ネメシス#04[解][字][デ]「AIという名のもとに」遂に動き出した黒幕!犯人は誰だ?…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
ネメシス#04[解][字][デ]「AIという名のもとに」遂に動き出した黒幕!犯人は誰だ?
女子高で起きた教師の自殺…JKに変装して潜入捜査するアンナ。そして、まさかのタカ&ユージと手を組む風真。一方、20年前の事件の黒幕が動き出した!果たして!?
出演者
広瀬すず、櫻井翔/勝地涼、中村蒼、富田望生、三島あよな/奥平大兼/村川絵梨、水間ロン、柳俊太郎/河合優実、吉田美月喜、三上紗弥、内海誠子、森日菜美、市島琳香、前野えま/今村美乃、螢雪次朗/橋本環奈/MEGUMI/仲村トオル/江口洋介
番組内容
天才すぎる助手・アンナとポンコツ探偵・風真の迷コンビが、突如失踪したアンナの父親を捜す為、手掛かりを求めて数々の難事件に挑む!失踪の謎を解き明かす鍵は20年前に起きた“ある事件”に隠されていた!
6人のミステリ作家が脚本に協力!最終回まで伏線だらけ!
アンナがJKに変装して大活躍!女子高で起きた不可解な自殺の謎に挑む!風真とタカ&ユージの共闘!そして、20年前の事件の黒幕が、いよいよ動き出す!
監督・演出
【監督】片桐健滋
【総監督】入江悠
原作・脚本
【脚本】入江悠、片岡翔
【脚本協力】講談社タイガ、周木律
音楽
【音楽】横山克
制作
【企画プロデューサー】北島直明
【プロデューサー】次屋尚、里吉優也、田端綾子
【ラインプロデューサー】榊田茂樹
【協力】hulu
【制作プロダクション】クレデウス
【製作著作】日本テレビ
おしらせ
【番組HP】
www.ntv.co.jp/nemesis
【番組SNS】
Twitter @nemesis_ntv_
Instagram @nemesis_ntv_ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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- 黒田先生
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
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(美神アンナ) 8。
(四葉朋美) 19。
5。
18。
20… あ~。
チェックメイト。
う~。
朋美ちゃん 強いね。
たまたまだよ 運がよかっただけ。
お父さん以外に
ナイトツアーで負けたの初めて。
それ お父さんから
もらったものなの?
うん。
ねぇ もう一回やろ。
うん。
アハっ。
フフフ…。
(駒を盤に置く音)
オープン。
(栗田一秋) よ~し よし よし…。
(風真尚希) なるほど 女子校で
教師が校庭に転落ですか…。
(雪村) はい…。
黒田秀臣さんという
美術の先生です。
ドンという大きな音
(雪村) 警察は
自殺だと考えているようで…。
ん?
自殺じゃない可能性もあると?
あの前向きな人が
自殺なんてあり得ません。
生徒からも慕われていましたし…。
それで
犯人を突き止めてほしいと。
はい。
すごい名探偵がいると
お聞きしたので。
ムフ…。
(せき払い)
ですが…
依頼が立て込んでおりまして…
お断りせざるを得ないかと。
お願いします
学校も協力的じゃないんです。
女子校というのが名残惜しいが
しかし…。
う~ん。
ちなみに どちらの学校ですか?
横浜のデカルト女学院です。
やろう。
その時 探偵歴30年
栗田の心が叫んだ。
困る女性を救わずして
女神 ネメシスの名を
掲げられようか?
いや 掲げられぬと… まる。
小説風…。
まぁ いろいろありましたけれども
引き受けさせていただきます。
ありがとうございます。
いえいえ。
おっ アンナ。
というわけで 明日から
デカルト女学院の女子高生だ。
♬~
♬~
デカルト女学院は
菅 容子の出身校だ。
知ってたんですね。
出身者に お偉方さんが多くて
なかなか近づけなかった。
(栗田の声) 入学する生徒には
一芸に秀でた天才性が
必ず問われる。
(栗田の声)
アンナを危険にさらすのは
本意ではないが
チャンスだ。
(風真の声) でも
アンナ一人で大丈夫ですか?
ブッ! ゲホ ゲホ…。
バカタレ お前も行くんだよ。
アンナは中から
お前が外から調査しろ。
え~っと… 社長は?
俺も すぐに向かう。
仕込みが終わったらな。
あ… 分かりました。
あぁ あのデコボコには
俺から連絡入れとくから。
(平) 突然だが
今日からクラスメートになる
美神アンナさんだ。
(愛) こんな時に…?
(平) では美神さん
自己紹介をお願いします。
何ですか?
自己紹介。
あぁ…。
え~… インドのケララ州から
来ました よろしくお願いします。
イ… インドのトンボ!
(平) じゃあ 席 あっちで。
あ…。
(千曲) 来たぞ ユージ。
(四万十) 来たな タカ。
ここが現代の花園か~。
いや 現場ですね。
(四万十) 社長から話は聞いてる
今回は特別に入れてやるよ。
今日は変に素直ですね。
警察は 自殺の線で
調べてるって聞きました。
が… 2人はどう思うんです?
事件のニオイがプンプンだよ。
それはドングリな?
虫眼鏡で見ても ドングリな?
なのに
捜査期限が今日の16時まで。
えっ あと6時間しか
ないじゃないですか。
本庁の上層部に
卒業生がいるらしくてなぁ。
学校の看板に傷を付けるなって
お達しが来てんだよ。
珍しく弱腰ですね。
チッ まぁ ついて来い 探偵!
(チャイム)
ふ~ん…。
(唯) すごいタイミングで
転校していらっしゃったのね。
あ… うん。
ねぇ…
先生が自殺したってホント?
(愛) 新人の方にお話しするのは
気が引けますが…。
(唯) 亡くなられた黒田先生
生徒と噂があったの。
えっ どういうこと?
あ… でしょうか?
つまり 恋の…。
いざこざ。
♬~
実はね 今の夏本レナさん
亡くなった美術の黒田先生と
お付き合いされてたらしいの。
美術室で その… いちゃいちゃ?
いちゃいちゃ?
してたのを 見た方もいるとか。
あ…。
そうなんですの… ね~。
(菜月) 何か有名な探偵さんが
いらっしゃったみたい。
(唯) 部外の殿方?
(愛) 見学に行きましょう 早く
美神さんも。
(ふみ) 殿方…。
皆さん 名探偵 風真尚希が
やって来たからには もう…。
心配 ご無用です!
(生徒たち) キャ~!
部外の…。
殿方…。
ステキ…。
えっ あれでいいの?
(笛の音)
(平) はい 教室 戻りなさい
戻りなさい。
(南禅寺) 私の許可なしに
この神聖な学びやに
何をしに いらしたんですか?
申し遅れました 私 探偵事務所
ネメシスからまいりました
風真と申します。
探偵…
警察の方からの指示ですか?
ええ… まぁ その
ファミリーみたいなもんです。
ファミリー?
校長は海外視察中で
今は教頭である私が
この女学院を預かる立場です。
生徒たちは まだ混乱しています
お引き取りください。
捜査方法を決めるのは我々です。
黒田さんは自殺として処理すると
伺っておりますが。
まぁ
今のところは そのつもりです。
16時までですよ。
(千曲) ハァ…
さっきの教頭がうるさくて
捜査に協力してくれないんだ。
どういうことですか?
殺人だったら
学校の看板に傷が付く。
しかも 校長不在だから
自分の責任問題にもなる。
だから自殺で処理させたい
ってことか…。
まぁ とにかく時間がない
詳細を話すぞ。
あっ ちょっ…
ちょっと待ってください。
(千曲) 何だよ?
(小声で) 風真さん 大丈夫です。
詳細 お願いします。
うん。
詳細お願いしま~す。
(四万十:千曲) あ?
(指を鳴らす音)
昨日の昼12時半に
黒田が美術室から落っこちて
あそこに積んであった
ブロックにドン。
どうして美術室だと?
(四万十) 3階の教室で落ちて行く
黒田が目撃されている。
その上が4階の美術室。
その上が5階の図書室。
常駐の司書は
黒田の姿を見ていない。
美術室に争った形跡は?
全くない。
墜落現場は
工事中のようでしたが?
花壇を作ろうとしていたらしい。
昨日は
工事がたまたま休みだった。
不幸中の幸いですね。
でも 事件のニオイというのは
どこから?
黒田のスマホが
水に濡れて壊れていた。
おかげでデータが何も見れない。
怪しいな
犯人が水没させて隠蔽した…。
ああ
俺たちも そうにらんでいる。
薫 容疑者のリスト よろしく。
(薫)
下の名前で呼ばないでください。
さすが! すでに絞り込んで…。
ないのか…。
事件当時
校内に部外者は いなかった。
少人数の学校だから
大したことねえよ。
1クラス 20人で
3学年 合わせて 6クラスのみ。
教員は20人で
事務と用務員 合わせて12人だ。
(薫) 全部で152人
事情聴取に1人 10分として
25時間20分かかる計算です。
もう既にタイムアウト!
何だよ? 風真 急ぎか?
バカ 自分で何とかしろ。
(通話が切れた音)
切られた。
(歩美) 先生 大丈夫?
心配してくれて ありがとう。
(ノック)
(今日子)
ほら あんまり邪魔しちゃ
悪いし もう行こう。
うん。
(雪村) またね。
また。
じゃあね。
生徒と 仲いいんですね。
そう見えたのなら うれしいわ。
学校は どう?
慣れないことがたくさんで
調査も大変でしょ。
う~ん まぁ 新鮮で楽しいです
言葉遣いが独特だけど。
そうね うちは少し特殊だから。
期待され過ぎてプレッシャーを
感じてる子も多くて…。
だから 相談事はたくさん。
あれ?
でも 昨日は空いてたんですね。
あぁ うん
キャンセルが入っちゃって…。
あっ 夏本レナちゃんって
どんな子ですか?
えっ? どうして?
周りの子に言われたんです
付き合わないほうがいいよって。
それに 変な噂も聞いちゃって。
あぁ… 黒田先生のことね。
あれは事実じゃ ないの。
レナちゃんは すごい絵の才能が
あって入学して来たの。
(雪村)すごくいいね ホント…
(雪村の声) でも
コミュニケーションが得意じゃなくて
不登校気味だったの。
(雪村の声) 無理して
友達つくらなくてもいいんだよ
こことか 美術室に ずっといても
いいんだよって言ったら
学校にも
来てくれるようになって…。
(雪村の声) それは協力してくれた
黒田先生のおかげでもあるの。
そうなんですね。
ほら。
この絵も
レナちゃんがくれたのよ。
お~…。
ステキですね。
でしょう。
(レナ) 何?
あっ 迷子? …になっちゃって。
(レナ) 教室は下。
私 美神アンナ
同じクラスだよね。
さっき聞いた。
そうだよね。
あ… 何か日本の高校 初めてで
よく分かってなくて 距離感。
何か空気が読めなくて…。
インドのトンボは悪くなかったよ。
ホントに?
インドのサルとかもできるよ。
フフフ… 変わってるね。
ここの学校じゃ見ないタイプ。
あぁ…。
私 レナ。
レナさん。
レナでいいよ アンナ。
パン食べる?
フフ…。
♬~
ほっ…。
(倒れた音)
風真さん
おごれる人も久しからず…。
(ドアが開く音)
(南禅寺) また 私の断りもなく
勝手なことを…。
失礼な方たちですね。
全校生徒ならびに
全教職員152人に
聞き込み調査を開始します。
何ですか…
また そんな勝手なことを。
これ以上 生徒を振り回すのは
やめてください。
そもそも 一日で
152人の聞き込みなど
不可能じゃないですか!?
可能です。
僕が開発したAIを使い 同時に
全ての人の証言を精査します。
1人ずつ スマホの画面に向かって
話すだけ。
収集した証言は全て
AIがリアルタイムで解析し
目撃情報のない人物や
証言に食い違いがあった人物を
特定します。
次に 別のプログラムに絞り込んだ
人物の視線や声色から
証言の信憑性を割り出します。
以上です。
限られた時間で
生徒の皆さんに迷惑を掛けない
唯一の方法です。
確認ですが
捜査は16時までですよ。
ねっ。
で 探偵
そいつは一体 誰なんだ?
姫川烝位君。
苦渋の決断で
捜査協力をお願いしました。
17にして 世界を変える50名に
選出された
AI開発の天才です。
(姫川) 違います
選出されたのは15の時です。
そうでした。
…って自己紹介ぐらい
自分でしなさいよ。
風真さん ま~た
すごい人と知り合いなんですね。
おっ お嬢ちゃんも
潜入してたのかい。
今回は制服なんです~。
塾の先生をやっていた時の
教え子なんです~。
ねぇ~ 姫ちゃん。
風真さんのやってたシリーズですね。
今回は面白いデータが
取れそうなので来ましたが
先生と教え子という関係を
持ち出して
急に呼び出すのやめてください。
そもそも 先に生まれただけで
上下関係が定まるなんて時代は
もう終わってるんです。
これだから人間はプラトンの時代から
進化してないといわれ
思考の熟成はされず…。
プラトンの話は 今 いいから。
ねっ 時間ないから。
風真さん プログラミング は既に完了
してるんで 時間は大丈夫です。
彼は師であるソクラテスの…。
終わってんなら早く言いなさいよ。
ソクラテスとか問答法とか
今度 ゆっくり聞いてあげるから。
で? 俺たちはどうすればいいの?
(メールの受信音)
(生徒たち) ん?
何か音 鳴りませんでした?
鳴りました。
何? これ。
(AI) こんにちは
まずはあなたの学年 クラス
名前を教えてください。
3年A組の秋沢 愛です。
(AI) 昨日の12時30分に
どこで誰と何をしていましたか?
教室で唯さんと
お昼をいただいておりました。
(愛の声)
そしたら窓の外を人影が…。
(唯)
ドンという大きな音がしました。
驚いて 下をのぞいたら
黒田先生がお倒れになって…。
4階の自習室で
1人で読書をしてました。
黒田先生は昨日の朝
職員室で 「スマホがなくなった」と
言って探していました。
僕が黒田先生のスマホを
鳴らしてあげたんですけど
見つからなくて…。
やっぱり スマホは
犯人に盗まれてたんだな。
ここからです AIの分析は。
(AI) 平先生は
4階に移動されてましたね。
何をしていたのですか?
え… どうして それを?
(AI)
生徒からの証言がありました。
(菜月) 12時半の少し前でした。
(菜月) 4階で 平先生が
資料室に入って行くのを
お見掛けしました。
(平) 南禅寺教頭に資料を探すのを
手伝ってほしい
…と言われたので
資料室に行きました。
その時間は
平先生と資料を探していました。
(機械音声) Complete.
黒田が死んだ12時半前後に
アリバイも目撃証言もなかった
人物が絞られました。
まずは スクールカウンセラーの
雪村陽子。
美術室から離れて
1階のカウンセリングルームに
1人でいたと言っていますが…。
1人で仕事をしていました。
(姫川) アリバイなし。
次に3年A組の西野歩美と
3年B組の南 今日子。
歩美さんと3階の鏡の前で
ダンスしてました。
今日子さんと一緒にいました。
しっかりとした
アリバイがあるじゃないか。
風真さん ひとの話は最後まで聞く
って習いませんでしたか?
早とちりおじさんって呼びますよ。
これは用務員の井山の
証言です。
(井山) おぉ 3階の吹き抜けで
2人 見たよ。
でも あれは11時半すぎだ。
何だか 黒田先生の話で
もめてたからさ…。
印象に残ってるなぁ。
時間に食い違いがあるな。
どちらかがウソを言ってる
ってことか 怪しいな…。
ええ 後ほど 証言の信憑性は
別のプログラムに判定させます。
頼もしいな 姫ちゃん。
最後の1人は
3年A組の夏本レナ。
彼女も4階の自習室で
1人でいたと言っていますが
アリバイがない上に
こんな証言が多数。
(愛) レナさん 黒田先生と
お付き合いしていると噂でした。
(唯) あの子 いつも
美術室に入り浸ってました。
(ふみ) 正直 夏本さんが
怪しいと私は思って…。
(生徒) 彼女が美術室にいる時は
誰も近づけないので
迷惑していました。
近寄りがたい方だったので
お話ししたことがありません。
黒田先生と放課後に2人で…。
2人は付き合っていると…。
以上の4人です。
本当に
昼休みの間に絞り込みやがった。
いや3人
雪村さんは犯人じゃ ない。
どこに不服があるんですか?
ネメシスに依頼に来たのは
雪村さんなんだ。
黙っていれば 自殺として
処理されるはずなのに
犯人なら
依頼に来るわけないだろ。
AIは 雪村をシロだとは
断定しませんでしたけどねぇ。
まぁ 僕は今から
別のプログラムへかけるので
それで ハッキリするでしょう。
刑事さんは 4人への聞き込み
お願いします。
分かった。
薫さん お願いしたいことが
あるんですけど。
(薫) はい。
(生徒たち) お誕生日おめでとう!
ありがとう!
はい どうぞ これ。
あぁ…。
ああいうの憧れるなぁ。
そう?
うん。
誕生日なんて お父さんが
ケーキ作ってくれるぐらいで。
愛されてるね 十分でしょう。
まぁ… うん。
ん~ まぁ 今年はないかなぁ…。
「どうして?」って
聞こうと思ったけど
やめ やめ。
ひとに言いたくないことも
あるしね。
レナちゃん 優しいね。
実は 今日 誕生日なんだ。
3階の吹き抜けで
2人を見掛けたのは
本当に11時半ですか?
12時半じゃないんですか?
(井山) 3階の鏡を
磨き終えたところで
時計を確認したんだ。
勤続40年。
昔の生徒のことだって
すぐ思い出せる。
俺は まだボケちゃいない!
彼女たちが
黒田先生のことを話していたと
おっしゃっていましたが?
あぁ そうそう。
(今日子)歩美
(歩美)黒田なんか
死んじゃえばいいのに
「黒田なんか
死んじゃえばいいのに」か…。
(四万十) ちょっといいかな?
(四万十) 12時半に
君たちは ここにいた
…っていうのは本当かな?
そうです。
クラスが違うので 昼休みは
いつも一緒にいるんです。
(千曲) でも 用務員の井山さんは
君たちを見掛けたのは
11時半頃だって言ってるんだよ。
まぁ 2人が一緒にいた
っていうことは
間違いなさそうだな。
となると 怪しいのは雪村か…。
やりました。
(四万十:千曲) え?
私たちが 黒田先生を殺しました。
(レナ) 私 誰かのために
絵を描くって あんまりないんだ。
でも カウンセリングルームの絵って
レナが描いたんでしょ?
よく知ってるね。
雪村先生から聞いた。
いろいろ
相談に乗ってもらってて。
私 絵を描くくらいしか
お返しができないから。
その相談って 黒田先生のこと?
ごめん 何か…
みんなから 噂 聞いちゃって。
黒田先生は 孤立する私を
いつも励ましてくれた人。
好きだったよ
雪村先生と同じくらい。
そうなんだ。
ごめん 変なこと聞いて…。
どのくらい描けた?
え!?
ねぇ レナ すごいね!
フフフ。
え~…
ねぇ ねぇ 他のも見てみたい。
え? いいけど。
やった ありがとう。
お~。
ん?
♬~
あっ… 勝手に そこまで見て。
(チャイム)
西野歩美と
南 今日子が自白した。
(一同) え?
(姫川) いえ 犯行は不可能です。
判定しましたが 12時半という
彼女たちの証言に
ウソは見当たらなかった。
じゃあ 何だ? 井山さんの証言が
ウソってことか?
いえ 井山からも
ウソは見当たりませんでした。
何だよ
食い違ったままじゃないか。
風真さん この方々は
僕を神様か何かと
勘違いしてるのでは
ないでしょうか?
僕が依頼されたのは 時間内に
152人の証言を精査し
発言の信憑性を確かめることです。
結果
食い違った証言は出ましたが
その理由を解くのが
皆さんのお仕事ですよね?
僕は 神様に似てるところ
ありますが
便利屋じゃないんです。
うん まぁまぁ
言ってることは分かる。
でもね 誰も姫ちゃんのこと
神様だとは思ってないよ。
ちなみに 雪村の証言も
判定しましたが
あの2人の発言には
ウソがあることが判明しました。
ウソの可能性?
(四万十) 確か 夏本さんは
黒田との噂があった。
レナちゃん
お付き合いしている人は
いるみたいです。
黒田先生かどうかは
分からないけど。
ユージ もう一度 夏本を洗うぞ。
(四万十) ああ。
どうされました?
実は… 学校の尊厳を守るために
お話ししていなかったことが
あります。
雪村先生と黒田さんは
交際されていました。
どうして
言ってくれなかったんですか?
この学校は
生徒と教員の交際は もちろん
教員同士の交際も
固く禁じられているんです。
それが知られたら
ここに いられなくなる
生徒にも会えなくなると思うと
怖くて…。
何で調査の時
ウソをついたんです?
(四万十) 黒田先生と夏本さんの
浮気を知って
怒ったあなたは 4階の美術室から
彼を突き落とした。
違います。
じゃあ その時間
どこにいたんです?
(千曲) 話せないっていうのは
自白と一緒ですよ。
彼に会いに行ったんです。
美術室に着いたら
騒がしい声が聞こえて
下をのぞくと
彼が倒れていたんです。
(泣き声)
♬~
はい! 風真さん。
どうした? アンナ。
私 制服 脱ぎます。
え?
こっちも そろそろ仕込みが
終わって そっちに向かうとこだ。
ん? アンナの着替え?
(チンという音)
(マーロウの鳴き声)
しゃ… 何で着替えてんですか?
ん?
あっちは何か分かったか?
いえ でも勤続40年
何でも知ってる用務員がいます。
あくまで自称です。
よし。
じゃあ 俺はそっちから当たるか。
社長?
ん?
ふぅ~。
私 入ります。
♬~
(井山)おぉ 3階の吹き抜けで
2人 見たよ
でも あれは11時半すぎだ
墜落現場は
工事中のようでしたが?
(千曲)西野歩美と
南 今日子が自白した
(レナ)勝手に そこまで見て
(四万十)昨日は
工事がたまたま休みだった
ふぅ…。
(ノック)
(戸が開く音)
アンナ 大丈夫か?
風真さん 皆さんを
3階に集合させてください。
解決編です。
(小声で)
え~っと… 俺 大丈夫かな?
(小声で) 大丈夫で~す。
(小声で) うん。
大丈夫。
この世に
晴れない霧がないように
解けない謎も いつかは解ける。
解いてみせましょう この謎を
さぁ 真相解明の時間です。
初めに断言しておきます。
黒田先生は 自殺ではなく
この中にいる犯人に
殺害されました。
≪えっ 先生が…?≫
何をバカなことを!
まず 重要な事実として
黒田先生と…。
雪村先生は
ひそかに交際をしていた。
そうですよね?
ごめんなさい でも…。
だから 私たちが
黒田先生を殺したって
言ったじゃないですか!
いいえ それはあり得ません。
殺害時刻 3階の鏡の前にいた
あなたたちに
犯行は不可能です!
でも 井山さんが11時半に
2人を見てるって証言が。
ええ 判定通り 井山さんは
ウソをついていませんでした。
いや 正確には
「ウソをついている」という
自覚がなかった。
どういうことだ?
井山さん。
鏡をのぞいて 時計の時間を
教えていただけますか?
(せき払い)
何時何分ですか?
11時30分。
振り返ってください。
12時30分…。
(歩美)黒田なんか
死んじゃえばいいのに
(風真の声) 3階の時計には
文字盤が書かれていませんでした。
そのため
見間違いを起こしたんです。
俺は間違っていたのか…。
AIでも 人の勘違いは
見抜けませんでした。
しかし それを利用して
彼女たちは ウソをついたのです。
なぜ そんなことを?
それは 彼女たちの関係に
ヒントがあります。
(今日子)また
(歩美)じゃあね
(アンナの声) あなたたちが
お互いに好きであることを
雪村先生は認めてくれた。
彼女たちは 雪村先生が
犯人と疑われてると思い
先生を庇うために
ウソの自白をしたんです。
(黒田)僕か陽子が
学校を辞めるしかないと思う
私が辞める
泣き声
(歩美の声)
黒田先生さえいなければ
雪村先生は
ずっと学校にいられるのに。
(歩美) だから
死んじゃえばいいって言ったら
ホントに そうなって…。
それに 雪村先生が
黒田先生を殺したって
刑事さんたちが疑ってたから。
雪村先生を守ろう
うん
それで ウソの自白を…。
これで アリバイがないのは
夏本さんと雪村先生に
絞られたってことだな。
はい そして2人は 事件当時
同じ階にいた可能性があります。
どういうことだ?
美術室に着いたら…
4階の自習室で…
同じ階にいたであろう2人が
なぜ互いに
同じウソをついたのでしょうか?
(千曲)
雪村先生 何を隠してるんだ?
黒田先生を殺していないなら
なぜ ウソをつくんだ?
もう 先生を責めるのは
やめてください!
黒田先生を殺したのは私です。
噂は本当です。
私は別れたいって言ったのに
聞いてくれなくて それで…。
それで私が突き落としたんです。
(雪村) レナちゃん!
何で そんなこと…。
夏本さん。
夏本さん。
雪村先生を庇いたいのは分かる
。
雪村先生を庇いたいのは分かる。
しかし その噂は ウソでしょ?
しかし その噂は ウソでしょ?
なぜなら…。
なぜなら…。
あなたは別の方と…。
あなたは別の方と…。
交際しているから。
交際しているからです!
(小声で) えっ そうなの?
♬~
彼女は犯人じゃありません。
平先生。
レナ もう よそう。
正直に話そう。
僕は ウソをついていました。
ホントは
レナと資料室で会っていました。
(千曲の声) じゃあ 雪村先生が
ウソをついてたってのは…。
(四万十の声)
夏本さんを庇うためか。
(風真の声) 自分の証言で
学校に来られなくなる
生徒が出て来る。
だから あなたは
ウソをついていたんですね。
(雪村) はい…。
おい 待て。
そしたら 全員アリバイありで
犯人がいないじゃないか。
(通知音)
風真さん。
ん?
AIが
証言の不一致を見つけました。
その証言映像を流してくれ。
(キーボードを打つ音)
その時間は 平先生と一緒に
資料を探していました。
あれ?
教頭先生
あなた ウソついてますよね?
教頭先生は 恐らく
平先生と夏本さんの交際に
気が付いていた。
(風真の声) それが公になれば
学校に来られなくなる
…とでも言って
平先生のアリバイづくりに
協力すると
話を持ち掛けたのでしょう。
はい その通りです。
でも 教頭の狙いは
別にありました。
それは あなた自身の
アリバイづくりのためです。
なぜなら
黒田先生を殺害した犯人は
南禅寺教頭 あなただからです。
(千曲) まさか…
何で あんたが黒田先生を?
私が推測するに 教頭は黒田先生に
特別な感情を抱いていた。
水没していたスマホの件を
思い出してください。
それは 絶対に見られてはいけない
情報が入っていたからです。
それから 教頭が使う
敬称の違和感。
黒田さんは 自殺として…
雪村先生と黒田さんは…
彼女は 他の教員を
○○先生と呼ぶのに
黒田先生のことは
「黒田さん」って呼んでいました。
あなたは ひそかに黒田先生に
恋愛感情を抱いていたのでは
ないでしょうか?
しかし 雪村先生と
付き合ってることを知り
別れるよう詰め寄った。
平先生に言ったように
学校をクビにすると
脅迫したのではないですか?
バカ言わないでください。
それに 私は彼を
どうやって突き落としたとでも
いうんですか?
生徒が 落ちて行く黒田先生を
見たと言ってるんだぞ。
時計の見間違いと一緒です。
見たものが 逆だったら?
(アンナの声) 美術室から
見当たらなくなった
デッサンモチーフが
1つ ありました。
それが
工事現場と同じブロック。
(風真の声) 昨日の昼
黒田先生は 教頭に呼ばれて
美術室の下にある
工事現場に来ました。
んっ…
(アンナの声)
盗んで 水没させたスマホを
窓の真下に置いておき…。
(風真の声) そして
彼が それを拾おうとした時
ベランダから
ブロックを落とした。
んっ…!
ドンという大きな音
(愛)人!?
(アンナの声) 美術室のブロックは
工事現場のものと
お な じ。
(アンナの声) 完全に紛れ込みました。
誰が見ても
黒田先生が落ちて来たって
錯覚するでしょうね。
(千曲) どこ行ってたんだ? 薫。
下の名前で呼ばないでください。
遅くなりました
工事業者からの聞き取り報告です。
薫さん お願いしたいことが
あるんですけど
業者の方によると
教頭が
ブロックの種類の選定を行い
昨日も 工事を取りやめるよう
連絡があったと。
つまり あなた以外
この殺人は不可能なんです。
(雪村) どうして…。
どうして 黒田さんを…。
許せなかったの。
お願い
今すぐ 雪村先生と別れて
そうじゃないと 私
このことを校長に伝えます
雪村先生が もう二度と
この仕事に就けないように
教育委員会にも報告します!
汚いですね
そんな脅しをされて 僕が
あなたと付き合うとでも?
申し訳ないですが
録音させてもらいました
これが世に出たら あなたこそ
立場が悪くなりますよ
(南禅寺の声) 私を…
私をフッた あの男に
人生を めちゃくちゃに
されそうになったの!
私は悪くない‼
雪村先生も黒田先生も
他の生徒たちも皆
自分の不利益を顧みず
庇おうとしていました。
あなたには
その理由が分かりますか?
その答えは
自分で見つけさせなきゃダメだ。
♬~
(姫川) 人が人のために
自分に不利なウソをつくか…。
そう! その気持ち!
その気持ちを姫ちゃんも…。
AIに その感情を学ばせれば
もっと精度が高いものが
つくれるってことですよね。
AIに学ばせる前に
まず お前が学べ。
姫川さん 風真さんのこと
ホントは大好きなんでしょう?
僕が? 風真さんを?
そうなの?
いや そんなわけないでしょ。
まぁ 嫌いではないですけど。
面白い謎解きも見れましたし。
ん?
えっ そうなの?
あっ!
姫ちゃん。
え?
気付いてたの?
あぁ…。
♬~
♬~
誰だ? 先回りしたのは…。
ごめんね… だましてて。
(レナ) 友達になれるかなって
思ったのに
全部 捜査だったんだね。
うん…。
誕生日もウソ?
誕生日はホント。
そっか…。
♬~
描き終わんなかったけど これ…。
誕生日プレゼント。
♬~
(ドアベル)
ふぅ…。
ふぅ…。
(クラッカーの音)
うわっ! ちょっ… 何!?
アンナ 19歳 おめでと~う!
おめでとう!
何? いきなり。
何? えっ? はっ!?
えっ ちょっ 何 何 何…?
サプライズ! おめでとう!
イェ~イ!
コングラッチュレーション!
何だよ 喜んでくれよ~。
朝から ずっと ケーキ作るの
大変だったんだぞ?
(風間の声)
大事な捜査 そっちのけでね。
いいね~
いや 違うの だって…。
お父さんに いつも
こうやって
祝ってもらってたから…。
(美神 始)サプラ~イズ!
うわ~!
(始)アンナ 誕生日おめでとう
はい カンパ~イ
心配するな。
始は絶対 見つけてやる。
来年は 先生と一緒に
お祝いしような。
アンナ。
♬~
ほら アンナちゃん 火 消して。
うん…。
(ドアベル)
(リンリン) ≪Drハオツーで~す≫
(リンリン) ご注文のスペシャルメニュー
持って来ました!
(マーロウの吠え声)
あっ… ちょっと
タイミング間違えたか?
リンリン やり直しま~す。
(マーロウの吠え声)
♬~
何か 覚えてること
ありませんか?
菅 容子さんねぇ
卒業してから
時々 講演に来てたけど
ここ何年も見てないなぁ
よし…
根こそぎ持ってくか
(井山の声) あの子は 生まれつき
体が弱くってねぇ。
(井山の声) いつも独りぼっちで
難しい本を読んでたなぁ…。
(スイッチを押す音)
(テープレコーダー)
はじめまして 菅 容子です。
(テープレコーダー: 容子)
私が遺伝子工学の道に
進むようになったきっかけは
自身の病気を解明するためです。
(テープレコーダー: 容子)
私は 高校2年生の時に
遺伝性大脳変性症
通称HSCMを発症しました。
(テープレコーダー: 容子)
今後 どの分野に進むか…。
♪~ Twinkle twinkle
little star
え? 何?
アンナとお父さんの思い出
♪~ How I wonder
what you are!