警視庁・捜査一課長 #5[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

警視庁・捜査一課長 #5[解][字]

着物レンタル店の元社長が“反物”をぐるぐる巻きつけられて殺害された!容疑者は…呉服界のカリスマ美女。しかし、彼女は、アメリカンな女だった!?

◇番組内容
大岩一課長(内藤剛志)のもとに、「着物でぐるぐる巻きにされた男性の遺体が見つかった」という知らせが入る。被害者に巻かれた反物には美しい女性の絵が描かれており、なぜか布地の一部が細長く切り取られていた。容疑者として浮上したのは、呉服界のカリスマ美女(大西礼芳)。“伝統、命!”のはずの彼女は…アメリカンな女だった!?現場から消えた反物の一部に隠されていた真実とは…!?
◇出演者
内藤剛志、斉藤由貴、本田博太郎、鈴木裕樹、飯島寛騎、陽月華、塙宣之(ナイツ)、床嶋佳子、金田明夫
【ゲスト】大西礼芳、犬塚マサオ、篠塚勝、ミスターちん、井上咲楽、肥後克広
◇脚本
服部隆
◇監督
木川学
◇音楽
山本清香
◇主題歌
石崎ひゅーい『アヤメ』(EPICレコードジャパン)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】関拓也(テレビ朝日)
【プロデューサー】秋山貴人(テレビ朝日)、島田薫(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/ichikacho5/
☆Twitter
 https://twitter.com/sosaichikacho

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 着物
  2. 伝統
  3. 着子
  4. 手描
  5. 荒川着子
  6. 多田野
  7. 被害者
  8. レボリューション
  9. 職人
  10. お父さん
  11. 伝統命
  12. 倒産
  13. 馬鹿野郎
  14. 反物
  15. 本当
  16. アトリエ
  17. 先代
  18. 遺体
  19. 荒川祥雲
  20. 一課長

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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要するに
3人とも ちょっとタチが悪い…。

そうですね。
ネチネチしてる ネチネチ…。

(電話)

(大岩純一)一課長 大岩。

何!?

着物で ぐるぐる巻きにされた
ご遺体?

わかった。 すぐに臨場する。

〈東京で発生する凶悪犯罪は
年間 約1000件〉

〈その全ての捜査を指揮するのが
警視庁 捜査一課長である〉

(小山田大介)ご遺体 こちらです。
ご苦労さん。

(平井真琴)お疲れさまです。
(古代 学)お疲れさまです。

(井上孝介)お疲れさまです。
(板木望子)お疲れさまです。

(カメラのシャッター音)

板木。
(望子)はい。

被害者は
所持していた免許証から

多田野智也さん 43歳。

1年前まで 浅草で

着物レンタル店を
営んでいたようですが

現在は廃業して ビラ配りの
アルバイトをしていたようです。

死亡推定時刻は 昨夜の8時前後。

死因は 首をベルトのようなもので
締めつけられた事による窒息死。

凶器は見つかっていません。

ご遺体を巻いていたのは これか。

着物って
随分 長いものなんですね。

こちらは 反物といって

大人用の着物を 1着
仕立てるために必要な布地です。

そりもの?
「たんもの」って言うんだよ。

(井上)反物の長さは
約16メートルです。

一人前 仕立てるのに
そんなに必要なんだ。

トウモロコシ80本分の長さですね。

きれいな女の人ですね。

(天笠一馬)一課長!
ああ。

第一発見者の下山広美さん
お連れしました。

こちらです。

捜査一課の大岩です。

当時の状況を教えてください。

(下山広美)はい。 今朝6時頃

朝にしか顔を出さない昆虫を
捕りに来ていたんです。

そしたら 着物に巻かれた状態で
倒れていたんです。

ミノムシ…?

(広美の声)最初は
でっかいミノムシかと思って

近づいたら…。

(広美)ヒィィ~!!

あの… 着物が
一部 破けてるんですけど

発見した時に すでに
ああいうふうに破けてました?

(広美)そこまでは ちょっと
覚えてないんですけど…。

すいません。
どうもありがとうございます。

天笠。
(天笠)はい。

詳しく伺えますか?
(広美)あっ…。

でも 一部分だけ破けてるのって
なんか 違和感ありますよね。

なんか ここら辺に 重要な秘密が
隠されてるような気がするな~。

なんだ?
重要な秘密っていうのは。

また お前の勘か?

ヤマさん 大福の勘は特別だ。

はい 頭の隅に しっかりと。
(カメラのシャッター音)

じゃあ 私は この着物の出どころ
調べてきます。

うん。

ヤマさん 多摩川中央署に
特別捜査本部を設置する。

承知しました。

♬~

(望子)気をつけ!

一課長に敬礼!

(望子)休め。

(望子)捜査会議を始めます。

被害者は 昨年4月

経営していた
着物レンタル多田野が

近所のライバル店に客を奪われ
倒産していた事がわかりました。

倒産した翌月に離婚をし

ネットカフェなどを
転々としていたようです。

元妻の植村洋子に確認したところ

離婚の原因は 多額の借金で

離婚後は
一度も会っていないそうです。

昨夜の被害者の足取りですが

夜7時過ぎに
アルバイト先の狛江駅を出たあと

7時半頃 多摩川の河川敷を
歩いていたところまでは

確認できていますが
その後の足取りは不明。

ご遺体の首の索条痕を調べた結果

革の繊維を検出。

索条痕の形状から

ベルトか かばんの
肩掛けベルトだと思います。

倒産に追い込んだ
ライバル店のオーナーに

話を聞いてきました。

レンタル店の多くは
コストを抑えるために

デジタルプリントで柄を印刷した
着物を扱っているそうです。

しかし 被害者の店は
先代の頃から手描きにこだわり

先代が亡くなったあとも

息子である被害者が
その伝統を受け継いで

最後までプリントは扱わず
手描き一筋でやっていたそうです。

うん…。
被害者の店が倒産したのも

手描きへのこだわりが
原因だったかもしれませんね。

(望子)ご遺体に巻かれていた
反物を確認したところ

破れていたのは
「おくみ」という部分だそうです。

着物は 6枚の絵を繋げて
ようやく一枚の絵になるように

手描き職人が
計算して描いているそうです。

6枚あるはずなのが
5枚しかないという事か…。

反物に描かれていた絵の作者も
特定できました。

5年前に亡くなった
荒川祥雲という

日本で三本の指に入る
手描き職人で

その作品は
安くても500万はするそうです。

500万!? 年収並みだなあ。

はい。

えー…
荒川祥雲が亡くなったあと

一人娘の荒川着子が
後を継いでいる事がわかりました。

荒川着子と被害者の店は
取引関係にあり

店が倒産した直後
2人が店で言い争っている姿が

他店のオーナーに
目撃されています。

(小山田の声)
倒産した事による恨みか…。

まずは まだ見つかっていない
凶器の特定と

消えた着物の おくみの部分の
行方を突き詰める。

並びに
被害者の事件当日の足取りと

怨恨関係を徹底的に洗い出す。
(捜査員たち)はい。

一課長 お願い致します。

今回の被害者は 着物という
日本が世界に誇る伝統工芸を

長年 守り続けてきた。

しかし その反物で
ぐるぐる巻きにされるという

冒涜的な犯行で殺害された。

我々は 被害者の無念を晴らし

必ず ホシを挙げる!
(捜査員たち)はい!

よし 行くぞ!
(捜査員たち)はい!

♬~

♬~

小山田管理官。

今日 浅草で開かれる
着物の展示会に

荒川着子が出席するみたいなんで
ちょっと 会いに行ってきます。

じゃあ。

♬~

(受付)
ご記帳 お願いしております。

はい。

(荒川着子)伝統命 伝統命 伝統命
伝統命 伝統命…。

伝統命 伝統命…。

伝統命 伝統命 伝統命…!

はあ…。

♬~

(着子)おはようございます。

(スタッフ)本日は
よろしくお願い致します。

(着子)お願いします。
(スタッフ)何か飲まれますか?

ああ… じゃあね

チェリーコークとアップルパイ
ください。

チェリーコークとアップルパイ?

(スタッフ)少々お待ちくださいませ。
はーい。

(携帯電話の振動音)

レ… 「Revolution」?

あっ…。

あの… 何か?

荒川着子さんですよね?
はい。

私… こういう者です。

刑事さん?

ゆうべ 多田野智也さんが
亡くなられた事

ご存じですよね?

ちょちょ ちょちょ ちょちょ…
すいません すいません…。

ニュースで見ました。

多田野さんの携帯電話の
発信履歴から

事件の前日 あなたと
話をしていた事がわかりました。

あれは…
別に 大した話はしてませんよ。

ご遺体に 着物の生地が
巻かれていたんですけど

これ 見覚えは?

いえ ありません。

あなたのお父様が
描かれたものですけど。

見た事ありません。

親子だからって

全てを知ってるわけじゃ
ありませんから。

えっ?

いつも 父と比べられて
正直 うんざりしてるんです。

なので 父の情報は
なるべく抹殺したいんです。

抹殺…?

(スタッフ)先生 お待たせしました。
とりあえず チェリーコーク。

(着子)ありがとう。

(缶を開ける音)

う~ん! おいしい!

もう一本。
(スタッフ)えっ!?

フフッ… 冗談。 結構です。

もうすぐ本番なので 失礼します。

失礼します。

(司会者)春の着物展示会2021
今年のゲストは

こちらの
美しい しだれ桜を描いた

呉服界のカリスマ
荒川着子さんです。

(拍手)

皆様 本日は
春の新作発表会にお集まり頂き

誠にありがとうございます。

着物は 1000年先まで残る
日本の伝統だと

生前 父 祥雲から教わりました。

伝統命!

時代が変わっても 私は

父が守ってきた伝統と遺志を
受け継いでいきたいと思います。

(拍手)
(司会者)ありがとうございます。

着子さんといえば
隠し文字ですよね。

今年も
文字が隠れているのでしょうか?

はい。

(着子)おくみの部分に

「シアワセ」という文字を
描かせて頂きました。

皆さん ご覧になって

幸せな気持ちになって頂けたら
幸いです。

(重森)
何が 伝統と遺志を受け継ぐだ。

親の七光りが偉そうに。

(榎本 一)まあまあ…。
こんなに 人 集められるの

着子ちゃんしか いないんだから。

(重森)あんな小娘 いなくたって
平気だよ。

春が終わったら 桜と共に散れ
馬鹿野郎。

あの… すいません。

荒川着子さんの
お知り合いですか?

おたくは?
ああ… すいません。

私ですね… こういう者です。
フフッ…。

で あの… お二人は?

俺が営業で こっちが仲介だ。

呉服店に 職人 紹介してます。
おお~。

本当に刑事さん?

いや なんか
素敵なお着物なんですけど…。

ああ~ ハハハ…。
借り物です 浅草で。 フフフ…。

あの… 荒川着子さんって
そんなに評判悪いんですか?

清楚を売りにしている悪女だよ。

先代が築き上げた伝統を
壊そうとしてんだからな。

えっ? いや でも たった今
「伝統を守る」って。

手描き職人なのに

デジタルプリントを推進してる
っていう噂があります。

ええ~…!?
どうしてですか?

金儲けに決まってんだろ。

浅草中の呉服店や貸衣装店を
回って

新しい商売の話を持ちかけた
っていう そういう噂も…。

なあ? あったよな。
大した技術もないくせに…。

荒川祥雲の娘じゃなかったら
とっくに破門だよ。

なるほどね~。

で ところで 多田野智也さんって
ご存じですか?

ああ 知ってるよ。
今朝 ニュースで見たよ。

あんた そういえば
多田野の店と取引あっただろ?

おお~ ああ…。

あっ 実は 事件の前夜 浅草で

着子ちゃんと多田野さんが
言い争ってるのを

見ちゃったんだよ。

なんか 着子ちゃん
えらい剣幕で怒っててさ。

多田野の店は 先代の頃から

着物の伝統を守るために
手描き一筋でやってきたんだ。

伝統を壊そうとしている あの娘と
もめるのは当然だろ。

まあ 事件に関わってなきゃ
いいんだけど…。

(拍手)

どうも。

♬~

事件の前夜 浅草で
多田野さんに会いましたよね?

会いましたよね?

あなたも 刑事なら
警察の伝統を守って

ちゃんと令状を取ってきてから
来てください。

♬~

ファンキーだ…。

呉服界のカリスマか…。
うん…。

これ あれだね
着物が似合う素敵な女性ですね。

こういうね
伝統を重んじる女性をな

あの… 大和撫子って言うんだ。

大和撫子は
もはや 絶滅危惧種ですけどね。

…はあ?
いや だって お昼ご飯に

チェリーコークとアップルパイ
頼んでましたから。

えっ!?
欧米だ…。

いや 着物着たって
チェリーコークとかアップルパイ 食べるだろ。

いや それに スマホに なんか

「レボリューション」っていう
シール貼ってありましたしね。

「レボリューション」?
欧米だ。

いや それは あれだよ
スマホに 偶然さ

シールが貼り付いたかなんか
したんだよ。

何 言ってるか わからない。

それに サングラスに
アメ車 乗ってましたしね。

サングラスにアメ車?
うん。

完全に欧米だ。
しかも 着物姿で。

日本好きの欧米人だ!
(小山田・真琴)うるさい!

いや それ
お前の見間違いじゃねえのか?

いいや! 欧米が
もう だだ漏れしてましたよ。

なんだったら お着物着てるのが
不自然なぐらいでした!

ん… これじゃない?

あっ ヒットしました!

「荒川着子 レボリューション」で
検索したら これが…。

「レボリューション着子」?

「ペイントパフォーマンス」
っていうのは なんなんだよ?

さあ…。 ちょっと わかんないんで
とりあえず見てみましょうか。

「♬~(音楽)」

「伝統なんて… オリャア!」

「(歓声)」

「レボリューション!」

また 「レボリューション」。

「♬~(音楽)」

(キーを打つ音)
とんだ 大和撫子ですね。

うん…。

荒川着子は
呉服界に革命を起こすため

先代たちが受け継いできた伝統を
壊そうとした。

しかし
かたくなに伝統を守ろうとする

被害者 多田野智也に
邪魔をされて 殺意を持った

っていう事でしょうか。

荒川着子にとって
被害者は 昔からの取引先。

頻繁に会っていた可能性は
ありますね。

革命VS.伝統か…。

現場から消えた着物の一部は
まだ見つかってないんですよね…。

そこら辺に なんか
ヒントがあるのかな…?

はいよ。
(井上)はい。

こうか。

(井上)足りないのは ここです。
見りゃわかるよ。

はい。

いや これのな 続きがよ こう…。
なんだ?

なんか
持ってるようにも見えません?

持ってるとしたら
何を持ってるんだろう?

う~ん…。
なあ ヤマさん。

はい。

荒川着子の父親 荒川祥雲について
もう少し調べる必要があるな。

荒川祥雲?
うん。

はい わかりました。

あっ 一課長。
ああ。

ご遺体に巻かれていた…
反物を巻く棒から

荒川着子の指紋が出ました。
えっ?

おとといの夜7時から9時の間
あなた どこにいました?

(着子)家の近所を散歩してました。

1人で?
家族は おりませんから。

事件の前日 あなたが多田野さんと
浅草で口論してるのを

見た人がいるんですけどね。

倒産してから一度も会ってません。

この 反物を巻くための棒に
あなたの指紋が付いていました。

見覚えがないと嘘をついたのは
どうしてですか?

本当に知りません。

父が描いた着物は
アトリエに たくさんあるし

いちいち見ませんよ。

恐らく アトリエを掃除してる時に
知らずに触ったんだと思います。

関係者に確認したところ

この着物は あなたのお父さんが
最後に描いたものだそうです。

えっ…?

そんな貴重な着物が

どうして あなたのアトリエに
あったんでしょうね?

(着子)そんなの わかりません。

失礼しまーす。

着子さん この着物の この部分が
消えちゃってるんですけど

ここに何が描かれていたか
ご存じないですか?

わかりません。

じゃあ これ…
これは どうですか?

殺害現場の近くに落ちてました。

この肩掛けベルトに
被害者の皮膚が付着していて

凶器と断定されました。

それに
あなたの指紋も検出されました。

あと それから これ。
ほら 絵の具も。

あなた
ペイントパフォーマンスの時に

絵の具の付いた筆を
この中に入れて

持ち歩いてたんじゃ
ないんですか?

このかばん あなたのですよね?

百歩譲って これ 私のだけど
殺してない! 本当だって。

そこ譲ったら駄目でしょ。
そうだ…。

なんだ? お前 その格好!
うんうんうん…。

これ あなたが運営する
着物サイトで

購入させてもらったんですけど…。

あっ あとで 領収書
プリントアウトしておきますから。

これ もう
すっごいストレッチ効いてて

めっちゃ動きやすいですよ 本当。

若い人にも着物を着てほしくて
作ったんです。

一人でも簡単に着られる
ジャージー素材の着物

ニュージャージー。

この柄って 手描きですか?

いや プリントですよ。
へえ~。

手描き職人の あなたが

呉服店に プリントを推進してる
って噂 聞いたんですけど

本当ですか?

馬鹿馬鹿しい。

♬~

けど いつまでも伝統を守ってたら
食べていけません。

あなたは お父さんが守ってきた
伝統を受け継ぐために

職人を続けてるんですよね?

展示会のスピーチで
そう言ってましたよね?

私は 手描き職人になりたくて
なったわけじゃありません。

これしかなかったんです。

(着子の声)物心ついた時から

父に
絵の基本をたたき込まれて…。

♬~

(女子生徒たちの話し声)

(荒川祥雲)着子!

(着子の声)厳しい修業を
父が死ぬまでの10年間…。

(着子の声)父の死後 過去を捨て
着物の未来を模索しようと

自分用のアトリエを構えました。

着物離れは深刻で…

伝統を守るために
手描きにこだわり続けてきた店は

次々と潰れていくし…。

♬~

(着子の声)ペイントパフォーマンスの
イベントに出たり

配達員のバイトをして
なんとか生活してるんです。

伝統だけで食べていけたのは
父の代まで。

呉服は いつまで経っても
時代遅れだから

廃れるんですよ。

荒川祥雲さんについて
お伺いしたいんですけど

清水さんが
お弟子さんをされてたのって

いつぐらいですか?

(清水)祥雲先生のもとで
修業をしていたのは

5年前です。

それって 娘の着子さんも一緒に?

ええ。 あの2人 仲悪くてね
居心地悪かったですよ。

(清水の声)「馬鹿野郎」って

一日に100回は
怒鳴られてましたからね。

(祥雲)馬鹿野郎!

柄が崩れるだろう! 馬鹿野郎!

(清水の声)でも
それは 愛情の裏返しで…。

愛情…。

(清水の声)
多田野さんのお父さんは

着物レンタル多田野を
一代で築き上げた

やり手なんです。

プリントが流行るまでは
業績は 常に業界トップ。

先生が有名な職人になれたのは

多田野さんのお父さんの
強い押しがあったからですよ。

先生が描いた着物を
最初に店に置いたのは

多田野さんのところですから。

という事は 親子そろって

多田野さんのお店には
お世話になったって事ですか?

はい。 先生の時代の呉服は
儲かったんです。

けど 今は 廃れる一方ですからね。

そんな中で 着子ちゃんだけが
必死にもがいて…。

(祥雲)馬鹿野郎!

(清水の声)今の時代に合わせた
着物を作ろうとしたんだけど…。

そんな事があったんですか…。

ジャージー素材の着物ね…。

これぐらい破天荒な着物を
作らないと

呉服界は 本当に廃れてしまう。

そう思って 作ったんですね?

どうすれば
若者に着てもらえるか…

その事を ずっと考えてたら
いつものように 父から

「馬鹿野郎」って怒鳴られたんです。
その時に

ああ 馬鹿になればいいんだと
思って…。

レボリューション
レボリューション

レボリューション…。
レボリューション…。

レボリューション
レボリューション…

レボリューション
レボリューション

レボリューション
レボリューション…!

レボリューショーーーン命!!

革命は爆発だーっ!!

革命は 伝統を守った者にしか
起こせない!

呉服界を守る事が
伝統を守るという事であり

革命を起こすという事です!

…オーケー。

(カメラのシャッター音)

…あれ?

小山田管理官。
はいよ。

こんなものが…。
えっ?

どう思います?

そうだなあ…。

荒川着子は
被害者の店が倒産したあと

他店に売り渡った着物を
回収していました。

うん。
で その回収した着物が…。

こちらです。
ふーん…。

しかし どうして
被害者 多田野智也の店の商品を

荒川着子が
回収する必要があったんだ?

さて それでは ここで
皆さんに問題です。

この着物の柄 手描きでしょうか?

それとも
デジタルプリントでしょうか?

はあ?
一課長も ご覧ください。

うん。

(せき払い)

はい 制限時間は 5秒です。

おい お前 ふざけてんのか?
いや 至って真剣ですよ。

はい 3 2…。

(奥野)ああ… 手描き。

手描き。
手描きに見えるな。

うん。
で 正解は?

両方です。

うん…。

さっき 倒産した多田野さんの店の
商品を買い取った

貸衣装店に行ってきたんです。

この着物を調べたところ
これは手描きではなくて

プリントされた布地の上に

手描き職人が 少しだけ
手を加えたものだった

という事が わかりました。

知ってましたよね?

それを隠していたのは

多田野さんのお店に 親子そろって
お世話になったから?

父と私が
職人として有名になれたのは

あの店のおかげだから…。

本当は 多田野さんも
手描きだけを扱いたかった。

でも この不況で
どうしようもなくて…。

こんな恥
わざわざ話す必要ないでしょ…。

あなたのアトリエで
こんなものを見つけました。

多田野さんが 借金返済のために
自分の店の商品を

貸衣装店に売った事を知った
あなたは

浅草中の貸衣装店を回って
それらの商品を 全て回収した。

それは 先代が
命を懸けて守ってきた伝統を

壊したくなかったから…。

だから 着物を全て回収すれば
証拠を消す事ができる。

そう思ったから…。

被害者の店は
全て手作業で作った

手描きの着物だけを
置いている事が売りの店だった。

しかし 着物を安くレンタルする
ライバル店によって

経営が悪化し

被害者は 店を守るために
プリントされた着物に手を加えて

全て手作業で作った
手描きの着物だと偽って

店に置き コストを抑えていた。

…はい。

あなたも
偽装に加担してたんですか?

何度も頼まれたけど

偽物は描けないと断りました。

(多田野智也)このままだと
うち 潰れちゃうよ…。

死んだ親父に
なんて言えばいいんだよ…。

(着子の声)でも あの人の気持ちも
わかるんです。

何十年も店を守ってきた先代から
店を受け継いで

たった数年で倒産させたら

亡くなった先代に
申し訳が立たない…。

そう思って

あの人は 偽装を
隠蔽し続けたんだと思います。

全ては 多田野さんの
お父さんのためって事?

先代が守ってきた伝統のため…。

でも 私は
多田野さんを殺してません!

信じてください!

お疲れさまです!

♬~

♬~

大岩純一捜査一課長!

笹川刑事部長 お疲れさまです!

どうした? 顔を上げなさい
大岩純一捜査一課長。

失礼しました!

大岩 なぜ 私と目を合わせない!?

あっ いえ…。

今日の笹川刑事部長の足元に
違和感を感じます。

オーケー。
私の変化に気づいたか?

裾を直されたのでしょうか?

大岩…。

この切れ端は…

お前自身だ。

♬~

はい!
では 失礼する。

失礼します!
(奥野)失礼します。

(笹川)あっ…。

ただいま。

ビビ どうしたんだ? お前 これ。

(大岩小春)フフッ…。
ビビ用の着物を買ったんだけど

サイズを間違えちゃったんです。
そっか。

ちょっと短いな 確かに。
あっ 切れ端!

ちょうど このくらいの生地が
足りなかったのよ。

いやいや 駄目なんだ それはな…。

いいかも。 お尻 ここ ほら…。
どこに? ぴったりか? ここに。

ぴったり!
ビビ よかったね。

♬~

これ… ねっ?
付けよう。

ちょっと足りないんじゃないか?
いや 大丈夫。

大丈夫か?
お尻ちゃんね。

被害者の体に巻かれていた
反物だが

これは 犯人が

荒川着子のアトリエから盗んだと
考えられる。

事件当初から謎だった
消えた一枚の絵は

盗んだ反物に間違いない。

犯人は この反物の切れ端を

殺害現場周辺に
捨てた可能性がある。

いま一度 現場周辺
そして アトリエを中心に

徹底的に捜す!
(捜査員たち)はい!

一課長 お願い致します。

我々は もう一度 捜査を
足元から見直す。

この東京の中に 必ず

消えた一枚の絵が
潜んでいるに違いない。

我々は 必ず見つけ出し
事件を解決し

ホシを挙げる!
(捜査員たち)はい!

よし 行くぞ!
(捜査員たち)はい!

(井上)すいません
ちょっと よろしいですか?

♬~(トランペット)

(天笠)
この色の生地なんですけど…。

どこかで
これを見かけませんでしたか?

(望子)あった。

♬~

(天笠)あっ…。

ねえ 捜してるの これでしょ?

(2人)あっ あった!
ありがとうございます!

気をつけてね!

ああっ!

平井さん ありました!

やったね!
(天笠)はい!

なんの絵だろう?

♬~(真矢)
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着物の切れ端が見つかりました。

この渋札に
あなたの指紋が付いています。

この着物の切れ端 捨てたのは
あなたですよね?

榎本さん。

多田野智也さんを殺害したのも
あなたですね?

経営不振で悩んでいた
多田野さんに

偽装を入れ知恵したのも
あなただ。

荒川着子さんの家から
出てくる姿が

防犯カメラに映ってたんですよ。

♬~

ああ…。

偶然だったんだよ!
多摩川で ばったり会って…。

(榎本の声)偽装していた事を
バラされたくなかったら

金よこせって 脅したら
断られて…。

それで つい カッとなって…。

(榎本)ああっ! んんっ…!

(榎本の声)多田野が 倒産前に

荒川着子ともめていたのは
知っていたから

罪をなすりつけようと思って
アトリエに行って 盗んだんだ。

♬~

(真琴の声)体に巻いている時に

おくみの部分が
破けたんですよね?

ああっ…!

(自転車のベル)
(犬のほえる声)

あんた… なんて事を…!

着子さん!

榎本一さん
人の弱みにつけ込んだ犯行

そして 日本の伝統である着物を
冒涜した罪の重さを

時間をかけて
しっかり考えてみてください。

井上。

行きましょう。

(ため息)

着子さん。

この切れ端の絵
見てもらえますか?

これね
カランコエっていう花なんです。

カランコエ…?

着子さんに
見せたいものがあります。

これ あなたのお父さんの
最後の作品です。

(重森)素晴らしい。

どうして 荒川祥雲は 最後に
カランコエを描いたんだ?

守りたい人がいたからじゃ
ないですか?

守りたい人…?

カランコエの花言葉は
「あなたを守る」。

お父さんは
自分が もう長くない事を知り

死ぬ直前まで あなたの事を
心配してたんだと思います。

でも それを
直接 伝えようとすれば

どうしても 喧嘩になってしまう。

だから… 着物に メッセージを
込めたんじゃないんですか?

(重森)じゃあ
この着物に描かれてる女性は…。

着子さん これ あなたですよ。

えっ…?

(女子生徒たちの話し声)

(祥雲)着子! 手を止めるな。

♬~

これは あなたのお父さんが

あなたのために作った
作品なんです。

だから お店じゃなくて

アトリエに置いてあったんじゃ
ないんですかね?

そんなはず…。

カランコエの絵の中に
隠し文字が見つかったんです。

♬~

(着子)「キコ バカヤロー」…。

地色が喧嘩してるだろう。
やり直せ。

馬鹿野郎。

♬~

私が… 着物に隠し文字を
初めて描いた時

真っ先に反対したのが
父だった。

「馬鹿野郎」って
何度も怒鳴られて…。

それなのに…。

「馬鹿野郎」っていうのは

本当は 「頑張れ」って
意味だったんじゃないんですか?

「頑張れ」…?

お弟子さんだった清水さんが

ある時 お父さんに
こんな事を言われたそうです。

(祥雲)こんな事やってる暇が
あったら 絵を描け!

馬鹿野郎!

♬~

すいません…。

いや… 古臭い伝統は
わしらの代で終わりだ。

えっ…?

(祥雲)伝統を壊すのも 伝統だ。

お父さん 本当は あなたの事が
心配で心配で仕方がなかった。

だから… 応援したいから

その代わりに 厳しく接したんじゃ
ないんですか?

だって…。

だって あなた たった一人の
かわいい娘なんだもん。

(はなをすする音)

なんか…

お互い プライドが邪魔して…。

もっと ちゃんと
お父さんと話せばよかった…。

職人は頑固。

それを一番よくわかってるのは

同じ職人である
あなたなんじゃないんですか?

♬~

着物という日本の伝統工芸が
長く愛されて 発展してきたのは

かたくなに伝統を守ろうとした
あなたのお父さんのような

頑固な職人さんが
いらっしゃったからです。

それを受け継いだ あなたのような
職人さんがいらっしゃる限り

この先
着物が廃れる事はありません。

ありがとうございます。

♬~

ここ いいじゃない。
ねえ。 今度 お休みをもらったら

私たちも 着物を着て
お出かけしたいですね。

おっ いいな。
ビビも着物を着て 一緒に行くか。

(鳴き声)
似合う 似合う。

よし 歩いてみよう!
歩いてみて。 よいしょ…。

ばっちりだ!
本当だ。 ハハハ…。

(鳴き声)

どう見ても高校生ではない
ご遺体?

タイムトラベルして 高校時代を
やり直そうとしてたみたいです…。

(忍野絵美)写真が真実を写すとは
限りません。

(久野一夏)撮るほう専門で

撮られるのは苦手なんです。
(奥野)同級生女子 全員

前髪ちゃんです。
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