<オトナの土ドラ>・最高のオバハン 中島ハルコ #2【令和のお家騒動を斬る!】[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

<オトナの土ドラ>・最高のオバハン 中島ハルコ #2【令和のお家騒動を斬る!】[字]

名古屋メシを救え!買収寸前のひつまぶし屋&跡継ぎピンチのういろう屋…中島ハルコ(大地真央)の奇策でオール解決!?メイダイは明治大じゃなくて名古屋大のことだがね!

番組内容
シャバーニの前で出会ったオバサンは、ただのオバサンではなかった――。
セレブでドケチな還暦名古屋嬢・中島ハルコ(大地真央)とひょんなことから仲良くなったグルメ編集者の菊池いづみ(松本まりか)。10年物の不倫に区切りをつけ、新たな人生を歩もうと仕事に集中する中、名古屋メシ企画でハルコとともに再び愛知にやってくる。
ハルコがイチ押しするひつまぶし屋『いとう』は80年続く店で、
番組内容2
今は大将とその妻、娘の3人で家族経営をしていた。ハルコの姿を見るや否や、妻・幸(堀優子)が駆け寄って来る。実は大手釜飯チェーン店から買収話を持ちかけられているという。『いとう』の経営は火の車。一人娘の真澄(小林亜実)は店を継ぐ気になってはいるというが…。
そんな中、ハルコの知人で名古屋の老舗ういろう屋『紫風堂』の四代目店主・三島昭宏(田山涼成)からも跡継ぎ問題で相談が舞い込んでくる。
番組内容3
昭宏の長男・隆行(永嶋柊吾)が“メイダイ=名古屋大学”を辞めてミュージシャンになると言い出したという。しかし、ハルコは「古いだけが取り柄のういろう屋に明日はない!」とバッサリ。
それでも諦めきれない昭宏に、ハルコのクチから出た言葉はなんと<政略結婚>!
「信長公も家康公も政略結婚で日本を平定したのよ!」
還暦名古屋嬢・中島ハルコが令和のお家騒動をぶった斬る!?
出演者
大地真央 
松本まりか 
真魚 
合田雅吏 
蕨野友也 
今野浩喜 
高橋ひとみ 
田山涼成

【2話ゲスト】
永嶋柊吾 
小林亜実
スタッフ
【原作】
林真理子
「最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室」
「最高のオバハン 中島ハルコはまだ懲りてない!」
(文春文庫刊)

【脚本】
西荻弓絵

【音楽】
辻陽

【主題歌】
「やったれ我が人生」祭nine.(ユニバーサル ミュージック)

【企画】
市野直親(東海テレビ)

【プロデューサー】
松本圭右(東海テレビ) 
古林都子(The icon) 
渋谷未来(The icon)
スタッフ2
【演出】
大谷健太郎 
金子与志一 
渋谷未来

【制作】
東海テレビ 
The icon
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【公式サイトURL】
https://tk.tokai-tv.com/nakajimaharuko/

【公式ツイッター】
https://twitter.com/tokaitv_dodra

【YouTube】
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  9. ハァ
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  14. 結婚
  15. 学歴
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  17. シェフ
  18. メイダイ
  19. 自分
  20. 新商品

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(ハルコ)ちょっと あんた。
(いづみ)[シャバーニの前で出会った

その人は

ただの おばさんではなかった]

(ハルコ)愛人のくせに
調子に乗るんじゃないわよ!

しょせん 自分の人生を壊すのは
自分なのよ。

あなた 不倫してたんでしょ?
(いづみ)ハッ!

その男に 請求書を送りなさい。
何の感情も入らない文章で。

(英子)
これで 主人と別れてください。

(いづみ)この10年
いったい何だったんでしょうね?

あの男… さっき怪しかった。

(男)うわー!
キャー!

(店員の悲鳴)
嘘…。

ハ… ハルコさん!?
ちょ… ちょっと!

(男)
んだよ… 女は すっこんでろ!

あなた 私を誰だと思ってるの?

美のスーパードクター

中島ハルコよ。

刃物 出して 刃傷沙汰なんて

1円の得もならないこと
おやめなさい。

俺は こいつが許せねえんだ!

どうして!

(男)俺の… 俺の女房に
手 出しやがって!

間男とか不倫とか
どうでもいいけど

刺して 人生チャラになる?
ならないわよね?

だったら
刺すだけ無駄じゃないの?

(男)うう~… うるせえ!

邪魔するな…。

おい!
危ない!

(店員の悲鳴)
(シェフ)この野郎!

(シェフ)ううっ!

チクショー!

(シェフ)ああ~!
(男)う~!

(男・シェフ)うわあ~!

あっ… ああ! キャー!

血… 血が… 血が…。
だ… 大丈夫ですか!?

きゅ… 救急車!
待って 待って…。

へっ?
俺 この店 クビになっちゃう。

えーっ!?
そんなこと言ってる場合じゃない。

ええっ!? あっ!

あっ あっ… そっちも血が…。

あっ… 大丈夫ですか?
どうしよう…。

このくらい 命に別条ないわ。

さてと 100万円 出すなら
うちで縫ってあげてもいいわよ。

(シェフ・男)うちで?
うちで。

100万… ですか?

2人で100万出して この一件
奇麗さっぱり水に流したらどう?

引きずるのは貧乏人の証拠よ。

貧乏人は いつか上向くと思って
なかなかチャラにできないのよね。

人生を変える100万円を
出す勇気が

あなたたちに
あるか ないかの問題よ。

動かないで。

出来心で… すいません。

遊びだったんですって。

あいつ あんたで3人目だよ。

そんな浮気性の女房のために
刑務所 入るくらいなら

いっそ別れたらどう?

2人とも

これで 人生チャラにできたと思って
生きてみなさいよ。

新しい人生が見えてくるから。

(若杉)お疲れさまでした。
(大谷)お先に ご無礼します。

お疲れさま。
お疲れさまでした。

ハァ。

私も不倫なんか
もう引きずりたくないです。

ハァ… でも どうしたら…。

そのアニメ声と
貧乏くさい痩せ方が

安い女の色気を におわせてる。

だから 男に軽く扱われんのよ。

あなたは まず
仕事を頑張んなさい。

それが あなたの人生を
変えてくれるはず。

人生を変えてくれる…。

これまでと同じ考えをしてたら
駄目よ。

真逆のことを やってみなさい。

真逆?
あなたみたいな貧乏人は

お金に無頓着だから
いつまでも貧乏なのよ。

一度
お金に執着してごらんなさい。

(あくび)

う~。 よし。

《お金… お金…》

(尾石)
「金勘定に支えられた名古屋メシ」

すいません 出直してきま~す。

(尾石)いい切り口じゃな~い。
えっ?

(尾石)大きいカニ!

頑張ります!

カ~ニ カ~ニ カ~ニ。

カ~ニ カ~ニ。

カニ カニ カニ…。
カニ カニ カニ…。

イェ~イ!
(真央)大丈夫かな うちの会社…。

[そんなわけで
名古屋メシ有名店の台所事情を

あらかじめ下調べし ハルコさんに
紹介を頼んだところ

なぜか 待ち合わせ場所が…]

あっ。

[ハルコさんは いつも想像を
はるかに超えている]

♬~

ここが 私一押しの ひつまぶし屋。

今日は いづみさんのおごりよね?

私のおかげで
企画が通ったんだもの。

もちろんです はい。

うん。
うんうん…。

(真澄)ごゆっくりどうぞ。

ハルコさん いらっしゃい。
いつもの 2つ お願いね。

(真澄)はい。

(真澄)ハルコさん いらしたよ。

おいしそうです~。

戦争中も のれんは焼けたけど

たれだけは抱えて逃げたっていう
秘伝のたれが絶品なのよ。

へぇ~。

(幸)
ハルコさん 実は 大変なんだわ。

え?

(幸)このとおり
うちの買収話が持ち上がっとって。

ただの釜飯と いくら丼と

このひつまぶしを
同列に扱うってわけ?

失礼な話ね。

バカにしてますよね。

この店の一人娘の真澄ちゃん。

菊池いづみです。
初めまして。

どうしたらいいんでしょう。

真澄は しっかり者で
継いでもいいって言ってくれて

ホッとしとったんですけど
こんな状況だもんで…。

主人も いっそ
のれんを下ろそまいかと。

《私の調べでは…》

確かに 先代の味に近づくまで
大将は 20年かかったわよね。

真澄ちゃんか
未来の旦那が継ぐとして…。

そんな人 いません。

とにかく 三代目が味を継ぐのに
最低20年かかるとすると

2人とも死んでるかもよねぇ。

ここは 真澄さん

あなたが考えて
決めるしかないわね。

私が… ですか?

(バイブレーターの音)

あら あっちゃん。

これから
ひつまぶし食べるところなのよ。

何ですって!?

メイダイ 辞めた!?

メイダイ?

(今日子)あなた あなた!

(昭宏)あっ! ハルコさん
わざわざ悪かったね。

どうぞ 入ってちょ。
(今日子)すいません。

創業 安政5年って

江戸時代ですよね。
(昭宏)今年で 創業162年。

古いだけが取りえだもんで。

ホントよね。

《私の調べでは
売り上げは右肩下がりだが…》

実は うちのバカ息子が
せっかく入ったメイダイを

辞めてまって…。
それは さっき聞いたわ。

東京に行くと言いだしたんですわ。
メイダイ辞めてまで 何しに!?

《だから メイダイって?》

(昭宏)それがねぇ ハルコさん。
驚かんと聞いてちょうだいね。

私を誰だと思ってんの?

刃物 向けられたって
驚かない女よ。

(昭宏)ですよね。

ミュージシャンになりたいと。

ミュ… ミュ… ミュ…
ミュージ…!?

(昭宏)ど… どうされました!?
だ… 大丈夫ですか!?

大丈夫よ。 ハァ。 あんたね

自分が どれだけ音痴なのか
分かってるわよね。

いづみさん
このあっちゃんはね

こんなに笑える
調子っぱずれの尾崎 豊なんか

聞いたことがないってくらいの
音痴なのよ。

その息子が
ミュージシャンだなんて…。

ハァー!
何 浮ついた夢 見てんのよ!

おっしゃるとおりです。
まったく!

今日子さん。
(今日子)はい。

どうせ あなたが
好きな仕事しなさいとか

甘やかしたんじゃないの?

(今日子)申し訳ございません。

あんたたち 完璧に
跡取りの育て方 間違えたわね。

ここに バカ息子を
連れてらっしゃい。

(昭宏・今日子)はい!

(昭宏)どうしたらいいんだ?
(今日子)電話 電話。 電話かけ…。

まったく 夫婦揃って
どうしようもないわね。

あのう ご親戚か何かですか?

私はね 毎年
ういろう屋の忘年会で

マドンナ歌ったりして
若い衆に モテモテだったのよ。

マドンナ?
まっ 当時は

お見合い結婚した
人妻だったけどね。

お見合い結婚って
ハルコさんがですか?

まあ ド派手な結婚式を
ナゴヤキャッスルで挙げたわよ。

今は簡素になったけど
私の時代は そりゃあ派手で

透明なトラックに
嫁入り道具 ダーン載せてね。

知ってるでしょ? そのトラックは
決してバックしちゃいけないのよ。

縁起が悪いから。

えっと 透明なトラックに…
ん? ダーン。

その1番目の夫の
大お得意さんが

あっちゃんの
ういろう屋だったのよ。

1番目の夫というと
2番目も?

知らなかった? 私 バツ2よ。

あっ… 初耳で。

1番目は 印刷会社の社長でね

今も何かと相談してきて
あれは私に未練たらったらなのよ。

もちろん 突っぱねてやったわよ。

ちょうど そのころ
父が亡くなって

あの気の強い母が

おろおろ思考停止してる姿を見て
私 思ったのよ。

これからの女は 手に職をつけて
自立すべきだってね。

あっ それで 人生を変える仕事を
見つけたんですね。

グッド ポイント。
(ドアの開く音)

カー! ああ…
今 捜させておりますんで。

ハァ~ ハハハ…。

まあ あの…
ハルコさんが離婚したときは

よう こんな奇麗な奥さんと
別れられるもんだわと

みんなで驚いたもんです。

ほんでもね その後
医学部に入り直して

立派なお医者さんになったと
聞いて

ますます驚いたでいかんわ~。

人生は その気になれば
何度でも変えられる。

仕切り直せるのよ。

ただし 学歴があるのとないのじゃ
大違いよ。

学歴があれば 信用もツレも
勝手に増えるの。

学歴は 大いに利用すべき
通行証みたいなものなのよ。

それを…。

でも 世の中
学歴だけじゃない…。

それが庶民の発想だって
言ってるの!

知ってるわよね?
名古屋では 早慶に合格したって

「メイダイにすりゃいいのに」
としか言われないって。

東京の狭いアパートで
自立して偉いなんて

愛知県民は 誰も思わないの。

親と暮らして
1人1台 車を持って

車で大学に通うのが普通。

ツレコミュニティーの中で
持ちつ持たれつ

一生 楽しくやろうという
価値観なのよ。

まあ 私の能力が

そのぬるま湯に漬かる生き方を
許さなかったけど。

何しろね このハルコさんは

名古屋医科大を
首席で卒業されておりますから。

そうよ。 隆行ちゃんも

あっちゃんに続いて
名大に入ったんだもの。

大したもんよ。
それを むざむざと。

先代が甘やかして
ギターなんかを買い与えたんが

あだになったんでしょうかねぇ。

あっ それと
ロンドンに音楽仲間がおるとか。

五代目ともなれば

見聞を広めるべきというのは
当然よ。

でも そのまんま老舗を捨てて
名大 辞めて

ミュージシャンになりたいだなんて
言語道断だわ!

(せき)
(昭宏)ごもっともです。

ハァ。
ただ 将来を見据えると

私も 息子に強く継げとは
言えれんかったんです。

それは そうよ。
私が前から言ってるでしょ。

古いだけが取りえの ういろう屋に
明日はないって!

そんな…。

おっしゃるとおりです!
そんな…。

(昭宏)はい。

見つかりました!
よし。

(昭宏)あそこですわ。
音痴の息子のライブなんて

聴くだけ時間の無駄でしょうが。

そう言わずに 聴いて
才能があらへんなら

あらへんって
しっかり叱ったってください!

(隆行)♬「いずれまた出会える
そうだろう」

♬「東へ 目指したところへ」

♬「東へ」

(隆行)♬「なりたいものに
なるために 弾かせて」

音楽のこと
よく分かんないですけど

イケメンですよね。
(隆行)♬「別れを告げる」

♬「ベルが響いて」

♬「頭に思い出が巡る」

♬「ひつまぶしに…」
そうよ。 今から行くから。

複雑な味の おいしいものを
用意してちょうだい。

あっちゃん 2つ星のフレンチ
予約したから

隆行ちゃん 連れてきて。
ごちそうしなさい。

喜んで! ハハ…。

ああ。
お待たせしました。

隆行ちゃん

まあ しばらく見ないうちに
すっかり男前になったわね。

お母さんに似てよかったわね。
ウフフ。

今日子さんは 若いとき
かなりの美人さんだったのよ。

それで お父さんが一目ぼれして
結婚したの 知ってるでしょ?

いや 知らないっす。 てか
親父から聞いたと思うんすけど…。

聞いてるわよ~。
ミュージシャンになりたいんでしょ?

いいじゃない 頑張りなさい。

はあ~!?
ハルコさん! 何を…。

いいんですか?
私が応援してあげる。

(隆行)わあ~ 心強いっす。
ありがとうございます。

ハルコさん…。

隆行ちゃんを見たら
未来が見えたのよ~!

ハッ!

その顔なら 大丈夫。

つまり 音楽の才能はあらへんけど
顔で売れると?

違うわよ。

隆行ちゃんは その顔で

必ず 誰か女が
食べさせてくれるわ。

だから 大丈夫。

えっ?
ただ そのためにも 学歴は必要ね。

名大の退学届は 私が話をつけて
なかったことにしてあげるわ。

そ… そんなこと
できるんですか?

私を 誰だと思ってるの?

(男性)マダイのカルパッチョ
ジュレ添えでございます。

ツレの政治家が

名大の理学部長に
話をつけてくれるって。

ありがとうございます。
助かりますわ ハハ。

隆行さんって理系なんですね。
うっす。

学歴はね
ミュージシャンにだって必要よ。

クイーンのブライアン・メイを
ご覧なさい。 宇宙物理学者よ。

しびれるじゃな~い。

確かに 大学出のミュージシャンの方が
モテそうですよね。

でしょう?
ういっす。

ん? ん~ あっ。
ねえ 隆行ちゃん これ

このジュレ 何の味かしら?

ん… アミノ酸と還元糖に
熱を加えたときに起こる

メイラード反応に
グルタミン酸を組み合わせると

西洋風のうま味になるので
その味だと思います。

この魚は?
これは マダイですが

マダイにも
グルタミン酸が含まれてます。

それに アスパラギン酸
ロイシン リジン

必須アミノ酸が
たくさん含まれてるので

まっ つまり
うま味のかたまりですよね。

あ~ さすが隆行ちゃん。

小さいころから おいしいものを
食べさせてもらってるから

舌は天才的ね!

おまけに 理系の分析力も
素晴らしいわ!

おいしかった~
ごちそうさまでした。

(昭宏)
さすが 2つ星は違いますね。

じゃあ ここからは 大人の話ね。

隆行ちゃんは
せっかくのお料理の後味が

悪くなるといけないから
お帰りなさい。

うっす。 よいしょ。

ありした。

あっちゃん そういうわけで
後継ぎは いないわけだから

ういろう屋は ここらで
すっぱり 辞めてしまいなさい。

やはり そうですか。

お宅は 美術品とか ビルとか

まあ それなりの資産も
あるわけだし。

ほんでも どうしても
踏ん切りがつかんのですわ。

だったら

政略結婚しかないわね。

(2人)政略結婚!?
ちょちょ… だ… 大丈夫ですか?

ハルコさん 悪い冗談を。

冗談じゃないわ。
大昔から それなりの家は

政略結婚で
お家を守ってきたじゃないの。

いや ほんでも
相性というもんがあるでしょう?

どうしても相性が悪ければ

そのときは
離婚すればいいじゃないの。

戦国時代だって
どうしても気が合わなければ

離婚してたでしょ。
知ってるでしょ?

あっ いえ 知らなかったです。

フン。
親として

そんな 政略結婚だなんて
させたくありません!

だから あっちゃんは

四代目で老舗がつぶれる危機を
招いているのよ。

ただの受付嬢なんかと
結婚するから。

実家に財力のある娘と
結婚するべきだったのに。

自由恋愛なんて
しょせん 庶民がやることよ。

それを 結婚制度に
猫もしゃくしも持ち込んだのが

大間違いよ。

だから 不倫だ何だと
ケチな話題で すぐに炎上する

おかしな世の中に
なったんじゃないの。

バカバカしくて話にならないわ。

お家とお家 会社と会社

それぞれが抱えている
従業員の生活のため

政略結婚して何が悪いの?

み~んな 政略結婚で

世の中を平定してきたからこそ
今の日本があるんじゃないの?

[数日後 ハルコさんから
招集がかかった]

(大谷)いらっしゃいました。

揃ったわね。

はっ。
確認だけど

お宅には
後継ぎがいないことだけが

問題なのよね?

会社を誰かが引き継いでくれれば
古いだけの歴史ののれんが守れる。

古いだけの歴史で
すみませんが

そのとおりです!

うん。

お待たせしました。

確認だけど
お宅には 後継ぎがいる。

けど 資金繰りがギリギリで

大手カマのナカチェーンに
買収されるしかない危機にある。

はい。
だったら 起死回生の一手として

新商品を
ヒットさせることしかない。

それは 何度も試しました。
でも うまくいかなくて。

(3人)ははあ!

さあ 隆行ちゃん 食べてみて。

入っている調味料を
全部 答えてちょうだい。

はい いただきま~す。

♬~

(隆行)ん~…。

お酒と しょうゆと みりん
塩が ほんの少しだけ。

(隆行)
この甘味は 水あめですね。

それと 隠し味に
八丁味噌が少し入ってますね。

すごい。 全部 当たってます。
でしょう?

隆行ちゃんの天才的な舌を
味方につければ

新商品の開発は
きっと うまくいくと思うわ。

(真澄・幸)お願いします。

ただし タダというわけには
いかないのよ。

新商品は ういろう屋でも
売らせてもらうわ。

もうけの比率は
7対3でどう?

(幸)はい。
ハルコさんのおっしゃるとおりに。

うん。

(若杉)こちらが
業務提携計画書になります。

(昭宏)これは?

例えばの
新商品案がひらめいたの。

そちら ひつまぶしの
ういろうあんかけでございます。

(昭宏)七色のあんですか。

開発には
隆行ちゃんの舌を借ります。

隆行ちゃんだって
ミュージシャンになるためなら

新メニューの開発くらい
真剣に取り組むわよ。

まあ 初めて聞きましたけど…。

確かに 開発って萌えっす。

私と同じ 理系だもんね~。

こちらの いづみさんは
東京の有名なグルメ雑誌の編集者。

一流の
フードライターでもあるのよ。

あんたたち
宣伝協力してもらうといいわ。

きっと お客さんが
東京から わんさか来るわよ。

ハルコさん そんな…。
(昭宏)ああ! そうか。

いや よろしくお願いいたします。

いや あの ホントに
私なんて そんな…。

真澄ちゃん 隆行ちゃん
何はともあれ 握手よ。

うん!
≪(大久保)ごめんくださ~い。

(大久保)そろそろ いいお返事を
頂けるのではないかと思いまして。

お返事までには まんだ猶予が。

事業譲渡の件は たった今
お断りすることに決めました。

(大久保)それで 生き延びられると
思ってるんですか?

われわれは
助け船を出してるんですよ。

(正)おい。

おお… うっ…。
(幸)お父さん!

お父さん。
(真澄)お引き取りください。

(三枝)何だと!

大谷 若杉。
≪はっ!

調べたところ
お宅のいい噂は聞きませんね。

傾きかかった老舗を
次々と買収しては

のれんだけ使って

クオリティーを落とした商品を
デリバリーしている。

しかも 抵抗する店には
徹底的に嫌がらせしてますね。

助け船どころか

地獄に突き落として
沈めてるじゃないの!

ババアは引っ込んでろ!

誰が ババアですって!?

あら~ そのほくろ
なかったら運気が上がるのに。

残念ねぇ。

そこのあなた その腹!

話にならないわ。

こんな あくどい商売している間に
自分の健康に気を付けないと

早死にするわよ。

まっ!
私の知ったこっちゃないけどね。

買収は断るって言ってんの。
さっさと出ていきなさい!

大久保さん!

新商品 その後
どうなっとるんですか?

さあ いづみさんが
頑張っとるでしょう?

丸投げとは お気の毒。

午後は 手術 何件だったかしら?

どう?

すいません
ういろうあんかけの材料

追加で もらってきてください。
OK。 頑張ろう。

あっ どうも。

ハッ! たたたた…。

あっ すいません。
すいません すいません。

あっ もう少しだけかかりそうで。
大丈夫。

ハルコクリニックから
多額の広告料 頂いたから

そっち しっかりやってOK。
赤いしゃちほこ。

(通話の切れる音)
えっ?

ハルコさんの力って…。

おっ!

あっ もしもし ハルコさん

あの… 今 ちょうど
広告の件 聞いたところ…。

分かってるわよね。

新商品がコケたら
あなたのせいよ。

ぐっ!

頑張ります。

[とはいえ
開発チームは 今日も険悪]

どう?

ん~… おいしくねえっす。

ちょっと あんた
何回 作り直させたら

気が済むのよ?
(隆行)だって おいしくねえっす。

ちょちょ… ねえねえ
もう一回

もう一回 やってみよう?
ねっ 隆行君。

あ~ ムカつく!
何が 「おいしくねえっす」だよ。

素人のくせに。

ハッ!
あっ… ああ~ 焦げた~…。

どうした?
どうした どうした どうした?

どうしよう 焦げちゃいました
もう どうしよう 時間ないのに。

落ち着こう。
いったん仮眠しよっか。

(隆行)ん? ん? ん?
(においを嗅ぐ音)

これは…。
(においを嗅ぐ音)

アミノ酸と クレアチン。

待てよ
パテントン酸と コラーゲン。

そうか いのしし鍋に
スッポンのスープを入れた

科学的効果とおんなじか?

どうしたの? 何か思い付いた?

[その一言から
新しいソースが生まれた]

ひつまぶしの虹色あんかけ。
七色のレインボーソースが売りです。

(若杉)映えますね。

あの… ハルコさんは?
急患とかですか?

(大谷のせきばらい)

美容外科に急患はありません。
プライベートの急用です。

そうですか…。
(大谷)では いただきましょう。

(昭宏・今日子)いただきます。

お父さん どう?

ありがとう!

大将…。

こんな味は 初めてだて。

ほいでも 伝統とは 革新とは
このことだわ。

そうね。

♬~

(チャイム)

ご苦労さまです。 どうぞ。

お疲れさま。 どうぞ。

う~わ 広っ… すご…。

また 景色が映画みたいな。

(若杉)お弁当の売れ行き
芳しくないようですね。

そうなんですよ。
もう あんなに頑張ったのに。

そういえば ハルコさん
何で 試食会

来てくれなかったんですか?

そ… それは…。

いづみさん あなたの宣伝が
足りないんじゃないの?

そんな。
だいたい 売り出したばかりで

売れないって
おろおろするところが

貧乏くさいのよ。

いつか 時代がついてくるから
どんと構えてなさい。

(バイブレーターの音)

コケたら あたしの責任だって
脅したくせに。

(昭宏)ハルコさん
びっくりせんと聞いてちょ~。

あのね うちの息子が

ひつまぶしの職人技に
興味があると。

卒業したら 修業に出たいって
言いだしたんですわ。

(昭宏)あっ まあ
ミュージシャンも続けながら。

それとね どうやら
真澄さんとの結婚も

あるんじゃないかって。

いいじゃない!
2人が結婚となれば

ホールディングス会社が
つくれるわね。

け… 結婚って いつの間に?

実は ちょうど そちらに
おるもんですから

挨拶に行かせても?
もちろんよ。 待ってるわね。

アハハ。
えっ どういうことですか?

もしかして 政略結婚
諦めてなかったってことですか?

私に 「諦める」という言葉は
ないわよ。

古いだけが取りえの
右肩下がりの老舗と

傾きかけた歴史の浅い店が
業務提携したところで

へみたいなもんよ。
政略結婚のメリットに比べたらね。

もしかして

えっ そのための
新商品開発だったってこと…。

あっ… だから 「売れなくても
どんと構えてろ」なんて。

それは違うわよ。
隆行ちゃんの舌は天才よ。

あの味が当たる日が
いつか必ず来るはずよ。

てか あの2人
ケンカばっかしてたはずなのに。

実は 真澄ちゃんを
一度ライブに連れてったのよ。

(隆行)
♬「『本物よりも細いね』なんて」

(2人)♬「笑顔の青写真」

♬「わかれ道」
♬「これからの」

♬「まだまだ先と」
(ハルコ・隆行)♬「思っていたのに」

(隆行)♬「遠くまで」
♬「行くため」

♬「いずれまた出会える
そうだろう」

(ハルコ・隆行)
♬「東へ 目指したところへ」

(隆行)♬「東へ」
♬「遠くへと消えても」

(ハルコ・隆行)♬「なりたいものに
なるために 弾かせて」

♬~

(チャイム)

あのう 親父から
聞いてるとは思うんすよ。

聞いてるわよ。
それで どうなの? 結婚は。

好き嫌いとかは どうでもいいから
自分たちの人生にとって

損か得かで考えてみなさい。

損得…。

私は 一緒にいると
うきうきするんです。

俺は 一緒にいると
新しい曲ができるんで。

つまり…。

(2人)はい。
ウフフフ…。

(隆行)俺 まずは
ちゃんと卒業します。

卒業で 1つチャラにできれば
人生 また 新しく変わるわよ。

さあ 乾杯しましょ。

(4人)乾杯!

さあ さあ さあ さあ

ちんちこちんですから
気を付けて。

(大谷)さあ。

(大谷)そいでも あれですな。
ひつまぶし屋は 私と同じ三河。

ういろう屋は
ハルコ先生と同じ尾張。

これは なかなか 厄介 厄介。

はっ?
信長の尾張と家康の三河は

境川で分断された
別の国ですから。

味噌おでんの味噌は
煮込むに決まってるのに

大谷。
どうして 今日は 三河風なのよ?

尾張風がよければ
ハルコ先生が作ってください。

三河じゃ 味噌は後づけですから。
だらあ? 真澄さん。

隆行ちゃんだって
いづみさんだって

尾張風がいいに決まっとる。

決め付けて。
尾張の人は 何かと上からですね。

仕方ないでしょ。 洗練された
きらびやかな国ですもの。

ね? 隆行ちゃん。

フン!
フン!

(若杉)宗春の話をすると
和みます。

ムネハル?
宗春はいいがね。

七代藩主 ありゃあ型破りで
面白い人でしたね。

おかげで いっとき
名古屋が日本一繁栄したのよ。

(大谷)派手なときは派手
質素なときは質素。

経済政策も
ちゃんと考えていたんですが

100年 早かったんですなぁ。
うん。

ハルコ先生も ドケチですが
使うところでは使います。

宗春に似て。
でしょう?

恐れながら ハルコさんが
ケチに ためこんだお金って

何に使われてるんでしょうか?

決まってるでしょう。
それは 秘密。

フフフ… ハハハ…。
あ~…。

とにかく
あのひつまぶし屋が守れて

よかったわ。

どうしても食べたいときに
食べたいものがなくなったなんて

許せないもの。

もしかして

ハルコさんのわがままな食欲の
ためだけの

一大プロジェクトだった
ってことですか?

うん そうよ。

それに振り回された
あたしって…。

えっ?
(大谷)やっぱり 後づけだらあ。

ハハハ…。
煮込みに決まっとる。

ハァ… ハァ。

ああ… ん~… うう。

はい。

いづみさ~ん!
うわっ はい!

さっきね 真澄ちゃんが
私だけに告白したのよ。

《本当は 隆行ちゃんの
どこが気に入ったの?》

《実は 顔です。 顔オンリーです》

正解よね。 だって
一生眺めて暮らすんだもの。

なるほど。

(通話の切れる音)

ハァ。

《あっ… 不倫が終わったこと
すっかり忘れてた》

《これが チャラ?
人生を変えるってこと?》

《もしかして ハルコさんって…》

やった~!