです。

ねえ あなたのカウンセリングを
本にしてみない?

私が本を?

(冴子)中谷冴子です。

私に… できるかな?

悩みを持つ人はね

誰かに スパーッと
言ってもらいたいのよ。

背中を押してもらいたいのよ。

本のタイトルは何がいいかな…。

ねえ 何かない?

あっ… 『明日へまっすぐ!』。

施術が終わったあと

必ず 皆さんに
そう言ってるんです。

(直美の声)でも 上がってきた
ゲラを確認させてもらったら…。

私が書いたのと全然違います!
(冴子)えっ?

だって 私 ギャルでも
ひきこもりでもないし…。

(冴子)いいのよ!
そのほうが売れるから。

(直美の声)もう一度
書き直させてって頼みました。

でも 発売日も決まっていて

今さら 後戻りできないって
言われて…。

人には偉そうな事 言って

私自身
まっすぐでもなんでもなかった。

丹下さんは その事
見抜いてたんじゃないんですか?

そして あなたも
それに気づいていた。

だから 丹下さんを避けて

話を聞こうとしなかったんじゃ
ないんですか?

やっぱり サイン会のあと

あなた 丹下さんに
会ったんじゃないですか?

そして
自分が書いた本じゃない事を

バラされると思って

それで 丹下さんと
もめたんじゃないんですか?

違います!
本当に会ってないんです!

信じてください。

彼女の事
信じていいんでしょうかね?

そうでしたか。

事件は振り出しに戻る… ですね。

そうかもしれんな。

あら?

♬~

(奥野)あーっ!
(衝撃音)

(急ブレーキ音)

ブランク…!
やってしまった!

一課長 これは…?
ああ。

(笹川健志)捜査の方向性が
見えていないようだな

大岩純一捜査一課長。

笹川刑事部長
申し訳ありません!

お怪我は
ありませんでしたよね?

ブランコ お前は
なぜ こちらへ曲がってきた?

こっちに曲がるよう
矢印に誘導されたものですから。

ほう…。

お前は なんの疑いもなしに
矢印に従ったのか。

申し訳ありませんでした。
私の不注意です。

あそこは
まっすぐ進むべきでした。

まっすぐは… 難しい。

事件捜査とて これと同じだ。

特に 結果が出ない場合

ああでもない こうでもないと
迷うものだ。

しかし…!

大岩… ブレは禁物だ。

はい!
(笹川)そして 時には

可能性が低い事にも賭ける
度量が…

欲しいものだ。

はい! 肝に銘じます!

頼んだぞ 大岩純一捜査一課長!

♬~

頼んだぞ。

失礼します!

おう 平井!

寝てます。

一課長 ご一緒だぞ。

お疲れさまです。
お疲れさん。

大福 差し入れだ。

お疲れさまです。

(ため息)

助かります。 頂きます!

ああ…。

ええ?
これ 今さら 遺留品なんか広げて

何 探してるんだ?

忘れ物がね
見つからないんですよ。

忘れ物?
うん。

ああ… 亡くなった丹下さんが

いったん 会社に
取りに戻ったってやつか。

それに わざわざ
自分の体を矢印にしてまで

丹下さんが 一体 何を
伝えたかったのかって事ですよ。

(小山田の声)
いや それはさ あれだよ…。

明日のエステの場所を
示したんじゃないのか?

だとしたら
明日のエステのビルのほう

体を まっすぐ
向けたんじゃないんですかね?

こうやって。
おお~…。

あっ…。

あっ!

大事なものは
落とさないでくださいね。

ああ… 小春 どうした?

(大岩小春)ええ…
さっきね テーブルの下に

ペットボトルのキャップ
落としちゃって

あとで拾おうと思ってたら
見つからないの。

キャップ? キャップ…。

(ビビの鳴き声)
んっ?

小春 あんなところにあったぞ。

(小春)ここからソファまで!?

落としたものって
意外なところまで

転がっていくものね。

うん…。

♬~

(奥野)昨日までの大雨が
嘘のようです。

一課長も
同じ事 考えてらしたんですね。

大福…。

目撃者の日本そば店の店員さんに
改めて確認してみたんですよ。

そう言われれば…

男の人が落ちてくる前に
何かが落ちてきて

向こうのほうに 滑るように
何か転がっていきました。

一課長。
おう ヤマさん。

一課長…。

賭けてみますか?
うん。

ヤマさん。
はい!

大至急 全捜査員を集めてくれ。

承知しました!

♬~

そのまま そのまま! 注目!

いいか?
捜すのは 手のひらサイズの

プラスチックケースに入った
何かだ。

これが 犯人逮捕に繋がる
重要な物証となる可能性がある!

捜す範囲は ここ。

虎ノ門から勝どきポンプ所までの
全長約2500メートル!

2.5キロ…!
(望子)時間との勝負!

早くしないと…
隅田川に流れ出たらアウト!

みんな!

これは 私からの指示だ!

もし
なんの成果も出ないようなら

その責任は
指示を出した私にある。

危険な作業になるが

一刻も早く
物証となるものを見つけ出し

被害者の無念を晴らすためにも

必ず ホシを挙げる!
(捜査員たち)はい!

よし いくぞ!
(捜査員たち)はい!

いいな?
どんなささいな事も見逃すな。

いってきます。
よし!

管理官。
おうよ。

正直 暗くて狭いの 怖いです。

ああ 俺もだ。 ほら行け! はい!

はい!

♬~

よう。
おう…。

一課長!?
(捜査員)お疲れさまです。

いやっ…!

俺も行く。

(捜査員)お疲れさまです。

皆さ~ん
気をつけていきましょう!

絶対 見つけましょう!

なんか ワクワクします!

よかったな。
はい!

違うな…。

アイテッ!
(捜査員)管理官 大丈夫ですか?

大丈夫です! 大丈夫です!
ううっ…。

♬~

「明日へまっすぐ」

「直美」!?

あった… あったぞー!

(歓声)

ヤマさん!
はい!

♬~

♬~ (余さん)事実 40代は

平均1本 歯が抜けている

それが50代で3本

60代で6本 と増えていく

歯槽膿漏は歯が抜ける最大の原因 だから

《そうなる前に 「デントヘルス」》

ライオン史上
最大濃度の薬用成分配合

歯槽膿漏トータルケア!

今ある歯を1本でも多く守る

新しくなった ♬~「デントヘルス」 《塗る医薬品も》

このビルも もう
人手に渡ってしまうんですね。

刑事さん…。

沼瀬麗香さん。

丹下さんを屋上から
突き落としたのは あなたですね?

なぜ 私が 丹下さんを
殺さなきゃならないの?

あなた 何年も前から
明日のエステのお客だった。

それで
大損しちゃったんですよね?

直美先生に薦められた
このビルを買って…。

♬~

ごめんなさい 私のせいで…。

ちょっと待ってよ!
なんか 証拠でもあるの?

これは 事件当日

丹下さんが 直美さんに渡すために
持っていたビデオテープです。

えっ…?

このテープのラベルの部分から

丹下さん以外の指紋が
検出されました。

沼瀬さん。

あなたの指紋と
照合させてもらえませんか?

もし それが一致したら
あなたは 屋上で

丹下さんの このテープに
触ったって事になります。

どうしました?

照合させてもらえませんかね?

♬~

丹下さんの背中
押しちゃったんですよね?

殺すつもりなんてなかったのよ。
ちょっとしたはずみで…。

丹下さんを突き落としたのは
はずみでも…

このヘアピンは
どう説明しますか?

大したものね 本まで出すなんて。

いえ。 たまたま お客様に

出版社の方が
いらっしゃったからですよ。

あっ…
今 ホットタオル持ってきますね。

(麗香の声)いつか 痛い目に
遭わせてやろうと思った…。

有名人になって 本まで出して

浮かれてる あの女を

不幸のどん底に
突き落としてやろうと思ってた…。

どこの店も どんどん出ていって
たまんないわよね。

(丹下)オーナー…。

おかげで こっちは大損よ。

もう 貸しビル業なんて
やめちゃおうかしら。

ねえ 丹下さん
どうしたらいいと思う?

だったら…。

この人に相談してみたら
どうです?

何? これ。

悩んでる人の相談に
乗ってくれるそうですよ。

(麗香)丹下さん…。
(丹下)はい。

この人と何か関係あるの?

私の師匠に当たる人の娘さんでね。

みんな なんらかの悩みを持って
生きてる…。

彼女だって 悩みながらも

自分の心にまっすぐであろうと
頑張ってるんです。

何が「明日へまっすぐ」よ!

ふざけないでよ!

♬~

何するんだ きさま!

何よっ!
ああーっ!

(衝撃音)

♬~

全部 この女のせいよ!

この女に
人生めちゃくちゃにされたのよ!

あんた 責任取りなさいよ!

落ち着いて!
井上。

沼瀬さん…。

行きましょう。

全部 私のせいなんですよね…。

父に押しつけられた人生から
逃れようとして

結局は
私が道を踏み外してしまった…。

刑事さん 私 あの本は
自分が書いたんじゃない事を

きちんと世間に公表します。

お店だって もう
続けるべきじゃないのかも…。

急いで結論を出さなくても
いいんじゃないですか?

でも 私のせいで丹下さんが…!

丹下さんが あなたに
渡そうとしていた このテープ

実は
ずっと見つからなかったんです。

でも これが見つけられたのは
丹下さんのおかげなんですよ。

えっ…?

屋上から突き落とされたあと

丹下さん 最後の力 振り絞って

自分の体 矢印みたいにして

このテープの場所
示してくれてたんです。

どうして
そこまでして このテープを…?

直美さん あなた お父さんの事
誤解してませんか?

父の事… 誤解?

このテープ 一緒に見ませんか?

どうぞ。

(せき払い)

(直美)このタイトルって

私の本と一緒…。

それよりずっと前から

直美さんの心には
刻み込まれていたみたいですね。

(直道)「よしよし…
泣かないよ 泣かないよ~」

「矢向直美です」

♬~

♬~

「明日へ まっすぐだ!」

「明日へ まっすぐ!」

「よかった~」

(丹下)「よかった… よかった~!」

「まっすぐであれ」

「それが一番美しい」

「直美」

「お前の名前だ」

どうです?

これでも
押しつけられた人生ですか?

♬~

なあ 小春…。
(小春)ん?

「春菜」って いい名前だな。

フフッ…。
あなたが付けた名前でしょ?

春の菜の花のように可憐で

強くて
温かな子に育ってほしいって。

そうだったな…。

ビビ… ビビは どうして
「ビビ」って名前なんだ?

(鳴き声)

外国の俳優さんの名前から
取ったんでしたっけ?

そうだったか?

名前を考えてる時に

ビビッて
きたからじゃなかったか?

(鳴き声)

警察官のコスプレをした
ご遺体が!?

(神谷時子)小山田管理官を
全力で推させて頂きます!

(奥野)彼女に推された刑事は

必ずホシを挙げると
いわれています。

(天笠)夢中になれる趣味を持つ人
これをオタクと呼ぶんです。

(時子)さすが 我が推し刑事です!
ホシを挙げる!

これまでの
『警視庁・捜査一課長』を

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