[新]<オトナの土ドラ>・最高のオバハン 中島ハルコ【ハルコ、不倫を斬る】[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[新]<オトナの土ドラ>・最高のオバハン 中島ハルコ【ハルコ、不倫を斬る】[字]

林真理子の痛快エンターテインメントをドラマ化!セレブでドケチな還暦名古屋嬢・中島ハルコ(大地真央)が地味OL・いづみ(松本まりか)と共に世の悩みをぶった斬る!

番組内容
38歳独身で10年物の不倫に悩む弱小出版社のライター・菊池いづみ(松本まりか)が出会ったのは忖度無用の毒舌で人の心をグサグサ刺すアラ還名古屋マダム・中島ハルコ(大地真央)。超人気美容クリニックを都内で経営する超セレブ。いづみはひょんなことからハルコとお近づきになり、計らいでホテルのスイートルームに宿泊させてもらうなど、
番組内容2
豪華な別世界を味わうことに…。
「私の事、もしかして、貴方の人生を変える女神って思うわよねえ」
怪しいオバサンだ、と若干引き気味のいづみ。そんないづみをハルコはセレブパーティーに誘う。
そこでいづみが遭遇したのはイケメン実業家・大貫研一(袴田吉彦)と、その愛人・吉岡久美(大西礼芳)。
番組内容3
くしくも自分も10年物の不倫に悩んでいたいづみは心苦しくなるが、そんないづみの目の前でハルコの怒号が響き渡る!
「あんたね、愛人のくせに調子に乗ってんじゃないわよ!」
ハルコさんに叱られると、なぜか人生上向いていく!
土ドラ史上最強スーパーレディーが爆誕!
世の不正や悩みをなぎ倒す、痛快毒舌エンターテインメント、開幕!
出演者
大地真央 
松本まりか 
真魚 
合田雅吏 
蕨野友也 
今野浩喜 
高橋ひとみ 
田山涼成 

【1話ゲスト】
袴田吉彦 
大西礼芳 
六角慎司 
シャバーニ
スタッフ
【原作】
林真理子 
「最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室」
「最高のオバハン 中島ハルコはまだ懲りてない!」
(文春文庫刊) 

【脚本】
西荻弓絵 

【音楽】
辻陽 

【主題歌】
「やったれ我が人生」祭nine.(ユニバーサル ミュージック) 

【企画】
市野直親(東海テレビ) 

【プロデューサー】
松本圭右(東海テレビ) 
古林都子(The icon)
スタッフ2
渋谷未来(The icon) 

【演出】
大谷健太郎 
金子与志一 
渋谷未来 

【制作】
東海テレビ 
The icon
ご案内
公式サイトやSNSなど、充実のウェブコンテンツは「オトナの土ドラ」で検索!! 

【公式サイトURL】
https://tk.tokai-tv.com/nakajimaharuko/  

【公式ツイッターURL】
https://twitter.com/tokaitv_dodra  

【YouTube】
東海テレビ公式チャンネルも好評配信中!

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  13. 離婚
  14. シャンパン
  15. 会社
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  17. 若杉
  18. 女性
  19. 名古屋
  20. 再婚

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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♬~

♬~

(いづみ)
[私こと 菊池いづみ 38歳]

[弱小出版社 勤務。 独身の身に
信じたくないことが起きた]

(いづみ)《あっ! 200万!?》

《ど… どうして
そんな大金が必要なの?》

(桐谷)《理由は恥ずかしくて
とても言えないよ》

《でも ホントに困ってるんだ。
必ず すぐ返すから》

(桐谷)《愛してる》

《信じてる》

[それ以来
彼からの連絡が途絶えるなんて

思いもしなかった]

(ハルコ)ちょっと あんた。

シャバーニに会うときくらい
携帯 切っときゃー!

すいません…。

すいません。

♬~

どこまで行くの?
びっくりした…。

クラシックホテルですけど…。
あら 同じじゃない。

えっ?
うん。

えっ?
ほら。 乗って。

えっ?
早く乗って。

あなた ラッキーよね。
私と話ができるなんて。

そこ 左行ってちょうだい。

この道はね
今の時間帯 混んでるから。

ハリーアップ!

《絶対 危ない おばさんだ…》

さっさと… はい 早く出て
先出て。

あっ!

迎えの車もよこさないなんて
どういうこと!?

あなた タクシー代
払っといてちょうだい。

かしこまりました。
ホントにもう~ 何だかねえ?

えっ… どういうこと?

(司会)名古屋市とランス市は

観光 教育 食文化などの

幅広い分野で
有益な交流ができることから

姉妹都市提携となりました。

ランス市はシャンパーニュという
地名にもあるように

シャンパンの生産地としても
有名です。

(ウエーター)ちょっとした
お祝いで飲むなら

このクラスのシャンパンが
ちょうど…。

[地味ながら定評のある
グルメ雑誌の編集兼ライターとして

今は ため息ついている
場合ではない]

(三日月)シャンパーニュは
私にとっては 命の水です。

なくてはならない存在です。

(三日月)
私の専門は国文学ですが

平安時代に
もしシャンパーニュがあったら

『源氏物語』は
どんなふうになったか。

想像するだけで楽しくなります。

(司会)三日月先生
ありがとうございます。

(拍手)

(司会)それでは皆さん
引き続き

すてきなシャンパンと
お料理をお楽しみください。

(女性)ハルコ先生!
(女性)いらしてたんですか。

あら。
(女性)その節は

大変 お世話になりました。

何かあったら
また相談にいらっしゃい。

(女性)ありがとうございます。
有名人?

あら 大貫。 来てたの?

(大貫)うちはシャンパンの消費量
半端ないですから呼ばれちゃって。

ああ ハルコさん。
ホームパーティーの案内 届いてますよね?

絶対 来てくださいよ。
久美も楽しみにしてますから。

実は ハルコさんに どうしても
相談したいことがあるそうで。

はいはい。

あら 三日月先生。

ハルコ先生は
相変わらず人気者ですね。

そんな。 次の先生の朗読会
楽しみにしてますわ。

また ご案内します。

うっ…。
(男性)痛っ。 何?

(男性)あっ! 危ねえ!
(女性)えっ? 何 このおばさん。

ハルコ先生!

あっ あなた。
あなたよ あなた。

あなたよ。
あた… あたし?

あなた 人生 悩んでたでしょ?

どうして それが…?

シャバーニの前で 大きな ため息
ついてたじゃないの。

えっ!?

あのときの お… お… おば…
おば… ええっ!?

おば… おばばばば!
協力してちょうだい。

あの和服のおばさん 苦手なのよ。
私のファンで

下手したらストーカーになりそうで
怖くて 怖くて。

私が困ったら…。

あの和服のお尻
わしづかみにしなさい。

はい?

えっ?
いいわよ。

あっ… あら…
い… いらしてたんですか?

ハルコ先生。 私 今日 どうしても
先生とお話しがしたくて。

ウフフフ… はーい。

痛い 痛い 痛い…
ちょっと痛いです。

ハッ!
ギャー!!

痴漢 痴漢 痴漢 痴漢
痴漢 痴漢 痴漢!

誰か助けて! 痴漢よ 痴漢よ
痴漢よ! 痴漢~!

誰か助けて~!

ハァ… 助かったわ。

私 名古屋じゃ有名でしょ。
もう ホント大変なのよ。

ハァ… ハァ… ハァ…。
ああ… フゥ…。

あら…。

(女性)キャー!

うん 大したことないわ。
軽い貧血ね。

どうして分かるんですか?

私を誰だと思ってるの?

美のスーパードクター
中島ハルコよ。

ちょっと? 聞いてんの?

ねえ ちょっと。
聞いてんの?

♬~

あなた ろくなもの
食べてないんじゃないの?

こんなに痩せこけて。

あなた 貧乏なの?
それとも 無茶なダイエット中?

(バイブレーターの音)

はい。

ええ。

ウフフフフ!

ええ。 まあ アハッ!

あら…。

(ウエーター)お待たせいたしました。

当ホテル自慢の みかわ牛の
フィレステーキでございます。

どうぞ ごゆっくり
お楽しみください。

あ… あたし 頼んでません。
ハルコ先生からです。

今晩は こちらのお部屋に
お泊まりください。

こちらのお部屋って…。

スイート!?

ハッ! むむむ…
無理です 無理です! そんな。

あたし お金ない… ハッ!

お支払いの必要はありませんので。
いやいや いやいや…。

そんなわけには…。

あの…。

ハルコ先生って…

占いの先生ですか?

(久美)ハルコ先生。 彼が
名古屋のパーティーでお会いできたって。

ええ。
今日はヒアルロン酸注射ね。

(久美)今度のパーティー
必ず いらしてくださいね。

大貫から聞いたわ。

私に相談があるんですって?

実は お願いが。

はい。

いっ 痛たたた…。

(看護師)ハルコ先生。

大貫さんの愛人に また意地悪を?

あら… 分かっちゃった?

(若杉)先生。 名古屋のホテルで
会った 菊池さんという方から。

えっ? 誰かしら?

失礼ですが
どちらの菊池さまでしょうか?

食事の友社の。

『グルメシ!』という
グルメ雑誌の。

シャンパーニュパーティーで
貧血で倒れた。

あ~
フッ あのガリガリちゃんね。

お礼がしたくても
お名刺も頂いてなかったので

あの… ホテルの人に聞いて。
フフフ… お礼なんていいのよ。

いやいやいや…。
だって タダだもの。

タ… タダ?

(真央)確か『メナケリ』の表紙で
見た気が…。

あっ やっぱり。
この人 名古屋の超セレブですよ。

あっ… あの… クラシックホテルの
スイートルームが タダだなんて!

気にしなくていいのよ。

名古屋には
ツレを大事にする文化があるの。

知ってるでしょ?
《ツレ文化?》

あのホテルの支配人は
小学校の同級生でね

私に恩があるのよ。

だから あのホテルは
名古屋での私の家みたいなものね。

あの… でも… このままでは
あたしの気が済みませんので

どうにか お礼をさせて
いただけないでしょうか?

う~ん…。 だったら
ちょっと付き合ってもらおうかな。

あなた
人生 悩んでたでしょ?

スイートルームの朝は
どうだった?

別世界が開けたんじゃない?

《別世界… 別世界》

《デリシャス
インクレディブル》

《ああ…》

《ナイスモーニング》

《エクセレント
マーベラス ファビュラス》

私のこと もしかして
あなたの人生を変える女神かも…。

って思うわよね? そりゃあ。
アハハハ!

あっ… まあ…
そ… そうですね…。

あっ こっち こっち!

あっ すいません!

(若杉)秘書の若杉です。

菊池です。
では 私はこれで。

あら ワカも
一緒に行けばいいじゃない。

いえ。
修羅場を見る趣味はないので。

ホント ワカは
ツンデレのデレ抜きね。 フンッ。

あの… 修羅場って…。

ホント 痩せてるわね。

えっと…。
いづみで結構です。

ふんふん。
実はあたし お金もないですけど

食欲もないんです。
あら そう。

恋の悩みってことね。

分かりますか?
あなた 本当にラッキーね。

私についてくれば
運気が上がるかもよ?

《確かに別世界だ…》

こんな豪邸に住んでる人って
いるんですね…。

それは庶民の感覚ね。
ここは大貫のセカンドハウス。

本宅は別。

≪(シャンパンのコルクが抜ける音)
≪キャッ! すごーい!

(拍手)

うん? えっ これ
ダイヤモンドじゃないですか。

あの… サッカー選手と
歌姫夫妻が大好きな。

フッ…。
ハァ… 私 初めてです。

こんなもの バブルを経験した
私には 何てことないわ。

はい。

う~ん!
本当の飲み頃には まだ早いのに。

こんなに開けて…
もったいないわね。

あの人 女優さんだ。 あっ あれ…
ピアニスト あの… 有名な。

何か… モデルさんみたいに
奇麗な人ばっかり。

奇麗なだけじゃないわよ。

みんな 大貫に ビジネスの相談
持ち掛けようとしてる

優秀な子ばっかりよ。

うちの後輩みたいです。
優秀で キラキラしてて。

何か言った?

実は あたし 編集兼
フードライターやってるんですけど

本当は結婚して 好きなもの書いて
生きていきたかったんですけど

気付いたら38になっちゃって。

さ… 38? 38!?

あなた 38!?
それにしては疲れて見えるわね。

その眠そうな目。
涙袋もないじゃないの。

肌も ちょっと くすんでるし
口角も下がり気味だし

何より そのピーナツフェース。

ピーナツフェース… ピーナツ?

その… ガタガタ ガタガタ
ガタガタしてる ピーナツライン。

そのフェースラインのことよ。

ひどいわね! ひどい。

そんなに おっきな声で
言わなくたって。

ハルコ先生!
お待たせして すみません。

何か調子良さそうな肌じゃない?

紹介するわね。
こちら いづみさん。

『グルメシ!』の菊池と申します。

グルメ雑誌の。 拝読してます。

久美ちゃんの会社 いづみさんに
どこかで紹介してもらうといいわ。

ハーブの輸入の会社をしてまして。
便秘にも いいらしいわよ。

私は 一度もなったことないから
本当かどうか分からないけど。

ハハハ…。

ハルコさん 来てくださって
ありがとうございます。

いづみさん こちらが大貫。
このセカンドハウスの持ち主よ。

あっ…。
ああ… あっ 私…。

いづみさん。
『グルメシ!』の方ですって。

そう。
よろしくお願いします。

よろしくお願いします。
(せきばらい)

で? 私に相談って何かしら?

あっ… じゃあ 私は これで…。
いいのよ いづみさん。

構わないでしょ?
ええ。

僕が外すことになってますから。

行くね。
(久美)うん。

色々考えたんですけど

やっぱり ハルコさんしか
お願いできる人がいなくて。

実は…。

あたしも もう35歳になるんで

卵子を保存したんです。

どうしても
子供が欲しくって。

でも 彼が籍を抜いてくれないと
再婚できないし。

籍…。

10年も付き合ってたのに

このまま ずるずるしたら
子供も産めないまま

人生が
終わってしまうじゃないですか。

(久美)奥さんも
ハルコ先生の言うことなら

聞いてくれると思うんです。

(大貫)
そろそろワインにしましょうか。

久美ちゃんの話は聞いたわ。

それで大貫はどうなの?

また 離婚して
再婚する気 あるの?

また?
ハァ… 参ったな。

いや… 実はユリコとは
この半年 別居してまして。

ただ 離婚はしないと。

そりゃあ ものすごい形相で
話にならなくて。

そりゃそうよ。

この大貫はね 脂肪吸引して
モテ始めた途端

ユリコさんという愛人をつくって
大変な修羅場だったのよ。

やっと再婚したと思ったら

今度は久美ちゃんという
愛人をつくったわけ。

おモテになるんですね。

愛人って言われても…。

私たち 気持ちの上では
結婚してるんで。

ハワイで
こんな写真も撮りましたし。

(仲居)《失礼いたします》

(仲居)《はい チーズ》
(シャッター音)

ところで 料理はこれだけなの?
ああ… はい。

こういうところでは そんなに
食べる人もいないですし

オードブルだけにしたんです。
私がいるわよ。

何が出てくるか 楽しみにして
来たのにね いづみさん。

いや 私は そんな…。

ハルコさん!
何とか お願いします。

私 堂々と
生きていきたいんです!

愛人のくせに
調子に乗るんじゃないわよ!

私を動かそうなんて
あんた 100年早いわよ!

クリニックのお客さまだからと思って
我慢してたけど

私は あんたのためには
1mmも動かないわよ。

こんなパーティー開いて
奥さん面して。

愛人は愛人らしく
もっと謙虚でいたら どうなの!

(久美の泣き声)

ひどい…。

久美。

(久美)どうして?

こんな ひどいこと
言われなきゃいけないの?

(大貫)おい 久美!

追い掛けなくて いいんですか?

お見苦しいとこをお見せして
ホント すいません。

ああ… いえ。

ハルコさん。

あのプライドの高い久美が
ハルコさんに すがるなんて

いじらしいとは思いませんか?

久美はハルコさんのこと
大好きなんですよ。

でしょうね。
みんな 私のことが好きだもの。

確かに そうですが。

実は ユリコと再婚したとき
正直 離婚疲れというか…。

そこまでして
再婚する相手だったのか

分からなくなっていて。

そこへ 久美が現れたんです。

田園調布育ちのお嬢さまで
ビジネスがしたいと。

その相談を乗ってるうちに
まあ 深い仲に。

フンッ。

付き合って3年たっても
僕が離婚しないんで 彼女は

僕への当て付けに お見合いして

すぐに結婚したんです。

結婚?
相手が

胃腸科のクリニックを開業している
内視鏡で有名な医者で。

あら。 上等じゃないの。

それが… 新婚旅行先のドバイから
電話がかかってきたんです。

よりによって
新婚初夜って そのときにですよ。

《やっぱり
あなたが忘れられない》

《あんな 爬虫類顔の男に
これから抱かれるかと思うと…》

(泣き声)
《もう死にたい》

《僕だって
久美なしじゃ生きていけないよ》

《大貫さん…》

《やっぱり… 好き!》

(蛇島)《ふざけるな!》

《だぁ~!》

(蛇島)《貴様たちを訴える!
慰謝料請求!》

《嫌~!!》

結局 久美の親が大金を払って
話をつけたんです。

僕には もう かんかんで。
貴様から金を取るつもりはない。

それより久美と別れろと。
でも別れられない。

ユリコさんと離婚もできない。

そうなんですよ。

でも まあ
今は うまくいってますから

しばらくは このままで。

それは甘いわね。

あんたは
あの子をつけあがらせたのよ。

分かる?
いづみさんみたいなタイプなら

奥さんに自分の存在を
知らせたりしない。 でしょ?

あっ はい。
えっ?

でも 久美ちゃんは

奥さんに自分の存在を
アピールするタイプ でしょ?

さすが ハルコさん。
要するに久美ちゃんは

こんなパーティーを開いて

女主人としての自分を
見せつけたかったのよ。

あの若い奇麗な子たちに

大貫は自分のものだって
知らしめたいのよ。

あの子も必死よ。

でも 女はケチだから

まあ 軽いオードブルだけで
いいと思うって

どうせ
久美ちゃんが言ったんでしょ?

前は もっと
お料理 出してたのに。

でも 大貫は 自分が
ケチだと思われるのが嫌で

1本 3万8, 000円もする
ダイヤモンド バンバン抜いて。

ハァ…。

久美ちゃんは シャンパンの
値段なんか知らないからね。

そのとおりです。

あんたたち
別れる気はないだろうから

これだけは言っとくわ。

愛人が本妻面するようになったら
その男は おしまいよ。

よぼよぼになったとき
みとってもらおうとしても

奥さんにも子供にも
冷たくされるのがオチよ。

愛人だって

とうとう 籍を入れてくれなかった
男の下の世話なんて

まっぴら ごめんよ。

確かに まっぴらかも。
でしょ?

(大貫)そんな怖いこと
言わないでくださいよ。

脅しじゃなく 最後は
高級老人ホームにも入れず

しょぼいワンルームマンションで
独りぼっちで寝たきりって

元経営者を
私は何人も知ってるわ。

富と地位と若い愛人と

今は全てを 手に入れた気に
なってるでしょうけど

女で蹴つまずいて
転げ落ちる坂は

そういう地獄に続くのよ。

しょせん 自分の人生を壊すのは
自分なのよ。

まあ 私の知ったことじゃ
ないけどね。

ああ…。

はぁ おなかすいた。
ねえ どこか知らない?

今日は特別に私がおごるわ。

言っとくけど
私が食事をごちそうするなんて

ここ数年で初めてよ。

それにしても ケチな愛人ほど
腹の立つものはないわね。

何で わざわざ すきっ腹で
お店探さなきゃならないのよ。

でも…。

久美さんは
本気で大貫さんを愛してるから

だから いつか奥さんと離婚して

自分と
結婚してくれるんじゃないかって

信じてるんじゃないでしょうか?
だから怖いのよ。

ただの遊びで不倫する女なら
短期決戦でバンバンお金使わせて

奇麗さっぱり別れられる。

でも あの子は
大貫のタイプなだけに心配なのよ。

だったら 大貫さんが離婚すれば
解決するんじゃ?

どっちにしても

変に炎上して 大貫の会社の株が
下がりでもしたら

株主の私が困るのよ。
だから ばっちり釘を刺したのよ。

えっ!?

何 大きな声出して。

それって 完全に
ご自分のための釘ですよね?

そうよ。 このSNS社会
『文鳥』砲もだけど

痴情のもつれ スキャンダルほど
怖いものはないのよ!

大貫の会社の節税対策に
久美ちゃんが絡んでるとしたら

アキレス腱 握られているような
ものじゃないの。

下手したら
会社が足をすくわれるのよ?

資産2, 000億円の会社がね。

2, 000億?

まあ もっと ましな食事を
出してたら

私も もっと優しいこと
言ってたかもしれないけれど

あんな ちまちました
オードブルじゃ仕方ないわね。

一度しか来たことないんですけど
おいしかったんで。

そういえば この近くのコンビニで
刃傷沙汰があったわね。

痴情のもつれで。
(せき)

物騒ですね。
う~ん!

おいしい。
お値打ちじゃないの。

知ってるでしょ?
大阪人のケチは値切るのが好き。

でも 私みたいな
尾張の人間のケチは

お値打ちが好きなのよ。
うん。

ハルコ先生。
ハルコさんでいいわよ。

ハルコさん。

実は…
今日は 身につまされたんです。

でしょうね。

あなた 不倫してたんでしょ?

だから 38まで
独身だったんでしょ?

ちょっと… そんな おっきな声で
言わないでください。

相手は何者?

商社マンです。

10年前に
グルメ雑誌に異動になったころ

ワイン会で知り合って

ウミウシ物産の
イカタコグループの人だから

いろんなこと知ってるし
会うと勉強になるし。

《芳醇》

おしゃれで すてきで
大人で…。

《お誕生日おめでとう》

誕生日には いつも指輪をくれて
3度目の誕生日には…。

《ちゃんとするよ》

って 言ってくれたんです。

でも ここ2年ぐらい
ちゃんとするよとも言わなくなって。

指輪も間違って
前と同じものくれたりとかして。

でも あまり高いものじゃ
なかったからですかね?

子供の受験が終わったらとか
仮面浪人が終わったらとか

毎年 いろんな理由があって。

信じて 待ってたんです。

それが…
急に200万貸してほしいって。

《あっ! 200万!?》

《愛してる》

《信じてる》

それから ぱったり
連絡がないんです。

もう半年近くも。

あの… 聞いてました?

いい?

不倫には 女が守るべき
四ないルールがあるの。

四ないルール?

この四つを守らなければ
ただの都合のいい女になるだけ。

あたし…。
四つ全部やってたでしょ?

それで? 生活費の一部ぐらい
出してもらってた?

たまの外食とか 旅行代で
チャラって感じじゃないの?

ああ… どうして分かるんですか?
しょせん ケチなただの男よ。

そんなの忘れなさい。 あなたは
もっと男を見る目を養いなさい。

以上?

あ~!

でも その200万は惜しい。
えっ…。

えっ… 忘れるんじゃ…。
忘れるのは男。 お金じゃないわよ。

200万稼ぐのが どれだけ
大変なことだか 分かってんの?

それは大変でしたけど
でも すぐ返すからって…。

すいません…。
すぐに その男に

請求書を送りなさい。
今月中に200万返せとね。

何の感情も入っていない文章で。
そして出方を見るの。

できるわよね?

はい。

でも… そしたら
彼は どうするんでしょうか?

私は占い師じゃないわよ。

でもね…。

占い師より

見えるのよ。

その男には もう一人
愛人がいるわね。

まさか… 忙しいのに
私一人で手いっぱいなはずです。

大貫みたいに 一度
愛人をつくった男には 2人目が。

あなたの彼みたいに 10年も愛人を
キープするような まめ男にも

2人目がいても
おかしくな~い。

常識よ?

あ~ でらうまいでかんわ。

(大谷)やっぱり しるこサンドは
生に限りますの。

うん。
ハルコ先生。

菊池さんから お電話です。
ああ いづみさんね。

はい。 いづみさん?
不倫の! 彼から お金戻った?

不倫って…!

ちょっと…
そんな おっきな声で。

おやおや…。
(大谷)またですか。

あの… ハルコさん

実は もつれると怖いので
お願いが。

えっ?

ハァ…。

ハァ…。

ハァ…。

すいません…。

びっくりした…。

《何だろう。 まさか…
奥さんが 何か仕掛けた?》

♬~

どうしたの?

な… 何か…
変な男に追われてる気がして。

えっ?
コンビニの逃亡犯か?

本妻が放った刺客かも。

大谷 若杉。 よろしくね。
(大谷・若杉)はっ。

≪(足音)
≪(自動ドアの開く音)

♬~

(英子)すいません…。

大金持って歩くなんて
初めてで…。

(せきばらい)

桐谷さんですよね?
私 いづみさんの友人です。

よろしかったら
奥のお部屋へどうぞ。

(英子)200万円と
これは利子です。

どういうお金だったんですか?

六本木の悪い女に引っ掛かって
裏にやくざみたいな男が。

どうにもならなかったようで
私に 何もかも打ち明けたんです。

これで 主人と別れてください。

それじゃあ。

ちょっと ま… 待ってください。

あの… 奥さまは
どうなさるおつもりですか?

主人の母の介護があるんですよ。
体は元気なのに 認知が。

同じ地元の
高校の同級生ですから

お互いの両親とも
長い付き合いなんです。

いまさら離婚なんて…。

(若杉)先生。
大丈夫。

生しるこサンド食べさせてやって。

奥さーん。

あなた 専業主婦でしょ?

もしも
いつか働くつもりになったら

私が相談に乗るから。

夫に一生添い遂げるも修業。

自立して 働くのも修業。

修羅場を乗り越えた女は
強いのよ!

ねっ。

♬~

よかったじゃない。 200万戻って。

今夜は あなたのおごりよね?

おふくろが ちょっと具合悪いんだよ
とは聞いてたんですけど。

あたし…。

あの奥さんに
ひどいことしました。

おまけに
あたしだけじゃないなんて。

三つ股じゃないですか。

ホントに…
男を見る目がないにも

われながら…
程がありますよね。

だから そう言ったじゃない。

でも なかなか立派な奥さんで
助かったわよね。

本来なら
あなたが ののしられて

訴えられても
おかしくないところを

利子まで付いてきて。

お金って
だから ありがたいのよ。

でも じゃあ どうして
急に捨てられたんですか?

考えられる理由は…。

それでも
あなたを捨てなかったのは

まあ… ケチな男にありがちな…。

…にかかったから。

2人いることが勲章に思えて
手放さなかったってことかしら。

ところで
部屋の鍵はどうなったの?

サンプルって書かれて
宅配便で送られてきました。

付箋に 「申し訳ない」の一言だけ。

ホントに この10年
いったい何だったんでしょうね?

(泣き声)

あなたって 半端な女よね。

男を奥さんから略奪して
美談に変えることもできない。

仕事もパッとしない。
覚悟が足りないからよ。

だいたい その男に
お金を使わせなかったから

10年も ずるずる長引いたのよ?

どれだけ都合のいい女なの。

というか そもそも
ホントに結婚したかったの?

結婚するということは
さっきの奥さんみたいに

ケチでバカで みんなに
だらしない男のために

頭を下げたり
同じ遺伝子を継ぐ子供を育て

同じ遺伝子を持つ親の
介護をするということなのよ?

それができる人は
それは立派よ?

死んだら 必ず天国に行けるわよ。
でも 私は無理。

200万円もの大金を ゲスな目的で
旦那が使おうもんなら

頭にきて
それこそ グサってもんよ。

あなたは?

≪(ドアの開く音)
(店員)いらっしゃいませ。

あの男… さっき怪しかった。

(シェフ)いらっしゃいませ。

(男)うわー!
キャー!

(悲鳴)

嘘…。

あ~!!
(シェフ)あっ…!

ハ… ハルコさん!?
ちょ… ちょっと!

んだよ… 女は すっこんでろ!

あなた 私を誰だと思ってるの?

美のスーパードクター

中島ハルコよ。

[それは 私の想像を
はるかに超えた存在だった]