イチケイのカラス #02【竹野内豊×黒木華!型破りの裁判官が真実を裁く!】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

イチケイのカラス #02【竹野内豊×黒木華!型破りの裁判官が真実を裁く!】[字][解][デ]

型破りのクセ者裁判官×堅物エリート裁判官!凸凹バディが法廷をとびだし真実を裁くリーガルドラマ▽幼きわが子を虐待で逮捕!SNSで超絶人気の母の正体とは…

ご案内
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番組内容
ある日、イチケイの部長・駒沢義男(小日向文世)は、合議制で扱いたい案件があると入間みちお(竹野内豊)と坂間千鶴(黒木華)に告げる。それは、第1審で有罪判決が下された、人気料理研究家・深瀬瑤子(前田敦子)による幼児虐待事件だった。瑤子は、当時1歳半の長女が泣き止まないことにいら立ち、激しく揺さぶるなどしてケガを負わせたことにより、傷害罪で2年6カ月の有罪判決を受けていた。
番組内容2
だが瑤子は判決を不服として控訴。それを受けて高裁は、審理内容を精査し、地裁に差し戻したのだ。しかし、実はこの案件、第1審の裁判長を最高裁事務総局の事務総長・香田健一郎(石丸謙二郎)の息子・隆久(馬場徹)が務めた“取り扱い要注意”案件で…。
出演者
【レギュラー出演】
竹野内豊、黒木華、新田真剣佑、山崎育三郎、桜井ユキ、水谷果穂、中村梅雀、升毅、草刈民代、小日向文世 

【ゲスト出演】
前田敦子、石丸謙二郎、馬場徹
スタッフ
【原作】
浅見理都『イチケイのカラス』(講談社モーニングKC刊) 
【脚本】
浜田秀哉 
【音楽】
服部隆之 
【裁判所監修】
水野智幸(法政大学法科大学院) 
【プロデュース】
後藤博幸、有賀聡(ケイファクトリー)、橋爪駿輝 
【編成企画】
高田雄貴 
【演出】
田中亮、星野和成、森脇智延、並木道子 
【制作協力】
ケイファクトリー 
【制作・著作】
フジテレビ第一制作室

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 詩織
  2. 裁判官
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  4. 間違
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(キャスター)1歳半の長女に虐待して
大ケガをさせたとして

逮捕された 人気料理研究家の
深瀬 瑤子容疑者は

長女の詩織ちゃんが
泣きやまないことに いらだち

激しく 首を揺さぶるなどして

ケガをさせた疑いが
持たれています。

乳幼児揺さぶられ症候群

SBS
Shaken Baby Syndrome…。

(キャスター)捜査関係者によりますと
深瀬容疑者は

詩織ちゃんに 日常的に
虐待していた疑いもあり

警察では
動機や経緯を調べています。

主文 被告人を
懲役2年6月に処する。

被告人は
平成30年11月9日 午前8時ごろ

被告人方において
その実子である

深瀬 詩織に対し
その身体を揺さぶる…。

≪タイム!

(一同)ママ~!

みちこ~!
(鳴き声)

ここは敬遠しましょう。

いや 真っ向勝負ですよ。
結果は 火を見るより明らかです。

99.9% 打たれます。

(石倉)千鶴さんの言うとおり
あの 元甲子園球児 次元が違う。

ここまで 2打席連続
ランニングホームランです。

でも 0.1%でも可能性があるなら
勝負したいんだよね。

(城島)うちの井出が怖いか?
このチキン野郎! それ…。

(一同)チキン!

(浜谷)やじが すごい。

(川添)日頃の鬱憤でしょうね。
主に 入間さんに対する。

えっ 何で?
とにかく 敬遠も立派な戦術です。

悔いなく 全力を尽くす。

その方が楽しいじゃないですか。

見ててよ 僕の渾身の一球を。

≪プレイ。

♬~

(井出)あっ。
≪デッドボール。

わざとですか。
いやいや ぬれぎぬですよ。

(城島)わざとだろ!

(抗議する声)

違うんです!
落ち着いて 落ち着いて。

わざとじゃない。

みちこ!
みちこ ゴー!

(みちこの鳴き声)

ハハハ… ハハハハ…。

問題があり過ぎる 入間みちお。

(糸子)
坂間さん 携帯 鳴ってますよ。

どうも。

もしもし 日高さん?

休みの日に悪かね。
いえ。

あなたに
紹介しておきたかったとさ

人事のトップば。
えっ。

(一同)失礼します。

こちら 最高裁事務総局
事務総長の香田さんよ。

第3支部の坂間です。
お噂は

日高さんから よく伺っております。

ゆくゆくは 事務総局に

来るべき人材だと。

はい…。
第3支部の立て直し

任されているそうですね。
はい。

処理件数をあげて
必ず 黒字に…。

(日高)第3支部には
他にも大きな課題がある。

今日は それをお願いするためにも
来てもらったの。

入間みちお。

人事局でも 入間裁判官のことは
問題視されつつあります。

(日高)彼の問題行動に
改善の余地がなければ

懲戒処分の対象になる。

処分が必要と
あなたが判断したら

人事にあげてほしいの。
私がですか?

あなたにしか
お願いできないことよ。

はい。

入間さん
問題行動を自覚してもらうべく

列挙しました。
あなたは組織のルールから

明らかに逸脱しています。
気分しだいで ひげを生やし

法服を着て 外を自由に歩き
法壇からもおりる。

公判で気になるたびに
職権を発動し 捜査を行い

時間がかかり
支部の赤字が膨らむ。

あなたには
変わってもらう必要があります。

あっ でもね 坂間さん…。

異議は却下します。
試合 勝ったんだよ。

君が途中で抜けた後 大逆転。

いやぁ もう あのデッドボールから
流れが変わってね。

(糸子)はい。
何 あからさまに

話題を変えてるんですか?
できるところから改善を。

困るのは
入間さん自身なんですよ。

何で 僕が困るの?

もしかして
上に何か言われてるとか?

言われてません。
とにかく… 改善を!

(駒沢)合議制で扱いたい案件が
あります。

一審で有罪判決が下された
差し戻し案件です。

(駒沢)被告人は
料理研究家 深瀬 瑤子。

2年前 当時1歳半のわが子に
虐待行為を行い

有罪判決が下されました。

子供は 後遺症なく回復。
現在3歳。

だが 一歩間違えれば
命を落としていた。

被告人は
送検時に笑っていた様子が

「鬼女の微笑み」と呼ばれ

SNS上で
誹謗中傷の的になっています。

被告人は保釈申請が通り
現在 保釈中です。

母の愛は海より深しのはず
なのにね。

(浜谷)海より深しでも
赤ちゃん中心の毎日に

周りのサポートがないと
追い込まれていくのも

事実だけどね。
ただ…。

被告人は 虐待を否認して
控訴したんだ。

ええ。 そして 差し戻された。

虐待による
乳幼児揺さぶられ症候群。

SBS。
Shaken Baby Syndromeですか。

赤ちゃんの頭を
激しく揺さぶることによって

脳に損傷が起こるんですよね。

慎重な審理が必要です。

今回 高裁が自ら判決を出さずに

第3支部に差し戻してきた
大きな理由は

第一審の裁判長の存在でしょうね。

そこまで
気を使わなければいけない裁判官。

香田 隆久裁判長。

最高裁事務総局の事務総長
香田 健一郎さんの息子ですよ。

へっ?
(浜谷)裁判官にとって

判決をひっくり返される
っていうことは

これ以上ない汚名よね。
(糸子)うわ 恨まれそう。

(川添)これは完全に
取扱要注意案件ですよ。

部長 合議ではなく単独事件で
お願いできますか。

私抜きで。
あっ 保身だ。

ええ 保身です。

危険を察知し
事前に わが身を守るため

最善の策を取る。

裁判官という組織の中で
生きていく以上

その人事のトップを敵に回すのは
百害あって一利なし。

100%の保身ですが 何か?

(浜谷)すごい。
保身が正論に聞こえる。

千鶴さんの言うとおりです。

サラリーマン以上に
サラリーマンなのが裁判官の世界。

保身大切。
部長 単独で。

でも 慎重な審理が必要なので
合議で。

「あと3年もすれば 部長は定年」

「いまさら 保身したって
意味なし」

「ふざけんな このたぬき親父」
今 そう思った。

3秒無言だと 心を読むのは
やめてもらえますか。

(石倉)やめてあげて。

…ください。

何か やけに 坂間さん擁護するね。

(駒沢)とにかく 合議制で。

裁判長は 入間君
お願いできますか?

待ってください。
慎重な審理が必要と

今 言いましたよね?
部長が裁判長を務めるべきです。

僕 やりますよ。

猛烈に嫌な予感。

入間さん
分かってると思いますが

これは 本当に
取扱要注意案件ですからね。

穏便に お願いします。

分かりました。
いつもどおりやります。

分かってない。

♬~

鬼よ あなたは!
(啓介)母さん… 母さん…。

(川添)こちらへ どうぞ。

(川添)起立。

♬~

♬~

香田裁判官ですね。

《監視されてるみたいで
やりづらい…》

では 始めましょう。

あなたが これまでの裁判で
主張していたとおり

虐待をしていないということに
変わりはありませんか。

検察の起訴内容が
事実に反するなら

被告人は そのことを
はっきり言ってください。

私は やってません。

(瑤子)わが子に
虐待などやっていません。

《被告人が否認。
さて どう出る?》

《なぜ 喜ぶ? 入間みちお》

♬~

あなたは育児に悩み
鬱状態でしたね。

ようやく
仕事に復帰した矢先だった。

平成30年11月9日
事件当日 詩織ちゃんは

一向に泣きやまなかった。

(詩織の泣き声)
(瑤子)《いいかげんにして!》

(井出)密室で
あなたと詩織ちゃんは一緒だった。

(瑤子)《全然 寝てないし
泣きたいのは こっちの方よ!》

(井出)あなたが仕事に出掛けた後
子供を託児所に

預けに行こうとした
深瀬 啓介さんは

詩織ちゃんの手が動かないのに
気付いた。

そして 病院に緊急搬送。

あなたが やっていないなら

なぜ お子さんに
SBSの兆候が現れたんですか?

分かりません。

ん~。

私にも分かりません。

その SBSの兆候っていうのが。

子育てをしている中で

不可抗力で
起こったりしないんですか?

例えば
子供の髪を乾かしているときに

揺さぶってしまうとか。

《そこに引っ掛かると
審理が先に進まない》

(城島)裁判長。
1秒間に2~3往復以上

それを
5から10秒 続けるんですよ。

イメージが湧きません。
実験してみましょう。

(城島・井出)はっ?

実験とは?
幼児を実際に揺さぶるなど…。

対象は 私で。
駒沢裁判官 揺すってみてください。

えっ?

これぐらいなら 故意でなくても

不可抗力で
起こり得るんじゃないでしょうか。

いえ。 今のは
既定の数値に達していません。

代わってください。

(電子音)
(井出)既定の数値に達しました。

これが 乳幼児に…。

明らかに 虐待です!

《だから
最初から そう言ってる!》

(川添)はい 入間劇場。

続いて 深瀬 詩織ちゃんが
SBSだと診断した

専門医の証人尋問を行いましょう。

(土屋)
今回 差し戻しになった焦点

未診断の疾病などでも

SBSに似た症状は起こることが
分かってきているはずです。

深瀬 詩織ちゃんのケースは

それに当てはまりませんでした。

では 外傷はどうですか?
これまでのSBSの訴訟で

ベビーベッドや 椅子や
ソファから落ちた際の

頭部外傷でも同様のケースが
起こり得ると

認められた例があります。
(井出)しかし 事件当日

深瀬 詩織ちゃんに
そんなことは起きていない。

検察は すでに
その事実を調べています。

(駒沢)裁判所からも
よろしいでしょうか。

他の医師の見解は
どうなんでしょうか。

10人の専門医がいたら

10人 私の意見が正しいと
言うはずです。

なるほど。

10人いたら 10人ですか。

あっ。
《この流れ まさか…》

《「10人は やめろ。
手配するのは私だ」》

《「別の医師 1人でいい。
頼む!」》

《川添さん 的確なジェスチャー》

じゃあ 10人の専門医を呼んで
話を聞きましょう。

(川添)10人も必要ないでしょ!

(石倉)
いきなりですか ヘルプ要請。

みちおさんの暴走?
(川添)大暴走ですよ。

新たな可能性が
見つかるかもしれないでしょ。

部長 このままだと
恐ろしく時間がかかります。

いや でも 裁判長がね
法廷で言っちゃいましたから。

あっ お客さんですよ。

(香田)私が審理した案件

差し戻しを担当していただき
ありがとうございます。

父も よろしくと言っていました。

「さりげなく プレッシャー
かけやがって」って今 思った。

なぜ 今 私の心を読むんですか。

(石倉)そうですよ。 心 読んでも
口に出しちゃいけない空気

読まないと。
とにかく

私は そんなこと思っていません。
絶対 思ってたよ。

少なくとも 僕は思ったよ。

いやぁ 圧力みたいなの
一番嫌いなんだよな~。

はっきり言っちゃったし。

入間さん 裁判官にとって

一番やってはいけないことは
何だと思いますか。

難問だなぁ。

答えは 間違えることです。

人が人を裁く。
決して 間違ってはいけない。

そうかな?
そうです!

SBSは
ほとんど起訴されないのが

実態なんです。
裁判所が むやみに動けば

検察は さらに
起訴を躊躇する傾向が生まれる。

そして 虐待は見逃されてしまう。
そんなことがあってはいけない。

間違えないように お願いします。

今から 父と会食ですので
皆さんのことも話しておきますよ。

今も さりげなく
プレッシャーかけたよね。

くれぐれも 穏便にお願いします。

穏便にね。

せっかく 10人集まったんです。

SBS以外の可能性はないか

皆さんで それぞれ
話し合ってみてください。

どうぞ。

(医師)血腫のCT値に
少し むらがありませんか?

(医師)時間が
たっているってことですか?

(医師)だとすると
この日以前の出血かもしれない。

(石倉)まるで 法廷内カンファレンス。
(川添)入間劇場 第二幕。

(医師)受傷してからの
時間経過の幅をどれぐらい見るか。

(医師)最大3日間の誤差が
生じると…。

いいかげんにしなさい!
(啓介)母さん。

あなたがやった!
(啓介)母さん!

傍聴人は静かにしてください。
(啓介)すみません。

裁判長。
レアケースかもしれませんが

この患者のケースからして
外傷を負った日から

症状が出るまでに3日間程度の
幅があったかもしれません。

えっ?

3日間の幅?

深瀬 詩織ちゃんが
急性硬膜下血腫を発症したのが

平成30年11月9日。

しかし 外傷を負ったのは
事件当日よりも以前。

3日前まで可能性があると。

(医師)はい。

《まさか 気付かないふり?》

職権を発動します。

裁判所主導で捜査を行います。

事件当日から3日間さかのぼって
調べます。

ああ…。
(川添)ハァ…。

≪「待ってました!」
≪「職権発動!」

入間さん。
あなた まさか この案件

無理やり
ひっくり返そうとしてませんか?

児童虐待について調べました。

母親に愛情がないから
虐待するのか

愛情があっても虐待するのか
それは 私には分かりません。

でも 児童虐待は増加し
深刻化している。

その中でも
香田裁判官が言ったように

SBSは
ほとんど見逃されているんです。

この裁判の結果しだいでは

それが
助長されるかもしれませんね。

(井出)ひっくり返る事例が増えれば
検察は起訴しづらくなる。

(城島)
お宅の裁判長 全力で止めろよ。

いや 僕はさ ただ
すっきりしないのが嫌なんだよな。

すっきりとは?

ん~。

残尿感かな。

残尿感?
ほら 川添さん いつも

残尿感あって すっきり眠れない
って言ってるでしょ。

なるほど。 残尿感ですか。
すっきりしたいですよね。

だから 組織のルールなんて
お構いなしで

レアケースであれ 可能性があれば
とことん調べ上げる。

これが 被告人のためだと言うなら
まだ理解できたんですが。

あなたの残尿感 解消のためだとは
ハハハ。

怒りを通り越して笑いに。
(川添)坂間ってますよ。

あなたは いうなれば
密室があれば あえて飛び込む。

そう 迷えると書いて 迷探偵!

そんなに褒められたら
照れちゃうよ。

褒めてません!
でもさ すっきりすれば

自信を持って
判決を下せるでしょ。

50年後になっても
正しいと思える判決を

下したいんだよ 僕は。

(糸子)被告人の旦那さんに
連絡を入れました。

あちらも話を聞きたいって。

あっ。 早速 会いに行こうかな。

(駒沢)坂間さんも一緒にね。
えっ?

いえ 差し支えます。

ほら 単独行動させちゃ
まずいでしょ。

取扱要注意案件。

お請けします。

入間さん 私も同行します。

たまっている単独事件は
帰ってきてから

資料を精査しま…。

あっ それ
大島のふるさと納税の くさや。

なぜ 私のロッカーに…。

開いてたから ロッカー。
閉めてあげるついでに。

閉めてあげるついでに
人のロッカーに くさやを入れた。

色々 言いたいことありますが
それは もう構いません…。

問題の焦点は なぜ…
封を開けたままの くさやを

密閉空間のロッカーに
入れるんですか!?

小分けして 袋に入れたよ。

あれ? 封 開いてたのかな?

コートから かばんから全部
くさやの臭いが染みこんでいます。

大丈夫だよ。

うわ 臭っ!
(石倉)僕は気にしませんよ。

千鶴さん。 臭っ!

まあ でも おいしいから。

駄目だ… 会話が通じない…。

(啓介)どうぞ。
お邪魔します。

わざわざ 時間を取っていただき
すみません。

いえ… 臭っ。

こんばんは 詩織ちゃん。

(詩織)こんばんは。
幾つ?

(詩織)3歳。

娘さん お母さんのことは?

あっ 事件があったのは
1歳半のころで

あれから一度も会っていませんし
覚えていないと思います。

(啓介)事件当日からさかのぼって
3日以内のことですよね。

はい。

妻が育児に悩み
鬱状態が ひどくて

社内の託児所に
週に何度か 預けていたんです。

事件の日の3日前
11月6日にも。

(啓介)託児所の保育士は

小野田 祥子さんという方
なんですが

実は 妻と出会う前に
交際していたんです。

結婚の話もしていて
別れるとき かなりもめました。

まさかとは思うんですけど…。

法廷に小野田 祥子さんを呼んで
話を聞こう。

(バイブレーターの音)

すいません 失礼します。

はい。
(石倉)まずいですよ。

香田 隆久裁判官が
千鶴さんに会いたいそうです。

(香田)《入間裁判官は
まるで刑事みたいに

捜査されているとか》

《疑わしきは罰せずと
無罪にしたらどうなるでしょう》

《責任が取れますか?》

《間違いを起こすなら
あなたが修正してください》

《私の父も
期待しているはずですよ》

♬~

(チャイム)

♬~

ドアスコープから顔を見て

抗議なら
居留守 使おうと思っていたけど

何か落ち込んでる?

祖父母の悲しむ顔が
頭から離れなくて 眠れません。

えっ?

物心がつく前に
私の母は亡くなりました。

だから 母親の愛情というのは
私には分かりません。

父は 仕事が忙しく

私と妹は
祖父母に育てられました。

裁判官になったことを

祖父母は
誰よりも喜んでくれました。

私のことを誇りだと
いつも言ってくれるんです。

その期待に応えるためにも
毎日 必死に努力して

キャリアプランどおりに
進んできました。

それなのに…。

このままでは
事務総長を敵に回して

きっと へき地へ左遷。

心が折れて
裁判官を辞めることになって…。

地元の漁師と結婚するも
価値観の違いから

ケンカが絶えずに離婚。

そして 自暴自棄になって
失踪して 日本海へ…。

何で そうなるかなぁ。

単独事件に切り替えて
私を外してください。

保身を軽蔑するなら どうぞ。

元アルゼンチン代表のマラドーナ。

はっ?

1986年 FIFAワールドカップ
メキシコ大会 準々決勝

イングランド戦で決めた
神の手ゴール。

君は どう思う?

おいっ子に聞かれてさ。

(ホイッスルの音)

ゴール前に上がったボールに
マラドーナは手を使い

ヘディングのようにして
ゴールを決めた。

「ゴール! ゴール!」

「ゴール!」

この試合を裁いた主審は
後に言った。

「副審は ゴールを指していたし
自分にはハンドは見えなかった」

「それに 会場にいた8万人も
同じように気付いていなかった」

「間違っていたのは
僕一人じゃない」

「会場全体だよ」と。

これ 裁判に置き換えたら
興味深いよね。

マラドーナ本人だけは
真実を知っていた。

裁判官は
真実を知っている被告人に

判決を言い渡さなければならない。

僕たちは
被告人を裁いてるように見えて

実は 僕たちも裁かれてる。

何が言いたいんですか。

裁判官の仕事 面白いと思わない?

はっ?
こんな面白いこと

抜けるなんて 理解できないな~。

(施錠音)

駄目だ…。

やっぱり 会話が通じない…。

ずいぶん早いですね。
おはようございます。

誰かさんが裁判を面白がって
一向に処理件数があがらないので。

少しでも時間を確保して
赤字を解消しないと。

今回 被告人が否認したとき

坂間さん
入間君を見ていましたよね。

どうでしたか?
どうって…。

満面の笑みで喜んでいました。

あり得ない。
そうでしょうか?

被告人が無罪を主張すれば
より 注意を払い

冤罪を防ぐことができますからね。

だから 喜んだと思いますよ。

私も この仕事
面白いと思っています。

法廷には
様々な正義が飛び交います。

今回のケース
確かに 虐待は許されない。

それと同時に 冤罪も許されない。

私たちは その中で最善の答えを
導き出さなければならない。

これほど面白い仕事は
他にあるかと思います。

おや? これは…。

被告人が
逮捕 勾留されているときの記録

被疑者ノートかな。
入間君が取り寄せたんでしょうね。

元刑事弁護士らしいですね。

コーヒー飲んできます。

(瑤子)「『子供が嫌いなら
何で産んだ?』」

「『仕事やりたいなら 産まなきゃ
よかっただろ』と言われた」

(瑤子)「夫の母親は
私が虐待をやったと思っている」

「夫も 私のことを疑ってる」

(瑤子)「世間では
送検のとき 私が笑ったことが

取り上げられて 『鬼女』と
言われていることを知った」

「違う。 あのとき
誰かの携帯の着信音が鳴った」

(瑤子)
《♬「ピッチピッチ チャップ…」》

(瑤子)「詩織が大好きな曲」

「それを歌ってあげると
詩織は泣きやんで 笑う」

「詩織のことを思って
笑みがこぼれただけ」

(瑤子)《♬「かあさんが」》

《♬「じゃのめで おむかえ
うれしいな」》

《♬「ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン」》

それでは
弁護人から尋問をどうぞ。

(土屋)では 弁護人の土屋から
お聞きします。

小野田 祥子さん あなたは
11月6日 会社の託児所で

詩織ちゃんを預かっていますね。

はい。
でも 詩織ちゃんが

頭を打つようなことなど
ありませんでした。

(土屋)あなたと深瀬 啓介さんは
長年 交際して

結婚の約束も
されていたそうですね。

それが何か?

(土屋)
詩織ちゃんを前にしたとき

あなたは どう思いましたか?

どうって?
(土屋)2人の愛の結晶。

憎いと思ったのでは?
(城島・井出)異議あり。

弁護人は 証人を
憶測で不当に中傷している。

(土屋)裁判長。
彼女が 被告人を恨んでいた

確証があります。
異議を棄却します。

弁護人 続けてください。
(土屋)事件後 SNSで

被告人に対する誹謗中傷が
ありました。

一番執拗に 何度も
書き込んでいた人物を調べました。

(土屋)ここに 弁11号証を
提出する用意があります。

中傷のまとめ記事を作り

誹謗中傷を
あおり続けていたのは

あなたですよね? 小野田さん。

(ざわめき)

(祥子)あたしは やってない!

虐待なんかやってません!
あたしじゃない!

証人は戻ってください。

小野田さん 落ち着いて。

ちょっと 深呼吸しましょう。

えっ…。
法廷の皆さんも 全員で深呼吸。

さあ はい。

《入間みちお
あまりに自由過ぎる…》

深呼吸してください。

(川添)全員でやる必要が
あるかどうかですよねぇ…。

空気を変えたいんでしょう。

やっていないことを
やったと言われる。

被告人の主張が正しければ
今 あなたが味わった憤りを

被告人は ずっと
抱えてきたことになります。

どんなささいなことでも
いいんです。

11月6日 詩織ちゃんのことで
あなたが

異変に気付いたことがあれば
教えてほしいんです。

そういえば
詩織ちゃんに微熱があり

かかりつけの病院に
念のために 連れていきました。

診察室で 仕事の電話が入り
その場を離れたんです。

それで 戻ったら
まだ診察が続いてて

少し長かった…。

長いとは?
普通なら

10分程度だと思うんですが
結局 30分ぐらいかかったんです。

その病院と 診断した医師は?

新浦辺総合病院の
足達 克己先生です。

今回のSBSを診断した
医師ですね。

足達医師を法廷に呼び
再度 話を聞きましょう。

♬~

(糸子)足達医師に連絡を入れたら
証人尋問は拒否すると。

こちらから出向く
所在尋問は?

差し支えだそうです。
忙しくて 日程が組めないと。

所在尋問の日程を聞くとはいえ
急に押し掛けるのは

やはり どうでしょう?
おなかが痛いついでだから。

あ~ 痛たた…。

あ~ 痛い。 痛た…。

すみません。
先生 忙しくてお会いできないと。

これって
やっぱり避けられてます?

(看護師)えっ?
最初の尋問には応じたのに。

やっぱり 何かあったのかもね。

(看護師)今日 お弁当 作ったの。

あっ すいません。

あの 私 裁判所の者なんですけど。

足達先生 最近どうですか?

あなた 何か気になることが?

(看護師)あっ いえ…。

昨日の夜
先生 誰かともめていたんです。

(足達)《どうした?》
それ…。

この人ですか?

(看護師)あっ はい。

ありがとう。

誰ですか?

どうして 香田裁判官だと
分かったんですか?

足達医師が裁判で証言したとき
香田裁判官が傍聴に来たでしょ。

足達医師の言動を
チェックしてる感じだったんだよね。

それに 足達医師も
香田裁判官のことを気にしてた。

えっ。
だから もしかしたらそうかなって。

2人に何かしらの接点が?

それ 調べてみたよ。

高校と大学で
剣道部の先輩と後輩だった。

えっ!? じゃ 足達医師は

香田裁判官に
逆らえない関係だった。

第一審の判決で SBS診断に
足達医師が関わったのは…。

それは偶然だろうね。

でも 差し戻しで
足達医師が証言したとき

香田裁判官は なぜ 傍聴に来たか。

法廷で再度 尋問を決めた後
2人は何をもめていたのか。

点と点が どうつながるか… だね。

あっ 部長からだ。

はい。

えっ? ホントですか それ。

どうしました?

日本代表だって 僕が。
はっ?

各国の裁判官が集まる国際交流で
アメリカに長期の海外出張だって。

はい?
えっ それで?

(駒沢)各国の裁判官の国際交流は
入間君にとっては名誉なことです。

何で 僕かな~。

ハハハ まあ いいや。
行ってくる。

何 軽率に乗っかってるんですか!
差し支えるところでしょう。

裏があるの
見え見えじゃないですか。

拒否してください!
誰を選ぶかは

事務総局決定で行われるよね。
(糸子)香田 隆久裁判官が

お父さんのラインを使って
働き掛けたってことですか?

(駒沢)
コントロールできない入間君を

裁判長から 何としてでも
外したいということでしょう。

海外に行けば
次の公判には出られない。

(川添)そこへ 本庁の息のかかった
裁判官が来て

裁判長を務めるという算段…。

いずれにせよ 向こうからしたら

よほど触れられたくないことが
あるんだろうねぇ。

坂間さん 抜けるんだったら
今しかないよ。

えっ?
ここから先 結構な闇を

掘り起こすことに
なるかもしれない。

出世につまずくのは
受け入れられません。

でも 私は裁判官です。

真実から目を背けることは
もっと受け入れられません。

千鶴さん…。

やっぱりカッコイイです。

(川添)私 抜けてもいいですか?
(浜谷)主任 今 保身見せちゃ

駄目な流れ。
(糸子)駄目な流れ。

あ~。
(駒沢)さて これから

どう 手を打つかですね。

足達医師に連絡をして
病院で所在尋問を行う用意をして。

それと もう一人
証人尋問の手続きを。

もう一人?

香田 隆久裁判官。

(一同)んっ!?

彼からも
話 聞いてみたいんだよね。

裁判官を法廷に呼ぶなんて
前代未聞ですよ。

いいじゃないですか 前代未聞。

足達医師の証言を持って
香田裁判官を法廷に呼びましょう。

足達医師の所在尋問に伺いました。
お伝えしたとおり

お時間ができるまで
待機させていただきます。

先生ですが
今日からベルリンに…。

ベルリン!?
(看護師)はい。

提携している向こうの病院に
急に行くことになって。

残念だったなぁ。

有力な証言者かもしれない人間を
逃して。

ちなみに 今日からって

もしかして
今 向かってるところですか?

確か 13時の飛行機です。

まだ間に合う。
召喚に強制的に応じさせるため

勾引状が必要です。
急いで 令状を用意。

浜谷さんに すぐに
令状を作成してもらいます。

後から追い掛けます。
(駒沢)私たちは空港に。

はい。

(浜谷)出るよ。
(糸子)はい。

(浜谷)はい できた!

お願いします。

一ノ瀬君!

(糸子)お願いします。
(川添)お願いします。

(駒沢)こんなときに渋滞ですか。

(石倉)ハァ… 間に合った。

こっちが
間に合わないかもしれません。

(駒沢)足達医師につながらない。

井出君ってさ
ベースランニング何秒?

はっ?
すごい足速かったよね。

走って。

何で 私が?
(城島)そうだよ。

検察の
不利になるかもしれない証人

うちが捕まえる義理ない。

あとは… あとは託します!

はい!

入間さん?
あとは坂間さんに託した!

ハァ ハァ ハァ…。

ハァ ハァ…。

井出さん!?
(井出)貸して 勾引状。

僕のベースランニングは13秒29。

あとは託します!

♬~

♬~

(川添)起立。

♬~

(川添)さあ いよいよ
入間劇場 第三幕ですよ。

緊張してきた…。

証人は 証言台の前へ。

(香田)良心に従って真実を述べ
何事も隠さず

偽りを述べないことを誓います。
香田 隆久。

香田裁判官。
本法廷で 足達医師に再度

証人尋問を行うと決めた日の夜

病院で
彼と言い争っていましたよね。

足達君とは古い付き合いです。
たまにケンカすることもあります。

証人尋問を要請した件
ではないと。

フン。

入間裁判長 あなたは私に
何が聞きたいんですか?

では お聞きします。

裁判官にとって

一番やってはいけないことは
何ですか。

それは
私が あなたに言ったはずです。

間違えることです。

人が人を裁く。
決して間違ってはいけない。

私は そうは思いません。

裁判官だって
間違えることはあります。

でも それ以上に大きな罪は

間違いを認めない
ということではないでしょうか。

誰しもが様々な荷物を抱えて
生きています。

間違いを認めることは
勇気がいります。

しかし われわれは裁判官です。

判決によって
人の人生を左右することもある。

だからこそ 間違えたときに

われわれは
どう行動するべきなのか。

それが大事だと 私は考えます。

《今 ちょっとだけ刺さった…》

香田裁判官 第一審判決で
あなたは間違えていませんか。

間違えていません。

分かりました。

では ここで もう一人
証人尋問を行います。

彼はベルリンにいると
思っていましたか?

事件の3日前 11月6日
深瀬 詩織ちゃんが

病院へ訪れたときのことを
話していただけますか。

微熱があるということで

詩織ちゃんは 保育士の方と
私のところに来ました。

《お口の中 見てみようかな》

《ちょっと すいません》

(足達)急患のことで
緊急の処方の電話があり

私はカルテを確認するために
パソコンに向かいました。

診察台に放置し 目を離した隙に
詩織ちゃんが寝返りをして…。

お… 落ちてしまいました…。

(詩織の泣き声)

(ざわめき)

(泣き声)

(ざわめき)

(足達)すぐに異常がないか
確認しました。

問題はないと判断した。

でも 3日後 救命に呼び出されて
駆け付けると…。

《患者の状態は?》

≪意識状態は…。

(足達)詩織ちゃんは
急性硬膜下血腫で

危険な状態でした。

詩織ちゃんが診察台から
落ちたことが気になった。

でも 母親は育児に悩み
鬱状態だと。

虐待の可能性があると聞きました。

《SBSで間違いないだろう》

(足達)SBSだと 私は診断した。

疑念が生じたのは
有罪判決を受けた後も

深瀬 瑤子さんが
無罪を主張し続けたからです。

それで
あなたはどうされましたか。

思い切って
香田裁判官に相談しました。

(足達)《もしかしたら…》

《誤診をしたのかも
しれないんです》

《いまさら
判決を変えるなんてできない》

《でも これ ちゃんと言わ…》

《いいか?
お前は間違えていない》

《そして 俺も
間違えてなんかいない》

(ざわめき)

足達さん。

これは 深瀬 瑤子さんが

母親としての誇りを
取り戻せるかどうかの裁判です。

世間から多くの誹謗中傷を浴びた。

それでも 無罪を訴え続けた。

母親としての人生が
懸かっていますよ。

(泣き声)

真実を話していただけますか。

あなたがベルリンに行き

1週間で戻ってきた理由を
聞かせてください。

向こうには 私の恩師がいる。

SBSの分野での第一人者です。

深瀬 詩織ちゃんが落ちてしまった
診察台の高さ

救命に運び込まれたときの
CT画像などを全て見てもらい

世界の様々な症例と
照らし合わせて

診断してもらいました。

診断結果を教えていただけますか。

3日前の外傷が原因。

SBSではない。

(泣き声)

これが真実です。

(どよめき)
(瑤子の泣き声)

(瑤子の泣き声)

検察官。

本日 即日で
判決を出したいのですが。

即日… この後にですか?

はい。

分かりました。

主文

被告人は 無罪。

あなたが
深瀬 詩織ちゃんに対して

体を揺さぶって
傷害を負わせたとする

公訴事実について
様々な角度から検証した結果

詩織ちゃんの傷害の原因は
あなたにはないことが

証明されたので
無罪とすることに決めました。

裁判長…。

ホントに
ありがとうございました。

♬~

♬~

あなたが味わった苦痛は
計り知れない。

いち裁判官として

深く おわびいたします。

申し訳ございませんでした。

♬~

罪のない人を
罰することのないよう

きちんと
審理をしなければならない。

そのことを
強く意識することができました。

ありがとうございました。

♬~

詩織!

覚えてないよね…。

ママ!

詩織…。

ママ お歌 覚えたよ。

うん。

♬「あめあめ ふれふれ
かあさんが」

♬「じゃのめで おむかえ
うれしいな」

♬「ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン」

(瑤子)上手だね。

ありがとう。

(拍手)

お見事でした。

しかし 君たちは終わりだ。

裁判官としての未来はない。
私を敵に回した。

最初に忠告したはずですよね。

分かりやすいサインも
出してあげましたよね?

察しろよ!
こっちの要求どおり

判決を出せばよかったんだ!
お前は間違えたんだよ!

憲法第76条。

全て裁判官は その良心に従い
独立して その職権を行い

この憲法および法律にのみ
拘束される。

あなたに とやかく言われる
筋合いはありません。

そのとおり。

(香田)坂間裁判官。

あなたも ただで済むとは
思わないでください。

それは あなたもね。

♬~

大変です! 事務総長が!

(駒沢)えっ?

(石倉)
千鶴さん それ見えてますよ。

事務総長…。

懲戒処分にします。

えっ。

香田 隆久裁判官を。

私が責任を持って 処分します。

申し訳ない。

入間裁判官は?

今 お昼ご飯を買いに 外へ。

彼にも くれぐれも
謝罪の旨を伝えておいてください。

(ドアの閉まる音)

ハァ ハァ…。

事務総長が 人格者でよかった…。

(駒沢)案外
これが効いたのかもしれませんよ。

入間君が 司法記者クラブに
こたえたコメントです。

「今回の差し戻し審で
審理に関わった裁判官が

どこかへ
飛ばされるんじゃないかって

噂話があるんです。
あるわけがない」

「そんなの都市伝説です」

「裁判所って
真実に公平な場ですから」

確かに こう言えば
相手は何もできない。

みちおさん流の圧力だ。

(日高)ありがとう。

入間さんの処分ですが
必要はないと判断しました。

改善すべきところは
私が責任を持って 対処いたします。

失望させないでね。

えっ…。

(日高)
入間みちおに感化されないように。

日高さんが
入間さんにこだわるのは…。

これが原因ですか?

駒沢部長が30件もの無罪判決を
出したというのを聞いて

過去の公判を調べてみたんです。

この公判 裁判長は日高さん

右陪席は駒沢部長

そして 弁護人は… 入間みちお。

殺人事件の公判だった。

私は 有罪判決を下した。

その後 刑務所で
被告人は無実を主張して

自殺を図った。

入間みちおは 弁護士を辞めて
裁判官になった。

判決は正しかったんですか?

私は間違えていない。

≪タイム。

(駒沢)以前と同じ
シチュエーションですね。

ここは敬遠ですよ。

いや 真っ向勝負だよ。

あれ 分からなかった。

えっ?
今 坂間さんが何を

僕に対して考えているのか
分からなかったなぁ。

何でもかんでも私の心を読めると
思ったら 大間違いです。

いいから 敬遠してください。
いや 今度こそ勝負をして

勝ちたいんだよ!

(井出)まさかとは思いますが
ないですよね?

(川添)いや さすがにないでしょ。

(井出)ですよね さすがに。

♬~

(井出)あっ。

デッドボール。
(井出)ちょっと わざとですよね!?

わざとだろ!
いやいやいや。

ここで ぶつけたら駄目だと
思ったら

あの 緊張して 手元が狂いました。

早く謝ってください。
何で?

あなた 法廷で言いましたよね?
間違えたときこそが大事だって。

いや だって わざとじゃないから。

ほら 謝ったら
故意にぶつけたことになるでしょ。

結局 謝りたくないんですね?
(城島)絶対わざとだ~!

いいから早く謝って。

ちょっ…。

逃げた。

みちこ!

嘘…。

みちこ~!