ドラマ ライオンのおやつ(7)誰もが宝物を手にできる。ドラマは最終章へ。[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ドラマ ライオンのおやつ(7)誰もが宝物を手にできる。ドラマは最終章へ。[字]

小川糸さん原作、かけがえのない人生の輝きを描く物語、第7回。雫(土村芳)の残り時間が少なくなっていく一方、粟鳥洲(和田正人)は人生最後の恋に努力していた。

詳細情報
番組内容
小川糸さん原作、かけがえのない人生の輝きを描く物語、第7回。雫(土村芳)の残り時間が少なくなっていく一方、粟鳥洲(和田正人)は人生最後の恋に努力していた。雫は粟鳥洲のことを心配しながらも、がむしゃらに突き進もうとするその姿に心を動かされ、応援しようという気持ちになっていく。はたして、彼の恋はうまくいくのか? シスター(梅沢昌代)とヘルパー(伊藤修子)の過去も語られ、物語は最終章へ向かう!
出演者
【出演】土村芳,竜星涼,鈴木京香,石丸幹二,西田尚美,和田正人,かとうかず子,濱田マリ,三浦浩一,梅沢昌代,伊藤修子,柳生みゆ,蔵下穂波,萩原利久,名村辰,新井美羽
原作・脚本
【原作】小川糸,【脚本】本田隆朗

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 粟鳥洲
  2. シスター
  3. 人生
  4. ヘルパー
  5. 先生
  6. 一緒
  7. 本当
  8. シマ
  9. 気持
  10. 源太
  11. 最後
  12. カモメ
  13. ステージ
  14. フフフ
  15. マドンナ
  16. 直弥
  17. 病気
  18. お願い
  19. シン
  20. ティラミス

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(雫)私の… せいじゃない…。

カレー鍋… 私は… 倒してない…。

カレー鍋… 私じゃ…。

(微量持続注入ポンプの音)

ここのボタンを押すと お薬が出るので

痛みが和らぎますよ。 はい…。

♬~

(マドンナ)雫さん。

これは 何という名前にしましょうか?

魔法のお弁当箱は どうですか。

そうですね。

確かに 魔法のお弁当箱ですね。

(粟鳥洲)では 僕 そろそろ…。
えっ もう?

これから 行く所があるので。

じゃあ 送るよ。
大丈夫です。

でも…。
本当に。

では 失礼します。

来た! あの車 追ってください。

早く! 起きて! あの車!

安全運転で。 早く!

♬~

こんにちは。

(純)こんにちは。
(粟鳥洲)あ… ここ 君の仕事場?

はい。

あっ あの これ どうぞ。
えっ?

あの ずっと握ってたから
ちょっと しおれちゃったけど。

どうぞ。
(田陽地)こんにちは。

どうも。
あ… どうも。

じゃあ。

(窓に頭をぶつける音)

あっ… 君 雫ちゃんの彼氏さん?

えっ? いや…。

ハハハ ねえ ハハハ…。

ライオンの家の粟鳥洲です。
よろしく…。

アハハ… ベトベト。

(ノック)
はい。

水くさいよ 雫ちゃん。
え…?

彼氏さんの近くに
あんな いい子がいるなら

紹介してくれればいいのに。

さっき 明日葉畑に行ってきた。

あ… 純さんのことですか?

前にさ
アルプスロールの思い出話 しただろ?

その子と どことな~く似ててさ…。

でも あのころは
告白する度胸なんてなかった。

だから
今回は後悔しないようにしないと…。

粟鳥洲さん…。
ん?

まず 私…
田陽地さんとは つきあってません。

えっ…。 えっ だって
前に 恋人だって…。

言ってません…。
あれ?

それに 私たちには 無理だと思います…。

残された僅かな時間 傷ついて過ごす…。

つらくないですか?

♬~

傷ついても 笑ってやる。

俺は そういうふうに生きるって
決めたんだよ。

恋したいんだよ 恋。

失恋だって 立派な恋だろ。

生きてなきゃ できないだろ。

死ぬからって
諦めたくないんだよ。

♬~

(ドアが開く音)
すいません まだ…。

純ちゃん…。

あっ 俺と…
一緒のお墓に入ってください。

ああ いや 違う 生々しいな…。

おじいちゃんと おばあちゃんになっても
一緒に…。

いや
おじいちゃんまでは生きられないから…。

粟鳥洲さん あの…。
あっ 「つきあってください」だ。

とにかく 俺は 君が好きだから。

こんな気持ち初めてだし こんなふうに
猛アタックするのも生まれて初めてで。

今すぐ答え出さなくていいけど

あんまり遅いと死んじゃうから…
だから それまでに返事下さい。

どうか よろしくお願いします。

♬~

粟鳥洲さん そっちに行かれましたか…?

はい。

純さんがバーで働いてること
実は 私が教えたんです。

ごめんなさい 困ってますよね…。

でも 正直に
気持ちを伝えればいいと思います。

粟鳥洲さん 言ってました。

失恋だって
生きてなきゃ できないって…。

どうか 彼に ちゃんと
恋させてあげてください。

お願いします。

(直弥)お待たせしました。
(シマ)ありがとう。 わあ きれい。

頑張ってるね。
(直弥)ありがとうございます。

(先生)おい 大丈夫か 粟鳥洲。
ああ…。

ライオンの家で つらいオン。 フフ…。

(笑い声)

痛っ…。 ああ 悪い。

(チャイム)

ああ…。

(舞)お粥 食べられそう?

あ~… いいや。

とりあえず 置いとくね。
ああ。

朝食が食べられなくて… はい。

(直弥)えっ? えっ ちょっ…。

「超ショック」だろ。

(笑い声)

(カモメ)粟さん。

(粟鳥洲)ああ…。

純ちゃん 来てくれたの。

粟鳥洲さん 少しお話できますか?

ここでもいいかな…?

体が 鉛になっちゃった…。

(ノック)
はい。

(ドアが開く音)

こんにちは。

(純)こんにちは。

(カモメ)どうぞ。
何かありましたら お声がけください。

(純)はい。

さっき 粟鳥洲さんに会ってきました。

そうですか…。

自分の気持ち 正直に伝えてきました。

(純)やっぱり 私 粟鳥洲さんの気持ちに
応えることはできません。

それは 俺が もうすぐ死ぬから?

そうです。

(純)みんな いつ死ぬかなんて
分からないですけど

別れが近い人を好きになるのは
つらいです…。

(純)それに 私は今
やりたいことが たくさんあって

恋愛どころじゃなくて…。

それを待ってくれる人じゃないと
無理なんです。

ごめんなさい…。

なら オッケー。

だって 病気が原因ってことは

俺の顔とか性格は
問題ないってことだろ?

あ…。

そういうことか…。

(シマ)そうなるかもね。
(笑い声)

あ~ でも悔しいなあ。

病気にさえなってなかったらなあ。

あっ でも なってなかったら
純ちゃんには会えなかったのか…。

…ってことは 病気に感謝か。

ハハハハ。 …って できねえよ~。

(笑い声)

純ちゃん。
はい。

最後に いい恋させてくれて ありがとう。

(純)いえ…。

(拍手)

うん…。

あの時 ほんのちょっとだけですよ
ほんのちょっとだけ

粟鳥洲さんが かっこよく見えました。

でも それは
本人には言わない方がいいですね。

猛アタックが再開しちゃいますから…。

フフフ… 本当ですね。

何か 久しぶりです…。
こういう恋バナ? みたいなことするの…。

(カモメ)何ですかね?

あ…。

(時計の時報)

「芋ようかん」。

…って終わりかよ! ん…?

(シマ)前にもやったよね?
うん。

続きがあります。

「皆様 また同じリクエストをして
申し訳ありません。

でも シスターが 以前 なぜ
芋ようかんをリクエストしたのか

その理由が分かりましたので
みんなに知ってほしいんです」。

(ヘルパー)いいですよね?

「私たちの部屋には シスターの古い日記が
たくさんあります。

先日 そのうちの一冊を
落としてしまったのですが

そこから古い写真が出てきました」。

これが その写真です。
(シマ)えっ?

へえ~! えっ これがシスター?
きれいね!

ちょっと失礼。
うん ほら。

うん。 あっ この人… えっ?

シンちゃん そっくりじゃない!
(シマ)本当だ!

(ヘルパー)旦那さんですって。
えっ!

(カモメ)だから シスター
シンちゃんのこと好きだったんですね。

(笑い声)

でも シスター 当時あまり旦那さんのこと
好きじゃなかったみたいなんです。

え?

シスターの日記のコピーが
同封されてましたので お読みします。

「源太さん ごめんなさい。

私 長い間 あなたのことを
受け入れようとしませんでした。

でも それは
あなたが嫌だったんじゃなくて

親同士が決めた結婚だったから
反抗してたんです」。

「あなたは よく 本土から
芋ようかんを買ってきてくれましたよね」。

(源太)おお 座れ座れ座れ。

芋ようかん 今日は焼いたよ。
「私が食べ飽きたと言ったら

網焼きにして
バターを載せてくれたこともありました」。

これに バターを載せて…。

「本当に 一生懸命
私を喜ばせようとしてくれました」。

はい 食べてみて。

うまいか? へへ…。

生まれ変わっても また一緒にいたいなあ。

「私は返事をしませんでした。
傷つけましたよね」。

(源太)よし 焼けた。

「でも 一緒にいるうちに
だんだん夫婦らしくなってきて

やっと 私も そう思い始めた時…」。

「あなたは 漁に出たきり
帰ってこなくなってしまいました」。

源太さ~ん!

「あれから 私は ずっと後悔しています。

何で あなたを もっと早く
受け入れてあげなかったんだろうって…」。

「できることなら 過去に戻って

あなたと一緒に
また あの芋ようかんを食べたいです。

その時は 絶対に『私も一緒にいたいです』
って答えますからね。

ごめんね 源太さん。 大好きです」。

(拍手)

お待たせしました。

では 召し上がってください。
(一同)頂きます。

うん おいしい。

こうすると また別物だな。

(先生)スイートポテトみたいだな。
(粟鳥洲)うん。

♬~

大浦… 先輩…。

私も… 好きでした…。

私も 家族を亡くしてるんです。

母を交通事故で…。

私が立ち直ることができたのも
シスターのおかげでした。

(シスター)
私もね 夫を亡くした時 そうだったの。

何で自分がって
そんなことばっかり考えてた。

その時ね 神父さんに言われたのよ。

「思いっきり不幸を吸い込んで
吐く息を感謝に変えれば

あなたの人生は
やがて光り輝くでしょう」って。

感謝に変える?

今は難しいかもしれないけど
そのうち きっと乗り越えられると思う。

だから 一緒に頑張ろう。

私は ずっと そばにいるから。

(シスター)一つ どう?

(泣き声)

だから シスターが認知症になった時も
私がお世話しようって思ったんです。

ずっと そばにいるって約束しましたから。
ねっ シスター。

ごきげんよう。

ヘルパーさんが シスターの手を
こんなふうに取って 2人で ぎゅ~って。

すてきですね 2人とも…。

はい。

芋ようかん 焼いたのも食べたかったな…。

でも いいですね おやつって。

温かい気持ちになります…。

おやつは心の栄養 人生のご褒美です。

おやつがあることで
人生が豊かになります。

♬~

はい…。

私の人生も 豊かになりました…。

♬~

やつれたな。
お互いさまです…。

♬~

私が いなくなったあと

六花 大丈夫かな…。

きっと マドンナさんが
なんとかしてくれる。

俺が死ぬ時は みんなで
パーティー開いてくれって頼んどいた。

粟鳥洲さんらしいですね…。

フフ…。

雫ちゃんは どんなふうに死にたい?

その瞬間まで精いっぱい生きれば
人生を全うしたことになる。

だから 粟鳥洲さんは
いつも笑顔なんですか…?

思い出して笑われるような人生が
いいからさ…。

フフフフ…。

最後まで
しょうもねえやつだったなあって…。

ヘヘ…。

すてきな生きざまですね…。

ほれ直したか?

フフ… 最初から ほれてません…。

…んだよ 四角関係だと思ったのに。

本当 しょうもないですね…。

ハハハハ… 最高の褒め言葉だな。

はあ…。

雫さん よく眠ってましたよ。

はい…。

先ほど 粟鳥洲さんが旅立たれました。

♬「ラランラーラー ラランラーラーラー
ラランラーラー ラランラーラーラー」

♬「旅立つあなたへ 愛が届くように」

♬「私は歌うよ 大きな声で」

間もなくかもしれません。

♬「ラランラーラー ラランラーラーラー」

友彦。
友彦さん。

(ヘルパー)粟鳥洲さん ありがとうね。

粟鳥洲さん 楽しかったよ。
じゃあね 粟鳥洲さん。

(先生)すぐ追いつくからな 粟鳥洲!

ここでは ご自身でニックネームを
付けてもいいことになっていまして。

息子さんは 名字の「鳥洲」に
「粟」という字を付けたいと…。

(直弥)粟鳥洲さんの本名って
鳥洲だったんだ…。

どうして 「粟」を?
それは…。

下ネタだろ?
(シスター)フフフ…。 (ヘルパー)シスター!

(シン)先生!
あっ すまん。

かあさん…。

粟鳥洲さん 言っていました。

ず~っと真面目に生きてきて
冗談の一つも言えない人生だったって。

だから 最後は 自分の生き方を変えたい。

(舞)そうだったんだ。

粟鳥洲さん
前は何の仕事だったんですか?

国家公務員です。

(ヘルパー)じゃあ 全部 本当だったんですね。

学生時代 俺は出来がよくてなあ。

こう見えても 俺は ここに来る前

国家機密を扱うような
重大な任務に就いてたんだ。

前 粟鳥洲さんが
ティラミスのエピソードを

途中まで話してくれたこと
覚えてますか?

ある会議の時
差し入れで ティラミスが出された。

その時 ぱっと ひらめいたんだ。

あの話も 聞いたことがあります。

オイルショック以降
エネルギー消費量が増加した部門は

更なる省エネルギーの取り組みが
必要とされています。

え~ 現在 日本では

エネルギー供給のほとんどを
海外に依存している状況ですので

エネルギー消費効率の向上に力を入れ…。

鳥洲君 聞いてるか。

あ… すいません。

集中しろ。
はい。

エネルギー価格の変動に対応できる経済を
築く必要があり

更に 世界は 地球温暖化という
共通の課題に直面しているので

これらの解決に向けて
国内外のエネルギー消費効率の改善を

一層 促進する…。

フフフ…。

夏季… 夏季においては…。
フフフ…。

ティラミスを チラ見する。

フフフフフフフ!

あの時の快感が忘れられなくて
でも そのあと すぐに病気になって…。

だから 今までとは正反対の生き方を
しようと思ったって 話してました。

イメチェン 大成功ですね。

だから 私たちを ここへ
連れてこようとはしなかったんですね。

バカだな…。

失礼します。

午後5時18分 ご臨終です。

(泣き声)

粟鳥洲さん… よい旅を…。

最期まで
みんなを楽しませてくれたんですね…。

はい。

粟鳥洲さん 私に言ってました…。

思い出して
笑われるような人生がいいって…。

成し遂げましたね…。

はい。

マドンナさん…。

私も死んだら
次の何かになるんですかね…?

新たなステージに 行くんだと思います。

魂のステージといいますか。

あくまで 私のイメージですが…。

そうあってほしいと 思ってます。

私は ステージ4の次に
魂のステージに行くんだ…。

♬~

(先生)おはよう。
(一同)おはようございます。

おはよう。 今日は? 梅と?

(舞)ズッキーニです。
(先生)あっ ズッキーニか。

(ヘルパー)おいしいですよ。 (先生)ありがと。
(舞)お粥作りも だいぶ慣れてきたよね。

(ヘルパー)雫ちゃん…。

皆さん 最後に 挨拶をしに来ました…。

(先生)最後?

もうそろそろだと 思うので…。

今まで… ありがとう… ございました…。

こちらこそ わざわざありがとう。

ありがとね。
ありがとう。

♬~

(弘人)ごちそうさん。
(早苗)うん。

(梢)ごちそうさま。
は~い。

行ってきます。
はい 行ってらっしゃい。

あっ ちょっと待って 梢。
お弁当 忘れてる。

あっ!
行こう。

(早苗)じゃあね 行ってらっしゃい。
(梢)行ってきます。

ごめんなさい 呼び出して…。

いえ…。

お願いが あって…。

私 まだ少し… 死ぬのが 不安なんです…。

だから その時の お楽しみというか…

私が死ぬ時…

この子と… 手を振ってほしいんです…。

明日葉畑から…。

私も… 空から… 振り返すので…。

分かりました。 約束します。

うん…。

あれ 食べたいです…。

マドンナさんの すばらしいもの…。

蘇 ですか?

すぐに作ってきますね。

六花 お願いね。

♬~

(時計の時報)

また会いましょう!

(鳴き声)

よく生きたね。
味わい深い人生だった。