警視庁・捜査一課長 #4[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

警視庁・捜査一課長 #4[解][字]

超辛口スイーツ評論家がワサビ入りシュークリームを食べた直後に殺された!容疑者は、“スイーツの妖精”を名乗るパティシエールの元妻!?

◇番組内容
超辛口スイーツ評論家(柏原収史)がワサビ入りシュークリームを食べた直後に殺された!容疑者は、“スイーツの妖精”を名乗るパティシエールの元妻(阿部純子)。彼女は大の激辛好きだった!?辛さと甘さが入り乱れる事件に、“大福”こと平井真琴(斉藤由貴)のカンも乱れる-!?大岩一課長(内藤剛志)がたどり着いた“甘辛”な結末とは…!?
◇出演者
内藤剛志、斉藤由貴、本田博太郎、鈴木裕樹、飯島寛騎、陽月華、塙宣之(ナイツ)、床嶋佳子、金田明夫
【ゲスト】阿部純子、柏原収史、アンミカ
◇脚本
田辺満
◇監督
大山晃一郎
◇音楽
山本清香
◇主題歌
石崎ひゅーい『アヤメ』(EPICレコードジャパン)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】関拓也(テレビ朝日)
【プロデューサー】秋山貴人(テレビ朝日)、島田薫(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/ichikacho5/
☆Twitter
 https://twitter.com/sosaichikacho

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 渡会
  2. 幸子
  3. お父さん
  4. 佐東幸子
  5. 一課長
  6. 被害者
  7. シュークリーム
  8. 捜査員
  9. 自分
  10. 大嫌
  11. 天笠
  12. 父親
  13. 平井
  14. 大福
  15. お前
  16. マンション
  17. 望子
  18. スイーツ
  19. 安堂
  20. 一度

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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箇条書きまでしたからね
もらってほしかったんじゃない?

(大岩小春)あなた お疲れさま。

(大岩純一)ああ。
小春 起こして悪かったな。

(小春)今日は ゆっくり休んでね。
うん。

おお うまそうだ…。

(携帯電話の振動音)

一課長 大岩。

何!?

わさび入りのシュークリームを
握ったご遺体が?

わかった。 すぐに臨場する。

〈東京で発生する凶悪犯罪は
年間 約1000件〉

〈その全ての捜査を指揮するのが
警視庁 捜査一課長である〉

(パトカーのサイレン)

(小山田大介)こちらです。

お疲れさまです!
ご苦労さん。

(捜査員たち)お疲れさまです。

こちらです。

(板木望子)被害者は
このマンションの住人

渡会健斗さん 42歳です。

うん…。
(古代 学)死因は

胸部を鋭利な刃物で
刺された事による失血死。

死亡推定時刻は 昨夜の11時前後。

凶器は まだ見つかっていません。

渡会さんは
人気のスイーツ評論家で

自分が食べたスイーツを
めったに褒めない事で

有名だったそうです。

(渡会健斗)「というわけで
これは… まずいっ!」

(平井真琴)あっ 知ってる!
超辛口のスイーツ評論家ですよ。

甘いんだか辛いんだか
わかんねえな…。

(天笠一馬)一課長!

ご遺体の足元に落ちていた
この箱ですが 中には

京都 宇治の
高級抹茶を使用した

抹茶クリーム味のシュークリーム
里の葉が

4つ入っていたと思われ…。

(天笠)そのうちの一つに

抹茶クリームの代わりに
わさびが入れられていました。

そして それを 被害者が
なんらかの形で食べた直後

刺されたものと思われます。

(井上孝介)一課長!
ああ。

(井上)第一発見者で

同じマンションの住人の
蓬田明日香さんです。

蓬田さん
あの 遅くにすみません。

もう一度 状況を
ちょっと話して頂けますか?

(蓬田明日香)はい…。

あの… 私 お話しするの
苦手なほうなんですけど

ちょっと聞いてもらえます?

♬~「ハッピー ラッキー ラブ
スマイル ピース ドリーム」

♬~「ハッピー ラッキー ラブ…」

(明日香の声)確か
11時頃やったと思うんですけど…。

渡会さん?

こんなとこで寝てたら
風邪ひきますよ。

大丈夫…?

ええーっ! いや なんで…?

いや どうしよう…!
パニック! えっ?

涙…?

泣いてるように見えたんです。

っていうか もう…

刑事さん 泣きたいの
こっちのほうですよ。

もう ほんま 怖くて 怖くて。

なんか 食事かて
のど通れへんような気ぃするし

おなかも
すいてきたような気がするし

なんか 寒気もしてきた。

なんか 寿命縮まるって
こういう事ちゃう?

どうもありがとうございました。
井上 あと頼むぞ。

はい。
猫に餌を…。

怨恨の線ですかね?
うん…。

怨恨か…

あるいは ただ単に
わさびの辛さがツーンときて

涙が出ちゃったかですよ。

だって ほら これ

市販のチューブ入りのやつと
明らかに違いますよ。

これね とれたての
新鮮な本わさびを

力を入れずに
ゆっくりと すりおろして

わさびの辛さを最大限に
引き出したものだと思います。

つまり 被害者を泣かせたのは

辛さに異常にこだわる
辛いもの好きの人。

あの わさびって

最初からチューブに
入ってるものじゃないんですか?

えっ?

(望子)一課長。
おう。

事件の1時間ほど前に

離婚したばかりの
被害者の元妻から

電話がかかってきています。

被害者の元妻?
(望子)はい。

白金にある洋菓子会社
東京パティスリーの

パティシエール 佐東幸子です。

あれっ? この人も見た事ある。

(望子)自称 スイーツの妖精として
自社CMにも出演しています。

(佐東幸子)
「はいっ はいっ はーい!」

「おお~! あらあら…」

辛さに異常にこだわる人じゃ
なさそうだな。

うーん でも…。

うーん…。

どうしたよ?
大福でも食べて調子出すか?

まだ
そういうタイミングじゃないです。

♬~

みんな 深夜にご苦労さま。
頑張っていこう!

はい!
(捜査員たち)はい!

ヤマさん。
はい。

高輪中央署に
特別捜査本部を設置する。

承知しました!

事件の一番の謎は

なぜ 犯人は わざわざ殺害前に

被害者に わさび入りの
シュークリームを食べさせたかだ。

渡会さんの担当マネジャー
浮田美貴さんから

話を聞いてきたんですが…。

(浮田美貴)えっ? 渡会は
辛いものが全然駄目なんですよ。

特に わさびが。

わさびが苦手?
(美貴)はい。

お寿司は
もちろん さび抜きだし

この前なんか 出前のおそばに
わさびがついてただけで

においが移って嫌だって

冷蔵庫の脇のゴミ箱に
捨てちゃったんです。

では 渡会さんの事を
恨んだり 憎んだりしていた

そういった人に
心当たりありませんか?

あっ…。
(天笠)はい。

元奥さん…。

これは 渡会さんが 最近

佐東幸子の新作シュークリームを
試食した時の動画です。

(天笠)ご覧ください。

「渡会健斗のスイーツ道場!」

「今日は 佐東幸子の新作
里の葉を頂きます」

(渡会)「まあ 結論から言うと…」

辛辣だな。

ブチギレても
おかしくないですね。

新作を酷評された
元妻の佐東幸子が

嫌がらせに わさび入りの
シュークリームを食べさせ

その後 犯行に及んだのでは
ないでしょうか。

(古代)一課長!

マンションの防犯カメラに
こんなものが…。

佐東幸子だ。

ヤマさん。
はい。

よし 被害者の元妻 佐東幸子の
白金にある会社から

高輪にある 被害者の
マンションまでの道筋にある

全ての防犯カメラを
徹底的に洗い出す。

(捜査員たち)はい。
いいか?

くれぐれも慎重に当たれ。
(捜査員たち)はい。

一課長 お願い致します。

本件の被害者は

人が作ったものを
評論するという

恨みや反感を持たれやすい職業だ。

しかし
そこに どんな理由があろうと

決して失われていい命などない。

被害者の無念を晴らすためにも

必ず ホシを挙げる!
(捜査員たち)はい!

よし 行くぞ!
(捜査員たち)はい!

(携帯電話の振動音)

慎重にやってくれよ…。

「幸子のスイーツマジック~!」

幸子のスイーツマジック…。

(携帯電話の振動音)

(エレベーターの到着音)

(足音)

お待たせしました。

幸せのワンダーランドへようこそ。

フェアリールーム リーダーの
佐東幸子です。

警視庁捜査一課の平井真琴です。

渡会健斗さんが亡くなられた事は
ご存じですよね?

はい。 お昼のニュースで知って
もう びっくりです。

しかも 渡会さん 亡くなる前に

こちらのスイーツ
食べてるんです。

えーっ うちの子たちを?

でも
抹茶クリーム入りではなくて

わさびが たっぷり詰まった
シュークリームです。

わさび…?

(咆哮)

ああ…。 うう~ わさび~…。

渡会さん わさびが
大の苦手だったそうですね。

フフッ…
彼は 舌がお子ちゃまなんです。

そのお子ちゃまに
ネットで ひどい事 言われたら

そりゃあね 腹も立ちますよね。

「これは明らかな失敗作でしょう」

あーっ!
刑事さん 私 疑われてます?

あの… このお店で
生わさびって使ってます?

アハハハハ…!
刑事さんの推理 甘々。

ここは
スイーツのワンダーランドですよ。

じゃあ 渡会さんが亡くなる
1時間前 午後10時ぐらい

渡会さんの携帯に
電話してますよね?

10時…。

あっ… しました!

うちの子たちの宣伝してくれて
ありがとうって。

失敗作って酷評されてるのに?
えーっ!

じゃあ プンプンしたほうが
よかったんですね。

渡会さんのマンションに行って

プンプンしたんじゃ
ないんですか?

いいえ 行ってませんよ。
あら それはおかしいですね。

だって
渡会さんが亡くなる少し前に

マンションの防犯カメラに
あなた 映ってるんですよ。

それ 人違いですよ。

だって 私は 電話のあと

あそこの 私のお城で
甘~い夢を見てましたから。

お城…?

(ため息)
ああ イライラする…。

(ため息)
疲れた…。

(ノック)
毎度どうも カミナリピザです!

激辛?

サンキュー。

(幸子)わあ~!

チーズとハラペーニョの
激辛スパイシーピザ!

もちろん
ハラペーニョはマックス!

ソー ホット!
サンキュー! ありがとう。

では また よろしくお願いします。

(幸子)グラシアス!

(配達員)
エンジョイ ユア スパイス。

ネクスト ホット!

♬~

(菅見亮子)
リーダー 見てもらえますか?

うん。

♬~

あーあ… 今度はボソボソ。

あんた 加減ってもんが
わかんないの?

これじゃあ 生クリームの甘さが
台無しじゃない。

すみません。
頑張ってるんですけど…。

頑張るのは当たり前!
もう一度 やり直し。

(亮子)すみません…。

大の激辛好き?

そうなんですよ。
味覚も性格も イメージと正反対。

おっ サンキュー。

あっ…!

ああ やっぱりね…。
大福。

はい。
正反対?

(ため息)

パティシエールの
幸子さんなんですけど

「自分はスイーツの妖精でーす」
みたいな顔しといて…。

激辛好き?

しかも
それを隠してるみたいなんです。

あんまり言うなって
言われてるんですけどね

リーダー 相当の激辛好きで

ペッパーソースも
七味も わさびも

自分専用のものを
持ち歩いてるんです。

わさびもか?
はい。

それも わざわざ
自分ですったものだそうです。

激辛好きのパティシエールがいても
おかしくないのに…。

えっ? なんで隠したんだ?

それで 調べてみたんですけど…。
(せき払い)

彼女の実家
老舗の和菓子屋さんだったんです。

和菓子屋さんの娘が
洋菓子職人で…。

で 激辛好きか。
余計わからねえな。

(望子)一課長!
ああ。

東京パティスリーのそばにある

アウトドアショップの
防犯カメラに こんなものが…。

佐東幸子…。

そのあと 白金の商店街を抜けて
泉岳寺 高輪方面へ

南へ下っているところまでは
確認できたんですが…。

やはり
渡会さんに会いに行ったか?

それから 渡会さんの部屋に
かわいい服装をした女性が

出入りするのを
何度か見かけたと

同じマンションの住人から
情報提供がありました。

よし 凶器の捜索とともに

事件当日の佐東幸子の足取りを
徹底的に調べてみるか。

ええ。

(濱田)ちょっとー!
この除菌できる洗剤 速乾じゃない!

≪フキンの菌が 食器につくかも!?≫

除菌できる洗剤は 速乾でしょ!

置くだけで乾いてく ≪清潔≫

≪速乾プラス カラッと除菌!≫カラッと除菌!

(二宮)服のニオイ気にして
いろんなもの使ってない?

はい 古い~

今やニオイ専用これ一本で
ぜ~んぶいけちゃいます

紫の「NANOX」ニオイ専用
《約7割が洗濯成分で 濃いーの!≫

♬~

♬~

今日は
激辛ワンダーランドですか?

なんで 激辛好き
隠したいんでしょうね?

別に 隠してなんかいませんよ。

もしかして 渡会さんに

わさびを食べさせた事を
隠したいから… だったりして。

私と同じものを食べられたら
教えてあげる。

いいですよ。
いや 私も嫌いじゃないんで。

すみませーん。
(店主)はい。

(幸子)私と同じものを 9辛で。

はい わかりました。
北極 9辛 追加1つ よろしく!

えっ 9辛?
(店員たち)ありがとうございます。

(店主)はい お待ちどおさまです。

はい 北極の9辛になります。

はい こちらもです。
はい お待ちどおさまです。

♬~

(2人)いただきます!

(むせる音)

♬~

あ~!

ごちそうさまでした。

いただきます。

あ~ まだヒリヒリする。

辛みって 味覚じゃなくて
痛みなんですってね。

なんで そんな痛いものばっかり
食べるんですか?

あっ もしかしたら

普段 甘いものばっかり食べてる
反動とか?

だって ほら
実家が和菓子屋さんですもんね。

いちいち詮索しないで。

とにかく これ以上
つきまとわないでくださ~い。

(天笠)この辺か…。

ここ お願いします。
わかった…。

…っしゃあ!

♬~

えっ?

(天笠)あった…!

♬~

「甘味処」?

♬~

(安堂光朗)お待たせしました。

いただきます。

♬~

うーん…!

平井!

おお…!
小山田管理官…。

なんですか?
くず餅でも買いにきたんですか?

そんなわけねえだろ。
見つかったんだよ

凶器のナイフが。
えっ?

佐東幸子 任意で取り調べる。
行くぞ。

はい。
あっ…。

あなたに提出してもらった指紋と

この手袋の内側から検出された
指紋が一致しました。

ああ…!
私が捨てた手袋さんに

羽が生えて
飛んでっちゃったのかも!

「はあ…」
「おい なんだ? 平井。 えっ?」

先ほどの甘味処のご主人
安堂さんから 話聞いてきました。

安堂さんは 和菓子職人である
あなたのお父さんのもとで

長い事
修業されてきたそうですね。

(安堂)おやじさんの店は

幸子さんが継ぐものだと
思ってたんですが

幸子さん
店に来なくなっちゃって…。

それは あなたが お父さんから
勘当されたからだそうですね。

それなのに お弟子さんである
安堂さんのお店には

足しげく通ってる。
これ どうしてですか?

くず餅を食べていた時のあなた

とっても幸せそうだった。

激辛ラーメンの時とは
全然違ってた。

もしかして お父さんの味を

思い出してたんじゃ
ないんですか?

フフフフフ… ハハハハハ…!

どうして ここで
父の話が出てくるんです?

大体 私は
勘当されたんじゃなくて

こっちから出ていったの。

スイーツの妖精に
父親はいりませーん!

(机をたたく音)
はぐらかさないで!

「お父さんと
なんかあったんですよね?」

「あなたこそ…」

どうして そこまで
父の話にこだわるんです?

平井 平井。

平井 どうした?

また 私の勘
外れちゃったんですかね?

ん? 「また外れた」って?

いや… 今回の事件
彼女の父親が なんらかの形で

関わってるんじゃないかなと
思ってたんですけど…。

きっと また外れちゃうんですね
私の勘。

(ため息)

一課長。
ああ。

確か 前にも
こんな事ありましたね。

仙台…
お父さん 入院したんだって?

あの時は 彼女の父親が
入院してたんでしたか…。

親父さんに
何かあったのかもしれないな。

ごめんください。

あっ…。

フフ… おいしそうな
くず餅ですね。

これも やっぱり あの…
京都 宇治の高級抹茶

使ってらっしゃるんですか?
(佐東里志)ええ…。

あっ すいません
あの 私ですね…

警視庁捜査一課の
平井と申します。

佐東幸子さんのお父さんで
いらっしゃいますよね?

俺に娘なんていない。

幸子さんの元ご主人の
渡会健斗さんが

殺害された事は
ご存じですよね?

事件当日 夜11時ぐらい
どちらにいらっしゃいました?

帰ってくれ。

あなたの娘さんが
疑われてるんですよ。

もう少し 話してもらっても
いいんじゃないですかね?

あんな奴とは なんの関係もない!

「あんな奴」?

そういう言い方は
ないんじゃないんですか?

あんたに何がわかるんだ?

さっさと出ていきなさい。

(佐東好子)
主人 ああは言ってますけど

幸子が作った洋菓子を
たまに食べたりしてるんですよね。

だから…。

幸子は 決して

人を殺したりするような子じゃ
ありませんから。

渡会さんが 幸子さんの作った
シュークリームを

酷評した事は ご存じですか?

はい。 主人と一緒に
あの動画 見ました。

ちょっと 大変! これ。
佐東さん!

ちょっと 佐東さん。
ほらほら これ見て。

(渡会)「佐東幸子の新作
里の葉を頂きます」

「まずいっ! ハハハハ…」

(好子の声)主人も あの時は
ものすごい剣幕でした。

事件があった夜の11時頃

ご主人が
どちらにいらっしゃったか

ご存じですか?

夜中に飲みに出かけた?
はい。

どこに飲みに行ったかも
わからないそうです。

(奥野親道)
はいはい はいはい はい。

なるほど。 見えてきましたね。

娘の新作シュークリームを馬鹿にされた
幸子さんのお父さんは

渡会さんに抗議に行った。

そこで2人は口論となり
なんだかんだあって

シュークリームを食べさせて
刺した…。

おい 勝手に決めつけるなよ。

もしかしたら 幸子さんは

お父さんを
かばってるのかもしれない。

大福 もう一度
取り調べてみるか?

はい。

「(ため息)」

「あなたのお父さんと
会ってきました」

「あいつとは関係ない。
帰ってくれ」って

ピシャッと言われちゃいました。

だから言ったじゃないですか。

父とは なんの関係もないって。

父親って
本当 どこも面倒くさい。

私もね 父親と
うまくいってないんです。

うちの父親ね
自分の夢を諦めて

実家の造り酒屋を
継いだ人なんですね。

だから 私が「東京に行きたい。
警察官になりたい」って言っても

「夢をかなえられる人間なんて
ごくわずかだ」って言って

猛反対されてしまって…。

大嫌い!

「そこから なんか こう…

妙な距離ができちゃって
素直になれなくなっちゃって」

幸子さん あなたも
そうなんじゃないんですか?

本当は…

甘いもののほうが
好きなんじゃないんですか?

うざいですよね 父親って。

えっ?

うちの父は 勝手に
私を後継ぎにするって決めて

厳しく私を育てようとした。

駄目だ。 これじゃあ
小豆の甘さが台無しだ。

頑張ってるのに…。

頑張るのは当然だ。

お前は
雅刀庵の3代目になるんだぞ。

勝手に決めないでよ。
なんだ お前!

文句があるのか!?

(幸子)もう いい!
甘いものなんて もう たくさん!

おい お前!

(幸子の声)飛び出してみたものの
結局 洋菓子の道に進むなんて

私って 甘いものから
逃れられないんですね。

それで 激辛ばっかり
食べるようになったんですか?

(幸子の声)
最初は父への反発だった。

けど 洋菓子の道も
決して簡単ではなくて…。

だからって
父の店にも帰れなくて。

自分を奮い立たせるために
食べてたものが

どんどん
エスカレートしていっちゃって。

♬~

ううっ!

(幸子の声)
本当は ちょっと… 辛かった。

「からい」も「つらい」も
同じ漢字ですしね。

それで 一人前になった自分を

お父さんに
知らせたかったんですか?

お父さんの自慢の
あの抹茶のくず餅と

幸子さんの あのシュークリーム。

あれ 同じ最高級の京都宇治抹茶を
使ってるんですよね?

それで思ったんです。

あの新作のシュークリームに
洋菓子なのに あえて

京都の宇治の抹茶を
使ったって事は…。

あれ お父さんへのサイン
だったんじゃないんですか?

あなたから学んだから
今の自分がある。

それを伝えたかったんじゃ
ないんですか?

事件があった夜…

父から電話がありました。

はい フェアリールーム。

(佐東)「幸子か?」

お父さん?

お前 悔しくないのか?

あの野郎に
あんなに馬鹿にされて。

このまま黙ってるのか!?

俺は許さないぞ。

許せるもんか!

今 どこにいるの?
(構内アナウンス)「高輪ゲートウェイ…」

高輪ゲートウェイ…。
(不通音)

まさか 渡会さんの所へ…?

(荒い息遣い)

(真琴の声)
それは 何時頃でしたか?

(幸子の声)
10時半頃だったと思います。

でも 結局 お父さんは
見つからなかったんですよね?

刑事さん…。

違いますよね?
父じゃありませんよね?

♬~

あっ どうしよう。

小春 どうした?

春菜の月命日なのに

プリン買ってくるの
忘れちゃったみたい。

まあ カレーだけでも
いいんじゃないか?

駄目 駄目! 一度 私が

プリンを買ってくるのを
忘れちゃった事があって

そしたら 春菜
おへそ曲げちゃって

プリンなんか大嫌いって
しばらく食べなかったのよ。

へえ~ そんな事があったのか。

大好きなくせに 大嫌いって

本当の気持ちとは正反対の事
言っちゃったりするのよね。

(小春)大好きなくせに
大嫌いって…。

気持ちと正反対…。

あの夜 幸子さんのお父さんは
一体 どこへ行ってたんだろう?

娘を思う父親の犯行とは
考えたくないか?

別に そういうわけじゃ
ないですけど…。

(奥野)お疲れさまです。
お疲れさまです。

平井さん
一課長からの差し入れです。

おっ!
ああ~!

一課長
いつもありがとうございます!

あの 一度
聞いてみたかったんですけど

平井さんって なんで そんなに
大福が好きなんですか?

いや 好きっていうか… ねえ。

やっぱり 黒い餡を白い餅で包む。
事件解決の縁起物だから。

ウフフッ。

大福。
はい。

それだけじゃないだろう。
えっ?

親父さんと 昔 大福の事で
何かあったんじゃないのか?

アハハ… さすが 一課長は
なんでもお見通しですね。

フフフ… いや あの…

昔 私が父の反対を押し切って
上京してきた時に…。

♬~

大嫌い…。

参っちゃいますよね。

ほら だって 普通はね
なんか こう

泥の付いた一万円札とか こう

ワーッみたいな感じじゃ
ないですか。

それが 大福って…。

大福。

大嫌いというのは 時として

大好きという意味に
なるんじゃないのか?

大嫌いが 大好き…。

うん…。

あっ…。

犯人は 被害者の渡会さんを
大嫌いな人ではなくて

大好きな人かもしれない…。

(笹川健志)大岩純一捜査一課長!

びっくりした…!
笹川刑事部長!

どうやら また 事件解決に
手間取っているようだな。

申し訳ありません!

そういう時は
うまいもので腹を満たして

落ち着いて考えてみるものだ。

そこで みんなに これを…。

フン フン フフーン…。

用意した。 ハーッハハハ…。

(笹川)はいーっ!

(奥野)カレーですか…。

それで ターバンを…。

黙って食べなさい。
トランポリン。

ん? 甘い。

あっ 本当だ。

うっ うっ… あとから
ジワッと こう 辛さが…。

結婚して大阪へ行った
下の娘がな

「お父ちゃん このカレー食べてみ。
めっちゃ おいしいで」

って言うから… ウフフ…。

レシピを教えてもろてな
ほいで こさえた

大阪風甘辛カレーや。

自分ら どないや?
ええ感じやろ?

おいしいやろ?

(奥野)笹川刑事部長。

キャラが渋滞しています。

辛さというものは

ほんの少しの甘さがあってこそ
引き立つもの。

その逆も また しかり。

味にこだわるという事は
そういう事!

…ではないかな?

笹川刑事部長
ありがとうございました!

(ぶつかる音)

ヤマさん。
はい。

調べてほしい事がある。

科捜研からの鑑定により

シュークリームの中に詰められた
わさびの産地が特定された。

辛みの中に
ほんのり甘みがある事から

奥多摩のわさびである事が
考えられる。 板木。

(望子)わさび農家から
土産物店 道の駅まで

わさびを入手できる店は
全部で189カ所。

わさびの出荷先 全てを当たり
犯人に繋がる証拠を見つける。

そうは言っても 奥多摩は広い…。

「からい」じゃなくて
「つらい」っすね。

はあ? からいの つらいの
どんと来い。

(天笠・井上)はい!
(望子)よし。

一課長 お願い致します。

みんな
つらい捜査になると思うが

一つの事件には もっと
つらい思いをしている人たちが

たくさんいる。
その人たちのためにも

我々は 断じて諦めない!

被害者の無念を晴らすためにも

必ず ホシを挙げる!
(捜査員たち)はい!

よし 行くぞ!
(捜査員たち)はい!

もたもたするんじゃねえぞ!
行けよ!

(捜査員たち)はい!

すいません。
この中にですね ちょっと…。

(古代)もうちょい進みましょう!
えっと… こっちか。

(望子)1週間前に
わさびを買いに来た人物…。

(天笠)見覚えないですか?

(井上)この中で 見覚えのある方
いらっしゃいませんか?

この方
お店に来た事ありませんか?

♬~

あなたは
渡会さんの担当マネジャーであり

交際相手でもありましたね。

浮田美貴さん。

渡会さんの部屋の冷蔵庫の脇に

ゴミ箱が置いてあった事も
ご存じだったそうですもんね。

愛情が強すぎるがゆえに
それが憎しみに変わった。

違いますか?

何をおっしゃってるのか…。

天笠。
(天笠)はい。

あなた 事件前日に ここ奥多摩の

わさび収穫体験ツアーに
参加されてますよね。

…信じてたんです!

結婚してくれるって…。

なのに 彼は 全然 そんなそぶりも
見せてくれなかった。

何かにつけて
彼女と比較されて…。

結局 私は…!

このコメント 辛口すぎない?
幸子さん かわいそう。

いいんだよ これで。

えっ?

(渡会)彼女は
この程度で終わる人じゃない。

名実共に

世界のスイーツクイーンに
なれる人だ。

俺は それに一役買ってんだ。

それに比べて
なんだよ? この肉じゃがは。

こだわりを感じないんだよ。
味にも素材にも。

(美貴の声)勝てないと思った…。

私じゃ 幸子さんに。

だから… だから…!

(渡会)ああ…。

びっくりさせるなよ。
どうした? こんな時間に。

(美貴)ちょっと これ 食べてみて。

うん?
それなら もう食べただろう。

味が少し違うの。

この味で あんなコメントしたら
笑われるのは あなたよ!

(ため息)

(せき込み)
お前 これ わさびだろ!

♬~

(刺す音)

(渡会)うっ… あっ…。

こうさせたのは 俺か…。

甘かったんだな。 ごめんな…。

ごめん…。

渡会さんの
あなたへの厳しい言葉の中には

愛情が
あったんではないでしょうか。

愛する事と憎む事

この相反する感情を
許容できる広い心が

あなたには
欠けていたんじゃないでしょうか。

ああっ…。

♬~

♬~

幸子さん
あなたのお父さんは 結局

渡会さんとは
会ってなかったみたいです。

事件当日の夜11時ぐらい

お父さん 高輪の居酒屋さんで
酔い潰れて寝ていたそうです。

許せないと思いながらも

自分が出ていく事が
あなたの迷惑になる。

そう思ったんじゃないですかね。

そう。

このあと
付き合ってもらえません?

(安堂)お待たせしました。

今日は 私のおごりです。

(幸子)おごりって…
ここは 私が いつも来てる…。

お嬢さん…
食べてみてください。

♬~

父の味に そっくり。

♬~

(佐東)当たり前だ。 俺が作った。

♬~

いつまでも 意地 張ってないで

お互い もう少し こう
歩み寄ったらどうですか?

どうなんだ?

この味… 好きだったろ?

♬~

大嫌い!

♬~

うっ… うっ…。

(佐東)なんで
お前が泣いてるんだ!

(安堂)すいません。

お疲れさまです。
おう どうだった?

父と娘は うまくいったのか?

まあ おかげさまで
甘辛い涙が見られました。

おい 平井。
うん?

お前のとこは どうなんだよ?
うちは…。

いや あの 父親の造り酒屋が

実は
倒産寸前だったんですけど…。

でもね あの
どうにか こうにか…。

(真琴の声)
持ち直すんじゃないんですかね。

♬~

行きますよ!
(小山田・大岩)おう。

(小春)あら くず餅?
うん。

おっ 甘辛い料理ばかりだな。

あら 気に入らなかった?

いや。

甘くて辛い…。

♬~

今の気分に ぴったりだ。

ああ よかった。 ウフフッ。

ビビ お前は 甘辛いの好きか?

あなた 猫ちゃんは
甘みを感じないらしいわよ。

そうか。 ビビ お前
かわいそうな奴だな。

(鳴き声)
重いなあ しかし。

着物で ぐるぐる巻きにされた
ご遺体?

昆虫を捕りに来ていたんです。
呉服界のカリスマか…。

(重森)
清楚を売りにしている悪女だよ。

(荒川着子)伝統と遺志を
受け継いでいきたいと思います。

革命は爆発だー!!

必ず ホシを挙げる!
(捜査員たち)はい!

これまでの
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