ナイト・ドクター #02【波瑠、田中圭、岸優太、北村匠海、岡崎紗絵】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ナイト・ドクター #02【波瑠、田中圭、岸優太、北村匠海、岡崎紗絵】[字][解][デ]

[夜に訪れるコンビニ受診患者の真実!?]夜間救急は普通じゃない!?昼夜逆転の生活で仕事も恋愛も上手くいかない。彼らが出す『普通』という言葉の答えとは?

番組内容
美月(波瑠)は大輔(戸塚純貴)の浮気現場を目撃。いつもと違う美月の様子は、深澤(岸優太)たちに見抜かれ、成瀬(田中圭)には職場に私情を持ち込むなと言われる。そんな夜、深澤と高岡(岡崎紗絵)は本郷(沢村一樹)にウォークイン当番を命じられた。ナイト・ドクターは重症患者だけでなく、昼の診察に行けない外来患者も診る。だが、緊急性のない患者の多さに深澤たちは辟易(へきえき)。
美月もウォークインに入ると、
番組内容2
帽子をかぶった男が来る。美月の父、哲郎(佐戸井けん太)だ。軽症者が気軽に来るなと父を叱る美月。深澤は鮎川希実(谷村美月)の子供、玲生を診察中。美月の声を聞いた希実は、そそくさと帰ってしまった。哲郎に声をかけた桜庭(北村匠海)は父娘事情を知る。哲郎の妻が13年前に亡くなったと知った桜庭は…。一方、美月は舌を噛んだ斎藤篤男(赤ペン瀧川)を治療。
美月が心配な哲郎は寮に押しかけ、深澤の部屋に居候。そんな
番組内容3
時、希実が再び玲生を連れて来た。深澤は玲生に異常を感じるが、この日のウォークインは美月。美月が玲生を診察していると斎藤が救急搬送されたと連絡が入り、そちらへ向かう。斎藤の治療を終え、抱いた不審点を話す美月に、深澤は玲生に黄疸が出ていなかったか聞く。本郷から診察時の様子を思い出すよう言われた美月は、希実の気になる仕草を思い出した。その頃、希実は玲生の診療について、夫の聡(笠原秀幸)ともめていて…。
出演者
波瑠、田中圭、岸優太(King & Prince)、岡崎紗絵 ・ 北村匠海 ・ 一ノ瀬颯、野呂佳代、櫻井海音 / 梶原善、真矢ミキ、小野武彦 / 沢村一樹 他
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/NightDoctor 
【公式Twitter】
https://twitter.com/nd_fujitv  
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/nd_fujitv/
スタッフ
【脚本】
大北はるか 
【音楽】
得田真裕 
【プロデュース】
野田悠介 
【演出】
関野宗紀 澤田鎌作 
【制作・著作】
フジテレビ第一制作部

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 普通
  2. 希実
  3. 美月
  4. 本郷
  5. 大丈夫
  6. 玲生
  7. 患者
  8. 子供
  9. 病院
  10. 桜庭
  11. 朝倉
  12. お願い
  13. お父さん
  14. 幸保
  15. 鮎川
  16. 玲生君
  17. ホント
  18. 医者
  19. 浮気
  20. コンビニ受診

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(救急車のサイレン)

(救急隊員)お願いします。

40代 男性
右大腿部を刃物で刺され

現場では
ショックが見られましたが

輸液で回復しています。
サチュレーションは

酸素投与して 98です。
分かりました。

(一同)1 2 3。

ベルト外しますよ。
(男性)はい。

傷 深そうですね。
誰に刺されたんですか?

(救急隊員)どうやら 奥さんに
浮気がバレたみたいで…。

浮気?

(大輔)《美月!?》

何 ぼけっとしてんだ。
さっさと採血しろ。

分かってます。
(本郷)違う。

ルート確保が先だ。
今まで 何 見てきた。

(桜庭)すいません。
(本郷)代われ。 俺がやる。

シース持ってこい。
(桜庭)はい。

(幸保)深澤 心電図 持ってきて。
了解。

もう!
すいません!

ごめんなさい!
(幸保)ポンコツ2人が…。

(男性)痛えな! ったく…。

どうして
浮気なんてしたんですか?

(男性)
えっ? 先生にもあるだろ?

毎日 味噌汁ばっかり飲んでると

たまに フカヒレスープを
飲みたくなる瞬間が。

ありません。
(男性)痛え!

ちょっと締め付けられますよ。
(男性)えっ?

い… 痛て! 痛え! つっ…。

ハァ… 今日も また
更新しちゃったよ ペコペコ回数。

ペコペコ回数?
いや 頭下げた回数のこと。

毎日 腰曲げ過ぎて 筋肉痛だよ。

分かるわ。

変なところで
共感し合わないでくれる?

それより 朝倉 何かあったの?
顔怖いんだけど。

どんな事情があるにしろ
職場に私情を持ち込むとは

ガキだな。
(桜庭)えっ 私情?

あっ ひょっとして 失恋?
違うから。

まだ その一歩手前だから。

じゃ 浮気されたとか? 彼氏に。

(桜庭)あっ 図星?
マジかよ。

こんな仕事してて まともに
恋愛なんかできるはずないだろ。

普通の人とは
生活リズムが違うんだ。

どうしたって
すれ違いが生まれる。

それに 四六時中 患者のことしか
考えてないやつと

付き合えると思うか?

(大輔)《24時間 365日
医者でいる必要ないでしょ》

《ごめん》

それは
つまり 私は普通じゃないと?

普通の人みたいに
恋愛がしたいなら

さっさと ナイト・ドクターなんか
辞めるんだな。

また それですか。
まあ まあ まあ まあ…。

はい あさひ海浜病院
救命救急センターです。

(救急隊員)笠松消防です。
6歳の男の子で

2時間前から
激しい腹痛を訴えています。

腹部の触診で緊張もあります。
受け入れ可能ですか。

受け入れろ。
運んでください。

(桜庭)あの2人ってさ…。
(幸保)昔 同じ救急にいたんでしょ。

あっ 元カレ元カノだったりして。

いやいやいや ないだろ。
いや 何 動揺しちゃってんの。

カワイイんだから。
してねえし!

高岡 深澤 ちょっと来い。

(救急車のサイレン)

先輩は 手 出さないでくださいね。
私が診ますんで。

(救急隊員)着きましたよ。
降りてください。

(子供)着いた!
(母親)今 着いた。

あっ 大丈夫 大丈夫。
あの 急患は?

(母親)この子です。 さっきまで
すごい おなか痛そうでさ。

マジ 心配で。
早く連れていけよ。

お前が診るんだろ?

(子供)うわ~。

今夜のウォークインの当番は
お前たちだ。

えっ?
(本郷)何だ 不服か?

私は ここに
技術を身に付けに来てるんです。

外来の軽症者の相手なら
深澤一人で十分じゃないですか?

いやいやいや さすがに一人で
この人数は無理です。

頼んだぞ。

それにしても
どうして 子供が こんなに…。

(幸保)今は 共働きの家庭が
増えてるでしょ。

親が
昼間に病院に連れていけない分

夜に 子供の受診が増えてるとか。

まあ でも その9割が軽症者で

そもそも 病院に
連れてくる必要すらない患者。

えっ それって…。

コンビニ受診?
夜間の時間帯や休日に

緊急性のない軽症者が
受診に来ること。 その典型例だ。

たぶん大丈夫そう。

≪(子供)先生 まだ?
≪どこが痛むかな?

ん~ ここかな?

(子供)う~ん… もう治った!

どこにも異常は見られませんし

おそらく 急に食べ過ぎたせいで
一時的に痛みが出たんでしょう。

安心して大丈夫ですよ。

やっぱり?
「やっぱり」?

(母親)いや 大したことないかなと
思ったんだけどさ 一応ね。

うち 車なくて。

ほら 救急車なら
呼んでもタダじゃん?

(子供)ママ アイス買って~。

もう 1個だけだよ。
(子供)え~ 1個だけ?

フゥ…。

(本郷)さっきの患者
大したことなくてよかったな。

ああいうコンビニ受診のせいで

ホントに治療を必要とする患者が
おざなりになったら

正直 腹立ちます。

どんな患者も受け入れる。
それが うちのモットーだろ。

でも…。
(本郷)今夜は ウォークインの患者

多そうだ。
落ち着くまで 朝倉も そっち回れ。

え~。

[どんな患者も受け入れる]

[でも 彼らは本当に
患者なのだろうか]

痛むのは右足ですね?
あっ はい…。

階段から落ちて
足が折れた… みたいです。

そうですか。

じゃあ ベッドに横になって
足を見せていただけますか。

あっ はい。

骨が折れてるかもしれないのに
普通に立てるんですね。

あの…。
ちょっと すいません。

いや ちょっ…。

やっぱり。

(希実)少し鼻水が出ていて
心配で…。

胸の音に異常ありませんし
熱もありません。

おそらく 鼻風邪でしょう。
安心して大丈夫ですよ。

すみません。 夜遅くに
鼻水ぐらいで連れてきてしまって。

(希実)昼間は 夫も私も仕事で
なかなか連れてこられないもので。

小さいお子さんは
ちょっとしたことでも心配ですよね。

大丈夫です
気になさらないでくださ…。

≪困るんですよ。
大したことない症状で

夜間に 病院に来られたら。

夜は ただでさえ
人手が足りないんです。

それを何ですか?
ちょっと 足 くじいたくらいで

わざわざ 受診して!
あり得ませんから!

おい。 患者さんに
何てこと言うんだよ。

そうだぞ 美月ちゃん。

「美月ちゃん」?
「ちゃん」って 美月に対して

妙に なれなれしい態度
じゃないのかな それは。

えっ。
あの この人は その…。

「朝倉」? えっ まさか…。

父です。
(桜庭)嘘!?

(哲郎)お邪魔して すみません。
あの でも… でもね あの

足くじいたのは本当なんですよ
これ 痛くて痛くて。

ここは もっと緊急性のある
重症患者が運ばれてくる場所なの。

お父さんみたいな軽症者が
気軽に来るとこじゃないの!

すみません 騒がしくて。
いえ やっぱり ご迷惑でしたよね。

えっ?
すみません もう大丈夫ですので

登園届にサインだけ下さい。
あした 保育園で必要になるので。

失礼します。

鮎川さん?

医者の父親が
コンビニ受診とは笑えるな。

ずうずうしいのは父親譲りか?

コンビニ受診ってさ
そんなに悪いことなのかな。

何 言ってんの?
そのせいで 世の中の医者が

どれだけ疲弊してるか
分かってんの?

でも 普通 不安だろ?
ケガしたり 具合が悪かったら

すぐに 医者に診てもらいたい
って思って 当然じゃない?

それは そうだけど…。

でも 軽症者の相手してる間に

本当に治療を必要としてる
重症者が

たらい回しになったりしたら…。

意味ないでしょ。

♬~

桜庭 何してんだ?
あっ いやいや…。

あの ちょっと トイレに。

♬~

朝倉先生のお父さん。

おお 君は…。

娘さんの同僚の桜庭です。

足のケガ 大したことなくて
よかったですね。

ええ… それなのに
受診してしまって 申し訳ない。

あっ いえいえ。

娘さんに
会いたかったからですよね。

えっ?

カルテ 拝見しました。

埼玉のご実家から わざわざ
うちの病院に来るなんて

何か 事情でもあるんですか?

実は 私 美月の今の仕事には
反対しておりましてね。

えっ?

娘が 夜遅く働くなんて

親としてみれば
心配じゃないですか。

もっと普通の病院で
働けないのかって

美月に
そう言ったんですけどもね

逆ギレされてしまいまして…。

あの 容易に想像できます。

んっ?

あっ すみません。

それ以来
いくら連絡しても出ないし

家も いつの間にか
引っ越してしまって。

こういうときにね
妻がいてくれればと思うんですが。

あの その奥さまは…。

亡くなりました 13年前に。

(哲郎)どうかされました?

あっ いえ…。

どうされましたか?

舌を かんじゃひまひて…。

はい?

あっ 舌をかんじゃったんですね。

痛そうですね。

すぐに治療しますから
安心してくださいね。

はい じゃあ
口をおっきく開けてください。

はい じゃあ 今度は
舌を出してください。

(ドアの開く音)

(桜庭)あっ お疲れ。
お疲れ。

どうしたんだよ 2人とも。

コンビニ受診のオンパレード。
あり得ない。

左に同じ。

まあ そんな夜もあるよね。

俺は結構 ウォークインの患者
合ってるかも。

深澤は ただ チキンなだけでしょ。

チキン?
失敗することを恐れて

難しい処置は何もしようとしない
チキン。

言うねぇ。
そんなんじゃ 昼間の連中に

いつまでたってもスペアだとか
2軍3軍って言われるよ。

(バイブレーターの音)

≪浮気した彼氏から?

電話 出ないとか
朝倉も案外 チキンなんだな。

デリカシーないやつ。
≪「浮気した彼氏」!?

お… お父さん…。

美月 お前 まさか
あの大輔君に浮気されたのか?

仏様のように心が広くて 優しい
あの大輔君に浮気されたのか?

お父さんには関係ないでしょ。

(哲郎)夜間勤務なんか やめろ!

だいたい 夜中に働く意味が
どこにある?

酔っぱらいとか やくざとか
危険な患者も多いだろうし

第一 体 壊したらどうすんだ。

お父さんな お前に何かあったら
お母さんに顔向けできないよ。

お前には
普通に幸せになってほしいんだよ。

余計なお世話。

娘の職場に押し掛けてくるとか
あり得ないから。

あと 定年して暇だからって
首 突っ込んでこないで。

美月!

なあ。
何?

あっ… お父さんにさ

ちょっと冷た過ぎるんじゃない?
あの…。

朝倉のこと心配して
言ってくれてるわけだしさ。

違う。 そうじゃない。

えっ?

あの人は 罪滅ぼしがしたいだけ。

どういう意味だよ。

うちのお父さん
あの夜 家にいなかったから。

経営してた工場が つぶれて

田舎で 親戚がやってる旅館で
住み込みで働くことになって。

給料 低い上に 単身赴任。

お母さんは昼間 パートしながら
家のこと全部一人でやって

私を育ててくれた。 でも…。

《お母さん!》

お母さんが倒れたのは

無理をさせた自分のせいだって
思ってるみたい。

だから 私には
とにかく 無理するなって

もう うるさくて。

医者になることすら反対された。

だいたいさ 普通の幸せって何?

えっ?

私たちって
そんなに普通じゃないのかな。

みんなが働きに出るころ
俺らは家に帰って

ようやく 布団に入って
眠りにつくんだ。

そんな生活してるやつ
どう考えたって普通じゃないだろ。

大輔?

ひょっとして…。

あっ じゃあ 俺 失礼します。

ホントに ごめん!

どんだけ言い訳 並べても
許してもらえないっていうのは

分かってる。
でも… ホントに ごめん。

どうして?

そりゃ 私たち 会える時間
少なかったと思うけど

それなりに仲良くやってたよね?

何で あんなことしたの?

俺にも分からない。

でも…。

さみしかったんだと思う。

えっ?

俺は ただ 美月と
普通のカップルみたいに

デートがしたかったんだ。

ごめん。

私の方こそ ごめん。

えっ?

私 大輔のこと
全然 大事にしてなかったね。

美月は悪くないよ。

俺が悪かったんだ。

大輔…。

今まで ありがとう。

仕事 頑張れよ。

♬~

(泣き声)

チッ…。

あれ? 何してんの? 今 帰り?
シッ シッ… シー。

おっ やっほー。

聞いてたんですか?

さ… 最低!

あ~ ごめん。

俺 やっちゃった?

どうして…。

どうして こんなことに…。

(泣き声)

(チャイム)

大輔!?

大輔…。
(哲郎)やあ。

いや せめてね
朝飯ぐらい一緒にと思ってさ…。

≪(哲郎)あれ? 今 泣いてたね。

おい! 美月?

≪(ノック)
≪(哲郎)美月! 大丈夫か?

≪(哲郎)
あれ? 開け… 開けなよ。 美月。

ちょっと開けてくれよ。

(ノック)
(哲郎)美月。 美月?

あの!

大丈夫ですか?

あっ 君…。

ちょっと失礼するね。
えっ?

ちょちょちょっ…
ちょっと お父さん。 あっ。

どうして 僕が
料理させられてるんですかね。

お父さんが買ってきた食材
ですよね。

だって
そこ 君んちのキッチンだろ?

勝手に使っちゃ悪いじゃないか。

親子揃って
ホントずうずうしい…。

美月のやつ 大丈夫かな。

泣いてたな。

お~! 君 料理うまいんだね。

シェフの方が
向いてたんじゃないの?

自分でも そう思います。

よし じゃあね
美月にも ちょっとお裾分けを。

あっ お父さん。

あの 娘さんも
一人になりたいときって

あると思いますので…。

まずは 食べてからにしましょう。

ねっ。
そうだね。

はい。

いただきまーす。
いただきます。

うまい!

へえ~ 今の彼女も
この手料理で落としたね。

はっ? 彼女?
同棲中なんだろ。

コスプレ好きか。

違います 違います! 妹のです!

妹?
はい。

でも 今は
うちの病院で入院してて。

お薬かえますね。
生まれつき病気で

小さいころから
入退院を繰り返してて。

俺が面倒を見てるんです。

あっ そうなのか…。

えっ じゃ 君 それで医者に?

まあ 妹を元気にしてあげたいと
思ったのが きっかけですかね。

ふ~ん。

実際は何もできない
駄目医者ですけど。

いや…。

美月はね 子供のころ

小学校の先生になるのが
夢だったんだ。

えっ?

まあ ちょっと
あることがあってね。

それで 医者を志すようになった。

もしかして…。

奥さまのことですか?

すみません
娘さんから伺いました。

うん…。

いや… ホントに情けない話だよ。

あのとき 私は
何にもできなかった。

もし 私が家にいて

あの子一人に
あんな思いをさせてなかったら

美月 今頃 何してたかなって
時々 思うんだ。

もっと普通の仕事 選んでさ

普通に恋して
結婚だってしてたかもしれない。

あの子の未来をな

何だか変えてしまったような気が
しててさ。

♬~

♬~

(大輔)《俺は ただ 美月と

普通のカップルみたいに
デートがしたかったんだ》

《そんな生活してるやつ

どう考えたって
普通じゃないだろ》

《普通に
幸せになってほしいんだよ》

普通 普通 普通…。

普通って 何?

♬~

(幸保)あっ イチゴのスフレパンケーキかな。
あ~ でも

チョコバナナパフェも捨てがたい!
(北斗)両方 頼んだら?

えっ?
(北斗)2人で半分こしよう。

うん。 ありがとう。

すみません。
(店員)はい。

イチゴのスフレパンケーキと チョコバナナパフェ。
(バイブレーターの音)

あと ブレンド2つお願いします。
(店員)かしこまりました。

ねえ 北斗はさ
浮気したりしないよね?

はっ? 何だよ 急に。
(幸保)夜 働く北斗のために

生活リズムまで合わせてる彼女
裏切ったりしないよね?

当たり前だろ。

そうだよね…。

(北斗)ティラミスパンケーキっていうのも
おいしそうだね。

(いびき)

(いびき)

どんだけ ずうずうしいんだよ…。

(いびき)

おはようございます。
(一同)おはようございます。

はい これ。

えっ?
お父さんから。

大好物の唐揚げ入りだって。

娘が口を利いてくれるまで
帰らないって言ってたぞ。

えっ? あれから ずっと
うちのお父さん かくまってたの?

「かくまってた」って…
犯罪者じゃないんだからさ。

ホントごめん。

(桜庭)美月ちゃんのお父さん
まだ 帰ってなかったんだね。

相変わらず でっか過ぎ。

これ食べるたび
顎 外れそうになるんだよね。

話くらいしてやれよ
たった一人の親なんだし。

もっと大切にした方が…。
余計なお世話。

さっさと
追い返してくれていいから。

待ってよ。
心配してくれる親がいるってさ

すげえ幸せなことだと思うよ
俺は。

着替え 行ってくる。

(ドアの閉まる音)

ねえ 深澤ってさ 親いないのかな。

えっ?

だって
妹の… 心美ちゃんだっけ?

いつも
深澤一人で世話してるよね。

(八雲)そうか それはよかった。

どうかしましたか?

あの ちょっと よろしいですか。

(八雲)
彼女が幼稚園のころだったかな。

私が まだ 救急医として
ここで働いていたとき

何度か 彼女が運ばれてきて
それからかな。

じゃあ 深澤先生は
心美ちゃんと ずっと2人で?

深澤先生が高校生のころ

ご両親が事故に遭って
亡くなってね。

周りの親戚は
かなり反対したみたいだけど

深澤先生は
絶対 自分が医者になって

妹を養うと
聞かなかったみたいで。

幾つもバイトを掛け持ちしながら
医大を卒業した。

そんな根性のあるタイプ
だったんですね。

(八雲)自分のためには頑張れない。

でも 誰かのためなら頑張れる。

どう? 救急医に向いてると
思わないかい?

さあ… どうでしょう。

ハハハ。

お大事に。
(男性)ありがとうございました。

≪(希実)お願いします。

鮎川さん?

(希実)あっ 先生。

玲生君
また どこか具合悪いんですか?

あっ ちょっとだけ熱があって。

これは…。
鮎川さん どうぞ。

(希実)はい。 失礼します。

肺炎じゃなさそうですし
ただの風邪ですね。

あっ そうですか。

すみません 風邪なんかで
こんな時間に…。

あっ いえいえ。

(希実)あの 登園届に
サインをいただけますか。

うちの保育園 熱が出た場合

風邪だっていう証明がないと
この子を預けられないんです。

分かりました。
玲生君 今 書くからね。

あっ すみません。
臭いますね…。

あっ どうぞ
おむつ ここで替えてくださいね。

すみません。
おむつ替えようか。

すぐ替えてあげるからね。
待っててね。

えっ…。
どうかされましたか?

あっ いえ…。

朝倉先生 ちょっと。

すいません。

先生が以前 治療された
斎藤さんという患者さんが

緊急搬送されてくるそうです。
斎藤さん?

あっ あの舌をかんでケガした?
(新村)はい。

今度は 自分で かみ切って
重傷だそうで…。

かみ切るって… すぐに行きます。
(新村)はい。

すみません
登園届 後でお渡しするんで

待合室で お待ちください。
あと おむつは あの容器に。

♬~

(斎藤)ああー!

斎藤さん 大丈夫ですか?

今 処置しますからね。
縫合セットお願いします。

舌かみ切るとかヤバいじゃん。
超痛いじゃん。

自傷行為か。
何で 舌を?

口の中 診ますね。 失礼します。

口の中 ゆすぎましょう。

すいません。
(斎藤)ああ… うっ…。

(桜庭)斎藤さん 大丈夫だった?

うん。
縫合して もう 容体も安定してる。

でも かみ跡っていうのかな
何か 違和感が…。

どういうことだ。

歯形の向きが 自分で
かんだにしては逆っていうか。

むしろ 誰かにかまれたみたいな。

かまれた!? 誰に?

さあ。

なあ 朝倉。
鮎川さんのお子さん

玲生君 どうだった?
うん ただの風邪。

保育園に預けたいから
登園届にサインが欲しいって。

いるよね そういう自己都合で
コンビニ受診しちゃう

ワーキングママ。
何だったんだろう…。

あの黄疸っぽい感じ。

黄疸?
玲生君 顔全体が

何だか 少し
黄色い気がしたんだよね。

えっ?
(幸保)少し 顔色が

悪かっただけじゃなくて?
まあ そうかもしんないけど…。

(桜庭)何だよ はっきりしないな。

もし 本当に黄疸だったら
別の疾患の可能性があるだろ。

(本郷)朝倉。
患者を診察したときに

何か気になったことは
なかったか?

何でもいい。 思い出せ。

《えっ…》
《どうかされましたか?》

《あっ いえ…》

これは…。

便が白い。 まずいな。

すぐに
患者に再診するよう伝えろ。

はい。

玲生君!?

すみません。

ただいま。

(聡)おかえり。

もう 洗い物ぐらいしといてよ。

こっちだって
今 帰ってきたんだよ。

玲生は? また 熱?

うん。

ったく… そんなことぐらいで
わざわざ 病院 連れてくなよ。

しかも こんな時間に。
非常識だと思われるだろ。

仕方ないでしょ。 他にも 社内で
子育てしてる人なんて

たくさんいて
みんな 夫が協力的だったり

実家のサポートがあったりして
普通に働いてる。

私だけ休むわけには…。

サポートできてない俺が悪いって
言いたいのか?

違う そういうことじゃ…。
(聡)母親なら 子供優先しろよ。

私だって そうしたい。
聡の稼ぎが もっとあれば

こんなに無理して働く必要だって
ないのに…。

もういい。

寝る。

(ドアの開閉音)

(バイブレーターの音)

(希実)こんな時間に誰だろう…。

☎(呼び出し音)

(玲生の泣き声)

(希実)どうしたの?
(聡)なあ 玲生のやつ

また 白い便してるんだけど。
(希実)えっ。

(聡)ちゃんと 医者に聞いたのか?
(玲生の泣き声)

ミルクの飲み過ぎかなんかでしょ。

(聡)熱もあるし 心配だな…。

だったら 聡が
あした病院に連れてってよ。

えっ? いや 俺は仕事が…。

私だって 仕事がある。

会社でも 保育園でも 病院でも

もう あちこちで頭下げるの
疲れた…。

(聡)希実。

(希実)何だろう…。

(聡)玲生? 玲生?

玲生!

お願いします。
≪動きますよ。

♬~

朝倉。 鮎川さんから
折り返しの連絡あったか?

いえ。


コンビニ受診する患者のことを

どこか 非常識な人たちだって
思ってました。

その雰囲気が 鮎川さんにも
伝わっちゃったんだと思います。

だから…。

《どうかされましたか?》
《あっ いえ…》

朝倉…。

はい あさひ海浜病院
救命救急センターです。

(救急隊員)1歳男児
意識障害での受け入れ要請です。

一度 あさひ海浜病院を受診され
風邪との診断で帰宅。

その後 徐々に意識レベル低下。

現在 JCSで20 血圧 触診で80
心拍数140

名前は 鮎川 玲生君です。

玲生君…。

(本郷)すぐに連れてきてください。

朝倉 行くぞ。

はい。

(救急車のサイレン)

(救急隊員)状況変わりありません。
分かりました。

(希実)先生! 玲生に何が…。

今から診察します。
中の受付で お待ちください。

お願いします!
玲生を助けてください!

お願いします!
(希実)お願いします!

5mm 胆管が拡張してる。

先天性胆道拡張症の可能性が高い。

発熱していたのは
おそらく 胆管炎が原因だな。

ホントに
ただの風邪じゃなかったんだ。

(本郷)
子供は よく発熱するからな。

今回も ただの風邪だと
どこか決め付けて診察した。

違うか?
すみません。

腹膜刺激症状もあるな。

胆道破裂を
起こしてるかもしれない。

(本郷)ドレナージが必要だ。
外胆汁瘻の造設するぞ。

本郷先生がオペをするんですか?
小児外科医に連絡した方が…。

敗血症が進行してる。
待ってる時間はない。

でも 普通 こういうときは
専門医に任せた方が…。

普通?

今 この病院を任されてるのは
俺たちだ。

何が普通かは 俺たちが決める。

(本郷)成瀬 サポートに入れ。
はい。

本郷先生。

私も
サポートに入らせてください。

お願いします。

玲生君を 助けたいんです。

ついてこい。

麻酔の準備 お願い。

(幸保)分かった。

玲生!
(聡)玲生!

(希実)玲生…。
(聡)玲生!

玲生!
(聡)玲生!

(看護師)鮎川 玲生君 入室します。

ショックだが 輸液に反応してる。
今なら可能性はある。

はい。

(本郷)鑷子。
(看護師)はい。

(本郷)やはり 胆道拡張だ。

ピンホールの胆道破裂を
起こしてる。

じゃあ 胆道ドレナージを?

(本郷)体力の少ない乳児だ。
1時間以内に終わらせるぞ。

はい。
(本郷)ケリー。

(看護師)はい。
(本郷)朝倉 視野出ししてくれ。

はい。 自在鈎。
(看護師)はい。

(本郷)メッツェン。
(看護師)はい。

(本郷)ここ 見せてくれ。
はい。

聡…。

大丈夫。 大丈夫…。

♬~

(本郷)ケリー。
(看護師)はい。

(本郷)朝倉 持ってくれ。
はい。

(本郷)メス。
(看護師)はい。

温生食 3, 000 用意してください。
(看護師)はい。

(本郷)成瀬 この先 吸引してくれ。
はい。

(桜庭)玲生君の手術 どうだった?

無事 終わったよ。

よかった~。

まさか 深澤の言うとおり

ホントに
黄疸の症状が出てたとはね。

さすが 元内科医!
いや…。

あと少し 気付くのが遅かったら
命が危なかった。

何をもって
重症患者なんだろうな。

ひととおり
医学を学んだ俺たちでさえ

見落とす危険性のある
病気だった場合

何の知識もない素人が
重症だと気付けるはずがない。

(桜庭)確かに。

ホントに大丈夫かどうかは

きちんと診断してみないと
分からないってことだよね。

たとえ 一見
コンビニ受診に見えたとしてもさ。

♬~

(舞子)深澤先生。

面会したいって方が
いらしてますけど。

えっ。

朝倉のお父さん。

おっ。 いや こんなとこまで
押し掛けてきて ごめんね。

いえいえ…。
はい これ。

えっ?
長居して ごめんね。

いや うちの観葉植物に

水あげられてないのを
思い出してさ。

そろそろ 帰るわ。

そうですか。

美月は? どうしてる?

(希実)ごめんね 玲生。

ママが
もっと早く気付いてれば…。

それは違います。

私が もっと

あのとき 鮎川さんのお話を
ちゃんと聞いておくべきでした。

本当に申し訳ありません。

(希実)先生 違うんです。

(希実)私…。

めんどくさいって
思っちゃったんです。

えっ?
(聡)希実?

しょっちゅう 保育園から
玲生が熱 出したって

連絡が来て
そのたびに慌てて早退して。

病院に連れていきたくても

夕方には閉まっちゃう病院が
ほとんどで…。

でも 軽い症状で
夜に病院に連れていけば

非常識な親だって
思われるんじゃないかって。

いろんなところに気を使って
頭下げて 疲れて…。

玲生の異変に
ちゃんと向き合おうとしなかった。

希実…。

他の人は みんな
普通にできてるのに…。

普通って 何なんですかね。

えっ?
普通じゃないことをすると

非常識って
いわれたりするじゃないですか。

周りから 白い目で見られたり。

でも 普通なんて
簡単に変わるものなんですよね。

ちょっと前までは
女性は結婚して 子供を産めば

家庭に入るのが普通でした。

だから 昼間に
子供を病院に連れていけた。

でも 今は 鮎川さんのように

女性が外に出て働くのが
普通になった。

それなのに まだ

昼間に病院に連れていくのが
普通っていわれたら

そんなの矛盾してますよね。

先生…。

普通なんて 時代や社会によって
簡単に変わるのに

そんなものに
振り回される必要って…。

あるんですかね。

希実… ごめん。

えっ?

(聡)俺も 希実に
母親なら 普通こうするだろとか

そんなことばっか言って
希実のこと追い詰めてた。

ちゃんとできてないのは
俺の方だよ。

今は 男だって
育児をやって当然なのに…。

上司の顔色ばっかりうかがって…。

希実に頼って 逃げてた。

聡…。

(聡)これからはさ

他の家庭を
まねするんじゃなくて

俺たちが どうしたいかを基準に
決めていけばいいんだよな。

(聡)玲生のために。

うん そうだね。

(聡)うん。

彼女…。

俺なら 怖くて 逃げ出したくなる
ようなことでも

平気で向かっていくんです。

今日も あの子のオペのサポートを
率先して 名乗り出て。

確かに きっかけは

お母さんの悲しい出来事が
あったからなのかもしれません。

でも 僕には

今の彼女は 自分がやりたくて

ナイト・ドクターを
続けているように見えます。

♬~

まだ 帰ってなかったの?

いくら何でも
私の同僚に迷惑 掛け過ぎ。

もう 帰るさ。

そして 二度と邪魔しない。

えっ?
お前にとっては

たとえ 嵐の中だろうが
真夜中だろうが

患者を救う。
それが普通なんだよな。

んっ。

飯ぐらい ちゃんと食えよ。

だから でか過ぎ。

《心配してくれる親が
いるってさ

すげえ幸せなことだと思うよ
俺は》

♬~

お父さん!

美月。

ありがとう。

あっ おにぎり

顎が外れそうに
なるかもしれないけど

ちゃんと食べるから。

♬~

♬~

どっか行くんですか?

コンビニに。

あの!

何だ?
その…。

《昔 同じ救急にいたんでしょ》

《あっ
元カレ元カノだったりして》

朝倉先生と…
昔 何かあったんですか?

はっ?
いや その 2人 しょっちゅう

いがみ合ってるといいますか…。

ケンカするほど仲がいい
といいますか…。

俺は ここに働きに来てる。

お前みたいな
よこしまな気持ちは一切ない。

ですよね。

≪(子供たちの声)

(ホイッスルの音)

≪《どういうことですか!?》

《成瀬先生!
話が違うじゃないですか!》

《ねえ! どうして… 何でよ…》

(子供たちの声)

♬~

≪何してんだよ。
引き継ぎ始まるぞ。

昔はさ この辺り一帯
真っ暗だったんだよね。

それが普通だった。

えっ? 何の話?

でも どっかの偉い人が

夜に明かりをともす
電球を発明した。

あっ エジソンな。

そう。
そのエジソンのおかげで

今は ほら
こんなにキラキラしてる。

今は 夜でも明るいのが当たり前。

やっぱり 普通は
変えられるんだよ。

いつかさ 昼間 忙しい人たちが

気軽に
夜の病院に来られるような…。

むしろ それが普通になるときが
来るといいよね。

いや… きっと来る。

♬~

[あの窓明かり一つ一つに

いろんな事情を持つ人たちが
いて

彼らにとっては
重症も 軽症もない]

念のため もう一度だけ
おなかの診察させてください。

えっ 大丈夫だよ。
帰らせてくれよ。

駄目ですよ。

[たとえ
どんな患者でも受け入れる]

[それが私の目指す 普通だ]

外側と内側 どちらが痛みますか?

≪外側… いや 内側かな。

分かりました。 念のため
レントゲン撮っておきましょう。

≪(幸保)どう?
≪(子供)ん~。

分かんない。
(幸保)えっ 分かんない?

じゃ こっちは?

(子供)分かんない。
(幸保)え~。

こいつらも
お前を反面教師にしたみたいだな。

(救急隊員)20代 男性
大学キャンパスの4階から墜落。

腰部を強打し ショック状態です。
分かりました。

移します。
(一同)1 2 3。

深澤 輸血の準備をお願い。

はい。

♬~

♬~

おい。 おい 大丈夫か?

あっ… 大丈夫 大丈夫。

ちょっと トイレに。
うん。

♬~

(桜庭)[どんなに願っても
変えられないことはある]

[どんなに願っても

普通に生きられない人だって
いる]

[世の中は 不公平で満ちている]

♬~

♬~

はい あさひ海浜病院
救命救急センターです。

☎(松本)元町警察署 生活安全課の
松本と申します。

ちょっと お話よろしいですか。
はい。

☎この辺りで
変質者が出没していると

通報がありまして。
変質者?

☎昨日
夜道で襲われた女子高生が

その男に 無理やりキスをされ
抵抗しようと

舌をかみ切ったという
証言がありまして

そちらを
受診してる可能性があります。

何か その男の特徴は?

☎今 写真を送ります。
お願いします。

♬~

傷は 問題なさそうですね。

また来ますね。

斎藤さん?

朝倉 離れろ!
そいつ 変質者だ!

えっ?

うおっ…。

♬~

♬~