イチケイのカラス #08【万引き犯VS万引き犯!まさかの書記官が逮捕!?】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

イチケイのカラス #08【万引き犯VS万引き犯!まさかの書記官が逮捕!?】[字][解][デ]

万引き犯VS万引き犯!まさかの書記官が逮捕…!?▽型破りのクセ者裁判官×堅物エリート裁判官!凸凹バディが法廷をとびだし真実を裁くリーガルドラマ!

ご案内
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番組内容
入間みちお(竹野内豊)たちが所属する『イチケイ』に、事務官から書記官になるための研修生として、前橋幸則(渡辺佑太朗)と磯崎由衣(夏目愛海)がやってくる。部長の駒沢義男(小日向文世)は、合議制で扱う案件があるから立ち会うよう、ふたりにも指示する。

案件は傷害事件だったが、その起訴状を見た坂間千鶴(黒木華)と浜谷澪(桜井ユキ)は驚く。被告人の潮川恵子(真凛)は、坂間が裁判長、浜谷が書記官を務めている
番組内容2
窃盗事件の被告人だった。万引きの前科があった恵子は、再び店で万引きをして保安員に捕まっていた。恵子の万引きを目撃し、店側に伝えたのは、山寺史絵(朝加真由美)という女性だった。恵子は育児と義母の介護疲れから軽いうつ状態で服薬していた。そんな恵子と話した浜谷は、彼女は罪を認めて逃亡の恐れもないことから、在宅からの審理を坂間に進言したという。ところが恵子は、その間に史絵に暴行を加えて重傷を負わせていた。
番組内容3
窃盗事件と傷害事件が併合されて開かれた第2回公判。恵子は、被害者の史絵が小学校時代の恩師だったことに触れ、4カ月前に万引きで逮捕されたときのことは恨んでいないと証言する。史絵にケガをさせてしまったのは、実は彼女が万引きをしているところを目撃し、それを止めようとした際に襲われて抵抗したからだと主張するが…。
出演者
【レギュラー出演】
竹野内豊、黒木華、新田真剣佑、山崎育三郎、桜井ユキ、水谷果穂、中村梅雀、升毅、草刈民代、小日向文世 

【ゲスト出演】
朝加真由美
スタッフ
【原作】
浅見理都『イチケイのカラス』(講談社モーニングKC刊) 
【脚本】
浜田秀哉 
【音楽】
服部隆之 
【裁判所監修】
水野智幸(法政大学法科大学院) 
【プロデュース】
後藤博幸、有賀聡(ケイファクトリー)、橋爪駿輝 
【編成企画】
高田雄貴 
【演出】
田中亮、星野和成、森脇智延、並木道子 
【制作協力】
ケイファクトリー 
【制作・著作】
フジテレビ第一制作室

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 川添
  2. 万引
  3. 被告人
  4. 山寺
  5. 史絵
  6. 浜谷
  7. 裁判官
  8. 潮川
  9. 被害者
  10. 石倉
  11. 駒沢
  12. 自分
  13. 書記官
  14. 痴漢
  15. 入間
  16. 井出
  17. 恵子
  18. 傷害事件
  19. 先入観
  20. 彼女

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(川添)
[私の職業は 裁判所書記官]

[裁判官を補助するのが役目だ]

嘘だろ…。

もう! 入間みちお
はんこ 全部 逆さま!

(浜谷)入間さん
判決文の誤字 多過ぎ。

それも
みちおさんの いいところです。

「帰る途中」を

「蛙とチュウ」って
カワイイじゃないですか。

主任!
六本木の詐欺事件の証人が

証言を断りたいって。

困るよ それ あしたでしょ!

(男性)いやぁ あしたは
フィーバーデーだったこと

忘れて…。
(川添)パチンコよりも…。

[同期の ほとんどが
管理職なのに

いまだ 私は現場だ]

[つまり 出世に見放された]

[主な原因は分かっている]

傷害事件の きっかけは

人気店の秘伝ラーメンレシピを
盗んだからですね。

味が少し似てるってだけで
言い掛かりですよ。

食べ比べて検証しましょう。

ああ… 言うと思った。

モニターとして
そうですね 10人ほどの…。

いや 15人の専門家に
食べ比べてもらいましょう。

[裁判官と書記官の評価は
一蓮托生]

[そう 私は
ペアを組む裁判官の引きが

恐ろしく悪い]

[振り回されて
ストレスが たまると…]

♬(ギターの演奏)
[趣味のギターを弾く]

[誰が作ったのか

出世せず 支部を転々とする
裁判官の歌がある]

♬「しぶしぶと しぶからしぶへ」

[これは 私の歌でもある]

[おそらく
イチケイが私の墓場だ]

[今の切なる願いは ただ一つ]

[滞りなく
定年を迎えることができれば…]

≪(男性たち)
おい! 待て 待て! おい!

(川添)いや 違う…。

[私は ついていない男
川添 博司]

はい。

えっ 警察!?

(坂間)入間みちお。

あっ どうも。
私にとっては あり得ない存在です。

それなのに 青山弁護士が
おかしなことを言うんです。

《やめといた方がいいよ
みちおだけは》

私が 入間さんのことを…。

意味が分からない。

それ どうして 僕に言うんですか。

僕の気持ち分かって 言ってます?

石倉さんの気持ち?

僕は アウトオブ眼中…。

はい?
いただきます。

えっ? いつから そこに?

えっ どこから聞いてたんですか?

アウトオブ眼中のあたり。

それより 今 警察から
川添さんが痴漢だって。

(石倉・坂間)えっ!?

(糸子)主任
昨日 痴漢でパクられたんでしょ?

ちょっと 経緯 省かないでよ。
誤解されるでしょ。

(糸子)だって 入間さんから
昨日 みんなにメールで。

(川添)
ねえ ちゃんと伝えてくれました?

うん。

痴漢で 川添容疑者が警察に。
で 逮捕されずに済んだって。

あのね 容疑者って言わないで!
第一 全然 正確じゃない!

いいですか? 帰りの電車で
ホームで泣いている女性がいた。

痴漢に遭ったって。
で 足早に逃げる

若い男がいたんです。
だから それを追い掛けた。

(川添)
《あっ ごめん… ごめんなさい》

《あっ すいません あの
今 こっちに逃げた

若い男性 見ませんでした?》

《いえ》
≪(男性たち)《おい!》

《おい 待て! おい!》

《いや 違う… 私じゃない!》

(石倉)証拠がなく
身柄は解放されたんですけど。

警察は 川添さんが限りなく黒だと
疑っているようでした。

やってないからね 痴漢なんて!

いいですか? 主任。
(川添)どうぞ。

え~ 皆さん

事務官から書記官になるための
定期実務研修です。

短い間ですが…。

よろしくお願いします。

お願いします。
(川添)あの その雰囲気…。

今 話 聞いてたよね。
疑いの目だよね。

私って やってるように見えんの?

無言という名のイエス。
ノー!

(駒沢)やっていたら
懲戒免職になりますよ。

まさか 部長まで
やってるって思ってんですか!?

曖昧という名のイエス。
ノー!

その件は しばし休廷で。

合議制で扱いたい案件が
あります。

書記官研修生のお二人も
立ち会ってください。

(川添)
ホントに やってないんだからね。

やったよ。 ハハハハ…。

(駒沢)案件は 傷害事件。

《んっ!》
(史絵)《ああっ!》

(駒沢)被告人は 潮川 恵子 33歳。

えっ?
(浜谷)えっ?

現在 単独審で
私が審理している

窃盗犯の被告人です。
(石倉)書記官は

浜谷さんでしたっけ。
(浜谷)うん。

まずは
その審理中の窃盗事件から。

潮川被告人は
1年前にも万引の前科があり

保釈中に起こした
2度目の犯行でした。

《奥さん 会計してないの
ありますよね?》

《確認するだけです。
ちょっと待ってください》

今回は なぜ 傷害事件を?

(浜谷)被害者の山寺 史絵さんは

潮川被告人が万引するのを
見掛けて

店に伝えた目撃者です。

(川添)整理すると
今回の被告人は

現在 坂間さんが審理中の
万引の常習犯で

その保釈中に
万引の目撃者を殴って

傷害事件を起こしたってこと?

先入観は よくないけど…
逆恨み?

つまり これって
被告人の保釈申請を認めたの

間違いだったってこと
じゃないですか。

ほら ズバッて言わないの。

保釈申請を認めるかどうか
迷ったんですが。

私が 坂間さんに
強く意見を言ったから…。

浜谷さんなりの
意見だったんでしょ。

潮川被告人には
6歳の娘さんがいる。

旦那さんは商社マンで
ドイツに単身赴任。

義理のお母さんの介護もあって

育児と介護から
軽い鬱状態で服薬している。

(糸子)それで
ストレスから万引を…。

被告人と話をしたら

娘さんを長い間 預けられる
当てもないって。

罪を認めているし
逃亡の恐れもない。

だから 在宅からの審理が
いいんじゃないかと…。

あっ。

今 ここの書記官ポンコツだと
思ったでしょ。

主任は あれだし
中堅どころも これだし。

私のあれは 冤罪だからね。

私のこれは ミス。
いえ。

浜谷さんの意見が正しいと
判断したのは私ですから。

(駒沢)とにかく
前回の窃盗事件と

今回の傷害事件を併合して
審理に当たります。

♬~

(刑務官)止まりなさい。

♬~

検察 遅くないですか?
(川添)うん。

井出君と城島さんの後任って
確か 新人だったよね。

はい。

あれ?
(井出)お待たせしました。

裁判長にお伝えください。
後任の担当検事が体調を崩し

あらためて 私が受け持ちます。

新人には きついよね。
(井出)ええ。

ねえ 城島さんって
やっぱり 転属なの?

結論 出てませんが
微妙なとこです。

それより 川添さん あの…。

痴漢で あれって
聞いたんですけど。

ちょっ… あれの内容
ちゃんと伝わってますか?

ちょっと…。
(川添)ねえ やってないからね!

(井出)被告人は 令和3年4月15日
午後2時50分ごろ

東京都 狛江市 路上において
山寺 史絵に対し

路上にあった石で
その頭部を殴打する暴行を加え

もって 同人に加療約1年を要する
急性硬膜下血腫

および 記憶障害の傷害を
負わせたものである。

罪名および罰条
傷害 刑法第204条。

検察の起訴内容が
事実に反するなら

被告人は そのことを
はっきりと言ってください。

4カ月前 私は万引をして
逮捕されました。

被害者の山寺 史絵さんが
万引を見掛け

お店に伝えたからです。

でも そのことを
恨んでなんかいません。

山寺さんは
私の小学校時代の先生です。

今度は 私が見掛けたんです。

先生…。

山寺さんが
万引しているところを。

それで 止めようとしたことで
向こうから襲ってきたんです。

私が ケガを
負わせてしまったことは

事実です。
でも 必死で

自分の身を守ろうと
しただけなんです。

万引犯が
万引犯を止めようとした?

(川添)《えらいこっちゃ
えらいこっちゃ… 被告人が否認》

(川添)《普通の裁判官なら
大変な審理になると

眉間に しわが寄る。
でも 入間みちおは

より注意を払い
冤罪が防げると

こういうとき 喜ぶ》

(川添)《あちゃ 全員とは!》

《どうかしてるよ
うちの裁判官は…》

♬~

弁護人 質問をどうぞ。
山寺さんとの間に

何があったか
もう一度 聞かせてください。

事件当日 スーパーで
山寺さんを見掛けました。

(恵子)万引しているのを見て
混乱しました。

返却して 謝れば
罪には問われないかもしれない。

《史絵先生!》

(恵子)それで 店を出て
追い掛けました。

《潮川さん》

《今なら まだ…》

《返しましょう 盗んだの…》

(史絵)《離して!》

(恵子)
手にした物が何かも分からず

夢中で応戦したら それが偶然
相手の頭に当たって…。

《大丈夫ですか!?》
《大丈夫…》

《盗んだ物は返すから… 行って》

(堤)この件を 被告人は
取り調べの段階から

主張していましたが
虚偽の発言だと

取り上げてもらえませんでした。

検察官 反対質問を。

捜査担当検事の調べでは

被害者が万引したという証拠は
一切ありませんでした。

事件直後 被害者は

夫である
市議会議員の山寺 信吾さんに

助けを求めて
電話をかけている。

彼は 妻から「逆恨みで
元教え子に襲われた」と

聞かされた。
10分後 夫が現場に駆け付けると

史絵さんの意識はなかった。
病院に緊急搬送。

一命を取り留めたものの
軽度の まひが残り

事件のことも覚えていない。

どっちかが嘘をついている。

被告人か 被害者か。

裁判所からも
よろしいでしょうか。

立ち去るとき 相手のケガのことが
気にならなかったんですか。

大したケガではないように
見えて…。

何より 私にいてほしくないんじゃ
ないかと思ったんです。

私の元先生です。

万引や 私に襲い掛かったことを
恥ずかしいと思っている気がして。

あなたは
2度目の万引の審理中でしたね。

万引しようとしている相手を
見て

止めようとしたときに
どんな気持ちだったんでしょうか。

どんな気持ち… ですか…。

はい。

分かりませんか。

自分の気持ちが 一番
分からないことはありますから。

もし 整理ができたら
教えてください。

はい。

私からも。

「夢中で応戦した」と
言いましたが

相手を何度 殴ったか
覚えていますか。

1度だったと思います。

検察官 1度の殴打で

皮下血腫 および急性硬膜下血腫が
起こったことが分かる資料を

提出してください。
分かりました。

研修生の2人は
被告人の主張 どう思う?

どうって…。

うちの地裁では 書記官は
裁判官に意見はしません。

(磯崎)うちも…。

書記官は
審理に加わっている一員ですよ。

特に ここでは
立場関係なしの無法地帯。

担当の検察官なんか
検察の闇を暴いたりするからね。

思ったことを遠慮なく。

被告人は
嘘をついていると思いますが。

(磯崎)私も そう思う。

真相は やぶの中だから
正当防衛を持ち出している。

私には 本当のことだと
主張しているんです。

被告人 信用しますよ 私は。

万引犯だからといって
万引犯を捕まえないとは限らない。

目を見れば分かりますよ。

痴漢を捕まえようとしたことを
誰も信じてくれない

ご自身の立場と重ね合わせた
発言ではないんですか。

嫌いだよ 井出君。
(井出)すいません。

あのさ。

その「あのさ」の感じ

今から
突拍子もない発言をしますね。

例えば おいっ子トーク。

(駒沢)図星のようですね。

坂間さんが
入間さんの心を読んだ。

フハハ。
フハハ。

もう いい。
何をすねているんですか。

「あのさ」の続きを どうぞ。
いや。

いいから 早く話してください。

「何で 子供の絵の太陽は赤
信号は青なんだと思う?」って

おいっ子に聞かれたんだよ。

確かに 太陽の光は
様々な色が混じっていて

何色で描いても間違いじゃない。

青信号も
実物は かなり緑色に近いですね。

これって 大人が子供に
知らず知らずのうちに

そう アドバイスしてるから
じゃないかな。

子供は先入観から 疑いもなく

太陽は赤 青信号は青色で
描いてしまう。

起訴内容を うのみにせず
先入観を捨てるんだよ。

育児と介護で
うつ病の傾向にあった。

ストレスから万引を…
そこですね。

そう 病気は病気でも

万引の病気なんじゃないかな
彼女は。

(拓馬)クレプトマニア?
(堤)ええ。

窃盗症ともいわれている
精神障害の一種で

専門医の診断によって
分かったんです。

窃盗行為時の緊張感と
成功時の満足感が

目的になっていて

窃盗のための窃盗とも
いわれています。

妻と 2人にしてもらえますか。

(堤)はい。

(久美)
被害者の方が入院してる

明星中央病院に行って
お見舞い金 渡してくれる?

(拓馬の妹)分かった。

お兄ちゃん 裁判 終わったら
離婚するって。

別れた方がいい。

ほたるのためにも。

(拓馬)離婚したら
恵子は楽になれるんじゃないかな。

ほたるは 俺が引き取る。
おふくろは 何とかする。

ちょっと待って…。

ほたるの身にもなってやれよ!

あの子は まだ
小学校に上がったばっかりだぞ。

すでに 学校では
変な噂も広がり始めてる。

俺 ずーっと
だまされてたんだよな…。

「大丈夫。
育児も 介護も ちゃんとできる」

「二度と 事件は起こしません」

(拓馬)君の「大丈夫」は
全然 大丈夫じゃなかったんだよ。

信じてたのに…。

♬~

ご自身が窃盗の病気だと知って
どう思いますか。

駄目な人間だと思いました。

駄目な人間だから
病気になるわけではないですよ。

今回の窃盗の件には
この件を考慮します。

ちょっと 元気ない。
(川添)うん。

(駒沢)傷害事件の件ですが

さらに
提出された医師の診断から

被害者は 間違いなく

2度 頭部を殴られていたことが
分かりました。

検察官。
(井出)はい。

これを見てください。

外傷の位置に大きな差があり
1つ目は軽傷

そして もう一つは

かなり強く殴られたことによる
損傷だと。

被告人は 夢中で1度 殴ったと
言いましたが

2度ではないんですか。

そして 意識的に

強く殴り付けたのでは
ないんですか。

(川添)《これは必要だな
ハブ ア ブレイクタイム》

裁判長 少し休廷しませんか。

♬~

(浜谷)失礼します。

そうですか。
離婚 切り出されたんですか。

はい…。

あのう いやね

実は 私 5年前に
離婚してるんですよ。

すっきりしましたよ。

離婚してハッピーになるって…。
(浜谷)主任。

潮川さん。

たとえ 離婚したとしても

潮川さんが ほたるちゃんの
お母さんであることに

変わりはありませんよ。

お母さんとして
今 この瞬間に

できることが
あるんじゃないですか。

万引のとき すごく緊張します。

でも 盗めたときは
そこに小さな喜びを感じてしまう。

変わらない日常は
おりのようなもので

そこから 少し
自由になれる感じが…。

山寺さんが万引しているのを
見たとき

成功したら駄目だ。

私のようになってしまう
止めなきゃと そう思いました。

山寺さんに襲われたとき
確かに 夢中で応戦しましたが

私は 殴ったのは1度。

間違いありません。

(川添)《心が落ち着いたのか
発言が しっかりしている》

ナイスアシスト
川添さん 浜谷さん。

分かりました。

では 被害者の旦那さんの
証人尋問を行いましょう。

奥さんから

襲われたと電話があったのは
間違いありませんか。

はい。 頭を殴られたと。

被告人は 奥さんが万引をしたと
言っていますが。

妻は そんな人間じゃない。

私たちには 子供はいません。

妻は 教師として

生徒が わが子だと思っていると
言っていた。

妻には まひが残った。

記憶だって
元に戻るかどうか分からない。

その上 万引をした?

許せません。

ん~ 証言が食い違ってますね。

被告人が殴ったのが1度
という点に関しても

それが事実なら
2度目に殴打したのは

別の人間の可能性もあります。

えっ いるの? 真犯人。

来るよ~ 来ちゃうよ~。

検証する必要がありますね。

恒例の。
(浜谷)お約束。

職権を発動します。

裁判所主導で
あらためて 捜査を行います。

(2人)えっ!?

≪「書記官研修生
期待どおりのリアクション」

≪「入間って 坂間って 駒って
川添っち 浜やん

イチケイの愉快な仲間たち
正直 もはやLOVE!」

うっ… えい!

(浜谷)うわー!
(川添)はい ここで止めます。

ちょっと 検証してみましょう。

(堤)被告人の証言どおりだと
正当防衛といえますね。

(井出)
でも 実際 2度 殴られています。

もし 2度目も彼女なら
過剰防衛です。

まさかな…。
(磯崎)何?

あっ いや いいよ。

何? 何?
いえ 臆測なので…。

もう いいかげんに
捨てちゃったら?

書記官 出しゃばらないって考え。

捨てちゃえ。

被害者に
2度目の攻撃を加えたのが

別の人間だとしたら…。

疑わしい人間が
いるんじゃないでしょうか。

おお 真犯人説ね。

被告人が立ち去った後

電話を受けて 10分後には
この場に駆け付けた人物。

(磯崎)えっ 旦那さんが?

あるな~。
私もね 元妻から…。

あなたは
なぜ そう思ったんですか?

僕の父は 大学病院の医師でした。

医療ミスが起きたとき

教授のミスの責任を
父は取らされそうになった。

でも 裁判で真実が明らかになり
父は救われた。

へえ~。
それで 法に興味持ったんだ。

(前橋)はい。

あのとき 思った。

築き上げたものを
失いそうになったとき

常軌を逸した行動を取る人もいる。

確かに 旦那さんは
7期当選の市議会議員。

(井出)妻が 万引に加え

傷害沙汰を起こしたとしたら
自身の名誉に傷がつく。

(前橋)現場に駆け付けて
口論の末に 思わず 殴り付けた。

頭部損傷で 記憶障害になった。

真実を いくらでも
ねじ曲げることができます。

名探偵だね。

(井出)
事件の目撃者はいませんが

夫が 被害者と電話してるのを

目撃してる人が
いるかもしれません。

それと 被害者が
万引していたかどうかも

はっきりさせたいですね。
(堤)万引が事実なら

盗んだ物を 警察が来る前に
一刻も早く 証拠隠滅したいはず。

被告人が立ち去った後

被害者本人 もしくは
被害者の夫が持ち去った。

こういうケース 現場近くで
処分される例が少なくないです。

えいっ!

あっ すぐ近くに 川が。

山寺 史絵さんから
連絡を受けた旦那さんが

どんな感じだったか
調べてみるよ。

で 川添さんさ…。

(川添)あっ 断ります。
まだ 何も言ってないよ。

(浜谷)いや 今 ここにいる全員
何 言うか分かったと思う。

川添さん…。
だから 断ります!

僕 やります!
(磯崎)私も!

ええっ。
川添さんさ 川をさらってきて!

ノー!!

ええ 覚えていますよ。

山寺さんの元に 奥さんから
連絡があったときのこと。

会議が始まる前で
山寺さんは 奥さんの電話に出て

すごく驚いていらっしゃいました。

他に覚えていることや

何か気になったことは
ありませんか。

あるんですね。
いや… 山寺さん

なぜか すごく
怒っていらしたんです。

《バカヤロー!》

分かりました。
ありがとうございます。

妻を心配していたのではなく
怒っていた。

そして 現場に向かった。

もう一度 法廷に呼んで
証言してもらいましょう。

(バイブレーターの音)

被告人の旦那さんからです。

はい。

えっ!?

被告人の6歳の娘さん
ほたるちゃんが

いなくなったそうです。

ほたるが いなくなった!?

ほたるちゃんを
見掛けた人の話だと…。

(店員)
《あれ? お嬢ちゃん 一人?》

《ママは 私が助ける》

(浜谷)誘拐じゃない。
自分の意思で どこかに向かった。

何か 心当たりはありませんか。

娘さんのことを
一番 知っているのは

お母さんだから。

洗濯物を畳んだり
掃除を手伝ったり

ほたるは いつも
私を助けようとしてくれてた。

今の私が できない代わりに
もしかして…。

ほたる!

パパ~!
(拓馬)ほたる!

(拓馬)心配したぞ。

(山寺)確かに

妻から電話を受けたとき
怒りで われを忘れました。

憤りです 被告人に対する。

どうして 逆恨みで

妻が襲われなければ
いけないんだと。

奥さんから万引したことを
聞かされたからではないんですか。

違います。

ここで 弁8号証を提出します。

これは
奥さんが万引したものです。

傷害事件が起きた現場近くの川に
捨てられていました。

《あっ? あっ…》

《あ~った~!》

裁判所からも
よろしいでしょうか。

被告人の娘 ほたるちゃんが
一人で

山寺 史絵さんの病院を訪ねた。

《ごめんなさい。
ママを許してください》

《ごめんなさい ごめんなさい…》

ほたるちゃんの言葉に
奥さんが涙を流していました。

記憶障害の奥さんが なぜ
涙を流したんだと思いますか。

まさか 記憶が…。

裁判所主導の捜査で
分かった事実を

奥さんに伝えました。

まひで
うまく しゃべれないので

奥さんから 手紙という形で

証言をさせてほしいという
申し出がありました。

♬~

被害者が記した手紙です。

裁判長。

手紙は 旦那さんに
読んでもらったらどうでしょう。

旦那さんの言葉で
奥さんの思いを。

賛成します。
私も いいと思います。

弁護人。 検察官。

しかるべく。
(井出)しかるべく。

(山寺)「私は 教職の仕事に
人生の全てを注いできました」

「苦しみもありましたが

苦しんだ分だけ
喜びもありました」

「教え子に 恩師と言われる」

「人生の手応えと呼べるものが
そこにはありました」

「しかし
教職の仕事を離れてから

その手応えもなくなり
ただ 一日 一日…」

(史絵)「時間が過ぎていくだけの
人生になってゆきました」

「そんなとき 潮川 恵子さんが

万引しているところを
見掛けたのです」

「警察が来るまで
もう こんなことをしては

駄目だと 彼女を諭しました」

《史絵先生…》

《駄目じゃない
こんなことしちゃ》

《お子さんいるんでしょ》

《はい…》

《どうして 盗んだの?
生活に…》

《満たされるものが
あったんです》

《盗んだ瞬間》

(史絵)「でも
万引を止めようとしたのは

彼女のためじゃない」

「彼女に 自分のことを
重ね合わせたからかもしれません」

(史絵)「彼女の万引を見掛けた日

私自身 5回目の万引をしようと
していたのです」

「クレプトマニア」

「私も 潮川さんと同じ
病気だったのです」

「いつか 見つかる」

「このことを 夫が知ったら…」

「でも やめられなかった」

「運命の皮肉。 それとも必然か…」

《万引しましたよね》

(史絵)「私が万引をして
潮川さんに見つかった日

きっと 彼女も 私と同じように
自分を止めようと 私を止めた」

《盗んだの…》
(史絵)「私は 恐怖と羞恥心から

パニックになり 潮川さんと
もみ合いになりました」

「バッグを取り戻そうと
勢いよく近づいたとき

襲われると勘違いした
潮川さんが抵抗して

石が 私の頭に当たったのです」

《盗んだ物は返すから… 行って》

(史絵)
「彼女を帰した後 私は思った」

「隠しきれない」

「事実を 夫に話すしかない」

「私は 夫に電話をして
全てを話しました」

(山寺)《バカヤロー!》

《自分が何をしたか
分かってんのか?》

(山寺)《俺の人生だって
むちゃくちゃになる!》

(史絵)《ごめんなさい…》

(山寺)
《こんなことだったら いっそ…》

《いっそ 何?》

(山寺)《そっちへ行く》

(史絵)「夫が のみ込んだ言葉」

「夫が築き上げたものが壊れる」

「確かに いっそ 死んでいた方が
よかった」

「そう思い…」

(史絵)
「私は 自らの手で もう一度

頭に石を振り下ろしました」

(叫び声)

(山寺)「なぜ 自分が
そんな行動を起こしたのか」

「ただ ただ 消えてしまいたい」

「そのことは覚えています」

(山寺)「記憶は
ぼんやりしていましたが

潮川さんの裁判が始まる前には

何が起きたのか
思い出していました」

「怖かった。
夫は 私が覚えていないこと…」

「喜んでいたから」

「でも…」
(ほたる)《ごめんなさい》

《パパ~!》

《山寺 史絵さん》

《あなたの教え子の人生が
かかっています》

《あなたの証言で救うことが
できるんじゃないですか》

(史絵)
「裁判官の入間さんに言われ

私に できることを
やらないといけないと思いました」

(史絵)「潮川さんは

万引をした私を
止めようとしただけです」

(史絵)「これが真実です」

♬~

♬~

♬~

「助けて」と言うのは

とても勇気のいることだと
思います。

弱い自分を認めることになる。

子育てと介護に苦しみ

内に抱えてしまった
潮川 恵子さん。

教師の仕事から離れて 喪失感を

内に抱えてしまった
山寺 史絵さん。

勇気を持って
「助けて」と言ってみたら

どうでしょうか。

言葉にしないと分からないことも
あるんじゃないでしょうか。

♬~

夫婦であっても…。

いや 夫婦だからこそ
分かり合うために

心の声を言葉にすることも
大事なことなんだと思います。

♬~

(刑務官)進みなさい。

行きなさい。
(川添)あっ すみません。

少しだけ 話をさせてください。

(刑務官)規則違反ですが。

あっ 私が怒られておきますから。

大丈夫じゃない。

私は あなたがいないと
全然 大丈夫じゃない。

(恵子)何で 私の苦しみに
気付いてくれないんだろうって

あなたを呪ってた。

呪いながら いつも
お母さんと ほたるの面倒を見て

自分なんか消えちゃえばいいって
思ってた…。

でも こんなんだけど

まだ 一緒にいたいって思うの。

助けてください。

私一人じゃ頑張れない…。

助けて…。

俺が 恵子に「大丈夫」って
いつも言わせてたんだな…。

ごめんな。

(泣き声)

はい。 北海道のふるさと納税で
もらったプリン?

一つずつあげる。
(一同)いただきます。

んっ? これ 豆腐ですよ。

私のはゼリー。
(石倉)僕の プリンですよ。

ハハッ。 プリンの形を
してるからといって

プリンだとは限らないんだよ。
えっ?

あっ! 確かに ここに

「プリン?」って記されてる。
(糸子)あっ。

(石倉)ホントだ。
(駒沢)潮川さんの刑について

皆さんの意見も
聞かせていただけますか。

傷害事件は
万引を止めようとした結果の

正当行為として 罪には問わない。

2度目の窃盗事件に関して
どう 判決を下すかですね。

(石倉)執行猶予中の犯罪は
原則 実刑。

でも 刑務所に入れば
娘さんと離れることになる。

子供がいるからって
刑を軽くするのは

公平性に欠けるよ。
(磯崎)いや…。

でも クレプトマニアは病気です。

彼女に必要なのは
刑罰じゃなくて 適切な治療。

周りのサポートが大事なことも
伝わっていると思います。

(川添)そうだね。

異議なし。

(一同)異議なし。

じゃ 意見を参考にして
刑を決めるよ。

もう 研修終わりだ。

うん。
(石倉)あれ?

名残惜しい感じですか?

うちは 書記官が配属を避けたがる
ナンバーワンですよ。

でも 何か 書記官やりたいと
思えました。

うん。
(浜谷)書記官ってさ

なりたくて なった人
少ないと思うんだよね。

なってみてから 気付く。
やりがいとかにね。

裁判官と書記官は
夫婦みたいなもん。

いい関係を築ければ
いい裁判ができるし

ろくでもない裁判官に
出会ったら

自分が
コントロールするつもりでね。

(磯崎・前橋)はい。

ハハッ 僕みたいに
恐ろしく 引きが悪くて

とんでもない裁判官に
出会わないことを祈ってるよ。

恐ろしく 引きがいいと思います
川添さん。

一周回って
逆に ついてるって感じです。

はぁ? 何で そうなんの?

(浜谷)は~い コーヒーです。

(川添)ありがとう。

(川添)あら… あれ?

あっ。
(城島)待たせたな。

こっちに残ることになったんだ。

お前らと渡り合うには
俺が必要だってことだ。

誰も イチケイ担当に
なりたくないのが

功を奏したんですよ。
(浜谷)喜ぶと思う 部長。

草野球でライバルがいなくなるの
心配してたから。

違うだろ 心配するところが。
(川添)ハハッ。

(川添)起立。

♬~

それでは 判決を言い渡します。

被告人は 証言台へ。
(刑務官)立ちなさい。

主文 被告人を懲役1年に処する。

この裁判が確定した日から
3年間

その刑の全部の執行を猶予し

その猶予の期間中
被告人を保護観察に付する。

傷害事件に関して 被告人は無罪。

(ほたる)裁判長。
ママは おうちに帰れるんですか?

ほたる 静かに。

帰れますよ。

ママ!

≪「来た! 異例判決!」

≪「再度の執行猶予!」

被告人は 令和3年1月21日
午後1時30分ごろ…。

(川添)[私は ついていない男
川添 博司]

[私がペアを組むのは
いつだって 常識外れの裁判官]

被告人は 育児 義母の介護など
家庭環境が…。

うまく… うま… うまくい…。

うまくいかない…。

これ 誤字じゃないかな。
直ってないよ。

えっ それ 私のせい?

そもそも 間違えたのは…。
あっ 続けます。

被告人は…。
ごまかした。

[そして 私の墓場である
このイチケイは

今までの出会いでも
最悪と呼べる裁判官がいる]

[でも これでいい]

[私の書記官人生
これで いいのだ]

[いや これが いいのだ]

茶柱。

(石倉)言葉にしないと
伝わらないことがある。

だから 僕は言います。

僕は あなたのことが好きです。

私も好きですよ。

好きですよ 石倉さんのこと。

千鶴さん。
石倉さんは 若いのに

細やかな来庁者対応。
検察官や弁護人の信頼も厚い。

ペアを組むと
心地よく仕事ができます。

そういうこと…。
あっ ただし 裁判中

時々 ぼそっと 私語を
していることがありますよね。

あれ 悪い癖ですよ。
(石倉)すいません…。

言葉にしても
伝わらないことがある。

駄目だ こりゃ。
(糸子)恋愛偏差値 低過ぎ。

真犯人が捕まりましたよ 痴漢の。

えっ!?
(駒沢)警察に話したんですよ。

川添さんの証言は正しいと
仮定して

先入観を捨てたら
単純なことではないかと。

(川添)《ごめん… ごめんなさい》

《あっ すいません あの
今 こっちに逃げた

若い男性 見ませんでした?》

《いえ》

(駒沢)女性が女性に
痴漢をしないという先入観。

あの あ… あのときの女の子!

彼氏を奪われた恨みから
男性に変装して

痴漢の嫌がらせを
やっていたそうです。

あっ… 部長!
(駒沢)よかったですね。

あなたに出会えてよかった!
(駒沢)ああ… ちょっと。

ちょっと 川添さん…。

避けなくたって
いいじゃないですか。

ありがとうございます。

(糸子)とにかく どんなことも
先入観を持って

物事を見ちゃ駄目ってことですね。
(川添)うん。

≪どうですかね それは。

先入観は 必ずしも悪くはないと
思うんですよ。

事前情報のない 初めて見る動物に
出くわしたとします。

見るからに どう猛そうだ。

いや 先入観を持っては駄目だ。
見たまんまとは限らない。

案外
心優しき動物かもしれない。

人の言葉だって
分かるかもしれない。

(人間)《やあ 初めまして》

動物でなくても

見るからに怪しそうな人物を
警戒しないと

痛い目に遭うでしょ。

先入観も 時には大事だと
思うんですよね。

あの どちらさまですか?

ああ いつも
皆さんのお話 聞いてたんで

すっかり 顔なじみだと
思ってました。

みちおさん。

道彦。
どうも。

あれ 初めてだっけ?
今のトークの感じって…。

まさかとは思いますが
入間さんの…。

僕の おいっ子。

おいっ子 でかっ!

[このドラマの…]

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